JPH0599178A - 液冷媒搬送装置 - Google Patents

液冷媒搬送装置

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JPH0599178A
JPH0599178A JP25337891A JP25337891A JPH0599178A JP H0599178 A JPH0599178 A JP H0599178A JP 25337891 A JP25337891 A JP 25337891A JP 25337891 A JP25337891 A JP 25337891A JP H0599178 A JPH0599178 A JP H0599178A
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JP
Japan
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shaft
bearing
liquid refrigerant
roller
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP25337891A
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English (en)
Inventor
Hideki Kawai
秀樹 川井
Hiroki Awashima
宏樹 淡島
Junta Kawabata
淳太 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は高寿命な液冷媒搬送装置を提出する
ことを目的としたものである。 【構成】 主軸受21と副軸受22とシャフト20と、
前記主軸受21,副軸受22の反シリンダ側に収納さ
れ、前記シャフト20を支持するころ軸受23,24と
で軸系を構成する。また内輪23dと外輪23aとシー
ル材23eで前記ころ軸受23,24を構成する。ま
た、ころ軸受23,24と前記ころ軸受と接する面に液
逃がし溝25を設けたシャフトで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷暖房装置等に利用され
る液冷媒搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱搬送サイクル用熱媒体としては水が一
般的であるが、近年、化学的安定性が高くサイクルを完
全密閉することでメインテナンスフリー化が図れ、また
サイクル内圧力を調整して気液混合とし気相液相間の蒸
発潜熱を利用することで熱搬送量が大きくとれることか
ら、液冷媒を熱媒体とする熱搬送サイクルが考えられて
いる。
【0003】そして、このサイクルの液冷媒搬送装置と
して、密閉型冷凍用圧縮機を転用する試みがなされてい
る。
【0004】以下、図面を参照しながら従来の液冷媒搬
送装置(以下搬送装置という)の一例について説明す
る。
【0005】図4に搬送装置の断面図を、図5に搬送装
置の機械部の横断面図を示す。図4において、1は搬送
装置である。2はケース、3はケース2に焼ばめされた
ステータ、4はステータ3と一対でモータを構成するロ
ータ、5はロータ4に焼ばめされたシャフトである。ま
た、6はシャフト5の偏心部に組込まれたローラ、7は
ローラ6を収納するシリンダ、8はシャフト5の主軸
受、9はシャフト5の副軸受、10はシリンダ7内から
ケース2内へ連通するポートである。また、11は外部
より直接シリンダ7内へ連通するパイプA、12は外部
と密閉シェル内を連通するパイプBであり、パイプA1
1及びパイプB12はケース2に溶接シールされてい
る。
【0006】図5は図4のA−A断面図であり、ベーン
13がシリンダ7の溝内に収納されかつその先端部がロ
ーラ6と摺接している。
【0007】次にその動作について説明する。ステータ
3とロータ4で構成するモータによりシャフト5が回転
し、これに伴ってローラ6が偏心回転し、パイプA11
を通り熱搬送サイクルよりシリンダ7内へ導入された液
冷媒を圧縮し、ポート10を通ってケース2内へ放出す
る。
【0008】そして、ケース2内へ放出された液冷媒は
パイプB12を通り熱搬送サイクルへ送り出される。ま
た、ステータ3とロータ4で構成されるモータは逆回転
可能であり、ポート10には逆止弁機構を設けていない
ためモータを逆回転すれば、液冷媒をパイプB12より
流入してシリンダ7内で圧縮してパイプA11より送り
出すことができる。
【0009】ケース2内はほぼ液冷媒で満たされてお
り、機械部の潤滑や各部の冷却はこの液冷媒によって行
われる。
【0010】そして、ここで、液冷媒としては、ジクロ
ロジフルオロメタン,ジクロロフルオロメタン及び1,
1,1,2テトラフルオロエタン等冷蔵庫や空調機に用
いられる熱安定性の高い冷媒を用いており、上記搬送装
置の基本構成及び構成材料は200kal/hクラスの
冷蔵庫用コンプレッサのものを利用している。
【0011】つまり、熱媒体を化学的安定性の高い冷媒
とし密閉サイクルで利用する場合は、耐食性や耐溶剤性
に優れる薬品用マグネットポンプのように駆動部と機械
部を別体構造とする複雑な構成を用いる必要もなく、耐
薬品性に優れるポリテトラフルオロエチレンや各種セラ
ミックス等の高価な材料ですべての部品を形成する必要
もない。
【0012】従って、上記搬送装置は、冷蔵庫用コンプ
レッサの基本構成を利用し、モータを正逆回転可能とす
る点、ポートに弁機構を設けない点を変更しているだけ
で、機械部材料は鋳鉄を主体とした鉄系材料モータ材料
は冷蔵庫用コンプレッサのモータ材料と同等のものを使
用している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、密閉シェル内を液冷媒が常に流れている
ため、冷蔵庫用コンプレッサで用いられているように油
を潤滑剤として密閉シェル内に十分保持することができ
ないことから、潤滑不足により機械部の摩耗が増大し長
期の耐久性が不十分であった。
【0014】この点を改良する試みとして液冷媒の潤滑
性を向上することも考えられる(例えば特公昭60−1
5664号公報)が、潤滑向上添加剤を多量に加えると
冷媒の純度が落ち熱搬送能力が低下するために十分な効
果が期待できない。
【0015】また近年オゾン層破壊の問題によりオゾン
破壊の効果が大きい塩素を含有する冷媒が使用できない
状況にあり、塩素の極圧性がなくなった分だけ冷媒の潤
滑性がさらに低下する傾向にある。
【0016】従って、液冷媒潤滑の条件においても機械
部の磨耗が抑えられ耐久性が維持できる搬送装置が望ま
れていた。
【0017】本発明は上記課題に鑑み、機械部材料の耐
摩耗性を向上させ液冷媒搬送装置の耐久性を向上するも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の液冷媒搬送装置は、シャフトと前記シャフト
の偏心部に取付けられたローラと、前記ローラを収納す
るシリンダと、前記シリンダの溝内に収納されかつその
先端部が前記ローラの外周と圧接されるベーンと、前記
シリンダを挟むように取付けられた主軸受及び副軸受
と、前記主軸受と副軸受の反シリンダ側に収納され前記
シャフトを支持するころ軸受とからなる構成を備えたも
のである。
【0019】また内輪と外輪と、内輪と外輪に接するシ
ール材と、前記内輪と外輪とシール材によって形成する
室にグリスを備えたころ軸受とからなる構成を備えたも
のである。
【0020】またコロ軸受と接する面に液逃がし溝を設
けたクランクシャフトとからなる構成を備えたものであ
る。
【0021】
【作用】本発明は上記した構成によって、液冷媒の搬送
をシリンダ,ピストン,ベーン,主軸受シリンダ側面、
及び副軸受シリンダ側面で形成される室で行い、高周速
であるシャフトと軸受をころがり軸で受け接触部の摩耗
が低減でき、また、ころ軸受への給油をグリスで行い、
シール材はころ軸受内グリスへの液冷媒の浸入を防ぐ。
【0022】また、ころ軸受と接する面に液逃がし溝を
設けたシャフトによって、シャフト面上に漏れ出た圧縮
液冷媒を外部に直接逃がすことができ、前記ボールベア
リングのシール材に圧力が加わるのを防ぎ、シール材内
部への液冷媒の浸入をくい止めることができ搬送装置の
耐久性を向上させるものである。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例の液冷媒搬送装置につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0024】図1は本発明の搬送装置の断面図を、図2
に図1の機械部横断面図、図3に本発明のころ軸受とシ
ャフトの要部拡大断面図を示す。なお、従来と同一構成
については同一符合を用いてその詳細な説明を省略す
る。
【0025】図1,図2において、20はシャフト、2
0aは前記シャフト20の偏心部、21,22は主軸
受,副軸受で、それぞれころ軸受23,24を収納す
る。前記ころ軸受23,24は主軸21に圧入固定さ
れ、前記主軸受21,副軸受22にはすきまばめされて
いる。
【0026】図3において、23aは前記ころ軸受23
の外輪、23bはころ、23cは前記ころ23bを保持
するリテーナー、23dは前記ころ軸受の内輪、23e
は前記外輪23a,内輪23dに当接し、その弾性で固
定されているシール材である。
【0027】23fは前記外輪23a,内輪23d,シ
ール材23eによって形成される室でグリスが充填され
る。25は、前記ころ軸受23の下面に位置するクラン
ク表面に設けられた液逃がし溝である。軽負荷の場合、
前記ころ軸受23のシール材23e及び、室23fに充
填されるグリスは必要無い、また、シール材23eを設
けないころ軸受の場合、液逃がし溝25は無くて良い。
【0028】以上のように構成された搬送装置について
以下図1,図2,図3を用いその動作について説明す
る。
【0029】ステータ3とロータ4で構成するモータに
よりシャフト5が回転し、これに伴ってローラ6が偏心
回転し、パイプA11を通り熱搬送サイクルよりシリン
ダ7内へ導入された液冷媒を圧縮し、ポート10を通っ
てケース2内へ放出する。このとき、液冷媒の圧縮に伴
う反作用力が、ローラ6を介してシャフト20に伝達さ
れ、シャフト20がころ軸受23,24に押しつけられ
回転する。そして、ケース2内へ放出された液冷媒はパ
イプB12を通り熱搬送サイクルへ送り出される。ま
た、モータは逆回転可能であり従来と同様に液冷媒を逆
流させることができる。よって、シャフト20と主軸受
21,副軸受22とは、ころ軸受23,24によってこ
ろがり回転となる。
【0030】また、前記ころ軸受23にシール材23e
を設け、室23fにグリスを封入することにより、軸の
寿命は増す。液冷媒の前記室23fへの浸入は、前記シ
ール材23eにより防ぎ、グリスの流出を押さえること
ができる。
【0031】また、ローラ6の端面から主軸方向に漏れ
る圧縮液冷媒は、シャフト20と主軸受21の隙間を通
り、そしてクランク20ところ軸受23の間に設けられ
た液逃がし溝25を通りケース2内に放出され、前記シ
ール材23eに漏れ液冷媒による圧力がかかるのを防
ぎ、室23fへの液冷媒への流入が低下し、グリスの流
出を防ぐ。したがって長寿命な軸受と軸が可能となる。
またころ軸受24とシャフト20においても同等の構成
にすれば、同等の作用となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、シャフトと前記
シャフトの偏心部に取付けられたローラと、前記ローラ
を収納するシリンダと、前記シリンダの溝内に収納され
かつその先端部が前記ローラの外周と圧接されるベーン
と、前記シリンダを挟むように取付けられた主軸受及び
副軸受と、前記主軸受と副軸受の反シリンダ側に収納さ
れ前記シャフトを支持するころ軸受とを備えているの
で、シャフトと軸受の回転は、ころがりとなり、液冷媒
中で高速度,長寿命の軸受が可能となり、安定した搬送
装置が提供できる。
【0033】また内輪と外輪と、内輪と外輪に接するシ
ール材と、前記内輪と外輪とシール材によって形成する
室にグリスを備えたころ軸受を構成することにより、こ
ろ軸受のころはグリスにより、更なる長寿命化が可能と
なり、液冷媒の浸入によるグリスの流出は前記シール材
により防ぐことができ、長寿命な搬送装置が可能とな
る。
【0034】またころ軸受と接する面に液逃がし溝を設
けたシャフトにより、シャフト表面に漏れ出た圧縮液冷
媒が、前記シール面に圧力をかけることなくケース内に
放出されるため、シール材の効果は向上し、液冷媒のこ
ろ軸受内部への浸入によるグリス流出はなくなり、ころ
軸受の寿命は更に長期化し、安定した長寿命の搬送装置
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液冷媒搬送装置の断
面図
【図2】図1の液冷媒搬送装置の機械部横断面図
【図3】本発明のころ軸受とシャフトの要部拡大断面図
【図4】従来の液冷媒搬送装置の断面図
【図5】図4の液冷媒搬送装置の機械部の断面図
【符号の説明】
6 ローラ 7 シリンダ 13 ベーン 20 シャフト 20a 偏心部 21 主軸受 22 副軸受 23,24 ころ軸受 23a 外輪 23d 内輪 23e シール材 23f 室 25 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、前記シャフトの偏心部に取
    付けられたローラと、前記ローラを収納するシリンダ
    と、前記シリンダの溝内に収納されかつその先端部が前
    記ローラの外周と圧接されるベーンと、前記シリンダを
    挟むように取付けられた主軸受及び副軸受と、前記主軸
    受と副軸受の反シリンダ側に収納され前記シャフトを支
    持するころ軸受とを備えた液冷媒搬送装置。
  2. 【請求項2】 内輪と外輪と、内輪と外輪に接するシー
    ル材と、前記内輪と外輪とシール材によって形成する室
    にグリスを備えたころ軸受を有する請求項1記載の液冷
    媒搬送装置。
  3. 【請求項3】 シャフトのころ軸受と接する面に液逃が
    し溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の液冷媒搬
    送装置。
JP25337891A 1991-10-01 1991-10-01 液冷媒搬送装置 Pending JPH0599178A (ja)

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JP25337891A JPH0599178A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 液冷媒搬送装置

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