JPH0596823A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0596823A
JPH0596823A JP3258817A JP25881791A JPH0596823A JP H0596823 A JPH0596823 A JP H0596823A JP 3258817 A JP3258817 A JP 3258817A JP 25881791 A JP25881791 A JP 25881791A JP H0596823 A JPH0596823 A JP H0596823A
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Toshikazu Nishioka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的少ないデータを用いて正確にエミュレ
ーションの選択を行うことのできるプリンタ装置を提供
する。 【構成】 プリンタ装置22には、各エミュレーション
別にデータの比較を行うためのテーブルが用意されてい
る。ワークステーション23等のホスト装置から送られ
てきた印字用のデータとの間でテーブル内のデータが一
致した場合には、テーブル内のデータそれぞれについて
定められた重みを考慮してエミュレーション別に得点が
加算され、例えば最大のものと次の値のものとの差が所
定の数値以上開いた場合に最大のものに対応するエミュ
レーションを選択するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホストコンピュータ等の
プリント情報源から送られてきたデータの印字を行うプ
リンタ装置に係わり、詳細には送られてきたデータに適
合したエミュレーションによって印字処理を実行するプ
リンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、プリント情報源の一例としての
ホストコンピュータとプリンタ装置との一般的な接続関
係を表わしたものである。ホストコンピュータ11とプ
リンタ装置12とは通信ケーブル13によって接続さ
れ、この通信ケーブル13を介して画像データや各種の
制御コードが伝送されるようになっている。プリンタ装
置12内にはコントローラ14と印字機構としての印字
部15とが配置されている。コントローラ14は、印字
のためのイメージの展開処理を行ったり印字部15の印
字制御を行うようになっている。
【0003】このようなプリントシステムで、ホストコ
ンピュータ11とプリンタ装置12が同一年代に製造さ
れた同一メーカの製品で両者がセットで販売されている
ようなものであれば、ホストコンピュータ11から供給
される画像データをプリンタ装置12が印字する際に特
に問題が生じることはない。
【0004】ところが、現実にはホストコンピュータ1
1とプリンタ装置12の製造メーカが同一ではなかった
り、同一メーカの製造に係わるものでも製造された年代
が異なるような場合が多い。このような場合でもホスト
コンピュータ11側が送出した制御コードをプリンタ装
置のコントローラ14が正しく解読して印字作業を行う
必要がある。
【0005】そこで従来からコントローラ内に複数のエ
ミュレーションと、これらの切換スイッチを配置したプ
リンタ装置が存在している。このようなプリンタ装置で
は、接続先のホストコンピュータの種類によってスイッ
チを切り換えて適切なエミュレーションを選択するよう
になっている。ここでエミュレーションとは、マイクロ
プログラムを用いて異なった装置の使用する制御コード
(機械語命令)をシミュレーションすることをいう。図
7におけるコントローラ14によるこのようなエミュレ
ーションによって、異なった機種の制御コードを解読し
て、印字部15で印字作業が可能になる。
【0006】ところがこのようにスイッチでエミュレー
ションの切り換えを行うプリンタ装置では、ホストコン
ピュータが変更されるたびにスイッチ操作が必要であ
り、煩わしいばかりでなくスイッチの操作を間違えると
プリンタ装置が誤動作を行ったり印字を全く行うことが
できないといった問題があった。
【0007】このような問題点を解決するためにエミュ
レーションの切り換えを自動化したプリンタ装置が提案
されている。このうち特開平1−314177号公報に
記載の印字装置では、装置内部に複数のエミュレーショ
ンを配置しておき、外部から受信された制御コマンドコ
ードとこれら複数種類のエミュレーションとを照合する
ようになっている。そして、最も適合するエミュレーシ
ョンを自動的に選択し、制御コマンドの変換を行うよう
になっている。
【0008】また特開平2−156325号公報に記載
のコンピュータ端末装置でも、複数のエミュレーション
を装置に配置しておく。そしてこれらのエミュレーショ
ンについて、エスケープシーケンステーブルおよびキャ
ラクタセットの中の該当なしとなる個数を数え、これら
の個数が少なく最も適切であると判断されたエミュレー
ションを自動的に選択するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
それぞれのエミュレーションとの適合性を比較して最適
のエミュレーションを選択するようにした従来の2つの
装置では、共に比較のためのデータの量を多くしなけれ
ば最適のエミュレーションを選択する際の精度が上がら
ないという問題があった。したがって、エスケープシー
ケンスのように直ちに制御コードと判断することのでき
るコード体系のエミュレーション以外の、印刷可能な文
字でのみ記述されるエミュレーションには不向きである
といった問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、比較的少ないデー
タを用いて正確にエミュレーションの選択を行うことの
できるプリンタ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数バイトのデータ列とそれらに設定された重みと
をエミュレーション別に表わしたテーブルと、ホスト装
置から送られてきたデータを前記したテーブルで検索す
る検索手段と、この検索結果として前記した複数バイト
のデータ列が合致するたびにエミュレーション別にそれ
らの重みを加算する加算手段と、加算値が最も大きなエ
ミュレーションをデータ処理用に選択する選択手段とを
プリンタ装置に具備させる。
【0012】すなわち請求項1記載の発明では、ホスト
装置から送られてきたデータをエミュレーション別に表
わしたテーブルでそれぞれ検索し、テーブル内の複数バ
イトのデータ列とそれが一致するたびにエミュレーショ
ンごとにそれらの重みを加算していく。ここで重みは例
えば特定のエミュレーションにのみ存在するデータ列に
ついては重く、幾つものエミュレーションに存在するデ
ータ列については軽く設定されているので、加算値がも
っとも大きなエミュレーションを選択すれば、それがホ
スト装置から送られてきたデータの処理に最も適したエ
ミュレーションである可能性が高くなる。
【0013】請求項2記載の発明では、複数バイトのデ
ータ列とそれらに設定された重みとをエミュレーション
別に表わしたテーブルと、ホスト装置から送られてきた
データを前記したテーブルで検索する検索手段と、この
検索結果として複数バイトのデータ列が合致するたびに
エミュレーション別にそれらの重みを加算する加算手段
と、この加算手段で求めたエミュレーション別の重みの
和における最大値と次に大きな値との差が所定の値以上
になったとき最大値に対応するエミュレーションをデー
タの処理用に選択する選択手段とをプリンタ装置に具備
させる。
【0014】すなわち請求項2記載の発明では、ホスト
装置から送られてきたデータをエミュレーション別に表
わしたテーブルでそれぞれ検索し、テーブル内の複数バ
イトのデータ列とそれが一致するたびにエミュレーショ
ンごとにそれらの重みを加算していく。そして、加算値
の最大のものと次に大きなものとの差がある程度以上に
離れたときに、加算値の最大になったエミュレーション
を選択することにして、データの処理に最適のエミュレ
ーションが選択される可能性を高めている。
【0015】請求項3記載の発明では、複数バイトのデ
ータ列とそれらに設定された重みとをエミュレーション
別に表わしたテーブルと、ホスト装置から送られてきた
データを前記したテーブルで検索する検索手段と、この
検索結果として複数バイトのデータ列が合致するたびに
エミュレーション別にそれらの重みを加算する加算手段
と、この加算手段で求めたエミュレーション別の重みの
和における最大値と次に大きな値との差が、それまで比
較を行った前記したデータの総数に対して所定の割合以
上になったとき最大値に対応するエミュレーションをデ
ータの処理用に選択する選択手段とをプリンタ装置に具
備させる。
【0016】すなわち請求項3記載の発明では、ホスト
装置から送られてきたデータをエミュレーション別に表
わしたテーブルでそれぞれ検索し、テーブル内の複数バ
イトのデータ列とそれが一致するたびにエミュレーショ
ンごとにそれらの重みを加算していく。そして、加算値
の最大のものと次に大きなものとの差が、ホスト装置か
ら送られてきたデータのうちでそれまで比較処理を行っ
たデータの総数に対してある割合以上になったとき、加
算値の最大になったエミュレーションを選択することに
して、データの処理数を加味した状態で最適のエミュレ
ーションが選択される可能性を高めている。
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図2は本発明の一実施例におけるプリンタ
装置を使用したプリントシステムの概要を表わしたもの
である。リング状のネットワークを形成する通信ケーブ
ル21には、複数台のプリンタ装置221 、222 、…
…22N と、複数台のワークステーション231 、23
2 、……23M が接続されている。このプリントシステ
ムで、これらワークステーション231 、232 、……
23M がそれぞれ編集等を行った文書は、プリンタ装置
221 、222 、……22N 中の任意の1台に送られ、
ここでプリントアウトさせるようになっている。
【0019】図1は本発明の一実施例のプリンタ装置の
概要を表わしたものである。プリンタ装置22は各種制
御の中枢となるCPU31を備えている。CPU31は
データバス等のバス32を介してROM33、RAM3
4、不揮発性メモリ(NVM)35、ネットワークイン
タフェース(I/F)部36、パネル制御部37および
エンジン制御部38と接続されている。
【0020】ここでROM(リード・オンリ・メモリ)
33には、制御プログラムの他にこのプリンタ装置22
のネイティブなプリンタ制御言語についての処理プログ
ラムが書き込まれている。RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)34は、CPU31が各種制御を実行する上
での一時的に必要とするデータを格納する作業用メモリ
としての役割を持っている他、イメージデータを展開す
るためのページメモリとしての役割も備えている。ここ
で、イメージデータは印字のためにエンジン制御部37
に送られるデータである。本実施例で使用される不揮発
性メモリ35は、書き換えが可能な不揮発性メモリであ
り、ここには複数のエミュレーションプログラムと、こ
れらの選択の際に使用されるエミュレーションテーブル
が格納されている。これは不揮発性メモリであるので、
電源を切ってもその内容が保存されるようになってい
る。書き換えが可能な不揮発性メモリとしては、フラッ
シュ電気的消去ROM(Flash E2 PROM)や電気的
消去ROM(E2 PROM)あるいはハードディスク記
憶装置が代表的である。本実施例ではフラッシュ電気的
消去ROMを不揮発性メモリとして使用している。電池
によってバックアップされたRAMも不揮発性メモリと
して使用することができる。
【0021】ネットワークインタフェース部36は、ネ
ットワークとの通信上のインタフェースをとるために用
意されたものである。ネットワークインタフェース部3
6は、ワークステーション231 、232 、……23M
から送られてきたデータを通信ケーブル21を通して取
り込み、CPU31が処理できる状態にするようになっ
ている。パネル制御部37はコントロールパネル41を
接続しており、各種キーと液晶ディスプレイに対するデ
ータの入出力制御を行うようになっている。
【0022】図3は、コントロールパネルにおけるこれ
らキー等の配置を表わしたものである。コントロールパ
ネル41には、その上部に液晶ディスプレイ43が配置
されており、その下には8つのキー441 〜448 が配
置されている。このうち液晶ディスプレイ43には、プ
リンタ装置22の状態が表示される他、各キー441
448 に対応したファンクションの内容が表示されるよ
うになっている。ここて、ONLINE(オンライン)
キー441 は、このプリンタ装置22をオンラインの状
態にするかオフラインの状態にするかの切り替えを行う
ようになっている。
【0023】FONT(ORIENTATION)キー
442 は、ワークステーション23から送られてきた情
報中に、使用するフォントについての情報が無かった場
合に、使用するフォントの種類を設定するモードに入る
ために使用するキーである。このFONT(ORIEN
TATION)キー442をCONTINUE(SIF
T)キー445 と同時に押した場合には、印字用紙とイ
メージの向きを設定するためのモードに入る。MODE
(EMULATION)キー443 は、各種のプリンタ
動作モードを設定するためのモードに入るために使用さ
れる。CONTINUE(SIFT)キー445 と同時
に押した場合には、エミュレーション(EMULATI
ON)状態を設定するためのモードに入るようになって
いる。
【0024】△(TEST)キー444 は、各設定モー
ドに入ったときに項目を選択するために使用される。C
ONTINUE(SIFT)キー445 と同時に押した
場合には、各種テストを実行するためのモードに入るよ
うになっている。CONTINUE(SIFT)キー4
5 は、致命的でないエラーが発生した場合に、そのエ
ラーを無視して所定の動作を実行するために使用され
る。また、他のキー44 2 〜444 、446 〜448
同時に押すことで、これらのキーのもう1つの機能を実
行させる。すなわち通常のキーボードにおけるシフトキ
ーと同様の作用を行う。ENTER(COPY)キー4
6 は、各設定モードにおいて選択した項目に設定を行
うときに使用する。CONTINUE(SIFT)キー
445 と同時に押した場合には、1枚分のイメージデー
タについて、何枚プリントアウトを行うかを設定するた
めのモードに入る。FORM FEED(FEEDE
R)キー447 は、プリント動作を起動する情報がホス
ト装置から届かずに、前記したRAM34の一部を構成
するページメモリ上にイメージデータが残った場合に、
これをプリント出力するために使用される。CONTI
NUE(SIFT)キー445 と同時に押した場合に
は、印字用紙を給紙するトレイを設定するためのモード
に入る。▽(RESET)キー448 は、各設定モード
において項目を変更する際に使用される。CONTIN
UE(SIFT)キー445 と同時に押した場合には、
各種のリセット機能を実行するためのモードに入る。
【0025】図4は、2つのエミュレーションモードを
選択するための液晶ディスプレイの表示内容を表わした
ものである。前記したようにMODE(EMULATI
ON)キー443 とCONTINUE(SIFT)キー
445 を同時に押した場合にはエミュレーション状態を
設定するためのモードに入る。このとき、液晶ディスプ
レイ43には、エミュレーションをオート(AUTO)
モードとアドビ社のポストスクリプト(Post Script )
言語モードのいずれかを選択させるための表示が行われ
る。オペレータは、△(TEST)キー444 あるいは
▽(RESET)キー448を押下することで、いずれ
か所望のモードに設定することができる。オペレータが
オートモードを選択すると、このプリンタ装置22は不
揮発性メモリ35に格納されている複数のエミュレーシ
ョンプログラムを適宜活用して印字用のデータに応じた
最適のデータ処理を行うようになっている。これに対し
てポストスクリプト言語モードを選択した場合には、こ
のプリンタ装置22のネイティブな言語であるポストス
クリプト言語のみが実行されることになる。
【0026】図1に戻って説明を続ける。エンジン制御
部38にはエンジン部46が接続されている。エンジン
部46とは、プリンタ装置22の印字部であり、本実施
例ではレーザプリンタとしての基本的な構成部分から構
成されている。エンジン部46は前記したページメモリ
から読み出された印字信号を受け取ってレーザビームを
変調し、図示しない感光ドラムにこれを露光走査して静
電潜像の形成を行わせる。そして、この静電潜像を図示
しない現像装置で現像してトナー像を作成し、これを印
字用紙に転写し定着して印字済みの用紙として図示しな
いトレイに排出することになる。
【0027】次の表1および表2は、図1に示した不揮
発性メモリに格納されたエミュレーションテーブルの一
部を表わしたものである。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】本実施例のプリンタ装置には、2つのエミ
ュレーションプログラムが格納されており、ネイティブ
なプリンタ制御言語と合わせて3つのプリンタ制御言語
に対応できるようになっている。表1および表2に示し
た比較テーブルは、2つのエミュレーションプログラム
に対応させたものである。これらの比較テーブルで、
「データ長」とはホストコンピュータとしてのワークス
テーション23から送られてくるシリアルなデータの中
で参照用に区切られるデータの長さをいう。また、「デ
ータ」とは、制御コードを構成するデータをいう。「ポ
イント」とは、ワークステーション23から送られてき
たデータが比較テーブル中のデータと一致した時の重み
をいう。この重みは、正の方向に0から10まで設定さ
れている他、表2に示したように負の方向にも設定され
ている。
【0031】ここで、重みが“0”とはデータの一致が
エミュレーションの判別を行う上で得点にも失点にもな
らない場合をいい、重みが“10”とはただ1つのエミ
ュレーション用の比較テーブルでのみデータが一致する
場合をいう。“1”から“9”までの重みについては、
データが幾つのエミュレーションの比較テーブルについ
て一致するかとか、そのデータの一般的な出現頻度等の
各種の状況を勘案して設定されている。これに対して重
みが負の場合とは、該当するプリンタ制御言語でそのよ
うなデータの出現は想定されない場合であり、マイナス
の出現確率に相当する。
【0032】さて、本実施例のプリンタ装置による最適
のエミュレーションを選択するエミュレーション選択作
業では、比較用バッファB(図示せず)にワークステー
ション23(図2)から送られてくるデータを格納し、
これを表1等に示した比較テーブルで比較する。そし
て、一致したものについて比較テーブルごとにそれらの
ポイントを加算していく。そして、最高の加算値となっ
たエミュレーションと次に高い点数となったエミュレー
ションとの差が所定の値以上開いたとき、最高の加算値
となったエミュレーションに設定することにしている。
ここで、比較用バッファBには1バイトずつシフトさせ
ながらデータを格納し、各エミュレーションの比較テー
ブルと比較用バッファBの先頭番地からデータの比較を
行う。比較用バッファBに格納されるデータの長さは、
処理しようとする比較テーブルのデータ長の最大値と同
一である。
【0033】図5および図6は、本実施例のプリンタ装
置によるエミュレーションの設定作業の流れを表わした
ものである。まずCPU31(図1)は表1に示した第
1のエミュレーション用の比較テーブル(以下第1の比
較テーブルという。)に対応する第1のエミュレーショ
ンの適合度を書き込む第1の適合度レジスタP(1)
と、表2に示した第2のエミュレーション用の比較テー
ブル(以下第2の比較テーブルという。)に対応する第
2のエミュレーションの適合度を書き込む第2の適合度
レジスタP(2)の内容を共に“0”にクリアする(ス
テップS101)。そして、ワークステーション23か
ら送られてきたデータを格納している入力データバッフ
ァに対するアドレスポインタPbを入力データバッファ
の先頭にセットする(ステップS102)。これは、プ
リントのために受信したデータの先頭から順に比較作業
を開始するためである。
【0034】次にCPU31は比較テーブル用のアドレ
スポインタPtを第1の比較テーブルの先頭に設定する
(ステップS103)。そして、第1の比較テーブルか
ら読み取ったデータを格納するテーブルバッファT(図
示せず)と、入力データから読み取った比較対象となる
データを格納する比較用バッファBの内容をクリアする
(ステップS104)。ここで比較用バッファBとテー
ブルバッファTの長さは、第1の比較テーブルにおける
データ長の最大値と同一の長さに設定されている。
【0035】このようにして比較のための2つのバッフ
ァT、Bが初期化されたら、入力データバッファから1
バッファ分のデータが読み取られ比較用バッファBに格
納される(ステップS105)。次に第1の比較テーブ
ルから比較しようとするデータについてのデータ長(バ
イト数)を表わした1バイト分のデータが読み取られ、
1バイト構成のデータ長用バッファL(図示せず)に格
納される(ステップS106)。そして、比較テーブル
用のアドレスポインタPtを“1”だけカウントアップ
して(ステップS107)、第1の比較テーブルから1
バイト分のデータを読み取りテーブルバッファTに格納
する(ステップS108)。
【0036】この時点でテーブルバッファTと比較用バ
ッファBの内容が一致するかどうかの判別が行われる
(ステップS109)。一致した場合には(Y)、後続
のデータが一致するかどうかのチェックが必要になる。
そこで入力データバッファからデータ長用バッファの示
すデータの長さ(Lバイト)となるだけのデータが読み
取られ比較用バッファBに格納される(ステップS11
0)。例えば表1における1番最初のデータは2バイト
構成なので、Lは“2”であり、もう1バイトのデータ
が入力データバッファから読み出され、合計2バイトの
データが比較用バッファBに格納されることになる。同
様にして、第1の比較テーブルからデータ長用バッファ
の示すデータの長さ(Lバイト)となるだけのデータが
読み取られテーブルバッファTに格納される(ステップ
S111)。これにより、テーブルバッファTには第1
の比較テーブルから比較の対象となる長さのデータが格
納されたことになる。
【0037】この状態で再びテーブルバッファTと比較
用バッファBの内容が一致するかどうかの判別が行われ
る(ステップS112)。一致した場合には(Y)、比
較テーブル用のアドレスポインタPtが数値“L”だけ
加算される(ステップS113)。そして第1の比較テ
ーブルからポイントを読み込んで第1の適合度レジスタ
P(1)に加算する(ステップS114)。この場合に
は、第1の比較テーブルでデータの一致が見られたの
で、第2の比較テーブルについても同様の比較作業を行
うために図6のステップS115に進む。
【0038】これに対して、判別結果が一致しなかった
場合には(ステップS112;N)、比較テーブル用の
アドレスポインタPtが数値“L”+“1”だけ加算さ
れる(ステップS116)。そして比較テーブル用のア
ドレスポインタPtが第1の比較テーブルの最終アドレ
スよりも大きいかどうかの判別が行われ(ステップS1
17)、大きい場合には第1の比較テーブルにおける比
較作業が終了したことになるので、図6のステップS1
15に進むことになる。比較テーブル用のアドレスポイ
ンタPtが第1の比較テーブルの最終アドレスよりも大
きくない場合には(ステップS117;N)、ステップ
S104に戻って第1の比較テーブルにおける次のデー
タについて比較作業が行われることになる。以下同様に
してステップS112でデータの一致がみられるか第1
の比較テーブルのすべてのデータについて一致がとられ
るまで同様の作業が繰り返される。なお、ステップS1
09で最初の1バイト分について一致がとられなかった
場合には(N)、データの全長についての一致がみられ
なかったのと結局同じなので、ステップS110からス
テップS112までの手順を省略してステップS116
に進むことになる。
【0039】ステップS115では、比較テーブル用の
アドレスポインタPtを第2の比較テーブルの先頭に配
置する。そして第2の比較テーブルから読み取ったデー
タを格納するテーブルバッファTと、入力データから読
み取った比較対象となるデータを格納する比較用バッフ
ァBの内容をクリアする(ステップS118)。ここで
比較用バッファBとテーブルバッファTの長さは、第2
の比較テーブルにおけるデータ長の最大値と同一の長さ
に設定されている。
【0040】このようにして比較のための2つのバッフ
ァT、Bが初期化されたら、入力データバッファから1
バッファ分のデータが読み取られ比較用バッファBに格
納される(ステップS119)。次に第2の比較テーブ
ルから比較しようとするデータについてのデータ長(バ
イト数)を表わした1バイト分のデータが読み取られ、
1バイト構成のデータ長用バッファL(図示せず)に格
納される(ステップS120)。そして、比較テーブル
用のアドレスポインタPtを“1”だけカウントアップ
して(ステップS121)、第2の比較テーブルから1
バイト分のデータを読み取りテーブルバッファTに格納
する(ステップS122)。
【0041】この時点でテーブルバッファTと比較用バ
ッファBの内容が一致するかどうかの判別が行われる
(ステップS123)。一致した場合には(Y)、後続
のデータが一致するかどうかのチェックが必要になる。
そこで入力データバッファからデータ長用バッファの示
すデータの長さ(Lバイト)となるだけのデータが読み
取られ比較用バッファBに格納される(ステップS12
4)。同様にして、第2の比較テーブルからデータ長用
バッファの示すデータの長さ(Lバイト)となるだけの
データが読み取られテーブルバッファTに格納される
(ステップS125)。これにより、テーブルバッファ
Tには第2の比較テーブルから比較の対象となる長さの
データが格納されたことになる。
【0042】この状態で再びテーブルバッファTと比較
用バッファBの内容が一致するかどうかの判別が行われ
る(ステップS126)。一致した場合には(Y)、比
較テーブル用のアドレスポインタPtが数値“L”だけ
加算される(ステップS127)。そして第2の比較テ
ーブルからポイントを読み込んで第2の適合度レジスタ
P(2)に加算する(ステップS128)。この場合に
は、第2の比較テーブルでデータの一致が見られたの
で、第2の比較テーブルについても同様の比較作業を行
うためにステップS129に進む。
【0043】これに対して、判別結果が一致しなかった
場合には(ステップS126;N)、比較テーブル用の
アドレスポインタPtが数値“L”+“1”だけ加算さ
れる(ステップS130)。そして比較テーブル用のア
ドレスポインタPtが第2の比較テーブルの最終アドレ
スよりも大きいかどうかの判別が行われ(ステップS1
31)、大きい場合には第2の比較テーブルにおける比
較作業が終了したことになるので、ステップS129に
進むことになる。比較テーブル用のアドレスポインタP
tが第2の比較テーブルの最終アドレスよりも大きくな
い場合には(ステップS131;N)、ステップS11
8に戻って第2の比較テーブルにおける次のデータにつ
いて比較作業が行われることになる。以下同様にしてス
テップS126でデータの一致がみられるか第2の比較
テーブルのすべてのデータについて一致がとられるまで
同様の作業が繰り返される。なお、ステップS123で
最初の1バイト分について一致がとられなかった場合に
は(N)、データの全長についての一致がみられなかっ
たのと結局同じなので、ステップS124からステップ
S126までの手順を省略してステップS129に進む
ことになる。
【0044】ステップS129では、第2の適合度レジ
スタP(2)の値と第1の適合度レジスタP(1)の値
との大小関係が調べられる。この結果、第2の適合度レ
ジスタP(2)の値の方が大きかった場合には(Y)、
更に第2の適合度レジスタP(2)の値の方が第1の適
合度レジスタP(1)の値の方よりも加算値が“30”
より大きいかどうかの判別が行われる(ステップS13
2)。そして、“30”より大きい場合には第2のエミ
ュレーションが最適なものとして確定し、データ処理の
ために第2のエミュレーションプログラムが設定される
(ステップS133)。加算値が“30”以下であった
場合には(ステップS132;N)、入力データバッフ
ァに対するアドレスポインタPbが次の位置になるよう
に加算される(ステップS134)。そしてステップS
103に戻って第1の比較テーブルから順にデータの一
致の有無が調べられることになる。
【0045】一方、ステップS129で第1の適合度レ
ジスタP(1)の値の方が第2の適合度レジスタP
(2)の値よりも大きかったり、両者が等しかった場合
には(N)、第1の適合度レジスタP(1)の値の方が
第2の適合度レジスタP(2)の値の方よりも加算値が
“30”より大きいかどうかの判別が行われる(ステッ
プS135)。そして、“30”より大きい場合には第
1のエミュレーションが最適なものとして確定し、デー
タ処理のために第1のエミュレーションプログラムが設
定される(ステップS136)。加算値が“30”以下
であった場合には(N)、入力データバッファに対する
アドレスポインタPbが次の位置になるように加算され
る(ステップS134)。そしてステップS103に戻
って第1の比較テーブルから順にデータの一致の有無が
調べられることになる。
【0046】以上説明した実施例では、最大の加算値と
次に大きな加算値との差がある値(実施例では“3
0”)よりも大きくなったときに最大の加算値に対応す
るエミュレーションを選択することにしたが、この差
が、ホスト装置側から送られてきたデータの中でそれま
で比較したデータの総数に対して所定の割合以上になっ
たときに最大値に対応するエミュレーションを選択する
ようにしてもよい。また、ホスト装置側から送られてき
たデータをある程度の量処理した結果として、最大の加
算値を獲得したエミュレーションを単純に選択するよう
にしてもよい。
【0047】また、実施例では2つのエミュレーション
プログラムについて比較用のテーブルを設けて比較作業
を行ったが、3つ以上のエミュレーションプログラムを
格納しているプリンタ装置の場合には、これらの数だけ
の比較用テーブルを用いてエミュレーションごとにポイ
ントの総和を求めて行き、最終的に最大値を有するエミ
ュレーションプログラムを選択するようにすればよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、比較用のデータに重みを付けたの
で、ホスト装置から送られてくるデータの全部を処理す
ることなく、最も確からしいプリンタ制御言語を迅速に
選択することができるという効果がある。また、単純に
データとデータの比較を行うことにしたので、エスケー
プシーケンスを持たないエミュレーションについても、
比較判断を行うことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のプリンタ装置の回路構成
の概要を表わしたブロック図である。
【図2】 実施例のプリンタ装置を使用したプリントシ
ステムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図3】 本実施例におけるコントロールパネルのキー
等の配置を示した平面図である。
【図4】 2つのエミュレーションモードを選択するた
めの液晶ディスプレイの表示内容を表わした平面図であ
る。
【図5】 本実施例のプリンタ装置によるエミュレーシ
ョンの設定作業のうち主として第1の比較テーブルによ
る作業を表わした流れ図である。
【図6】 本実施例のプリンタ装置によるエミュレーシ
ョンの設定作業のうち主として第2の比較テーブルによ
る作業と最終的な選択作業の様子を表わした流れ図であ
る。
【図7】 ホストコンピュータとプリンタ装置との一般
的な接続関係を表わしたブロック図である。
【符号の説明】
22…プリンタ装置、23…ワークステーション(ホス
ト装置)、31…CPU、33…ROM、34…RA
M、35…不揮発性メモリ、46…エンジン部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数バイトのデータ列とそれらに設定さ
    れた重みとをエミュレーション別に表わしたテーブル
    と、 ホスト装置から送られてきたデータを前記テーブルで検
    索する検索手段と、 この検索結果として前記複数バイトのデータ列が合致す
    るたびにエミュレーション別にそれらの重みを加算する
    加算手段と、 加算値が最も大きなエミュレーションを前記データの処
    理用に選択する選択手段とを具備することを特徴とする
    プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 複数バイトのデータ列とそれらに設定さ
    れた重みとをエミュレーション別に表わしたテーブル
    と、 ホスト装置から送られてきたデータを前記テーブルで検
    索する検索手段と、 この検索結果として前記複数バイトのデータ列が合致す
    るたびにエミュレーション別にそれらの重みを加算する
    加算手段と、 この加算手段で求めたエミュレーション別の重みの和に
    おける最大値と次に大きな値との差が所定の値以上にな
    ったとき前記最大値に対応するエミュレーションを前記
    データの処理用に選択する選択手段とを具備することを
    特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 複数バイトのデータ列とそれらに設定さ
    れた重みとをエミュレーション別に表わしたテーブル
    と、 ホスト装置から送られてきたデータを前記テーブルで検
    索する検索手段と、 この検索結果として前記複数バイトのデータ列が合致す
    るたびにエミュレーション別にそれらの重みを加算する
    加算手段と、 この加算手段で求めたエミュレーション別の重みの和に
    おける最大値と次に大きな値との差が、それまで比較を
    行った前記データの総数に対して所定の割合以上になっ
    たとき前記最大値に対応するエミュレーションを前記デ
    ータの処理用に選択する選択手段とを具備することを特
    徴とするプリンタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5854940A (en) * 1995-04-24 1998-12-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Output control system for interpreting input data according to a specific control language based upon outputs from a plurality of control language determining devices
US7973954B2 (en) 2006-08-28 2011-07-05 Sharp Laboratories Of America, Inc. Method and apparatus for automatic language switching for an imaging device
JP2013020369A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp プリンタ代替印字データ表示器およびプリンタ代替印字データ表示方法

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