JPH06100201B2 - 電気油圧サ−ボ制御装置 - Google Patents
電気油圧サ−ボ制御装置Info
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- JPH06100201B2 JPH06100201B2 JP59147391A JP14739184A JPH06100201B2 JP H06100201 B2 JPH06100201 B2 JP H06100201B2 JP 59147391 A JP59147391 A JP 59147391A JP 14739184 A JP14739184 A JP 14739184A JP H06100201 B2 JPH06100201 B2 JP H06100201B2
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- controlled object
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D3/00—Control of position or direction
- G05D3/12—Control of position or direction using feedback
- G05D3/14—Control of position or direction using feedback using an analogue comparing device
- G05D3/1445—Control of position or direction using feedback using an analogue comparing device with a plurality of loops
- G05D3/1454—Control of position or direction using feedback using an analogue comparing device with a plurality of loops using models or predicting devices
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、制御対象となる機械系の特性に影響されず、
しかも安定で高応答に動作する電気油圧サーボ制御装置
に関するものである。
しかも安定で高応答に動作する電気油圧サーボ制御装置
に関するものである。
電気油圧サーボ制御装置は、振動試験機、各種のシミュ
レータ、圧延機やロボット等産業機械の駆動部に使用さ
れている。第1図はその一例で、ストリップを巻取るダ
ウンコイラに備えられ、マンドレル1aに巻取られるスト
リップの周囲を押付けるラッパロール1の電気油圧サー
ボ制御装置である。ラッパロール1は、ピボット2を中
心として揺動するスウィングフレーム3の先端に取付け
られていて、このフレーム3を揺動させる油圧シリンダ
4によって位置制御される。図中バネとして表わして符
号5を付したものは、シリンダ中の油の剛性によるとこ
ろの油柱のバネである。油圧シリンダ4への圧油の供給
量はサーボ弁6によって制御される。
レータ、圧延機やロボット等産業機械の駆動部に使用さ
れている。第1図はその一例で、ストリップを巻取るダ
ウンコイラに備えられ、マンドレル1aに巻取られるスト
リップの周囲を押付けるラッパロール1の電気油圧サー
ボ制御装置である。ラッパロール1は、ピボット2を中
心として揺動するスウィングフレーム3の先端に取付け
られていて、このフレーム3を揺動させる油圧シリンダ
4によって位置制御される。図中バネとして表わして符
号5を付したものは、シリンダ中の油の剛性によるとこ
ろの油柱のバネである。油圧シリンダ4への圧油の供給
量はサーボ弁6によって制御される。
この装置をモデル化すると、第2図のように、油柱のバ
ネ5を介してフレーム3、ラッパロール1等の可動部を
動かして、その位置決めを行なうものとなる。油柱のバ
ネ5のバネ常数をk、可動部の質量をmとする。また、
可動部はピストン7が油中を動く時にブレーキ作用を受
ける。それを図中ダッシュポットで表わし、その粘性減
衰係数をcとする。
ネ5を介してフレーム3、ラッパロール1等の可動部を
動かして、その位置決めを行なうものとなる。油柱のバ
ネ5のバネ常数をk、可動部の質量をmとする。また、
可動部はピストン7が油中を動く時にブレーキ作用を受
ける。それを図中ダッシュポットで表わし、その粘性減
衰係数をcとする。
ところで、制御対象つまりラッパロール1の位置決めの
応答性および精度を上げるためには次のことが重要であ
る。
応答性および精度を上げるためには次のことが重要であ
る。
可動部の質量mが小さいこと。
バネ常数kが大きいこと。
適当な制動が働くこと、換言すれば粘性減衰係数c
が適当な値を取ること。
が適当な値を取ること。
すなわち、油圧シリンダ4のピストン7がxだけ変位し
ても、柔らかいバネで重い可動部を押すのでは応答が遅
くなり、また制動が働かなければ振動が持続して、位置
が目標値に落ち着くまでに長い時間がかかる。第3図
に、応答性が悪い場合の応答波形の例を示す。図中tRは
応答時間である。
ても、柔らかいバネで重い可動部を押すのでは応答が遅
くなり、また制動が働かなければ振動が持続して、位置
が目標値に落ち着くまでに長い時間がかかる。第3図
に、応答性が悪い場合の応答波形の例を示す。図中tRは
応答時間である。
上記,,の要求に応えるには次のことが必要とな
る。
る。
′機械の重量を軽くした上で必要な強度をもたせるこ
と。
と。
′油圧シリンダ4の口径を大きくし、ストロークを短
くすること。
くすること。
′積極的にダンパーなどの制動機構を設けること。
ところが、′については軽量化と強度の両立が難しい
こと、′については、口径を大きくするとその分だけ
制御に必要な油量が増しコストアップを招く、またスト
ロークは機械の使用から決まるために簡単には短くでき
ないこと、′についてはコストアップを招く、等の問
題点があった。
こと、′については、口径を大きくするとその分だけ
制御に必要な油量が増しコストアップを招く、またスト
ロークは機械の使用から決まるために簡単には短くでき
ないこと、′についてはコストアップを招く、等の問
題点があった。
以上の問題点を制御で解決するために、従来の古典制御
理論では、位相進み回路を利用することがしばしば行な
われている。しかし、制御対象の特性を完全に補償する
ための位相進み回路特性を実現するためには、純粋な微
分という数学上の定義にしか存在しない特性を実現しな
ければならず、それは全く不可能である。そこで、一種
の擬似微分を用いて、制御対象の特性を補償要素の改善
された特性で置き換える程度の補償を行なっていた。
理論では、位相進み回路を利用することがしばしば行な
われている。しかし、制御対象の特性を完全に補償する
ための位相進み回路特性を実現するためには、純粋な微
分という数学上の定義にしか存在しない特性を実現しな
ければならず、それは全く不可能である。そこで、一種
の擬似微分を用いて、制御対象の特性を補償要素の改善
された特性で置き換える程度の補償を行なっていた。
こうした位相進み回路による補償を進展させた考え方に
逆関数補償法がある。この逆関数補償法を第1図の制御
装置に対応づけて説明する。第1図の制御装置は第4図
の構成となり、制御工学で取り扱うブロック線図で表わ
すと第5図のようになる。それに逆関数補償を加えた構
成が第6図のブロック線図のようになる。まず、第4
図,第5図において符号8は、ラッパロール1、スウィ
ングフレーム3等の機械要素である。機械8におけるラ
ッパロール1の変位量yは変位計9によって検出され、
そしてフィードバックされる。その変位yは設定値rと
比較され、その偏差がεである。第5図においてKAはゲ
イン、Sはラプラス演算子であり、1/Sは積分を意味す
る。サーボ弁6の伝達関数中のTはサーボ弁時定数、油
圧シリンダ4の伝達関数中のAはシリンダ−有効断面
積、機械8の伝達関数中のa,b,cは機械の重量、油圧シ
リンダのバネ定数、粘性減衰に基づく特性関数で、第2
図のモデルにおいて微分方程式を立てると、 m′+c′+k(x′−x)=0 m′+c′+kx′=kx(=F) ……(1) を得る。これをラプラス変換すると、 x′=k/(ms2+cs+k)×x ……(2) となり、m/k=a,c/k=b,1=c,x′=yと置くと、第6図
に示すブロック線図の伝達関数8が得られる。変位計9
の伝達関数中のTLは変位計時定数である。そして、iが
サーボ電流、Qがサーボ弁6の出力流量、xが油圧シリ
ンダ4のピストン変位となる。
逆関数補償法がある。この逆関数補償法を第1図の制御
装置に対応づけて説明する。第1図の制御装置は第4図
の構成となり、制御工学で取り扱うブロック線図で表わ
すと第5図のようになる。それに逆関数補償を加えた構
成が第6図のブロック線図のようになる。まず、第4
図,第5図において符号8は、ラッパロール1、スウィ
ングフレーム3等の機械要素である。機械8におけるラ
ッパロール1の変位量yは変位計9によって検出され、
そしてフィードバックされる。その変位yは設定値rと
比較され、その偏差がεである。第5図においてKAはゲ
イン、Sはラプラス演算子であり、1/Sは積分を意味す
る。サーボ弁6の伝達関数中のTはサーボ弁時定数、油
圧シリンダ4の伝達関数中のAはシリンダ−有効断面
積、機械8の伝達関数中のa,b,cは機械の重量、油圧シ
リンダのバネ定数、粘性減衰に基づく特性関数で、第2
図のモデルにおいて微分方程式を立てると、 m′+c′+k(x′−x)=0 m′+c′+kx′=kx(=F) ……(1) を得る。これをラプラス変換すると、 x′=k/(ms2+cs+k)×x ……(2) となり、m/k=a,c/k=b,1=c,x′=yと置くと、第6図
に示すブロック線図の伝達関数8が得られる。変位計9
の伝達関数中のTLは変位計時定数である。そして、iが
サーボ電流、Qがサーボ弁6の出力流量、xが油圧シリ
ンダ4のピストン変位となる。
第6図は、第5図において、逆関数補償要素10を付加し
たブロック線図を表すもので、第5図と同符号のもの
は、第5図と同一のものを表す。制御対象である機械系
8の後ろに逆関数補償要素10を付加すると、 1/(as2+bs+c)×(as2+bs+c)=1 ……(3) となり、あたかも、機械8の特性が存在しないかのよう
に補償される。このように、逆関数補償要素10を近似で
はなく完全に実現できれば、制御対象に対して、前述し
た,,の制約を考えなくとも必要な応答、精度を
もつ制御系を設計できることになる。ところが、逆関数
補償要素10の入出力関係は、第6図から、 a′+b′+cx′=y ……(4) となり、入力xの一階微分値(速度)、二階微分値(加
速度)を求めなければ実現できないことが分かる。
たブロック線図を表すもので、第5図と同符号のもの
は、第5図と同一のものを表す。制御対象である機械系
8の後ろに逆関数補償要素10を付加すると、 1/(as2+bs+c)×(as2+bs+c)=1 ……(3) となり、あたかも、機械8の特性が存在しないかのよう
に補償される。このように、逆関数補償要素10を近似で
はなく完全に実現できれば、制御対象に対して、前述し
た,,の制約を考えなくとも必要な応答、精度を
もつ制御系を設計できることになる。ところが、逆関数
補償要素10の入出力関係は、第6図から、 a′+b′+cx′=y ……(4) となり、入力xの一階微分値(速度)、二階微分値(加
速度)を求めなければ実現できないことが分かる。
ところが、このような微分を完全に行なうような回路の
実現は前述のように不可能で、普通は第7図(a),
(b)に示すように抵抗R、コンデンサC、コイルLを
用いて、補償に必要な周波数領域で近似的な微分特性を
もつ回路を使用していた。第7図において、eiは入力、
eoは出力を表わす。
実現は前述のように不可能で、普通は第7図(a),
(b)に示すように抵抗R、コンデンサC、コイルLを
用いて、補償に必要な周波数領域で近似的な微分特性を
もつ回路を使用していた。第7図において、eiは入力、
eoは出力を表わす。
第7図(a),(b)の回路は、下式で表わせられる。
G(S)=TS/(TS+1) ……(5) これは、Tε≪1(S=jε)のとき、下式の微分特性
をもつ。
をもつ。
G(S)≒TS ……(6) 但し、第7図(a)ではT=RC、(b)ではT=L/Rと
なる。
なる。
しかしながら、このような疑似微分回路は、あくまでも
ε<1/Tで成立する近似回路であり、この疑似微分回路
を用いて構成した逆関数補償要素は、機械8の特性を
(3)式で示すように補償するには不十分であった。
ε<1/Tで成立する近似回路であり、この疑似微分回路
を用いて構成した逆関数補償要素は、機械8の特性を
(3)式で示すように補償するには不十分であった。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、逆関
数補償要素を用いた電気油圧サーボ制御装置であって、
幅広い周波数帯域において制御対象の特性の補償がなさ
れた電気油圧サーボ制御装置を提供することを目的とす
る。
数補償要素を用いた電気油圧サーボ制御装置であって、
幅広い周波数帯域において制御対象の特性の補償がなさ
れた電気油圧サーボ制御装置を提供することを目的とす
る。
かかる目的を達成するため、本願第1の発明は、制御対
象の特性を補償する逆関数補償要素が制御ループ内に介
挿されてなる電気油圧サーボ制御装置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の速度を検出する速度計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記変位計によって検出された変位、前記速度計によっ
て検出された速度および前記加速度計によって検出され
た加速度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果
を前記制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
ものである。
象の特性を補償する逆関数補償要素が制御ループ内に介
挿されてなる電気油圧サーボ制御装置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の速度を検出する速度計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記変位計によって検出された変位、前記速度計によっ
て検出された速度および前記加速度計によって検出され
た加速度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果
を前記制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
ものである。
また、本願第2の発明は、制御対象の特性を補償する逆
関数補償要素が制御ループ内に介挿されてなる電気油圧
サーボ制御装置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記加速度計によって検出された加速度を積分する積分
手段と、 前記変位計によって検出された変位、前記積分手段によ
る積分結果および前記加速度計によって検出された加速
度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果を前記
制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
ものである。
関数補償要素が制御ループ内に介挿されてなる電気油圧
サーボ制御装置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記加速度計によって検出された加速度を積分する積分
手段と、 前記変位計によって検出された変位、前記積分手段によ
る積分結果および前記加速度計によって検出された加速
度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果を前記
制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
ものである。
これらの発明によれば、周波数特性において問題が生じ
る微分回路を使用しておらず、加速度計等によって直接
検出された物理量またはその積分値に所定のゲインを乗
じ加算したものが逆関数補償要素の関数値として制御ル
ープに出力されるので広い周波数帯域に亙って制御対象
の特性を完全に補償することができる。
る微分回路を使用しておらず、加速度計等によって直接
検出された物理量またはその積分値に所定のゲインを乗
じ加算したものが逆関数補償要素の関数値として制御ル
ープに出力されるので広い周波数帯域に亙って制御対象
の特性を完全に補償することができる。
以下、この発明の実施例を第8図乃至第10図に基づいて
説明する。なお、前述した従来のものと同様の部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
説明する。なお、前述した従来のものと同様の部分には
同一符号を付してその説明を省略する。
第8図はこの発明による制御装置のブロック線図であ
り、前述したものと同様に、第1図の装置におけるラッ
パロール1を位置制御の対象としている。本例では、制
御対象たるラッパロール1の状態量を検出する検出器と
して、変位計9、速度計11、加速度計12を備えている。
速度計11の伝達関数中のTvは速度計時定数、加速度計12
の伝達関数中のTaは加速度計時定数である。これら変位
計9、速度計11、加速度計12の特定数TL,Tv,Taによる時
間遅れは機械8の遅れよりも2〜3桁低く、ここでは無
視できる。
り、前述したものと同様に、第1図の装置におけるラッ
パロール1を位置制御の対象としている。本例では、制
御対象たるラッパロール1の状態量を検出する検出器と
して、変位計9、速度計11、加速度計12を備えている。
速度計11の伝達関数中のTvは速度計時定数、加速度計12
の伝達関数中のTaは加速度計時定数である。これら変位
計9、速度計11、加速度計12の特定数TL,Tv,Taによる時
間遅れは機械8の遅れよりも2〜3桁低く、ここでは無
視できる。
しかして、変位計9、速度計11、加速度計12は、機械9
の変位x′、速度′、加速度′を時々刻々検出す
る。それらの検出値はゲイン回路9′,11′,12′によっ
て各々c倍、b倍、a倍され、加算回路20で足し合わさ
れる。この結果、第8図のxからyを見ると、(4)式
が実現されることになるので、機械8の入力xから逆関
数補償要素の出力yまででは、(3)式の関係が完全に
成立する。
の変位x′、速度′、加速度′を時々刻々検出す
る。それらの検出値はゲイン回路9′,11′,12′によっ
て各々c倍、b倍、a倍され、加算回路20で足し合わさ
れる。この結果、第8図のxからyを見ると、(4)式
が実現されることになるので、機械8の入力xから逆関
数補償要素の出力yまででは、(3)式の関係が完全に
成立する。
したがって、見かけ上、機械8の特性が存在しないかの
ように補償され、出力の遅れが全くなる。
ように補償され、出力の遅れが全くなる。
第9図は、第1図と同様のラッパロール1の位置制御用
として成した本電気油圧サーボ制御装置の構成例を表わ
す。本例では、スウィングアーム3の揺動支点部に回転
型の変位計9が備えられ、またそのスウィングアーム3
の中間部分に加速度計12が備えられている。そして、こ
れら変位計9と加速度計12による変位x′と加速度′
の検出信号は制御装置13内に入力され、ここで前述した
逆関数補償法による制御が行なわれる。なお、本例で
は、状態量の検出器として変位計9と加速度計12のみを
設け、速度計を設けていない。これは、加速度計12によ
って検出された加速度を積分することにより精度を落と
すことなく速度を求めることができるからであり、勿
論、別に速度検出器を設けて速度を直接検出してもよい
ことは言うまでもない。このような制御は、ストリップ
を巻取るダウンコイラ回りの4つのスウィングアーム3
のそれぞれの油圧シリンダ4に対して同様に行なわれ
る。
として成した本電気油圧サーボ制御装置の構成例を表わ
す。本例では、スウィングアーム3の揺動支点部に回転
型の変位計9が備えられ、またそのスウィングアーム3
の中間部分に加速度計12が備えられている。そして、こ
れら変位計9と加速度計12による変位x′と加速度′
の検出信号は制御装置13内に入力され、ここで前述した
逆関数補償法による制御が行なわれる。なお、本例で
は、状態量の検出器として変位計9と加速度計12のみを
設け、速度計を設けていない。これは、加速度計12によ
って検出された加速度を積分することにより精度を落と
すことなく速度を求めることができるからであり、勿
論、別に速度検出器を設けて速度を直接検出してもよい
ことは言うまでもない。このような制御は、ストリップ
を巻取るダウンコイラ回りの4つのスウィングアーム3
のそれぞれの油圧シリンダ4に対して同様に行なわれ
る。
第10図は、油圧圧下式圧延機の制御用として成した本電
気油圧サーボ制御装置の構成例を表わす。この圧延機
は、下バックアップロールR1側に油圧圧下シリンダ14が
備えられ、上バックアップロールR2側に圧下スクリュー
15が備えられていて、圧下シリンダ14用のサーボ弁16の
制御と、圧下スクリュー駆動モータ17の制御によって、
上下のワークロールR3R4による圧延材wの圧延力を調整
するようになっている。そして、この圧延機は、圧下ス
クリユー位置検出器18、ロードセル19、およびシリンダ
14の可動部分に配された油圧圧下シリンダ位置検出器
(変位計)9と加速度計12を有する。これらの検出信号
は制御装置13内に入力され、ここで前述した逆関数補償
法によるサーボ制御が行なわれる。
気油圧サーボ制御装置の構成例を表わす。この圧延機
は、下バックアップロールR1側に油圧圧下シリンダ14が
備えられ、上バックアップロールR2側に圧下スクリュー
15が備えられていて、圧下シリンダ14用のサーボ弁16の
制御と、圧下スクリュー駆動モータ17の制御によって、
上下のワークロールR3R4による圧延材wの圧延力を調整
するようになっている。そして、この圧延機は、圧下ス
クリユー位置検出器18、ロードセル19、およびシリンダ
14の可動部分に配された油圧圧下シリンダ位置検出器
(変位計)9と加速度計12を有する。これらの検出信号
は制御装置13内に入力され、ここで前述した逆関数補償
法によるサーボ制御が行なわれる。
なお、本発明の電気油圧サーボ制御装置は、上述した油
圧ダウンコイラ、油圧圧下式圧延機以外の種々の油圧装
置に対しても適応でき、その適応範囲は広い。また、逆
関数補償要素は電子回路等のハードウェア及びコンピュ
ータを使ったソフトウェアのどちらで構成しても良い。
圧ダウンコイラ、油圧圧下式圧延機以外の種々の油圧装
置に対しても適応でき、その適応範囲は広い。また、逆
関数補償要素は電子回路等のハードウェア及びコンピュ
ータを使ったソフトウェアのどちらで構成しても良い。
以上説明したように本発明に係る電気油圧サーボ制御装
置によれば、微分回路を用いることなく逆関数補償要素
を構成したので、広い周波数帯域に亙って制御対象の特
性を完全に補償することができ、従って制御対象の特性
の影響を全く受けないサーボ制御を実現することができ
る。
置によれば、微分回路を用いることなく逆関数補償要素
を構成したので、広い周波数帯域に亙って制御対象の特
性を完全に補償することができ、従って制御対象の特性
の影響を全く受けないサーボ制御を実現することができ
る。
なお、今までの説明では便宜上、制御対象の位置を制御
する場合を取り上げたが、その他、速度や力を制御する
場合にも本発明は適用できることを指摘しておく。
する場合を取り上げたが、その他、速度や力を制御する
場合にも本発明は適用できることを指摘しておく。
第1図はダウンコイラーにおけるラッパロールの位置制
御機構部の概略構成図、第2図は第1図の機構部をモデ
ル化して表わす図、第3図は位置制御の応答性が悪い場
合の応答波形の例を表わす図、第4図は油圧サーボ制御
系のブロック構成図、第5図は第4図の構成をモデル化
して表わす図、第6図は逆関数補償制御系のブロック構
成図、第7図(a),(b)は従来の逆関数補償制御要
素を構成する近似微分回路の異なる例を表わす回路図、
第8図はこの発明の一実施例における制御系をモデル化
して表わす図、第9図はこの発明の制御装置を備えたダ
ウンコイラの概略構成図、第10図はこの発明の制御装置
を備えた油圧圧下式圧延機の概略構成図である。 1……ラッバロール、4……油圧シリンダ、6……サー
ボ弁、8……機械、9……変位計、10……逆関数補償要
素、11……速度計、12……加速度計。
御機構部の概略構成図、第2図は第1図の機構部をモデ
ル化して表わす図、第3図は位置制御の応答性が悪い場
合の応答波形の例を表わす図、第4図は油圧サーボ制御
系のブロック構成図、第5図は第4図の構成をモデル化
して表わす図、第6図は逆関数補償制御系のブロック構
成図、第7図(a),(b)は従来の逆関数補償制御要
素を構成する近似微分回路の異なる例を表わす回路図、
第8図はこの発明の一実施例における制御系をモデル化
して表わす図、第9図はこの発明の制御装置を備えたダ
ウンコイラの概略構成図、第10図はこの発明の制御装置
を備えた油圧圧下式圧延機の概略構成図である。 1……ラッバロール、4……油圧シリンダ、6……サー
ボ弁、8……機械、9……変位計、10……逆関数補償要
素、11……速度計、12……加速度計。
Claims (2)
- 【請求項1】制御対象の特性を補償する逆関数補償要素
が制御ループ内に介挿されてなる電気油圧サーボ制御装
置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の速度を検出する速度計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記変位計によって検出された変位、前記速度計によっ
て検出された速度および前記加速度計によって検出され
た加速度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果
を前記制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
電気油圧サーボ制御装置。 - 【請求項2】制御対象の特性を補償する逆関数補償要素
が制御ループ内に介挿されてなる電気油圧サーボ制御装
置において、 前記制御対象の変位を検出する変位計と、 前記制御対象の加速度を検出する加速度計と、 前記加速度計によって検出された加速度を積分する積分
手段と、 前記変位計によって検出された変位、前記積分手段によ
る積分結果および前記加速度計によって検出された加速
度に各々所定のゲインを掛けて加算し、その結果を前記
制御ループに出力する手段と により前記逆関数補償要素を構成したことを特徴とする
電気油圧サーボ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59147391A JPH06100201B2 (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電気油圧サ−ボ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59147391A JPH06100201B2 (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電気油圧サ−ボ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6127301A JPS6127301A (ja) | 1986-02-06 |
| JPH06100201B2 true JPH06100201B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=15429201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59147391A Expired - Lifetime JPH06100201B2 (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 電気油圧サ−ボ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100201B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5537641A (en) * | 1978-09-08 | 1980-03-15 | Fujitsu Ltd | Synchronization system for doubled processor |
| JPS5685037A (en) * | 1979-12-14 | 1981-07-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Controller for power shovel |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP59147391A patent/JPH06100201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6127301A (ja) | 1986-02-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |