JPH0596637U - シール装置 - Google Patents

シール装置

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JPH0596637U
JPH0596637U JP036448U JP3644892U JPH0596637U JP H0596637 U JPH0596637 U JP H0596637U JP 036448 U JP036448 U JP 036448U JP 3644892 U JP3644892 U JP 3644892U JP H0596637 U JPH0596637 U JP H0596637U
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JP
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seal ring
ring
piston
cylinder
pressure
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JP036448U
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緒方千代太
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Nok Corp
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でシール性を確保することができ
るシール装置を提供する。 【構成】 シリンダ11内にピストン12を往復動自在
に挿通する。ピストン12の装着溝10にシール装置1
を装着する。シール装置1は弾性リング2と、その外側
に設けるシールリング9とで形成する。弾性リング2は
断面レ字状をなしリップ部3を有する。シールリング9
はカット部を有する第1シールリング7と第2シールリ
ングとで形成する。弾性リング2のリップ部3に、外方
に突出してシールリング9のカット部に係合可能な突起
5、6を形成する。突起5、6は互いに周方向に180
°ずれた位置に形成される。突起5、6でシールリング
9の回転が阻止されるため、第1シールリング7と第2
シールリングのカット部が一致することはない。よっ
て、カット部より圧力が漏出することが防止され、シー
ル性を確保することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はシール装置に関し、特に、相対移動可能な2部材間に設けられるこ とにより両部材間をシールするもので、例えばポンプ、アクチュエータ、スター リングエンジン等において構成されるピストンや軸に装着されてシリンダとの間 をシールするシール装置に関するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
従来この種のものとして、例えば図5および図6に示してあるようなシール装 置41がある。
【0003】 すなわち、図5および図6に示してあるシール装置41は所謂一方向性のシー ル装置であって、断面がレ字状をなす弾性リング42と、この弾性リング42の 外側に設けられるシールリング49とからなり、シールリング49は、カット部 47aを有する第1シールリング47と、カット部48aを有するとともに、第 1シールリング47に連設される第2シールリング48とで形成したものである 。
【0004】 そして、このシール装置41を一方の部材であるピストン52に形成される装 着溝50に装着することにより、他方の部材であるシリンダ51との間がシール 装置41でシールされるようになっている。
【0005】 図5および図6において、一方の部材であるピストン52は、他方の部材であ るシリンダ51の内部にわずかに離間した状態で往復動自在に挿通され、このピ ストン52によってシリンダ51の内部が2室に区画されるようにしている。
【0006】 このピストン52にはその外周面側に開口する環状の装着溝50が形成され、 この装着溝50内にシール装置41が装着される。
【0007】 この装着溝50に装着されるシール装置41は、弾性リング42とシールリン グ49とで形成される。
【0008】 シール装置41の一方を形成する弾性リング42は、ゴム等で形成されて弾性 を有しているもので、環状をなす固定部44の下端部に外方へ延出するリップ部 43が環状に形成されて、全体として断面がレ字状の環状部材となるようにして いる。
【0009】 そしてこの弾性リング42の外側に、シール装置41の他方を形成するシール リング49が設けられる。このシールリング49は、比較的弾性変形の少ない金 属や合成樹脂等を素材として形成された第1シールリング47と第2シールリン グ48とからなるもので、弾性リング42のリップ部43に接触した状態で第1 シールリング47と第2シールリング48とが連設されて形成されている。
【0010】 シールリング49を形成する第1シールリング47および第2シールリング4 8はそれぞれカット部47a、48aを有し、このカット部47a、48aで第 1シールリング47および第2シールリング48の周上の一部が切り離された状 態となっており、このカット部47a、48aによって、第1シールリング47 および第2シールリング48はそれぞれその径方向の弾性変形が可能となってい るものである。
【0011】 この第1シールリング47および第2シールリング48を連設する場合には、 第1シールリング47のカット部47aと、第2シールリング48のカット部4 8aとが連続しないように、それぞれのカット部47a、48bを互いに周方向 にずらした状態にしておく。
【0012】 この場合、シールリング49は、その厚さがピストン52の装着溝50の幅よ りも小さくなるように、第1シールリング47および第2シールリング48の厚 さをそれぞれ設定しておく。
【0013】 そして、上記のように弾性リング42とシールリング49とで形成されたシー ル装置41はピストン52の装着溝50に装着したのち、このピストン52をシ リンダ51の内部に挿通することにより、シール装置41がピストン52とシリ ンダ51との間に介在することとなる。
【0014】 このとき、シールリング49はその外径がシリンダ51の内径よりも若干大き く形成されているため、シールリング49がピストン52とともにシリンダ51 の内部に挿通されたときには、シールリング49は径方向内方へ圧縮された状態 となっている。
【0015】 従ってこの場合、シールリング49はその弾性力によって径方向外方へ拡がろ うとし、これによって、シールリング49の外周面がシリンダ51の内壁に当接 した状態となっている。
【0016】 この他方では、弾性リング42の固定部44が、その弾性力で装着溝50の底 面を締め付けた状態でピストン52に固定される。
【0017】 なお、52aはシャフトである。
【0018】 このシール装置41は、上記のようにピストン52の装着溝50に装着される ことにより、シール装置41がピストン52とシリンダ51との間に介在するこ ととなり、シールリング49の外周面でシリンダ51の内壁と摺動することによ り、ピストン52が往復動自在な状態で一方向性のシール状態が得られるように なっている。
【0019】 まず、常態にあっては、シールリング49は、弾性リング42の弾性力によっ て、固定部44がピストン52を締め付けて装着溝50の底面に当接し、またリ ップ部43が第1シールリング47および第2シールリング48よりなるシール リング49の内周面に当接した状態となっていて、さらに、シールリング49の 外周面がシリンダ51の内壁に当接した状態となっている。
【0020】 そして、図5において、ピストン52で区画されたシリンダ51内の一方の空 所Aの圧力が他方の空所Bの圧力よりも相対的に大きくなった場合(Aの圧力> Bの圧力)、このときの圧力差によってシールリング49が装着溝50の一方の 側面50bに当接して、シールリング49の端面と装着溝50の他方の側面50 aとの間に環状の隙間を形成するようになる。
【0021】 すると、シリンダ51内の空所Aの圧力は、ピストン52とシリンダ51との 間に存在する環状の隙間51aを介して、装着溝50の側面50aとシールリン グ49との間の隙間を通って、弾性リング42の固定部44とリップ部43との 間に形成される空所53に導かれるようになり、この空所53に導かれた圧力が 弾性リング42の固定部44およびリップ部43に作用することとなる。
【0022】 すると、空所53に導かれた圧力の作用によって、弾性リング42の固定部4 4およびリップ部43が拡げられるようになるため、固定部44はピストン52 の装着溝50の底面を、またリップ部43はシールリング49をそれぞれ押圧し て密着するようになり、これによって、そのそれぞれの当接面がシールされるこ ととなる。
【0023】 このとき、シールリング49は、空所53に導かれた圧力の作用によって、弾 性リング42のリップ部43を介して押圧力を受けているため、この押圧力によ ってシールリング49が径方向外方に拡開されてその外周面がシリンダ51の内 壁に圧接されるようになり、これによって、その接触面である摺動面がシールさ れることとなる。
【0024】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも大きいときには、ピストン5 2とシリンダ51との間がシール装置41でシールされることとなり、シリンダ 51内の空所Aの圧力が空所Bに漏出することを阻止するようになっている。
【0025】 次いで、ピストン52で区画されたシリンダ51内の一方の空所Aの圧力が他 方の空所Bの圧力よりも相対的に小さくなった場合(Aの圧力<Bの圧力)、こ のときの圧力差によってシールリング49が軸線方向に移動して装着溝50の他 方の側面50aに当接し、シールリング49の端面と装着溝50の一方の側面5 0bとの間に環状の隙間を形成するようになる。
【0026】 すると、シリンダ51内の空所Bの圧力は、ピストン52とシリンダ51との 間に存在する環状の隙間51bを介して、装着溝50の側面50bとシールリン グ49との間の隙間を通り、弾性リング42のリップ部43の外周面に作用する ようになる。
【0027】 このとき、リップ部43の外周面に作用する圧力は、リップ部43と固定部4 4との間に形成される空所53内の圧力よりも大きいため、作用する圧力によっ てリップ部43が径方向内方に圧縮されて、リップ部43とシールリング49と の間に隙間を形成するようになる。
【0028】 従って、空所Bの圧力は、ピストン52とシリンダ51との間の隙間51b、 および装着溝50の側面50bとシールリング49との間の隙間を介して、弾性 リング42のリップ部43とシールリング49との間の隙間を通り、さらに装着 溝50の側面50aとシールリング49との当接面のわずかな隙間を通じて、ピ ストン52とシリンダ51との間の隙間51aより空所Aへ導入されることとな る。
【0029】 また、この他方では、弾性リング42のリップ部43が圧力の作用で径方向内 方に圧縮されることに伴って、リップ部43のシールリング49に対する押圧力 が低下するため、シールリング49の外周面とシリンダ51の内壁との接触面に 隙間が生じ易くなり、この隙間によって、空所Bの圧力が空所Aに移動すること を許容するようにしている。
【0030】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも小さいときには、シール装置 41はピストン52とシリンダ51との間のシール状態を解除することとなり、 シリンダ51内の空所Bの圧力が空所Aに導入されるようになっている。
【0031】 以上のようにして、シリンダ51内の空所Aの圧力が大きいときには圧力が空 所Bに流出することを阻止し、また空所Aの圧力が小さいときには空所Bから圧 力を補うようにすることにより、空所Aは全体的に平均圧力を向上させることが できるようになるものである。
【0032】 しかしながら、上記のようなシール装置41にあっては、その使用中にシール 性が低下する恐れがあった。
【0033】 すなわち、上記のシール装置41はシール性を向上するために、第1シールリ ング47と第2シールリング48とを連設してシールリング49を形成してある が、この第1シールリング47および第2シールリング48にはカット部47a 、48aが形成されているために、この第1シールリング47のカット部47a と第2シールリング48のカット部48aとが一致した場合にはシール性が著し く損なわれることとなる。
【0034】 つまり、シールリング49はピストン52に対して何ら固定されていないため 、ピストン52が往復動した時に、第1シールリング47と第2シールリング4 8とが周方向に回転して相対移動し、第1シールリング47のカット部47aと 第2シールリング48のカット部48aとが一致することがあった。
【0035】 すると、シリンダ51の空所Aと空所Bとがシールリング49のカット部47 a、48aを介して導通することとなるため、シール性が著しく低下してシール 装置41の一方向性の機能が失われてしまうことになる。
【0036】 そこで、この第1シールリング47および第2シールリング48の回転を阻止 するために、図5中において破線で示してあるように、ピストン52の装着溝5 0にピン45、46を形成したものがある。
【0037】 すなわち、装着溝50の一方の側面50bにピン46を、また装着溝50の他 方の側面50aにピン45をそれぞれ立設することによって、ピン46は第2シ ールリング48のカット部48aに、またピン45は第1シールリング47のカ ット部47aにそれぞれ係合可能となるようにして、このピン45、46でシー ルリング49がそれ以上に回転することを阻止するようにしたものである。
【0038】 この場合、ピン45、46は互いに180°ずれた状態で位置され、これによ って、第1シールリング47のカット部47aと第2シールリング48のカット 部48aとが一致しないようにしている。
【0039】 しかしながら、このようにピン45、46をピストン52の装着溝50に加工 するものにあってはその加工が難しく、従って加工費用が高くなりコスト上昇の 原因となっていた。
【0040】 図7および図8に他の従来例を示す。
【0041】 すなわち、図7および図8に示してあるシール装置61は所謂一方向性のシー ル装置であって、一方の端部に切欠き62aを有する弾性リング62と、この弾 性リング62の外側に設けられるシールリング69と、弾性リング62の内側に 設けられるとともに、弾性リング62を介してシールリング69を径方向外方へ 付勢するテンションリング74とからなり、シールリング69は、カット部67 aを有する第1シールリング67と、カット部68aを有するとともに、第1シ ールリング67に連設される第2シールリング68とで形成したものである。
【0042】 そして、このシール装置61を一方の部材であるピストン72に形成される装 着溝70に装着することにより、他方の部材であるシリンダ71との間がシール 装置61でシールされるようになっている。
【0043】 図7および図8において、一方の部材であるピストン72は、他方の部材であ るシリンダ71の内部にわずかに離間した状態で往復動自在に挿通され、このピ ストン72によってシリンダ71の内部が2室に区画されるようにしている。
【0044】 このピストン72にはその外周面側に開口する環状の装着溝70が形成され、 この装着溝70内にシール装置61が装着される。
【0045】 この装着溝70に装着されるシール装置61は、弾性リング62とシールリン グ69とテンションリング74とで形成される。
【0046】 シール装置61を形成する弾性リング62は、ゴム等で形成されて弾性を有し 、全体として環状に形成されているもので、その一方の端部には複数の切欠き6 2aが形成されている。
【0047】 このとき、弾性リング62の幅はピストン72の装着溝70の幅よりも若干大 きく設定する。また弾性リング62の内径は、ピストン72の装着溝70に装着 されたときに、弾性リング62の内周面が装着溝70の底面より所定間隔で離間 した状態で位置されるように設定しておく。
【0048】 この弾性リング62の外側には、第1シールリング67と第2シールリング6 8とで形成されるシールリング69が設けられる。このシールリング69は、比 較的弾性変形の少ない金属や合成樹脂等を素材として形成されるもので、弾性リ ング62の外周面に接触した状態で第1シールリング67と第2シールリング6 8とが連設されて形成されている。
【0049】 シールリング69を形成する第1シールリング67および第2シールリング6 8はそれぞれカット部67a、68aを有し、このカット部67a、68aで第 1シールリング67および第2シールリング68の周上の一部が切り離された状 態となっており、このカット部67a、68aによって、第1シールリング67 および第2シールリング68はそれぞれその径方向の弾性変形が可能となってい るものである。
【0050】 この第1シールリング67および第2シールリング68を連設する場合には、 第1シールリング67のカット部67aと、第2シールリング68のカット部6 8aとが連続しないように、それぞれのカット部67a、68bを互いに周方向 にずらした状態にしておく。
【0051】 この場合、シールリング69は、その厚さがピストン72の装着溝70の幅よ りも小さくなるように、第1シールリング67および第2シールリング68の厚 さをそれぞれ設定しておく。
【0052】 弾性リング62の内側にはテンションリング74を設ける。このテンションリ ング74は例えばばね鋼等で形成されて径方向への弾性を有しているもので、そ の弾性力で径方向外方への付勢が可能となっている。
【0053】 そして、このテンションリング74を、径方向内方にやや圧縮した状態で弾性 リング62の内周面に当接させて配設することにより、テンションリング74が 弾性リング62およびシールリング69を径方向外方へ付勢するようになってい る。この場合、テンションリング74は、その幅をピストン72の装着溝70の 幅よりも小さく設定しておく。
【0054】 そして、上記のように弾性リング62とシールリング69とテンションリング 74とで形成されたシール装置61はピストン72の装着溝70に装着したのち 、このピストン72をシリンダ71の内部に挿通することにより、シール装置6 1がピストン72とシリンダ71との間に介在することとなる。
【0055】 このとき、シールリング69はその外径がシリンダ71の内径よりも若干大き く形成されているため、シールリング69がピストン72とともにシリンダ71 の内部に挿通されたときには、シールリング69は径方向内方へ圧縮された状態 となっている。
【0056】 従ってこの場合、シールリング69は、それ自身の弾性力、および弾性リング 62を介して付勢するテンションリング74の弾性力が相作用して径方向外方へ 拡がろうとし、これによって、シールリング69の外周面がシリンダ71の内壁 に当接した状態となっている。
【0057】 また、弾性リング62はテンションリング74の付勢力によって径方向外方へ 付勢されているため、テンションリング74の外周面は弾性リング62の内周面 に当接し、また弾性リング62の外周面はシールリング69の内周面に当接した 状態となっている。
【0058】 このとき、ピストン72の装着溝70の底面とテンションリング74との間に は空所73が形成されることとなるが、この空所73は弾性リング62で外部と 区画された状態となっていて、弾性リング62の一方の端部に形成される切欠き 62aを介して空所73が外方と導通するようになっている。
【0059】 なお、72aはシャフトである。
【0060】 このシール装置61は、上記のようにピストン72の装着溝70に装着される ことにより、シール装置61がピストン72とシリンダ71との間に介在するこ ととなり、シールリング69の外周面でシリンダ71の内壁と摺動することによ り、ピストン72が往復動自在な状態で一方向性のシール状態が得られるように なっている。
【0061】 まず、常態にあっては、シールリング69は弾性リング62を介してテンショ ンリング74で付勢されているため、この付勢力によって、シールリング69の 外周面がシリンダ71の内壁に当接し、また弾性リング62の外周面がシールリ ング69の内周面に当接し、さらにテンションリング74の外周面が弾性リング 62の内周面に当接した状態となっている。
【0062】 そして、図7において、ピストン72で区画されたシリンダ71内の一方の空 所Aの圧力が他方の空所Bの圧力よりも相対的に大きくなった場合(Aの圧力> Bの圧力)、このときの圧力差によってシールリング69が装着溝70の一方の 側面70bに当接して、シールリング69の端面と装着溝70の他方の側面70 aとの対向面間に環状の隙間を形成するようになる。
【0063】 すると、シリンダ71内の空所Aの圧力は、ピストン72とシリンダ71との 間に存在する環状の隙間71aを介して、装着溝70の側面70aとシールリン グ69との間の隙間を通り、さらに弾性リング62の切欠き62aを介して、ピ ストン72の装着溝70の底面とテンションリング74との間に形成される空所 73に導かれるようになり、この結果、空所73に導かれた圧力がテンションリ ング74の内周面に作用することとなる。
【0064】 すると、空所73に導かれた圧力の作用によって、テンションリング74が径 方向外方へ拡げられるようになるため、テンションリング74自身の弾性力とが 相作用することにより、テンションリング74は弾性リング62を押圧して密着 し、また弾性リング62はシールリング69を押圧して密着するようになり、そ のそれぞれの当接面をシールするようになる。
【0065】 このとき、シールリング69は、空所73に導かれた圧力とテンションリング 74の付勢力とが内方より作用して外方に押圧されるようになるため、この作用 する押圧力によって、シールリング69が径方向外方に拡開されてその外周面が シリンダ71の内壁に圧接されるようになり、これによって、その接触面である 摺動面がシールされるようになっている。
【0066】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも大きいときには、ピストン7 2とシリンダ71との間がシール装置61でシールされることとなり、シリンダ 71内の空所Aの圧力が空所Bに漏出することを阻止するようになっている。
【0067】 次いで、ピストン72で区画されたシリンダ71内の一方の空所Aの圧力が他 方の空所Bの圧力よりも相対的に小さくなった場合(Aの圧力<Bの圧力)、こ のときの圧力差によってシールリング69が軸線方向に移動して装着溝70の他 方の側面70aに当接し、シールリング69の端面と装着溝70の一方の側面7 0bとの対向面間に環状の隙間を形成するようになる。
【0068】 すると、シリンダ71内の空所Bの圧力は、ピストン72とシリンダ71との 間に存在する環状の隙間71bを介して、装着溝70の側面70bとシールリン グ69との間の隙間を通り、弾性リング62の外周面に作用するようになる。
【0069】 このとき、弾性リング62の外周面に作用する圧力は、ピストン62の装着溝 70の底面とテンションリング74との間に形成される空所73内の圧力よりも 大きいため、作用する圧力によって、テンションリング74の付勢力に抗して弾 性リング62を径方向内方に圧縮し、弾性リング62とシールリング69との対 向面間に隙間を形成するようになる。
【0070】 従って、空所Bの圧力は、ピストン72とシリンダ71との間の隙間71b、 および装着溝70の側面70bとシールリング69との間の隙間を介して、弾性 リング62とシールリング69との間の隙間を通り、さらに装着溝70の側面7 0aとシールリング69との当接面のわずかな隙間を通じて、ピストン72とシ リンダ71との間の隙間71aより空所Aへ導入されることとなる。
【0071】 また、この他方では、弾性リング62が作用する圧力で径方向内方に圧縮され ることに伴って、シールリング69に対する押圧力が低下するため、シールリン グ69の外周面とシリンダ71の内壁との接触面に隙間が生じ易くなり、この隙 間によって、空所Bの圧力が空所Aに移動することを許容するようにしている。
【0072】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも小さいときには、シール装置 61はピストン72とシリンダ71との間のシール状態を解除することとなり、 シリンダ71内の空所Bの圧力が空所Aに導入されるようになっている。
【0073】 以上のようにして、シリンダ71内の空所Aの圧力が大きいときには圧力が空 所Bに流出することを阻止し、また空所Aの圧力が小さいときには空所Bから圧 力を補うようにすることにより、空所Aは全体的に平均圧力を向上させることが できるようになるものである。
【0074】 しかしながら、上記のようなシール装置61にあっては、その使用中にシール 性が低下する恐れがあった。
【0075】 すなわち、上記のシール装置61はシール性を向上するために、シールリング 69を第1シールリング67と第2シールリング68とを連設して形成してある が、この第1シールリング67および第2シールリング68にはカット部67a 、68aが形成されているために、この第1シールリング67のカット部67a と第2シールリング68のカット部68aとが一致した場合にはシール性が著し く損なわれることとなる。
【0076】 つまり、シールリング69はピストン72に対して固定されていないために、 ピストン72が往復動した時に、第1シールリング67と第2シールリング68 とが周方向に回転して相対移動し、第1シールリング67のカット部67aと第 2シールリング68のカット部68aとが一致することがあった。
【0077】 すると、シリンダ71の空所Aと空所Bとがシールリング69のカット部67 a、68aを介して導通することとなるため、シール性が著しく低下してシール 装置61の一方向性の機能が失われてしまうことになる。
【0078】 そこで、この第1シールリング67および第2シールリング68の回転を阻止 するために、図7中において破線で示してあるように、ピストン72の装着溝7 0にピン65、66を形成したものがある。
【0079】 すなわち、装着溝70の一方の側面70bにピン66を、また装着溝70の他 方の側面70aにピン65をそれぞれ立設することによって、ピン66は第2シ ールリング68のカット部68aに、またピン65は第1シールリング67のカ ット部67aにそれぞれ係合可能となるようにして、このピン65、66でシー ルリング69がそれ以上に回転することを阻止するようにしたものである。
【0080】 この場合、ピン65、66は互いに180°ずれた状態で位置され、これによ って、第1シールリング67のカット部67aと第2シールリング68のカット 部68aとが一致しないようにしている。
【0081】 しかしながら、このようにピン65、66をピストン62の装着溝70に加工 するものにあってもその加工が難しいために加工費用が高く、コスト上昇の原因 となっていた。
【0082】 この考案は上記のような問題点を解消し、シールリングの回転を阻止してシー ル性の低下を防止するとともに、そのコスト低減を図ることができるシール装置 を提供することを目的とする。
【0083】
【問題点を解決するための手段】
この考案は上記の問題点を解決するために、弾性リングと、この弾性リングの 一方の周面側に設けられるシールリングとを有し、相対移動可能な2部材のうち の一方の部材に形成される装着溝に装着されることにより、前記シールリングで 他方の部材と摺動させて前記2部材間をシールするシール装置であって、前記シ ールリングを、カット部を有する第1シールリングと、この第1シールリングに 連設されるとともに、カット部を有する第2シールリングとで形成し、前記弾性 リングに、前記第1シールリングのカット部に係合可能な突起と、前記第2シー ルリングのカット部に係合可能であるとともに、前記突起に対して周方向にずれ た部位に位置する突起とを形成したという構成を有しているものである。
【0084】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、使用時においてシール性が低下 することを防止することができるようになっている。
【0085】 すなわち、弾性リングに形成した2つの突起は、それぞれシールリングを形成 する第1シールリングおよび第2シールリングのカット部に係合するようになっ ているため、弾性リングの突起の存在によって、第1シールリングおよび第2シ ールリングがそれ以上に回転することが阻止されるようになっている。
【0086】 従って、2部材の相対移動に伴ってシールリングに回転力が作用するようにな っても、第1シールリングと第2シールリングとはそのカット部の相対位置が変 化しないようになっている。
【0087】 この場合、弾性リングに形成された2つの突起の相対位置はずれた状態にある ため、この突起に係合する第1シールリングのカット部と第2シールリングのカ ット部との相対位置関係はずれた状態にあり、カット部が一致しないようになっ ている。
【0088】 よって、従来では2部材の相対移動に伴って第1シールリングのカット部と第 2シールリングのカット部とが一致することがあったために、カット部でのシー ル状態が不良となりシール性が低下していたが、この考案にあっては、2部材が 相対移動しても、第1シールリングのカット部と第2シールリングのカット部と が一致しないようになっているため、カット部でのシール状態が維持され、シー ル性を確保することができるようになっている。
【0089】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の一実施例を説明する。
【0090】 図1および図2はこの考案の一実施例を示す図である。 すなわち、図1および図2に示してあるシール装置1は所謂一方向性のシール 装置であって、断面がレ字状をなしてリップ部3が形成された弾性リング2と、 この外周側に設けられるシールリング9とで形成されて、一方の部材であるピス トン12に形成される装着溝10に装着されることにより、シールリング9が他 方の部材であるシリンダ11と摺動してシールするもので、シールリング9を、 カット部7aを有する第1シールリング7と、カット部8aを有するとともに、 第1シールリング7に連設される第2シールリング8とで形成し、弾性リング2 のリップ部3に、第1シールリング7のカット部7aに係合可能な突起5と、第 2シールリング8のカット部8aに係合可能であるとともに、周方向において突 起5と相対的にずれた部位に位置する突起6とを形成したものである。
【0091】 図1および図2において、一方の部材であるピストン12は、他方の部材であ るシリンダ11の内部にわずかに離間した状態で往復動自在に挿通され、このピ ストン12によってシリンダ11の内部が2室に区画されるようにしている。
【0092】 このピストン12にはその外周面側に開口する環状の装着溝10が形成され、 この装着溝10内にシール装置1が装着される。
【0093】 この装着溝10に装着されるシール装置1は、弾性リング2とシールリング9 とで形成される。
【0094】 シール装置1の一方を形成する弾性リング2は、ゴム等で形成されて弾性を有 しているもので、環状をなす固定部4の下端部に外方へ延出するリップ部3が環 状に形成されて、全体として断面がレ字状の環状部材となるようにしている。
【0095】 この弾性リング2のリップ部3には、径方向外方に突出する突起5、6を形成 する。この突起5、6のうち一方の突起5は、弾性リング2のリップ部3の周先 端部の一部に形成される。そして、他方の突起6はリップ部3の周根元部の一部 に形成され、このとき、この他方の突起6は一方の突起5に対して周方向に18 0°ずれた部位に位置される。
【0096】 そしてこの弾性リング2の外側に、シール装置1の他方を形成するシールリン グ9が設けられる。このシールリング9は、比較的弾性変形の少ない金属や合成 樹脂等を素材として形成された第1シールリング7と第2シールリング8とから なるもので、その内周面が弾性リング2のリップ部3に接触した状態で第1シー ルリング7と第2シールリング8とが連設されて形成されている。
【0097】 シールリング9を形成する第1シールリング7および第2シールリング8はそ れぞれカット部7a、8aを有し、このカット部7a、8aで第1シールリング 7および第2シールリング8の周上の一部が切り離された状態となっており、こ のカット部7a、8aが存在することによって、第1シールリング7および第2 シールリング8はそれぞれその径方向の弾性変形が可能となっているものである 。
【0098】 この場合、シールリング9は、第1シールリング7のカット部7aを弾性リン グ2の突起5に、また第2シールリング8のカット部8aを弾性リング2の突起 6にそれぞれ係合させた状態で設けられ、この突起5、6でシールリング9のそ れ以上の回転が阻止されるようにしている。
【0099】 そして、突起5、6は互いに180°ずれた位置に形成されているため、第1 シールリング7および第2シールリング8を連設した場合には、第1シールリン グ7のカット部7aと第2シールリング8のカット部8aとが一致しない状態と なっている。
【0100】 なおこの場合、シールリング9は、その厚さがピストン12の装着溝10の幅 よりも小さくなるように、第1シールリング7および第2シールリング8の厚さ をそれぞれ設定しておく。
【0101】 そして、上記のように弾性リング2とシールリング9とで形成されたシール装 置1はピストン12の装着溝10に装着したのち、このピストン12をシリンダ 11の内部に挿通することにより、シール装置1がピストン12とシリンダ11 との間に介在することとなる。
【0102】 このとき、シールリング9はその外径がシリンダ11の内径よりも若干大きく 形成されているため、シールリング9がピストン12とともにシリンダ11の内 部に挿通されたときには、シールリング9は径方向内方へ圧縮された状態となっ ている。
【0103】 従ってこの場合、シールリング9はその弾性力によって径方向外方へ拡がろう とし、これによって、シールリング9の外周面がシリンダ11の内壁に当接した 状態となっている。
【0104】 この他方では、弾性リング2の固定部4が、その弾性力で装着溝10の底面を 締め付けた状態でピストン12に固定される。
【0105】 なお、12aはシャフトである。
【0106】 次に、上記のものの作用を説明する。
【0107】 このシール装置1は、上記のようにピストン12の装着溝10に装着されるこ とにより、シール装置1がピストン12とシリンダ11との間に介在することと なり、シールリング9の外周面でシリンダ11の内壁と摺動することにより、ピ ストン12が往復動自在な状態で一方向性のシール状態が得られるようになって いる。
【0108】 まず、常態にあっては、シールリング9は、弾性リング2の弾性力によって、 固定部4がピストン12を締め付けて装着溝10の底面に当接し、またリップ部 3が第1シールリング7および第2シールリング8よりなるシールリング19の 内周面に当接した状態となっていて、さらに、シールリング9の外周面がシリン ダ11の内壁に当接した状態となっている。
【0109】 そして、図1において、ピストン12で区画されたシリンダ11内の一方の空 所Aの圧力が他方の空所Bの圧力よりも相対的に大きくなった場合(Aの圧力> Bの圧力)、このときの圧力差によってシールリング9が装着溝10の一方の側 面10bに当接して、シールリング9の端面と装着溝10の他方の側面10aと の間に環状の隙間を形成するようになる。
【0110】 すると、シリンダ11内の空所Aの圧力は、ピストン12とシリンダ11との 間に存在する環状の隙間11aを介して、装着溝10の側面10aとシールリン グ9との間の隙間を通って、弾性リング2の固定部4とリップ部3との間に形成 される空所13に導かれるようになり、この空所13に導かれた圧力が弾性リン グ2の固定部4およびリップ部3に作用することとなる。
【0111】 すると、空所13に導かれた圧力の作用によって、弾性リング2の固定部4お よびリップ部3が拡げられるようになるため、固定部4はピストン12の装着溝 10の底面を、またリップ部3はシールリング9をそれぞれ押圧して密着するよ うになり、これによって、そのそれぞれの当接面がシールされることとなる。
【0112】 このとき、シールリング9は、空所13に導かれた圧力の作用によって、弾性 リング2のリップ部3を介して押圧力を受けているため、この押圧力によってシ ールリング9が径方向外方に拡開されてその外周面がシリンダ11の内壁に圧接 されるようになり、これによって、その接触面である摺動面がシールされること となる。
【0113】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも大きいときには、ピストン1 2とシリンダ11との間がシール装置1でシールされることとなり、シリンダ1 1内の空所Aの圧力が空所Bに漏出することを阻止するようになっている。
【0114】 次いで、ピストン12で区画されたシリンダ11内の一方の空所Aの圧力が他 方の空所Bの圧力よりも相対的に小さくなった場合(Aの圧力<Bの圧力)、こ のときの圧力差によってシールリング9が軸線方向に移動して装着溝10の他方 の側面10aに当接し、シールリング9の端面と装着溝10の一方の側面10b との間に環状の隙間を形成するようになる。
【0115】 すると、シリンダ11内の空所Bの圧力は、ピストン12とシリンダ11との 間に存在する環状の隙間11bを介して、装着溝10の側面10bとシールリン グ9との間の隙間を通り、弾性リング2のリップ部3の外周面に作用するように なる。
【0116】 このとき、リップ部3の外周面に作用する圧力は、リップ部3と固定部4との 間に形成される空所13内の圧力よりも大きいため、作用する圧力によってリッ プ部3が径方向内方に圧縮されて、リップ部3とシールリング9との間に隙間を 形成するようになる。
【0117】 従って、空所Bの圧力は、ピストン12とシリンダ11との間の隙間11b、 および装着溝10の側面10bとシールリング9との間の隙間を介して、弾性リ ング2のリップ部3とシールリング9との間の隙間を通り、さらに装着溝10の 側面10aとシールリング9との当接面のわずかな隙間を通じて、ピストン12 とシリンダ11との間の隙間11aより空所Aへ導入されることとなる。
【0118】 また、この他方では、弾性リング2のリップ部3が圧力の作用で径方向内方に 圧縮されることに伴って、リップ部3のシールリング9に対する押圧力が低下す るため、シールリング9の外周面とシリンダ11の内壁との接触面に隙間が生じ 易くなり、この隙間によって、空所Bの圧力が空所Aに移動することを許容する ようにしている。
【0119】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも小さいときには、シール装置 1はピストン12とシリンダ11との間のシール状態を解除することとなり、シ リンダ11内の空所Bの圧力が空所Aに導入されるようになっている。
【0120】 以上のようにして、シリンダ11内の空所Aの圧力が大きいときには圧力が空 所Bに流出することを阻止し、また空所Aの圧力が小さいときには空所Bから圧 力を補うようにすることにより、空所Aは全体的に平均圧力を向上させることが できるようになるものである。
【0121】 そして、上記のシール装置1にあっては、その使用中にシール性が低下するこ とを防止できるようになっている。
【0122】 すなわち、シールリング9を形成する第1シールリング7および第2シールリ ング8は、そのカット部7a、8aがそれぞれ弾性リング2の突起5、6に係合 して回転することが阻止されるようになっているため、第1シールリング7のカ ット部7aと第2シールリング8のカット部8aとが一致しないようになってい る。
【0123】 つまり、シールリング9は、弾性リング2において互いに周方向に180°ず れた位置に形成される突起5、6のうちの突起5に第1シールリング7のカット 部7aを、また突起6に第2シールリング8のカット部8aをそれぞれ係合した 状態で設けるようにしたため、ピストン12の往復動に伴ってシールリング9に 回転力が生じても、第1シールリング7および第2シールリング8は、そのカッ ト部7a、8aが弾性リング2の突起5、6に係合することによりそれ以上の回 転が阻止されるようになっている。
【0124】 従って、弾性リング2の突起5、6によって、第1シールリング7および第2 シールリング8はその相対的な回転が阻止され、第1シールリング7のカット部 7aと第2シールリング8のカット部8aとが常に互いに180°ずれた状態で 位置されるようになるため、従来のようにカット部7a、8aが一致してシール 性を低下させるということが無く、シールリング9のシール性が確保されること となる。
【0125】 そして、万が一弾性リング2の固定部4の弾性力が失われて、弾性リング2が ピストン12の装着溝10内を回転するようになっても、第1シールリング7お よび第2シールリング8はそのカット部7a、8aが弾性リング2の突起5、6 に係合した状態で回転することとなるため、カット部7a、8aの相対位置は変 わらずにその状態を維持することができるようになっている。
【0126】 次に、この考案によるシール装置の他の実施例を図3および図4に基づき説明 する。
【0127】 すなわち、図3および図4に示してあるシール装置21は所謂一方向性のシー ル装置であって、一方の端部に切欠き22aを有する弾性リング22と、この弾 性リング22の外側に設けられるシールリング29と、弾性リング22の内側に 設けられるとともに、弾性リング22を介してシールリング29を径方向外方へ 付勢するテンションリング34とからなり、一方の部材であるピストン32に形 成される装着溝30に装着することにより、シールリング29が他方の部材であ るシリンダ31と摺動してシールするもので、シールリング29を、カット部2 7aを有する第1シールリング27と、カット部28aを有するとともに、第1 シールリング27に連設される第2シールリング28とで形成し、弾性リング2 2に、第1シールリング27のカット部27aに係合可能な突起25と、第2シ ールリング28のカット部28aに係合可能であるとともに、周方向において突 起25と相対的にずれた部位に位置する突起26とを形成したものである。
【0128】 図3および図4において、一方の部材であるピストン32は、他方の部材であ るシリンダ31の内部にわずかに離間した状態で往復動自在に挿通され、このピ ストン32によってシリンダ31の内部が2室に区画されるようにしている。
【0129】 このピストン32にはその外周面側に開口する環状の装着溝30が形成され、 この装着溝30内にシール装置21が装着される。
【0130】 この装着溝30に装着されるシール装置21は、弾性リング22とシールリン グ29とテンションリング34とで形成される。
【0131】 シール装置21を形成する弾性リング22は、ゴム等で形成されて弾性を有し 、全体として環状に形成されているもので、その一方の端部には複数の半円状の 切欠き22aが等配に形成されている。
【0132】 このとき、弾性リング22の幅はピストン32の装着溝30の幅よりも若干大 きく設定する。また弾性リング22の内径は、ピストン32の装着溝30に装着 されたときに、弾性リング22の内周面が装着溝30の底面より所定間隔で離間 した状態で位置されるように設定しておく。
【0133】 この弾性リング22の外周面には、径方向外方に突出する突起25、26を形 成する。この突起25、26のうち一方の突起25は、弾性リング22において 切欠き22aが形成されている側の端部近傍の一部に形成される。そして、他方 の突起26は、弾性リング22において切欠き22aが形成されていない側の端 部の一部に形成され、このとき、この他方の突起26は一方の突起25に対して 周方向に180°ずれた部位に位置される。
【0134】 この弾性リング22の外側には、第1シールリング27と第2シールリング2 8とで形成されるシールリング29が設けられる。このシールリング29は、比 較的弾性変形の少ない金属や合成樹脂等を素材として形成されるもので、弾性リ ング22の外周面に接触した状態で第1シールリング27と第2シールリング2 8とが連設されて形成されている。
【0135】 シールリング29を形成する第1シールリング27および第2シールリング2 8はそれぞれカット部27a、28aを有し、このカット部27a、28aで第 1シールリング27および第2シールリング28の周上の一部が切り離された状 態となっており、このカット部27a、28aによって、第1シールリング27 および第2シールリング28はそれぞれその径方向の弾性変形が可能となってい るものである。
【0136】 この第1シールリング27および第2シールリング28を連設する場合には、 第1シールリング27のカット部27aと、第2シールリング28のカット部2 8aとが連続しないように、それぞれのカット部27a、28bを互いに周方向 にずらした状態にしておく。
【0137】 この場合、シールリング29は、第1シールリング27のカット部27aを弾 性リング22の突起25に、また第2シールリング28のカット部28aを弾性 リング22の突起26にそれぞれ係合させた状態で設けられ、この突起25、2 6でシールリング29のそれ以上の回転が阻止されるようにしている。
【0138】 そして、突起25、26は互いに180°ずれた位置に形成されているため、 第1シールリング27および第2シールリング28を連設した場合には、第1シ ールリング27のカット部27aと、第2シールリング28のカット部28aと が一致しない状態となっている。
【0139】 なおこの場合、シールリング29は、その厚さがピストン32の装着溝30の 幅よりも小さくなるように、第1シールリング27および第2シールリング28 の厚さをそれぞれ設定しておく。
【0140】 弾性リング22の内側にはテンションリング34を設ける。このテンションリ ング34は例えばばね鋼等で形成されて径方向への弾性を有しているもので、そ の弾性力で径方向外方への付勢が可能となっている。
【0141】 そして、このテンションリング34を、径方向内方にやや圧縮した状態で弾性 リング22の内周面に当接させて配設することにより、テンションリング34が 弾性リング22およびシールリング29を径方向外方へ付勢するようになってい る。この場合、テンションリング34は、その幅をピストン32の装着溝30の 幅よりも小さく設定しておく。
【0142】 そして、上記のように弾性リング22とシールリング29とテンションリング 34とで形成されたシール装置21はピストン32の装着溝30に装着したのち 、このピストン32をシリンダ31の内部に挿通することにより、シール装置2 1がピストン32とシリンダ31との間に介在することとなる。
【0143】 このとき、シールリング29はその外径がシリンダ31の内径よりも若干大き く形成されているため、シールリング29がピストン32とともにシリンダ31 の内部に挿通されたときには、シールリング29は径方向内方へ圧縮された状態 となっている。
【0144】 従ってこの場合、シールリング29は、それ自身の弾性力、および弾性リング 22を介して付勢するテンションリング34の弾性力が相作用して径方向外方へ 拡がろうとし、これによって、シールリング29の外周面がシリンダ31の内壁 に当接した状態となっている。
【0145】 また、弾性リング22はテンションリング34の付勢力によって径方向外方へ 付勢されているため、テンションリング34の外周面は弾性リング22の内周面 に当接し、また弾性リング22の外周面はシールリング29の内周面に当接した 状態となっている。
【0146】 このとき、ピストン32の装着溝30の底面とテンションリング34との間に は空所33が形成されることとなるが、この空所33は弾性リング22で外部と 区画された状態となっていて、弾性リング22の一方の端部に形成される切欠き 22aを介して空所33が外方と導通するようになっている。
【0147】 なお、32aはシャフトである。
【0148】 次に、上記のものの作用を説明する。
【0149】 このシール装置21は、上記のようにピストン32の装着溝30に装着される ことにより、シール装置21がピストン32とシリンダ31との間に介在するこ ととなり、シールリング29の外周面でシリンダ31の内壁と摺動することによ り、ピストン32が往復動自在な状態で一方向性のシール状態が得られるように なっている。
【0150】 まず、常態にあっては、シールリング29は弾性リング22を介してテンショ ンリング34で付勢されているため、この付勢力によって、シールリング29の 外周面がシリンダ31の内壁に当接し、また弾性リング22の外周面がシールリ ング29の内周面に当接し、さらにテンションリング34の外周面が弾性リング 22の内周面に当接した状態となっている。
【0151】 そして、図3において、ピストン32で区画されたシリンダ31内の一方の空 所Aの圧力が他方の空所Bの圧力よりも相対的に大きくなった場合(Aの圧力> Bの圧力)、このときの圧力差によってシールリング29が装着溝30の一方の 側面30bに当接して、シールリング29の端面と装着溝30の他方の側面30 aとの対向面間に環状の隙間を形成するようになる。
【0152】 すると、シリンダ31内の空所Aの圧力は、ピストン32とシリンダ31との 間に存在する環状の隙間31aを介して、装着溝30の側面30aとシールリン グ29との間の隙間を通り、さらに弾性リング22の切欠き22aを介して、ピ ストン32の装着溝30の底面とテンションリング34との間に形成される空所 33に導かれるようになり、この結果、空所33に導かれた圧力がテンションリ ング34の内周面に作用することとなる。
【0153】 すると、空所33に導かれた圧力の作用によって、テンションリング34が径 方向外方へ拡げられるようになるため、テンションリング34自身の弾性力とが 相作用することにより、テンションリング34は弾性リング22を押圧して密着 し、また弾性リング22はシールリング29を押圧して密着するようになり、そ のそれぞれの当接面をシールするようになる。
【0154】 このとき、シールリング29は、空所33に導かれた圧力とテンションリング 34の付勢力とが内方より作用して外方に押圧されるようになるため、この作用 する押圧力によって、シールリング29が径方向外方に拡開されてその外周面が シリンダ31の内壁に圧接されるようになり、これによって、その接触面である 摺動面がシールされるようになっている。
【0155】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも大きいときには、ピストン3 2とシリンダ31との間がシール装置21でシールされることとなり、シリンダ 31内の空所Aの圧力が空所Bに漏出することを阻止するようになっている。
【0156】 次いで、ピストン32で区画されたシリンダ31内の一方の空所Aの圧力が他 方の空所Bの圧力よりも相対的に小さくなった場合(Aの圧力<Bの圧力)、こ のときの圧力差によってシールリング29が軸線方向に移動して装着溝30の他 方の側面30aに当接し、シールリング29の端面と装着溝30の一方の側面3 0bとの対向面間に環状の隙間を形成するようになる。
【0157】 すると、シリンダ31内の空所Bの圧力は、ピストン32とシリンダ31との 間に存在する環状の隙間31bを介して、装着溝30の側面30bとシールリン グ29との間の隙間を通り、弾性リング22の外周面に作用するようになる。
【0158】 このとき、弾性リング22の外周面に作用する圧力は、ピストン32の装着溝 30の底面とテンションリング34との間に形成される空所33内の圧力よりも 大きいため、作用する圧力によって、テンションリング34の付勢力に抗して弾 性リング22を径方向内方に圧縮し、弾性リング22とシールリング29との対 向面間に隙間を形成するようになる。
【0159】 従って、空所Bの圧力は、ピストン32とシリンダ31との間の隙間31b、 および装着溝30の側面30bとシールリング29との間の隙間を介して、弾性 リング22とシールリング29との間の隙間を通り、さらに装着溝30の側面3 0aとシールリング29との当接面のわずかな隙間を通じて、ピストン32とシ リンダ31との間の隙間31aより空所Aへ導入されることとなる。
【0160】 また、この他方では、弾性リング22が作用する圧力で径方向内方に圧縮され ることに伴って、シールリング29に対する押圧力が低下するため、シールリン グ29の外周面とシリンダ31の内壁との接触面に隙間が生じ易くなり、この隙 間によって、空所Bの圧力が空所Aに移動することを許容するようにしている。
【0161】 上記の結果、空所Aの圧力が空所Bの圧力よりも小さいときには、シール装置 21はピストン32とシリンダ31との間のシール状態を解除することとなり、 シリンダ31内の空所Bの圧力が空所Aに導入されるようになっている。
【0162】 以上のようにして、シリンダ31内の空所Aの圧力が大きいときには圧力が空 所Bに流出することを阻止し、また空所Aの圧力が小さいときには空所Bから圧 力を補うようにすることにより、空所Aは全体的に平均圧力を向上させることが できるようになるものである。
【0163】 そして、上記のシール装置21にあっては、その使用中にシール性が低下する ことを防止できるようになっている。
【0164】 すなわち、シールリング29を形成する第1シールリング27および第2シー ルリング28は、そのカット部27a、28aがそれぞれ弾性リング22の突起 25、26に係合して回転することが阻止されるようになっているため、第1シ ールリング27のカット部27aと第2シールリング28のカット部28aとが 一致しないようになっている。
【0165】 つまり、シールリング29は、弾性リング22において互いに周方向に180 °ずれた位置に形成される突起25、26のうちの突起25に第1シールリング 27のカット部27aを、また突起26に第2シールリング28のカット部28 aをそれぞれ係合した状態で設けるようにしたため、ピストン32の往復動に伴 ってシールリング29に回転力が生じても、第1シールリング27および第2シ ールリング28は、そのカット部27a、28aが弾性リング22の突起25、 26に係合することによりそれ以上の回転が阻止されるようになっている。
【0166】 従って、弾性リング22の突起25、26によって、第1シールリング27お よび第2シールリング28はその相対的な回転が阻止され、第1シールリング2 7のカット部27aと第2シールリング28のカット部28aとが常に互いに1 80°ずれた状態で位置されるようになるため、従来のようにカット部27a、 28aが一致してシール性を低下させるということが無く、シールリング29の シール性が確保されることとなる。
【0167】 そして、万が一テンションリング34の付勢力が低下して、弾性リング22が ピストン32の装着溝30内を回転するようになっても、第1シールリング27 および第2シールリング28はそのカット部27a、28aが弾性リング22の 突起25、26に係合した状態で回転することとなるため、カット部27a、2 8aの相対位置は変わらずにその状態を維持することができるようになっている 。
【0168】 なお、上記実施例においては、弾性リング2、22に形成される突起5、6、 25、26の相対位置は互いに180°ずれた状態で位置するようにしたが、突 起5、6、25、26は互いに一致しない状態で形成されてあればよく、従って 、その上下関係および円周方向の相対位置は上記実施例のものに限定されるもの ではない。
【0169】 また、上記実施例においては一方向性のシール装置について示したが、一般の スリッパーシールにも適用が可能である。つまり、上記弾性リング2、22の代 わりに所謂OリングやUリング等の弾性リングを用いてもよいものである。
【0170】 さらに、上記実施例においては所謂ピストンシールのものを示したが、ピスト ン12、32の代わりにロッドがシリンダの内部に挿通されたものをシールする 所謂ロッドシールの場合でも適用することができる。
【0171】 この場合、シリンダの内壁に環状の装着溝を形成し、この装着溝にシール装置 を装着することにより、シールリングの内周面をロッドの外周面と摺動させてシ ールする。このとき、弾性リングはシールリングの外側に設け、また要すれば、 弾性リングのさらに外側に径方向内方に付勢するテンションリングを設けるよう にし、弾性リングの突起は内方に突出するように形成する。
【0172】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、カット部を有する第1シールリングと第2シ ールリングとで形成されるシールリングの摺動面とは反対の周面側に設ける弾性 リングに、第1シールリングのカット部に係合する一方の突起と、第2シールリ ングのカット部に係合する他方の突起とを互いにずれた状態で形成することによ り、第1シールリングと第2シールリングとは、使用時に回転力を受けても回転 が阻止されてそれぞれのカット部の相対位置が一致しないようになっているため 、これによって、カット部からの圧力の漏出が防止され、シール性を常に確保す ることができる。
【0173】 また、従来では装着溝にピンを加工していたために、その加工費用が高くなっ ていたが、この考案にあっては、弾性リングに突起を形成するだけであるため、 その一体成形が非常に簡単であり、従ってシール装置全体の製作コストを低減す ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す図である。
【図2】図1におけるX−X線においてシリンダを省略
した要部断面図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す図である。
【図4】図3におけるY−Y線においてシリンダを省略
した要部断面図である。
【図5】従来例を示す図である。
【図6】図5におけるC−C線においてシリンダを省略
した要部断面図である。
【図7】他の従来例を示す図である。
【図8】図7におけるD−D線においてシリンダを省略
した要部断面図である。
【符号の説明】
1、21、41、61……シール装置 2、22、42、62……弾性リング 3、43……リップ部 4、44……固定部 5、6、25、26……突起 7、27、47、67……第1シールリング 8、28、48、68……第2シールリング 7a、8a、27a、28a、47a、48a、67
a、68a……カット部 9、29、49、69……シールリング 10、30、50、70……装着溝 10a、10b、30a、30b、50a、50b、7
0a、70b……側面 11、31、51、71……シリンダ 11a、11b、31a、31b、51a、51b、7
1a、71b……隙間 12、32、52、72……ピストン 12a、32a、52a、72a……シャフト 13、33、53、73……空所 22a、62a……切欠き 34、74……テンションリング 45、46、65、66……ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性リング(2)(22)と、この弾性
    リング(2)(22)の一方の周面側に設けられるシー
    ルリング(9)(29)とを有し、相対移動可能な2部
    材のうちの一方の部材(12)(32)に形成される装
    着溝(10)(30)に装着されることにより、前記シ
    ールリング(9)(29)で他方の部材(11)(3
    1)と摺動させて前記2部材間をシールするシール装置
    であって、前記シールリング(9)を、カット部(7
    a)を有する第1シールリング(7)と、この第1シー
    ルリング(7)に連設されるとともに、カット部(8
    a)を有する第2シールリング(8)とで形成し、前記
    弾性リング(2)に、前記第1シールリング(7)のカ
    ット部(7a)に係合可能な突起(5)と、前記第2シ
    ールリング(8)のカット部(8a)に係合可能である
    とともに、前記突起(5)に対して周方向にずれた部位
    に位置する突起(6)とを形成したことを特徴とするシ
    ール装置。
JP036448U 1992-05-29 1992-05-29 シール装置 Pending JPH0596637U (ja)

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