JPH0596640U - メカニカルシール - Google Patents
メカニカルシールInfo
- Publication number
- JPH0596640U JPH0596640U JP4308892U JP4308892U JPH0596640U JP H0596640 U JPH0596640 U JP H0596640U JP 4308892 U JP4308892 U JP 4308892U JP 4308892 U JP4308892 U JP 4308892U JP H0596640 U JPH0596640 U JP H0596640U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- seal ring
- cartridge case
- elastomer bellows
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エラストマーベローズ5とシールリング6及
びカートリッジケース3との間の優れたシール性を得
る。 【構成】 エラストマーベローズ5の先端フィット部5
a内径にシールリング6の筒状保持部6bとホルダ10
との間で径方向に圧縮される第一の突起部53を突設
し、エラストマーベローズ5の後端フィット部5bの背
面にホルダ11とカートリッジケース3の後端壁3bと
の間で軸方向に圧縮される第二の突起部55を突設し、
後端フィット部5bの外径端にシールリング6側へ向け
て延びその外周面に突設された峰部57がカートリッジ
ケース3bの外径筒状部3b内周面に圧接する環状リッ
プ56を設ける。
びカートリッジケース3との間の優れたシール性を得
る。 【構成】 エラストマーベローズ5の先端フィット部5
a内径にシールリング6の筒状保持部6bとホルダ10
との間で径方向に圧縮される第一の突起部53を突設
し、エラストマーベローズ5の後端フィット部5bの背
面にホルダ11とカートリッジケース3の後端壁3bと
の間で軸方向に圧縮される第二の突起部55を突設し、
後端フィット部5bの外径端にシールリング6側へ向け
て延びその外周面に突設された峰部57がカートリッジ
ケース3bの外径筒状部3b内周面に圧接する環状リッ
プ56を設ける。
Description
【0001】
本考案は、機器の回転軸周を密封するメカニカルシールであって、とくに非回 転のシールリングがカートリッジケース内に保持され、このシールリングとカー トリッジケースの間をエラストマーベローズで密封した構造を有するカートリッ ジ型のメカニカルシールに関する。
【0002】
従来から、例えば自動車エンジンの冷却水ポンプの軸周を密封するメカニカル シールとして、図2に示すような、回転側及び静止側の部品群が一体化されたカ ートリッジ型のメカニカルシールが知られている。図において、1は冷却水ポン プの軸封部のハウジング、2はこのハウジング1内に挿通されて図示しないプー リで駆動され、インペラーを回転させるシャフトである。
【0003】 上記メカニカルシールは、ハウジング1の軸孔開口部に密嵌された環状のカー トリッジケース3と、このカートリッジケース3内に軸方向移動自在かつ回り止 めされた状態に支持され、スプリング4によって軸方向に付勢されるとともにエ ラストマーベローズ5によってカートリッジケース3との間の気密が保持された 非回転のシールリング6と、前記カートリッジケース3の内周に挿通された状態 でシヤフト2に外装されたスリーブ7と、このスリーブ7のシールリング6側の 端部に形成された鍔状の収容部7a内にカップガスケット8を介して抱持された メイティングリング9とを備え、シャフト2と一体回転するこのメイティングリ ング9と軸方向に対向する非回転のシールリング6が前記スプリング4の付勢力 によって気密摺接し、その密封摺動面Sにおいて、その外周側のポンプ室内の密 封対象液Wが大気A側(軸受側)へ漏洩するのを阻止するものである。
【0004】
しかし、上記従来のメカニカルシールは、エラストマーベローズ5の先端フィ ット部5a及び後端フィット部5bが、シールリング6の背面及びカートリッジ ケース3の後端壁3aの内面に、それぞれ接着剤Bをもって接着されていること から、密封摺動面Sで発生する摩擦熱や、摩擦トルクによって、高温雰囲気条件 あるいは高速回転条件下では、接着剥れが生じ、エラストマーベローズ5の両端 から漏れが発生する恐れがあった。
【0005】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 エラストマーベローズとシールリング及びカートリッジケースとの間での優れた シール性を得ることにある。
【0006】
上記従来の技術的課題は、本考案によって有効に解決することができる。 すなわち本考案に係るメカニカルシールは、エラストマーベローズの先端フィ ット部内径に突設されてシールリング後端内径の筒状保持部とスプリングの先端 部を保持するホルダとの間で径方向に圧縮される環状の第一の突起部と、前記エ ラストマーベローズの後端フィット部の背面に突設されて前記スプリングの後端 を保持するホルダとカートリッジケースの後端壁との間で軸方向に圧縮される環 状の第二の突起部と、前記後端フィット部の外径端から前記シールリング側へ向 けて延びその外周面に突設された峰部が前記カートリッジケースの外径筒状部内 周面に圧接する環状リップとを有するものである。
【0007】
本考案の構成によると、エラストマーベローズの先端フィット部は、その内径 に突設された第一の突起部が、シールリングの後端内径の筒状保持部に径方向へ の圧縮状態で圧接することによって、前記シールリングとの間の気密性及び固定 性を十分に確保する。一方、エラストマーベローズの後端フィット部の背面に突 設された第二の突起部が、カートリッジケースの後端壁の内側面にスプリングの 軸方向付勢力で圧接すると共に、前記後端フィット部の外径側に設けた環状リッ プの外周の峰部が密封対象液の圧力で前記カートリッジケースの外径筒状部内周 面に圧接することによって、前記カートリッジケースとの間の気密性及び固定性 を十分に確保する。
【0008】
図1は本考案の一実施例を示すものである。なお、先の図2に示す従来例と同 一または対応する部分には同一の符号を用い、その説明を省略する。
【0009】 すなわちこのメカニカルシールは、エラストマーベローズ5の先端フィット部 5aが断面略L字形をなしており、この先端フィット部5aの径方向部分51は 、シールリング6の背面6aと、スプリング4の先端部4aを保持する断面L字 形のホルダ10の径方向部10aとの間で、スプリング4の付勢力により圧接状 態に挟着されている。また、前記先端フィット部5aの内径筒状部52の内周面 には環状の第一の突起部53が形成されており、前記シールリング6の背面6a 内径部から突出した筒状保持部6bと、前記ホルダ10の内径筒状部10bとの 間に設定された締め代によって圧縮状態に挟着されている。
【0010】 一方、エラストマーベローズ5の後端フィット部5bも断面略L字形をなして おり、この後端フィット部5bの径方向部分54の背面には環状の第二の突起部 55が形成されており、カートリッジケース3の後端壁3aの内側面と、スプリ ング4の後端部4bを保持する断面略コ字形のホルダ11の径方向部分11aと の間で、スプリング4の付勢力により圧接状態に挟着されている。また、前記後 端フィット部5bの外径端からはシールリング6側へ向けて環状リップ56がほ ぼ軸方向に延びており、その先端側の外周面に突設された峰部57がカートリッ ジケース3の外径筒状部3bの内周面に密接している。
【0011】 さらに、本実施例では、メイティングリング9が、その背面9aの内径側及び 内周面9bを覆うガスケット12を介して、スリーブ7の一端に形成された収容 部7aに気密的に嵌着され、メイティングリング9の外径側部分が密封対象液W (水)内に開放された構造とすることによって、密封摺動面Sで発生した熱がメ イティングリング9から密封対象液Wへ放出されやすいようにし、密封摺動面S の冷却効率の向上を図っている。また、メイティングリング9の内周面9bとス リーブ7との間に介在されるガスケット12の内径部12aは、その内周面が前 記収容部7a内へ向けて大径になるテーパ状に形成することによって、メイティ ングリング9との組み合わせ状態での容部7a内への圧入を容易にしている。
【0012】 すなわち、上記構成のメカニカルシールは、エラストマーベローズ5の両端フ ィット部5a,5bに形成された第一及び第二の突起部53,55が、適宜圧縮 状態でシールリング6及びカートリッジケース3に圧着されるものである。ここ で、第一の突起部53は、シールリング6の筒状保持部6bとホルダ10の内径 筒状部10bとの間に設定された締め代によって十分な圧着力及び密封性を付与 されているのに対し、第二の突起部55は、その締め代がコイルスプリング4の 軸方向の押圧力に依存されるものであるため、それ自体の圧着力は第一の突起部 53に比較して低いものであるが、その外径側に位置する環状リップ部56は、 密封対象液Wの圧力によって、図中破線で示す外径の峰部57が適宜潰された状 態でカートリッジケース3の外径筒状部3bに圧接するため第二の突起部55に おける圧着力不足を十分に補うことができる。
【0013】 また、エラストマーベローズ5の後端フィット部5bにおける密封性は、ホル ダ11の内径筒状部11bとカートリッジケース3の後端内径筒状部3cの間に 前記後端フィット部5bの内径の軸方向部分58に対する締め代を与えることに よって得る場合と異なり、組立の際に前記後端フィット部5bをカートリッジケ ース3の後端壁3aへ向けて圧入するといった作業が不要であり、したがって圧 入を容易にするために後端フィット部5bにアルコールを塗布する必要もなく、 接着剤を用いるものでもないため、組立工数を減少させることができる。
【0014】
本考案のメカニカルシールは、エラストマーベローズの先端フィット部内径に 突設された第一の突起部がシールリングの後端内径の筒状保持部に圧接し、後端 フィット部の背面に突設された第二の突起部がカートリッジケースの後端壁の内 側面にスプリングの軸方向付勢力で圧接すると共に、前記後端フィット部の外径 側に設けた環状リップの外周の峰部が密封対象液の圧力で前記カートリッジケー スの外径筒状部内周面に圧接することによって、前記カートリッジケースとの間 の気密性及び固定性を十分に確保するので、接着剤によるエラストマーベローズ とシールリング及びカートリッジケースの接着が不要であるばかりでなく、密封 対象液圧による環状リップ部の十分な密封性が期待でき、前記カートリッジケー スへの後端フィット部の圧入作業も不要であることから、組立も容易であるとい った効果を奏する。
【図1】本考案に係るメカニカルシールの一実施例を、
装着される機器との関係において示す半断面図である。
装着される機器との関係において示す半断面図である。
【図2】従来のメカニカルシールの一例を、装着される
機器との関係において示す半断面図である。
機器との関係において示す半断面図である。
1 ハウジング 2 シャフト 3 カートリッジケース 4 スプリング 5 エラストマーベローズ 5a 先端フィット部 5b 後端フィット部 53 第一の突起部 55 第二の突起部 56 環状リップ 57 峰部 6 シールリング 6a 背面 6b 筒状保持部 7 スリーブ 7a 収容部 9 メイティングリング 10,11 ホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに固定されるカートリッジケ
ース内に、シャフト側のメイティングリングに衝合する
シールリングと、このシールリングを前記メイティング
リングに押し付けるスプリングと、前記シールリングと
カートリッジケースとの間の気密性を保持するエラスト
マーベローズが組み込まれたメカニカルシールにおい
て、 前記エラストマーベローズの先端フィット部内径に突設
されて前記シールリング後端内径の筒状保持部と前記ス
プリングの先端部を保持するホルダとの間で径方向に圧
縮される環状の第一の突起部と、 前記エラストマーベローズの後端フィット部の背面に突
設されて前記スプリングの後端を保持するホルダと前記
カートリッジケースの後端壁との間で軸方向に圧縮され
る環状の第二の突起部と、 前記後端フィット部の外径端から前記シールリング側へ
向けて延びその外周面に突設された峰部が前記カートリ
ッジケースの外径筒状部内周面に圧接する環状リップ
と、 を備えたことを特徴とするメカニカルシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308892U JPH0596640U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | メカニカルシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308892U JPH0596640U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | メカニカルシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596640U true JPH0596640U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12654091
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4308892U Pending JPH0596640U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | メカニカルシール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596640U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6354891B2 (ja) * | 1980-09-08 | 1988-10-31 | Nippon Denshi Kiki Kk |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4308892U patent/JPH0596640U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6354891B2 (ja) * | 1980-09-08 | 1988-10-31 | Nippon Denshi Kiki Kk |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980428 |