JPH059793A - 電着塗装方法および装置 - Google Patents
電着塗装方法および装置Info
- Publication number
- JPH059793A JPH059793A JP16463191A JP16463191A JPH059793A JP H059793 A JPH059793 A JP H059793A JP 16463191 A JP16463191 A JP 16463191A JP 16463191 A JP16463191 A JP 16463191A JP H059793 A JPH059793 A JP H059793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodeposition
- coating
- voltage
- film thickness
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的に塗装条件を判断し制御することによ
って、塗装品質を向上する。 【構成】 予め定める時間内で電着塗装によって消費さ
れた電着塗料2の固形物量と、クーロン量とを用いてク
ーロン効率を演算手段28によって算出し、クーロン効
率と塗膜膜厚との関係から目標制御電圧を算出する。演
算手段28は電源調整回路31を制御して、電極24と
被塗物4との間に目標制御電圧を印加する。
って、塗装品質を向上する。 【構成】 予め定める時間内で電着塗装によって消費さ
れた電着塗料2の固形物量と、クーロン量とを用いてク
ーロン効率を演算手段28によって算出し、クーロン効
率と塗膜膜厚との関係から目標制御電圧を算出する。演
算手段28は電源調整回路31を制御して、電極24と
被塗物4との間に目標制御電圧を印加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着塗料を用いて塗装
を行う電着塗装方法および装置に関する。
を行う電着塗装方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から塗装方法としては、静電塗装方
法やスプレ塗装方法、エアーレス塗装方法やディッピン
グ塗装方法および電着塗装方法などが行われている。こ
のうち、電着塗装方法は、残余の塗装方法に比較してさ
まざまな面で優れた特徴を有しており、たとえば被塗物
の袋状構造部および被塗物の各部分間の接合部などにお
いても塗装が可能であるという特徴を有している。ま
た、上述のような特徴点に加え、通電量の制御などによ
ってつきまわり性の管理も容易であり、しかも塗装され
た塗料の「タレ」、「ワキ」なども発生せず、作業性が
良好であることが知られている。
法やスプレ塗装方法、エアーレス塗装方法やディッピン
グ塗装方法および電着塗装方法などが行われている。こ
のうち、電着塗装方法は、残余の塗装方法に比較してさ
まざまな面で優れた特徴を有しており、たとえば被塗物
の袋状構造部および被塗物の各部分間の接合部などにお
いても塗装が可能であるという特徴を有している。ま
た、上述のような特徴点に加え、通電量の制御などによ
ってつきまわり性の管理も容易であり、しかも塗装され
た塗料の「タレ」、「ワキ」なども発生せず、作業性が
良好であることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなつきま
わり性は、一般に通電電圧で制御されるが、他の要因、
たとえば塗膜固有抵抗、塗料液温、被塗物の搬送速度、
塗料内に浸漬されている被塗物数、塗料制御などにも影
響を受ける。すなわち、一定の電圧下で塗装を行ってい
ても、塗装面積が変動したり、塗膜固有抵抗が変動した
り、または塗料性状の変化などによって、塗膜が形成さ
れにくくなる場合があり、このような場合、塗料膜厚が
薄くなってしまい、被塗物の防錆性能が低下し、得られ
た製品が早期に発錆して機械的強度の低下や、外観を損
ねる事態となってしまう。
わり性は、一般に通電電圧で制御されるが、他の要因、
たとえば塗膜固有抵抗、塗料液温、被塗物の搬送速度、
塗料内に浸漬されている被塗物数、塗料制御などにも影
響を受ける。すなわち、一定の電圧下で塗装を行ってい
ても、塗装面積が変動したり、塗膜固有抵抗が変動した
り、または塗料性状の変化などによって、塗膜が形成さ
れにくくなる場合があり、このような場合、塗料膜厚が
薄くなってしまい、被塗物の防錆性能が低下し、得られ
た製品が早期に発錆して機械的強度の低下や、外観を損
ねる事態となってしまう。
【0004】また、前記塗膜がむやみに厚く形成されて
しまう条件となった場合、塗料をむやみに消費して経済
性が悪化してしまう。さらに、塗装膜厚がむやみに増大
することによって、仕上がり外観や品質が悪化してしま
うという問題点がある。
しまう条件となった場合、塗料をむやみに消費して経済
性が悪化してしまう。さらに、塗装膜厚がむやみに増大
することによって、仕上がり外観や品質が悪化してしま
うという問題点がある。
【0005】この従来技術では、塗料性状の変動および
クーロン効率の変動などを自動的に検出して、前記電圧
を自動制御するようには構成されていないため、膜厚の
正確な管理ができず、また稼働中の塗装条件の変動に対
応できないという問題点を有している。
クーロン効率の変動などを自動的に検出して、前記電圧
を自動制御するようには構成されていないため、膜厚の
正確な管理ができず、また稼働中の塗装条件の変動に対
応できないという問題点を有している。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解決し、
塗装品質が格段に向上されるとともに、そのための制御
を自動的に行うことができる電着塗装方法および装置を
提供することである。
塗装品質が格段に向上されるとともに、そのための制御
を自動的に行うことができる電着塗装方法および装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電着塗料が収
容された電着槽内に電極を設け、電着槽内に搬送して浸
漬する被塗物と前記電極との間に電圧を印加して電着塗
装を行う電着塗装方法において、電着槽内の電着塗料の
固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量とに基づ
いてクーロン効率を求め、前記クーロン効率と予め定め
る塗膜膜厚とのパラメータに対応する目標電圧を算出
し、前記目標電圧に基づいて塗膜膜厚を制御することを
特徴とする電着塗装方法である。
容された電着槽内に電極を設け、電着槽内に搬送して浸
漬する被塗物と前記電極との間に電圧を印加して電着塗
装を行う電着塗装方法において、電着槽内の電着塗料の
固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量とに基づ
いてクーロン効率を求め、前記クーロン効率と予め定め
る塗膜膜厚とのパラメータに対応する目標電圧を算出
し、前記目標電圧に基づいて塗膜膜厚を制御することを
特徴とする電着塗装方法である。
【0008】また本発明は、前記目標電圧は、クーロン
効率と塗膜膜厚とをパラメータとする予め定めた係数を
求め、前記係数および被塗物と電極との間に印加された
電圧を演算して求めることを特徴とする。
効率と塗膜膜厚とをパラメータとする予め定めた係数を
求め、前記係数および被塗物と電極との間に印加された
電圧を演算して求めることを特徴とする。
【0009】また本発明は、電着塗料を収容する電着槽
と、被塗物を電着槽内に搬送して浸漬する搬送手段と、
電着槽内に設けられる電極と、被塗物と電極との間に電
圧可変の電圧を印加する電源と、前記電源によって供給
されるクーロン量を検出するクーロン量検出手段と、前
記電源の印加電圧を検出する電圧検出手段と、電着塗料
の固形物量を検出する固形物量検出手段と、固形物量検
出手段とクーロン量検出手段との各出力に応答し、クー
ロン効率を演算する第1演算手段と、塗膜膜厚を表す信
号を導出する膜厚信号導出手段と、第1演算手段と膜厚
信号導出手段との各出力に応答し、クーロン効率と塗膜
膜厚と電圧とを演算して目標電圧を求める第2演算手段
と、第2演算手段の出力に応答して電源の印加電圧を制
御する制御手段とを含むことを特徴とする電着塗装装置
である。
と、被塗物を電着槽内に搬送して浸漬する搬送手段と、
電着槽内に設けられる電極と、被塗物と電極との間に電
圧可変の電圧を印加する電源と、前記電源によって供給
されるクーロン量を検出するクーロン量検出手段と、前
記電源の印加電圧を検出する電圧検出手段と、電着塗料
の固形物量を検出する固形物量検出手段と、固形物量検
出手段とクーロン量検出手段との各出力に応答し、クー
ロン効率を演算する第1演算手段と、塗膜膜厚を表す信
号を導出する膜厚信号導出手段と、第1演算手段と膜厚
信号導出手段との各出力に応答し、クーロン効率と塗膜
膜厚と電圧とを演算して目標電圧を求める第2演算手段
と、第2演算手段の出力に応答して電源の印加電圧を制
御する制御手段とを含むことを特徴とする電着塗装装置
である。
【0010】
【作用】本発明に従えば、電着塗料が収容された電着槽
内に電極を設け、電着槽内に搬送して浸漬する被塗物と
前記電極との間に電圧を印加して電着塗装を行う電着塗
装方法において、まずクーロン効率が電着槽内の電着塗
料の固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量とに
基づいて求められる。次にクーロン効率と予め定める塗
膜膜厚とのパラメータに対応する目標電圧を算出し、目
標電圧に基づいて塗膜膜厚を制御する。
内に電極を設け、電着槽内に搬送して浸漬する被塗物と
前記電極との間に電圧を印加して電着塗装を行う電着塗
装方法において、まずクーロン効率が電着槽内の電着塗
料の固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量とに
基づいて求められる。次にクーロン効率と予め定める塗
膜膜厚とのパラメータに対応する目標電圧を算出し、目
標電圧に基づいて塗膜膜厚を制御する。
【0011】前記目標電圧はクーロン効率と塗膜膜厚と
をパラメータとする予め定めた係数を求め、その係数お
よび被塗物と電極との間に印加された電圧を演算して求
める。
をパラメータとする予め定めた係数を求め、その係数お
よび被塗物と電極との間に印加された電圧を演算して求
める。
【0012】また本発明に従えば、電着塗装装置は、た
とえば顔料主体塗料とクリヤ主体塗料とから成る電着塗
料を収容する電着槽と、被塗物を電着槽内に搬送して浸
漬する搬送手段と、電着槽内に設けられる電極と、被塗
物と電極との間に電圧可変の電圧を供給する電源と、前
記電源によって供給されるクーロン量を検出するクーロ
ン量検出手段と、前記電源の印加電圧を検出する電圧検
出手段と、電着塗料の固形物量を検出する固形物量検出
手段と、固形物量検出手段とクーロン量検出手段との各
出力に応答し、クーロン効率を演算する第1演算手段
と、塗膜膜厚を表す信号を導出する膜厚信号導出手段
と、第1演算手段と膜厚信号導出手段との各出力に応答
し、クーロン効率と塗膜膜厚と電圧とを演算して目標電
圧を求める第2演算手段と、第2演算手段の出力に応答
して印加電圧を制御する制御手段とを含む。
とえば顔料主体塗料とクリヤ主体塗料とから成る電着塗
料を収容する電着槽と、被塗物を電着槽内に搬送して浸
漬する搬送手段と、電着槽内に設けられる電極と、被塗
物と電極との間に電圧可変の電圧を供給する電源と、前
記電源によって供給されるクーロン量を検出するクーロ
ン量検出手段と、前記電源の印加電圧を検出する電圧検
出手段と、電着塗料の固形物量を検出する固形物量検出
手段と、固形物量検出手段とクーロン量検出手段との各
出力に応答し、クーロン効率を演算する第1演算手段
と、塗膜膜厚を表す信号を導出する膜厚信号導出手段
と、第1演算手段と膜厚信号導出手段との各出力に応答
し、クーロン効率と塗膜膜厚と電圧とを演算して目標電
圧を求める第2演算手段と、第2演算手段の出力に応答
して印加電圧を制御する制御手段とを含む。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である電着塗装装
置1を示す図である。電着槽2に電着塗料3が満たされ
ており、電着槽2上には被塗物4を搬送して電着塗料3
に被塗物4を浸漬できるような搬送手段であるコンベア
5が設置されている。
置1を示す図である。電着槽2に電着塗料3が満たされ
ており、電着槽2上には被塗物4を搬送して電着塗料3
に被塗物4を浸漬できるような搬送手段であるコンベア
5が設置されている。
【0014】顔料主体補給塗料槽9から顔料主体塗料が
ポンプ10によって流量計11を介して混合器12へ、
クリア主体補給塗料槽13からクリア主体塗料がポンプ
14によって流量計15を介して混合器12へ流入され
る。顔料主体塗料の主成分は顔料であり、他に樹脂や水
などを含んでおり、固形物含有率はNV1である。クリ
ア主体塗料には顔料は含まれておらず、主成分は樹脂で
あり、他に水などを含んでおり、固形物含有率はNV2
である。
ポンプ10によって流量計11を介して混合器12へ、
クリア主体補給塗料槽13からクリア主体塗料がポンプ
14によって流量計15を介して混合器12へ流入され
る。顔料主体塗料の主成分は顔料であり、他に樹脂や水
などを含んでおり、固形物含有率はNV1である。クリ
ア主体塗料には顔料は含まれておらず、主成分は樹脂で
あり、他に水などを含んでおり、固形物含有率はNV2
である。
【0015】流量計11,15は、後述する演算手段2
8に接続されており、顔料主体塗料の補給量F1または
クリア主体塗料の補給量F2を検知し、検知結果は演算
手段28に出力される。
8に接続されており、顔料主体塗料の補給量F1または
クリア主体塗料の補給量F2を検知し、検知結果は演算
手段28に出力される。
【0016】混合器12には、さらに電着塗料3を抜き
出して熱交換器21で温度調節を行った電着塗料3およ
びポンプ18によって抜き出された電着塗料3が混合さ
れて電着槽2に投入される。熱交換器21における熱交
換は、三方弁23を介して後述する演算手段28によっ
て制御されている。
出して熱交換器21で温度調節を行った電着塗料3およ
びポンプ18によって抜き出された電着塗料3が混合さ
れて電着槽2に投入される。熱交換器21における熱交
換は、三方弁23を介して後述する演算手段28によっ
て制御されている。
【0017】電着槽2の電着塗料3中には電極24が浸
漬されており、電極24と図示しない被塗物4用電極と
は電流検出手段である電流計25および電圧検出手段で
ある電圧計26を有する電源である交流電源27に整流
器を含む電源回路30および電源調整回路31を介して
接続されている。
漬されており、電極24と図示しない被塗物4用電極と
は電流検出手段である電流計25および電圧検出手段で
ある電圧計26を有する電源である交流電源27に整流
器を含む電源回路30および電源調整回路31を介して
接続されている。
【0018】交流電源27から供給される交流電力は、
電源回路30で整流化および平滑化された後、電源調整
回路31で予め定める電流および電圧に調整され、電極
24が陽極となるように、電極24と被塗物4に接触し
ている図示しない電極との間に電圧が印加される。
電源回路30で整流化および平滑化された後、電源調整
回路31で予め定める電流および電圧に調整され、電極
24が陽極となるように、電極24と被塗物4に接触し
ている図示しない電極との間に電圧が印加される。
【0019】電源調整回路31は、後述する演算手段2
8に接続されており、演算手段28は電源調整回路31
を制御することによって印加電圧を調整する。
8に接続されており、演算手段28は電源調整回路31
を制御することによって印加電圧を調整する。
【0020】流量計11,15、自動測定器8、三方弁
23、電流計25、電圧計26および電源調整回路31
は、演算手段28に接続されている。
23、電流計25、電圧計26および電源調整回路31
は、演算手段28に接続されている。
【0021】演算手段28は、時計回路28aを有して
おり、電流計25の出力と時計回路28aによって測定
された時間とを積算することによってクーロン量を求め
ることができる。
おり、電流計25の出力と時計回路28aによって測定
された時間とを積算することによってクーロン量を求め
ることができる。
【0022】電着塗装を行う際に、クーロン量を用いて
算出されるクーロン効率と塗膜膜厚とが予め定める値と
なるように制御することによって、良質の塗膜を得るこ
とができる。しかしながら、電着塗装を行えば、電着塗
料3の組成が変化し、クーロン効率が変動する。クーロ
ン効率は、印加電圧を変動させることによって、制御す
ることができる。数1に示されるように現在の印加電圧
Vに係数kを乗算することによって、目標制御電圧V1
を求めることができる。
算出されるクーロン効率と塗膜膜厚とが予め定める値と
なるように制御することによって、良質の塗膜を得るこ
とができる。しかしながら、電着塗装を行えば、電着塗
料3の組成が変化し、クーロン効率が変動する。クーロ
ン効率は、印加電圧を変動させることによって、制御す
ることができる。数1に示されるように現在の印加電圧
Vに係数kを乗算することによって、目標制御電圧V1
を求めることができる。
【0023】
【数1】V1 = V × k
次に前述の係数kの求め方について説明する。電着塗装
を行う際の目標とするクーロン効率と塗膜膜厚とが得ら
れる電着塗料を用いて、平板を電着塗装する。このとき
に得られた塗膜膜厚をd1とする。前述とは異なるクー
ロン効率が得られる電着塗料を用いて電着塗装を行い、
得られた塗膜膜厚をd2とする。係数kは、数2に示さ
れるように塗膜膜厚d1を塗膜膜厚d2で除算すること
によって、係数kが求められる。
を行う際の目標とするクーロン効率と塗膜膜厚とが得ら
れる電着塗料を用いて、平板を電着塗装する。このとき
に得られた塗膜膜厚をd1とする。前述とは異なるクー
ロン効率が得られる電着塗料を用いて電着塗装を行い、
得られた塗膜膜厚をd2とする。係数kは、数2に示さ
れるように塗膜膜厚d1を塗膜膜厚d2で除算すること
によって、係数kが求められる。
【0024】
【数2】
【0025】この係数kは、電着塗料3の組成が変化
し、塗膜膜厚d2が得られるようなクーロン効率を示す
ようになった場合に数1に代入して用いられる。
し、塗膜膜厚d2が得られるようなクーロン効率を示す
ようになった場合に数1に代入して用いられる。
【0026】したがって、電着塗料3の組成の変化範囲
に応じて複数の係数kを予め求め、演算手段28に記憶
されている。同様に前述とは異なる塗膜膜厚を示す電着
塗料についても同様に係数kを求め、後述する表1のよ
うなクーロン効率と塗膜膜厚とのパラメータに対応する
係数kを示す表が作成され、予め演算手段28に記憶さ
れる。
に応じて複数の係数kを予め求め、演算手段28に記憶
されている。同様に前述とは異なる塗膜膜厚を示す電着
塗料についても同様に係数kを求め、後述する表1のよ
うなクーロン効率と塗膜膜厚とのパラメータに対応する
係数kを示す表が作成され、予め演算手段28に記憶さ
れる。
【0027】図2は、本発明の一実施例を示すフローチ
ャートの一例である。ステップs1では、電着槽2内の
電着塗料3の固形物含有率NV3が自動測定器8によっ
て測定され、ステップs2では、ステップs1で測定さ
れた固形物含有率NV3が演算手段28に出力される。
ャートの一例である。ステップs1では、電着槽2内の
電着塗料3の固形物含有率NV3が自動測定器8によっ
て測定され、ステップs2では、ステップs1で測定さ
れた固形物含有率NV3が演算手段28に出力される。
【0028】ステップs3では、予め定められ、演算手
段28に入力されている時間Wが経過したか否かが演算
手段28によって判断され、時間Wが経過している場合
にはステップs4に進み、時間Wが経過していない場合
には時間Wが経過するまでステップs3で待機する。時
間Wは作業時間に対応して設定してもよく、また被塗物
4が塗装を完了するまでの時間に基づいて設定してもよ
い。
段28に入力されている時間Wが経過したか否かが演算
手段28によって判断され、時間Wが経過している場合
にはステップs4に進み、時間Wが経過していない場合
には時間Wが経過するまでステップs3で待機する。時
間Wは作業時間に対応して設定してもよく、また被塗物
4が塗装を完了するまでの時間に基づいて設定してもよ
い。
【0029】ステップs4では、顔料主体補給塗料槽9
からポンプ10を介して電着槽2内に流入された顔料主
体塗料の補給量F1が流量計11から演算手段28に出
力される。
からポンプ10を介して電着槽2内に流入された顔料主
体塗料の補給量F1が流量計11から演算手段28に出
力される。
【0030】ステップs5では、クリア主体補給塗料槽
13からポンプ14を介して電着槽2内に流入されたク
リア主体塗料の補給量F2が流量計15から演算手段2
8に出力される。
13からポンプ14を介して電着槽2内に流入されたク
リア主体塗料の補給量F2が流量計15から演算手段2
8に出力される。
【0031】ステップs6では、電着槽2内の電着塗料
3の固形物含有率NV4が自動測定器8によって測定さ
れ、ステップs7では、ステップs6で測定された固形
物含有率NV4が演算手段28に出力される。
3の固形物含有率NV4が自動測定器8によって測定さ
れ、ステップs7では、ステップs6で測定された固形
物含有率NV4が演算手段28に出力される。
【0032】ステップs8では、電流計25の出力と時
計回路28aとの出力を積算することによって演算手段
28がクーロン量Cを算出する。
計回路28aとの出力を積算することによって演算手段
28がクーロン量Cを算出する。
【0033】ステップs9では、予め演算手段28に入
力されている顔料主体塗料の固形物含有率NV1、クリ
ア主体塗料の固形物分含有率NV2および電着槽2の容
量Tと、顔料主体塗料の補給量F1と、クリア主体塗料
の補給量F2と、電着槽2内の電着塗料3の固形物含有
率NV3,NV4と、ステップs8で算出されたクーロ
ン量Cに数3に示される演算を施して、クーロン効率が
演算手段28によって算出される。
力されている顔料主体塗料の固形物含有率NV1、クリ
ア主体塗料の固形物分含有率NV2および電着槽2の容
量Tと、顔料主体塗料の補給量F1と、クリア主体塗料
の補給量F2と、電着槽2内の電着塗料3の固形物含有
率NV3,NV4と、ステップs8で算出されたクーロ
ン量Cに数3に示される演算を施して、クーロン効率が
演算手段28によって算出される。
【0034】
【数3】
【0035】ステップs10では、予め演算手段28に
入力されている表1から、予め定められ同じく演算手段
28に入力されている塗膜膜厚と、ステップs9で算出
されたクーロン効率とを用いて係数kが求められる。
入力されている表1から、予め定められ同じく演算手段
28に入力されている塗膜膜厚と、ステップs9で算出
されたクーロン効率とを用いて係数kが求められる。
【0036】
【表1】
【0037】ステップs11では、演算手段28によっ
て電圧計26から演算手段28に出力されている印加電
圧Vと、ステップs10で求められた係数kとから数2
を用いて目標制御電圧が算出される。
て電圧計26から演算手段28に出力されている印加電
圧Vと、ステップs10で求められた係数kとから数2
を用いて目標制御電圧が算出される。
【0038】
【数1】V1 = V × k
ステップs12では、目標制御電圧となるように演算手
段28によって電源調整回路31が制御され、被塗物4
と電極24との間に印加される電圧が制御される。
段28によって電源調整回路31が制御され、被塗物4
と電極24との間に印加される電圧が制御される。
【0039】ステップs13では、塗装が終了か否かが
判断され、終了しない場合にはステップs1に戻り、終
了する場合には電着塗装操作を終了する。
判断され、終了しない場合にはステップs1に戻り、終
了する場合には電着塗装操作を終了する。
【0040】以上のように本実施例によれば、電着塗装
中に自動的にクーロン効率を求めることができ、求めら
れたクーロン効率から予め定める塗膜膜厚を得るための
目標制御電圧が求められ、被塗物4と電極24との間に
印加される電圧を制御することができる。
中に自動的にクーロン効率を求めることができ、求めら
れたクーロン効率から予め定める塗膜膜厚を得るための
目標制御電圧が求められ、被塗物4と電極24との間に
印加される電圧を制御することができる。
【0041】したがって、電着塗装中に電着塗装条件の
制御を自動的に行うことができ、塗装品質を向上するこ
とができる。
制御を自動的に行うことができ、塗装品質を向上するこ
とができる。
【0042】本実施例においては、電極24と図示しな
い被塗物4用電極との間に電圧を印加したけれども、電
着槽2を金属製にして、被塗物4用電極と電着槽2との
間に電圧を印加しても、同様の効果が得られる。
い被塗物4用電極との間に電圧を印加したけれども、電
着槽2を金属製にして、被塗物4用電極と電着槽2との
間に電圧を印加しても、同様の効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、電着槽内の電着塗料の
固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量との間に
演算を施してクーロン効率を求め、クーロン効率と予め
定める塗膜膜厚とのパラメータに対応する目標制御電圧
を算出し、前記目標制御電圧に基づいて塗膜膜厚を制御
することができる。
固形物量と電着塗装中に供給されたクーロン量との間に
演算を施してクーロン効率を求め、クーロン効率と予め
定める塗膜膜厚とのパラメータに対応する目標制御電圧
を算出し、前記目標制御電圧に基づいて塗膜膜厚を制御
することができる。
【0044】したがって、塗膜膜厚が予め定められた値
となるように自動的に印加電圧が制御され、塗装品質を
向上することができる。
となるように自動的に印加電圧が制御され、塗装品質を
向上することができる。
【図1】本発明の一実施例である電着塗装装置1を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例を示すフローチャートの一例
である。
である。
1 電着塗装装置
2 電着槽
3 電着塗料
4 被塗物
5 コンベア
8 自動測定器
24 電極
25 電流計
26 電圧計
27 交流電源
28 演算手段
28a 時計回路
30 電源回路
31 電源調整回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 倉波 信男
兵庫県尼崎市南塚口町6丁目10番73号 神
東塗料株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 電着塗料が収容された電着槽内に電極を
設け、電着槽内に搬送して浸漬する被塗物と前記電極と
の間に電圧を印加して電着塗装を行う電着塗装方法にお
いて、 電着槽内の電着塗料の固形物量と電着塗装中に供給され
たクーロン量とに基づいてクーロン効率を求め、 前記クーロン効率と予め定める塗膜膜厚とのパラメータ
に対応する目標電圧を算出し、 前記目標電圧に基づいて塗膜膜厚を制御することを特徴
とする電着塗装方法。 - 【請求項2】 前記目標電圧は、クーロン効率と塗膜膜
厚とをパラメータとする予め定めた係数を求め、 前記係数および被塗物と電極との間に印加された電圧を
演算して求めることを特徴とする請求項1記載の電着塗
装方法。 - 【請求項3】 電着塗料を収容する電着槽と、 被塗物を電着槽内に搬送して浸漬する搬送手段と、 電着槽内に設けられる電極と、 被塗物と電極との間に電圧可変の電圧を印加する電源
と、 前記電源によって供給されるクーロン量を検出するクー
ロン量検出手段と、 前記電源の印加電圧を検出する電圧検出手段と、 電着塗料の固形物量を検出する固形物量検出手段と、 固形物量検出手段とクーロン量検出手段との各出力に応
答し、クーロン効率を演算する第1演算手段と、 塗膜膜厚を表す信号を導出する膜厚信号導出手段と、 第1演算手段と膜厚信号導出手段との各出力に応答し、
クーロン効率と塗膜膜厚と電圧とを演算して目標電圧を
求める第2演算手段と、 第2演算手段の出力に応答して電源の印加電圧を制御す
る制御手段とを含むことを特徴とする電着塗装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16463191A JPH059793A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電着塗装方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16463191A JPH059793A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電着塗装方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059793A true JPH059793A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15796875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16463191A Pending JPH059793A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電着塗装方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059793A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2726009A1 (fr) * | 1994-10-24 | 1996-04-26 | Europ D Assemblage Mecaniques | Procede de regulation de l'epaisseur d'un revetement electrodepose sur une piece metallique |
| JP2006097119A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nissan Motor Co Ltd | 電着膜厚の測定方法 |
| JP2013136811A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Citizen Finetech Miyota Co Ltd | 電着レジストの膜厚制御方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174597A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電着膜厚制御方法 |
| JPS6396296A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-27 | Kansai Paint Co Ltd | 電着塗装における塗料固形成分制御装置 |
| JPH01246397A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Trinity Ind Corp | 電着塗装方法 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP16463191A patent/JPH059793A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58174597A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電着膜厚制御方法 |
| JPS6396296A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-27 | Kansai Paint Co Ltd | 電着塗装における塗料固形成分制御装置 |
| JPH01246397A (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | Trinity Ind Corp | 電着塗装方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2726009A1 (fr) * | 1994-10-24 | 1996-04-26 | Europ D Assemblage Mecaniques | Procede de regulation de l'epaisseur d'un revetement electrodepose sur une piece metallique |
| EP0709495A1 (fr) * | 1994-10-24 | 1996-05-01 | SOCIETE DE SYNTHESE D'ETUDES ET DE RECHERCHES (SER) Société Anonyme | Procédé de régulation de l'épaisseur d'un rêvetement électrodépose sur une pièce métallique |
| JP2006097119A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nissan Motor Co Ltd | 電着膜厚の測定方法 |
| JP2013136811A (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-11 | Citizen Finetech Miyota Co Ltd | 電着レジストの膜厚制御方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002327294A (ja) | 電着塗膜の膜厚算出方法 | |
| US3355373A (en) | Method for adjusting the bath composition in a continuous electrodeposition process | |
| JPH059793A (ja) | 電着塗装方法および装置 | |
| JPH059794A (ja) | 電着塗装方法および装置 | |
| JP3168074B2 (ja) | 電着塗料の顔料濃度測定方法および顔料濃度管理方法 | |
| JP5001492B2 (ja) | 電着塗装における塗膜厚み予測装置及び塗膜厚み予測方法 | |
| JPH059796A (ja) | 電着塗装方法および装置 | |
| JPS6396296A (ja) | 電着塗装における塗料固形成分制御装置 | |
| CN107904638A (zh) | 高附着力电镀锡板的生产方法 | |
| US6235178B1 (en) | Method and device for coating a metal strip | |
| US3728247A (en) | Apparatus for coating conductive articles | |
| JPH045565A (ja) | 電着塗料の不揮発分濃度測定法 | |
| US20080169829A1 (en) | Method and System For Determining the Thickness of a Layer of Lacquer | |
| JP4876383B2 (ja) | 電着膜厚の測定方法 | |
| EP1503169A2 (en) | Electrodeposition characteristic measuring device, evaluation method, and control method | |
| JPH1161493A (ja) | 電着塗装方法 | |
| García et al. | The influence of reduced pressures on the film formation of cathodic electrodeposition paints | |
| JPH01255696A (ja) | 電着塗装における塗料中の有機溶剤成分制御装置 | |
| CN114682447B (zh) | 一种彩涂工艺中彩涂机的供料系统及其温控方法 | |
| JP2964801B2 (ja) | 塗膜厚測定装置 | |
| JPH0999271A (ja) | ロールコータ型塗装装置における塗膜厚制御方法 | |
| Pan | The Computation of Throwing Efficiency | |
| JPH01176478A (ja) | ストリップの塗布膜厚制御方法 | |
| Suda et al. | Self-Healing Observed for an Artificial Defect in Dry-in-Place Chromate Coating | |
| JPH06122996A (ja) | 電着膜の形成方法及びその装置 |