JPH0610078U - 建設機械のベースフレーム構造 - Google Patents

建設機械のベースフレーム構造

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JPH0610078U
JPH0610078U JP5028492U JP5028492U JPH0610078U JP H0610078 U JPH0610078 U JP H0610078U JP 5028492 U JP5028492 U JP 5028492U JP 5028492 U JP5028492 U JP 5028492U JP H0610078 U JPH0610078 U JP H0610078U
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JP
Japan
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pair
main frame
base frame
frame structure
construction machine
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JP5028492U
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English (en)
Inventor
修一 波左間
知博 綱田
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインフレームを柔軟構造として、車体の耐
久性と乗り心地の向上を図る。 【構成】 左右一対のトラックフレーム11,11間に
橋架されて旋回ベアリング用台座12をほぼ中央に支持
するメインフレーム13の垂直断面形状を、荷重方向と
は反対方向に凸でかつ連続した湾曲形状とすることによ
り、メインフレーム13に過度の剛性をもたせず柔軟構
造とし、車体落下時の衝撃を緩和して耐久性と乗り心地
の向上を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トラックフレーム上に旋回ベアリング用台座を支持するメインフ レームを、円筒面又は球面或いは放物面等の連続した湾曲形状をもって形成した 建設機械のベースフレーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧ショベル等の建設機械は、基本機能として走行機能と旋回機能が不可欠で あり、下部走行体と上部旋回体が、ベースフレーム構造を介して結合されている 。ベースフレーム構造は、図3,4にそれぞれ平面図と正面図を示したように大 略3ブロックからなり、下部走行体に支持される左右一対のトラックフレーム1 と、上部旋回体を支承する旋回ベアリングを固定する旋回ベアリング用台座2と 、左右一対のトラックフレーム1,1間に橋架され、旋回ベアリング用台座2を 中央に支持するメインフレーム3とから構成される。左右のトラックフレーム1 はともに断面逆U字状をなし、無限軌道装置(図示せず)にしっかりと組み付け られる。旋回ベアリング用台座2は、上部旋回体を旋回自在に支承する旋回ベア リング(図示せず)のための取り付けフランジ4と、この取り付けフランジ4一 体化された円筒5からなる。
【0003】 メインフレーム3は、前後左右の計4脚で左右のトラックフレーム1,1間に 跨がっており、脚端がトラックフレーム1に固着され、中央部上面に旋回ベアリ ング用台座2が固着される。本例に示したメインフレーム3は、中央の平坦な基 部6aと四方に延びる脚部6bとを含む台形状に一体化された上下一対のフラン ジ6,6’と、これら上下一対のフランジ6,6’間に放射状に挟持された8枚 のウェブ7とからなる。各脚部6bは、それぞれ2枚のウェブ7によって箱型の 立体形状とされ、捩り剛性など所要の剛性を得ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 上記従来の建設機械のベースフレーム構造8は、車体の最低地上高を確保する 目的もあって、メインフレーム3を構成する一対のフランジ6,6’を台形の肩 の部分で屈曲させてあり、このため基部6aと脚部6bが交わる屈曲部分に局部 的に高い応力集中が発生しやすい。こうした応力集中は、繰り返し荷重を受けた ときに破損を招く要因となるため、部材強度確保の観点から従来のベースフレー ム構造8は上下のフランジ6,6’の板厚を厚くするなどメインフレーム3全体 の剛性を高めるよう設計してある。しかし、このようにメインフレーム3全体の 剛性を高めると、ベースフレーム構造8を含めた車体重量が増すとともに、作業 中の車体落下時に下部走行体からベースフレーム構造8を介して上部旋回体に及 ぶ衝撃力が増し、その結果上部旋回体の構造物へ悪影響を与えるだけではなく、 上部旋回体に搭乗して作業する作業者にも過度の衝撃が伝わり、車体の耐久性の 劣化と乗り心地の低下を招くといった課題があった。また、車体の最低地上高を 大きくすべくメインフレーム3の基部6aと脚部6bとの屈曲度を増せば、上記 の問題はより顕著となるために、従来のベースフレーム構造8では最低地上高の 確保にも限界があるといった課題を抱えていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記課題を解決したものであり、下部走行体と上部旋回体を有す る建設機械の該下部走行体に支持される左右一対のトラックフレームと、前記上 部旋回体を支承する旋回ベアリングを支持する旋回ベアリング用台座と、前記左 右一対のトラックフレーム間に橋架され、前記旋回ベアリング用台座をほぼ中央 に支持するメインフレームからなる建設機械のベースフレーム構造において、前 記メインフレームの垂直断面形状を、荷重方向とは反対方向に凸でかつ連続した 湾曲形状としたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
左右一対のトラックフレーム間に橋架されて旋回ベアリング用台座をほぼ中央 に支持するメインフレームの垂直断面形状を、荷重方向とは反対方向に凸でかつ 連続した湾曲形状とすることにより、メインフレームに過度の剛性をもたせず柔 軟な構造とし、車体落下時の衝撃を緩和して耐久性と乗り心地の向上を図ること ができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例について、図1,2を参照して説明する。図1,2は 、それぞれこの考案の建設機械のベースフレーム構造の一実施例を示す平面図及 び正面図である。
【0008】 図1,2に示した建設機械のベースフレーム構造20は、下部走行体の無限軌 道装置(図示せず)に支持される左右一対のトラックフレーム11と、上部旋回 体を支承する旋回ベアリング(図示せず)を固定する旋回ベアリング用台座12 と、トラックフレーム11,11間に橋架され、旋回ベアリング用台座12を中 央に支持する4脚のメインフレーム13からなる。左右のトラックフレーム11 と旋回ベアリング用台座12は、従来とほぼ同様の形状である。すなわち、トラ ックフレーム11は、左右ともに断面逆U字状をなし、無限軌道装置(図示せず )にしっかりと組み付けられる。また、旋回ベアリング用台座12は、上部旋回 体を旋回自在に支承する旋回ベアリング(図示せず)のための取り付けフランジ 14と、この取り付けフランジ14が上面開口に鍔状に一体化された円筒15か らなる。
【0009】 メインフレーム13は、円孔が中央を貫通する基部16aから脚部16bが四 方に延びる上下一対のフランジ16,16’と、これら上下一対のフランジ16 ,16’間に放射状に挟持される計8枚のウェブ17からなる。上下のフランジ 16,16’の各脚部16bは、2枚のウェブ17を互いに所定間隔離間させて 挟持しており、脚端がトラックフレーム11に溶接される。ただし、上フランジ 16の脚端はトラックフレーム11の上面に溶接され、下フランジ16’の脚端 はトラックフレーム11の側面に溶接される。また、フランジ16,16’の基 部16aの中央に穿設した円孔には旋回ベアリング用台座12の円筒15が嵌合 し、溶接により嵌合状態を固定される。
【0010】 上下一対のフランジ16,16’は、荷重方向とは反対方向に凸でかつ連続し た湾曲形状としてある。また、これら上下一対のフランジ16,16’間に挟持 されるウェブ17も相応した湾曲形状を有する。すなわち、ベースフレーム構造 20を正面から見た図2に明らかなように、上下のフランジ16,16’はここ では円筒面の一部より形成してあり、各ウェブ17の上下端面は円形の輪郭を有 する。このため、平面形状で見れば従来のフランジ6,6’と似通っているが、 正面から見たときに接線が連続的に変化する滑らかな円筒面を形成しており、従 来のフランジ6,6’のごとく台形の肩の部分に相当するような屈曲点は存在し ない。従って、フランジ16,16’は、局部的に応力が集中する応力集中とは 無縁であり、しかも旋回ベアリング用台座12の円筒15の側面から放射状に延 びる8枚のウェブ17が連続梁を形成しているため、フランジ16,16’の板 厚を格別厚くしなくとも、メインフレーム13自体の剛性は十分に確保される。 このように、上記のベースフレーム構造20によれば、メインフレーム13に は局部的な応力集中が発生する箇所がなく、従って剛性確保のための無駄な肉厚 等を排除して構造の軽量化を図ることができ、また従来のベースフレーム構造8 と異なり、柔軟構造とすることができるため、落下時の衝撃力が緩和され、それ だけ車体の耐久性と乗り心地の向上を図ることができ、さらに連続した湾曲形状 としてあるために最低地上高を大きくすることで走行性を向上させることかでき る。
【0011】 なお、上記実施例では、円筒面でメインフレーム13の湾曲形状を形成したが 、円筒面以外にも、例えば球面或いは放物面でメインフレーム13の湾曲形状を 形成することもできる。この場合、メインフレーム13は、円筒面又は球面或い は放物面を形成する上下一対のフランジ16,16’と、これら上下一対のフラ ンジ16,16’間に放射状に挟持され、両フランジ16,16’を一定間隔に 離間対向させる複数のウェブ17から構成される。
【0012】
【考案の効果】 以上説明したように、この考案は、左右一対のトラックフレーム間に橋架され て旋回ベアリング用台座をほぼ中央に支持するメインフレームを、荷重方向とは 反対方向に凸でかつ連続した湾曲形状としたから、メインフレームには応力集中 が発生する箇所がなく、これにより剛性確保のための無駄な肉厚等を排除して構 造の軽量化を図ることができ、またメインフレームに過度の剛性をもたせずに柔 軟構造とすることができるので、作業中に車体が落下したときに、下部走行体か らベースフレーム構造を介して上部旋回体に及ぶ衝撃を抑えることができ、これ により上部旋回体の構造物に悪影響を与えたり、上部旋回体の搭乗者に過度の衝 撃が伝わって乗り心地を悪くするといった不都合を排し、また車体の最低地上高 を十分に確保して走行性を高めることができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の建設機械のベースフレーム構造の一
実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示した建設機械のベースフレーム構造の
正面図である。
【図3】従来の建設機械のベースフレーム構造の一例を
示す平面図である。
【図4】図3に示した建設機械のベースフレーム構造の
正面図である。
【符号の説明】
20 建設機械のベースフレーム構造 11 トラックフレーム 12 旋回ベアリング用台座 13 メインフレーム 14 取り付けフランジ 15 円筒 16 上フランジ 16’下フランジ 17 ウェブ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と上部旋回体を有する建設機
    械の該下部走行体に支持される左右一対のトラックフレ
    ームと、前記上部旋回体を支承する旋回ベアリングを支
    持する旋回ベアリング用台座と、前記左右一対のトラッ
    クフレーム間に橋架され、前記旋回ベアリング用台座を
    ほぼ中央に支持するメインフレームからなる建設機械の
    ベースフレーム構造において、前記メインフレームの垂
    直断面形状を、荷重方向とは反対方向に凸でかつ連続し
    た湾曲形状としたことを特徴とする建設機械のベースフ
    レーム構造。
  2. 【請求項2】 前記メインフレームは、それぞれ円筒面
    を形成する上下一対のフランジと、これら上下一対のフ
    ランジ間に放射状に挟持され、両フランジを一定間隔に
    離間対向させる複数のウェブからなることを特徴とする
    請求項1記載の建設機械のベースフレーム構造。
  3. 【請求項3】 前記メインフレームは、それぞれ球面を
    形成する上下一対のフランジと、これら上下一対のフラ
    ンジ間に放射状に挟持され、両フランジを一定間隔に離
    間対向させる複数のウェブからなることを特徴とする請
    求項1記載の建設機械のベースフレーム構造。
  4. 【請求項4】 前記メインフレームは、それぞれ放物面
    を形成する上下一対のフランジと、これら上下一対のフ
    ランジ間に放射状に挟持され、両フランジを一定間隔に
    離間対向させる複数のウェブからなることを特徴とする
    請求項1記載の建設機械のベースフレーム構造。
JP5028492U 1992-07-17 1992-07-17 建設機械のベースフレーム構造 Withdrawn JPH0610078U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327567A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Dong-Il Rubber Belt Co Ltd 衝撃吸収機能を有するアンダーキャリッジ
JP2011231977A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Topre Corp 車載用冷凍装置のフレーム構造
CN103057458A (zh) * 2011-10-21 2013-04-24 东普雷股份有限公司 车载用制冷装置的框架结构
CN108327794A (zh) * 2018-03-14 2018-07-27 星光农机股份有限公司 一种拖拉机机架及行走轮系统

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