JPH0598045A - 合成樹脂成形体の加湿処理方法とその加湿処理用容器 - Google Patents

合成樹脂成形体の加湿処理方法とその加湿処理用容器

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JPH0598045A
JPH0598045A JP25671591A JP25671591A JPH0598045A JP H0598045 A JPH0598045 A JP H0598045A JP 25671591 A JP25671591 A JP 25671591A JP 25671591 A JP25671591 A JP 25671591A JP H0598045 A JPH0598045 A JP H0598045A
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JP
Japan
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synthetic resin
humidifying
container
resin molded
molded body
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JP25671591A
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English (en)
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Haruhisa Ikezoe
晴久 池添
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SHINSEI REIKIYAKUSUI SYST KK
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SHINSEI REIKIYAKUSUI SYST KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、結束バンド,コネクター,ギア部
品,OA機器部品等の合成樹脂成形体の破損等を防止す
るために、その合成樹脂成形体に水分を含浸して加湿処
理する加湿処理方法と、その加湿処理のための容器に関
し、各種合成樹脂成形品に応じた吸水率,衝撃強度を維
持するとともに、処理すべき多数の成形体均一に吸水さ
せ、且つ加湿処理のための大型な装置や乾燥のための装
置を必要とすることなく、処理コストを低廉化し、しか
も成形体の成形から加湿処理に至る一連の工程を自動
的,連続的に行うことを目的とする。 【構成】本発明の構成上の要旨は、密閉性を有する容器
内に、予め所望の形状に成形された合成樹脂成形体11
と、該合成樹脂成形体11を加湿するための加湿体5とを
収納した後、前記容器を密閉して前記加湿体5の自然蒸
発により前記合成樹脂成形体11を加湿処理することにあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂成形体の加湿処
理方法とその加湿処理用容器、さらに詳しくは、結束バ
ンド,コネクター,ギア部品,OA機器部品等の合成樹
脂成形体の破損等を防止するために、その合成樹脂成形
体に水分を含浸して加湿処理する加湿処理方法と、その
加湿処理のための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、結束バンド,コネクター,ギア
部品,OA機器部品等の合成樹脂成形体は、ナイロン66
やナイロン6等の硬質なポリアミド系合成樹脂製のもの
が用いられている。
【0003】ところで、このような硬質のポリアミド系
合成樹脂は、吸湿性のある樹脂で、その対衝撃強さは吸
水率と深く関係しているが、成形直後は水分を全く含ま
ない絶乾状態に近く、衝撃強度は平衡水分時に比べ約1
/5しかない。従って取扱い時において亀裂,破損,折
れ等が生ずるおそれがあった。
【0004】そこで、これを解消するために、上記のよ
うな合成樹脂成形体に水分を含浸させる加湿処理が行わ
れている。すなわち、従来ではこのような加湿処理を行
うために、合成樹脂成形体を蒸気釜に入れて蒸気で蒸し
ながら処理する方法や、熱湯で煮沸する方法等が採用さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこのよ
うな処理方法では、上記のような蒸気釜や加湿槽が必要
となるために、加湿処理のための装置全体が大型化する
と同時に処理に時間と手間を要し、処理コストも高価と
なる問題点があった。
【0006】また、上記のような方法では、成形体の成
形と上記のような加湿処理作業とを別々に行う必要があ
るため、成形から加湿処理に至る全工程を自動化するこ
とは困難となっていた。
【0007】しかも、このような方法では短時間に蒸気
蒸しするため、処理すべき多数の成形体のうち各成形体
の水分含有量が不均一になるおそれがあった。
【0008】さらに、上記のような方法では、蒸気或い
は煮沸で蒸すときに成形体が濡れるため、吸湿処理の後
に乾燥させる必要があり、脱水機や乾燥機等の装置が必
要となっていた。
【0009】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、各種合成樹脂成形品に応じた吸水
率を維持するとともに、処理すべき多数の成形体の水分
含有量をほぼ均一に処理し、且つ加湿処理のための大型
な装置を必要とすることなく、処理コストを低廉化し、
また脱水,乾燥等の工程を不要とし、しかも成形体の成
形から加湿処理に至る一連の工程を自動的,連続的に行
うことを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、合成樹脂成形体の加湿処理方法と
加湿処理用容器としてなされたもので、加湿処理方法と
しての特徴は、密閉性を有する容器内に、予め所望の形
状に成形された合成樹脂成形体11と、該合成樹脂成形体
11を加湿するための加湿体5とを収納した後、前記容器
を密閉して前記加湿体5の自然蒸発により前記合成樹脂
成形体11を加湿処理することにある。
【0011】また、加湿処理用容器としての特徴は、密
閉性を有する容器本体1内に、所望の形状に成形された
合成樹脂成形体11を加湿するための加湿体5が収納され
てなることにある。
【0012】さらに、他の加湿処理用容器としての特徴
は、密閉性を有する容器本体1内に、所望の形状に成形
された合成樹脂成形体11と、該合成樹脂成形体11を加湿
するための加湿体5とが収納されてなることにある。
【0013】
【作用】本発明はこのような構成からなるため、加湿体
5から水分が自然蒸発し、その自然蒸発する水分が容器
内に充満する。そして、その容器内に充満した水分が合
成樹脂成形体11に含浸されることとなり、合成樹脂成形
体11が適度に軟質化することとなる。
【0014】この場合において、水分は自然蒸発によっ
て加湿体から発生するため、合成樹脂成形体に徐々に含
浸されることとなり、従って、容器内で処理される多数
の成形体の全体が均一に吸水することとなり、またその
吸水率も、加湿体に含有させる水分を予め調整すること
によって適度に調整されることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、先ず加湿処
理用容器の一例としての加湿処理用袋体の実施例につい
て説明する。図1は正面図、図2は図1のA−A線断面
図、図3は容器内に収納される加湿体の正面図、図4は
図3のB−B線断面図をそれぞれ示す。
【0016】図1乃至図4において、1はポリエチレン
からなる袋本体で、上面に開口部2を有するとともに、
その開口部2を開閉するための凸チャック3と凹チャッ
ク4とが、前記開口部2の直下の袋本体1の内面側に取
り付けられている。
【0017】5は、前記袋本体1内に収納される合成樹
脂成形体を加湿するための加湿体で、図3及び図4に示
すように、隣接する2辺7,8がシールされた不織布か
らなる加湿袋8内に、吸水性高分子を担持させた紙9が
充填されて構成されている。
【0018】次に、上記のような構成からなる加湿処理
用袋体10を用いて合成樹脂成形体を加湿する処理方法の
実施例について説明する。
【0019】先ず、処理すべきポリアミド系合成樹脂か
らなる合成樹脂成形体を所望の形状に成形する。すなわ
ち、合成樹脂成形体11は、図5乃至図7に示すように、
2個の半割体12a,12b をヒンジ13を介して連設した形態
からなるもので、それぞれの半割体12a,12b の係合部1
4,15 を相互に係合することによって略円筒状の形状に
なるものである。
【0020】次に、上記のようにして所望形状に成形さ
れた合成樹脂成形体11を、図8に示すように加湿処理用
袋体10内に収納し、凸チャック3と凹チャック4とを相
互に嵌合して加湿処理用袋体10を密閉状態とする。
【0021】この場合において、加湿処理用袋体10の袋
本体1内には、予め吸水性高分子を担持させた紙9が充
填されて構成された加湿体5が収納されているため、そ
の加湿体5内の吸水性高分子に吸収されている水分が自
然蒸発して袋本体1内に充満する。そして、その袋本体
1内に充満した水分が合成樹脂成形体11に含浸されるこ
ととなり、合成樹脂成形体11が適度に軟質化して衝撃強
度が向上することとなる。
【0022】また、水分は自然蒸発によって加湿体5か
ら発生されるため、合成樹脂成形体11に徐々に含浸され
ることとなり、従って、加湿処理用袋体10内の多数の成
形体11が均一に吸水することとなり、またその吸水率
も、加湿体5に含有させる水分を予め調整することによ
って適度に調整されることとなる。
【0023】ちなみに、本実施例では2〜3%の必要吸
水率を維持できるとともに、11%の最大吸水率の範囲内
で水分含有量を維持することもでき、従って、合成樹脂
成形体11の吸水率を適度に保持することが可能となっ
た。
【0024】尚、上記実施例では、加湿処理用袋体10の
袋本体1としてポリエチレン製のものを用いたが、袋本
体1の材質はこれに限定されるものではない。また、加
湿処理用容器の種類も、上記のような袋状のものに限ら
ず、硬質の容器を使用することも可能である。すなわ
ち、本発明にいう容器とは、硬質の容器の他、上記実施
例のような袋、さらに包装可能な包装体を広く含む意味
である。
【0025】また、上記実施例では、不織布からなる加
湿袋8内に、吸水性高分子を担持させた紙9が充填され
て加湿体5が構成されているが、加湿体5の構成はこれ
に限定されるものではなく、たとえば液状吸水性高分子
を容器に充填したようなものを加湿体5として使用する
ことも可能であり、その種類,構造は問わない。要は、
自然蒸発によって合成樹脂成形体11を加湿しうるような
ものであればよい。
【0026】さらに、合成樹脂成形体11に含浸する液体
も水に限らず、他の液体を含浸させることも可能であ
る。
【0027】さらに、該実施例では合成樹脂成形体11が
ポリアミド系合成樹脂で構成されてなるが、合成樹脂成
形体11の材質はこれに限定されるものではなく、要は合
成樹脂で構成されていればよいのである。
【0028】さらに、合成樹脂成形体の製品としての種
類も、結束バンド,コネクター,ギア部品,OA機器部
品等問うものではなく、任意の製品に本発明を適用する
ことが可能である。
【0029】さらに、上記実施例では、袋本体1内に加
湿体5が予め収納された加湿処理用袋体10を用いて合成
樹脂成形体11の加湿処理を行ったが、本発明の処理方法
としてはこれに限らず、たとえば袋本体1に加湿体5と
合成樹脂成形体11とを同時に収納して処理することも可
能であり、また、合成樹脂成形体11の収納後に加湿体5
を収納して処理することも可能であり、その手順は問う
ものではない。
【0030】
【発明の効果】叙上のように、本発明は、密閉性を有す
る容器内に、予め所望の形状に成形された合成樹脂成形
体と、該合成樹脂成形体を加湿するための加湿体とを収
納した後、前記容器を密閉して前記加湿体の自然蒸発に
より前記合成樹脂成形体を加湿処理するものであるた
め、加湿体から自然蒸発する水分が合成樹脂成形体に含
浸され、合成樹脂成形体を適度に軟質化して衝撃強度を
向上させることが可能となり、従って、加湿処理のため
に従来の処理方法で用いられていた蒸気釜等の大掛かり
装置を要することなく、且つ電気,ガス等のエネルギー
を消費することもなく、容器内に加湿体を収納した極め
て簡易な構造の加湿処理用容器によって処理することが
可能となったため、処理のためのコストを低廉化するこ
とが可能となる効果がある。
【0031】また、自然蒸発によって水分が合成樹脂成
形体に徐々に含浸されるため、予め加湿体に保持される
水分の量を調整することによって、処理すべき合成樹脂
成形体の水分含有量を、成形品の種類に応じて自在に調
整することができるという効果がある。
【0032】さらに、自然蒸発による方法なるため、加
湿処理用容器内の多数の成形体を均一に吸水させること
ができ、従来の方法で生じていた吸水率のむらの発生を
防止することができるという効果がある。
【0033】さらに重要な点は、上記のような袋体等の
容器内に合成樹脂成形体を収納して処理する方法である
ため、成形体の成形工程からその成形された成形体の袋
詰め等の収納工程、さらには加湿処理工程等の一連の工
程を自動的且つ連続的に行うことができ、その成形から
加湿処理に至る全体の工程を従来に比べて著しく簡易化
することができるという顕著な効果がある。
【0034】また、上記のような加湿体の自然蒸発によ
る処理方法なるため、成形体が極端に濡れるおそれもな
く、従って従来のような乾燥工程が不要になるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての加湿処理用袋体の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】袋体内に収納される加湿体の正面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】合成樹脂成形体の正面図。
【図6】同平面図。
【図7】図6のC−C線断面図。
【図8】合成樹脂成形体を加湿処理用袋体に収納した状
態の断面図。
【符号の説明】
5…加湿体 10…加湿処理用袋体 11…合成樹脂成形体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉性を有する容器内に、予め所望の形状
    に成形された合成樹脂成形体11と、該合成樹脂成形体11
    を加湿するための加湿体5とを収納した後、前記容器を
    密閉して前記加湿体5の自然蒸発により前記合成樹脂成
    形体11を加湿処理することを特徴とする合成樹脂成形体
    の加湿処理方法。
  2. 【請求項2】前記加湿体5が、水分を吸収した吸水性高
    分子を具備したものである請求項1記載の合成樹脂成形
    体の加湿処理方法。
  3. 【請求項3】前記容器が合成樹脂製の袋体である請求項
    1記載の合成樹脂成形体の加湿処理方法。
  4. 【請求項4】密閉性を有する容器本体1内に、所望の形
    状に成形された合成樹脂成形体11を加湿するための加湿
    体5が収納されてなることを特徴とする合成樹脂成形体
    の加湿処理用容器。
  5. 【請求項5】密閉性を有する容器本体1内に、所望の形
    状に成形された合成樹脂成形体11と、該合成樹脂成形体
    11を加湿するための加湿体5とが収納されてなることを
    特徴とする合成樹脂成形体の加湿処理用容器。
JP25671591A 1991-10-03 1991-10-03 合成樹脂成形体の加湿処理方法とその加湿処理用容器 Pending JPH0598045A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228840B2 (ja) * 1978-07-21 1987-06-23 Merck Patent Gmbh
JPH03127948A (ja) * 1989-10-12 1991-05-31 Nondeyuu Kk 食品の湿度保持及び湿気調整用無害シート作成用組成物

Patent Citations (2)

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