JPH059917U - デイスク射出成形用金型装置 - Google Patents

デイスク射出成形用金型装置

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JPH059917U
JPH059917U JP6434691U JP6434691U JPH059917U JP H059917 U JPH059917 U JP H059917U JP 6434691 U JP6434691 U JP 6434691U JP 6434691 U JP6434691 U JP 6434691U JP H059917 U JPH059917 U JP H059917U
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cold slug
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disk
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク射出成形用金型装置のコールドスラ
ッグ溜まりの冷却向上を目的とする。 【構成】 ディスクスタンパー7を装着した固定側金型
2と、成形されたディスク35に中心孔35aを形成す
るパンチアッセンブリ150を具備した可動側金型3と
からなるディスク射出成形用金型装置200の前記パン
チアッセンブリ150のパンチ本体51先端面の中央に
コールドスラッグ溜まり63と、前記コールドスラッグ
溜まり63を囲繞するアンダーカット65と、前記アン
ダーカット65の外周に複数本のエジェクターピン54
とを設けると共に、前記パンチアッセンブリ150に内
設する冷却路62を前記コールドスラッグ溜まり63の
背面に近設させたディスク射出成形用金型装置200。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスク射出成形用金型装置に係わり、特にCD(コンパクトディ スク)射出成形の際のコールドスラッグ溜まりの冷却不良によるスプルーの突落 動作不良を解消するディスク射出成形用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、ディスク射出成形用金型装置100の一従来例の全体断面図である。
【0003】 以下、同図を用いてディスク射出成形用金型装置(以下、単に射出金型と称す )100を説明する。
【0004】 射出金型100は、パーティングライン1を境にして固定側金型2と可動側金 型3に二分される。
【0005】 固定側金型2は、固定側モールドプレート4、スプルーブッシュ5、固定側コ ア6、スタンパー7、外周リング8、スタンパー押え9、ガイドブッシュ10で 構成されている。
【0006】 さらに、可動側金型3は、可動側モールドプレート11、ホルダープレート1 2、可動側コア13、内周入れ子14、延長パイプ21、パンチ戻しスプリング 23、ガイドピン24、パンチストッパ25とパンチアッセンブリ80で構成さ れている。
【0007】 また、同図において、26,27,28,29,30,31は冷却水シール用 のOリングである。
【0008】 図3(A),(B),(C)は、パンチアッセンブリ80の一従来例の説明図 で、図3(A)は上面図、図3(B)は図3(A)の切断線AーAに沿った拡大 断面図、図3(C)は図3(A)の切断線BーBに沿った拡大断面図である。 パンチアッセンブリ80は、パンチ胴体16と、その先端に嵌着させたパンチ 本体15と、パンチ胴体16の先端面に形成したアンダーカット37と、パンチ 胴体16の中心同軸上を摺動するエジェクターピン17と、エジェクターロッド 19と、エジェクターピンホルダー18と、エジェクターピン戻しスプリング2 2とからなるものである。さらに、32,33の空間部には溶接ろうが充填され てパンチ胴体16とパンチ本体15は接合され、パンチアッセンブリ80の内部 に冷却路42が形成されている。また、パンチ本体15の先端面中央にはエジェ クターピン17が後退してコールドスラッグ溜り43aが形成されている。
【0009】 このパンチアッセンブリ80を組み込んだ射出金型100は、図示しない射出 成形機の押圧ロッドによりパンチアッセンブリ80が固定側金型2の方向に摺動 して、パンチ本体15がディスク35に中心孔35aを形成すると共に、図示し ない射出成形機の別の押圧ロッドによりエジェクターピン17がエジェクターピ ン戻しスプリング22に抗して摺動し、先端面よりスプールをアンダーカット3 7より無理抜きして突き落とすことができる。
【0010】 上述した構成要素からなる射出金型100は、図示しない射出成形機に取り付 けられ、この射出成形機の型開閉動作に応じて固定側金型2と可動側金型3が開 閉可能となる。
【0011】 図2、図3を用いて動作説明をする。
【0012】 射出金型100を取り付けた図示しない射出成形機の型締力が所定の圧力に達 した後、スプールブッシュ5のR状凹面5aに当接した射出成形機の射出ノズル から溶融した樹脂が射出され、スプルーブッシュ5に形成されたスプルー空間S を通過し、ディスク空間D内に充填される。従って射出完了時には夫々の空間が 樹脂で充填され、ディスク35とスプルー34が成形される。
【0013】 尚、固定側金型2の固定側コア6にはスタンパー7が取り付けられており、従 って成形されたディスク35の一面側にはスタンパー7の情報が複製される。
【0014】 ディスク35とスプルー34が固化する所定の冷却時間を経た後、射出成形機 の型開動作により射出金型100は開かれる。
【0015】 この型開動作の直前に、可動側金型3に組み込まれたパンチアッセンブリ80 が射出成形機の押圧ロッドによりパンチ戻しスプリング23に抗してA方向に突 き出され、ディスク35に中心孔35aが形成されて、ディスク35とスプルー 34は分離さる。
【0016】 さらに型開動作が進行する過程で、スプルーブッシュ5とスタンパー押え9の 隙間36よりエアが吹き出し、成形したディスク35をスタンパー7より剥離さ せて可動側金型3に保持し、パンチアッセンブリ80先端のアンダーカット37 により保持されたスプルー34はスプルー空間Sより引き離される。
【0017】 型開完了位置に達したところで図示しない取出機のハンドが、型開した固定側 金型2と可動側金型3間に挿入され、ディスク35は可動側コア13と内周入れ 子14の隙間38より吹き出すエアにより可動側コア13から分離し、取出機の ハンドに受け渡される。
【0018】 スプルー34は、射出成形機によりエジェクターロッド19がエジェクターピ ン戻しスプリング22に抗して突き出されて、エジェクターピン17がスプール 34をアンダーカット37より無理抜きして突き出し、取出機ハンドに受け渡す か、自然落下させる。これらの工程を経た後、取出機がディスク35を型外に取 出し射出成形の1サイクルが完了する。
【0019】 さらに射出金型100の温度条件について説明する。
【0020】 射出される樹脂は300℃前後に加熱され溶融状態に保たれている。ディスク 空間Dとスプルー空間Sに射出された300℃前後の樹脂が自然冷却されるまで には非常に長い時間を要するため、金型内には樹脂の熱量を奪い冷却時間を短縮 する目的で数個の冷却路が掘られ冷却媒体を通している。固定側コア6および可 動側コア13に掘られた冷却路39,40には60〜100℃の冷却媒体が流さ れている。媒体温度は最低でも射出された樹脂がディスク空間Dを満たすだけの 流動性を保てる温度が必要であり、さらにピットの転写性確保と内部応力の緩和 等を狙い適正な温度に設定する必要がある。
【0021】 スプルー34は成形後廃棄する部分であり、それ自身の形状等の善し悪しは無 関係であるが、ディスク35の取り出しが十分な冷却時間内に、エジェクターピ ン17によるスプルー34の突き出しが可能の状態まで固化していなければなら ない。従って、スプルー34の冷却のためにスプールブッシュ5には冷却路41 が、パンチアッセンブリ80のコールドスラッグ溜まり43aの冷却には内部を 通る冷却路42が掘られ、通常、10〜50℃の冷却水が流されている。
【0022】
【考案が解決しようとする課題】
昨今、ディスクの生産性を向上させるために射出成形サイクルの短縮が要望さ れ、特に射出成形1サイクルの略50〜60%を占める冷却時間の短縮が要望さ れている。
【0023】 しかし、冷却時間が短くなるに従い、上述したようにスプルー34の冷却不足 が問題となる。
【0024】 図4(A)〜(C)は、スプルー34の冷却不足による現象を説明するための 図で、図4(A)は射出金型の形成するスプルー空間S周辺の拡大断面図、図4 (B),(C)はエジェクターピン17によるスプルー34の突き出しを説明す る要部拡大断面図であり、前述した図2の構成要素と同一構成要素には同一符号 を付してある。
【0025】 以下、同図を用いてスプルー34の冷却不足による現象を説明する。
【0026】 図4(A)は、エジェクターピン17が図3に示したエジェクターピン戻しス プリング22によりA方向へ戻されコールドスラッグ溜まり43aの空間と、固 定金型2と可動金型3の間にスプルー空間Sとディスク空間Dが形成され射出待 機の状態を示している。
【0027】 図4(B)は、図4(A)に樹脂が射出されて固定金型2が型開し、スプルー 34が突き出された状態を図示したもので、型開完了位置にてエジェクターピン 17はB方向に突き出され、アンダーカット37を無理抜きし、スプルー34を パンチ本体15の先端より分離し突落とす。
【0028】 図4(C)は、スプルー34あるいはコールドスラッグ溜まり43aの冷却が 不十分な状態を図示したもので、エジェクターピン17のB方向への突き出しに より、コールドスラッグ溜まり43aが冷却不足により未だ固化していないスプ ルー34の中心部を突き破る形になり、スプルー34はパンチ本体15の先端よ り分離することができない。このときスプルー34の棒状の長さL3 は、正規形 状のスプルー34のL1 +L2 とほぼ等しくなる。このように、スプルー34の 中心部の冷却固化状態が不十分であるとアンダーカット37を無理抜きすること ができないという問題があつた。。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、 ディスクスタンパーを装着した固定側金型と、成形されたディスクに中心孔を 形成するパンチアッセンブリを具備した可動側金型とからなるディスク射出成形 用金型装置において、 前記パンチアッセンブリの先端に取り付けたパンチ本体の一面中央にコールド スラッグ溜まりと、前記コールドスラッグ溜まりを囲繞するアンダーカットと、 前記アンダーカットの外周に配設した複数本のエジェクターピンとを設けると共 に、他面に前記コールドスラッグ溜まりの背面に近設する冷却路を設けたことを 特徴とするディスク射出成形用金型装置を提供しようとするものである。
【0030】
【実施例】
図1(A),(B),(C)は、本考案の要部をなすディスク射出成形用金型 装置200のパンチアッセンブリ150の一実施例の説明図で、図1(A)はパ ンチアッセンブリ150の上面図、図1(B)は図1(A)の切断線AーAに沿 った拡大断面図、図1(C)は図1(A)の切断線BーBに沿った拡大断面図で あり、図1(B),(C)は図3(A),(B)の従来のパンチアッセンブリ8 0の拡大断面図と対応するものである。
【0031】 同図において、51はパンチ本体,52はジャケット,53はじゃま板,54 はエジェクターピン,55はエジェクターピンホルダー,56はエジェクターロ ッド,57はエジェクターピン戻しスプリング,58はEリング,59a,59 b,59cはシール用Oリングである。
【0032】 パンチ本体51の先端面中心部には、充填した射出樹脂が離型し易いように半 球状をした底部からなるコールドスラッグ溜まり63が形成されており、このコ ールドスラッグ溜まり63の周囲にはアンダーカット65が円状に設けられてい る。これらはパンチ本体51と一体化されている。さらに、パンチアッセンブリ 150の中心軸と平行に摺動するエジェクターピン54が二本設けられている。 このエジェクターピン54はエジェクターピン戻しスプリング57によつて押圧 されており、スプール突き落とし時に図示しない射出成形機の押圧ロッドにより エジェクターロッド56が押圧されてパンチ本体51先端面のスプールはアンダ ーカット65を無理抜きされて突き落とされる。
【0033】 図1(C)では2本のエジェクターピン54が示されているが2本に限定する ものではない。
【0034】 また、パンチアッセンブリ150の内部には冷却路62が設けられ、冷却水が 入口60から冷却路62へ流入し、さらに、じゃま板53によりコールドスラッ グ溜まり63の背面近傍を通過し、出口61から流出する。この冷却路62は、 スプルーのなかでも最も冷却が要求されるコールドスラッグ溜まり63に近い位 置に配置され、図1(B)が示すように材料強度が許す限りぎりぎりまでコール ドスラッグ溜まり63に近設させて、コールドスラッグ溜まり63の冷却効率を 高めている。
【0035】 本考案のディスク射出成形用金型装置200は、上述したパンチアッセンブリ 150を図2に示したディスク射出成形用金型装置100の可動側金型3に組み 込んだものであり、従来の技術で説明したディスク射出成形用金型装置100の 動作に準じてディスク35を射出成形することができ、冷却路62をパンチアッ センブリ150のコールドスラッグ溜まり63に近設させることにより、パンチ アッセンブリ先端面のスプルーの最も冷却が要求されるコールドスラッグ溜まり 63を十分に冷却することができる。
【0036】 また、複数のエジェクターピン54にすることによりスプルーの突き出しがよ り確実になり射出成形機の稼働率を向上させることができると共に、射出成形1 サイクルのサイクルの短縮が可能となりディスクの生産性を向上させることがで きた。
【0037】
【考案の効果】
ディスクスタンパーを装着した固定側金型と、成形されたディスクに中心孔を 形成するパンチアッセンブリを具備した可動側金型とからなるディスク射出成形 用金型装置のこのパンチアッセンブリのパンチ本体先端面の中央にコールドスラ ッグ溜まりと、このコールドスラッグ溜まりを囲繞するアンダーカットと、この アンダーカットの外周に複数本のエジェクターピンとを設けると共に、このパン チアッセンブリに内設する冷却路をこのコールドスラッグ溜まりの背面に近設さ せることにより、パンチアッセンブリ先端面のスプルーの最も高い冷却効率が要 求されるコールドスラッグ溜まりを十分に冷却することができ、エジェクターピ ンにより確実にアンダーカットを無理抜きしてスプルーを突き落とすことができ るものである。従って射出成形機の稼働率を向上させることができると共に、射 出成形1サイクルのサイクル短縮を可能とするディスク射出成形用金型装置を提 供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1(A)】本考案のディスク射出成形用金型装置の
パンチアッセンブリの上面図である。
【図1(B)】図1(A)の切断線AーAに沿った拡大
断面図である。
【図1(C)】図1(A)の切断線BーBに沿った拡大
断面図である。
【図2】ディスク射出成形用金型装置の一従来例の全体
断面図である。
【図3(A)】従来のディスク射出成形用金型装置のパ
ンチアッセンブリの上面図である。
【図3(B)】図3(A)の切断線AーAに沿った拡大
断面図である。
【図3(C)】図3(A)の切断線BーBに沿った拡大
断面図である。
【図4(A)】射出金型の形成するスプルー空間周辺の
拡大断面図である。
【図4(B)】エジェクターピンによるスプルーの突き
出しを説明する要部拡大断面図である。
【図4(C)】エジェクターピンによるスプルーの突き
出し動作不良を説明する要部拡大断面図である。
【符号の説明】
100 従来のディスク射出成形用金型装置の一従来例 150 本考案に係わるパンチアッセンブリの一実施例 200 本考案のディスク射出成形用金型装置の一実施
例 51 パンチ本体 52 ジャケット 53 じゃま板 54 エジェクターピン 55 エジェクターピンホルダ 56 エジェクターロッド 57 エジェクターピン戻しスプリング 58 Eリング 59a シール用Oリング 59b シール用Oリング 59c シール用Oリング 60 冷却水入口 61 冷却水出口 62 冷却路 63 コールドスラッグ溜まり 65 アンダーカット

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】ディスクスタンパーを装着した固定側金型
    と、成形されたディスクに中心孔を形成するパンチアッ
    センブリを具備した可動側金型とからなるディスク射出
    成形用金型装置において、 前記パンチアッセンブリのパンチ本体先端面の中央にコ
    ールドスラッグ溜まりと、前記コールドスラッグ溜まり
    を囲繞するアンダーカットと、前記アンダーカットの外
    周に複数本のエジェクターピンとを設けると共に、前記
    パンチアッセンブリに内設する冷却路を前記コールドス
    ラッグ溜まりの背面に近設させたことを特徴とするディ
    スク射出成形用金型装置。
JP1991064346U 1991-07-18 1991-07-18 ディスク射出成形用金型装置 Expired - Lifetime JP2532422Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005280004A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Seikoh Giken Co Ltd 金型装置、成形品、その成形方法及び成形機
US7591643B2 (en) 2004-11-26 2009-09-22 Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. Mold with ejector pin cooling

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