JPH0598567A - セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法 - Google Patents

セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法

Info

Publication number
JPH0598567A
JPH0598567A JP3280810A JP28081091A JPH0598567A JP H0598567 A JPH0598567 A JP H0598567A JP 3280810 A JP3280810 A JP 3280810A JP 28081091 A JP28081091 A JP 28081091A JP H0598567 A JPH0598567 A JP H0598567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber structure
cellulosic fiber
finishing
antifouling
stain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3280810A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Morimoto
和義 森本
Toshiichi Nunoo
敏一 布生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanebo Ltd filed Critical Kanebo Ltd
Priority to JP3280810A priority Critical patent/JPH0598567A/ja
Publication of JPH0598567A publication Critical patent/JPH0598567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯耐久性を有する硬仕上および防汚性能を
セルロース系繊維構造物に付与する方法を提供する。 【構成】 セルロース系繊維構造物を5〜20℃かつ4
5〜80°Beの硫酸液に1〜10秒浸漬させ、水洗、
乾燥し、しかる後防汚加工剤を付与することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルロース系繊維構造
物の洗濯耐久性を有する硬仕上ならびに防汚加工する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルロース系繊維構造物に麻様の硬仕上
風合を付与する方法については従来より種々行なわれて
いる。例えば、アルカリによる膨潤硬化の方法として、
水酸化ナトリウムの低温マーセライズ加工を行なう方法
がある。又、仕上にて硬さを付与する樹脂例えば、ヘキ
サメチロールメラミン、トリメチロールメラミン等のア
ミノプラスト樹脂、酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル、
アクリル、ウレタン等の合成樹脂のエマルジョン等を付
与する方法、ポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高
分子化合物をメラミン等によって架橋する方法等があ
る。
【0003】しかし、この様な従来の方法には種々の欠
点がある。例えば、低温マーセライズ法では、防汚加工
剤を用いれば防汚性能は向上するが、生地が硬くなりす
ぎチョークマークが発生する事や洗濯に対する耐久性が
劣るという欠点がある。更に仕上処理による方法では、
硬さは付与出来るが、防汚加工剤を用いても防汚性能は
著しく向上せず、又洗濯耐久性が劣ったり、架橋法では
強力の低下が大きいという欠点がある。以上の問題点の
故に硬仕上の洗濯耐久性を保持しながら、防汚性能を付
与することが非常に困難であり、満足すべき処理方法が
従来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、洗濯
耐久性を有する硬仕上および防汚性能をセルロース系繊
維構造物に付与する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、セルロー
ス系繊維構造物を5〜20℃かつ45〜80°Beの硫
酸液に1〜10秒浸漬させ、水洗、乾燥し、しかる後防
汚加工剤を付与することを特徴とするセルロース系繊維
構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法により達成さ
れる。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明で云うセルロース系繊維構造物とは
セルロース系繊維を含む織物、編物、不織布で、綿、
麻、レーヨン単独又はそれらセルロース系繊維と他の繊
維、例えばポリエステル、ポリアミド、アクリルとの混
紡、交織布などが挙げられる。
【0008】かかるセルロース系繊維構造物を先ず硫酸
処理するが、硫酸濃度は45〜80°Be、好ましくは
50〜60°Beであり、温度条件は5〜20℃、好ま
しくは10〜15℃であり、処理時間は1〜10秒好ま
しくは3〜7秒である。硫酸濃度が高く、温度が高く、
時間が長くなるとセルロース系繊維が劣化し、物性は著
しく低下する。一方、硫酸濃度が低く、温度が低く、処
理時間が短くなると硫酸処理の効果がなく、目的とする
硬仕上感が全く発現しない。かかる硫酸処理後、水洗
し、必要であれば中和し、その後水洗、乾燥する。
【0009】硫酸処理を終えたセルロース系繊維構造物
は、次に防汚加工剤を付与するが、かかる防汚加工剤と
してはポリエステル系樹脂(例えばナイスポールPR−
80:日華化学(株)製)、多価アルコール脂肪酸エス
テル(例えばサンソフターOA80:日華化学)、脂肪
酸エステル(例えばサンソフロンWP:日華化学)、シ
リコン系(例えばウェットシリコンEP−68:日華化
学)等が挙げられる。
【0010】該防汚加工剤の付与方法は特に限定され
ず、セルロース系繊維構造物の表層に付与可能なもので
あれば、パッド法、浸染法、噴霧法、塗布法等適宜の方
法が用い得、例えばパッド法の場合、ピックアップ率2
0〜100%、好ましくは40〜80%でパディングを
行なうとよい。次いで、該繊維構造物を例えば60〜1
70℃で30〜300秒間乾燥する。
【0011】
【実施例】上等の綿薄手平織物で、経、緯100番手双
糸、密度が経68本/吋、緯47本/吋、目付65g/
2 のものを常法により毛焼、糊抜、精練、晒を行なっ
た。
【0012】該平織物を硫酸濃度53°Be、温度11
℃の硫酸溶液に4秒間浸漬した後、直ちに、マングルに
て絞り、水洗し、更にソーダ灰水溶液中にて中和し、水
洗を十分に行なった後、マングルにて絞り乾燥を行なっ
た。
【0013】次いで、該平織物に防汚加工剤としてナイ
スポールPR86(日華化学(株)製)の5重量%水溶
液をピックアップ率70%でパッド後、120℃にて2
分間乾燥し実施例1の製品を得た。
【0014】比較例1 実施例1で使用したものと同一の綿平織物を使用し、実
施例1と同様の処理において、防汚加工剤を付与しなか
った他は実施例1と同様の加工を行ない、比較例1の製
品を得た。
【0015】比較例2 実施例1で使用したものと同一の綿平織物を使用し、該
平織物を苛性ソーダ200g/lよりなる0℃の溶液に
30秒間浸漬後、直ちに湯洗、中和、水洗、乾燥を行な
った。次いで実施例1と同様の防汚加工剤を付与し、比
較例2の製品を得た。
【0016】比較例3 実施例1で使用したものと同一の綿平織物を使用し、該
平織物に、PVA−117(クラレ(株)製)、ポリビ
ニルアルコール)を1.5重量%、ベッカミンL−8
(大日本インキ(株)製、ヘキサメチロールメラミン)
3重量%からなる水溶液をピックアップ率70%でパッ
ド後、120℃にて1分間乾燥を行ない、その後150
℃にて3分間熱処理を行なった。次いで実施例1と同様
の防汚加工剤を付与し、比較例3の製品を得た。
【0017】得られた製品について以下の評価を行なっ
た。
【0018】風合は専門検査員10名の触感により判断
した。その判断基準は次の通りである。 ◎:非常に良好 ○:良好 △:やや不良(硬過るか、硬さが不足している) ×:不良
【0019】硬仕上げの耐久性はJIS L−0217
103法で5回洗濯した後の風合と洗濯前の風合を専
門検査員10名の触感により判断した。その判断基準は
次の通りである。 ◎:洗濯前の風合とほとんど変らない ○:洗濯前の風合より若干柔らかい △:洗濯前の風合より柔らかい ×:洗濯前の風合ほとんど残存しない
【0020】防汚性は醤油、ソースを製品に滴下し、J
IS L−0217 103法で洗濯した後の残存状態
を専門検査員10名の視覚により判断した。その判断基
準は次の通りである。 ◎:汚れがほとんど残存しない ○:汚れがほぼ残存しない △:汚れが残存する ×:汚れがほとんど落ちない
【0021】これらの評価の結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】表1から明らかなように、実施例で得られ
た製品は洗濯耐久性を有する硬仕上および防汚性能を有
することがわかる。更に実施例で得られた製品に水を滴
下した所、瞬時に水が浸透し、吸水性も有することがわ
かる。
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、洗
濯耐久性を有する硬仕上と防汚性能の両者を高いレベル
で両立し得たものであり、従来の方法においては得られ
なかったことに鑑み、本発明の効果は顕著である。従っ
て本発明方法により得られた製品はシャツ、カジュアル
用途として頗る有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルロース系繊維構造物を5〜20℃か
    つ45〜80°Beの硫酸液に1〜10秒浸漬させ、水
    洗、乾燥し、しかる後防汚加工剤を付与することを特徴
    とするセルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加
    工する方法。
JP3280810A 1991-09-30 1991-09-30 セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法 Pending JPH0598567A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280810A JPH0598567A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3280810A JPH0598567A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0598567A true JPH0598567A (ja) 1993-04-20

Family

ID=17630297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3280810A Pending JPH0598567A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0598567A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61113880A (ja) 繊物用汚れ遊離剤、これをコーテイングした繊維製品、およびコーテイングする方法
US2864723A (en) Acid resistant cellulosic material and process for producing same
JP3529089B2 (ja) 精製セルロース繊維織編物の加工方法
JPH0598567A (ja) セルロース系繊維構造物を硬仕上ならびに防汚加工する方法
JP3627411B2 (ja) 繊維構造物およびその製造方法
JP2010144277A (ja) デニム製品及びその製造方法
JPH055279A (ja) セルロース系繊維立毛製品の製造方法
Whewell Some observations on the finishing of fabrics containing wool and other fibres
JPH0835175A (ja) 防皺性を有する繊維構造物の製造方法
JPH09158054A (ja) 繊維構造物およびその製造方法
JPH09268475A (ja) 防汚性ポリエステル系繊維布帛およびその製造方法
JP3317006B2 (ja) セルロース系繊維の加工方法
JPH07166471A (ja) セルロース繊維布帛の防汚加工方法
JPH0127187B2 (ja)
JP3724605B2 (ja) 木綿含有起毛またはパイル織編物の製造方法
JPS60239568A (ja) 耐久撥水性ポリエステル織編物の製造方法
US3481773A (en) Process and composition for treating polyamide substance and resultant hydrophilic product
JPH0314674A (ja) 柔軟性を有するセルロース系繊維材料
JPH055278A (ja) セルロース系繊維の防炎加工方法
JPS6364545B2 (ja)
JPS60259679A (ja) 立毛布帛の撥水加工法
CN106592235A (zh) 一种易去污纺织品及其应用
JPH08269872A (ja) 形態安定性を有する繊維構造物の製造方法
JPS61113879A (ja) 表面撥水・裏面吸水加工布帛の製造方法
JP2006118096A (ja) セルロース系繊維布帛およびその製造方法。