JPH06100797A - 放射線硬化性硬質被覆組成物 - Google Patents
放射線硬化性硬質被覆組成物Info
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- JPH06100797A JPH06100797A JP5151694A JP15169493A JPH06100797A JP H06100797 A JPH06100797 A JP H06100797A JP 5151694 A JP5151694 A JP 5151694A JP 15169493 A JP15169493 A JP 15169493A JP H06100797 A JPH06100797 A JP H06100797A
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Abstract
ても影響を受けず、且つ、改良された耐候性を持つ紫外
線硬化性の硬質被覆組成物を提供する。 【構成】 硬質被覆組成物を、コロイダルシリカ(A) 、
加水分解されたシリカアクリレート(B) 、アクリルモノ
マー(C) 、及び、光重合開始剤(D) で構成する。該組成
物は、放射線(紫外線或いは電子線)で硬化する。又、
該組成物に、ヒンダードアミン光安定剤(E) 、フルオロ
アクリレート(F) 及びアルキルアクリレート(G) 等の添
加剤を更に含めれば、硬化速度、透明度、及び、硬度を
改良できる。上記光開始剤(D) は、2,4,6−トリメ
チルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドであり、
紫外線の焦点外でも当該組成物の硬化を効果的に引き起
こす。
Description
た放射線(電子線又は紫外線)硬化性硬質被覆組成物に
関する。更に詳しくは、当該組成物は、焦点外の紫外線
光によっても比較的迅速に硬化し、又、膜厚が変動して
も硬化可能である。
いる。例えば、本発明の被譲渡人たるゼネラル・エレク
トリック(General Electric)社に譲
渡された、オルソン(Olson)等の米国特許第4,
455,205号と第4,491,508号及びムーア
(Moore)等の米国特許第4,198,465号が
参照される。この技術に於ける最近の進歩は、低分子量
光重合開始剤、改良された溶剤とその溶剤の留去工程の
無い方法の使用を含む。
性組成物は用いられた紫外線の強度と時間の変動及び被
覆組成物の厚さの変動に敏感であることが分かってい
る。従って、今日の進歩の有利性を示すと共に紫外線強
度と膜厚の変動に感度の低い紫外線硬化性被覆組成物へ
の要求が存在する。また、生産性を改良するために、も
っと速い硬化速度が望まれる。
に低減された感度を持ち、相応の改良された耐候性を持
つ紫外線硬化性硬質被覆組成物を提供する。
に実質的に溶剤留去工程の無い方法によって製造され
る。溶剤留去工程が実施されない場合には、その方法は
改良されたエネルギーと時間効率を持ち、溶剤留去工程
を含む方法よりも安全であって、ある一定量の初期成分
から製造された最終製品の量を基準にして反応機容量の
有効利用をもたらす。ある具体例に於いては、その方法
は、イソプロピルアルコールの代わり或いはイソプロピ
ルアルコールと混合して水混和性のアルコールとして少
量のメトキシプロパノールを利用する。本発明は、BA
SF(BASF Corp.,Charlotte,
North Carolina)社よりルシリン(LU
CIRIN)TPO(登録商標)光重合開始剤の商品名
で市販されている2,4,6−トリメチルベンゾイルジ
フェニルホスフィンオキシドの有効量を使用する。好ま
しい具体例では、チニュビン(Tinuvin)123
のようなヒンダードアミン誘導体光安定剤、FX189
のような弗素化アクリレート及びポリ(メチルメタクリ
レート/n−ブチルメタクリレート)のようなアルキル
メタクリレートが硬化して得られる被膜特性を改良する
添加剤として特定比率で用いられる。
は反応物の固化を防止するのに有効な量で添加される。
他の成分の添加中の如何なる時点でもそのアルコールの
添加が可能である。好ましくはないが、固化反応を逆の
順で実施するように、後の時点でさえもアルコールを添
加できる。本発明の具体例によれば、紫外線硬化性オル
ガノポリシロキサン硬質被覆組成物は重量比で以下の成
分より成る: (A)コロイダルシリカ約1乃至約60重量部、 のシリルアクリレートの加水分解と縮合反応から由来す
る物質約0.1乃至約50重量部、 (C)式 (Rは炭素原子数1乃至13の一価の有機基で、R1 は
炭素原子数1乃至8のアルキル基で、R2 は水素、R及
びその混合物から選ばれ、R3 は炭素原子数1乃至8の
アルキレン基で、R4 は一価又は多価の有機基で、aは
0乃至2の整数で、bは1乃至3の整数で、a+bの和
は1乃至3で、nは1乃至6の整数で、成分(A)、
(B)と(C)の和は100重量部で、そしてR5 は少
なくとも一個の炭素原子を持ちそして式 を取り得る)のアクリレートモノマー約25乃至約98
重量部、及び (D)紫外線光重合開始剤の(A)、(B)と(C)を
基準にした有効量、及び下記のものを含めた添加剤: (E)ヒンダードアミン光安定剤(HALS)の
(A)、(B)と(C)を基準にした約2.5重量部ま
で、 (F)フルオロアクリレートの(A)、(B)と(C)
を基準にした約1.25重量部まで、 (G)アルキルアクリレートの(A)、(B)と(C)
を基準にした約10.0重量部まで、及び (H)紫外線吸収剤。
(F)と(G)は改良された特性をもたらす選ばれた比
率で存在する。紫外線硬化性硬質被覆組成物を製造する
方法は以下の工程より成る: (1)水と混和性のあるアルコール、コロイダルシリカ
(成分(A))及び加水分解と縮合で成分(B)を作り
出す式 のシリルアクリレートの混合物を撹拌し、 (2)式 (成分(B)と(C)に於いて、Rは炭素原子数1乃至
13の一価の有機基で、R1 は炭素原子数1乃至8のア
ルキル基で、R2 は水素、R及びその混合物から選ば
れ、R3 は炭素原子数1乃至8のアルキレン基で、R4
は一価又は多価の有機基で、aは0乃至2の整数で、b
は1乃至3の整数で、a+bの和は1乃至3で、nは1
乃至6の整数で、そしてR5 は少なくとも一個の炭素原
子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー(成分(C))の若干
又は全部を(1)で生じる混合物に添加し、そして (3)成分(D)2,4,6−トリメチルベンゾイルジ
フェニルホスフィンオキシド紫外線光重合開始剤を
(2)で生じる混合物に添加する。
(B)と(C)の組み合わせは100重量部であると定
義されている。他の成分は、成分(A)、(B)と
(C)の和を基準にして重量部で添加される。上記の方
法は更に、下記の工程を含む: (4)任意に(E)ヒンダードアミン光安定剤又は
(F)フルオロアクリレート又は(G)アルキルアクリ
レート又は(H)紫外線吸収剤又は(E)、(F)、
(G)と(H)の特定の比率の混合物を(2)或いは
(3)の混合物に添加する。成分(E)、(F)と
(G)は光重合開始剤(成分(D))の添加前に加える
のが好ましいが必ずしもそうする必要はない。
被膜は、照度と膜厚の変動に低減された感度を持ち、改
良された耐候性を持つ。任意に、(1)の混合物は反応
を促進するために、煮るような方式で(50乃至90℃
還流下で2時間)加熱してもよい。好ましくは、本発明
の方法は、光重合開始剤の添加前に発生し得る(2)で
生じる混合物からの偶発的な蒸発を除いては、実質的に
溶剤留去工程を含まない。(2)で生じる混合物を蒸留
したり還流したりする必要は無く、従って本発明の一面
に従えば、この種の留去工程は避けられる。留去工程の
除去は、引火点以上の温度にあるアルコールへの酸素の
導入を排除し、爆発の可能性が回避される。
は、工程(1)、(2)、(3)、(4)と(5)から
本質的に成る。その方法は、塗布可能で紫外線硬化性の
組成物を提供する。
ガノポリシロキサン硬質被覆組成物は重量比で以下の成
分より成る: (A)コロイダルシリカ約1乃至約60重量部、 のシリルアクリレートの加水分解と縮合反応から由来す
る物質約0.1乃至約50重量部、 (C)式 (Rは炭素原子数1乃至13の一価の有機基で、R1 は
炭素原子数1乃至8のアルキル基で、R2 は水素、R及
びその混合物から選ばれ、R3 は炭素原子数1乃至8の
アルキレン基で、R4 は一価又は多価の有機基で、aは
0乃至2の整数で、bは1乃至3の整数で、a+bの和
は1乃至3で、nは1乃至6の整数で、成分(A)、
(B)と(C)の和は100重量部で、そしてR5 は少
なくとも一個の炭素原子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー約25乃至約90重量
部、及び (D)紫外線光重合開始剤の(A)、(B)と(C)を
基準にした有効量、及び下記のものを含めた添加剤: (E)ヒンダードアミン光安定剤(HALS)の
(A)、(B)と(C)を基準にした約2.5重量部ま
で、 (F)フルオロアクリレートの(A)、(B)と(C)
を基準にした約1.25重量部まで、 (G)アルキルアクリレートの(A)、(B)と(C)
を基準にした約10.0重量部まで、及び (H)紫外線吸収剤。
(F)と(G)は改良された特性をもたらす選ばれた比
率で存在する。本発明に従う安全で且つエネルギーと時
間が効率的な紫外線硬化性硬質被覆組成物を製造する方
法は以下の工程より成る: (1)水と混和性のあるアルコール、コロイダルシリカ
(成分(A))及び加水分解と縮合で成分(B)を作り
出す式 のシリルアクリレートの混合物を撹拌し、 (2)式 (成分(B)と(C)に於いて、Rは炭素原子数1乃至
13の一価の有機基で、R1 は炭素原子数1乃至8のア
ルキル基で、R2 は水素、R及びその混合物から選ば
れ、R3 は炭素原子数1乃至8のアルキレン基で、R4
は一価又は多価の有機基で、aは0乃至2の整数で、b
は1乃至3の整数で、a+bの和は1乃至3で、nは1
乃至6の整数で、そしてR5 は少なくとも一個の炭素原
子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー(成分(C))の一種
または二種以上の混合物を(1)で生じる混合物に添加
し、そして (3)成分(D)2,4,6−トリメチルベンゾイルジ
フェニルホスフィンオキシド紫外線光重合開始剤を
(2)で生じる混合物に添加する。
(B)と(C)の組み合わせは100重量部であると定
義されている。他の成分は、成分(A)、(B)と
(C)の和を基準にして重量部で添加される。上記の方
法は更に、下記の工程を含む: (4)任意に(E)ヒンダードアミン光安定剤又は
(F)フルオロアクリレート又は(G)アルキルアクリ
レート又は(H)紫外線吸収剤又は(E)、(F)、
(G)と(H)の特定の比率の混合物を(2)或いは
(3)の混合物に添加する。成分(E)、(F)と
(G)は光重合開始剤(成分(D))の添加前に加える
のが好ましい。
る被膜は、照度と膜厚の変動に低減された感度を持ち、
改良された耐候性を持つ。任意に、(1)の混合物は反
応を促進するために、煮るような方式で(50乃至90
℃の還流下で2時間)加熱してもよい。好ましくは、本
発明の方法は、光重合開始剤の添加前に発生し得る
(2)で生じる混合物からの偶発的な蒸発を除いては、
実質的に溶剤留去工程を含まない。(2)で生じる混合
物を蒸留したり還流したりする必要は無く、従って本発
明の一面に従えば、この種の留去工程は避けられる。留
去工程の除去は、引火点以上の温度にあるアルコールへ
の酸素の導入を排除し、爆発の可能性が回避される。
は、工程(1)、(2)、(3)、(4)と(5)から
本質的に成る。その方法は、塗布可能で紫外線硬化性の
組成物を提供する。式(1)で、Rは特にメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル等のような炭素原子数1乃至8の
アルキル基及び例えば、フェニル、トリル、キシリル、
ナフチル、クロロフェニル等のようなアリール基とハロ
ゲン化アリール基から選ばれ、R1の中に含まれる基
は、例えば、Rに含まれる全ての炭素原子数1乃至8の
アルキル基であり、そしてR2 の中に含まれる基は水素
及びRに含まれる同じ又は異なる基である。R3 は二価
のアルキレン基、例えば、メチレン、エチレン、トリメ
チレン、テトラメチレン等を含む。R4 基に含まれる二
価の有機基はR3 基、分岐した炭素原子数2乃至8のア
ルキレン基、分岐したハロゲン化された炭素原子数2乃
至8のアルキレン基、分岐したヒドロキシル化された炭
素原子数2乃至8のアルキレン基、分岐したアクリレー
ト基、炭素原子数6乃至13のアリーレン基、例えばフ
ェニレン、トリレン、ナフチレン等、ハロゲン化された
炭素原子数6乃至13のアリーレン基等である。
のは以下の式を持つ化合物である: CH2 =CCH3 CO2 −CH2 CH2 −Si(OCH
2 CH3 )3 、CH2 =CHCO2 −CH2 CH2 −S
i(OCH3 )3 、CH2 =CCH3 CO2 −CH2 C
H2 CH2 −Si(OCH2 CH3 )3 、CH2 =CH
CO2 −CH2 CH2 −Si(OCH2 CH3 )3 、C
H2 =CCH3 CO2 −CH2 CH2 CH2 −Si(O
CH3 )3 、CH2 =CHCO2 −CH2 CH2 CH2
−Si(OCH3 )3 、CH2 =CCH3 CO2 −CH
2 CH2 CH2 −Si(OCH2 CH3 )3 、CH2 =
CHCO2 −CH2 CH2 CH2 −Si(OCH2 CH
3 )3 、CH2 =CCH3 CO2 −CH2 CH2 CH2
CH2 −Si(OCH3 )3 、CH2 =CHCO2 −C
H2 CH2 CH2 CH2 −Si(OCH3 )3 、CH2
=CCH3 CO2 −CH2 CH2 CH2 CH2 −Si(OCH2 CH3 )3 、CH2 =CHCO
2 −CH2 CH2 CH2 CH2 −Si(OCH2 C
H3 )3 等。
ーを含み、例えば、ジアクリレート及びモノヒドロキシ
ペンタアクリレートやジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートのような高官能性アクリレートが好んで使用
され得る。成分(A)、コロイダルシリカ、は水系又は
他の溶剤媒体中へのサブミクロンサイズのシリカ(Si
O2 )粒子の分散物である。環境の極端な条件に対する
広範囲な抵抗性のような、シリコーン製品に固有の多く
の有利性を硬質被覆組成物に付与するのはそのシリカか
ら由来するポリシロキサン骨格である。SiO2 は四官
能性(Q)ケイ素原子を提供し被膜に硬度を加える。三
官能性(T)ケイ素含有アクリレートと混合されると、
TQ混合物が形成される。
(DuPont)やナルコ・ケミカル・カンパニー(N
alco Chemical Company)のよう
な化学会社から得られる。コロイダルシリカは、酸性又
は塩基性の形で得られる。しかし、本発明の目的に対し
ては、酸性形を用いることが好ましい。酸性コロイダル
シリカ(即ち、低いナトリウム含有量を持った分散物)
で優れた硬質被覆特性が得られることが発見されてい
る。アルカリ性コロイダルシリカも、HClやH2SO
4 のような酸を高速撹拌下に添加して酸性コロイダルシ
リカに変換され得る。ナルコ社(Nalco Chem
ical Company, Chicago, Il
linois)より得られるナルコーグ(Nalcoa
g)1034Aは、本発明の被覆組成物用の満足なコロ
イダルシリカの例である。ナルコーグ1034Aは、低
いNa2 O含有量、略3.1のpHと略34重量%のS
iO2含有量を持つ高純度で酸性pHの水系コロイダル
シリカの分散物である。以下の例では、グラム或いは重
量部で表したコロイダルシリカの分散物の重量にはその
水系媒体が含まれる。従って、例えば、520gのナル
コーグ1034Aコロイダルシリカは、凡そ177gの
SiO2 を表す。水系媒体は、コロイダルシリカの便利
な取扱方法であり、本発明の硬質被覆組成物用の必要な
部分を構成しない。しかし、SiORの加水分解には水
が必要なので、非水系コロイダルシリカが使用される場
合には、若干の水が系に添加される。事実、このような
被覆組成物は、実質的に無溶剤の系の一部であり得る点
に特に有利な有用性を見出だす。
験を必要とすること無く本発明の硬質被覆組成物用に利
用され得る広範囲な種類の微細に裂かれたSiO2 の形
を表す意図で用いられる。更に詳細な記載はの米国特許
第4,027,073号に開示されている。その被覆組
成物は多官能性アクリレートモノマー一種のみを含有し
ていてもよいが、好ましい被覆組成物は二種又はそれ以
上の多官能性モノマー、好ましくはジアクリレートとよ
り高官能性アクリレートの混合物を含む。加えて、少量
のモノアクリレートが特定の場合に使用できる。更に、
本発明の紫外線硬化性組成物は、その紫外線硬化性硬質
被覆組成物の50重量%までの量の非アクリル性紫外線
硬化性の脂肪族性不飽和有機モノマーを含有可能で、こ
れには、例えば、N−ビニルピロリドン、スチレン等が
含まれる。
トの混合物を含有する被覆組成物は、その両者間の好ま
しい重量比として、約10:90乃至90:10を持
つ。例示的なジアクリレートとより高官能性アクリレー
トの混合物には、ヘキサンジオールジアクリレート(H
DDA)とトリメチロールプロパントリアクリレート
(TMPTA)、ヘキサンジオールジアクリレートとペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ヘキサンジオー
ルジアクリレートとジペンタエリスリトールペンタアク
リレート、ジエチレングリコールジアクリレートとペン
タエリスリトールトリアクリレート及びジエチレングリ
コールジアクリレートとトリメチロールプロパントリア
クリレートの各混合物が含まれる。二種又はそれ以上の
多官能性モノマーからの光反応生成物を含有する被膜が
好まれる。
リレートモノマーの紫外線反応生成物を含有してよい。
好ましくは、ジアクリレートと高官能性アクリレートの
両方が使用される。一種の好ましい高官能性アクリレー
トはモノヒドロキシペンタアクリレートである。成分
(C)としてモノヒドロキシペンタアクリレートを硬化
前又は硬化後に於いて0.2乃至90重量部含有する組
成物が好まれる。約2乃至約90重量部含有する硬化し
た組成物も好まれる。
始剤の有効量、即ち酸化性雰囲気、例えば空気中で被覆
組成物の光硬化を行うに十分な量、をも含有する。一般
に、この量は、(A)、(B)と(C)の全重量を基準
にして約0.01乃至約10重量部、好ましくは約0.
1乃至約5重量部である。好ましい具体例では、光重合
開始剤である成分(D)は(D1)即ち、BASF(B
ASF Corporation, Chemical
s Division, Parsippany, N
ew Jersey)社よりルシリンTPOの商品名で
市販されている2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニルホスフィンオキシドである。この特定の光重合開
始剤は予期されないか又はこれまでに示されなかった加
工上の有利性をもたらす。特に、その光重合開始剤は以
下の実施例に示されるように、膜厚或いは固形分%並び
に紫外線光源からの焦点距離の広い条件範囲で加工に供
され得ると思える。
成分(A)、(B)と(C)の不揮発分100重量部当
たり10重量部未満、好ましくは約1乃至約6重量部、
更に好ましくは約2乃至約5重量%である。以下の実施
例では、反応物の重量を基準にして約2乃至約5重量%
の光重合開始剤を用いることが好まれる。光重合開始剤
の使用量が増加すると、硬質被覆の硬化時間は短くな
る。このような硬質被覆は、高速での膜被覆用に特に有
用で望まれる。目下の被膜塗布硬化速度は、約5乃至2
0フィー/分(fpm)である。しかし、本発明によれ
ば、光重合開始剤の使用量を増やせば速い硬化を可能に
するので、もっと高い硬化速度が得られる。本発明の硬
質被覆より成る被膜は、もし十分な光源が使用されれ
ば、紫外線光源下を20から100フィー/分もの高速
で通過することによって硬化され得る。このような高速
及び似たような条件下では、従来技術の硬質被覆は柔ら
かい被膜で証明されるように硬化不十分となる。
マートである随意選択の光重合開始剤(D2)も使用し
てよい。任意に、α、α−ジエトキシアセトフェノンも
使用してよい。(D2)は好ましくは0.1乃至5重量
%の範囲内で使用される。本発明のある一面では、分子
量164を持つメチルベンゾイルホルマートは6重量部
又はそれ以下で使用される。メチルベンゾイルホルマー
トはアクゾ・ケミカル(Akzo Chemical
s, Inc., Chicago, Illinoi
s)社よりバイキュアー(Vicure)55の商品名
で得られる。本明細書中に参考文献として取り入れられ
ている米国特許第4,455,205号が参照される。
ゾエート、2−メチルレゾルシノールジベンゾエート等
のような(5)紫外線吸収剤又は安定剤である(H)を
添加する任意工程も含む。この安定剤は、任意に存在す
るかも知れない追加溶剤を除いた被覆組成物の重量を基
準にした量で存在し、(A)、(B)と(C)の重量を
基準にして約10乃至約900重量部、好ましくは約1
0乃至約400重量部の範囲の量で存在し得る。本発明
の紫外線硬化性被覆組成物は、(A)、(B)と(C)
の重量を基準にして約1乃至約25重量部の安定剤を含
有し得る。
種の艶消し剤、界面活性剤、チキソトロピック剤、紫外
線安定剤と染料も含有し得る。これらの添加剤は、当該
技術分野でよく知られているので詳しい記述を必要とし
ない。従って、本被覆組成物の光硬化を害せず、また被
膜の耐候性と非不透明性に悪影響を及ぼさない限りこの
種の化合物の何れもが使用可能であると理解できるの
で、限定された数のものだけが言及される。
各種の界面活性剤は、カーク・オスマー「エンサイクロ
ペディア・オブ・ケミカルテクノロジー」(Kirk−
Othmer Encyclopedia of Ch
emical Technology)第19巻507
−593頁、インターサイエンス・パブリッシャーズ
(Interscience Publishers,
New York)社1969年発行と「エンサイク
ロペディア・オブ・ポリマーサイエンス・アンド・テク
ノロジー」(Encyclopedia of Pol
ymer Science and Technolo
gy)第13巻477−486頁、インターサイエンス
・パブリッシャーズ社1970年発行に記載されてお
り、共に本明細書中に参考文献として取り入れられてい
る。また、BYKヘミー(BYK Chemie, W
allingford, CT)社よりBYK300及
びBYK310の商品名で市販されている流れ調節剤と
平滑化剤も、(A)、(B)と(C)の重量を基準にし
て約0.01乃至約6重量部の量で使用されてよい。
成物は、水系コロイダルシリカ、シリルアクリレート、
多官能性アクリルモノマー又はその混合物、紫外線増感
剤及び任意の上記の他の添加剤を混合することによって
得られる。ある一つの混合手順に於いては、そのシリル
アクリレートは、水系コロイダルシリカと水混和性アル
コールの存在下で加水分解され得る。他の手順に於いて
は、その水系コロイダルシリカは、水を含むアルコール
中で加水分解されたシリルアクリレートに添加され得
る。適当なアルコールに含まれるのは、例えば任意の水
混和性アルコール、例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等、
或いはエトキシエタノール、ブトキシエタノール、メト
キシプロパノール等のエーテルアルコールである。好ま
しくはその水混和性アルコールは、生じる混合物(3)
の50%未満を構成する。存在する水を共沸的に除去す
るのと、被覆組成物の塗布を助けるために十分量の水混
和性アルコールのみを添加する必要が有る。例えば、メ
トキシプロパノールの十分量は、存在する水の量と略同
量である。
ールであるメトキシプロパノールが水混和性アルコール
として用いられる。イソプロピルアルコールの代わりに
メトキシプロパノールが使用される時には、高々約13
%の水混和性アルコールしか必要でないことが分かって
いる。メトキシプロパノールが使用される時には、イソ
プロピルアルコール使用の時と同様に良好な切り込み部
のテープ剥離抵抗付着性、摩耗抵抗性並びにテイバー
(Taber)摩耗試験後のデルタテイバー・ヘイズ抵
抗性を持つ硬質被覆が生じる。好ましくは、生じる混合
物(3)の50%未満がメトキシプロパノールである。
とシリルアクリレートは組み合わされて加水分解が実施
されるまで撹拌される。シリルアクリレートの加水分解
は、室温条件下で実施されるか又は加水分解用の混合物
を数分間、好ましくは数時間、加熱還流して行われる。
本発明の紫外線硬化性被覆組成物の各種の成分の添加順
は特に重要ではないが、多官能性アクリルモノマー又は
その混合物を上記の加水分解されたシリルアクリレート
とコロイダルシリカの混合物に加えるのが好ましい。好
ましくは、多官能性アクリルモノマー又はその混合物
は、前に記載した水混和性アルコールの水性溶液のよう
な適当な加水分解用媒体中で撹拌されているシリルアク
リレートとコロイダルシリカの混合物に添加される。
成を最小限に押さえるために、SiO2 10部当たり少
なくともシリルアクリレート1部を使用すべきことが分
かっている。本発明の硬質被覆組成物は、コロイダルシ
リカとシリルアクリレートの縮合に起因するシリコン含
有成分にその基礎を置いている。硬質被覆組成物のシリ
コン含有量の変動は、生じる硬質被覆の耐摩耗性等の物
理特性に影響を及ぼすことが分かっている。他の特性、
例えば、熱可塑性樹脂素地の上での硬質被覆の付着寿命
は紫外線硬化性硬質被覆組成物の配合を最適化して向上
させ得る。
カ(成分(A))は加水分解して成分(B)を作り出す
ために、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン(MAPTMS)のような三官能性シリコン含有アク
リレートと混合される。高めた温度での混合後に、成分
(C)としてのジアクリレートがその混合物に加えられ
る。特に有用なジアクリレートは(C1)ヘキサンジオ
ールジアクリレート(HDDA)である。HDDAが上
記の混合物に加えられると、式TQ/HDDAのシリカ
アクリレートが形成される。
トは、好ましくは本発明の具体例に従う紫外線硬化性硬
質被覆の基体組成物を形成する。そのシリカアクリレー
トは(C2)ジペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト(DPEPA)、(C3)オクタデシルアクリレート
(ODA)及び(C4)トリメチロールプロパントリア
クリレート(TMPTA)のような他のアクリレートと
混合してよい。成分(A)、(B)と(C)に、その後
で成分(D)光重合開始剤を混合してよい。(C1)H
DDAは、TQ100部当たり、900重量部まで、好
ましくは約10乃至約300重量部、より好ましくは約
30乃至約130重量部の量で存在してよい。(C2)
DPEPAは、TQ/HDDA100部当たり、900
重量部まで、好ましくは約10乃至約200重量部、よ
り好ましくは約50乃至約150重量部の量で存在して
よい。(C3)ODAは、TQ/HDDA100部当た
り、500重量部まで、好ましくは約10乃至約200
重量部、より好ましくは約20乃至約100重量部の量
で存在してよい。(C4)TMPTAは、TQ/HDD
A100部当たり、900重量部まで、好ましくは約1
0乃至約500重量部、より好ましくは約50乃至約3
00重量部の量で存在してよい。
用され得る。光重合開始剤を触媒として加える前に、他
の添加剤を成分(A)、(B)と(C)と組み合わせて
よく、このような添加剤は以下を含む: (E)チバ・ガイギー社(Ciba−Geigy Co
rporation,Additives Divis
ion, Hawthorne, New York)
よりチニュビン(Tinuvin)123(登録商標)
の商品名で市販されているヒンダードアミン誘導体。成
分(E)は、時にはヒンダードアミン光安定剤(HAL
S)と言われる、(F)スリー・エム社(3M Com
pany, St.Paul, Minnesota)
よりFX−189フルオラド(Fluorad)(登録
商標)の商品名で市販されているフルオロアルキルスル
ホンアミドアクリレート類の混合物、及び(G)デュポ
ン・ポリマーズ(DuPont Polymers,
Wilimington, Delaware)社より
エルバサイト(ELVACITE)2013(登録商
標)の商品名で市販されているポリ(メチルメタクリレ
ート/n−ブチルメタクリレート)。
に随意添加してよい。溶媒留去工程中及び貯蔵中のアク
リレートの反応を防止するために、パラメトキシフェノ
ールのようなフリーラジカル捕捉剤を添加することが知
られている。しかし、アクリレートをフリーラジカル反
応によって硬化させたい時には、このような捕捉剤は、
反対作用的になり兼ねない。本発明によれば、もし溶媒
留去工程がない場合には、この種の捕捉剤を添加する必
要性は低減される。
を調整するために添加され得る。DPEPAは非常に速
く反応するので、その量が増えると速硬性組成物になる
と考えられている。(C3)ODAは、組成物の粘度を
調整して硬化に先立つ塗布を容易にするために添加され
得る。低分子量のODAは非常に低い粘度を持ち、基体
組成物を「希釈」するために使用され得る。
に添加し得る。各吸収剤は、一般によく定義された吸収
周波数範囲を持つ。広い範囲の紫外線周波数を包含する
ために一種以上の吸収剤を添加してよい。以下の実施例
では、(H1)アメリカン・サイアナミド社(Amer
ican Cyanamid Company, Wa
yne, New Jersey)よりシアソーブ(C
YASORB)UV−416(登録商標)の商品名で市
販されているベンゾフェノン型紫外線吸収剤、及び(H
2)アメリカン・サイアナミド社よりシアソーブUV−
531の商品名で市販されている2−ヒドロキシ−4−
n−オクトキシベンゾフェノンが使用された。他の紫外
線吸収剤も入手可能であり、例えば、アメリカン・サイ
アナミド社からのシアソーブUV−5411、チバ・ガ
イギー社からのチニュビン328とBASFからのユビ
ナル(UVINUL)400(登録商標)がある。その
紫外線吸収剤は、紫外線を捕らえ、こうして例えば屋外
暴露で素地が紫外線に暴露されてされて分解するのを防
止する。
(A)、(B)と(C)の重量を基準にして1乃至約2
0重量部になるような量で使用されるが、(A)、
(B)と(C)の重量を基準にして6乃至18重量部の
範囲がより好まれる。約2乃至約22重量部の紫外線吸
収剤の範囲もまた一般に好まれる。紫外線吸収剤は、通
常光重合開始剤を加える前に添加される。光重合開始剤
が組成物に添加された後に、組成物は素地に塗布され
る。組成物の硬化は、特に溶剤が使用された場合に採用
される数分未満のフラッシュ・サイクルと紫外線光源下
の少なくとも一回の通過で構成される。
品を製造するために、本発明の実施上に利用され得る適
当な熱可塑性素地は、例えば、レキサン(Lexan)
(登録商標)ポリカーボネート、バロックス(Valo
x)(登録商標)ポリエステル、マイラー(Myla
r)(登録商標)ポリエステル、アルテム(Ulte
m)(登録商標)ポリエーテルイミド、ポリフェニレン
オキシド、ポリメチルメタクリレート、ビニル、AB
S、ポリスチレン等である。他の素地は、鉄鋼、アルミ
ニウム、金属被覆熱可塑性プラスチック等のような金属
素地とガラス又は鉱物質充填プラスチックを含む。
に、以下の実施例は説明として与えられ、制限としてで
はない。全ての部は重量による。基体配合物 耐候性を持つ紫外線硬化性硬質被覆用の基体配合は以下
の通りである:シリカアクリレート(シリカ40%、加
水分解されたメタクリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン(MAPTMS)12%とヘキサンジオールジアクリ
レート(HDDA)48%)6.25gに、ジペンタエ
リスリトールペンタアクリレート(サルトマー(Sar
tomer)社からのSR399)6.0g、オクタデ
シルアクリレート(ラドキュアー・スペシアルティー
(Radcure Specialties)社からの
ODA)2.75g、0.9gのシアソーブUV−41
6及び1.8gのシアソーブUV−531(共にアメリ
カン・サイアナミド社より)を加えた。
せた:0.15gのチニュビン(チバ・ガイギー社)1
23、0.0375gのFX−189(3M社)と0.
375gのエルバサイト(Elvacite)2013
(ローム・アンド・ハース(Rohm and Haa
s)社)。実施例I 上で述べた量の添加剤を含む基体配合物18.26g
に、イソプロパノール15.87g、1−メトキシプロ
パノール15.87gと(D1)(ルシリン)光重合開
始剤(BASF)0.45gを加えて、アクリレート固
形分に対して3pphの光重合開始剤を持つ30%アク
リレート固形分の溶液を作った。その混合物をレキサン
LS2−111ポリカーボネートの上に流し塗りし、2
5℃で3分、次い60℃で2分のフラッシュをした。そ
の被膜はそれからフュージョン・システムス・プロセッ
サー(Fusion Systems Process
or)(2−300ワット/インチ、Hランプ、被膜か
ら1.98インチ)を50fpmの速度で10回通過さ
せて硬化した。その被膜は、良好な切り込み部テープ剥
離抵抗付着性と#0000スチールウールによる11ダ
ブル摩擦抵抗性を持っていた。300サイクルのテイバ
ー摩耗試験(重り500g)の後、板はデルタヘイズ1
6.0%を持っていた。表Iは、ルシリン光重合開始剤
を用いた各種の固形分レベルに対するフラッシュと硬化
条件の変動記録である。加熱フラッシュを使用する同様
な処理条件の下では、高固形分(厚い)被膜のテイバー
硬度は単に僅かに高いだけであった。加熱フラッシュの
無い場合でも、上記より柔らかいものの、受容可能な被
膜が得られた。
ュアー)光重合開始剤(アクゾ・ヘミー)0.45gと
混合し、上記と同様にして30%アクリレート固形分の
溶液にした。その混合物上記と同様に塗布し、25℃で
3分、次い60℃で2分のフラッシュをした。その被膜
はそれから13fpmの速度で3回通過によって硬化し
た。その被膜は、良好な切り込み部テープ剥離抵抗付着
性と#0000スチールウールによる11ダブル摩擦抵
抗性を持っていた。300サイクルのテイバー摩耗試験
(重り500g)の後、板はデルタヘイズ5.4%を持
っていた。第二の板を、フラッシュは25℃で10分と
した以外は同様にして調製した。この被膜は、12イン
チの板の下半分に亘って皺を形成し、膜厚に対する敏感
さを示した。表IIは、バイキュアー光重合開始剤を用い
た各種の固形分レベルに対するフラッシュと硬化条件の
変動記録である。ルシリン系被膜と同じ固形分レベルと
フラッシュ条件で、バイキュアー系は高い硬度の被膜を
与えるが加熱フラッシュを必要とする。
ンチ高くしたことをを除いては同じ方法で再び塗布し
た。従って被膜は、ランプから3.98インチ或いは
5.625インチであった。処理条件とテイバーデータ
は表III と表IVに表示されている。加熱フラッシュ条件
が用いられた場合には、優れた硬度と外観を提供して再
び、(D1)の方がよい性能を示した。バイキュアー
は、ランプが焦点外であれば、どの試験条件下でも満足
な被膜を提供しなかった。
成物を硬化する光重合開始剤として使用された時、(D
1)が膜厚、硬化速度及びランプからの距離の変化に関
して(D2)よりも許容度が大きいことが明らかであ
る。
3.0g或いは(D2)光重合開始剤の3.0gを添加
して121gのバッチを製造した。三種の添加剤、即ち
(E)チニュビン123(チバ・ガイギー社)、(F)
FX−189(3M社)と(G)エルバサイト2013
(ローム・アンド・ハース社)の量に付いては、ゼロか
ら前記の値の二倍のレベルまで変動した。しかし、
(E)に関しては、2倍レベルは被膜のヘイズのために
採用不能であったので、最高レベルを1倍とし、1/2
倍を中間レベルとして用いた。前に述べたように被膜を
調製した。
(2−300ワット/インチ、Hランプ)を全ての場合
に使用した。ランプは被膜から2.1或いは5.6イン
チに置かれた。各被膜に対するUVCONデータは以下
の表に記されている。被膜は、70℃で紫外線照射8時
間に続く50℃での結露4時間のサイクルを持つFS4
0球のアトラス(Atlas)社のUVCONウエザオ
メーターの中に入れた。
有する被覆組成物を硬化する光重合開始剤として使用さ
れた時、(D1)が膜厚、硬化速度及びランプからの距
離の変化に関して許容性があることが明らかである。ま
た、フュージョン・システムス・ランプを使用する場合
には、特定の基体配合が有用であることも明らかであ
る。また、5pphのレベルの(G)がUVCON暴露
から由来するヘイズを最も効果的に防止することも明ら
かである。(F)は、その硬化や暴露条件下では僅かの
効果を持つのみか或いは効果を持たず、(E)は(G)
の低い方のレベルで最も低いヘイズを許し、その場合、
テイバー・ヘイズで測定して被膜の硬度はかなり高かっ
た。(D2)が光重合開始剤である時、或いはランプが
被膜から5.6インチに後退した時に同じ一般的な傾向
が当て嵌まる。被膜31と特に(F)が5pphの被膜
38が望ましい耐候性を持っている。被膜45及び
(E)、(F)と(G)の中位レベルを持つ中心点3
0,34,42,46,48と49は、その硬度と耐候
性が取引される状態を示している。或る(G)を持つ事
実上全ての被膜は、2000時間でYIが8以下という
所望のUVCON耐候性の要求を満足する。被膜31
は、2500時間で望ましいYI特性とデルタ3以下の
ヘイズに近付く。
で製造された被膜30−49の系列を表示する。
示す。 *基体配合物 31.8g 溶剤 8.0g D1 3.0g 室温フラッシュ(25℃で3分と60℃で2分) 硬化 4×13FPM ランプ 2.1インチ(焦点内) 表VII (D1)光重合開始剤の基体配合を焦点外のランプで硬化した結果 10日 UVCON(1160時間) 被膜* H300 65℃WST YI ヘイズ% 30 4.8 5 1.7 5 31 7.8 0 2.3 3.1 32 5.4 10 1.5 21.5 33 6.7 10 1.4 27 34 3.7 5 × × 35 8.8 0 4.5 12.6 36 4.3 5 1.3 4.9 37 4.1 5 1.6 5.1 38 6.4 0 2.2 4 39 3.8 10 1.8 34 40 4.7 5 1.6 5.3 41 5.3 10 × × 42 4.2 5 2.2 5.8 43 7.4 0 3.7 10.7 44 8.4 0 4.5 12 45 4.5 5 2.2 8 46 5.3 5 × × 47 4.2 10 × × 48 4.4 5 1.9 5.1 49 4.8 5 × × ×はデータが取れなかったことを示す。 *基体配合物 31.8g 溶剤 8.0g D1 3.0g 室温フラッシュ(25℃で3分と60℃で2分) 硬化 3×13FPM ランプ 5.6インチ(焦点外) 表VIII (D2)光重合開始剤の基体配合を焦点内のランプで硬化した結果 UVCON(1810時間以上) 被膜* H300 65℃WST YI ヘイズ% 30 9.9 >10 1.6 21.9 31 8.1 >10 2.4 6.7 32 8.5 >10 2.2 27.6 33 9.5 >10 −− −− 34 14.5 >10 × × @500 35 7.5 >10 2.1 9.9 36 16.3 >10 2.1 18 @500 37 9.6 >10 1.7 18.5 38 9.7 >10 2.5 11 39 12.6 >10 −− −− 40 9.1 >10 1.8 16.5 41 8.3 >10 −− 19.8 42 9.4 >10 2 18.8 43 10.4 >10 2 9 44 8.7 >10 2 12.8 45 10.9 >10 1.5 22.8 46 8.3 >10 1.6 22.6 47 10.7 >10 −− −− 48 9.5 >10 × × 49 9.4 >10 × × −−はデータが取れなかったことを示す。 *基体配合物 31.8g 溶剤 8.0g D2 3.0g 室温フラッシュ(25℃で2分) 硬化 3×10FPM ランプ 2.1インチ(焦点内) 表VIと表VII のデータは、D1光重合開始剤の使用でラ
ンプを離すと、即ち焦点外で、テーバー・ヘイズ(H3
00)で測定された硬度は改良することを示す。更に、
3×13FPM(表VII )対4×13FPM(表VI)
で、ランプの下の少ない方の通過回数がよい性能を与
え、成分(G)と或る程度までの(E)の増量は硬度を
下げる。表VIと表VII のデータは、夫々2600時間と
1800時間に亘って取られている。得られた傾向とし
て、成分(D1)は、ランプの位置に拘らず有利な結果
をもたらす。膜厚の変動は、素地からのランプの距離を
特に考慮することなく、容易に受け入れられる。また、
不規則な物体、例えばカーブした表面も受け入れられ
る。被膜31、38と45及び中心点(30,34,4
2,46,48と49)は、1000時間で同様な結果
を持つようである。被膜31、38と45は、2600
時間で良好な特性を持つ。D2光重合開始剤で作られた
同じ被膜30−49は、ランプの距離にもっと敏感であ
った。焦点内の結果のみ示されている。しかし、表VIII
のデータは、基体配合とD2並びに添加剤(E)、
(F)と(G)の使用による或る種の被覆組成物は良好
な特性を与えることを示している。成分(G)を増量し
た被膜31と38は、最低のヘイズと最高の硬度を持っ
ている。UVCONと65℃の促進水浸し試験(65℃
WST)[water soak test] データは、(G)は(D
2)系で好都合であることを確認しているように思え
る。被膜45と中心点もまた有利である。
0%と加水分解されたMAPTMSの12%)の42
部、オクタデシルアクリレート(ODA)18部と実施
例Iのジペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタア
クリレート(DPEPA)40部から成る基体配合から
構成された。
色々な量の光重合開始剤を添加した。生じる被膜の特性
もまた表に示されている。 表IX−A 被膜 50 51 52 53 基体被覆組成物(g) 100 100 100 100光重合開始剤 (1) 3 2 2 2 (2) − − − − (3) − − − −紫外線吸収剤 (4) 6 4 − − (5) 12 8 9.5 9.5 (6) − 4 4.5 4.5 (7) − − − − (8) − − − −添加剤 (9) 1 1 1 1 (10) 0.25 − 0.5 − (11) 2.5 − − − (12) − 1 − −耐摩耗性 %ヘイズ於300サイクル 16.7 10.3 10.0 7.4 %ヘイズ於500サイクル − − − −紫外線促進耐候性 1700時間 YI 0.8 3.0 3.4 4.8 %ヘイズ 1.6 3.5 8.3 16.2 2000時間 YI 2.1 4.9 − − %ヘイズ 1.6 3.1 − − 2500時間 YI 5.5 9.2 − − %ヘイズ 1.2 7.7 − − 表IX−B 被膜 54 55 56 57 基体被覆組成物(g) 100 100 100 100光重合開始剤 (1) 2 3 − − (2) − − 3 − (3) 0.5 − − 3紫外線吸収剤 (4) 7.5 − − − (5) 5 4 4 4 (6) 2.5 4 4 4 (7) − 2 2 2 (8) − 2 2 2添加剤 (9) 1 1 1 1 (10) − − − − (11) − − − − (12) 1 − − −耐摩耗性 %ヘイズ於300サイクル 8.4 9.7 7.7 8.8 %ヘイズ於500サイクル − 14.1 11.9 11.4紫外線促進耐候性 1700時間 YI 1.3 12.4 5.4 9.0 %ヘイズ 2.6 9.6 10.3 19.1 2000時間 YI 4.2 − − − %ヘイズ 8.9 − − − 2500時間 YI 8.5 − − − %ヘイズ 22.5 − − − (1)2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホ
スフィンオキシド、BASF社のルシリンTPO (2)ベンゾインイソプロピルエーテル (3)1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
チバ・ガイギー社 (4)2−ヒドロキシ−4−アクリロキシエトキシベン
ゾフェノン、アメリカン・サイアナミド社 (5)2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェ
ノン、アメリカン・サイアナミド社 (6)2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、BASF
社 (7)2−(2−ヒドロキシ−5−オクチルフェニル)
−ベンゾトリアゾール、アメリカン・サイアナミド社 (8)ベンゾトリアゾール紫外線安定剤、チバ・ガイギ
ー社 (9)ヒンダードアミン光安定剤(HALS)、チバ・
ガイギー社 (10)弗素化アクリレート、スリー・エミム社のフル
オラド (11)アクリルコポリマー、デュポン社 (12)N−ベータ−(アミノエチル)−ガンマ−アミ
ノプロピルトリメトキシシラン、ユニオン・カーバイド
(Union Carbide)社 配合物は、重量比1:1のイソプロパノールと1−メト
キシ−2−プロパノールの混合溶剤で固形分約23±2
重量%になるように希釈された。
板に流し塗りし、5分の室温での自然乾燥の後、55℃
の炉で2分乾燥した。紫外線硬化は、二個の300ワッ
ト/インチ中圧水銀ランプを備えたPPGユニット(形
式QC−1202)を用い、25フィート/分のコンベ
アベルトスピードで空気中で試料を6回通過させて実施
した。
りもヘイズをよく防止することが理解できる。溶出しが
無いので、重合可能な紫外線安定剤が好まれる。その被
覆組成物に悪影響を及ぼさずに、他の添加剤が各種の理
由で使用され得る。例えば、アミノシランは付着性向上
のために有利に使用され、流れ調節剤の使用が有利であ
る。
れているが、同業者には、特に記載のない付加、変形、
置換及び削除が添付の特許請求範囲で定義された精神と
範囲から逸脱しないで成され得ることが理解されよう。
Claims (10)
- 【請求項1】 (1)水と混和性のあるアルコールと、
コロイダルシリカ(A)と、加水分解して成分(B)を
作り出す式 のシリルアクリレートと、の混合物を撹拌する段階と、
(2)式 (式中、Rは炭素原子数1乃至13の一価の有機基で、
R1 は炭素原子数1乃至8のアルキル基で、R2 は水
素、R及びその混合物から選ばれ、R3 は炭素原子数1
乃至8のアルキレン基で、R4 は一価又は多価の有機基
で、aは0乃至2の整数で、bは1乃至3の整数で、a
+bの和は1乃至3で、nは1乃至6の整数で、そして
R5 は少なくとも一個の炭素原子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー(C)を段階(1)で
生じる混合物に添加する段階と、(3)成分(D)2,
4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオ
キシド紫外線光重合開始剤を段階(2)で生じる混合物
に添加する段階と、より成る、放射線硬化性硬質被覆組
成物の製造方法。 - 【請求項2】 (4)(E)ヒンダードアミン光安定剤
又は(F)フルオロアクリレート又は(G)アルキルア
クリレート又は(E)、(F)と(G)の混合物を添加
する段階を更に備えて成る、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 溶剤留去工程無しに実施される、請求項
1記載の方法。 - 【請求項4】 アクリルモノマーが、ヘキサンジオール
ジアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリ
レート、オクチルアクリレート及びデシルアクリレート
の混合物である請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 (5)少なくとも一種の紫外線吸収剤を
添加する段階を更に備えて成る、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記段階(3)で生成された混合物を素
地に塗布し、塗布された組成物を紫外線光源に暴露する
段階を更に含む請求項1記載の方法。 - 【請求項7】 ポリエステル変性ポリジメチルシロキサ
ンより成る少なくとも一種の流度調節剤を添加する段階
を更に含む請求項1記載の方法。 - 【請求項8】 成分(A)、即ちコロイダルシリカ、 成分(B)、即ち式 のシリルアクリレートの加水分解と縮合反応から由来す
る混合物、 成分(C)、即ち式 (成分(B)と(C)に於いて、Rは炭素原子数1乃至
13の一価の有機基で、R1 は炭素原子数1乃至8のア
ルキル基で、R2 は水素、R及びその混合物から選ば
れ、R3 は炭素原子数1乃至8のアルキレン基で、R4
は一価又は多価の有機基で、aは0乃至2の整数で、b
は1乃至3の整数で、a+bの和は1乃至3で、nは1
乃至6の整数で、成分(A)、(B)及び(C)の総不
揮発分は100重量部で、そしてR5 は少なくとも一個
の炭素原子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー、及び成分(D)、即
ち2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフ
ィンオキシド紫外線光重合開始剤、より成る放射線硬化
性硬質被覆組成物。 - 【請求項9】 (1)水と混和性のあるアルコールと、
コロイダルシリカ(A)と、加水分解して成分(B)を
作り出す式 のシリルアクリレートと、の混合物を撹拌する段階と、
(2)式 (式中、Rは炭素原子数1乃至13の一価の有機基で、
R1 は炭素原子数1乃至8のアルキル基で、R2 は水
素、R及びその混合物から選ばれ、R3 は炭素原子数1
乃至8のアルキレン基で、R4 は一価又は多価の有機基
で、aは0乃至2の整数で、bは1乃至3の整数で、a
+bの和は1乃至3で、nは1乃至6の整数で、そして
R5 は少なくとも一個の炭素原子を持ちそして式 を取り得る)のアクリルモノマー(C)を段階(1)で
生じる混合物に添加する段階と、(3)(E)ヒンダー
ドアミン光安定剤又は(F)フルオロアクリレート又は
(G)アルキルアクリレート又は(H)紫外線吸収剤又
は(E)、(F)、(G)と(H)の混合物を添加する
段階と、より成る、放射線硬化性硬質被覆組成物の製造
方法。 - 【請求項10】 成分(A)、即ちコロイダルシリカ、 成分(B)、即ち式 のシリルアクリレートの加水分解と縮合反応から由来す
る混合物、 成分(C)、即ち式 (但し、成分(B)と(C)に於いて、Rは炭素原子数
1乃至13の一価の有機基で、R1 は炭素原子数1乃至
8のアルキル基で、R2 は水素、R及びその混合物から
選ばれ、R3 は炭素原子数1乃至8のアルキレン基で、
R4 は一価又は多価の有機基で、aは0乃至2の整数
で、bは1乃至3の整数で、a+bの和は1乃至3で、
nは1乃至6の整数で、そしてR5 は少なくとも一個の
炭素原子を持ちそして式 を取り得、成分(A)、(B)と(C)の総不揮発分は
100重量部である)のアクリルモノマー、 成分(D)光重合開始剤及び成分(E)ヒンダードアミ
ン光安定剤又は成分(F)フルオロアクリレート又は成
分(G)アルキルアクリレート又は成分(H)紫外線吸
収剤又は(E)、(F)、(G)と(H)の混合物より
成る請求項1記載の放射線硬化性硬質被覆組成物。
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