JPH059707A - 二硫化モリブデン膜の製造方法 - Google Patents
二硫化モリブデン膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH059707A JPH059707A JP18514791A JP18514791A JPH059707A JP H059707 A JPH059707 A JP H059707A JP 18514791 A JP18514791 A JP 18514791A JP 18514791 A JP18514791 A JP 18514791A JP H059707 A JPH059707 A JP H059707A
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- JP
- Japan
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- target
- sample
- rotary table
- molybdenum disulfide
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- Pending
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 真空チャンバ1の中に二硫化モリブデンから
なるターゲット2とターゲット2に間隔を置いて対向す
る回転テーブル3を設け、回転テーブル3上にターゲッ
ト2に対向するように試料4を載置し、ターゲット2と
試料4の間に回転テーブル3と試料4を覆うカバー6を
設け、カバー6のターゲット2に対向する位置にターゲ
ット2とほぼ同じ外径の貫通穴61を設けて、回転テー
ブルを回転しながら貫通穴61を通してスパッタを行う
二硫化モリブデン膜の製造方法である。 【効果】 試料がターゲット直下近辺以外にある時はカ
バーによってスパッタ粒子の付着が防止されるので、試
料の表面に均一なスパッタ膜が得られる。
なるターゲット2とターゲット2に間隔を置いて対向す
る回転テーブル3を設け、回転テーブル3上にターゲッ
ト2に対向するように試料4を載置し、ターゲット2と
試料4の間に回転テーブル3と試料4を覆うカバー6を
設け、カバー6のターゲット2に対向する位置にターゲ
ット2とほぼ同じ外径の貫通穴61を設けて、回転テー
ブルを回転しながら貫通穴61を通してスパッタを行う
二硫化モリブデン膜の製造方法である。 【効果】 試料がターゲット直下近辺以外にある時はカ
バーによってスパッタ粒子の付着が防止されるので、試
料の表面に均一なスパッタ膜が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体潤滑膜などに使用
される二硫化モリブデン膜の製造方法に関する。
される二硫化モリブデン膜の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二硫化モリブデン膜をスパッタリ
ング法によって試料に形成する場合、スパッタ装置は図
2に示すように、真空チャンバー1の中の上部に二硫化
モリブデンからなるターゲット2を設け、下方の真空チ
ャンバー1のベース11には回転テーブル3を設けてタ
ーゲット2に対向する位置に試料4を載置する。ターゲ
ット2と試料4との間には回転シャッタ5を設け、スパ
ッタ時間を調節している。多数個の試料をスパッタする
ためには、回転テーブル3のターゲット2に対向する円
周上に試料4を多数個取り付け、回転テーブル3を回転
してスパッタを行う。
ング法によって試料に形成する場合、スパッタ装置は図
2に示すように、真空チャンバー1の中の上部に二硫化
モリブデンからなるターゲット2を設け、下方の真空チ
ャンバー1のベース11には回転テーブル3を設けてタ
ーゲット2に対向する位置に試料4を載置する。ターゲ
ット2と試料4との間には回転シャッタ5を設け、スパ
ッタ時間を調節している。多数個の試料をスパッタする
ためには、回転テーブル3のターゲット2に対向する円
周上に試料4を多数個取り付け、回転テーブル3を回転
してスパッタを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
回転テーブル3を回転させてスパッタを行う場合、試料
4がターゲット2の直下にある時と、ターゲット2から
最も遠く離れた時の試料4上に形成されるスパッタ膜の
特性が異なるので、積層された膜は要求される特性が得
られないという問題点があった。本発明は、回転テーブ
ルにより試料を回転させてスパッタする場合でも、要求
される膜特性を得られるようにすることを目的とするも
のである。
回転テーブル3を回転させてスパッタを行う場合、試料
4がターゲット2の直下にある時と、ターゲット2から
最も遠く離れた時の試料4上に形成されるスパッタ膜の
特性が異なるので、積層された膜は要求される特性が得
られないという問題点があった。本発明は、回転テーブ
ルにより試料を回転させてスパッタする場合でも、要求
される膜特性を得られるようにすることを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、真空チャンバ
の中に二硫化モリブデンからなるターゲットと前記ター
ゲットに間隔を置いて対向する回転テーブルを設け、前
記回転テーブル上に前記ターゲットに対向するように試
料を載置し、前記回転テーブルを回転させてスパッタを
行う二硫化モリブデン膜の製造方法において、前記ター
ゲットと前記試料の間に前記回転テーブルと前記試料を
覆うカバーを設け、前記カバーの前記ターゲットに対向
する位置に貫通穴を設けて、前記貫通穴を通してスパッ
タを行う方法である。
の中に二硫化モリブデンからなるターゲットと前記ター
ゲットに間隔を置いて対向する回転テーブルを設け、前
記回転テーブル上に前記ターゲットに対向するように試
料を載置し、前記回転テーブルを回転させてスパッタを
行う二硫化モリブデン膜の製造方法において、前記ター
ゲットと前記試料の間に前記回転テーブルと前記試料を
覆うカバーを設け、前記カバーの前記ターゲットに対向
する位置に貫通穴を設けて、前記貫通穴を通してスパッ
タを行う方法である。
【0005】
【作用】上記手段により、試料に付着するターゲットか
らの粒子の特性は、試料とターゲットの間の距離により
影響を受けるが、試料がターゲット直下近辺以外にある
時はカバーによってスパッタ粒子の付着が防止されるの
で、試料には常に試料とターゲット間の距離が一定の状
態でスパッタされるため、特性が均一のスパッタ膜を作
ることができる。
らの粒子の特性は、試料とターゲットの間の距離により
影響を受けるが、試料がターゲット直下近辺以外にある
時はカバーによってスパッタ粒子の付着が防止されるの
で、試料には常に試料とターゲット間の距離が一定の状
態でスパッタされるため、特性が均一のスパッタ膜を作
ることができる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。
図1は本発明の実施例を示す側断面図で、真空チャンバ
ー1の中の上部に二硫化モリブデンからなるターゲット
2を設け、下方には回転テーブル3を設けてターゲット
2に対向する位置に試料4を載置し、ターゲット2と試
料4との間に回転シャッタ5を設けた構成は従来と同じ
である。従来例と異なるのは、回転シャッタ5と試料4
との間に試料4および回転テーブル3を覆うカバー6を
ベース11に固定してある。カバー6のターゲット2の
直下にはターゲット2の外径とほぼ同じ大きさの径の貫
通穴61を設けてある。ここで、MoS2 からなるター
ゲット2でSUS440Cからなる円盤状の試料4に潤
滑効果を持たせるためにMoS2 スパッタ膜を形成した
例を説明する。潤滑効果の評価には、Pin−On−D
iskすべり摩擦試験機を用い、以下の試験条件で試験
を行った時、摩擦係数が0.4に達するまでの総回転数
で評価した。 (1)試験条件 試料円盤の材質…SUS440C ボールの材質 …SUS440C 面圧 …98Kgf/mm2 すべり速度 …0.1m/s 温度 …室温 湿度 …90%R・H (2)試験結果 摩擦係数が0.4に達するまでの総回転数は次のとお
り。 以上の結果より、回転テーブルを静止した状態でスパ
ッタした場合の総回転数2330に対して、従来例で回
転テーブルを回転させると、総回転数が800回転に低
下する。しかし、本発明の実施例では、総回転数が33
00回となり、回転テーブルを回転することによるMo
S2 スパッタ膜の潤滑効果の低下を防止できることがわ
かる
図1は本発明の実施例を示す側断面図で、真空チャンバ
ー1の中の上部に二硫化モリブデンからなるターゲット
2を設け、下方には回転テーブル3を設けてターゲット
2に対向する位置に試料4を載置し、ターゲット2と試
料4との間に回転シャッタ5を設けた構成は従来と同じ
である。従来例と異なるのは、回転シャッタ5と試料4
との間に試料4および回転テーブル3を覆うカバー6を
ベース11に固定してある。カバー6のターゲット2の
直下にはターゲット2の外径とほぼ同じ大きさの径の貫
通穴61を設けてある。ここで、MoS2 からなるター
ゲット2でSUS440Cからなる円盤状の試料4に潤
滑効果を持たせるためにMoS2 スパッタ膜を形成した
例を説明する。潤滑効果の評価には、Pin−On−D
iskすべり摩擦試験機を用い、以下の試験条件で試験
を行った時、摩擦係数が0.4に達するまでの総回転数
で評価した。 (1)試験条件 試料円盤の材質…SUS440C ボールの材質 …SUS440C 面圧 …98Kgf/mm2 すべり速度 …0.1m/s 温度 …室温 湿度 …90%R・H (2)試験結果 摩擦係数が0.4に達するまでの総回転数は次のとお
り。 以上の結果より、回転テーブルを静止した状態でスパ
ッタした場合の総回転数2330に対して、従来例で回
転テーブルを回転させると、総回転数が800回転に低
下する。しかし、本発明の実施例では、総回転数が33
00回となり、回転テーブルを回転することによるMo
S2 スパッタ膜の潤滑効果の低下を防止できることがわ
かる
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、試
料がターゲット直下近辺以外にある時はカバーによって
スパッタ粒子の付着が防止されるので、均一な特性のス
パッタ膜が得られる。また、多量の試料を一度にスパッ
タ膜の特性を低下させることなくスパッタ処理できるの
で、スパッタ膜の処理時間が短縮され、スパッタ膜形成
作業のコストダウンを図ることができる効果がある。
料がターゲット直下近辺以外にある時はカバーによって
スパッタ粒子の付着が防止されるので、均一な特性のス
パッタ膜が得られる。また、多量の試料を一度にスパッ
タ膜の特性を低下させることなくスパッタ処理できるの
で、スパッタ膜の処理時間が短縮され、スパッタ膜形成
作業のコストダウンを図ることができる効果がある。
【図1】本発明の実施例を示す側断面図である。
【図2】従来例を示す側断面図である。
1 真空チャンバー 11 ベース 2 ターゲット 3 回転テーブル 4 試料 5 回転シャッタ 6 カバー 61 貫通穴
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 真空チャンバの中に二硫化モリブデンか
らなるターゲットと前記ターゲットに間隔を置いて対向
する回転テーブルを設け、前記回転テーブル上に前記タ
ーゲットに対向するように試料を載置し、前記回転テー
ブルを回転させてスパッタを行う二硫化モリブデン膜の
製造方法において、前記ターゲットと前記試料の間に前
記回転テーブルと前記試料を覆うカバーを設け、前記カ
バーの前記ターゲットに対向する位置に貫通穴を設け
て、前記貫通穴を通してスパッタを行うことを特徴とす
る二硫化モリブデン膜の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18514791A JPH059707A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 二硫化モリブデン膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18514791A JPH059707A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 二硫化モリブデン膜の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059707A true JPH059707A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16165689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18514791A Pending JPH059707A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 二硫化モリブデン膜の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059707A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1043366C (zh) * | 1994-07-14 | 1999-05-12 | 中国科学院兰州化学物理研究所 | 一种共溅射固体润滑薄膜及其制备方法 |
| US8985359B2 (en) | 2011-03-28 | 2015-03-24 | Corning Incorporated | Container cap with kink-resistant connector |
| DE102007014411B4 (de) | 2006-03-30 | 2019-05-09 | Daido Metal Co., Ltd. | Gleitmaterial und Verfahren zur Herstellung seiner Überzugsschicht |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP18514791A patent/JPH059707A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1043366C (zh) * | 1994-07-14 | 1999-05-12 | 中国科学院兰州化学物理研究所 | 一种共溅射固体润滑薄膜及其制备方法 |
| DE102007014411B4 (de) | 2006-03-30 | 2019-05-09 | Daido Metal Co., Ltd. | Gleitmaterial und Verfahren zur Herstellung seiner Überzugsschicht |
| US8985359B2 (en) | 2011-03-28 | 2015-03-24 | Corning Incorporated | Container cap with kink-resistant connector |
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