JPH0596692A - ポリカーボネート樹脂積層体 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂積層体

Info

Publication number
JPH0596692A
JPH0596692A JP3264814A JP26481491A JPH0596692A JP H0596692 A JPH0596692 A JP H0596692A JP 3264814 A JP3264814 A JP 3264814A JP 26481491 A JP26481491 A JP 26481491A JP H0596692 A JPH0596692 A JP H0596692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polycarbonate resin
acrylic
carbon
acrylic resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3264814A
Other languages
English (en)
Inventor
Suehiro Tayama
末広 田山
Masao Inoue
雅勇 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP3264814A priority Critical patent/JPH0596692A/ja
Publication of JPH0596692A publication Critical patent/JPH0596692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐候性と成形時の耐熱性を向上させたポリカ
ーボネート樹脂とアクリル系樹脂との積層体を提供す
る。 【構成】 ポリカーボネート樹脂板の少なくとも片面
に、特定の共重合体(I)、アクリル系重合体(II)
及び多層構造弾性体(III)からなるアクリル樹脂系
フィルムを積層する。 【効果】 表層の耐熱性が改良され、成形加工が容易な
ポリカーボネート樹脂積層体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は採光材、防音壁、サンル
ーフなどのエクステリア分野に使用されている耐候性の
改良されたポリカーボネート樹脂積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂板の耐候性を改良
するために、アクリル樹脂系フィルムをラミネートする
ことが知られており、このようなポリカーボネート樹脂
板をドーム状や曲面に成形して使用する場合には、加熱
炉または赤外線等で加熱し二次成形している。この場
合、アクリル樹脂を主成分とするフィルムとしては、特
開昭51−129449号公報、同52−56150号
公報等で公知になっている多層構造弾性体よりなる組成
物を使用することが知られている。一方、アクリル樹脂
の耐熱性を改善させる方法として、特公昭49−101
56号公報、同56−43232号公報、特開昭56−
81322号公報、同62−270648号公報などの
ように、メタクリル酸メチルにα−メチルスチレン、無
水マレイン酸、シクロヘキシルマレイミドなどを共重合
させることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリカーボネート樹脂
を成形する際、ポリカーボネート樹脂の成形温度は15
0〜220℃であり、アクリル樹脂の成形温度に比べて
高いのでアクリル樹脂系フィルム層がかなり軟化し、べ
とついてくる。そのため加熱したシートの移動時や成形
時に、手の跡がついたり型の表面の跡が残りやすい。こ
のような成形時の耐熱性を上げるために、単に耐熱性を
改善したアクリル樹脂を用いようとしても、曵糸性等の
フィルムとしての物性が得られないので使用できないの
が現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らはポリ
カーボネート樹脂板の耐候性を改良すると共に、二次成
形時の表面の耐熱性を向上させたポリカーボネート樹脂
積層体を提供するべく鋭意検討した結果、本発明を完成
するに到った。
【0005】ポリカーボネート樹脂板の少なくとも片面
に、メタクリル酸メチル98〜40重量%、N−シクロ
ヘキシルマレイミド1〜30重量%及び芳香族ビニル化
合物1〜30重量%からなる単量体混合物の共重合体
(I)1〜100重量%とメタクリル酸メチルを70重
量%以上含有するアクリル系重合体(II)99〜0重
量%とからなるアクリル樹脂混合物50〜98重量部に
対し、アルキル基の炭素数が1〜8であるアクリル酸ア
ルキルエステルの少なくとも一種と、スチレン単独また
はスチレンとその誘導体の混合物、ならびに1分子中に
炭素−炭素二重結合を2個以上有する多官能単量体を重
合して得られた架橋アクリル酸エステル系共重合物70
〜90重量%の存在下に、メタクリル酸メチルおよびア
ルキル基の炭素数1〜8のアクリル酸アルキルエステル
の少なくとも1種と、これと共重合可能な他のビニル系
単量体および1分子中に炭素−炭素二重結合を2個以上
有する多官能性単量体よりなる架橋性単量体混合物30
〜10重量%を重合させたことによる多層構造弾性体
(III)2〜50重量部を混合した樹脂組成物からな
るアクリル樹脂系フィルムが積層されたポリカーボネー
ト樹脂積層体に関するものである。
【0006】本発明のポリカーボネート樹脂積層体の基
本的な構成は、図1のように基材であるポリカーボネー
ト樹脂板1と、表面に積層されたアクリル樹脂系フィル
ム2より成る。また、図2は本発明のポリカーボネート
樹脂積層体をフリーブロー成形によりドーム状に成形し
たものである。このようなドームは採光材に使用される
ことが多い。本発明は、表層のアクリル樹脂系フィルム
の耐熱性を大巾に上げることにより、熱成形の際に積層
体表面への手の跡や成形型などの跡を付きにくくするも
のである。
【0007】本発明に用いられるポリカーボネート樹脂
とは、2,2′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パンまたはこれと2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)プロパンとホスゲンとを公知の
方法で反応させて得られるものであり、好適な分子量は
粘度平均分子量で20,000〜40,000である。
本発明のポリカーボネート樹脂板には、耐候性を付与さ
せるために、適当な紫外線吸収剤を添加しておくことも
できる。さらに、着色剤や顔料を添加することも可能で
ある。またドームなどに使用される際、直射光の透過を
拡散させるために表面に微少なエンボス模様を付与させ
ておくこともできる。
【0008】本発明において共重合体(I)を構成する
メタクリル酸メチル成分はメタクリル樹脂本来の光学的
性質、耐候性あるいは機械的性質を保持し、アクリル系
重合体(II)との相溶性をよくするための成分であ
り、共重合体(I)中40〜98重量%となる量用いら
れる。40重量%未満では上記の特性が失われ、また9
8重量%を超えると耐熱性の向上が望めなくなる。
【0009】また、共重合体(I)の構成成分であるN
−シクロヘキシルマレイミドは耐熱性を向上させる成分
であり、その量は共重合体(I)中1〜30重量%、好
ましくは3〜25重量%である。1重量%未満では耐熱
性の点で劣り、30重量%を超えると樹脂組成物が脆く
なりやすく、重合系が不安定になりやすいので生産性が
低下する。また、共重合体(I)の構成成分である芳香
族ビニル化合物は、例えばα−メチルスチレンを用いた
場合には直接的に耐熱性を向上させる相乗作用もある
が、むしろ、耐熱性成分であるN−シクロヘキシルマレ
イミドの共重合性反応を高めることにより間接的に耐熱
性を向上させ、生産性の改良に対して著しい効果をもた
らす。さらに、流動性の向上およびアクリル系重合体
(II)との相溶性の向上がこの成分によってもたらさ
れるものである。
【0010】即ちアクリル系重合体(II)とメタクリ
ル酸メチルとN−シクロヘキシルマレイミドの2元共重
合体との混合物が透明性を保ち、機械的等の性質がアク
リル系重合体(II)に近い特性を示すのはN−シクロ
ヘキシルマレイミドの共重合割合がごく限られた少量の
ときだけであり、通常この混合物は相乗効果が認められ
ないばかりでなく、白濁やにごりが生じ光学的性質は劣
るものしか得られない。また、メタクリル酸メチルと芳
香族ビニル化合物の共重合体と重合体(II)との混合
物は相溶性が悪く、一般に不透明となることを考慮する
と、本発明による方法で物性の優れた、透明な樹脂が得
られたのは驚くべき結果であった。
【0011】本発明の芳香族ビニル化合物の例として
は、スチレン、o−,m−,p−メチルスチレン、1,
3−ジメチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p
−t−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、α−エチ
ルスチレン、α−メチル−p−メチルスチレンなどのモ
ノビニリデン芳香族炭化水素、o−,m−,p−クロロ
スチレン、2,4−ジブロモスチレン、2−メチル−4
−クロロスチレンなどのアルハロモノビニリデン芳香族
炭化水素等が挙げられる。特にスチレン、ビニルトルエ
ンおよびα−メチルスチレンからなる群から選ばれた少
なくとも1種が好ましく、さらに耐熱性向上の作用の大
きいα−メチルスチレンを含むことがより好ましい。
【0012】前述の効果をあげるために共重合体(I)
中に用いられる芳香族ビニル化合物の割合は1〜30重
量%の範囲であり、好ましくは2〜20重量%、より好
ましくは2〜15重量%の範囲である。1重量%未満で
は相乗効果が認められず、逆に30重量%を超えると、
重合体(II)との相溶性が低下し、得られる樹脂組成
物の透明性が低下する。
【0013】本発明においては最終的に得られる樹脂組
成物の耐熱性、機械的性質、光学的性質あるいは成形加
工性など樹脂特性全般のバランスを考慮すると、共重合
体(I)はN−シクロヘキシルマレイミドのモル数を
α、芳香族ビニル化合物のモル数をβとしたとき、両成
分の配合比(β/α)が0.2〜5の範囲であることが
好ましく、0.5〜2の範囲が相乗効果の点で特に好ま
しい。配合比が0.2未満あるいは5を超えるとアクリ
ル系重合体(II)との相溶性の低下が認められ、透明
性が低下しやすい傾向となる。
【0014】本発明の樹脂組成物を構成するアクリル系
重合体(II)はメタクリル樹脂本来の耐候性、機械的
性質、光学的性質、成形加工性を付与するためのもので
ある。アクリル系重合体(II)中の主成分であるメタ
クリル酸メチルはメタクリル樹脂本来の耐候性、光学的
性質、機械的性質を付与するためのものであり、使用量
が70重量%未満であると前記物性が低下する。より好
ましくは80重量%以上である。メタクリル酸メチルと
共重合するのに使用される単量体としてはアクリル酸メ
チル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸エステル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸ブチルなどのメタクリ
ル酸エステル、スチレン、アクリロニトリル、無水マレ
イン酸等が挙げられ、これらの単量体は1種または2種
以上を30重量%以下、好ましくは20重量%以下の量
で共重合される。
【0015】本発明の樹脂組成物を構成する重合体
(I)の使用量は組成物中1〜100重量%、好ましく
は5〜95重量%であり、1重量%未満であると耐熱性
が劣る。またアクリル系重合体(II)の使用量は0〜
99重量%、好ましくは5〜95重量%、より好ましく
は10〜90重量%であり、99重量%を超えると耐熱
性の向上が望めない。
【0016】本発明における多層構造弾性体(III)
は、アクリル樹脂の持つ光学的性質、耐候性を損なうこ
となく耐衝撃性を付与させ、同時に製膜性を持たせるよ
うにする構成成分である。本発明に用いる多層構造弾性
体(III)は、2層構造を持つ弾性体である。第1層
は弾性を付与させる層であり、好ましくはアルキル基の
炭素数が1〜8であるアクリル酸アルキルエステルの少
なくとも1種70〜90重量部と、スチレン単独または
スチレンとその誘導体の混合物30〜10重量部ならび
に1分子中に炭素−炭素2重結合を2個以上する多官能
単量体0.5〜20重量部を重合して得られる架橋アク
リル酸エステル系共重合体である。ここで、アクリル酸
アルキルエステルとスチレン系単量体の比率は、(I)
と(II)より成るアクリル樹脂混合物と屈折率を合わ
せ透明性を保持させる必要があるため、上記のような割
合から選ぶことが望ましく、この領域をはずれると、ヘ
ーズが発生してしまう。さらに第2層は好ましくはメタ
クリル酸メチル85〜99重量部およびアルキル基の炭
素数1〜8のアクリル酸アルキルエステルの少なくとも
1種15〜1重量部、これと共重合可能な他のビニル系
単量体および炭素−炭素二重結合を2個以上有する多官
能性単量体0.5〜20重量部よりなる架橋樹脂層であ
り、(I)と(II)よりなるアクリル樹脂混合物との
相溶性を持たせる層である。
【0017】本発明の樹脂組成物の配合割合は、(I)
と(II)より成るアクリル樹脂混合物50〜98重量
部に対し、多層構造弾性体(III)50〜2重量部で
あり、この範囲にすることにより耐熱性を損なわずに耐
衝撃性ならびにフィルムとしたときの物理的性質を付与
させることができるようになる。多層構造弾性体の割合
が50重量部を超えると耐衝撃性は大きくなるものの、
樹脂の流動性が大きく低下してしまうため射出成形、押
出成形などの成形が極めて難しくなる。一方、2重量部
未満では成形性は問題ないものの、曵系性が悪く薄物シ
ートやフィルムを得ることが難しくなるし、物理的特
性、例えば引張強伸度、膜の衝撃強度などが得られなく
なる。
【0018】本発明に使用されるアクリル樹脂層2はそ
れ自体で耐候性が良好であるが、さらに耐候性を付与さ
せるために、一般の紫外線吸収剤を添加することができ
る。例えばベンゾフェノン系、トリアゾール系、サリチ
ル酸系の紫外線吸収剤が使用可能である。
【0019】本発明に使用されるアクリル樹脂層2とポ
リカーボネート樹脂板1の積層方法には、一般に知られ
ている方法が適応できる。共押出成形、基材へのフィル
ムのラミネート、さらにはアクリル樹脂を溶剤等に溶解
して塗布する方法などがある。最も簡単には、あらかじ
めアクリル樹脂フィルムを製膜しておき、基材のポリカ
ーボネート樹脂板を押出成形する際に表面温度が130
〜150℃の領域で熱ラミネートする方法がある。製造
したポリカーボネート樹脂板と、アクリル樹脂フィルム
を熱圧着プレスに積層体を作る方法もある。
【0020】
【実施例】以下、実施例により本発明をより詳細に説明
する。なお、実施例中の物性評価は下記の方法に従っ
た。 1.全光線透過率および曇価は、ASTM D1003
に準じて行なった。 2.熱変形温度(HDT)は、JIS K−6714に
準じて行なった。 3.降伏強度、破断強度および伸度は、ASTM D8
82に準じて行なった。 4.ラミネート品の加熱テストは、各実施例で得られた
フィルムをポリカーボネート樹脂板(ダイヤライトP1
001:三菱レイヨン(株)製)に熱ラミネートしたラ
ミネート品を、フィルム面を上にし平置で一定時間加熱
した後、フィルム面にネルをおき、25g/cm2 の荷
重をかけて冷却し重りを取り除いた後の表面状態を観察
した。
【0021】(1)アクリル樹脂混合物として下記の組
成からなる2種類の樹脂を用意した。 A.メチルメタクリレート75重量%、α−メチルスチ
レン5重量%、スチレン5重量%およびシクロヘキシル
マレイミド15重量%からなる共重合体をアクリル樹脂
混合物Aとした。 B.メチルメタクリレート85重量%、α−メチルスチ
レン5重量%およびシクロヘキシルマレイミド10重量
%からなる共重合体80重量部と市販のアクリル樹脂:
アクリペットVH(三菱レイヨン(株)製品)20重量
部を混合してアクリル樹脂混合物Bとした。 (2)多層構造弾性体(III)としてアクリペットI
R320(三菱レイヨン(株)製)を用意した。
【0022】実施例1 アクリル樹脂混合物A60重量部に対しアクリペットI
R320を40重量部、さらに紫外線吸収剤としてチヌ
ビンP(チバガイギー社製)1.5重量部を添加混合
し、樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物のHDTは
110℃であった。次に、この樹脂組成物を240℃の
ダイス温度で成形して50μmのフィルムを製造した。
フィルムの全光線透過率は90.6%、曇価は1.8%
であり透明性は良好であった。なお、得られたフィルム
のラミネート品の評価結果を表1に示す。
【0023】実施例2 アクリル樹脂混合物B76重量部に対してアクリペット
IR320を24重量部、チヌビンP1.5重量部を添
加混合して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物のH
DTは103℃であった。なお、共重合体B単独でのH
DTは115℃であり、多層構造弾性体の添加により耐
熱性が12℃低下したが、一般のアクリル樹脂に比べる
とまだ高い耐熱性を保持していた。次に、この樹脂組成
物を240℃のダイス温度で成形して50μmのフィル
ムを製造した。フィルムの全光線透過率は92.8%、
曇価は1.3%であり透明性は良好であった。また、引
張強伸度は降伏強度673kg/cm2 、破断強度55
6kg/cm2 、伸度は36%であった。なお、得られ
たフィルムのラミネート品の評価結果を表1に示す。
【0024】比較例1 アクリル樹脂フィルムとして厚さ50μmのアクリプレ
ンHBS001(三菱レイヨン(株)製品)を評価した
ところ、HDTは77℃、全光線透過率は92%、曇価
は1%であった。また、降伏強度は320kg/c
2 、伸度は110%で本発明品に比べると伸度は優れ
ているが、耐熱性は低いことがわかる。なお、得られた
フィルムのラミネート品の評価結果を表1に示す。
【0025】比較例2 市販のアクリル樹脂アクリペットMD(三菱レイヨン
(株)製)60部とアクリペットIR320、40部を
混合した後、50μmのフィルムを作成したところ、H
DTは82℃、全光線透過率は93%、曇価は0.9%
であった。また、降伏強度は450kg/cm2 、伸度
は110%であり、耐熱性は本発明品に比べ15〜20
℃低いものしか得られなかった。なお、得られたフィル
ムのラミネート品の評価結果を表1に示す。
【0026】参考例 フィルムをラミネートせずにポリカーボネート樹脂板の
みを加熱テストした結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】以上の結果から、本発明のポリカーボネー
ト樹脂積層体を用いることにより、荷重をかけた後のネ
ルの跡の付き方が大巾に改善され、ポリカーボネート樹
脂自体の結果に近くなっていることがわかる。
【0029】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂積層体
は、表層の耐熱性が改良されているため、二次成形時の
型の跡やハンドリング時の手の跡がつきにくくなり、そ
の結果成形加工を容易にすることができ、工業的意義は
大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポリカーボネート樹脂積層体の断面図
を示す。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート樹脂板 2 アクリル樹脂系フィルム
【図2】本発明のポリカーボネート樹脂積層体をフリー
ブロー成形によりドーム状に成形したものの断面図を示
す。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート樹脂板 2 アクリル樹脂系フィルム
【図3】本発明のポリカーボネート樹脂積層体を熱ラミ
ネートで製造する場合の工程の1例を示す。
【符号の説明】
1 ポリカーボネート樹脂板 2 アクリル樹脂系フィルム 3 プレスロール 4 成形ロール 5 押出機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂板の少なくとも片
    面に、 メタクリル酸メチル98〜40重量%、N−シクロヘキ
    シルマレイミド1〜30重量%および芳香族ビニル化合
    物1〜30重量%からなる単量体混合物の共重合体
    (I)1〜100重量%とメタクリル酸メチルを70重
    量%以上含有するアクリル系重合体(II)99〜0重
    量%とからなるアクリル樹脂混合物50〜98重量部に
    対し、 アルキル基の炭素数が1〜8であるアクリル酸アルキル
    エステルの少なくとも一種と、スチレン単独またはスチ
    レンとその誘導体の混合物、ならびに1分子中に炭素−
    炭素二重結合を2個以上有する多官能単量体を重合して
    得られた架橋アクリル酸エステル系共重合物70〜90
    重量%の存在下に、メタクリル酸メチルおよびアルキル
    基の炭素数1〜8のアクリル酸アルキルエステルの少な
    くとも1種と、これと共重合可能な他のビニル系単量体
    および1分子中に炭素−炭素二重結合を2個以上有する
    多官能性単量体よりなる架橋性単量体混合物30〜10
    重量%を重合させたことによる多層構造弾性体(II
    I)2〜50重量部を混合した樹脂組成物からなるアク
    リル樹脂系フィルムが積層されたポリカーボネート樹脂
    積層体。
JP3264814A 1991-10-14 1991-10-14 ポリカーボネート樹脂積層体 Pending JPH0596692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3264814A JPH0596692A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 ポリカーボネート樹脂積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3264814A JPH0596692A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 ポリカーボネート樹脂積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0596692A true JPH0596692A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17408587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3264814A Pending JPH0596692A (ja) 1991-10-14 1991-10-14 ポリカーボネート樹脂積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0596692A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011145630A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 三菱瓦斯化学株式会社 合成樹脂積層体
WO2016009831A1 (ja) * 2014-07-14 2016-01-21 三菱樹脂株式会社 積層体
US11203408B2 (en) 2017-08-29 2021-12-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control surface of flying object, and flying object

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011145630A1 (ja) * 2010-05-21 2011-11-24 三菱瓦斯化学株式会社 合成樹脂積層体
US9731481B2 (en) 2010-05-21 2017-08-15 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Synthetic resin laminate
WO2016009831A1 (ja) * 2014-07-14 2016-01-21 三菱樹脂株式会社 積層体
US11203408B2 (en) 2017-08-29 2021-12-21 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Control surface of flying object, and flying object

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6324406B2 (ja) アクリル系樹脂フィルム
JP6846337B2 (ja) 樹脂組成物およびその製造方法、成形体、フィルム並びに物品
US6147162A (en) Acrylic film and moldings made using the same
WO2016139927A1 (ja) アクリル系樹脂組成物、その成形体及びフィルム
JP4658457B2 (ja) 耐候性、耐衝撃強度を有するアクリル系組成物
JPWO2017171008A1 (ja) 樹脂組成物、その成形体及びフィルム
JP2012213911A (ja) 複層フィルム
EP1249339B2 (en) Acrylic resin film, method of producing the same, and laminate using the same
JPH0596692A (ja) ポリカーボネート樹脂積層体
US10745505B2 (en) Graft copolymer and acrylic resin composition containing same
WO2018084068A1 (ja) 加飾フィルム
JPH0596693A (ja) ポリカーボネート樹脂積層体
JPH0598113A (ja) 耐熱性アクリル樹脂組成物
JP4582765B2 (ja) ポリスチレン系2軸延伸シート及びその製造方法
KR102434858B1 (ko) 다층 데코시트
JPS62275147A (ja) 耐衝撃性メタクリル樹脂組成物
JP2001146506A (ja) 樹脂シートおよびこれを用いた成形品
KR102585620B1 (ko) 무광 메탈릭 복합시트 및 이의 제조방법
JP2004051946A (ja) シートおよびその積層シート
JPH08192459A (ja) 透明中空多層構造体
JP4274645B2 (ja) 多層樹脂シート及び多層樹脂成形体
JP7177776B2 (ja) 積層体およびその製造方法
JPS62270648A (ja) 耐熱性メタクリル樹脂組成物
CA2521583C (en) Die-cuttable acrylic sheet
JP2025135981A (ja) インクジェット印刷用基材、アクリル樹脂積層体、キーホルダー、ストラップ、及びアクリルスタンド