JPH06100705B2 - 近接撮影可能な自動合焦装置 - Google Patents

近接撮影可能な自動合焦装置

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JPH06100705B2
JPH06100705B2 JP59075416A JP7541684A JPH06100705B2 JP H06100705 B2 JPH06100705 B2 JP H06100705B2 JP 59075416 A JP59075416 A JP 59075416A JP 7541684 A JP7541684 A JP 7541684A JP H06100705 B2 JPH06100705 B2 JP H06100705B2
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distance
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良彰 秦
良弘 田中
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ミノルタ株式会社
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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B3/00—Focusing arrangements of general interest for cameras, projectors or printers
    • G03B3/10—Power-operated focusing

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、被写体距離が通常撮影領域にあるか近接撮
影領域にあるかによつて撮影光学系を通常撮影用と近接
撮影用とに切り換えできるようにしたカメラにおける自
動合焦装置に関する。
従来技術 撮影光学系の光路内に出入しうるように支持されたマク
ロ用光学系を内蔵し、近接撮影を行なうときには上記マ
クロ用光学系を撮影光路内に進出させ、通常撮影を行な
うときにはマクロ用光学系を撮影光学系外に退避させる
ようにしたカメラが従来より提案されている。
この種のカメラにおいて、自動合焦装置を内蔵するもの
として、実開昭56−102521に記載のものが知られている
が、この例では、被写体距離が通常撮影領域にあるか近
接撮影領域にあるかを使用者が確認して、その判断に基
づきマクロ用光学系の撮影光路内への出入の切換えを手
動で操作するばかりでなく、近接撮影時の焦点合せも手
動で行なわなければならず、操作が面倒である。
目的 この発明は、撮影光学系を被写体距離に応じて通常撮影
用と近接撮影用とに自動的に切換えでき、かついずれの
撮影領域に対しても焦点合せを自動的に行なうことので
きる自動合焦装置を提供することを目的とする。
発明の要旨 この発明の自動合焦装置は、光軸方向に移動可能な合焦
用光学系と、該合焦用光学系の光路内に位置する第1の
位置と、該光路外へ退避した第2の位置と移動可能な近
接撮影用光学系と、被写体までの距離を測定し、それに
応じた距離信号を出力する測距手段と、該距離信号に応
じて上記合焦用光学系を光軸方向に駆動する合焦駆動機
構と、該距離信号が近距離を示す信号である場合に、該
近接撮影用光学系を上記合焦駆動機構の動作に連動して
上記第1の位置へ移動させる近接駆動機構とを有し、被
写体がいずれの距離にあつても自動的に焦点合せが行な
われるようにしたことを特徴とするものである。
実施例 この発明の一実施例を、第1図ないし第9図に基づいて
以下に説明する。
第2図において、1は合焦用光学系を構成する撮影レン
ズで、レンズ保持体2に一体的に結合され、その光軸方
向に進退しうるようにされている。
第1図において、3は合焦制御機構の一部を構成するレ
ンズ制御カムで、環状体からなりその外周に被係止爪3a
1,3a2,3a3,3a4,3a5と、近接撮影レンズ(以下マク
ロ用レンズという)4のための出入制御カム3bを有する
とともに、前面に撮影レンズ1の光軸方向に向け傾斜す
るカム部3c1,3c2,3c3を有し、光軸のまわりに回転自
在となるように第3図図示の固定台板5上に支持されて
いる。レンズ制御カム3の外周には扇形ギア6に噛み合
うギア部3dが形成されている。上記扇形ギヤ6は、軸7
により回動自在に支持されるとともに、図示しないばね
により第1図の反時計方向に付勢されている。扇形ギヤ
6の尾端部にはピン6aが設けられ、制御板8の一端部に
形成された枝部8aが上記ピン6aに当接している。この制
御板8には長孔8bが形成され、この長孔8bに係合する固
定ピン9,10により支持されて、第1図,第5図,第6図
における左右方向に摺動しうるようにされている。そし
てシヤツタチヤージ時に、制御板8は第1図に示す左方
位置に係止され、シヤツタレリーズ作動に応じて図示し
ないガバナー機構の制御により所定速度で右方へ移動
し、第5図に示す位置に達するようにされている。
11は後述の合焦位置信号出力手段の一部を構成するブラ
シで、扇形ギア6の前面に固定されており、これにより
ブラシ11は扇形ギア6を介して前記レンズ制御カム3の
回動位置に対応した位置に回動する。このブラシ11の前
面には、第4図に示すような円弧状の導電パターン12a,
12bを有するプリント基板12が、パターンの円弧中心を
扇形ギア6の軸7上に揃うように配置され、ブラシ11の
回動に伴ないその一方の接片11aが出力導電パターン12a
上を摺接し、他方の接片11bが高電位側に接続されたく
し歯形導電パターン12bの歯先部分に断接するようにさ
れている。これにより、出力導電パターン12aからは、
ブラシ11の摺動に応じて接片11aがくし歯形導電パター
ン12bの歯先に接触するごとに、1つのH信号(高位電
圧信号)が出力される。
13は合焦用停止手段で、係止レバー14、自動合焦用マグ
ネツト15などで構成されている。上記係止レバー14は、
その一端部に鉤部14a、他端部に吸着片14bを有し、軸16
により回動自在に支持されるとともに、ばね17により第
1図において時計方向に付勢されている。そして、上記
鉤部14aが先述のレンズ制御カム3の被係止爪3a1,3
a2,3a3,3a4,3a5のいずれかに係合することにより、
レンズ制御カム3の回動を停止させる一方、上記吸着片
14bがマグネツト15に吸着されることにより、鉤部14aの
被係止爪への係合が解かれた状態を保持するようにされ
ている。合焦用停止手段13は、このほか押えレバー18を
有する。この押えレバー18の一端部には腕部18aが形成
され、軸19により回動自在に支持されるとともに、ばね
20により第1図において時計方向に付勢されている。上
記ばね20には先述の係止レバー14のばね17より強い付勢
力が設定されており、押えレバー18の腕部18aにより係
止レバー14をばね17に抗して反時計方向に回動させ、こ
れにより吸着片14bをマグネツト15に吸着させるように
されている。この押えレバー18による吸着片14bの押圧
は、シヤツターレリーズ作動の初期において、押えレバ
ー18が図示しない機構によりばね20に抗して反時計方向
に回動されることによつて解除される。そして押えレバ
ー18の押圧解除のあと、マグネツト15が励磁されている
間、係止レバー14はその吸着片14bがマグネツト15に吸
着された位置に保持され、マグネツト15の励磁が解かれ
ると吸着片14bはマグネツト15から開放されて、係止レ
バー14は時計方向への回動を許容される。
マクロ用レンズ4は、撮影レンズ1の前方において、撮
影レンズ1の光軸と直交する方向(第1図において左右
方向)に移動できるように支持されて、その移動によつ
て撮影レンズ1の光軸上に位置する進出状態と、撮影レ
ンズ1の光路から外れた退避状態のいずれかにセツトで
きるようにされている。
上記マクロ用レンズ4を撮影レンズ1の光路内に出入さ
せる光学系出入機構は、出入第1レバー21、出入第2レ
バー22、復帰機構23などにより構成される。出入第1レ
バー21は、先述の出入制御カム3bに形成された凹部3
b1,3b2に係合する鉤部21aと、係止レバー14の先端部に
当接するピン21bとを先端部に有し、軸24により回動自
在に支持されている。なお、上記出入制御カム3bは、被
係止爪3a1,3a2,3a3,3a4,3a5の前面に重なるように
配置され、その一方の凹部3b1は被係止爪3a1,3a2間の
凹部に対応し、他方の凹部3b2は被係止爪3a3,3a4間の
凹部に対応するように形成されている。
上記出入第2レバー22は、ピン25により出入第1レバー
21の尾端側に枢支されるとともに、ばね26により第1図
において時計方向に付勢されている。そして、このレバ
ー22の先端部後面側には第3図に示すような凹陥段部22
aが形成されており、出入第1レバー21の尾端側に突設
されたピン21cが上記凹陥段部22aの壁面に当接すること
により、出入第2レバー22は出入第1レバー21と一体的
に回動するようにされている。また出入第2レバー22の
先端部前面側には突部22bが形成され、マクロ用レンズ
4の後面に設けられたピン27が上記突部22bと係合する
ことにより、第1図のようにマクロ用レンズ4を撮影レ
ンズ1の光路から退避した右方位置へ規制できるように
されている。上記突部22bは、マクロ用レンズ4を支持
する第2図に示す支持部材28に形成された穴28a(第1
図に一点鎖線で示す)から前面側へ突出させてあり、マ
クロ用レンズ4が第1図のように右方位置に退避した初
期状態においては、突部22bの下端面22b3が上記支持部
材28の穴28aの口縁にばね26の働きにより押し当てられ
る。これによつて、出入第1レバー21のピン25には出入
第2レバー22の突部22bの下端面22b3を中心とする時計
方向の付勢力が働き、出入第1レバー21は反時計方向に
付勢される。また上記のように、出入第1レバー21と出
入第2レバー22によつてダブルレバー構成となつている
ことより、マクロ用レンズ4を第5図の状態から第1図
の状態に復帰させるとき、出入第1レバー21が時計方向
に回動してその鉤部21aが出入制御カム3bの凹部3b1また
は3b2との係合を解いている場合(このとき出入第2レ
バー22の突部22bは、マクロ用レンズ4の出入動作域内
にある)でも、ピン27が出入第2レバー22の突部22bの
下縁傾斜面22b1を押動して出入第2レバー22だけをばね
26に抗して反時計方向に回動させうるから、マクロ用レ
ンズ4は上記突部22bを越えて再び突部22bによつて係止
される第1図の位置まで容易に復帰することはできる。
マクロ用レンズ4のピン27にはばね27aが係止されてお
り、このばね27aによりマクロ用レンズ4は、撮影レン
ズ1の光路内へ進出する方向へ付勢される。復帰機構23
は、小径ギア29、大径ギア30、ギア31、ラツク32、ギア
33、ラツク34からなる。上記小径ギア29は、制御板8の
前面側に形成されたラツク部8cと噛み合う。大径ギア30
は小径ギア29と一体で、ギア31と噛み合う。ラツク32は
前記制御板8と同様に第1図において左右方向に移動し
うるように支持され、その後面側に形成されたラツク部
32aに前記ギア31が噛み合う。上記ラツク32の上端縁に
は別のラツク部32bが形成され、ギア33がこのラツク部3
2bと噛み合う、ラツク34は前記ラツク32と同様に第1図
において左右方向に移動しうるように支持され、その下
端縁に形成されたラツク部34aが前記ギア33と噛み合
う。上記ラツク34の右端には係合段部34bが形成され、
この係合段部34bがマクロ用レンズ4の下端部に形成さ
れた突部4aと係合することにより、ラツク34の右方への
移動に伴ないマクロ用レンズ4が第1図に示す右方位置
へ復帰するようにされている。復帰機構23の如上の構成
により、図示しないシヤツタのチヤージ作動に伴なう制
御板8の第1図における左方への移動に連動してラツク
34が右方へ移動し、マクロ用レンズ4は撮影レンズ1の
光路外へ退避させられる。またこの動作に伴ない、先述
の扇形ギア6およびレンズ制御カム3は第1図に示す初
期位置に復帰させられる。ラツク34のラツク部34aの左
端には欠歯部34cが形成されている。この欠歯部34cを形
成したことにより、ラツク34の組込みのさい、ラツク34
とギア33の噛合位置を厳密に設定しなくて済む。すなわ
ちラツク34が左方へ移動し終つた状態に組み込むとき、
その左方への進出加減を少なめに、換言するとラツク34
が右方へ移動するシヤージ動作時のストロークがオーバ
ーチヤージ気味になるように組み立てておくことによ
り、1回目のチヤージ動作でラツク34が第6図に示すよ
うにマクロ用レンズ4を若干オーバーチヤージする位置
よりさらに右方へ押動すると、ギア33とラツク部34aと
の噛合が解かれギア33がラツク部34aに対し空回りする
ので、ラツク34はギア33に対し最適な噛合位置で停止す
ることになる。したがつて、これ以後の作動において
は、ラツク34がギア33およびラツク32と適切な相対位置
関係を保ち、空回りすることもない。このことはギア33
によるラツク34のチヤージ量が過大であつても、ラツク
34のオーバーチヤージ量が自動的に調整されて必要以上
大きくならないことを意味しており、装置のスペースを
削減するうえで有効である。
第7図は、この自動合焦装置のレンズストツプ制御回路
を示す回路図であり、この回路および第9図に示す信号
波形図を参照して、この自動合焦装置の動作を以下に説
明する。
図示しない電源スイツチがオンされて第7図に示す制御
回路へ給電が行なわれ、図示しないリセツト回路により
各回路部はリセツトされて初期状態に置かれる一方、後
述するNANDゲートG1,G2,G3,G4,G5の初期の出力状態
によつて、マグネツト駆動回路35が駆動し、マグネツト
15が励磁される。これにより、第1図に示す係止レバー
14は、その吸着片14bがマグネツト15に吸着され、ばね1
7に抗して反時計方向に回動した状態に保たれており、
その鉤部14aはレンズ制御カム3の被係止部3a1,3a2,3
a4,3a5のいずれからも脱した状態にある。また上記係
止レバー14の一端部が当接するピン21bを有する出入第
1レバー21も、出入制御カム3bの凹部3b1,3b2から脱し
た回動位置にある。そして、この初期状態において、マ
クロ用レンズ4は、そのピン27が出入第2レバー22の突
部22bに係止されて、第1図に示す右方位置に待機して
いる。
一方、前記給電により発振器36から出力されるクロツク
パルスに基づいてタイマ回路37が作動する。38はレンズ
位置信号出力回路で、チヤタリング除去回路を含む波形
整形回路からなり、先述の導電パターン12a,12bに対す
るブラシ11の接片11a,11bの摺動に応じて、整形された
矩形波が出力される。この回路38の出力すなわちレンズ
位置信号fがANDゲートG6の一方の入力端子に入力され
るとともに、このゲートG6の他方の入力端子へは前記タ
イマ回路37からの入力禁止信号gが入力され、給電が開
始されてから第7図の各回路部が安定するまでの間(例
えば20ms間)、タイマ回路37の出力gはL信号に維持さ
れ、その間、各回路部へレンズ位置信号fが入力される
のを禁止する。39は発光部で、給電開始から一定時間経
過後に前記タイマ回路37より出力される発光信号jを受
けて、パルス発光を行なう。上記発光部39の発光素子39
aからの光は被写体に反射して、その反射光は測距部40
の受光素子40a,40bにより受光される。
上記受光素子40a,40bの受光量の比は被写体距離によつ
てそれぞれ異なり、これら受光素子40a,40bの出力比
は、第8図にF,M,N,MC,NCで示す各距離ゾーンに対応し
た値となる。受光素子40a,40bの出力を受けた測距部40
では、その出力比によつて決まる距離ゾーン信号(∞,
c1,c2,c3,c4)を出力し、これが次段のゾーンメモリ
回路41へ入力される。このゾーンメモリ回路41は、発光
部39がパルス発光の終了のタイミングで、タイマ回路37
より出力される測距完了信号kをANDゲートG7を通して
受け、前記信号kの立上りで、前記測距部40より出力さ
れる距離ゾーン信号を受け入れてこれを記憶するととも
に、その距離ゾーン信号に対応する並列信号(a,b,c,d,
e)を出力する。そして、この並列信号は次段のデコー
ダ42に入力される。上記デコーダ42は、ゾーンメモリ回
路41からの並列信号を受け、これを表1のようにデコー
ドして出力する。すなわち、 ゾーンメモリ回路41の出力に対して、p0〜p7のいずれか
1つだけがH信号(高位電圧信号)となるような並列信
号(p0,p1,p3,p5,p7)を出力する。メモリ出力が入
るまでの間、デコーダ出力は通常の場合、p3のみがH信
号(高位電圧信号)の状態に保たれる。なお表1におい
てレンズ位置パルス数は、被写体の各距離ゾーンに対し
て撮影レンズ1が初期位置から合焦位置まで走行するの
に伴なつて、前記レンズ位置信号出力回路38より出力さ
れるレンズ位置信号fのパルス数を示すものである。
上記レンズ位置信号fは、先述のANDゲートG6を通して
レンズ位置カウンタ43に入力され、このカウンタ43はそ
のカウント値に対応する表2のような並列信号(q0,
q1,q3,q5,q7)を出力する。そして、レンズ位置信号
fが入力されない間は、q0のみがH、q1〜q7はLの状態
に保たれる。したがつて、電源投入後、測距完了前の
間、 デコーダ42の次段の各NANDゲートG1〜G5では、これらへ
の2入力がともにH信号となることはなく、各ゲートG1
〜G5の出力はこのときすべてH信号となり、これら出力
の論理積をとる次段のANDゲートG8の出力はH信号とな
る。これにより、ゲートG8の出力を受けるマグネツト駆
動回路35は、測距完了前の初期状態において駆動しマグ
ネツト15は励磁状態におかれ、この間、係止レバー14は
その吸着片14bがマグネツト15に吸着された状態に保た
れる。
電源投入後、タイマ回路37より測距完了信号kが出され
ると、測距部40より出力される距離ゾーン信号をゾーン
メモリ回路41が受け入れこれを記憶する。このときの距
離ゾーン信号が例えばMCに相当するものであるとする
と、表1から明らかなようにゾーンメモリ回路41のメモ
リ出力(a,b,c,d,e)は(H,L,L,L,H)となり、デコーダ
42の出力(p0,p1,p3,p5,p7)は(L,H,L,L,L)とな
る。したがつて、このときのゲートG1〜G5のうち、デコ
ーダ42と結線される入力端子にH信号が入力されるのは
ゲートG2のみとなる。また先述のレンズ位置カウンタ43
の出力(q0,q1,q3,q5,q7)は、表2から明らかなよ
うにレンズ走行前すなわちレンズ位置信号fのパルス数
が0の間は(H,L,L,L,L)であるので、このときゲートG
1〜G5のうち、レンズ位置カウンタ43と結線される入力
端子にH信号が入力されるのはゲートG1のみとなる。し
たがつてゲートG1〜G5の出力はこのときいずれもH信号
となり、マグネツト15は励磁状態を保つ。
以上の初期状態のもとで、シヤツタレリーズ操作が行な
われると、図示しない機構により押えレバー18がばね20
に抗して反時計方向に回動し、押えレバー18による吸着
片14bの押圧が解かれる。マグネツト15は上記したよう
に初期状態において励磁されているので、前記押えレバ
ー18の押圧解除後しばらくの間、係止レバー14は吸着片
14bがマグネツト15に吸着された第1図の状態に保たれ
る。このとき係止レバー14の一端部にピン21bが当接し
ている出入第1レバー21は、ばね26に抗して第1図に示
す位置に保持される。
一方、シヤツタレリーズ操作に伴なう図示しないガバナ
ー機構の制御により、制御板8が第1図の位置から右方
向へ移動する。これに伴ない扇形ギア6が図示しないば
ねの付勢により反時計方向に回動し、撮影レンズ1はレ
ンズ制御カム3のカム部3c1,3c2,3c3に案内されて前
方へ繰り出される。そして扇形ギア6の回動により、扇
形ギア6上のブラシ11がプリント基板12の導電パターン
12a,12b上を摺動して、レンズ位置信号出力回路38から
レンズ位置信号fとして矩形パルスが順次出力される。
レンズ位置カウンタ43がレンズ位置信号fの矩形パルス
を1つ計数すると、カウンタ出力(q0,q1,q3,q5,
q7)は表2に示されるように(L,H,L,L,L)となる。こ
のとき、ゲートG2の2入力がH信号となるので、ANDゲ
ートG8の出力はH信号からL信号に反転し、マグネツト
駆動回路35は駆動を停止しマグネツト15の励磁が解かれ
る。そのため、マグネツト15による吸着片14bの吸着が
解かれ、係止レバー14は時計方向への回動が許容され
る。このときレンズ制御カム3は、その被係止爪3a2が
係止レバー14の鉤部14aに対応し、出入制御カム3bの凹
部3b1が出入第1レバー21の鉤部21aに対応する回動位置
にきており、鉤部14aは被係止爪3a2を係止してレンズ制
御カム3の回動を阻止するとともに、係止レバー14の一
端部による出入第1レバー21の回動規制が解かれてその
鉤部21aが凹部3b1に係合する。
出入第1レバー21の上記反時計方向への回動に出入第2
レバー22も従動して、このレバー22の突部22bによるマ
クロ用レンズ4の係止が解かれ、マクロ用レンズ4はば
ね27aの付勢力により第5図に示すように撮影レンズ1
の光路内の位置へ移動する。なお、シヤツタレリーズ操
作に伴なう制御板8の右方向への移動は、そのラツク部
8c、小径ギア29、大径ギア30、ギア31、ラツク部32aを
介してラツク32に拡大して伝達されこれが右方向へ移動
し、ラツク32の右方向への移動は、そのラツク部32b、
ギア33、ラツク部34aを介してラツク34に伝達されこれ
が第5図に示す左方向位置へ移動するので、前記マクロ
用レンズ4の左方への移動が許容されるとともに、ラツ
ク34の係合段部34bにマクロ用レンズ4の突部4aが係止
されて、マクロ用レンズ4は撮影レンズ1の光路内の適
正位置に停止する。
上記のように繰り出される撮影レンズ1とマクロ用レン
ズ4の組合せにより、このときの被写体の距離ゾーンMC
に対して撮影光学系は合焦状態となる。
なお、レンズ位置信号fの矩形パルス数と、そのパルス
数に達したとき係止レバー14の鉤部14aが係止する被係
止爪3a1〜3a5、出入第1レバー21の鉤部21aが係合する
出入制御カム3bの凹部3b1,3b2、このときの撮影光学系
のセツト状態において合焦となる被写体の距離ゾーンの
関係を表3に示す。
表3より明らかなように、係止レバー14の鉤部14aが係
止する被係止爪3a1〜3a5に対して、対応する出入制御カ
ム3bの凹部がないところ、すなわち係止レバー14が被係
止爪3a1,3a3,3a5に係止する撮影レンズ1の繰出し位
置では、マクロ用レンズ4の光路内への進入はなく、
∞;F,M,Nなど通常の被写体距離ゾーンに対する合焦が行
なわれる。なお、表3の合焦距離ゾーンの数字は一例を
示しただけであり、必要に応じて変更してもよい。
シヤツタレリーズ動作が終了すると、それまで図示しな
い機構により反時計方向に回動させられていた押えレバ
ー18の規制が解かれ、押えレバー18はばね20の付勢力に
より時計方向に回動して、その腕部18aが係止レバー14
の吸着片14bを押し、係止レバー14はばね17に抗して反
時計方向に回動する。これにより係止レバー14の鉤部14
aが、被係止爪3a2に対する係止を解くとともに、出入第
1レバー21の鉤部21aが出入制御カム3bの凹部3b1との係
合を解く。
これと並行して、制御板8は図示しないガバナー機構の
制御により、第5図に示す位置から第1図に示す左方位
置へ移動する。この移動により、制御板8の枝部8aが扇
形ギア6のピン6aを押し、扇形ギア6は図示しないばね
に抗して時計方向に回動する。この回動に伴ない、レン
ズ制御カム3は反時計方向に回動し、撮影レンズ1は元
の繰出し位置に戻る。
一方、制御板8の上記左方位置への移動は、小径ギア2
9、大径ギア30、ギア31、ラツク32、ギア33を介してラ
ツク34に伝えられ、ラツク34は第5図に示す位置から第
1図に示す右方位置へ移動する。このラツク34の移動に
より、マクロ用レンズ4はばね28に抗して撮影レンズ1
の光路内から第1図に示す待機位置へ戻される。この移
動の途中で、マクロ用レンズ4のピン27は出入第2レバ
ー22の突部22bの下端側に当るが、出入第2レバー22を
時計方向に付勢するばね26に抗して、上記ピン27が突部
22bの下縁傾斜面22b1を押動し、出入第1レバー21とは
独立に出入第2レバー22のみを反時計方向に回動させる
ことにより、ピン27は突部22bを越えて突部22bの側縁部
22b2に係止され、これにより第1図に示す待機位置にマ
クロ用レンズ4が停止する。
なお、第7図に示すレンズストツプ制御回路において、
電源投入によりH信号出力状態におかれるレンズ誤動作
ラツチ回路44の出力lと、タイマ回路37の測距完了信号
kとを各入力端子に受けるANDゲートG7では、その出力
mがメモリ・クロツクとしてゾーンメモリ回路41および
デコーダ42に入力され、これがH信号に反転することに
より測距部40からの距離ゾーン信号をゾーンメモリ回路
41が受け入れるようにされているが、出力mは測距完了
信号a(H信号)が入力されるまでの間L信号状態に保
たれ、この信号はインバータG9で反転され次段のANDゲ
ートG10の一方の入力端子への入力はH信号状態に保た
れる。
したがつて、測距完了信号kが出されたあと撮影レンズ
1の繰出しが行なわれる上記のような正常動作の場合に
は、測距完了信号kが出されるまでの間、前記ゲートG
10の他方の入力端子へH信号が入力されることはなく、
この間ゲートG10の出力はL信号に保たれ、レンズ誤動
作ラツチ回路44の出力はL信号に反転しない。そのた
め、測距完了信号kが出されると、ゾーンメモリ回路41
およびデコーダ42の入力禁止状態が確実に解かれる。
これに対して、レンズ位置入力の禁止が解かれた(タイ
マ回路37から出力gが出されることに相当)あと、測距
完了信号kが出るまでの間に、撮影レンズ1が走行して
レンズ位置信号出力回路38よりレンズ位置信号fが出力
されるといつた移動動作が生じた場合には、ANDゲートG
10の出力はH信号となり、レンズ誤動作ラツチ回路44の
出力lはL信号に反転するので、このあと測距完了信号
kが出されてもANDゲートG7の出力mはH信号にはなら
ない。そのため測距が行なわれても、ゾーンメモリ回路
41およびデコーダ42の入力禁止状態は解かれず、測距結
果は無視される。このときデコーダ42はリセツトされた
初期状態を維持するから、このときのデコーダ出力は表
1に示すようにP3のみがH信号となる距離ゾーンMを測
距した場合と同じになつている。一方、レンズ位置カウ
ンタ43は、撮影レンズ1の走行に伴ないレンズ位置信号
fのパルスをカウントしつづけ、表2に示すようにq3の
みがH信号となるカウンタ出力となるパルス数3をレン
ズ位置カウンタ43がカウントすると、ゲートG3の出力が
L信号に反転し、ゲートG8の出力がL信号に反転し、マ
グネツト15の励磁が解かれる。これにより、異常動作時
には、レンズ位置信号fのパルス数3に相当する撮影レ
ンズ1の繰出し位置で、係止レバー14の鉤部14aがレン
ズ制御カム3の被係止爪3a3に係止し、撮影レンズ1は
距離ゾーンMに対する合焦位置で停止することになる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では、係止レバー14によるレン
ズ制御カム3の係止位置によつて出入第1レバー21の位
置が決められ、それによつてマクロ用レンズ4の位置が
設定されていた。しかしながらこのような構成では、通
常撮影時と近接撮影時とで撮影レンズ1と同一の位置に
設定することはできない。そこで、距離信号に応じてマ
クロ用レンズ4の出入を定める別の制御機構を設けれ
ば、撮影レンズ1の係止位置とは全く独立して、マクロ
用レンズ4の出入を制御することができる。従つて、近
接撮影のために通常撮影領域の係止位置数を減少せしめ
ずともよくなる。このような構成からなる実施例の一部
回路を第10図に示す。
この実施例では、先の実施例における出入第1レバー21
が係止レバー14と連係せず独立して動作するようにし、
この出入第1レバー21を別のマグネツト46により制御し
ている。第10図において、デコーダ42は測距結果に応じ
て端子z1〜z7の出力のいずれかを択一的にH信号とす
る。ここで、端子z1の出力がH信号になるときには被写
体が最も遠方にあり、z2,z3,…になるにつれて被写体
はより近距離に検出される。端子z6,z7の出力がH信号
になる場合には、マクロ用レンズの使用が必要となる。
レンズ位置カウンタ43は、前述の実施例と同様に、表2
の如く端子q0〜q7の出力のいずれかが択一的にH信号と
なる並列信号を出力する。46は前述の出入第1レバー21
をマクロ用レンズ4の係止位置に保持するマグネツト、
45はその制御回路である。
いま、端子z2の出力のみがH信号であるときには、ORゲ
ートG11の出力がH信号となる。そして撮影レンズが移
動せしめられて、レンズ位置カウンタ43の端子q1の出力
のみがH信号となるとNANDゲートG2の出力がL信号に反
転し、ANDゲートG8の出力もL信号に反転する。この信
号によつてマグネツト駆動回路35はマグネツト15を消磁
し、撮影レンズの繰出が係止される。
この場合には、端子z6,z7の出力は共にL信号であるか
ら、ORゲートG13の出力もL信号であり、マグネツト駆
動回路45はマグネツト46を消磁している。ここで、マグ
ネツト46は、磁心に永久磁石が用いられており、消磁状
態ではこの永久磁石の磁力によつて出入第1レバー21を
マクロ用レンズ係止位置に保持しており、励磁されると
この永久磁石の磁力を打消してマクロ用レンズの係止を
解除し、マクロ用レンズ4を撮影レンズ1の光路内に移
動させる。
ところで、デコーダ43の端子z6の出力のみがH信号のと
きには、ORゲートG11の出力がH信号になり、レンズが
移動させられてレンズ位置カウンタ43の端子q1の出力の
みがH信号となつたときに、前述と同様にレンズの移動
が阻止される。とともに、端子z6の出力がH信号になる
と、ORゲートG13の出力がH信号になつて、マグネツト4
6が励磁され、マクロ用レンズ4の係止が解除される。
このときには、撮影レンズ1は、端子z2の出力のみがH
信号の状態のときと同じ位置に係止される。
効果 この発明の自動合焦装置は、光軸方向に移動可能な合焦
用光学系と、該合焦用光学系の光路内に位置する第1の
位置と、該光路外へ退避した第2の位置とに移動可能な
近接撮影用光学系と、被写体までの距離を測定し、それ
に応じた距離信号を出力する測距手段と、該距離信号に
応じて上記合焦用光学系を光軸方向に駆動する合焦駆動
機構と、該距離信号が近距離を示す信号である場合に、
該近接撮影用光学系を上記合焦駆動機構の動作に連動し
て上記第1の位置へ移動させる近接駆動機構とを備えた
から、撮影光学系を被写体距離に応じて通常撮影用と近
接撮影用とに自動的に切換えでき、かついずれの撮影領
域に対しても焦点合せを自動的に行なうことができ、操
作が容易で正確な焦点合せを行なうことができるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略正面図、第2図
はその側面断面図、第3図はその平面断面図、第4図は
プリント基板の平面図、第5図はマクロ用レンズ進出状
態を示す正面図、第6図はオーバーチヤージ状態を示す
正面図、第7図はレンズストツプ制御回路、第8図は測
距光学系と被写体距離ゾーンの関係を示す説明図、第9
図はレンズストツプ制御回路のタイミングチヤート、第
10図は他の実施例の制御回路である。 1…撮影レンズ(合焦用光学系)、4…近接撮影用レン
ズ(近接撮影用光学系)、 39…発光部(測距手段)、40…測距部(測距手段)、 41…ゾーンメモリ回路(測距手段)、42…デコーダ(測
距手段)、 3…レンズ制御カム(制御手段)、 11…ブラシ(制御手段)、12…プリント基板(制御手
段)、 13…合焦用停止手段(制御手段)、 21…出入第1レバー(制御手段)、 22…出入第2レバー(制御手段)、 23…復帰機構(制御手段)、 38…レンズ位置信号出力回路(制御手段)、 43…レンズ位置カウンタ(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光軸方向に移動可能な合焦用光学系と、 該合焦用光学系の光路内に位置する第1の位置と、該光
    路外へ退避した第2の位置とに移動可能な近接撮影用光
    学系と、 被写体までの距離を測定し、それに応じた距離信号を出
    力する測距手段と、 上記距離信号が所定距離よりも近い距離を示す場合に、
    上記近接撮影用光学系を上記第1の位置へ移動させる近
    接駆動機構と、 上記距離信号が上記所定距離よりも近い距離を示す場合
    と上記距離信号が上記所定距離よりも遠い距離を示す場
    合とにおいて、上記合焦用光学系の停止位置範囲の少な
    くとも一部が互いにオーバーラップするように上記距離
    信号と上記合焦用光学系の複数の停止位置との関係を予
    め有してなり、上記合焦用光学系の停止すべき位置を示
    す位置信号を出力する信号手段と、 該位置信号に応じて上記合焦用光学系を光軸方向に駆動
    する合焦駆動機構と、 を有することを特徴とする近接撮影可能な自動合焦装
    置。
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