JPH06100201A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JPH06100201A
JPH06100201A JP4252389A JP25238992A JPH06100201A JP H06100201 A JPH06100201 A JP H06100201A JP 4252389 A JP4252389 A JP 4252389A JP 25238992 A JP25238992 A JP 25238992A JP H06100201 A JPH06100201 A JP H06100201A
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jam
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sheet
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Application number
JP4252389A
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English (en)
Inventor
Tomokazu Arakawa
智計 荒川
Hiroaki Katahira
博明 片平
Hiroyuki Furuyama
浩之 古山
Kimio Nakamura
公夫 中村
Katsumune Hayashi
克宗 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート搬送路上にジャムセンサの検知端子を
弾発的に位置決めし、ジャムセンサの検知出力に従って
ジャム監視時間をカウントし、このカウント完了までジ
ャムセンサの検知出力が継続しているとジャムの発生を
確定するシート搬送装置において、製品誤差や経時変化
等によるジャム検知の感度差を補償する。 【構成】 ジャム監視時間を可変自在に設定する時間変
更手段47,48,53を設け、ジャムセンサの検知端
子の弾発力が不足する場合にはジャム監視時間を延長
し、ジャムセンサの検知端子の弾発力が過剰な場合には
ジャム監視時間を短縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置やカッタ
装置などに利用されるシート搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】シート体に印刷や切断を実行するプリン
タ装置やカッタ装置では、印刷部や切断部などの機能部
に印刷用紙やフィルムなどのシート体を搬入するシート
搬送装置を設けた構造などとなっている。このようなシ
ート搬送装置は、相対向するシートガイドを設けて機能
部に連通するシート搬送路を形成し、このシート搬送路
上に位置するローラやエンドレスベルト等でシート体を
順次搬送するシート搬送機構を形成した構造などとなっ
ている。
【0003】しかし、このようなシート搬送装置で機械
的に搬送するシート体にはジャムが発生することがある
ため、これを検知して各部の駆動停止や報知などを実行
する必要がある。例えば、複写機などに利用されている
大型のシート搬送装置では、シート搬送機構の負荷の増
加や所定位置に対するシート体の不到着を検出してジャ
ムの発生を検知するものがあるが、このような検知機構
は構造が複雑なので機器の小型軽量化や生産性を阻害し
ている。
【0004】そこで、上述のような課題を解決したシー
ト搬送装置の先行技術として、ここでは本出願人が特願
平3-145918号に開示した用紙搬送装置を図7ないし図9
に基づいて説明する。まず、ここで例示するシート搬送
装置である用紙搬送装置1は、図7及び図8に例示する
ように、レシートプリンタ2の一部として形成されてお
り、例えば、このようなレシートプリンタ2はジャーナ
ルプリンタ(図示せず)と共に電子キャッシュレジスタ
(図示せず)に内蔵されている。
【0005】まず、このレシートプリンタ2では、図9
に例示するように、用紙挿入口3に連通する位置に配置
された一対の用紙ガイド4,5がメインフレーム6に固
定的に取付けられており、これらの相対向する用紙ガイ
ド4,5によって形成されたシート搬送路である用紙搬
送路7がプリンタ部8に連通している。ここで、このプ
リンタ部8は、前記メインフレーム6に開閉自在に軸支
されたブラケット9にサーマルヘッド10が取付けら
れ、このサーマルヘッド10が前記用紙ガイド5上に位
置するシート搬送機構であるプラテンローラ11に接離
自在に対向した構造となっている。そして、このレシー
トプリンタ2では、前記プリンタ部8からオートカッタ
12に連通するシート搬送路である用紙搬送路13が、
相対向する一対の用紙ガイド14,15で形成されてい
る。
【0006】ここで、これらの用紙ガイド14,15
は、下方に位置する用紙ガイド14は前記メインフレー
ム6に固定的に取付けられているが、上方に位置する用
紙ガイド15は、その後部上方に突設された軸受部16
が前記ブラケット9に形成された軸受部17に回動軸1
8で連結されることで回動自在に軸支されている。
【0007】そして、このレシートプリンタ2では、前
記ブラケット9の前端部に既製の加圧スイッチ等からな
るジャムセンサ19が取付けられており、このジャムセ
ンサ19の弾発的にスライド自在な検知端子20が前記
用紙ガイド15を上方から押圧して位置決めしているこ
とで、この用紙ガイド15も前記ジャムセンサ19の検
知端子として機能するようになっている。さらに、この
レシートプリンタ2では、予めジャムを生じたシート体
である連続紙21の湾曲量に対応して設定された所定の
間隙22を介して前記用紙ガイド15が前記オートカッ
タ12に対向しており、このオートカッタ12と対向す
る前記用紙ガイド15の前縁部には上方に向かう屈曲部
23が形成されている。
【0008】このような構成において、このレシートプ
リンタ2では、用紙挿入口3から用紙搬送路7に連続紙
21を挿入すると、図8に例示したように、この連続紙
21はプラテンローラ11の回転に従ってサーマルヘッ
ド10下を順次搬送される際に所定の画像印刷が行なわ
れ、用紙搬送路13からオートカッタ12に搬送されて
所定長さに切断される。なお、このレシートプリンタ2
では、通常はジャムセンサ19の検知端子20の押圧力
で用紙ガイド15が位置決めされることで、オートカッ
タ12に至る用紙搬送路13が形成されている。ここ
で、このレシートプリンタ2では、上述のように連続紙
21をオートカッタ12で切断するので、この切断され
た連続紙21の前縁部がオートカッタ12の挿入部に衝
突して用紙搬送路13内でジャムを発生することがあ
る。
【0009】そして、このレシートプリンタ2の用紙搬
送装置1では、図9(a)に例示するように、オートカ
ッタ12の直前で連続紙21にジャムが発生すると、こ
の連続紙21はオートカッタ12と用紙ガイド15との
間隙22で湾曲することになる。すると、このジャムで
湾曲した連続紙21によって用紙ガイド15が上方に押
圧され、同図(b)に例示するように、この押圧力が耐
圧を超過すると用紙ガイド15はジャムセンサ19の検
知端子20の弾発力に抗して上方に回動することにな
る。この場合、用紙ガイド15を弾発的に位置決めして
いた検知端子20がジャムセンサ19内に圧入されてジ
ャムが検知されるので、例えば、ブザーによるユーザへ
の警告報知や、プリンタ部8やオートカッタ12等の自
動的な駆動停止などが実行されることになる。
【0010】なお、上述のような用紙搬送装置1では、
実際にはジャムが発生していない状態でも連続紙21の
湾曲等によってジャムセンサ19が作動することがある
ので、このようなジャムセンサ19の一時的な検知出力
はキャンセルされるようになっている。つまり、上述の
ようなレシートプリンタ2を内蔵した電子キャッシュレ
ジスタは、実際にはジャムセンサ19の検知出力に従っ
てタイマ回路(図示せず)等の計時手段(図示せず)が
ジャム監視時間のカウントを開始し、この計時手段のカ
ウント完了まで前記ジャムセンサ19の検知出力が継続
しているとCPU(Central Processing Unit)等
の情報出力手段がジャム情報をブザーやプリンタドライ
バ(共に図示せず)等に出力するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した用紙搬送装置
1では、ジャムの発生を用紙ガイド15の変位の有無で
検知するようになっており、この用紙ガイド15をジャ
ムセンサ19の検知端子20で通常位置に弾発的に位置
決めしているので、その構造が極めて簡易で機器の小型
軽量化に寄与することができる。
【0012】つまり、上述した用紙搬送装置1では、ジ
ャムの検知感度となる用紙ガイド15の耐圧をジャムセ
ンサ19のスライド自在な検知端子20の弾発力で規定
しているが、これではジャムセンサ19の製品誤差によ
ってジャムの検知感度が左右されることになる。このた
め、上述のような構造の用紙搬送装置1では、ジャムセ
ンサ19の検知端子20の支持スプリング(図示せず)
が柔軟な場合には、用紙ガイド15の耐圧が不足してジ
ャム検知に誤動作が多発することになり、ジャムセンサ
19の検知端子20の支持スプリングが強固な場合に
は、用紙ガイド15の耐圧が過剰でジャム検知が遅滞し
がちとなる。
【0013】
【課題を解決するための手段】シート搬送路上に位置す
るシート体を順次搬送するシート搬送機構を設け、前記
シート搬送路上に検知端子が弾発的に位置決めされたジ
ャムセンサを設け、このジャムセンサの検知出力に従っ
て予め設定されたジャム監視時間をカウントする計時手
段を設け、この計時手段のカウント完了まで前記ジャム
センサの検知出力が継続しているとジャム情報を出力す
る情報出力手段を設けたシート搬送装置において、前記
計時手段がカウントするジャム監視時間を可変自在に設
定する時間変更手段を設けた。
【0014】
【作用】ジャムセンサの検知端子の弾発力が不足するよ
うな場合には、ジャム監視時間を延長することでジャム
検知の誤動作を防止することができ、ジャムセンサの検
知端子の弾発力が過剰となるような場合には、ジャム監
視時間を短縮することでジャム検知の遅滞を防止するこ
とができるので、製品誤差や経時変化等によるジャム検
知の感度差を極めて簡易に補償することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図6に基づいて
説明する。なお、本実施例のシート搬送装置である用紙
搬送装置24は、図2及び図3に例示するように、ジャ
ーナルプリンタ25の一部として形成されており、この
ジャーナルプリンタ25はレシートプリンタ2と共に電
子キャッシュレジスタ26に内蔵されている。
【0016】まず、このジャーナルプリンタ25では、
用紙挿入口3に連通する位置に配置された一対の用紙ガ
イド4,5がメインフレーム6に固定的に取付けられて
おり、これらの相対向する用紙ガイド4,5によって形
成されたシート搬送路である用紙搬送路7がプリンタ部
8に連通している。ここで、このプリンタ部8は、メイ
ンフレーム6に開閉自在に軸支されたブラケット27に
サーマルヘッド10が取付けられ、このサーマルヘッド
10が用紙ガイド5上に位置するシート搬送機構である
プラテンローラ11に接離自在に対向した構造となって
いる。そして、このジャーナルプリンタ25では、プリ
ンタ部8からライティングテーブル28に連通するシー
ト搬送路である用紙搬送路13が、相対向する一対の用
紙ガイド14,15で形成されている。
【0017】ここで、これらの用紙ガイド14,15
は、下方に位置する用紙ガイド14はメインフレーム6
に固定的に取付けられているが、上方に位置する用紙ガ
イド15は、その後部上方に突設された軸受部16が前
記ブラケット27に形成された軸受部17に回動軸18
で連結されることで、これらの部材16〜18からなる
可動支持機構で回動自在に軸支されている。そして、こ
のジャーナルプリンタ25では、前記ブラケット27の
前端部に既製の加圧スイッチ等からなるジャムセンサ1
9が取付けられており、このジャムセンサ19の弾発的
にスライド自在な検知端子20が用紙ガイド15を上方
から押圧して用紙搬送路13上に位置決めしている。
【0018】さらに、このジャーナルプリンタ25で
は、前記ライティングテーブル28は支持アーム29で
回動自在に軸支されて巻取リール30から離反自在とな
っており、この巻取リール30の着脱やジャーナル用紙
のセットが容易となっている。より具体的には、前記ラ
イティングテーブル28は、一体に形成された前記支持
アーム29の下端部と中央部とに支持ピン31,32が
突設されており、下端部の支持ピン31を回転自在に軸
支する軸孔33と中央部の支持ピン32をスライド自在
に支持する円弧状の長孔34とがサイドフレーム35に
形成されている。なお、このサイドフレーム35は、後
部の上縁部に用紙ガイド36が弾発的に突設されてお
り、この用紙ガイド36が前記用紙ガイド14,15間
から前記ライティングテーブル28上に至る連続紙21
を下方から保持するようになっている。
【0019】また、本実施例の電子キャッシュレジスタ
26では、外観的には図4に例示するように、その本体
ハウジング37の上面の前部左方が前記プリンタ2,2
5を出没自在に遮蔽する着脱自在なプリンタカバー38
となっており、このプリンタカバー38にはレシート発
行口39とジャーナル確認窓40とが形成されている。
ここで、この電子キャッシュレジスタ26は、前記本体
ハウジング37の底部にドロワ41が一体に形成されて
おり、その上面にはキーボード42やモードキー43及
びディスプレイ44等が一体に設けられると共にタッチ
スキャナ45やハンドセット46が保持されている。
【0020】そして、この電子キャッシュレジスタ26
は、回路的には図1に例示するように、各種の情報処理
を実行するCPU47に、各種情報を固定的に予め記憶
したROM(Read Only Memory)48、各種情報を
可変自在に一時記憶するRAM(Random Access Me
mory)49、前記プリンタ2,25、前記ドロワ41、
各種情報が操作入力される前記キーボード42、動作モ
ードを切替自在に設定する前記モードキー43、各種情
報を表示出力する前記ディスプレイ44、バーコード
(図示せず)から各種情報を読取走査する前記タッチス
キャナ45、各種情報を音声出力するブザー50、前記
ハンドセット46に接続された電話回路51、現在時間
等を計時する時計回路52、各種条件を可変自在に設定
するディップスイッチ53等を、各種情報を伝送するバ
ス54で接続した構造となっている。
【0021】そして、この電子キャッシュレジスタ26
では、従来の装置と同様に、ジャムセンサ19の検知出
力に従って予め設定されたジャム監視時間をカウントす
る計時手段が前記CPU47と前記RAM49及び前記
時計回路52で形成されており、このような計時手段の
カウント完了までジャムセンサ19の検知出力が継続し
ているとジャム情報を前記ディスプレイ44や前記ブザ
ー50及び前記プリンタ2,25等に出力する情報出力
手段が前記CPU47で形成されている。そして、この
電子キャッシュレジスタ26では、手動操作でオンオフ
が切替自在に設定されるn個のアナログスイッチ(図示
せず)で前記ディップスイッチ53が形成されており、
このようなディップスイッチ53と前記CPU47と前
記RAM49とにより、上述のような計時手段がカウン
トするジャム監視時間を可変自在に設定する時間変更手
段が形成されている。
【0022】このような構成において、この電子キャッ
シュレジスタ26では、キーボード42やタッチスキャ
ナ45などで業務情報を入力すると、これが中央処理装
置で編集されるなどしてディスプレイ44に表示され、
さらに、この編集された業務情報がレシートプリンタ2
で連続紙21に印刷されてレシート発行口39からレシ
ートとして発行されると共に、ジャーナルプリンタ25
で連続紙21に印刷されてジャーナルとして格納され
る。
【0023】なお、この電子キャッシュレジスタ26の
プリンタ2,25では、連続紙21がプラテンローラ1
1の回転に従ってサーマルヘッド10下を順次搬送され
る際に業務情報等の印刷が行なわれ、レシートプリンタ
2では用紙搬送路7からオートカッタ12に搬送されて
自動的に切断され、ジャーナルプリンタ25ではライテ
ィングテーブル28上を通過して巻取リール30に順次
巻取られる。なお、これらのプリンタ2,25では、通
常はジャムセンサ19の検知端子20の押圧力で用紙ガ
イド15が位置決めされることで、オートカッタ12や
ライティングテーブル28に至る用紙搬送路13が形成
されている。
【0024】ここで、この電子キャッシュレジスタ26
のジャーナルプリンタ25では、通常は用紙搬送路13
下に位置決めされたライティングテーブル28で連続紙
21が平坦に支持されているので、所望によりプリンタ
カバー38を開けることでライティングテーブル28上
の連続紙21に記入を行なうことができる。
【0025】なお、本実施例の電子キャッシュレジスタ
26では、ジャーナルプリンタ25に連続紙21をセッ
トする場合、ライティングテーブル28は上方に回動さ
せることで巻取リール30から離反するので、このライ
ティングテーブル28で作業が阻害されることなく巻取
リール30に連続紙21を簡易にセットすることができ
る。しかも、このジャーナルプリンタ25では、ライテ
ィングテーブル28が下方に突設された支持アーム29
の下端で軸支されているので、ライティングテーブル2
8を巻取リール30の近傍から離反させても上方向など
に突出することがなく、その動作時の占有容積が縮小さ
れて操作性が良好である。
【0026】ここで、このジャーナルプリンタ25で
は、連続紙21を切断することなく搬送して巻取リール
30で巻取る構造となっているので、一般的に連続紙2
1にジャムが発生する可能性は極めて低いが、実際には
用紙搬送路13上で連続紙21が切れるなどしてジャム
が発生することがある。そして、このジャーナルプリン
タ25やレシートプリンタ2の用紙搬送装置24では、
上述のように用紙搬送路13上で連続紙21にジャムが
発生すると、このジャムで湾曲した連続紙21によって
用紙ガイド15が上方に押圧され、この押圧力が作動圧
力を超過すると用紙ガイド15はジャムセンサ19の検
知端子20の弾発力に抗して上方に回動することにな
る。
【0027】そして、この用紙搬送装置24では、従来
の用紙搬送装置1と同様に、ジャムセンサ19の検知出
力に従ってCPU47がRAM49から読出したジャム
監視時間のカウントを時計回路52で開始し、このカウ
ント完了まで前記ジャムセンサ19の検知出力が継続し
ているとCPU47がジャム情報を出力する。そこで、
この電子キャッシュレジスタ26では、上述のようにし
てCPU47がジャムの発生を確定してジャム情報を出
力すると、ブザー50の音声出力やディスプレイ44の
表示出力でジャムの発生が報知され、プリンタ2,25
等の駆動が自動的に停止されるようになっている。
【0028】ここで、この用紙搬送装置24では、従来
の用紙搬送装置1と同様に、ジャムの検知感度となる用
紙ガイド15の作動圧力をジャムセンサ19のスライド
自在な検知端子20の弾発力で規定しているが、このよ
うなジャムセンサ19には製品誤差があるために用紙ガ
イド15の作動圧力に格差が生じている。そこで、この
用紙搬送装置24では、ジャムセンサ19の検知出力に
従ってカウントするジャム監視時間をディップスイッチ
53で可変自在に設定することで、ジャムセンサ19の
製品誤差によるジャム検知の感度差を補償するようにな
っている。なお、この電子キャッシュレジスタ26で
は、製品生産時にジャムセンサ19の検知端子20の弾
発力を測定してディップスイッチ53を手動操作で設定
するようになっている。
【0029】そこで、このような用紙搬送装置24にお
いて、上述のようなディップスイッチ53の設定状態か
らジャム監視時間を初期設定する場合の処理動作を、図
5のフローチャートに基づいて以下に詳述する。まず、
上述のようにディップスイッチ53に連設されたn個の
アナログスイッチのオンオフ状態で予め所定の数値を設
定しておくと、この設定したディップスイッチ53の数
値が電子キャッシュレジスタ26の起動時に読出されて
RAM49に初期設定されるようになっている。そし
て、この電子キャッシュレジスタ26では、ディップス
イッチ53に連設されたn個のアナログスイッチのオン
オフ状態が順次読出され、ここではオンとなっているア
ナログスイッチの最大の番号が係数Xに設定され、アナ
ログスイッチの全てがオフ状態の場合にはエラーが出力
されるようになっている。そして、上述のようにしてデ
ィップスイッチ53から所定の数値が読出されると、こ
の数値がRAM49内に予め設定された演算式 “cnt=x+1” の係数xに設定されることで、ジャム監視時間の初期設
定が完了するようになっている。
【0030】そこで、上述のようにしてジャム監視時間
が初期設定された用紙搬送装置24にジャムが発生した
場合の処理動作を図6のフローチャートに基づいて以下
に詳述する。まず、用紙搬送路13上でジャムを生じた
連続紙21によって用紙ガイド15が押圧され、この押
圧力が作動圧力を超過すると用紙ガイド15と共に検知
端子20が変位してジャムセンサ19がジャム検知を出
力することになる。すると、この用紙搬送装置24で
は、上述のようにしてジャムセンサ19がジャム検知を
出力すると、CPU47はRAM49内に設定された
“cnt”から“1”を減算して“0”となることを確
認し、これが確認された場合は即時にジャム情報を出力
し、確認されない場合は時計回路52で最小単位時間を
カウントする。つぎに、この最小単位時間のカウント後
にジャムセンサ19の検知出力が継続していることが確
認され、これが確認されない場合は初期状態に復帰し、
確認された場合は“cnt”から“1”を減算して
“0”となることを確認する。そして、これが確認され
た場合は即時にジャム情報を出力し、確認されない場合
は最小単位時間のカウントに復帰する。
【0031】このようにすることで、この用紙搬送装置
24では、ディップスイッチ53で設定された数値と最
小単位時間との乗算値がジャム監視時間となるので、例
えば、ジャムセンサ19の検知端子20の支持スプリン
グが柔軟で用紙ガイド15の作動圧力が不足するような
場合には、ジャム監視時間を最小単位時間の三倍などと
設定することでジャム検知の誤動作を防止することがで
き、ジャムセンサ19の検知端子20の支持スプリング
が強固で用紙ガイド15の作動圧力が過剰となるような
場合には、ジャム監視時間を“0”とすることでジャム
検知の遅滞を防止することができる。つまり、この用紙
搬送装置24では、ジャムセンサ19の製品誤差によっ
て検知端子20の作動圧力が異なるような場合でも、こ
れに対応してディップスイッチ53で検知監視時間を可
変自在に設定することができるので、極めて簡易にジャ
ムの検知感度を等価的に補償することが可能である。
【0032】なお、本実施例のジャーナルプリンタ25
では、上述のように用紙搬送路13上の連続紙21にジ
ャムが発生した場合、例えば、ブラケット27を上方に
開放してジャムを生じた連続紙21を用紙ガイド14上
から除去し、プラテンローラ11上の連続紙21を引出
して用紙ガイド14上からライティングテーブル28内
まで挿通させ、この状態でブラケット27を閉じてジャ
ムセンサ19の検知端子20の押圧力で用紙ガイド15
を初期位置に復帰させることになる。
【0033】また、本実施例の用紙搬送装置24では、
その生産時にジャムセンサ19の検知端子20の弾発力
を測定してディップスイッチ53に所定数値を設定する
ことで、ジャムセンサ19の製品誤差を補償することを
例示したが、本発明は上記形式に限定されるものではな
く、これは出荷後の製品のジャムセンサ19の経時変化
の補正などにも適用可能である。さらに、ここではディ
ップスイッチ53で設定した数値と最小単位時間との乗
算値で検知監視時間を設定することを例示したが、本発
明は上記形式に限定されるものでもなく、例えば、ディ
ップスイッチで設定した数値で最大単位時間を数分の一
に除算して検知監視時間を選定することや、予め設定さ
れた複数の検知監視時間の一つをキーボードの手動操作
で選定することなども実施可能である。
【0034】また、本実施例の電子キャッシュレジスタ
26では、プリンタ2,25に内蔵された用紙搬送装置
24をシート搬送装置として説明し、計時手段や時間変
更手段等を形成するCPU47や時計回路52やディッ
プスイッチ53等はプリンタ2,25の外部に位置して
いるが、これは本発明のシート搬送装置の一部であり、
ここでは装置本体の外部に設けて結線した回路部品とし
て想定している。
【0035】
【発明の効果】本発明は上述のように、シート搬送路上
に位置するシート体を順次搬送するシート搬送機構を設
け、前記シート搬送路上に検知端子が弾発的に位置決め
されたジャムセンサを設け、このジャムセンサの検知出
力に従って予め設定されたジャム監視時間をカウントす
る計時手段を設け、この計時手段のカウント完了まで前
記ジャムセンサの検知出力が継続しているとジャム情報
を出力する情報出力手段を設けたシート搬送装置におい
て、前記計時手段がカウントするジャム監視時間を可変
自在に設定する時間変更手段を設けたことにより、例え
ば、ジャムセンサの検知端子の弾発力が不足するような
場合には、ジャム監視時間を延長することでジャム検知
の誤動作を防止することができ、ジャムセンサの検知端
子の弾発力が過剰となるような場合には、ジャム監視時
間を短縮することでジャム検知の遅滞を防止することが
できるので、製品誤差や経時変化等によるジャム検知の
感度差を極めて簡易に補償することができる等の効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】ジャーナルプリンタを示す縦断側面図である。
【図3】R/Jプリンタを示す斜視図である。
【図4】電子キャッシュレジスタを示す斜視図である。
【図5】ジャム監視時間の初期設定の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】ジャム検知の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本出願人が特願平3-145918号に開示した先行技
術を示す斜視図である。
【図8】レシートプリンタを示す縦断側面図である。
【図9】ジャムの検出動作を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
7,13 シート搬送路 11 シート搬送機構 15,20 検知端子 19 ジャムセンサ 21 シート体 24 シート搬送装置 47 情報出力手段 47,49,52 計時手段 47,49,53 時間変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 公夫 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内 (72)発明者 林 克宗 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート搬送路上に位置するシート体を順
    次搬送するシート搬送機構を設け、前記シート搬送路上
    に検知端子が弾発的に位置決めされたジャムセンサを設
    け、このジャムセンサの検知出力に従って予め設定され
    たジャム監視時間をカウントする計時手段を設け、この
    計時手段のカウント完了まで前記ジャムセンサの検知出
    力が継続しているとジャム情報を出力する情報出力手段
    を設けたシート搬送装置において、前記計時手段がカウ
    ントするジャム監視時間を可変自在に設定する時間変更
    手段を設けたことを特徴とするシート搬送装置。
JP4252389A 1992-09-22 1992-09-22 シート搬送装置 Pending JPH06100201A (ja)

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