JPH0598085A - 難燃性ポリオレフイン組成物 - Google Patents
難燃性ポリオレフイン組成物Info
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- JPH0598085A JPH0598085A JP29240691A JP29240691A JPH0598085A JP H0598085 A JPH0598085 A JP H0598085A JP 29240691 A JP29240691 A JP 29240691A JP 29240691 A JP29240691 A JP 29240691A JP H0598085 A JPH0598085 A JP H0598085A
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- fatty acid
- glycerin
- flame
- glycerin fatty
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼時に従来のように有害なハロゲン系ガス
を発生せず、成形時に流動加工性が良好で成形品の表面
品質に優れた高度に難燃性のポリオレフィン組成物を提
供する。 【構成】 ハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 40〜60%
とハイドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2
・3H2 O 60〜40%からなる混合物70〜20重量%とポ
リオレフィン30〜80重量%からなる組成物 100重量部
に、分散剤としてグリセリン脂肪酸エステルおよび/又
はグリセリン脂肪酸有機酸エステルを上記混合物に対し
て 0.2〜20重量%配合した難燃性ポリオレフィン組成
物。
を発生せず、成形時に流動加工性が良好で成形品の表面
品質に優れた高度に難燃性のポリオレフィン組成物を提
供する。 【構成】 ハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 40〜60%
とハイドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2
・3H2 O 60〜40%からなる混合物70〜20重量%とポ
リオレフィン30〜80重量%からなる組成物 100重量部
に、分散剤としてグリセリン脂肪酸エステルおよび/又
はグリセリン脂肪酸有機酸エステルを上記混合物に対し
て 0.2〜20重量%配合した難燃性ポリオレフィン組成
物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃性ポリオレフィン
組成物に関する。更に詳しくは、ポリオレフィンに特定
の分散剤を分散させた、ハンタイトMg3 Ca(C
O3 )4 40〜60%とハイドロマグネサイトMg4 (CO
3 )3 (OH)2 ・3H2 O 60〜40%からなる混合物
の粉末を比較的多量に配合した難燃性ポリオレフィン組
成物に関するものである。。
組成物に関する。更に詳しくは、ポリオレフィンに特定
の分散剤を分散させた、ハンタイトMg3 Ca(C
O3 )4 40〜60%とハイドロマグネサイトMg4 (CO
3 )3 (OH)2 ・3H2 O 60〜40%からなる混合物
の粉末を比較的多量に配合した難燃性ポリオレフィン組
成物に関するものである。。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
ポリオレフィンの難燃化技術はハロゲン系難燃剤の配合
が広く実用に供させている。しかしながら、ハロゲン系
難燃剤を配合してなる難燃性ポリオレフィン組成物は、
燃焼時有害なハロゲン系ガスを発生することから、近年
用いられる難燃剤としてはノンハロゲン系難燃剤が要求
されている。
ポリオレフィンの難燃化技術はハロゲン系難燃剤の配合
が広く実用に供させている。しかしながら、ハロゲン系
難燃剤を配合してなる難燃性ポリオレフィン組成物は、
燃焼時有害なハロゲン系ガスを発生することから、近年
用いられる難燃剤としてはノンハロゲン系難燃剤が要求
されている。
【0003】そこで各種ノンハロゲン系難燃剤の中で前
記の問題を有しない無機充填剤をポリオレフィン中に高
濃度に充填して難燃化しようとする試みが研究されてい
る。そして各種ノンハロゲン系難燃剤の中で、ハンタイ
トMg3 Ca(CO3 )4 とハイドロマグネサイトMg
4 (CO3 )3 (OH)2 ・3H2 Oからなる混合物は
脱水分解温度が高く、又燃焼時の抑煙効果、耐ドリップ
性に優れることから実用に供されているが、その混合物
単独で難燃化しようとする場合は高濃度の添加を必要と
し、樹脂の押出し機械内での流動加工性の低下、成形品
表面の外観不良が発生するなど成形性の面で問題を有し
ている。これを改良するために各種添加剤を難燃化助剤
や分散剤として使用し、上記無機充填剤添加量を低減す
る試みが提案されているが効果が充分ではない。
記の問題を有しない無機充填剤をポリオレフィン中に高
濃度に充填して難燃化しようとする試みが研究されてい
る。そして各種ノンハロゲン系難燃剤の中で、ハンタイ
トMg3 Ca(CO3 )4 とハイドロマグネサイトMg
4 (CO3 )3 (OH)2 ・3H2 Oからなる混合物は
脱水分解温度が高く、又燃焼時の抑煙効果、耐ドリップ
性に優れることから実用に供されているが、その混合物
単独で難燃化しようとする場合は高濃度の添加を必要と
し、樹脂の押出し機械内での流動加工性の低下、成形品
表面の外観不良が発生するなど成形性の面で問題を有し
ている。これを改良するために各種添加剤を難燃化助剤
や分散剤として使用し、上記無機充填剤添加量を低減す
る試みが提案されているが効果が充分ではない。
【0004】以上の様に、高度な難燃性を維持しつつ実
使用に充分な成形性を併せ有する低公害な成形材料の実
現は極めて困難であった。
使用に充分な成形性を併せ有する低公害な成形材料の実
現は極めて困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、成形時の
問題点を解決し、押出し加工時の流動性及び成形品の外
観(表面性)に優れる、しかも高度の難燃化(米国UL
規格V−1又はV−0)を達成すべく種々検討した結
果、ハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 40〜60%とハイ
ドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2 ・3H
2 O 60〜40%からなる混合物(以下、混合物Aと略
す)に特定の分散剤を用いることにより、満足される結
果が得られることを見い出し、本発明を完成させるに至
った。
問題点を解決し、押出し加工時の流動性及び成形品の外
観(表面性)に優れる、しかも高度の難燃化(米国UL
規格V−1又はV−0)を達成すべく種々検討した結
果、ハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 40〜60%とハイ
ドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2 ・3H
2 O 60〜40%からなる混合物(以下、混合物Aと略
す)に特定の分散剤を用いることにより、満足される結
果が得られることを見い出し、本発明を完成させるに至
った。
【0006】即ち、本発明はポリオレフィン80〜30重量
%、上記混合物A20〜70重量%からなる組成物に、グリ
セリン脂肪酸エステルおよび/又はグリセリン脂肪酸有
機酸エステルを上記混合物Aに対し 0.2〜20重量%配合
したことを特徴とする難燃性ポリオレフィン組成物であ
る。
%、上記混合物A20〜70重量%からなる組成物に、グリ
セリン脂肪酸エステルおよび/又はグリセリン脂肪酸有
機酸エステルを上記混合物Aに対し 0.2〜20重量%配合
したことを特徴とする難燃性ポリオレフィン組成物であ
る。
【0007】
【作用】本発明においてポリオレフィンとは、高密度ポ
リエチレン,中低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン,ポリプロピレン及びエチレン−プロピレン共重合
体,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−メチル
アクリレート共重合体,エチレン−エチルアクリレート
共重合体を含めたエチレン重合体組成物をいい、少量の
エラストマーや改質用ブレンドポリマーのブレンドも可
能である。
リエチレン,中低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン,ポリプロピレン及びエチレン−プロピレン共重合
体,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン−メチル
アクリレート共重合体,エチレン−エチルアクリレート
共重合体を含めたエチレン重合体組成物をいい、少量の
エラストマーや改質用ブレンドポリマーのブレンドも可
能である。
【0008】本発明におけるハンタイトMg3 Ca(C
O3 )4 40〜60%とハイドロマグネサイトMg4 (CO
3 )3 (OH)2 ・3H2 O 60〜40%からなる混合物
Aとしては、板状及び繊維状のものがなんら制限なく使
用できる。板状混合物Aの平均粒径は特に制限されるも
のではないが、通常 0.1〜10μm、好ましくは 0.2〜2
μmであり、 0.5〜1μmが最も好ましく、また繊維状
混合物Aの繊維直径は0.1〜 0.5μm長さが5〜20μm
のものが好ましい。
O3 )4 40〜60%とハイドロマグネサイトMg4 (CO
3 )3 (OH)2 ・3H2 O 60〜40%からなる混合物
Aとしては、板状及び繊維状のものがなんら制限なく使
用できる。板状混合物Aの平均粒径は特に制限されるも
のではないが、通常 0.1〜10μm、好ましくは 0.2〜2
μmであり、 0.5〜1μmが最も好ましく、また繊維状
混合物Aの繊維直径は0.1〜 0.5μm長さが5〜20μm
のものが好ましい。
【0009】またこれら混合物Aは表面処理剤、例え
ば、高級脂肪酸,金属石鹸,高級アルコール,シランカ
ップリング剤,チタネート系カップリング剤などの公知
の表面処理剤であらかじめ表面処理をした混合物Aを用
いても良い。
ば、高級脂肪酸,金属石鹸,高級アルコール,シランカ
ップリング剤,チタネート系カップリング剤などの公知
の表面処理剤であらかじめ表面処理をした混合物Aを用
いても良い。
【0010】一方、難燃性を阻害しない範囲で、ガラス
繊維,シリカ,タルク,水酸化アルミニウム等の充填剤
を混合しても良い。本発明におけるポリオレフィンと混
合物Aの配合比は、ポリオレフィン80〜30重量%と混合
物A20〜70重量%とからなる範囲にある。混合物Aの配
合量が前記範囲よりも低い場合には難燃性は低いものと
なり、高度な難燃性の要求に対応できない。他方混合物
Aの配合量が前記範囲よりも高い場合には、成形加工性
が困難となり、成形品の機械的強度も低下するので実際
的ではない。
繊維,シリカ,タルク,水酸化アルミニウム等の充填剤
を混合しても良い。本発明におけるポリオレフィンと混
合物Aの配合比は、ポリオレフィン80〜30重量%と混合
物A20〜70重量%とからなる範囲にある。混合物Aの配
合量が前記範囲よりも低い場合には難燃性は低いものと
なり、高度な難燃性の要求に対応できない。他方混合物
Aの配合量が前記範囲よりも高い場合には、成形加工性
が困難となり、成形品の機械的強度も低下するので実際
的ではない。
【0011】次に本発明で用いられるグリセリン脂肪酸
エステルおよび/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステル
は下記の構造を示す。
エステルおよび/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステル
は下記の構造を示す。
【0012】(1)グリセリン脂肪酸エステルとして
は、一般式 (式中A1 ,A2 及びA3 は同一でも異なっていても良
く、水素原子又は 基を意味する。ただしA1 ,A2 及びA3 が同時に水素
原子である場合を除く)で表されるグリセリン脂肪酸エ
ステルの1種以上の化合物を含有し、かつグリセリンモ
ノ脂肪酸エステルの含有率が50〜 100%であるものをい
う。
は、一般式 (式中A1 ,A2 及びA3 は同一でも異なっていても良
く、水素原子又は 基を意味する。ただしA1 ,A2 及びA3 が同時に水素
原子である場合を除く)で表されるグリセリン脂肪酸エ
ステルの1種以上の化合物を含有し、かつグリセリンモ
ノ脂肪酸エステルの含有率が50〜 100%であるものをい
う。
【0013】例としては、下記の化合物があげられる。
グリセリンモノカプリル酸エステル,グリセリンジカプ
リル酸エステル,グリセリントリカプリル酸エステル,
グリセリンモノカプリン酸エステル,グリセリンジカプ
リン酸エステル,グリセリントリカプリン酸エステル,
グリセリンモノラウリン酸エステル,グリセリンジラウ
リン酸エステル,グリセリントリラウリン酸エステル,
グリセリンモノミリスチン酸エステル,グリセリンジミ
リスチン酸エステル,グリセリントリミリスチン酸エス
テル,グリセリンモノパルミチン酸エステル,グリセリ
ンジパルミチン酸エステル,グリセリントリパルミチン
酸エステル,グリセリンモノステアリン酸エステル,グ
リセリンジステアリン酸エステル,グリセリントリステ
アリン酸エステル,グリセリンモノオレイン酸エステ
ル,グリセリンジオレイン酸エステル,グリセリントリ
オレイン酸エステル,グリセリンモノアラキン酸エステ
ル,グリセリンジアラキン酸エステル,グリセリントリ
アラキン酸エステル,グリセリンモノベヘニン酸エステ
ル,グリセリンジベヘニン酸エステル,グリセリントリ
ベヘニン酸エステル,グリセリンモノエルカ酸エステ
ル,グリセリンジエルカ酸エステル,グリセリントリエ
ルカ酸エステルなどがあげられるがこれらの化合物に限
定されるものでない。
グリセリンモノカプリル酸エステル,グリセリンジカプ
リル酸エステル,グリセリントリカプリル酸エステル,
グリセリンモノカプリン酸エステル,グリセリンジカプ
リン酸エステル,グリセリントリカプリン酸エステル,
グリセリンモノラウリン酸エステル,グリセリンジラウ
リン酸エステル,グリセリントリラウリン酸エステル,
グリセリンモノミリスチン酸エステル,グリセリンジミ
リスチン酸エステル,グリセリントリミリスチン酸エス
テル,グリセリンモノパルミチン酸エステル,グリセリ
ンジパルミチン酸エステル,グリセリントリパルミチン
酸エステル,グリセリンモノステアリン酸エステル,グ
リセリンジステアリン酸エステル,グリセリントリステ
アリン酸エステル,グリセリンモノオレイン酸エステ
ル,グリセリンジオレイン酸エステル,グリセリントリ
オレイン酸エステル,グリセリンモノアラキン酸エステ
ル,グリセリンジアラキン酸エステル,グリセリントリ
アラキン酸エステル,グリセリンモノベヘニン酸エステ
ル,グリセリンジベヘニン酸エステル,グリセリントリ
ベヘニン酸エステル,グリセリンモノエルカ酸エステ
ル,グリセリンジエルカ酸エステル,グリセリントリエ
ルカ酸エステルなどがあげられるがこれらの化合物に限
定されるものでない。
【0014】(2)グリセリン脂肪酸有機酸エステルと
しては、一般式 ここにRは炭素数7〜21個のアルキル基又はアルケニル
基を意味する。ただしB1 ,B2 及びB3 のうち、水素
原子を示すものは0個もしくは1個、 ず1個を含有する。)で表されるものをいう。具体例と
しては、Rはカプリル酸,カプリン酸,ラウリン酸,ミ
リスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,オレイン
酸,アラキン酸,ベヘニン酸,エルカ酸等の残基を示
し、有機酸残基としては、こはく酸,フマル酸のような
多塩基性カルボン酸,くえん酸,りんご酸,乳酸,オキ
サル酢酸のようなオキシ酸,ピルビン酸のようなケトン
酸,アセチル化された酒石酸等のそれぞれ残基を示すが
これらに限定されるものではない。
しては、一般式 ここにRは炭素数7〜21個のアルキル基又はアルケニル
基を意味する。ただしB1 ,B2 及びB3 のうち、水素
原子を示すものは0個もしくは1個、 ず1個を含有する。)で表されるものをいう。具体例と
しては、Rはカプリル酸,カプリン酸,ラウリン酸,ミ
リスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,オレイン
酸,アラキン酸,ベヘニン酸,エルカ酸等の残基を示
し、有機酸残基としては、こはく酸,フマル酸のような
多塩基性カルボン酸,くえん酸,りんご酸,乳酸,オキ
サル酢酸のようなオキシ酸,ピルビン酸のようなケトン
酸,アセチル化された酒石酸等のそれぞれ残基を示すが
これらに限定されるものではない。
【0015】本発明における、グリセリン脂肪酸エステ
ルおよび/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステルの使用
量は上記混合物Aに対して 0.2〜20重量%が好ましい。
その使用量が前記範囲よりも低い場合には成形性が期待
し難く、高い場合には難燃性が低下する。
ルおよび/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステルの使用
量は上記混合物Aに対して 0.2〜20重量%が好ましい。
その使用量が前記範囲よりも低い場合には成形性が期待
し難く、高い場合には難燃性が低下する。
【0016】本発明におけるグリセリン脂肪酸エステル
および/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステルの配合方
法は、予め微粉末に粉砕してから混合物Aに所定量配合
して、タンブラー式ブレンダー,V型ブレンダー,ヘン
シェルミキサー,リボンミキサー等を用いて混合する乾
式法、イソプロピルアルコール,水などの溶媒に希釈し
てからドライブレンドする半乾式法及び希釈液中に混合
物Aを浸漬する湿式法のいずれでも適用できる。
および/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステルの配合方
法は、予め微粉末に粉砕してから混合物Aに所定量配合
して、タンブラー式ブレンダー,V型ブレンダー,ヘン
シェルミキサー,リボンミキサー等を用いて混合する乾
式法、イソプロピルアルコール,水などの溶媒に希釈し
てからドライブレンドする半乾式法及び希釈液中に混合
物Aを浸漬する湿式法のいずれでも適用できる。
【0017】本発明は前記の配合組成の範囲内で成形流
動性,成形品外観,難燃性の高度なバランスを達成する
ことができる。しかし、本発明の組成物は上記成分以外
に熱安定剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,可塑剤,滑
剤,帯電防止剤,カーボンブラック等の顔料,発泡剤,
増粘剤,分散剤,核剤等の添加剤が配合されていても良
い。また問題のない程度に少量のハロゲン系難燃剤を併
用しても良く、あるいは難燃性を向上させるために、リ
ン系,アンチモン系及びモリブデン系等の化合物の併用
も可能である。またラジカル捕捉剤,過酸化物を配合す
ることも可能である。
動性,成形品外観,難燃性の高度なバランスを達成する
ことができる。しかし、本発明の組成物は上記成分以外
に熱安定剤,酸化防止剤,紫外線吸収剤,可塑剤,滑
剤,帯電防止剤,カーボンブラック等の顔料,発泡剤,
増粘剤,分散剤,核剤等の添加剤が配合されていても良
い。また問題のない程度に少量のハロゲン系難燃剤を併
用しても良く、あるいは難燃性を向上させるために、リ
ン系,アンチモン系及びモリブデン系等の化合物の併用
も可能である。またラジカル捕捉剤,過酸化物を配合す
ることも可能である。
【0018】本発明の樹脂組成物の製造は、ロール,バ
ンバリーミキサー,ニーダー,単軸押出機,二軸押出機
等を用いる通常の混練法によって製造可能である。得ら
れた組成物は押出成形法,射出成形法,ブロー成形法等
の各種成形法により、目的とする成形品の製造に供され
る。
ンバリーミキサー,ニーダー,単軸押出機,二軸押出機
等を用いる通常の混練法によって製造可能である。得ら
れた組成物は押出成形法,射出成形法,ブロー成形法等
の各種成形法により、目的とする成形品の製造に供され
る。
【0019】
【実施例】本発明を更に具体的に説明するために、以下
実施例及び比較例を挙げて説明するが本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
実施例及び比較例を挙げて説明するが本発明はこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0020】実施例1〜24 表1記載の配合処方と表2記載の分散剤を用い、実施例
1〜24のすべてにおいて以下に示す通り、同様に組成物
を得、同様な実験評価を行なった。なお表1中のイルガ
ノックス1010は酸化防止剤である。
1〜24のすべてにおいて以下に示す通り、同様に組成物
を得、同様な実験評価を行なった。なお表1中のイルガ
ノックス1010は酸化防止剤である。
【0021】表1記載の配合(配合単位は重量部)処方
をバンバリーミキサーに投入し、3分間攪拌後、その組
成物を押出機にて混練し、造粒(ペレット化)する。
をバンバリーミキサーに投入し、3分間攪拌後、その組
成物を押出機にて混練し、造粒(ペレット化)する。
【0022】成形流動加工性については、JIS K7210 に
準拠しペレットのメルトフローインデックス(MI値)
を測定することより評価した。成形品外観については、
表1記載の配合で、樹脂としてEEA(エチレン−エチ
ルアクリレート共重合樹脂)を用いたものについてはペ
レットを押出機にて外径20mm、内径18mm、厚さ1mmのチ
ューブ状に押出した成形品についての外観を目で観察
し、表1記載の配合で、樹脂としてPP(ポリプロピレ
ン樹脂)を用いたものについては、射出成形機を使用し
てペレットを、 127mm×12.7mm× 3.2mmの試験片にした
ものについての外観を目で観察した。難燃性試験は、米
国UL規格サブジェクト94法に準拠して行ない、10本の
燃焼試験片において各2回の接炎を行ない、計20回の着
炎後の自己消火時間の平均を示した。
準拠しペレットのメルトフローインデックス(MI値)
を測定することより評価した。成形品外観については、
表1記載の配合で、樹脂としてEEA(エチレン−エチ
ルアクリレート共重合樹脂)を用いたものについてはペ
レットを押出機にて外径20mm、内径18mm、厚さ1mmのチ
ューブ状に押出した成形品についての外観を目で観察
し、表1記載の配合で、樹脂としてPP(ポリプロピレ
ン樹脂)を用いたものについては、射出成形機を使用し
てペレットを、 127mm×12.7mm× 3.2mmの試験片にした
ものについての外観を目で観察した。難燃性試験は、米
国UL規格サブジェクト94法に準拠して行ない、10本の
燃焼試験片において各2回の接炎を行ない、計20回の着
炎後の自己消火時間の平均を示した。
【0023】比較例1〜24 表1記載の配合処方と表2記載の分散剤を用い、実施例
1〜24と同様に組成物を得、同様な実験評価を行った。
1〜24と同様に組成物を得、同様な実験評価を行った。
【0024】尚、表1記載の混合物Aには、特許請求の
範囲内であるハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 50%と
ハイドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2 ・
3H2 O 50%からなる混合物を使用した。
範囲内であるハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 50%と
ハイドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (OH)2 ・
3H2 O 50%からなる混合物を使用した。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】比較例1,2,13,14は成形性を改良する
ため、一般的に用いられる加工助剤を使った場合の実験
例である。比較例3,4,15,16はモノエステル含有率
が35%であるグリセリン脂肪酸エステルを分散剤に用い
た実験例である。比較例5,6,7,8,17,18,19,
20は分散剤添加量が特許請求の範囲外の実験例である。
さらに比較例9,10,11,12,21,22,23,24は、ポリ
オレフィン樹脂と混合物Aの組成比率が特許の範囲外の
実験例である。
ため、一般的に用いられる加工助剤を使った場合の実験
例である。比較例3,4,15,16はモノエステル含有率
が35%であるグリセリン脂肪酸エステルを分散剤に用い
た実験例である。比較例5,6,7,8,17,18,19,
20は分散剤添加量が特許請求の範囲外の実験例である。
さらに比較例9,10,11,12,21,22,23,24は、ポリ
オレフィン樹脂と混合物Aの組成比率が特許の範囲外の
実験例である。
【0029】表2の評価結果から、比較例1〜24では、
比較例2,14の分散剤としてステアリン酸マグネシウム
を用いた実験例を除き、成形流動性の不足もしくは成形
品外観の不良、難燃性の不足がおこる。これに対し本発
明に適合した実験例である実施例1〜24においては、分
散剤としてステアリン酸マグネシウムを用いる場合と比
較して同等もしくはそれ以上に、成形品外観,難燃性を
損うことなく成形流動性を向上させる顕著な改善が認め
られる。
比較例2,14の分散剤としてステアリン酸マグネシウム
を用いた実験例を除き、成形流動性の不足もしくは成形
品外観の不良、難燃性の不足がおこる。これに対し本発
明に適合した実験例である実施例1〜24においては、分
散剤としてステアリン酸マグネシウムを用いる場合と比
較して同等もしくはそれ以上に、成形品外観,難燃性を
損うことなく成形流動性を向上させる顕著な改善が認め
られる。
【0030】
【発明の効果】このように本発明によれば、成形品外観
と成形時の流動加工性に優れた高度に難燃性のポリオレ
フィン組成物が得られる。
と成形時の流動加工性に優れた高度に難燃性のポリオレ
フィン組成物が得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハンタイトMg3 Ca(CO3 )4 40〜
60%とハイドロマグネサイトMg4 (CO3 )3 (O
H)2 ・3H2 O 60〜40%からなる混合物70〜20重量
%とポリオレフィン30〜80重量%からなる組成物 100重
量部に、分散剤としてグリセリン脂肪酸エステルおよび
/又はグリセリン脂肪酸有機酸エステルを上記混合物に
対して 0.2〜20重量%配合したことを特徴とする難燃性
ポリオレフィン組成物。 - 【請求項2】 グリセリン脂肪酸エステルが、下記一般
式 (式中A1 ,A2 及びA3 は同一でも異なっていても良
く、水素原子又は 基を意味する。ただしA1 ,A2 及びA3 が同時に水素
原子である場合を除く)で表されるグリセリン脂肪酸エ
ステルの1種以上の化合物を含有し、かつグリセリンモ
ノ脂肪酸エステルの含有率が50〜 100%である請求項1
記載の難燃性ポリオレフィン組成物。 - 【請求項3】 グリセリン脂肪酸有機酸エステルが、下
記一般式で示されるグリセリン脂肪酸有機酸エステルで
ある請求項1又は2記載の難燃性ポリオレフィン組成
物。一般式 ここにRは炭素数7〜21個のアルキル基又はアルケニル
基を意味する。ただしB1 ,B2 及びB3 のうち、水素
原子を示すものは0個もしくは1個、 ず1個を含有する。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29240691A JPH0598085A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 難燃性ポリオレフイン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29240691A JPH0598085A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 難燃性ポリオレフイン組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0598085A true JPH0598085A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17781375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29240691A Withdrawn JPH0598085A (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 難燃性ポリオレフイン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0598085A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100564439C (zh) | 2006-07-07 | 2009-12-02 | 江苏技术师范学院 | 环保型阻燃塑料及其制备方法 |
| EP2322581A1 (en) | 2009-11-03 | 2011-05-18 | Omya Development AG | Precipitated magnesium carbonate |
| JP2018184562A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 株式会社カネカ | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP29240691A patent/JPH0598085A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100564439C (zh) | 2006-07-07 | 2009-12-02 | 江苏技术师范学院 | 环保型阻燃塑料及其制备方法 |
| EP2322581A1 (en) | 2009-11-03 | 2011-05-18 | Omya Development AG | Precipitated magnesium carbonate |
| EP3045504A1 (en) | 2009-11-03 | 2016-07-20 | Omya International AG | Precipitated magnesium carbonate |
| JP2018184562A (ja) * | 2017-04-27 | 2018-11-22 | 株式会社カネカ | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 |
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