JPH06100102A - 塵芥収集車の悪臭防止装置 - Google Patents

塵芥収集車の悪臭防止装置

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JPH06100102A
JPH06100102A JP26094292A JP26094292A JPH06100102A JP H06100102 A JPH06100102 A JP H06100102A JP 26094292 A JP26094292 A JP 26094292A JP 26094292 A JP26094292 A JP 26094292A JP H06100102 A JPH06100102 A JP H06100102A
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JP26094292A
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Junichi Suzuki
順一 鈴木
Kazuo Kamimura
一夫 上村
Bunji Okubo
文次 大久保
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Morita Tokushu Kiko KK
Original Assignee
Morita Tokushu Kiko KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 悪臭の流出を防止し、かつ、収容箱内の清掃
・点検が容易で、しかも、収容箱内の負圧状態を解消す
る塵芥収集車の悪臭防止装置を提供する。 【構成】 塵芥収容箱(7)内に前後に往復動する排出
板(18)を設けた塵芥収集車において、上記塵芥収容箱
(7)の前部開口部にボックス形状の前面カバー(11)
を閉塞状態に取付け、この前面カバー(11)に空気吸排
口(12)或いは空気吸入口(22)を設けるとともに、当
該前面カバー(11)に開閉可能な扉(14)を有する清掃
・点検口(13)を設け、かつ、前面カバー(11)の内側
に負圧によって開放する弁板(23)を自重或いはバネ等
の弾圧手段によって上記空気吸入口(22)を常時閉口さ
せるように設けたものである。また、前面カバー(24)
の任意の位置、或いは前面カバー(24)の空気給排口
(25)と連通して取り付けた空気給排チャンバー(26)
に、収容箱(7)内の空気を強制的に排出する排気ファ
ン(28)を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塵芥収容箱内に排出
用シリンダにより往復動する排出板を設けた塵芥収集車
の悪臭防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、塵芥収集車は、図12に示すよう
に、塵芥を収容する塵芥収容箱(以下は単に収容箱と称
す)(1)および後部に設けられた投入口(2)から投
入された塵芥を一時的に収容する塵芥投入箱(以下は単
に投入箱と称す)(3)とを備え、上記収容箱(1)内
には排出板(4)および排出用シリンダ(図示せず)か
らなる塵芥排出装置(A)が配設され、上記投入箱
(3)内には掻上板(5)および押込板(6)からなる
塵芥積込装置(B)が配設されている。
【0003】即ち、上記塵芥収集車においては、投入箱
(3)の投入口(2)から塵芥を投入し、塵芥積込装置
(B)の掻上板(5)および押込板(6)によって、こ
の塵芥を収容箱(1)の内部に積込むようになってい
る。そして、上記塵芥の排出に際しては、投入箱(3)
を上方に反転して収容箱(1)の後方開口部を開放した
後、排出用シリンダを伸長動作すれば、排出板(4)が
2点鎖線の位置まで後退し、収容塵芥を外部へ排出す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記塵芥収
集車において、収容箱(1)の前部は開口されている。
即ち、収容箱(1)の前部を閉塞すると、排出板(4)
の裏側や排出用シリンダの清掃・点検が非常に困難であ
るとともに、排出板(4)を後退して収容塵芥を外部へ
排出するときに収容箱(1)の前部と排出板(4)との
間が負圧状態になると云う不都合があるからである。こ
のように収容箱(1)の前部が開口されていると、収容
箱(1)内の悪臭が前部から外部へ流出して周囲の人々
に迷惑をかけることになる。特に、運転室が収容箱
(1)の前部と近接しているため、運転室内に悪臭が漂
い運転手等の人体に悪影響を及ぼすものである。
【0005】そこで、収容箱(1)の前部開口部にシー
トをスナップ等の留め具を介して着脱可能に取付け、こ
のシートにより収容箱(1)の前部開口部を覆うことに
よって、収容箱(1)内の悪臭が流出するのを防止する
ようにしている。このように収容箱(1)の前部開口部
をスナップ等の留め具を介して着脱可能なシートにより
覆って悪臭の流出を防止すると、排出板(4)の裏側や
排出用シリンダの清掃・点検が容易であるとともに、収
容塵芥を外部へ排出するために排出板(4)を後退して
も、シートの留め具間の隙間から空気が流入して収容箱
(1)の前部と排出板(4)との間の負圧状態を解消し
て好都合である。
【0006】ところが、これでは収容箱(1)の前部開
口部をシートにより覆っいても、シートを収容箱(1)
に着脱可能に取付ける留め具間に隙間があり、この隙間
により従来どおり収容箱(1)の前部から悪臭が流出し
て運転席内に漂うために好結果をもたらしていないのが
実情である。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、悪臭の流出を防止し、かつ、収容箱内の清掃・点検
が容易で、しかも、収容箱内の負圧状態を解消する塵芥
収集車の悪臭防止装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、塵芥収容箱内に前後に往復動する排出板を設
けた塵芥収集車において、上記塵芥収容箱の前部開口部
をボックス形状の前面カバーにより閉塞し、この前面カ
バーの上部に後方に向けて開口する空気吸排口を設け、
かつ、当該前面カバーに開閉可能な扉を有する清掃・点
検口を設けたものである。
【0009】また、本発明は塵芥収容箱内に前後に往復
動する排出板を設けた塵芥収集車において、上記塵芥収
容箱の前部開口部にボックス形状の前面カバーを閉塞状
態に配設し、この前面カバーに空気吸入口および開閉可
能な扉を有する清掃・点検口を設けるとともに、当該前
面カバーの内側に弁板を自重或いはバネ、ダンパー等の
弾圧手段によって上記空気吸入口を塞ぐように設け、こ
の弁板を負圧によって開放するようにしたものである。
【0010】また、上記前面カバーの任意の位置、或い
は前面カバーの空気給排口と連通して取り付けた空気給
排チャンバーに、収容箱内の空気を強制的に排出する排
気ファンを設けたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、上記前面カバーによって収容
箱の前部から外部への悪臭の流出を阻止することがで
き、しかも、上記空気吸排口或いは空気吸入口によって
収容塵芥を排出するときに排出板の後退による前面カバ
ーと排出板との間の負圧状態を解消することができると
ともに、上記清掃・点検口によって収容箱内の清掃・点
検を容易に行なうことができる。
【0012】上記前面カバーの任意の位置、或いは前面
カバーの空気給排口と連通して取り付けた空気給排チャ
ンバーに、収容箱内の空気を強制的に排出する排気ファ
ンを設けたことにより、排気ファンにより大量に外気を
吸い込んでこれに悪臭を混合させて希薄にして排出した
り、或いは収容箱内を換気して悪臭をこももらなくす
る。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の塵芥収集車の
悪臭防止装置を説明すると次の通りである。
【0014】図1および図2は本発明装置の第1の実施
例を示す斜視図および要部縦断面図で、(7)は収容箱
であって、これは図3に示すように、床板(7a)の中
央部に樋(8)を形成するとともに、車体フレーム
(9)上に後下がりに載置固定されている。
【0015】(10)は投入箱であって、これはシリンダ
により上下に回動して収容箱(7)の後部開口部を適時
開閉するように収容箱(7)の後部上端に枢支せられて
おり、斯かる構成は従来どおりである。
【0016】(11)はボックス形状の前面カバーであっ
て、これは収容箱(7)の前部開口部を閉塞するよう収
容箱(7)の前端に突合せ状態で一体に溶着されてお
り、上部中央部には後方に向って開口する空気吸排口
(12)が突設されている。また、この前面カバー(11)
には矩形の清掃・点検口(13)が設けてあり、この清掃
・点検口(13)から収容箱(7)内の清掃・点検が行な
えるようになっている。
【0017】(14)は前面カバー(11)の清掃・点検口
(13)に開閉可能に配置された扉であって、これは前面
カバー(11)の清掃・点検口(13)の上部に蝶番(15)
を介して連結され、蝶番(15)を中心に上下に回動して
前面カバー(11)の清掃・点検口(13)を開閉するよう
になっており、図1に示すように、前面カバー(11)の
清掃・点検口(13)を塞ぐ閉成位置にあるとき、下部が
清掃・点検口(13)の下部にキャッチ等の掛止具(16)
で掛止されている。また、この扉(14)には覗き窓(1
7)が設けてあり、この覗き窓(17)により収容箱
(7)内が覗けるようになっている。
【0018】本発明装置によれば、収容箱(7)の前部
を前面カバー(11)により閉塞してあるから、収容箱
(7)の前部から外部への悪臭の流出を阻止でき、運転
席内が悪臭により侵されることを防止することができ
る。しかも、収容箱(7)の床板(7a)の中央部に樋
(8)を設けて当該収容箱(7)を車体フレーム(9)
に後下がりに載置固定してあるので、汚水を樋(8)を
通して車体フレーム(9)の後部に設置した汚水タンク
(図示せず)に流して貯溜することができ、収容箱
(7)の前部では汚水による悪臭が減少される。
【0019】そして、収容箱(7)内の清掃・点検を行
なう場合は、扉(14)を丁番(15)を中心に上方へ回動
して前面カバー(11)の清掃・点検口(13)を開口さ
せ、この清掃・点検口(13)から収容箱(7)内の清掃
・点検を行なう。
【0020】また、収容箱(7)内の収容塵芥を排出す
るときに排出板(18)を後退しても、前面カバー(11)
の上部中央部に設けてある空気吸排口(12)から空気を
収容箱(7)内に吸入して前面カバー(11)と排出板
(18)との間の負圧状態を解消するとともに、塵芥排出
後に排出板(18)を元の位置に前進しても、空気吸排口
(12)から空気を排出して前面カバー(11)と排出板
(18)との間の加圧状態を解消する。
【0021】ところで、前面カバー(11)の上部中央部
には、排出板(18)を前後に移動するときに収容箱
(7)内に空気を吸排するよう空気吸排口(12)が開口
してあるので、ここから収容箱(7)内の悪臭が外部へ
流出するが、従来に比べて極めて僅かであり、しかも、
空気吸排口(12)を後方に向けて開口させてあるため、
悪臭は収容箱(7)の後方に向って流れて運転席内へは
流れ込まない。
【0022】上記第1の実施例では、前面カバー(11)
の空気吸排口(12)を収容箱(7)の前部上部で後方に
向けて開口し、悪臭を収容箱(7)の前部上部で後方に
向けて流出させているが、図4に示すように、前面カバ
ー(11)の空気吸排口(12)を収容箱(7)の後部まで
延長して、この延長空気吸排口(12a)の後端を投入箱
(10)の上面とこれの上方に取付けられた図示していな
いシートとの間に開口させ、悪臭を延長空気吸排口(12
a)を通して投入箱(10)の上方へ導くようにしても良
い。また、これでは前面カバー(11)の空気吸排口(1
2)を延長した延長空気吸排口(12a)を通して悪臭を
投入箱(10)へ導くようにしているが、これ以外に、収
容箱(7)の上面および両側面に形成された補強用のリ
ブ(7b)を延長空気吸排口(12)の替わりに利用し
て、この補強リブ(7b)を通して悪臭を投入箱(10)
へ導くようにしても良い。
【0023】また、上記第1の実施例では、悪臭を収容
箱(7)の後方に向って流出したり、投入箱(10)へ導
いたりしてるが、図5に示すように、前面カバー(11)
の空気吸排口(12)にこれを塞ぐ蓋体(19)を開閉可能
に設置し、この蓋体(19)をリンク機構(20)を介して
排出板(18)の作動により前後動するロッド(21)に連
結することによって、収容箱(7)内の排出板(18)が
後退すると、これに伴ってロッド(21)が後退してリン
ク機構(20)を介して蓋体(19)を自動的に開き、ま
た、排出板(18)が前進して元の位置に復帰すると、こ
れに伴ってロッド(21)が前進してリンク機構(20)を
介して蓋体(19)を自動的に閉じるようにし、これによ
り、前面カバー(11)と排出板(18)との間の負圧状態
を解消しながら悪臭の流出を完全に防止するようにする
ことも可能である。しかも、これでは蓋体(19)をリン
ク機構(20)および排出板(18)の作動により前後動す
るロッド(21)で開閉するようにしているが、蓋体(1
9)をロータリーソレノイド等で開閉することも可能で
ある。
【0024】上記第1の実施例では、扉(14)を前面カ
バー(11)の外面で丁番(15)を中心に収容箱(7)の
外側へ回動させて清掃・点検口(13)を開くようにして
いるが、これではキャビンと収容箱(7)との間の隙間
が狭いため、扉(14)がキャビンに当接して清掃・点検
口(13)を大きく開けることがてきず、これによって、
収容箱(7)内を清掃するときに作業員が清掃・点検口
(13)を出入りするのに難儀することがある。そこで、
図6に示すように、扉(14)を上下方向にスライドさせ
て清掃・点検口(13)を開閉するようにしたり、図7に
示すように、扉(14)を前面カバー(11)の内面で丁番
(15)を中心に収容箱(7)の内側へ回動させて清掃・
点検口(13)を開閉するようにしたり、丁番(15)に脱
着式のものを用い、扉(14)を丁番(15)を利用して前
面カバー(11)から脱着させて清掃・点検口(13)を開
閉するようにすると、清掃・点検口(13)を大きく開く
ことができ、これによって、作業員が清掃・点検口(1
4)を容易に出入りすることができる。尚、上記第1の
実施例では、扉(14)を上下方向に回動開閉またはスラ
イド開閉するようにしているが、左右方向に回動開閉ま
たはスライド開閉するようにしても良い。
【0025】更に、上記第1の実施例では、収容箱
(7)内の汚水をその収容箱(7)の床板(7a)に設
けた樋(8)を通して車体フレーム(9)の後端部に設
置された汚水タンクへ流入するようにしているが、これ
以外に、例えば収容箱(7)内の汚水を収容箱(7)の
側方に設置された汚水タンク(図示せず)へ一旦流入
し、ここからホース等を介して車体フレーム(9)の後
部に設置されている汚水タンクへ流入するようにしても
良い。
【0026】図8および図9は本発明装置の第2の実施
例を示す斜視図および縦断面図であって、この第2の実
施例では、収容箱(7)の前部開口部をボックス形状の
前面カバー(11)により完全に、即ち、第1の実施例の
ように、前面カバー(11)の上部中央部に空気吸排口
(12)を設けずに閉塞し、この前面カバー(11)に収容
箱(7)内の清掃・点検が行えるように矩形の清掃・点
検口(13)を設け、この清掃点検口(13)に扉(14)を
丁番(15)を介して開閉可能に配設し、かつ、この扉
(14)に空気吸入口(22)を設けるとともに、扉(14)
の内面に空気吸入口(22)より若干大きい弁板(23)を
丁番(24)を介して開閉可能に配設してあり、常時は弁
板(23)の自重或いはバネ、ダンパー等の弾圧手段によ
り空気吸入口(22)を弁板(23)で閉口している。尚、
扉(14)と弁板(23)との間には、図面には示されてい
ないがパッキン等が介在されており、このパッキン等に
よって扉(14)と弁板(23)との間の気密性が保持され
るようになっている。
【0027】上記第2の実施例によれば、収容箱(7)
の前部開口部を前面カバー(11)により完全に閉塞して
あるから、第1の実施例より更に確実に収容箱(7)の
前部から外部への悪臭の流出を阻止することができる。
尚、収容箱(7)内の汚水は、第1の実施例と同様に収
容箱(7)の床板(7a)の中央部に設けた樋(8)を
通して車体フレーム(9)の後部に設置した汚水タンク
(図示せず)に流して貯溜する。また、収容箱(7)内
の清掃・点検作業は、第1の実施例と同様に扉(14)を
丁番(15)を中心に回動して前面カバー(11)の清掃・
点検口(13)を開口させ、この清掃・点検口(13)から
収容箱(7)内に作業員が入り込んで清掃・点検を行な
う。
【0028】そして、上記第2の実施例では、収容箱
(7)内の収容塵芥を排出するときに排出板(18)が後
退すると、前面カバー(11)と排出板(18)との間が負
圧状態になり、この負圧により扉(14)に設けてある弁
板(23)が自重或いはバネ、ダンパー等の弾圧手段に抗
して開き、これによって空気吸入口(22)から空気を収
容箱(7)内に吸入して前面カバー(11)と排出板(1
8)との間の負圧状態を解消する。また、塵芥排出後に
排出板(18)を元の位置に前進すると、空気吸入口(2
2)が自重或いはバネ、ダンパー等の弾圧手段によって
弁板(23)で閉口されるから、前面カバー(11)と排出
板(18)との間が加圧状態になろうとするが、排出板
(18)と収容箱(7)の内面との間の隙間から空気を収
容箱(7)の後部へ排出し、前面カバー(11)と排出板
(18)との間の加圧状態を解消する。
【0029】尚、上記第2の実施例では、前面カバー
(11)の清掃・点検口(13)に開閉可能に設けた扉(1
4)に空気吸入口(22)およびそれを開閉する弁板(2
3)が設けられているが、これ以外に、前面カバー(1
1)の任意の位置に空気吸入口(22)および開閉する弁
板(23)を設けても良い。
【0030】図10および図11は本発明装置の第3の実施
例を示す斜視図および縦断面図であって、この第3の実
施例では、収容箱(7)の前部開口部にこれと同じ大き
さを有する板状の前面カバー(24)を一体に溶着して当
該収容箱(7)の前部開口部を閉塞し、かつ、前面カバ
ー(24)の上部に空気給排口(25)を開口するととも
に、前記前面カバー(24)の外面に空気給排口(25)を
介して収容箱(7)の内部と連通する空気給排チャンバ
ー(26)を収容箱(7)の上面で後方向きに開口するよ
うに取り付け、この空気給排チャンバー(26)の開口端
部に収容箱(7)の後部に延びる空気給排ダクト(27)
を接続するとともに、空気給排チャンバー(26)の前面
に電気等の動力で駆動する排気ファン(28)を配設して
いる。また、前面カバー(24)には収容箱(7)内の清
掃・点検が行なえるように清掃・点検口(29)が設けて
あり、こり清掃・点検口(29)に扉(30)を丁番(31)
を介して開閉可能に配設してある。
【0031】上記第3の実施例では、収容箱(7)の前
部を前面カバー(24)により閉塞してあるから、収容箱
(7)の前部から外部への悪臭の流出を阻止でき、運転
席内が悪臭により侵されることを防止することができ
る。しかも、排気ファン(28)を駆動して外気を空気給
排チャンバー(26)内に吸い込むとともに、空気給排チ
ャンバー(26)内の空気を強制的に空気給排ダクト(2
7)を経て収容箱(7)の上方後部に排出することによ
り空気流が発生し、この空気流により収容箱(7)の内
部の悪臭が前面カバー(24)の空気給排口(25)を通し
て空気給排チャンバー(26)内に吸引され、この悪臭を
空気給排チャンバー(26)から空気給排ダクト(27)を
経て収容箱(7)の上方後部に強制的に排出する。この
収容箱(7)の上方後部より排出される悪臭は、空気給
排チャンバー(26)から空気給排ダクト(27)を経て収
容箱(7)の上方後部に至る間に、排気ファン(28)に
より吸い込まれてきた外気と混合するので非常に希薄に
なり、何ら悪影響は与えることはない。
【0032】そして、収容箱(7)内の清掃・点検を行
なう場合は、扉(30)を丁番(31)を中心に後方へ回動
して前面カバー(24)の清掃・点検口(29)を開口さ
せ、この清掃・点検口(29)から収容箱(7)内の清掃
・点検を行なう。
【0033】また、収容箱(7)内の収容塵芥を排出す
るときに排出板(18)を後退しても、前面カバー(24)
の上部に設けた空気吸排口(25)を介して空気給排チャ
ンバー(26)内の空気を収容箱(7)内に吸入して前面
カバー(24)と排出板(18)との間の負圧状態を解消す
るとともに、塵芥排出後に排出板(18)を元の位置に前
進しても、空気吸排口(25)から空気を空気給排チャン
バー(26)内に排出して前面カバー(24)と排出板(1
8)との間の加圧状態を解消する。
【0034】尚、上記第3の実施例では、排気ファン
(28)を空気給排チャンバー(26)に配設しているが、
前面カバー(24)に排気ファン(28)を配設することも
可能である。この場合は、排気ファン(28)を駆動する
と、外気は収容箱(7)内に吸い込まれ、ここから悪臭
とともに前面カバー(24)の空気給排口(25)、空気給
排チャンバー(26)および空気給排ダクト(27)を経て
排出される。
【0035】また、上記第3の実施例では、空気給排チ
ャンバー(26)の開口端部に収容箱(7)の上方後部ま
で延びる空気給排ダクト(27)を接続させているが、空
気給排ダクト(27)を接続せずに空気給排チャンバー
(26)の開口端部から排出しても、悪臭が非常に希薄で
あるため運転席内の運転者は何ら苦にならない。
【0036】更に、上記第3の実施例では排気ファン
(27)により吸収した外気で悪臭を希薄にして排出して
いるが、外気を吸入せず排気ファン(27)により収容箱
(7)内の空気を強制的に排出させて該収容箱(7)内
に悪臭がこもらないようにしても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は収容箱の
前部開口部をボックス形状の前面カバーにより閉塞し、
この前面カバーに空気吸排口、或いは負圧によって開放
する弁板を有する空気吸入口を設けるとともに、開閉可
能な扉を有する清掃・点検口を設けたから、上記前面カ
バーによって収容箱の前部から外部への悪臭の流出を阻
止することができ、例え流出しても空気吸排口から従来
に比べて極めて僅かの量、或いは非常に希薄な悪臭が後
方に向って流出されるだけであって運転席内には影響が
なく、しかも、上記空気吸排口或いは空気吸入口によっ
て収容塵芥を排出するときに排出板の後退による前面カ
バーと排出板との間の負圧状態を解消することができる
とともに、上記清掃・点検口によって収容箱内の清掃・
点検を容易に行なうことができる。
【0038】また、上記前面カバーの任意の位置、或い
は前面カバーの空気給排口と連通して取り付けた空気給
排チャンバーに排気ファンを設けたから、排気ファンに
より大量に外気を吸い込んでこれと悪臭を混合させて希
薄にした状態で排出したり、或いは収容箱内を換気して
悪臭をこももらなくすることができ、これにより運転室
内の運転者は悪臭が苦にならないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塵芥収集車の悪臭防止装置の第1の実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の要部縦断面図である。
【図3】収容箱の要部横断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例における変形例を示す斜
視図である。
【図5】本発明の第1のの実施例における変形例を示す
要部縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例における前面カバーの清
掃・点検口を塞ぐ扉の変形例を示す要部縦断面図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施例における前面カバーの清
掃・点検口を塞ぐ扉のもう一つの変形例を示す要部縦断
面図である。
【図8】本発明の塵芥収集車の悪臭防止装置の第2の実
施例を示す斜視図である。
【図9】図8の要部縦断面図である。
【図10】本発明の塵芥収集車の悪臭防止装置の第3の実
施例を示す斜視図である。
【図11】図10の要部縦断面図である。
【図12】塵芥収集車を示す縦断面図である。
【符号の説明】
7 塵芥収容箱 8 樋 10 塵芥投入箱 11 前面カバー 12 空気吸排口 12a 延長空気吸排口 13 清掃・点検口 14 扉 17 覗き窓 18 排出板 19 蓋体 20 リンク機構 21 ロッド 22 空気吸入口 23 弁板 24 前面カバー 25 空気給排口 26 空気給排チャンバー 27 空気給排ダクト 28 排気ファン 29 清掃・点検口 30 扉

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵芥収容箱内に前後に往復動する排出板
    を設けた塵芥収集車において、 上記塵芥収容箱の前部開口部にボックス形状の前面カバ
    ーを閉塞状態に配設し、この前面カバーの上部に後方に
    向けて開口する空気吸排口を設けるとともに、当該前面
    カバーに開閉可能な扉を有する清掃・点検口を設けたこ
    とを特徴とする塵芥収集車の悪臭防止装置。
  2. 【請求項2】 上記前面カバーの空気吸排口を塵芥収容
    箱の後部まで延ばしたことを特徴とする請求項1記載の
    塵芥収集車の悪臭防止装置。
  3. 【請求項3】 上記前面カバーの空気吸排口にこれを塞
    ぐ蓋体を開閉可能に設置し、この蓋体を上記排出板の作
    動により開閉するようにしたことを特徴とする請求項1
    および2記載の塵芥収集車の悪臭防止装置。
  4. 【請求項4】 塵芥収容箱内に前後に往復動する排出板
    を設けた塵芥収集車において、 上記塵芥収容箱の前部開口部にボックス形状の前面カバ
    ーを閉塞状態に配設し、この前面カバーに空気吸入口お
    よび開閉可能な扉を有する清掃・点検口を設けるととも
    に、当該前面カバーの内側に弁板を自重或いはバネ、ダ
    ンパー等の弾圧手段によって上記空気吸入口を塞ぐよう
    に設け、この弁板を負圧によって開放するようにしたこ
    とを特徴とする塵芥収集車の悪臭防止装置。
  5. 【請求項5】 上記前面カバーの任意の位置、或いは前
    面カバーの空気給排口と連通して取り付けた空気給排チ
    ャンバーに、収容箱内の空気を強制的に排出する排気フ
    ァンを設けたことを特徴とする請求項1〜3記載の塵芥
    収集車の悪臭防止装置。
JP26094292A 1992-04-30 1992-09-30 塵芥収集車の悪臭防止装置 Withdrawn JPH06100102A (ja)

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