JPH059902B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH059902B2 JPH059902B2 JP58099219A JP9921983A JPH059902B2 JP H059902 B2 JPH059902 B2 JP H059902B2 JP 58099219 A JP58099219 A JP 58099219A JP 9921983 A JP9921983 A JP 9921983A JP H059902 B2 JPH059902 B2 JP H059902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- positive electrode
- graphite
- paint
- polyvinylpyrrolidone
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/04—Cells with aqueous electrolyte
- H01M6/06—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
- H01M6/08—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with cup-shaped electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/116—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material
- H01M50/121—Organic material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/116—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material
- H01M50/117—Inorganic material
- H01M50/119—Metals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/116—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material
- H01M50/122—Composite material consisting of a mixture of organic and inorganic materials
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/116—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material
- H01M50/124—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material having a layered structure
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/116—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material
- H01M50/124—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material having a layered structure
- H01M50/1243—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by the material having a layered structure characterised by the internal coating on the casing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Primary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
本発明はアルカリ電池の製造法の改良に係り、
内部抵抗が小さく、かつ放電容量の大きいアルカ
リ電池を提供することを目的とする。 例えば筒形アルカリ・マンガン電池では、電池
容器としての正極缶が正極集電体を兼ねているた
め、正極缶内面の集電能力を高める必要がある。 そのため、正極缶の内面に電導性塗料を塗布す
ることが提案され、そのような目的に使用する電
導性塗料として、ニツケル、銀、黒鉛、アセチレ
ンブラツクなどの電導助剤とポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリスチレンなどの合成樹脂をト
ルエン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エ
チルなどの有機溶媒に溶解、分散させたものが提
案されている。 ところが、そこに使用されている合成樹脂は被
膜形成能に優れ、耐アルカリ性、耐酸化性にも優
れていて、バインダーとしては非常に好適なもの
であるが、その反面、電導助剤の表面層がそれら
合成樹脂で被われ、それが長期間安定で破壊され
ないため、電導助剤の電導性が損なわれることに
なる。そのため、塗料中の合成樹脂量を極力減ら
すことによつて上記欠点を解消しようとしている
が、そうすることによつて、塗布乾燥後のムラや
剥離が生じるという問題がある。 本発明は上述した従来技術の欠点を解消するも
ので、ポリビニルピロリドンを黒鉛のバインダー
として用いることにより、目的を達成したもので
ある。 本発明において用いるポリビニルピロリドンは
水溶性高分子であるが、メチルアルコールやエチ
ルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコー
ル類にも可溶であり、また塩化メチレン、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素にも可溶であ
る。さらに、アルコールを助溶剤として、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類やトルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素にも溶解するという特異な性質を有する。ま
た、ポリビニルピロリドンは弱アルカリ水溶液に
は若干溶解するが、アルカリ電池の電解液として
使用されるような強アルカリ水溶液に対しては、
その溶解は極微量で膨潤する程度でとどまつてお
り、また正極活物質としての二酸化マンガンなど
の強酸化剤に対しても化学的に安定である。さら
にポリビニルピロリドンは被膜形成能に優れてい
て、ポリビニルピロリドン溶液を塗布し乾燥する
と透明で光沢のある丈夫な被膜が形成され、黒鉛
の粒子同士を結着したり、素地に密着被覆する効
果が優れていて、バインダー効果が良好であり、
しかも電解液との接触により膨潤するため、黒鉛
の電導性を阻害することがない。 本発明はポリビニルピロリドンのこういう特性
を生かしてポリビニルピロリドンを電導性塗料の
バインダーに使用し、有機溶媒にこのポリビニル
ピロリドンを溶解し黒鉛を分散させて電導性塗料
を調製し、従来の合成樹脂バインダーを用いた電
導性塗料の欠点を解消して、内部抵抗が小さく、
かつ放電容量の大きいアルカリ電池を提供したも
のである。 ポリビニルピロリドンは低分子量から高分子量
までの4グレードに分かれ、粉末状で市販されて
いる。市販品の具体例としては、例えばゼネラ
ル・アニリン・アンド・フイルム社(General
Aniline & Film Corp.)またはバーデイツシ
エ・アニリン・アンド・ソーダ社(Badische
Anilin & Soda Fabrik)より市販されている
PVPK−15(平均分子量10000)、PVPK−30(平均
分子量40000)、PVPK−60(平均分子量160000)、
PVPK−90(平均分子量360000)などがあげられ
る。これらは高分子量のものほど高粘度の塗料が
得られる。しかし、低分子量のものも使用量を多
くすれば粘度を上げることができ、他の特性に関
しては高分子量のものとの間に大きな差異はな
い。 電導性塗料は、メチルアルコール、エチルアル
コール、ブチルアルコールなどの有機溶媒に、上
記ポリビニルピロリドンを溶解させ、黒鉛を分散
させることによつて得られる。ポリビニルピロリ
ドンの溶解と黒鉛の分散は、通常、ポリビニルピ
ロリドンを有機溶媒に溶解させ、ついで黒鉛を分
散させる順序で行われるが、ポリビニルピロリド
ンと黒鉛を同時に有機溶媒中に投入して、ポリビ
ニルピロリドンの溶解と黒鉛の分散を同時に行う
こともできるし、また、先に黒鉛を分散させてか
ら、ポリビニルピロリドンを溶解させることもで
きる。 黒鉛としては、熱分解黒鉛、カーボンブラツク
などの人造黒鉛、りん状黒鉛、土状黒鉛などの天
然黒鉛などが用いられる。本発明において、電導
助剤として特に黒鉛を選んだのは、黒鉛が比較的
柔軟で潤滑性が大きく、また、接触抵抗が小さ
く、さらに化学的に安定で、しかも撥水性がある
からであり、ポリビニルピロリドンの膨潤後も黒
鉛表面の電解液が排除され良好な電導性を発揮す
るからである。 電導性塗料の組成は、使用する溶媒やポリビニ
ルピロリドンなどの種類によつても異なるが、通
常は溶媒300部(重量部、以下同様)に対してポ
リビニルピロリドン5〜10部、黒鉛30〜40部の範
囲が好ましい。 上記のごとき電導性塗料の塗布は、通常スプレ
ーによる塗布または電導性塗料を電池容器に注入
し余剰の塗料を吸い出す方法によつて行なわれ
る。そして、塗布は、例えば筒形アルカリ電池で
は、電池容器としての正極缶の正極合剤と接する
面に行なえばよい。 次に本発明の実施例を図面とともに説明する。 実施例 1 エチルアルコール300gに10gのPVPK−90(前
出)を少量ずつ添加して溶解させ、これにりん状
黒鉛粉末(粘度0.5〜7μm)を40g加え、よく分
散させて塗料を調製した。 この塗料をLR6形電池の電池容器としてのニツ
ケルメツキを施した正極缶1の正極合剤と接触す
る部分に塗布し、室温で20時間放置して乾燥し、
第1図に示すように被膜2を形成させた。得られ
た被膜2はほぼ均斉で、その厚さは平均で40μm
であつた。 このようにして電導性被膜2が形成された正極
缶1内に、二酸化マンガンと黒鉛とからなる正極
合剤粉末を加圧成形したリング状の正極合剤成形
体を正極缶1の内壁に沿つて4個積み重ねて収納
し、それら正極合剤の中空部にコアロツドを挿入
し、コアロツドの外周に摺動自在に装着したパン
チを下降させて正極合剤を上方から加圧して、正
極合剤3を正極缶1の内面に形成した前記電導性
被膜2に圧着させた。 圧着後、パンチを引き上げ、ついでコアロツド
を引き抜き、正極缶1の開口部を屈曲させて、そ
の開口端近傍に溝を形成したのち、セパレータ4
を挿入し、ついで電解液をセパレータ4内に注入
してセパレータ4および正極合剤3に浸潤させ
た。 次に、正極缶1内のセパレータ4内に負極剤5
を充填し、ついで負極リード棒6およびワツシヤ
7を装着した合成樹脂製封口体8を正極缶1の開
口部に挿入し、正極缶1の溝から先の部分を半径
方向に締め付けて封口体8に密着させ正極缶1の
開口部を封口した。以下、常法により外装を施
し、第2図に示すようなLR6形のアルカリ・マン
ガン電池Aを製造した。第2図中、9は板ばねで
あり、10は負極端子板、11は絶縁リング、1
2,13は樹脂チユーブ、14は正極端子板、1
5は金属外装缶、16は絶縁リングである。 実施例 2 エチルアルコール200gにPVPK−90を10g少
量ずつ溶解させ、ついでトルエン100gを加えて
混合した。 この溶液に実施例1と同様のりん状黒鉛粉末40
gを添加して、よく分散させて塗料を調製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、実施例1と同様に正極
缶の内面に電導性被膜を形成させ、以後実施例1
と同様にしてLR6形電池Bを製造した。 なお、本実施例において、トルエンを添加した
のは、塗料の粘性を低くして、塗布したときの流
動性を向上させることによる。 比較例 1 トルエン300gにポリスチレン10gを溶解させ
たのち、実施例1と同様のりん状黒鉛粉末40gを
添加し、よく分散させて塗料を調製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、正極缶の内面に電導性
被膜を形成させ、以後実施例1と同様にしてLR6
形電池Cを製造した。 比較例 2 メチルエチルケトン300gにポリ塩化ビニル10
gを溶解させたのち、実施例1と同様のりん状黒
鉛粉末40gを添加して、よく分散させて塗料を調
製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、正極缶の内面に電導性
被膜を形成させ、以後実施例1と同様にしてLR6
形電池Dを製造した。 比較例 3 電導性塗料の塗布をまつたく行わなかつたほか
は実施例1と同様にしてLR6形電池Eを製造し
た。 上記のようにして製造された電池A、B、C、
DおよびEの初度、45℃で3カ月貯蔵後および20
℃で12カ月貯蔵後の開路電圧および短絡電流を測
定した。それらの結果を第1表および第2表に示
す。 また、上記5種類の電池の初度、45℃で3カ月
貯蔵後および20℃で12カ月貯蔵後の2Ω間欠放電
(5秒放電/5秒休止)で終止電圧0.9Vで放電さ
せたときの放電時間(正味放電時間)を第3表に
示す。
内部抵抗が小さく、かつ放電容量の大きいアルカ
リ電池を提供することを目的とする。 例えば筒形アルカリ・マンガン電池では、電池
容器としての正極缶が正極集電体を兼ねているた
め、正極缶内面の集電能力を高める必要がある。 そのため、正極缶の内面に電導性塗料を塗布す
ることが提案され、そのような目的に使用する電
導性塗料として、ニツケル、銀、黒鉛、アセチレ
ンブラツクなどの電導助剤とポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリスチレンなどの合成樹脂をト
ルエン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エ
チルなどの有機溶媒に溶解、分散させたものが提
案されている。 ところが、そこに使用されている合成樹脂は被
膜形成能に優れ、耐アルカリ性、耐酸化性にも優
れていて、バインダーとしては非常に好適なもの
であるが、その反面、電導助剤の表面層がそれら
合成樹脂で被われ、それが長期間安定で破壊され
ないため、電導助剤の電導性が損なわれることに
なる。そのため、塗料中の合成樹脂量を極力減ら
すことによつて上記欠点を解消しようとしている
が、そうすることによつて、塗布乾燥後のムラや
剥離が生じるという問題がある。 本発明は上述した従来技術の欠点を解消するも
ので、ポリビニルピロリドンを黒鉛のバインダー
として用いることにより、目的を達成したもので
ある。 本発明において用いるポリビニルピロリドンは
水溶性高分子であるが、メチルアルコールやエチ
ルアルコール、ブチルアルコールなどのアルコー
ル類にも可溶であり、また塩化メチレン、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化水素にも可溶であ
る。さらに、アルコールを助溶剤として、メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類やトルエン、キシレンなどの芳香族炭化水
素にも溶解するという特異な性質を有する。ま
た、ポリビニルピロリドンは弱アルカリ水溶液に
は若干溶解するが、アルカリ電池の電解液として
使用されるような強アルカリ水溶液に対しては、
その溶解は極微量で膨潤する程度でとどまつてお
り、また正極活物質としての二酸化マンガンなど
の強酸化剤に対しても化学的に安定である。さら
にポリビニルピロリドンは被膜形成能に優れてい
て、ポリビニルピロリドン溶液を塗布し乾燥する
と透明で光沢のある丈夫な被膜が形成され、黒鉛
の粒子同士を結着したり、素地に密着被覆する効
果が優れていて、バインダー効果が良好であり、
しかも電解液との接触により膨潤するため、黒鉛
の電導性を阻害することがない。 本発明はポリビニルピロリドンのこういう特性
を生かしてポリビニルピロリドンを電導性塗料の
バインダーに使用し、有機溶媒にこのポリビニル
ピロリドンを溶解し黒鉛を分散させて電導性塗料
を調製し、従来の合成樹脂バインダーを用いた電
導性塗料の欠点を解消して、内部抵抗が小さく、
かつ放電容量の大きいアルカリ電池を提供したも
のである。 ポリビニルピロリドンは低分子量から高分子量
までの4グレードに分かれ、粉末状で市販されて
いる。市販品の具体例としては、例えばゼネラ
ル・アニリン・アンド・フイルム社(General
Aniline & Film Corp.)またはバーデイツシ
エ・アニリン・アンド・ソーダ社(Badische
Anilin & Soda Fabrik)より市販されている
PVPK−15(平均分子量10000)、PVPK−30(平均
分子量40000)、PVPK−60(平均分子量160000)、
PVPK−90(平均分子量360000)などがあげられ
る。これらは高分子量のものほど高粘度の塗料が
得られる。しかし、低分子量のものも使用量を多
くすれば粘度を上げることができ、他の特性に関
しては高分子量のものとの間に大きな差異はな
い。 電導性塗料は、メチルアルコール、エチルアル
コール、ブチルアルコールなどの有機溶媒に、上
記ポリビニルピロリドンを溶解させ、黒鉛を分散
させることによつて得られる。ポリビニルピロリ
ドンの溶解と黒鉛の分散は、通常、ポリビニルピ
ロリドンを有機溶媒に溶解させ、ついで黒鉛を分
散させる順序で行われるが、ポリビニルピロリド
ンと黒鉛を同時に有機溶媒中に投入して、ポリビ
ニルピロリドンの溶解と黒鉛の分散を同時に行う
こともできるし、また、先に黒鉛を分散させてか
ら、ポリビニルピロリドンを溶解させることもで
きる。 黒鉛としては、熱分解黒鉛、カーボンブラツク
などの人造黒鉛、りん状黒鉛、土状黒鉛などの天
然黒鉛などが用いられる。本発明において、電導
助剤として特に黒鉛を選んだのは、黒鉛が比較的
柔軟で潤滑性が大きく、また、接触抵抗が小さ
く、さらに化学的に安定で、しかも撥水性がある
からであり、ポリビニルピロリドンの膨潤後も黒
鉛表面の電解液が排除され良好な電導性を発揮す
るからである。 電導性塗料の組成は、使用する溶媒やポリビニ
ルピロリドンなどの種類によつても異なるが、通
常は溶媒300部(重量部、以下同様)に対してポ
リビニルピロリドン5〜10部、黒鉛30〜40部の範
囲が好ましい。 上記のごとき電導性塗料の塗布は、通常スプレ
ーによる塗布または電導性塗料を電池容器に注入
し余剰の塗料を吸い出す方法によつて行なわれ
る。そして、塗布は、例えば筒形アルカリ電池で
は、電池容器としての正極缶の正極合剤と接する
面に行なえばよい。 次に本発明の実施例を図面とともに説明する。 実施例 1 エチルアルコール300gに10gのPVPK−90(前
出)を少量ずつ添加して溶解させ、これにりん状
黒鉛粉末(粘度0.5〜7μm)を40g加え、よく分
散させて塗料を調製した。 この塗料をLR6形電池の電池容器としてのニツ
ケルメツキを施した正極缶1の正極合剤と接触す
る部分に塗布し、室温で20時間放置して乾燥し、
第1図に示すように被膜2を形成させた。得られ
た被膜2はほぼ均斉で、その厚さは平均で40μm
であつた。 このようにして電導性被膜2が形成された正極
缶1内に、二酸化マンガンと黒鉛とからなる正極
合剤粉末を加圧成形したリング状の正極合剤成形
体を正極缶1の内壁に沿つて4個積み重ねて収納
し、それら正極合剤の中空部にコアロツドを挿入
し、コアロツドの外周に摺動自在に装着したパン
チを下降させて正極合剤を上方から加圧して、正
極合剤3を正極缶1の内面に形成した前記電導性
被膜2に圧着させた。 圧着後、パンチを引き上げ、ついでコアロツド
を引き抜き、正極缶1の開口部を屈曲させて、そ
の開口端近傍に溝を形成したのち、セパレータ4
を挿入し、ついで電解液をセパレータ4内に注入
してセパレータ4および正極合剤3に浸潤させ
た。 次に、正極缶1内のセパレータ4内に負極剤5
を充填し、ついで負極リード棒6およびワツシヤ
7を装着した合成樹脂製封口体8を正極缶1の開
口部に挿入し、正極缶1の溝から先の部分を半径
方向に締め付けて封口体8に密着させ正極缶1の
開口部を封口した。以下、常法により外装を施
し、第2図に示すようなLR6形のアルカリ・マン
ガン電池Aを製造した。第2図中、9は板ばねで
あり、10は負極端子板、11は絶縁リング、1
2,13は樹脂チユーブ、14は正極端子板、1
5は金属外装缶、16は絶縁リングである。 実施例 2 エチルアルコール200gにPVPK−90を10g少
量ずつ溶解させ、ついでトルエン100gを加えて
混合した。 この溶液に実施例1と同様のりん状黒鉛粉末40
gを添加して、よく分散させて塗料を調製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、実施例1と同様に正極
缶の内面に電導性被膜を形成させ、以後実施例1
と同様にしてLR6形電池Bを製造した。 なお、本実施例において、トルエンを添加した
のは、塗料の粘性を低くして、塗布したときの流
動性を向上させることによる。 比較例 1 トルエン300gにポリスチレン10gを溶解させ
たのち、実施例1と同様のりん状黒鉛粉末40gを
添加し、よく分散させて塗料を調製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、正極缶の内面に電導性
被膜を形成させ、以後実施例1と同様にしてLR6
形電池Cを製造した。 比較例 2 メチルエチルケトン300gにポリ塩化ビニル10
gを溶解させたのち、実施例1と同様のりん状黒
鉛粉末40gを添加して、よく分散させて塗料を調
製した。 この塗料を実施例1と同様のLR6形電池用の正
極缶に塗布し、乾燥して、正極缶の内面に電導性
被膜を形成させ、以後実施例1と同様にしてLR6
形電池Dを製造した。 比較例 3 電導性塗料の塗布をまつたく行わなかつたほか
は実施例1と同様にしてLR6形電池Eを製造し
た。 上記のようにして製造された電池A、B、C、
DおよびEの初度、45℃で3カ月貯蔵後および20
℃で12カ月貯蔵後の開路電圧および短絡電流を測
定した。それらの結果を第1表および第2表に示
す。 また、上記5種類の電池の初度、45℃で3カ月
貯蔵後および20℃で12カ月貯蔵後の2Ω間欠放電
(5秒放電/5秒休止)で終止電圧0.9Vで放電さ
せたときの放電時間(正味放電時間)を第3表に
示す。
【表】
【表】
【表】
第2表および第3表に示す結果から明らかなよ
うに、本発明による電池AおよびBは、内部抵抗
が小さく、放電性能が優れている。特に貯蔵後の
特性において、本発明の効果が顕著である。また
第1表に示すように本発明による電池AおよびB
は、従来法による電池CおよびDと開路電圧が変
わらずポリビニルピロリドンの使用による電池特
性の低下が認められなかつた。
うに、本発明による電池AおよびBは、内部抵抗
が小さく、放電性能が優れている。特に貯蔵後の
特性において、本発明の効果が顕著である。また
第1表に示すように本発明による電池AおよびB
は、従来法による電池CおよびDと開路電圧が変
わらずポリビニルピロリドンの使用による電池特
性の低下が認められなかつた。
第1図および第2図は本発明に係るアルカリ電
池を示す図で、第1図は製造中において正極缶の
内面に電導性被膜を形成した状態を示す断面図、
第2図は製造後の状態を示す部分断面図である。 1……正極缶、2……電導性被膜。
池を示す図で、第1図は製造中において正極缶の
内面に電導性被膜を形成した状態を示す断面図、
第2図は製造後の状態を示す部分断面図である。 1……正極缶、2……電導性被膜。
Claims (1)
- 1 有機溶媒にポリビニルピロリドンを溶解し黒
鉛粉末を分散してなる電導性塗料を集電体を兼ね
る電池容器の内面に塗布し乾燥して電導性被膜を
形成することを特徴とするアルカリ電池の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58099219A JPS59224054A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | アルカリ電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58099219A JPS59224054A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | アルカリ電池の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59224054A JPS59224054A (ja) | 1984-12-15 |
| JPH059902B2 true JPH059902B2 (ja) | 1993-02-08 |
Family
ID=14241548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58099219A Granted JPS59224054A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | アルカリ電池の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59224054A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH674096A5 (ja) * | 1988-01-19 | 1990-04-30 | Lonza Ag | |
| ES2063987T3 (es) * | 1990-03-26 | 1995-01-16 | Lonza Ag | Procedimiento para la pulverizacion intermitente de un liquido, sobre todo de una suspension de lubricante, y dispositivo para la realizacion de este procedimiento. |
| JP2014167849A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Nitto Denko Corp | 導電性積層シート、および、集電体 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP58099219A patent/JPS59224054A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59224054A (ja) | 1984-12-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101501894B (zh) | 电极板制造用涂敷液、底涂剂及其使用 | |
| US4297231A (en) | Process for producing a positive electrode for a non-aqueous electrolytic cell | |
| US6399246B1 (en) | Latex binder for non-aqueous battery electrodes | |
| EP2897203A1 (en) | Composite current collector for energy storage device electrode, and electrode | |
| KR101179378B1 (ko) | 이차전지용 집전기, 이차전지 양극, 이차전지 음극, 이차전지 및 그들의 제조 방법 | |
| TWI483446B (zh) | A battery collector, a battery positive electrode, a battery negative electrode, a battery, and a manufacturing method | |
| TW568931B (en) | Pasty materials comprising inorganic, fluid conductors and layers produced therefrom, and electrochemical components made from these layers | |
| US5447809A (en) | Alkaline primary battery containing coated current collector | |
| JPH059902B2 (ja) | ||
| US4765799A (en) | Latex coated electrodes for rechargeable cells | |
| CN114628161A (zh) | 水系石墨烯基储能电极材料3d打印油墨、其制备方法以及应用 | |
| JPS612265A (ja) | アルカリ電池 | |
| US6153330A (en) | Alkaline manganese dioxide electrochemical cell having coated can treated with silicon compounds | |
| EP0175149B1 (en) | Alkaline primary battery containing coated current collector | |
| JP3493900B2 (ja) | 鉛蓄電池用極板およびその製造方法 | |
| JPH05266893A (ja) | アルカリ電池の製造方法 | |
| JPS5851472A (ja) | 固体電解質電池の正極の製造法 | |
| JPH01151158A (ja) | 非水溶媒電池の正極の製造法 | |
| JP2001351583A (ja) | アルカリ電池 | |
| JPS612262A (ja) | アルカリ電池 | |
| TW202545047A (zh) | 鉛蓄電池用正極 | |
| JP2001325965A (ja) | マンガン乾電池の製造方法 | |
| JPS62291859A (ja) | 円筒形アルカリ電池 | |
| JPS59160959A (ja) | アルカリ乾電池 | |
| JP2009130329A (ja) | 電気化学デバイス用電極およびその製造方法,電気化学デバイスとしての電気二重層キャパシタ |