JPH059922A - 海洋基礎構造物の建造方法 - Google Patents
海洋基礎構造物の建造方法Info
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- JPH059922A JPH059922A JP18543591A JP18543591A JPH059922A JP H059922 A JPH059922 A JP H059922A JP 18543591 A JP18543591 A JP 18543591A JP 18543591 A JP18543591 A JP 18543591A JP H059922 A JPH059922 A JP H059922A
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Landscapes
- Foundations (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海洋基礎構造物を簡易な方法により建造し、
工期の短縮を図る。 【構成】 橋脚を構成するフレーム3、3′をドライド
ックで製作し、これを最終設置場所まで洋上曳航する。
洋上に横たわっているフレーム3、3′の基底部からバ
ラスト材を注入していき、洋上で鉛直に起立させ、その
下端部を海底地盤に着底させる。その後、フレーム3、
3′の頂部を引き寄せて連結し、フレーム3、3′の下
端部を海底地盤に固定する。
工期の短縮を図る。 【構成】 橋脚を構成するフレーム3、3′をドライド
ックで製作し、これを最終設置場所まで洋上曳航する。
洋上に横たわっているフレーム3、3′の基底部からバ
ラスト材を注入していき、洋上で鉛直に起立させ、その
下端部を海底地盤に着底させる。その後、フレーム3、
3′の頂部を引き寄せて連結し、フレーム3、3′の下
端部を海底地盤に固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海洋に設置される構造
物、例えば、橋梁やシーバース等の基礎構造物の建造方
法に関するものである。
物、例えば、橋梁やシーバース等の基礎構造物の建造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、我国では比較的水深の深い海域に
橋梁やシーバースを建設する事例が増えつつある。例え
ば、1988年に開通した本州四国連絡橋備讃瀬戸大橋
は、造船所等において基礎部分となる大型の鋼製ケーソ
ンを製作し、これを浮かべて設置場所まで海上曳航し、
水深50mの支持地盤上に沈設した後、現場で不足分の
上部を継ぎ足していくという建造方法が採用された。
橋梁やシーバースを建設する事例が増えつつある。例え
ば、1988年に開通した本州四国連絡橋備讃瀬戸大橋
は、造船所等において基礎部分となる大型の鋼製ケーソ
ンを製作し、これを浮かべて設置場所まで海上曳航し、
水深50mの支持地盤上に沈設した後、現場で不足分の
上部を継ぎ足していくという建造方法が採用された。
【0003】また、シーバースの基礎構造物として、鋼
製のジャケット式構造物が採用されている。この構造物
は工場製作した立体トラスであるジャケット本体を運搬
し、海底に据え付け、ジャケットの支柱内を貫通して地
盤に杭を打設し、杭頭部に上部工を架設固定して施工さ
れる。
製のジャケット式構造物が採用されている。この構造物
は工場製作した立体トラスであるジャケット本体を運搬
し、海底に据え付け、ジャケットの支柱内を貫通して地
盤に杭を打設し、杭頭部に上部工を架設固定して施工さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記橋
梁の基礎部分となる大型ケーソンの設置作業では、基礎
の底面が大きいので海底面の掘削・均し作業を広い面積
に対して行う必要があり、また、シーバースにおけるジ
ャケットの設置作業では、杭の打設作業を伴うなど、作
業船および機材に対する費用が高価とならざるを得な
い。更に、上記海洋構造物の現場施工期間が一般に長い
ことから、構造物が不安定な状態で長期間にわたり外力
にさらされるため、防護工として周辺の仮設備が大きく
なるという欠点を有している。
梁の基礎部分となる大型ケーソンの設置作業では、基礎
の底面が大きいので海底面の掘削・均し作業を広い面積
に対して行う必要があり、また、シーバースにおけるジ
ャケットの設置作業では、杭の打設作業を伴うなど、作
業船および機材に対する費用が高価とならざるを得な
い。更に、上記海洋構造物の現場施工期間が一般に長い
ことから、構造物が不安定な状態で長期間にわたり外力
にさらされるため、防護工として周辺の仮設備が大きく
なるという欠点を有している。
【0005】本発明は前記課題を解決しようとするもの
であり、その目的は、海洋基礎構造物を構成する支持部
材を簡易な構造とし、これを組み立てて、海洋基礎構造
物を建造する方法を提供することにある。
であり、その目的は、海洋基礎構造物を構成する支持部
材を簡易な構造とし、これを組み立てて、海洋基礎構造
物を建造する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る海洋基礎構造物の建造方法は、海洋構
造物の基礎を構成する複数の支持部材を組立場所以外で
製作し、これを最終設置場所へ洋上曳航し、該支持部材
の下端部を海底地盤に着底させた後、二以上の支持部材
の頂部を連結し、かつ、各支持部材の下端部を海底地盤
に固定することによって課題を解決したものである。
に、本発明に係る海洋基礎構造物の建造方法は、海洋構
造物の基礎を構成する複数の支持部材を組立場所以外で
製作し、これを最終設置場所へ洋上曳航し、該支持部材
の下端部を海底地盤に着底させた後、二以上の支持部材
の頂部を連結し、かつ、各支持部材の下端部を海底地盤
に固定することによって課題を解決したものである。
【0007】
【実施例】以下、海洋基礎構造物として橋梁の橋脚を例
に取り、その建造方法の好適な実施例を、図1に基づい
て説明する。橋脚部材の製作 予め、ドライドックで橋脚を構成するフレーム3を製作
する。フレーム3は、図2(A)に示すような、2本の
脚柱3a間に桁3bを渡した梯子形状をした一対のトラ
ス状フレーム3、3′によって構成する。各フレーム
3、3′の大きさは、設置される海域の水深によって定
まるが、橋脚の高さが数十m〜数百mの範囲内で可能で
ある。
に取り、その建造方法の好適な実施例を、図1に基づい
て説明する。橋脚部材の製作 予め、ドライドックで橋脚を構成するフレーム3を製作
する。フレーム3は、図2(A)に示すような、2本の
脚柱3a間に桁3bを渡した梯子形状をした一対のトラ
ス状フレーム3、3′によって構成する。各フレーム
3、3′の大きさは、設置される海域の水深によって定
まるが、橋脚の高さが数十m〜数百mの範囲内で可能で
ある。
【0008】例えば、100mの水深に設置される橋脚
であれば、外径10mのコンクリート管で、高さ120
m、頂部幅50m、脚柱間の開脚幅100mといった寸
法に製作される。また、脚柱3aの内部には、数m間隔
で鋼板製の隔壁を設けて内部を区画し、後記するバラス
ト材が注入される空室と、同バラスト材の給排水を行う
ポンプを設置するポンプ室として利用できるように構成
する。
であれば、外径10mのコンクリート管で、高さ120
m、頂部幅50m、脚柱間の開脚幅100mといった寸
法に製作される。また、脚柱3aの内部には、数m間隔
で鋼板製の隔壁を設けて内部を区画し、後記するバラス
ト材が注入される空室と、同バラスト材の給排水を行う
ポンプを設置するポンプ室として利用できるように構成
する。
【0009】海底地盤の掘削 始めに、フレーム3、3′を着底する部分の海底地盤を
予め掘削し、レベル調整を行う(工程)。また、この
際に、海底地盤の地耐力を調査した上で、必要があれ
ば、掘削孔1内にプレキャスト製コンクリート版等を設
置するか、或いは、水中コンクリートを打設して、海底
基礎2を造成する(工程)。
予め掘削し、レベル調整を行う(工程)。また、この
際に、海底地盤の地耐力を調査した上で、必要があれ
ば、掘削孔1内にプレキャスト製コンクリート版等を設
置するか、或いは、水中コンクリートを打設して、海底
基礎2を造成する(工程)。
【0010】曳航 フレーム3をドライドックから曳き出して洋上に浮か
べ、設置する海域まで浮上曳航する。なお、小規模なド
ライドックで製作する場合には、フレーム3を複数部分
に分割して製作し、これをドライドックから曳き出して
静穏な洋上で接合した後、最終設置場所へ曳航してもよ
い。
べ、設置する海域まで浮上曳航する。なお、小規模なド
ライドックで製作する場合には、フレーム3を複数部分
に分割して製作し、これをドライドックから曳き出して
静穏な洋上で接合した後、最終設置場所へ曳航してもよ
い。
【0011】フレームの着底 先ず、洋上に横たわっているフレーム3の基底部から海
水等のバラスト材を注入していき、フレーム3を洋上で
鉛直に起立させる(工程)。その後、更にバラスト材
を注水して、そのまま前記造成した基礎2上に着底させ
る(工程)。同じ操作をもう一つのフレーム3′につ
いても行う。
水等のバラスト材を注入していき、フレーム3を洋上で
鉛直に起立させる(工程)。その後、更にバラスト材
を注水して、そのまま前記造成した基礎2上に着底させ
る(工程)。同じ操作をもう一つのフレーム3′につ
いても行う。
【0012】橋脚の組立 各フレーム3、3′にバラスト材を加え、両者の頂部を
徐々に引き寄せる。引き寄せ作業は、クレーン船、曳
船、ウィンチ等の設備により行う。この際に、注水量と
注水速度を調整することにより、フレーム3、3′の傾
きと橋脚の姿勢を制御することができる。その後、両フ
レーム3、3′の頂部を適当な金具で結合する(工程
)。
徐々に引き寄せる。引き寄せ作業は、クレーン船、曳
船、ウィンチ等の設備により行う。この際に、注水量と
注水速度を調整することにより、フレーム3、3′の傾
きと橋脚の姿勢を制御することができる。その後、両フ
レーム3、3′の頂部を適当な金具で結合する(工程
)。
【0013】橋脚の固定 フレーム3、3′の脚柱3aが着底している掘削孔1内
を、土砂、ソイルセメントまたはコンクリート4等で埋
め戻して、脚柱3aの下端部を海底地盤に固定する(工
程)。
を、土砂、ソイルセメントまたはコンクリート4等で埋
め戻して、脚柱3aの下端部を海底地盤に固定する(工
程)。
【0014】最後に、両フレーム3、3′の洋上に突出
している頂部に所定の大きさの頂版5を載置し、橋脚の
高さ、姿勢を最終的に調整する(工程)。
している頂部に所定の大きさの頂版5を載置し、橋脚の
高さ、姿勢を最終的に調整する(工程)。
【0015】上部工 通常の橋梁施工法と同様にして、主塔等の上部構造物6
を前記頂版5上に設置する(工程)。
を前記頂版5上に設置する(工程)。
【0016】以上の実施例では、一対のフレーム3、
3′をもって橋脚を構成したが、本発明は、これ以外に
も、図2(B)に示すような中空のコンクリート製また
は鋼製の支柱7を用いて橋脚を構成する支持部材とする
こともできる。即ち、当該支柱7と前記フレーム3との
組合せ、または、複数本の支柱7、7′による組合せが
可能である。更に、フレーム3または支柱7を組み合せ
て、図2(C)に示すような櫓形の基礎構造物8とする
ことも可能である。
3′をもって橋脚を構成したが、本発明は、これ以外に
も、図2(B)に示すような中空のコンクリート製また
は鋼製の支柱7を用いて橋脚を構成する支持部材とする
こともできる。即ち、当該支柱7と前記フレーム3との
組合せ、または、複数本の支柱7、7′による組合せが
可能である。更に、フレーム3または支柱7を組み合せ
て、図2(C)に示すような櫓形の基礎構造物8とする
ことも可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明の海洋基礎構造物の建造方法は、
支持部材を簡易な構造の支柱をもって構成したので、構
造物を極めて簡易な方法により建造することができる。
また、支持部材の製作が全てドライドック内で行えるか
ら、洋上作業の多い従来法と比べて、工期を短縮するこ
とができ、品質管理も行き届くという優れた効果を有す
る。
支持部材を簡易な構造の支柱をもって構成したので、構
造物を極めて簡易な方法により建造することができる。
また、支持部材の製作が全てドライドック内で行えるか
ら、洋上作業の多い従来法と比べて、工期を短縮するこ
とができ、品質管理も行き届くという優れた効果を有す
る。
【図1】橋脚の組立施工順序を示す説明図である。
【図2】橋脚を構成する支持部材の変形例を示した図で
ある。
ある。
1 掘削孔 2 海底基礎 3、3′ フレーム 4 埋戻し 5 頂版 6 上部構造物
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 海洋構造物の基礎を構成する複数の支持
部材を組立場所以外で製作し、これを最終設置場所へ洋
上曳航し、該支持部材の下端部を海底地盤に着底させた
後、二以上の支持部材の頂部を連結し、かつ、各支持部
材の下端部を海底地盤に固定することを特徴とする海洋
基礎構造物の建造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18543591A JP2953823B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 海洋基礎構造物の建造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18543591A JP2953823B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 海洋基礎構造物の建造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059922A true JPH059922A (ja) | 1993-01-19 |
| JP2953823B2 JP2953823B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=16170745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18543591A Expired - Fee Related JP2953823B2 (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 海洋基礎構造物の建造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2953823B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007204992A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 湧昇流発生海底人工堤及びその施工方法 |
| JP2017089097A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 三井住友建設株式会社 | 主塔または橋脚の構築方法 |
-
1991
- 1991-06-29 JP JP18543591A patent/JP2953823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007204992A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Nippon Steel Engineering Co Ltd | 湧昇流発生海底人工堤及びその施工方法 |
| JP2017089097A (ja) * | 2015-11-02 | 2017-05-25 | 三井住友建設株式会社 | 主塔または橋脚の構築方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2953823B2 (ja) | 1999-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990622 |
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