JPH0596682A - 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法 - Google Patents

凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法

Info

Publication number
JPH0596682A
JPH0596682A JP3289502A JP28950291A JPH0596682A JP H0596682 A JPH0596682 A JP H0596682A JP 3289502 A JP3289502 A JP 3289502A JP 28950291 A JP28950291 A JP 28950291A JP H0596682 A JPH0596682 A JP H0596682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin
steel sheet
colored
convex
sheet pile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3289502A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Miyajima
義洋 宮嶋
Nobuki Yoshizaki
信樹 吉崎
Yoshihisa Kayazono
義久 仮屋園
Hirotada Kato
弘忠 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3289502A priority Critical patent/JPH0596682A/ja
Publication of JPH0596682A publication Critical patent/JPH0596682A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリオレフイン被覆の表面にレンガ状あるい
は点状等の凸模様を有して,美観に優れたポリオレフイ
ン被覆鋼矢板およびその製造法を提供する。 【構成】 下地処理を施した鋼矢板1の表面に,変性ポ
リオレフイン接着剤層4を介して着色ポリオレフイン層
5を積層し,その着色ポリオレフイン層5の表面に部分
的に着色ポリオレフイン層6を凸状に積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は河川,港湾などで用いら
れる鋼構造物に使用するポリオレフィン被覆鋼矢板に関
し、更に詳しくは、着色ポリオレフィン被覆の表面にレ
ンガ(煉瓦)状あるいは点状の凸模様を有して美観に優
れているポリオレフィン被覆鋼矢板およびその製造法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポリオレフィン被覆鋼矢板の被覆
には防食性と耐候性が優れた黒色のポリエチレンが用い
られている。しかしながら、最近の都市景観あるいは河
川,港湾等の鋼構造物の美観景観に対する市場ニーズの
高まりから、各種色彩等を有して環境に調和するポリオ
レフィン被覆鋼矢板の開発が望まれている。かかるニー
ズに対しては、例えば図17に示すように、火炎処理を
施した電子線架橋黒色ポリエチレン被覆24の表面にウ
レタンプライマー層25を塗装し、次いで各種色彩の着
色塗料塗膜26を塗装した被覆鋼矢板が知られている。
なお図17において、1は鋼矢板、2はクロメート被
膜、3はエポキシプライマー、4は変性ポリオレフィン
接着剤層である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の被覆鋼矢板を製造するには、一旦、鋼矢板1にポリ
オレフィンを被覆し、その表面を火炎処理してウレタン
プライマーを塗装し、さらにその表面に各種色彩の着色
塗料を塗装する必要があるので、製造工程が煩雑であ
る。また単色の色彩では環境調和にも限界があり、更に
環境調和の容易な各種の着色模様を鋼矢板の表面に付与
するには、一層複雑な塗装工程を経る必要があり、従来
技術を以ってしては、ポリオレフィン被覆鋼矢板の表面
に、簡単な被覆工程で環境調和の容易な各種色彩模様、
特に水辺の環境に調和し易いレンガ模様や土をイメージ
した点模様を付与することが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題点を解決すべく鋭意研究した結果、下地処理を施した
鋼矢板の表面に、変性ポリオレフィン接着剤層を介して
電子線架橋ポリオレフィンシートを接着する従来のポリ
オレフィン被覆鋼矢板の製造法において、電子線架橋ポ
リオレフィンシートの代わりに、表面に部分的に凸状の
着色ポリオレフィンを積層した着色ポリオレフィンシー
トを接着被覆することによって、凸模様を有するポリオ
レフィン被覆鋼矢板が簡単に得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、図1ないし図8に示
すように、ブラスト処理を施した鋼矢板1の山面または
谷面に、クロメート被膜2とエポキシプライマー層3と
を順次積層して下地処理を施し、その表面に、変性ポリ
オレフィン接着剤層4を介して着色ポリオレフィン層5
を積層し、その着色ポリオレフィン層5の表面に、部分
的に着色ポリオレフィン層6を積層して、表面にレンガ
模様,点模様等の凸模様を有するポリオレフィン被覆鋼
矢板を構成する。また本発明は、下地処理を施した鋼矢
板の山面に、変性ポリオレフィン接着剤の粉体を静電塗
装して加熱溶融したのち、予め着色ポリオレフィンシー
トの表面に部分的に着色ポリオレフィンを凸状に積層し
た凸模様ポリオレフィンシート8を、図9および図10
に示すように、ウエブ部の圧着ロール9とウエブ部コー
ナーの圧着ロール10とフランジ部の圧着ロール11,
12とにより順次接着させることを特徴とする凸模様を
有するポリオレフィン被覆鋼矢板の製造法にある。さら
に本発明は、下地処理を施した鋼矢板の谷面に、変性ポ
リオレフィン接着剤の粉体を静電塗装して加熱溶融した
のち、予め着色ポリオレフィンシートの表面に部分的に
着色ポリオレフィンを凸状に積層した凸模様ポリオレフ
ィンシート8を、図11および図12に示すように、ウ
エブ部の圧着ロール13とウエブ部コーナーの圧着ロー
ル14とフランジ部の圧着ロール15,16と爪部の圧
着ロール17とにより順次接着させることを特徴とする
凸模様を有するポリオレフィン被覆鋼矢板の製造法にあ
る。
【0006】前記凸模様ポリオレフィンシート8を製造
する場合、図13および図14に示すように、着色ポリ
オレフィンシート18を加熱装置19により加熱し、そ
の着色ポリオレフィンシート18の表面の予め設定され
た部分的位置に、ノズル20を用いて計量した着色ポリ
オレフィン21を載置し、次いでその表面から多数の矩
形凹部27を有する金型22によりプレスすることによ
り、凸状のレンガ模様を有する凸模様ポリオレフィンシ
ート8を製造することができる。また凸模様ポリオレフ
ィンシート8を製造する場合、図15および図16に示
すように、着色ポリオレフィンシート18を加熱装置1
9により加熱し、その着色ポリオレフィンシート18の
表面の予め設定された部分的位置に、ノズル20を用い
て計量した着色ポリオレフィン21を載置し、次いでそ
の表面から多数の円柱凹部28を有する金型23により
プレスすることにより、多数の凸状の点模様を有する凸
模様ポリオレフィンシート8を製造することができる。
【0007】次に本発明について詳細に説明する。本発
明において用いる鋼矢板1とは、炭素鋼,ステンレス鋼
等の合金鋼により製造された鋼矢板である。また鋼矢板
の耐食性を向上させる目的で、鋼矢板の山面または谷面
に、亜鉛,アルミニウム,ニッケル,クロム等のメッ
キ,亜鉛−鉄,亜鉛−ニッケル等の合金メッキ、該メッ
キまたは合金メッキにシリカ,酸化チタン等の無機微粒
子を分散した分散メッキを施したものも用いることがで
きる。
【0008】鋼矢板の下地処理としては、鋼矢板の山
面,谷面をグリットブラスト,サンドブラスト等でブラ
スト処理して除錆したのちクロメート処理剤を塗布して
焼付け、次いでエポキシプライマーを塗布して硬化させ
て行うが、これ以外の下地処理、例えばクロメート処
理,リン酸塩処理,シランカップリング処理,エポキシ
プライマー処理の単独の下地処理、またはクロメート処
理とシランカップリング処理を組合せる下地処理,リン
酸塩処理とシランカップリング処理あるいはリン酸塩処
理とエポキシプライマー処理を組合せる下地処理,シラ
ンカップリング処理とエポキシプライマー処理を組合せ
る下地処理等も用いることができる。
【0009】本発明に用いるクロメート処理剤として
は、一般に市販のシリカ添加クロメート処理剤(例えば
関西ペイント社製のコスマー#100)、あるいはシリ
カとリン酸を添加したクロメート処理剤、そのシリカ−
リン酸添加クロメート処理剤にシランカップリング剤を
添加したクロメート処理剤を用いることができる。エポ
キシプライマーとしては、ビスフェノールAのジグリシ
ジルエーテル,ビスフェノールADのジグリシジルエー
テルまたはビスフェノールFのジグリシジルエーテルに
シリカ,酸化チタン等の無機顔料を添加した主剤と、ア
ミン系硬化剤の二液を混合して塗布し加熱硬化させる二
液混合型エポキシプライマー、あるいはビスフェノール
Aのジグリシジルエーテル,ビスフェノールADのジグ
リシジルエーテルまたはビスフェノールFのジグリシジ
ルエーテルに、シリカ,酸化チタン等の無機顔料、ジシ
アンジアミド系硬化剤とイミダゾール系硬化促進剤の混
合物からなり該混合物を塗布して加熱硬化させる一液型
エポキシプライマーを用いる。鋼矢板とポリオレフィン
被覆の間に十分な接着力を付与するために、クロメート
被膜の膜厚は焼付け後の全クロム付着量換算で250〜
1000mg/m2 の範囲とし、かつエポキシプライマー
の膜厚は30〜200μmの範囲にする。
【0010】下地処理を施した鋼矢板の山面または谷面
に被覆する変性ポリオレフィン接着剤層と、着色ポリオ
レフィン層および部分的に凸状に積層する着色ポリオレ
フィン層は、ポリエチレン,または1−ブテン,4−メ
チル−1−ペンテン,1−ヘキセン,1−オクテン,プ
ロピレン等のα−オレフィンとエチレンの共重合体のポ
リオレフィンを無水マレイン酸等の酸無水物で変性した
変性物、着色顔料を添加した該ポリオレフィンで各々形
成する。さらに、これらのポリオレフィンには、必要に
応じて紫外線安定剤,紫外線吸収剤,酸化防止剤等の劣
化防止剤を添加する。鋼矢板とポリオレフィン被覆との
間に十分な接着力を付与するために、変性ポリオレフィ
ン接着剤層の膜厚は50〜900μmの範囲にする。ま
た被覆に十分な防食性を付与するために、ポリオレフィ
ン層の膜厚の下限を0.5mmとし、被覆時における圧着
ロールによる貼り付け時の作業性を阻害しないように、
その膜厚の上限を8mmにする。また着色ポリオレフィン
層の表面に部分的に積層する凸状の着色ポリオレフィン
層の膜厚は、模様の凸観を出すためにその膜厚の下限を
0.5mmとし、被覆時の圧着ロールによる貼り付け時の
作業性を阻害しないようにその膜厚の上限を8mmとす
る。
【0011】次に、本発明のポリオレフィン被覆鋼矢板
の製造法の一例について説明する。鋼矢板の山面または
谷面をグリットブラストやサンドブラストでブラスト処
理して除錆し、その表面にクロメート処理剤を塗布して
焼付け後の全クロム付着量が250〜1000mg/m2
の範囲になるようにロールで塗布し、焼付ける。焼付温
度は、鋼矢板とポリオレフィン被覆の間に十分な耐水接
着性を付与するために、焼付けにかける時間によって5
0〜250℃の範囲にする。例えば、10分程度の焼付
け時間をかける場合は50℃で、1分程度の焼付け時間
をかける場合は250℃である。次に、クロメート被膜
の表面に二液混合型エポキシプライマーまたは一液型エ
ポキシプライマーを膜厚が30〜200μmの範囲にな
るようにスプレー塗装し、加熱して硬化させる。加熱温
度は、加熱時間によって鋼矢板の表面温度で120〜2
50℃の範囲になるようにする。例えば、3分程度の加
熱時間をとる場合は120℃、1分程度の加熱時間をと
る場合は250℃とする。このようにして、山面または
谷面に下地処理を施した鋼矢板を得る。
【0012】次に鋼矢板の山面または谷面にポリオレフ
ィン被覆を施す場合は、まず下地処理を施した鋼矢板の
山面または谷面に、変性ポリオレフィン接着剤の粉体
を、その膜厚が50〜900μmの範囲になるように静
電塗装し、加熱溶融する。加熱温度は、変性ポリオレフ
ィン接着剤の種類によって160〜250℃の範囲にす
る。例えば、無水マレイン酸変性ポリエチレン接着剤で
は160〜200℃、無水マレイン酸変性エチレン−1
−ブテン共重合体では180〜250℃の範囲にする。
【0013】次いで、鋼矢板の山面へのポリオレフィン
被覆は、テーブルローラー上で鋼矢板を移送搬送しなが
ら、図9および図10に示すように、前記山面の溶融状
態の変性ポリオレフィン接着剤層の表面に、予め着色ポ
リオレフィンシートの表面に部分的に着色ポリオレフィ
ンを凸状に積層した凸模様ポリオレフィンシート8を、
ウエブ部の圧着ロール9とウエブ部コーナーの圧着ロー
ル10とフランジ部の圧着ロール11,12とにより順
次押圧接着して行う。
【0014】また鋼矢板の谷面へのポリオレフィン被覆
は、テーブルローラー上で鋼矢板を移送搬送しながら、
図11および図12に示すように、前記谷面の溶融状態
の変性ポリオレフィン接着剤層の表面に、予め着色ポリ
オレフィンシートの表面に部分的に着色ポリオレフィン
を凸状に積層した凸模様ポリオレフィンシート8を、ウ
エブ部の圧着ロール13とウエブ部コーナーの圧着ロー
ル14とフランジ部の圧着ロール15,16と爪部の圧
着ロール17とにより順次押圧接着して行う。
【0015】凸模様ポリオレフィンシート8の接着に用
いるウエブ部の圧着ロール,ウエブ部コーナーの圧着ロ
ール,フランジ部の圧着ロール,爪部の圧着ロールとし
ては、シリコンゴム製またはウレタンゴム製のものが用
いられ、かつ圧着ロールの圧着時の荷重は0.1〜8kg
/cm2 の範囲に設定される。その荷重が0.1kg/cm2
未満では、接着が不均一になって接着力が低下する部分
が発生し、またその荷重が8kg/cm2 を越えると、凸状
の着色ポリオレフィン部分の模様が変形し外観が悪くな
る。したがって、荷重を前記の範囲に設定する必要があ
る。圧着荷重のかけ方としては、エアーシリンダーまた
は油圧シリンダーにより押圧する手段を採用できるが、
これ以外の手段、例えば重錘等により圧下する手段を採
用してもよい。
【0016】次に、本発明に用いる凸模様ポリオレフィ
ンシート8の製造法について、レンガ調の凸模様と点状
の凸模様の場合を例にとり説明する。まず表面にレンガ
調の凸模様を有する凸模様ポリオレフィンシート8は、
図13および図14に示すように、Tダイ押出成形法等
でシート状に成形した着色ポリオレフィンシート18
を、加熱装置19の上にローラーで搬送して加熱する。
その加熱温度は60〜140℃の範囲とし、ポリオレフ
ィンの種類により変える。例えば着色ポリエチレンでは
加熱温度を60〜80℃、着色エチレン−1−ブテン共
重合体では加熱温度を80〜100℃、着色エチレン−
プロピレンブロック共重合体では加熱温度を120〜1
40℃の範囲にする。前記加熱温度が下限温度未満で
は、次工程で着色ポリオレフィンシート18の表面に部
分的に積層する着色ポリオレフィン21との接着が不充
分になり、前記加熱温度が上限温度を越えると、着色ポ
リオレフィンシート18が変形または溶融して外観が悪
くなる。次に加熱した着色ポリオレフィンシート18を
ノズル20の下にローラーにより移送し、着色ポリオレ
フィン21の溶融物を予め決めた着色ポリオレフィンシ
ート18の表面のレンガ状凸部の中央の位置にノズル2
0から押出して載置する。ノズル20への着色ポリオレ
フィン21の溶融物の供給は、射出成形機から計量シリ
ンダを介して行う。着色ポリオレフィン21の溶融物の
押出量は次工程のプレスの金型22の対応する矩形凹部
27の容積に相当する量である。着色ポリオレフィン2
1の溶融物の溶融温度は160〜260℃の範囲とし、
ポリオレフィンの種類によって変える。例えば、該溶融
温度は着色ポリエチレンでは160〜230℃、着色エ
チレン−1−ブテン共重合体では180〜240℃、着
色エチレン−ブロック共重合体では200〜260℃の
範囲にする。前記溶融温度が下限温度未満では、溶融物
の流動性が悪すぎて、次工程のプレスで溶融物が金型2
2の矩形凹部27に充分充満するのに長時間を要し、ま
た前記溶融温度が上限温度を越えると、プレス時に着色
ポリオレフィンシート18と金型22の接触面から前記
溶融物がはみ出し外観が悪化する。
【0017】着色ポリオレフィン21の溶融物を載置し
た着色ポリオレフィンシート18をプレス機の金型22
の真下に移送し、その金型22によりプレス成形して、
表面にレンガ調の凸模様を有する着色ポリオレフィンシ
ート8を得る。使用する金型22はプレス面にレンガ形
の矩形凹部27を持ち、その矩形凹部27の大きさ,深
さと矩形凹部相互間の間隔は模様のデザインにより決め
る。金型22をプレス前に加熱してからプレスする。そ
の加熱温度は60〜140℃の範囲とし、ポリオレフィ
ンの種類により変える。例えば、着色ポリエチレンでは
加熱温度を60〜80℃,着色エチレン−1−ブテン共
重合体では80〜100℃,着色エチレン−プロピレン
ブロック共重合体では120〜140℃の範囲に設定す
る。前記加熱温度が下限温度未満では、プレス後の表面
を平滑にするのに長時間を要し、また前記加熱温度が上
限温度を越えると、プレス後の金型22と着色ポリオレ
フィン21の間の離型性が悪くなる。プレス時の荷重は
1〜50kg/cm2 の範囲に設定する。その荷重が1kg/
cm2 未満では、プレス後の着色ポリオレフィン21の表
面を平滑にすることが難しくなり、また前記荷重が50
kg/cm2 を越えると、着色ポリオレフィンシート18が
変形して外観が悪化する。
【0018】前述のようにして得られた表面にレンガ調
の凸模様を有する着色ポリオレフィンシートを、鋼矢板
の表面に圧着ロールで押圧接着する際に、そのシートの
凸部が変形して模様が損なわれる可能性がある場合に
は、そのシートの表面から電子線を照射してシート全体
を架橋してもよい。
【0019】前述の方法により、表面にレンガ調の模様
を有する凸模様ポリオレフィンシート8を製造するが、
ベースの平坦な着色ポリオレフィンシート18の色調と
レンガ部分の凸部を構成する着色ポリオレフィン21の
色調および両色調の組合せ、ならびにレンガ部分の凸部
の着色ポリオレフィン部分に1種の色調を用いるかまた
は複数の色調を用いるかはレンガ模様のデザインにより
決める。
【0020】表面に点状の凸模様を有する凸模様ポリオ
レフィンシート8を製造する場合は、図15および図1
6に示すように、Tダイ押出成形法等でシート状に成形
した着色ポリオレフィンシート18を、加熱装置19の
上にローラーで搬送し加熱する。その加熱温度は60〜
140℃の範囲とし、ポリオレフィンの種類により加熱
温度を変える。例えば着色ポリエチレンではその加熱温
度を60〜80℃,着色エチレン−1−ブテン共重合体
では加熱温度を80〜100℃,着色エチレン−プロピ
レンブロック共重合体では加熱温度を120〜140℃
の範囲に設定する。前記加熱温度が下限温度未満では、
次工程で前記着色ポリオレフィンシート18の表面に部
分的に積層する着色ポリオレフィン21との接着が不充
分になり、前記加熱温度が上限温度を越えると、着色ポ
リオレフィンシート18が変形または溶融して外観が悪
くなる。加熱した着色ポリオレフィンシート18をノズ
ル20の下にローラーで移送し、着色ポリオレフィン2
1の溶融物を、予め決めた着色ポリオレフィンシート1
8の表面の点状凸部の中央の位置にノズル20で押出し
て載置する。ノズル20への着色ポリオレフィン21の
溶融物の供給は射出成形機から計量シリンダを介して行
う。着色ポリオレフィン21の溶融物の押出量は次工程
のプレスの金型23の対応する円柱凹部28の容積に相
当する量である。着色ポリオレフィン21の溶融物の溶
融温度は160〜260℃の範囲とし、ポリオレフィン
の種類によって変える。例えば着色ポリエチレンではそ
の溶融温度を160〜230℃,着色エチレン−1−ブ
テン共重合体では180〜240℃,着色エチレン−プ
ロピレンブロック共重合体では200〜260℃の範囲
にする。その溶融温度が下限温度未満では、溶融物の流
動性が悪すぎて次工程のプレスで溶融物が金型23の円
柱凹部28に充分充満するのに長時間を要し、また溶融
温度が上限温度を越えると、プレス時に着色ポリオレフ
ィンシート18と金型22の接触面から前記溶融物がは
み出し外観が悪化する。
【0021】着色ポリオレフィン21の溶融物を載置し
た着色ポリオレフィンシート18をプレス機の金型23
の真下に移送し、金型23でプレス成形して表面に点状
の凸模様を有するポリオレフィンシート8を得る。前記
金型23はプレス面に多数の点状の円柱凹部28を有
し、その円柱凹部28の直径,深さ,円柱凹部の間隔は
模様のデザインにより決める。金型23はプレス前に加
熱してプレスする。金型23の加熱温度は60〜140
℃の範囲とし、ポリオレフィンの種類により変える。例
えば着色ポリエチレンでは、金型23の加熱温度を60
〜80℃,着色エチレン−1−ブテン共重合体では80
〜100℃,着色エチレン−プロピレンブロック共重合
体では120〜140℃の範囲にする。金型の加熱温度
が下限温度未満では、プレス後の表面を平滑にするのに
長時間を要し、また金型の加熱温度が上限温度を越える
と、プレス後の金型23と着色ポリオレフィン21の間
の離型性が悪くなる。プレス時の荷重は1〜50kg/cm
2の範囲にする。その荷重が1kg/cm2 未満では、プレ
ス後の着色ポリオレフィン21の表面を平滑にすること
が難しく、また前記荷重が50kg/cm2 を越えると、着
色ポリオレフィンシート18が変形して外観が悪化す
る。
【0022】前述のようにして得られた表面に点状の凸
模様を有する着色ポリオレフィンシートを、鋼矢板の表
面に圧着ロールで押圧接着する際に、そのシートの凸部
が変形して模様が損なわれる可能性がある場合には、そ
のシートの表面から電子線を照射してシート全体を架橋
してもよい。
【0023】前述の方法により、表面に点状の模様を有
する凸模様ポリオレフィンシート8を製造するが、ベー
スの平坦な着色ポリオレフィンシート18の色調と点状
凸部を構成する着色ポリオレフィン部分の色調および両
色調の組合せ、ならびに点状凸部の着色ポリオレフィン
部分に1種の色調を用いるかまたは複数の色調を用いる
かは、点状模様のデザインにより決める。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 実施例1 鋼矢板(FSPIII 型×5500mm長さ)の山面をグリ
ットブラスト処理して除錆し、その表面に、シリカ添加
クロメート処理剤である関西ペイント社製の「コスマー
#100」を、全クロム付着量が600mg/m2 になる
ようにロールで塗布し、50℃で10分間焼付けた。次
いで、その表面に、ビスフェノールAのジグリシジルエ
ーテルにシリカ微粉3重量%を添加した主剤とアミン系
硬化剤である油化シェルエポキシ社製の「B00ZW」
を2:1の重量比で混合して膜厚が200μmになるよ
うにスプレー塗装し、250℃で1分間加熱して硬化さ
せエポキシプライマー層を形成した。次いでその表面に
無水マレイン酸変性低密度ポリエチレンの粉体接着剤を
膜厚が900μmになるように静電塗装し、180℃に
加熱して溶融した。次いで図9に示す方法で、表面にレ
ンガ形の凸模様を有する電子線架橋凸模様低密度ポリエ
チレンシートからなる凸模様ポリオレフィンシート8
を、鋼矢板1に対し、ウエブ部の圧着ロール9とウエブ
部コーナーの圧着ロール10とフランジ部の圧着ロール
11,12とにより順次押圧接着し、図1および図2に
示すように、山面にレンガ形の凸模様を有するポリオレ
フィン被覆鋼矢板を得た。表面にレンガ形の凸模様を有
する電子線架橋凸模様低密度ポリエチレンシートを次の
方法で製造した。まず図13および図14に示すよう
に、黒色(色調のマルセル値:N2.0)の低密度ポリ
エチレンシートからなる着色ポリオレフィンシート18
を、ローラーで加熱装置(電熱ヒーター板)19の上に
移送して70℃に加熱した後、ローラーでノズル20の
下に移送した。次いで茶色(色調のマルセル値:10R
4/7)の低密度ポリエチレンからなる着色ポリオレフ
ィン21を、射出成形機により200℃に溶融し、かつ
計量シリンダで計量してノズル20から、70℃に加熱
した黒色低密度ポリエチレンシートの上に押出して載置
し、次いでローラーでプレス機の下に移送した。次に、
その表面を、レンガ形の矩形凹部(深さ:3mm)をプレ
ス面に有する金型22でプレス成形し、レンガ形の凸模
様を形成した。表面に茶色のレンガ形の凸模様を形成し
た黒色低密度ポリエチレンシートの表面から電子線を照
射してシート全体を架橋し、電子線架橋凸模様低密度ポ
リエチレンシートを製造した。
【0025】実施例2 鋼矢板(FSPIII 型×5500mm長さ)の山面をサン
ドブラスト処理して除錆し、その表面に、リン酸・シリ
カ添加クロメート処理剤を全クロム付着量が250mg/
2 になるようにロールで塗布し、250℃で1分間焼
付けた。次いで、その表面にビスフェノールAのジグリ
シジルエーテルにシリカ微粉3重量%を添加した主剤と
アミン系硬化剤である油化シェルエポキシ社製の「B0
0ZW」を2:1の重量比で混合して膜厚が30μmに
なるようにスプレー塗装し、120℃で3分間加熱し硬
化させてエポキシプライマー層を形成した。次いでその
表面に無水マレイン酸変性エチレン−1−ブテン共重合
体の粉体接着剤を膜厚が50μmになるように静電塗装
し、220℃に加熱して溶融した。次に図10に示す方
法により、表面に点状の凸模様を有する電子線架橋凸模
様エチレン−1−ブテン共重合体シートからなる凸模様
ポリオレフィンシート8を、鋼矢板1に対し、ウエブ部
の圧着ロール9とウエブ部コーナーの圧着ロール10と
フランジ部の圧着ロール11,12とにより順次押圧接
着し、図5および図6に示すように、山面に点状の凸模
様を有するポリオレフィン被覆鋼矢板を得た。表面に点
状の凸模様を有する電子線架橋凸模様エチレン−1−ブ
テン共重合体シートを次の方法で製造した。まず図15
および図16に示すように、淡茶色(色調のマルセル
値:10YR7/4)のエチレン−1−ブテン共重合体
シートからなる着色ポリオレフィンシート18をローラ
ーで加熱装置(電熱ヒーター板)19の上に移送して9
0℃に加熱したのち、ローラーでノズル20の下に移送
した。次いで、茶色(色調のマルセル値:2.5YR5
/6.5)のエチレン−1−ブテン共重合体からなる着
色ポリオレフィン21を、射出成形機で220℃に溶融
し、かつ計量シリンダで計量してノズル20から、90
℃に加熱した薄茶色エチレン−1−ブテン共重合体シー
トの上に押出して載置し、次いでローラーでプレス機の
下に移送した。次に、その表面を、点状の円柱凹部28
(深さ:2mm)をプレス面に有する金型23でプレス成
形し、点状の凸模様を形成した。表面に茶色の点状の凸
模様を形成した薄茶色エチレン−1−ブテン共重合体シ
ートの表面から電子線を照射してシート全体を架橋し、
電子線架橋凸模様エチレン−1−ブテン共重合体シート
を製造した。
【0026】実施例3 鋼矢板(SGPIII 型×5500mm長さ)の谷面をグリ
ッドブラスト処理して除錆し、その表面に、シリカ添加
クロメート処理剤(関西ペイント社製の「コスマー#1
00」)を全クロム付着量が1000mg/m2 になるよ
うにロールで塗布し、250℃で1分間焼付けた。次い
で、その表面に、ビスフェノールAのジグリシジルエー
テルにシリカ微粉3重量%を添加した主剤とアミン系硬
化剤(三菱ガス化学社製の「ガスカミンG328」)を
100:24の重量比で混合した二液混合型エポキシプ
ライマーを、膜厚が200μmになるようにスプレー塗
装し、250℃で1分間加熱して硬化させて、エポキシ
プライマー層を形成した。次いでその表面に、無水マレ
イン酸変性低密度ポリエチレンの粉体接着剤を50μm
になるように静電塗装し、180℃に加熱して溶融し
た。次いで、図11に示す方法により、表面にレンガ形
の凸模様を有する電子線架橋低密度ポリエチレンシート
からなる凸模様ポリオレフィンシート8を、鋼矢板1に
対し、ウエブ部の圧着ロール13とウエブ部コーナーの
圧着ロール14とフランジ部の圧着ロール15,16と
爪部の圧着ロール17とにより順次押圧接着し、図3お
よび図4に示すように、谷面にレンガ形の凸模様を有す
るポリオレフィン被覆鋼矢板を得た。表面にレンガ形の
凸模様を有する電子線架橋凸模様低密度ポリエチレンシ
ートからなる凸模様ポリオレフィンシート8の色調およ
び製造法は実施例1の場合と同じである。
【0027】実施例4 鋼矢板(SGPIII 型×5500mm長さ)の谷面をグリ
ットブラスト処理して除錆し、その表面に、リン酸・シ
リカ添加クロメート処理剤を、全クロム付着量が100
0mg/m2 になるようにロールで塗布し、50℃で10
分間焼付けた。次いで、その表面に、ビスフェノールA
のジグリシジルエーテルにシリカ微粉3重量%を混合し
た混合物100重量部にジシアンジアミド系硬化剤(油
化シェルエポキシ社製の「エピキュア108FF」)7
重量部とイミダゾール系硬化促進剤(四国化成社製の
「キュアゾールC11Z」)3重量部を添加した一液型エ
ポキシプライマーを膜厚が50μmになるようにしごき
塗布し、250℃で1分間加熱して硬化させ、エポキシ
プライマー層を形成した。次いで、その表面に無水マレ
イン酸変性エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合
体の粉体接着剤を膜厚が400μmになるように静電塗
装し、220℃に加熱して溶融した。次いで、図12に
示す方法により、表面に点状の凸模様を有する電子線架
橋エチレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体からな
る凸模様ポリオレフィンシート8を、鋼矢板1に対し、
ウエブ部の圧着ロール13とウエブ部コーナーの圧着ロ
ール14とフランジ部の圧着ロール15,16と爪部の
圧着ロール17とにより順次押圧接着し、図7および図
8に示すように、鋼矢板1の谷面に点状の凸模様を有す
るポリオレフィン被覆鋼矢板を得た。表面に点状の凸模
様を有する電子線架橋凸模様エチレン−4−メチル−1
−ペンテン共重合体の色調および製造法は実施例2の場
合と同じである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、前記実施例からも明ら
かなように、下地処理を施した鋼矢板1の山面または谷
面に、着色ポリオレフィン層とその表面に部分的に凸状
に積層された着色ポリオレフィン層とからなる凸模様ポ
リオレフィンシート8を、変性ポリオレフィン接着剤層
を介して接着被覆することによって、各種色調のレンガ
模様,点模様等の凸模様を有して美観に優れかつ環境調
和の容易なポリオレフィン被覆鋼矢板を提供でき、さら
にその凸模様を有する着色ポリオレフィン被覆鋼矢板を
簡単な手段によって製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の山面に凸状のレンガ模様を有するポリ
オレフイン被覆鋼矢板の一部を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の谷面に凸状のレンガ模様を有するポリ
オレフイン被覆鋼矢板の一部を示す平面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】本発明の山面に凸状の点模様を有するポリオレ
フイン被覆鋼矢板の一部を示す平面図である。
【図6】図5のC−C線断面図である。
【図7】本発明の谷面に凸状の点模様を有するポリオレ
フイン被覆鋼矢板の一部を示す平面図である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】本発明の山面に凸状のレンガ模様を有するポリ
オレフイン被覆鋼矢板の製造法の一例を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の山面に凸状の点模様を有するポリオ
レフイン被覆鋼矢板の製造法の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の谷面に凸状のレンガ模様を有するポ
リオレフイン被覆鋼矢板の製造法の一例を示す斜視図で
ある。
【図12】本発明の谷面に凸状の点模様を有するポリオ
レフイン被覆鋼矢板の製造法の一例を示す斜視図であ
る。
【図13】本発明のポリオレフイン被覆鋼矢板の製造に
用いる表面に凸状のレンガ模様を有するポリオレフイン
シートの製造法の一例を示す斜視図である。
【図14】プレス面にレンガ形の矩形凹部を持つ金型の
斜視図である。
【図15】本発明のポリオレフイン被覆鋼矢板の製造に
用いる表面に凸状のレンガ模様を有するポリオレフイン
シートの製造法の一例を示す斜視図である。
【図16】プレス面に円柱凹部を有する金型の斜視図で
ある。
【図17】従来のポリオレフイン被覆鋼矢板の一部を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 鋼矢板 2 クロメート被膜 3 エポキシプライマー層 4 変性ポリオレフイン接着剤層 5 着色ポリオレフイン層 6 部分的に積層された着色ポリオレフイン層 7 鋼矢板移送搬送用テーブルローラ 8 凸模様ポリオレフインシート 9 ウエブ部コーナの圧着ロール 10 ウエブ部コーナの圧着ロール 11 フランジ部の圧着ロール 12 フランジ部の圧着ロール 13 ウエブ部の圧着ロール 14 ウエブ部コーナーの圧着ロール 15 フランジ部の圧着ロール 16 フランジ部の圧着ロール 17 爪部の圧着ロール 18 着色ポリオレフインシート 19 加熱装置 20 ノズル 21 部分的に積層する着色ポリオレフイン 22 プレス面にレンガ形の矩形凹部を持つ金型 23 プレス面に円柱凹部を有する金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 3/30 6617−4F 7/12 7188−4F 27/20 A 6122−4F 27/32 102 8115−4F 31/08 7141−4F C09J 123/26 7107−4J // B29K 23:00 4F 105:16 4F B29L 9:00 4F (72)発明者 加藤 弘忠 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地処理を施した鋼矢板の山面または谷
    面に、変性ポリオレフィン接着剤層を介して着色ポリオ
    レフィン層が積層され、その着色ポリオレフィン層の表
    面に、部分的に着色ポリオレフィン層が凸状に積層され
    ていることを特徴とする凸模様を有するポリオレフィン
    被覆鋼矢板。
  2. 【請求項2】 変性ポリオレフィン接着剤層が、ポリエ
    チレンまたは1−ブテン,4−メチル−1−ペンテン,
    1−ヘキセン,1−オクテン等のα−オレフィンとエチ
    レンの共重合体の何れかのポリオレフィンを無水マレイ
    ン酸等の酸無水物で変性した変性物からなることを特徴
    とする請求項1の凸模様を有するポリオレフィン被覆鋼
    矢板。
  3. 【請求項3】 着色ポリオレフィン層が、ポリエチレン
    または1−ブテン,4−メチル−1−ペンテン,1−ヘ
    キセン,1−オクテン等のα−オレフィンとエチレンの
    共重合体の何れかのポリオレフィンに着色顔料を添加し
    たものであることを特徴とする請求項1の凸模様を有す
    るポリオレフィン被覆鋼矢板。
  4. 【請求項4】 鋼矢板の下地処理として、ブラスト処理
    した鋼矢板の山面または谷面にクロメート被膜とエポキ
    シプライマー層とを積層したことを特徴とする請求項1
    の凸模様を有するポリオレフィン被覆鋼矢板。
  5. 【請求項5】 下地処理を施した鋼矢板の山面に、変性
    ポリオレフィン接着剤の粉体を静電塗装して加熱溶融し
    たのち、予め着色ポリオレフィンシートの表面に部分的
    に着色ポリオレフィンを凸状に積層した凸模様ポリオレ
    フィンシート8を、ウエブ部の圧着ロール9とウエブ部
    コーナーの圧着ロール10とフランジ部の圧着ロール1
    1,12とにより順次接着することを特徴とする凸模様
    を有するポリオレフィン被覆鋼矢板の製造法。
  6. 【請求項6】 下地処理を施した鋼矢板の谷面に、変性
    ポリオレフィン接着剤の粉体を静電塗装して加熱溶融し
    たのち、予め着色ポリオレフィンシートの表面に部分的
    に着色ポリオレフィンを凸状に積層した凸模様ポリオレ
    フィンシート8を、ウエブ部の圧着ロール13とウエブ
    部コーナーの圧着ロール14とフランジ部の圧着ロール
    15,16と爪部の圧着ロール17とにより順次接着す
    ることを特徴とする凸模様を有するポリオレフィン被覆
    鋼矢板の製造法。
  7. 【請求項7】 凸模様ポリオレフィンシート8として、
    着色ポリオレフィンシート18を加熱装置19により加
    熱し、その表面の予め設定された位置に、ノズル20を
    用いて計量した着色ポリオレフィン21の溶融物を押出
    して載置し、次いでその表面からレンガ形の矩形凹部を
    有する金型22によりプレス成形して凸状のレンガ模様
    を形成したレンガ模様ポリオレフィンシートを用いるこ
    とを特徴とする請求項5または請求項6の凸模様を有す
    るポリオレフィン被覆鋼矢板の製造法。
  8. 【請求項8】 凸模様ポリオレフィンシート8として、
    着色ポリオレフィンシート18を加熱装置19により加
    熱し、その表面の予め設定された位置に、ノズル20を
    用いて計量した着色ポリオレフィン21の溶融物を押出
    して載置し、次いでその表面から点状の円柱凹部を有す
    る金型23によりプレス成形して凸状の点模様を形成し
    た点模様ポリオレフィンシートを用いることを特徴とす
    る請求項5または請求項6の凸模様を有するポリオレフ
    ィン被覆鋼矢板の製造法。
JP3289502A 1991-10-09 1991-10-09 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法 Withdrawn JPH0596682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289502A JPH0596682A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3289502A JPH0596682A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596682A true JPH0596682A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17744105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3289502A Withdrawn JPH0596682A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596682A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310205A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 電気絶縁用注型品およびその製造方法
JP2011140648A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Kaedar Electronics (Kunshan) Co Ltd 異なる材質の接合方法
JP2015154027A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 フィルムコンデンサ及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310205A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 電気絶縁用注型品およびその製造方法
JP2011140648A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Kaedar Electronics (Kunshan) Co Ltd 異なる材質の接合方法
JP2015154027A (ja) * 2014-02-19 2015-08-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 フィルムコンデンサ及びその製造方法
WO2015125436A1 (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 フィルムコンデンサ及びその製造方法
US10049821B2 (en) 2014-02-19 2018-08-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Film capacitor and manufacturing method therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101238186B (zh) 作为金属基底涂层的互穿聚合物网络及其制造方法
JPH0596682A (ja) 凸模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法
CN107629239A (zh) 一种采用eb固化生产镜面离型膜的制备工艺
KR100533359B1 (ko) 분말 융착식 다층 강관 피복용 에폭시 분체도료 조성물과이를 이용한 다층 강관 피복방법
JP4073538B2 (ja) 化粧シート、化粧板及び化粧シートの製造方法
JP4774627B2 (ja) エンボス加工方法
JPH0592513A (ja) ストライプ模様を有するポリオレフイン被覆鋼矢板およびその製造法
JPH03234527A (ja) ポリオレフィン被覆鋼材
JP2988302B2 (ja) ポリオレフィン被覆鋼管とその製造方法
JP3094348B2 (ja) 合成皮革製造用の離型シート及び該離型シートの製造方法
JPH0373340A (ja) 耐熱塩水性に優れたポリオレフィン被覆鋼材
KR100792614B1 (ko) 금속조 화장 시트 및 화장 금속판
JP3709045B2 (ja) 重防食被覆鋼管および重防食被覆鋼管杭の製造方法およびその製造装置
JP3011385B2 (ja) 着色ポリオレフィン被覆鋼材
JPS6112516B2 (ja)
JP3011384B2 (ja) 着色ポリオレフィン被覆鋼材
JPH0527547B2 (ja)
JP2003294174A (ja) 樹脂ライニング鋼管およびその製造方法
JPH06122175A (ja) 着色ポリオレフィン被覆鋼材
JPH06126890A (ja) 着色ポリオレフィン被覆鋼材
JPH0699544A (ja) 着色ポリオレフィン被覆鋼材
JPH08296227A (ja) 塗覆装鋼製打ち込み部材
JPH0628945B2 (ja) 鋼板とポリオレフインの積層体の製造方法
JP2679862B2 (ja) 重防食被覆鋼管杭及びその製造法
JP2605742B2 (ja) ポリエチレン被覆鋼材損傷部の補修方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107