JPH055278A - セルロース系繊維の防炎加工方法 - Google Patents
セルロース系繊維の防炎加工方法Info
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- JPH055278A JPH055278A JP18536591A JP18536591A JPH055278A JP H055278 A JPH055278 A JP H055278A JP 18536591 A JP18536591 A JP 18536591A JP 18536591 A JP18536591 A JP 18536591A JP H055278 A JPH055278 A JP H055278A
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- cellulosic fiber
- formula
- compound
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊離ホルムアルデヒド及びその他の異臭を発
することなく、また、加工時の経時変化による黄変もな
く、セルロース系繊維に安定して耐久性ある防炎性を付
与できる、セルロース系繊維の防炎加工方法を提供す
る。 【構成】 セルロース系繊維に、一般式 【式1】(ただし、Rはエチル基、プロピル基又はブチ
ル基を表し、nは3以上の整数を表す)を有する化合物
と、一般式 【式2】(ただし、Rはアルキル基、nは0又は1以上
の整数を表す)を有する化合物と、アルカリとを含む処
理液を付着させ、蒸熱処理する。 【化1】 【化2】
することなく、また、加工時の経時変化による黄変もな
く、セルロース系繊維に安定して耐久性ある防炎性を付
与できる、セルロース系繊維の防炎加工方法を提供す
る。 【構成】 セルロース系繊維に、一般式 【式1】(ただし、Rはエチル基、プロピル基又はブチ
ル基を表し、nは3以上の整数を表す)を有する化合物
と、一般式 【式2】(ただし、Rはアルキル基、nは0又は1以上
の整数を表す)を有する化合物と、アルカリとを含む処
理液を付着させ、蒸熱処理する。 【化1】 【化2】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルロース系繊維の防
炎加工方法に関する。
炎加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セルロース系繊維に耐洗濯性ある
防炎加工を施す方法として、テトラキス・ヒドロキシ・
メチルホスホニウムサルフェート・尿素縮合物、又はテ
トラキス・ヒドロキシ・メチルホスホニウムクロライド
・尿素縮合物を用いるプロバン加工法(オルブライト・
アンド・ウィルソン社)とN−メチロール・ジメチル・
ホスホノプロピオンアミドを用いるピロバテックスCP
法(チバ・ガイギー社)がよく知られている。
防炎加工を施す方法として、テトラキス・ヒドロキシ・
メチルホスホニウムサルフェート・尿素縮合物、又はテ
トラキス・ヒドロキシ・メチルホスホニウムクロライド
・尿素縮合物を用いるプロバン加工法(オルブライト・
アンド・ウィルソン社)とN−メチロール・ジメチル・
ホスホノプロピオンアミドを用いるピロバテックスCP
法(チバ・ガイギー社)がよく知られている。
【0003】しかし、これらの方法はいずれも反応基に
メチロール基を持ち、セルロース系繊維との反応はメチ
レンエーテル結合によるもので、このため遊離ホルムア
ルデヒドの発生は避けられず、後処理で充分アルカリ洗
浄しても経時変化による加水分解は避けられず、その加
水分解によって、遊離ホルムアルデヒドは経時的に増加
していく。
メチロール基を持ち、セルロース系繊維との反応はメチ
レンエーテル結合によるもので、このため遊離ホルムア
ルデヒドの発生は避けられず、後処理で充分アルカリ洗
浄しても経時変化による加水分解は避けられず、その加
水分解によって、遊離ホルムアルデヒドは経時的に増加
していく。
【0004】米国特許第2,661,264 号には、H2N-P02-(N
H)- とオキシ塩化燐にアンモニアを作用させて熟成させ
る方法が開示され、また、米国特許第2,782,133 号に
は、アミドホスファゼン化合物を含む加工液を、セルロ
ース系繊維に付着させ、次いで乾燥、キュアリング、ソ
ーピングすることを特徴とする防炎加工方法が開示され
ている。これらの方法は遊離ホルムアルデヒドの発生に
関しては、問題を解決したが、薬剤のアミド基に起因す
る臭気と黄変が除去できないという新たな問題を生じ
た。
H)- とオキシ塩化燐にアンモニアを作用させて熟成させ
る方法が開示され、また、米国特許第2,782,133 号に
は、アミドホスファゼン化合物を含む加工液を、セルロ
ース系繊維に付着させ、次いで乾燥、キュアリング、ソ
ーピングすることを特徴とする防炎加工方法が開示され
ている。これらの方法は遊離ホルムアルデヒドの発生に
関しては、問題を解決したが、薬剤のアミド基に起因す
る臭気と黄変が除去できないという新たな問題を生じ
た。
【0005】更に、アミドホスファゼン化合物を用いた
色々な方法が、特開昭61−183383号、特開昭61−266668
号、特開昭61−266669号、特開昭61−266670号、特公平
1-14343号、特開昭62−191572号、特開昭62−276077
号、特開平1-49827号に開示されているが、アミドホス
ファゼン化合物は水溶液中において不安定で、分解が起
こるため、水溶液としては貯蔵できず、そのため、工業
的な使用が困難であるだけでなく、前述したように、異
臭と黄変という問題があった。
色々な方法が、特開昭61−183383号、特開昭61−266668
号、特開昭61−266669号、特開昭61−266670号、特公平
1-14343号、特開昭62−191572号、特開昭62−276077
号、特開平1-49827号に開示されているが、アミドホス
ファゼン化合物は水溶液中において不安定で、分解が起
こるため、水溶液としては貯蔵できず、そのため、工業
的な使用が困難であるだけでなく、前述したように、異
臭と黄変という問題があった。
【0006】また、特公昭46-40489号には、ポリアルキ
ルホスファゼン化合物を再生セルロースの紡糸時に練込
む方法が開示されている。しかし、この方法を、セルロ
ース系繊維からなる編織物の防炎加工に、応用すること
は難しく、単に付着させても、耐洗濯性に優れた加工品
を得ることはできないという欠点があった。
ルホスファゼン化合物を再生セルロースの紡糸時に練込
む方法が開示されている。しかし、この方法を、セルロ
ース系繊維からなる編織物の防炎加工に、応用すること
は難しく、単に付着させても、耐洗濯性に優れた加工品
を得ることはできないという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、遊離ホルム
アルデヒド及びその他の異臭を発することなく、また、
加工時の経時変化による黄変もなく、セルロース系繊維
に安定して耐久性ある防炎性を付与できる、セルロース
系繊維の防炎加工方法を提供することを課題とする。特
に、本発明は、セルロース系繊維を、布団の側地又はシ
ーツ類に使用できる実用性に優れた防炎加工品に仕上げ
ることができる新規な防炎加工方法を提供することを課
題とする。
アルデヒド及びその他の異臭を発することなく、また、
加工時の経時変化による黄変もなく、セルロース系繊維
に安定して耐久性ある防炎性を付与できる、セルロース
系繊維の防炎加工方法を提供することを課題とする。特
に、本発明は、セルロース系繊維を、布団の側地又はシ
ーツ類に使用できる実用性に優れた防炎加工品に仕上げ
ることができる新規な防炎加工方法を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、セルロース系繊維の編織物に一般式
を重ねた結果、セルロース系繊維の編織物に一般式
【0009】
【式1】
【0010】(ただし、Rはエチル基、プロピル基又は
ブチル基を表し、nは3以上の整数を表す)を有する化
合物と、一般式
ブチル基を表し、nは3以上の整数を表す)を有する化
合物と、一般式
【0011】
【式2】
【0012】(ただし、Rはアルキル基、nは0又は1
以上の整数を表す)を有する化合物と、アルカリとを含
む処理液を付着させ、蒸熱処理することにより、遊離ホ
ルムアルデヒドを発生せず、しかも洗濯耐久性に優れた
防炎性能を得ることができることを見出した。本発明に
使用されるポリアルコキシホスファゼン化合物として
は、ポリブトオキシホスファゼンの環状化合物、ポリプ
ロピオキシホスファゼンの環状化合物及びポリエトオキ
シホスファゼンの環状化合物で、6員環、8員環、10員
環のものを挙げることができる。実用上は、各環状化合
物の複数の員環が混合使用される。
以上の整数を表す)を有する化合物と、アルカリとを含
む処理液を付着させ、蒸熱処理することにより、遊離ホ
ルムアルデヒドを発生せず、しかも洗濯耐久性に優れた
防炎性能を得ることができることを見出した。本発明に
使用されるポリアルコキシホスファゼン化合物として
は、ポリブトオキシホスファゼンの環状化合物、ポリプ
ロピオキシホスファゼンの環状化合物及びポリエトオキ
シホスファゼンの環状化合物で、6員環、8員環、10員
環のものを挙げることができる。実用上は、各環状化合
物の複数の員環が混合使用される。
【0013】本発明に使用されるアルキルシリケートの
アルキル基の炭素数は特に限定されないが、一般に使用
されるのが好ましいものとしては、例えばエチルシリケ
ート、プロピルシリケート、ブチルシリケート等を挙げ
ることができる。反応の面から、エチルシリケートの使
用が最も好ましい。なお、メチルシリケートは毒性に問
題があり、扱い難く、また、アルキル基の炭素数が5以
上であるアルキルシリケートは、反応が遅く、あまり好
ましくない。
アルキル基の炭素数は特に限定されないが、一般に使用
されるのが好ましいものとしては、例えばエチルシリケ
ート、プロピルシリケート、ブチルシリケート等を挙げ
ることができる。反応の面から、エチルシリケートの使
用が最も好ましい。なお、メチルシリケートは毒性に問
題があり、扱い難く、また、アルキル基の炭素数が5以
上であるアルキルシリケートは、反応が遅く、あまり好
ましくない。
【0014】次に、本発明で使用されるアルカリとして
は、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ等のソーダ
塩、炭酸カリウム等のカリウム塩が挙げられるが、ソー
ダ塩の使用が経済的に好ましい。
は、炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ等のソーダ
塩、炭酸カリウム等のカリウム塩が挙げられるが、ソー
ダ塩の使用が経済的に好ましい。
【0015】本発明では、水に難溶なポリアルコキシホ
スファゼン化合物を、界面活性剤の添加によって水に乳
化させて使用するのが好ましいが、このための界面活性
剤の使用量は、処理液中、例えば1〜10重量%で安定
したエマルジョンが得られればよい。
スファゼン化合物を、界面活性剤の添加によって水に乳
化させて使用するのが好ましいが、このための界面活性
剤の使用量は、処理液中、例えば1〜10重量%で安定
したエマルジョンが得られればよい。
【0016】使用される界面活性剤としては、ラウリル
硫酸ソーダ塩、ラウリル硫酸アンモニウム塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ塩、ポリオキシエチレンノニ
ルサルフェートソーダ塩、ポリオキシエチレンフェニル
サルフェートソーダ塩のアニオン性界面活性剤、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェノー
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、
ポリエチレングリコールモノステアレートのノニオン性
界面活性剤等がある。これらは、単独で使用されても、
2種以上併用されてもよい。
硫酸ソーダ塩、ラウリル硫酸アンモニウム塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ソーダ塩、ポリオキシエチレンノニ
ルサルフェートソーダ塩、ポリオキシエチレンフェニル
サルフェートソーダ塩のアニオン性界面活性剤、ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオ
レイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェノー
ルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェノールエー
テル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、
ポリエチレングリコールモノステアレートのノニオン性
界面活性剤等がある。これらは、単独で使用されても、
2種以上併用されてもよい。
【0017】本発明の水性処理液には、一般に、セルロ
ース系繊維の編織物に使用される柔軟剤、アミノ変性シ
リコン樹脂、エポキシ変性シリコン樹脂、ジメチルシリ
コン樹脂、反応性染料固着剤又は浸透剤が添加されても
よい。
ース系繊維の編織物に使用される柔軟剤、アミノ変性シ
リコン樹脂、エポキシ変性シリコン樹脂、ジメチルシリ
コン樹脂、反応性染料固着剤又は浸透剤が添加されても
よい。
【0018】本発明におけるセルロース系繊維には、
綿、ポリノジック、レーヨン、キュプラなどが含まれ、
特に綿であるのが好ましい。
綿、ポリノジック、レーヨン、キュプラなどが含まれ、
特に綿であるのが好ましい。
【0019】このようなセルロース系繊維に前記水性処
理液を付着させて、ゴムマングルで絞り、乾燥せずに、
蒸熱処理する。蒸熱温度は100℃から105℃で、処
理時間は30秒から10分程度がよい。
理液を付着させて、ゴムマングルで絞り、乾燥せずに、
蒸熱処理する。蒸熱温度は100℃から105℃で、処
理時間は30秒から10分程度がよい。
【0020】
【実施例】次に、実施例を掲げ、本発明を更に詳しく説
明するが、実施例における製品の評価方法は次の通りで
ある。
明するが、実施例における製品の評価方法は次の通りで
ある。
【0021】遊離ホルムアルデヒドの測定 JIS L 1096-1979 6.39.1.2項(1) B-1 法による。
【0022】洗濯試験 下記の2種の方法で実施した。 (1) 昭和48年6月1日付消防庁告示第11号「防炎性
能に係る耐洗濯性能の基準 (以下「告示第11号」とい
う)の水洗い洗濯試験法に準じる方法。 (2) 60℃の液で75分間連続洗浄する方法。 なお、いずれの方法も、洗剤は粉末洗濯石鹸(JIS K3303
に規定された1種)とし、水1リットル当たり1gを用
いた。
能に係る耐洗濯性能の基準 (以下「告示第11号」とい
う)の水洗い洗濯試験法に準じる方法。 (2) 60℃の液で75分間連続洗浄する方法。 なお、いずれの方法も、洗剤は粉末洗濯石鹸(JIS K3303
に規定された1種)とし、水1リットル当たり1gを用
いた。
【0023】防炎性能試験 防炎製品認定委員会が定めた寝具類の側地類の45゜メ
セナミン法による。
セナミン法による。
【0024】引裂強力試験 JIS L-1096-1990 6.15.5 D法(ベンジュラム法) による
(負のデータは強力増加を示す)。 引裂強力低下率(%)= 〔(加工後の引裂強力−加工前の引裂強力)/加工前の
引裂強力〕×100
(負のデータは強力増加を示す)。 引裂強力低下率(%)= 〔(加工後の引裂強力−加工前の引裂強力)/加工前の
引裂強力〕×100
【0025】風合の評価 加工前の生地の風合に比較して官能評価した。 ×:著しく硬く、紙様の感じがする △:やや硬い ○:同程度 ◎:柔軟である
【0026】臭気の評価 ×:不快感のある臭いがする △:臭いがするが、不快感はない ○:ほとんど臭いがない ◎:無臭
【0027】薬品付着率 薬品付着率(%)= 〔(薬品付着後の重量−絶乾重量)/絶乾重量〕×10
0
0
【0028】実施例1 40番手の綿糸からなる縦144本、横110本のツイ
ル織物を、通常の方法で、糊抜、精練、漂白、マーセラ
イズし、更に反応性染料を使用した重曹ベーキング法で
捺染し、発色、水洗、乾燥したものを被加工布として次
の方法で防炎加工した。即ち、被加工布を、処方Aの組
成物に浸漬し、ゴムマングルにて、48.5%に絞り、1
02℃で10分間蒸熱処理した後、水洗、ソーピング、
乾燥した。 処方A ポリプロポキシホスファゼン(平均分子量1400±200) 40部 エチルシリケート 10部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 10部 水 30部 このようにして得た加工布は、表1に示すように、耐
久性ある優れた防炎性を有するものであり、引裂強力も
向上していた。 実施例2 下記の生地規格の綿布を被加工布として使用し、処方B
の組成物に浸漬し、ゴムマングルにて、51.5%に絞
り、実施例1と同様の処理をした。 生地規格 呼称:230本ブロード 糸番手:40×40 密度:125×105 処方B ポリプロポキシホスファゼン(平均分子量1400±200) 40部 エチルシリケート 10部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 10部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物 (固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 水 20.5部
ル織物を、通常の方法で、糊抜、精練、漂白、マーセラ
イズし、更に反応性染料を使用した重曹ベーキング法で
捺染し、発色、水洗、乾燥したものを被加工布として次
の方法で防炎加工した。即ち、被加工布を、処方Aの組
成物に浸漬し、ゴムマングルにて、48.5%に絞り、1
02℃で10分間蒸熱処理した後、水洗、ソーピング、
乾燥した。 処方A ポリプロポキシホスファゼン(平均分子量1400±200) 40部 エチルシリケート 10部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 10部 水 30部 このようにして得た加工布は、表1に示すように、耐
久性ある優れた防炎性を有するものであり、引裂強力も
向上していた。 実施例2 下記の生地規格の綿布を被加工布として使用し、処方B
の組成物に浸漬し、ゴムマングルにて、51.5%に絞
り、実施例1と同様の処理をした。 生地規格 呼称:230本ブロード 糸番手:40×40 密度:125×105 処方B ポリプロポキシホスファゼン(平均分子量1400±200) 40部 エチルシリケート 10部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 10部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物 (固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 水 20.5部
【0029】実施例3 ポリノジックの織物を糊抜、精練、漂白し、更に反応性
染料を使用した重曹ベーキング法で捺染し、発色、水
洗、乾燥したものを被加工布として次の方法で防炎加工
した。即ち、被加工布を、処方Cの組成物に浸漬し、ゴ
ムマングルにて、51.5%に絞り、実施例1と同様に処
理した。処方C ポリエトオキシホスファゼン 40部 エチルシリケート40(コルコート社製) 20部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 30部 このようにして得た加工布は、表1に示すように、耐
久性ある優れた防炎性を有するものであり、引裂強力も
向上していた。
染料を使用した重曹ベーキング法で捺染し、発色、水
洗、乾燥したものを被加工布として次の方法で防炎加工
した。即ち、被加工布を、処方Cの組成物に浸漬し、ゴ
ムマングルにて、51.5%に絞り、実施例1と同様に処
理した。処方C ポリエトオキシホスファゼン 40部 エチルシリケート40(コルコート社製) 20部 ポリオキシエチレンノニルフェノールエーテル 10部 (エチレンオキシド8モル付加物) 炭酸ソーダ(10%水溶液) 30部 このようにして得た加工布は、表1に示すように、耐
久性ある優れた防炎性を有するものであり、引裂強力も
向上していた。
【0030】比較例1 処理液として処方Aの組成物の代わりに、処方Dの組成
物を使用した以外は実施例1と全く同様の方法で処理液
を付与し、120℃で乾燥し、160℃で6分間熱処理
した後、水洗、乾燥した。 処方D ピロバテックス CPコンク(チバガイギー社製) 30.0部 スミテックスレジンM−6(住友化学工業社製) 10.0部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物(固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 浸透剤 1.0部 スミテックスアクセレータACX(住友化学工業社製) 5.0部 水 44.5部 加工布の性能試験結果を表1に示すが、この加工布は
防炎性能に優れるが、風合が硬く、ホルマリン臭あるも
のであった。
物を使用した以外は実施例1と全く同様の方法で処理液
を付与し、120℃で乾燥し、160℃で6分間熱処理
した後、水洗、乾燥した。 処方D ピロバテックス CPコンク(チバガイギー社製) 30.0部 スミテックスレジンM−6(住友化学工業社製) 10.0部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物(固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 浸透剤 1.0部 スミテックスアクセレータACX(住友化学工業社製) 5.0部 水 44.5部 加工布の性能試験結果を表1に示すが、この加工布は
防炎性能に優れるが、風合が硬く、ホルマリン臭あるも
のであった。
【0031】比較例2 処理液として処方Bの組成物の代わりに、処方Eの組成
物を使用して、実施例2と同様の方法で処理液を付与
し、120℃で乾燥し、その後150℃で6分間熱処理
した後、水洗、乾燥した。 処方E アミドホスファゼンAA−1000(日本曹達社製) 30.0部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物(固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 水 60.5部 加工布の性能試験結果を表1に示すが、この加工布は耐
久性あある防炎性を有し、風合も柔軟であるが、不快感
ある臭いを呈するものであり、実用性あるものではなか
った。また、処理液の安定性も40℃で3時間放置する
と30%近くが分解するものであり、実用上、好ましく
なかった。
物を使用して、実施例2と同様の方法で処理液を付与
し、120℃で乾燥し、その後150℃で6分間熱処理
した後、水洗、乾燥した。 処方E アミドホスファゼンAA−1000(日本曹達社製) 30.0部 脂肪族第4級アンモニウム乳化物(固形分30%) 2.5部 アミノ変性シリコン樹脂乳化物(固形分30%) 3.0部 染料固着剤 (ポリアミン系) 2.0部 ポリエチレン乳化物 (固形分30%) 2.0部 水 60.5部 加工布の性能試験結果を表1に示すが、この加工布は耐
久性あある防炎性を有し、風合も柔軟であるが、不快感
ある臭いを呈するものであり、実用性あるものではなか
った。また、処理液の安定性も40℃で3時間放置する
と30%近くが分解するものであり、実用上、好ましく
なかった。
【0032】
【表1】
【0033】実施例4〜12 230本ブロードの綿織物を実施例1と同様に処理した
ものを被加工布とし、これに表2に示す処理液を用い
て、実施例1と同様の方法で防炎加工を施した。このよ
うにして得た加工布は、実施例4を除いて、表2に示す
ように、いずれも優れた防炎性を有するものであった。
なお、実施例4〜12で得られたポリプロポキシホスフ
ァゼンの付着量と炭化長の関係をグラフに示すと図1の
如くなる。これより、本願発明の方法では、ホスファゼ
ン付着量約15%o.w.f.以上で良好な防炎性能を示すこ
とがわかる。
ものを被加工布とし、これに表2に示す処理液を用い
て、実施例1と同様の方法で防炎加工を施した。このよ
うにして得た加工布は、実施例4を除いて、表2に示す
ように、いずれも優れた防炎性を有するものであった。
なお、実施例4〜12で得られたポリプロポキシホスフ
ァゼンの付着量と炭化長の関係をグラフに示すと図1の
如くなる。これより、本願発明の方法では、ホスファゼ
ン付着量約15%o.w.f.以上で良好な防炎性能を示すこ
とがわかる。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明の非ホルムアルデヒド防炎加工編
織物は繰り返し、洗濯による防炎性能の低下は少なく、
臭気もなく、風合も柔軟で、布団側地、シーツ類などの
用途に非常に有用なものとなる。
織物は繰り返し、洗濯による防炎性能の低下は少なく、
臭気もなく、風合も柔軟で、布団側地、シーツ類などの
用途に非常に有用なものとなる。
【図1】ポリプロポキシホスファゼンの付着量と防炎性
能(炭化長)の関係を示すグラフである。
能(炭化長)の関係を示すグラフである。
【化1】
【化2】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 101:06 7199−3B D06M 15/643
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 セルロース系繊維に、一般式 【式1】(ただし、Rはエチル基、プロピル基又はブチ
ル基を表し、nは3以上の整数を表す)を有する化合物
と、一般式 【式2】(ただし、Rはアルキル基、nは0又は1以上
の整数を表す)を有する化合物と、アルカリとを含む処
理液を付着させ、蒸熱処理することを特徴とするセルロ
ース系繊維の防炎加工方法。 【請求項2】 上記処理液が、乳化剤でエマルジョン化
されている請求項1記載の防炎加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18536591A JPH055278A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | セルロース系繊維の防炎加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18536591A JPH055278A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | セルロース系繊維の防炎加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055278A true JPH055278A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=16169530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18536591A Pending JPH055278A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | セルロース系繊維の防炎加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055278A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380061B1 (en) | 1998-12-17 | 2002-04-30 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Process for fabricating bump electrode |
| KR101306234B1 (ko) * | 2007-11-01 | 2013-09-09 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는셀룰로오스계 직물 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP18536591A patent/JPH055278A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6380061B1 (en) | 1998-12-17 | 2002-04-30 | Shinko Electric Industries Co., Ltd. | Process for fabricating bump electrode |
| KR101306234B1 (ko) * | 2007-11-01 | 2013-09-09 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 셀룰로오스계 섬유, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는셀룰로오스계 직물 |
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