JPH06100970A - 光輝アルマイト(登録商標)性に優れた押出用アルミニウム合金 - Google Patents

光輝アルマイト(登録商標)性に優れた押出用アルミニウム合金

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JPH06100970A
JPH06100970A JP27804292A JP27804292A JPH06100970A JP H06100970 A JPH06100970 A JP H06100970A JP 27804292 A JP27804292 A JP 27804292A JP 27804292 A JP27804292 A JP 27804292A JP H06100970 A JPH06100970 A JP H06100970A
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JP
Japan
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aluminum alloy
extrusion
characteristic
treatment
registered trademark
Prior art date
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Application number
JP27804292A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Toyomoto
敏弘 豊本
Shinji Makino
伸治 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Original Assignee
Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Application filed by Aisin Keikinzoku Co Ltd filed Critical Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化学研摩処理および陽極酸化において、光輝
性に優れた押出加工用アルミニウム合金の提供にある。 【構成】 押出成形性および強度を維持するためにS
i;0.3〜0.6%、Mg;0.45〜0.90%と
し、光輝性向上のためにCu;0.05〜0.20%、
Fe;0.1%以下とするアルミニウム合金を鋳造後に
560〜610℃、4〜24時間均質化処理することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】押出成形加工にてアルミニウム押
出形材の製造に供するアルミニウム合金に関するもので
あり、特に光輝性を必要とする装飾部品を押出成形する
ためのアルミニウム合金に係る発明である。
【0002】
【従来の技術】従来より化学研摩処理または電解研摩処
理を施し、その後にいわゆるアルマイト処理といわれる
陽極酸化処理をして、光輝性に優れた製品を製造するた
めのアルミニウム合金の製造方法は広く知られている。
【0003】例えば、特許公開公報昭57−51249
号、特許公開公報昭62−270757号等である。
【0004】しかし、これらのアルミニウム合金は圧延
により製造されるアルミニウム合金板としては優れてい
るが、押出成形加工しようとすると押出性が非常に悪
く、押出成形ダイス内にて目詰まりを起こしたり、押出
形材表面にムラが生じ外観意匠が著しく低下するという
問題があった。
【0005】一方、押出用合金として広く知られている
JIS A6063S合金は化学研摩または電解研摩を
し、アルマイト処理をすると製品の表面にくもりや光沢
ムラが生じやすかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は押出性を維持
しつつ、光輝性に優れたアルミニウム合金を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】JIS A6063S合
金には通常、Si;0.20〜0.60重量%、Mg;
0.45〜0.90重量%含まれている(以下%は重量
%を示す)。光輝性を向上させるにはSiが少ない方が
良いが、材料強度を維持するためにはMg2 Siの析出
を必要とする。
【0008】そこで、Mg;0.45〜0.90%に対
してSiを0.30〜0.60%添加する。理想的には
Mg:Si=1:0.6の割合が良い。さらに、JIS
A6063S合金には通常Cuが添加されていない
が、化学研摩または電解研摩処理時にアルミニウム合金
にCuを添加した方が光輝性に優れることが研究により
明らかになった。
【0009】しかし、Cuを0.20%以上添加すると
耐食性に劣るので、0.05〜0.20%の範囲が望ま
しい。また、Feは化学研摩または電解研摩時に特に影
響を与えないが、陽極酸化処理時に化成皮膜中にくもり
が生じる。そこで、0.1%以下にすることが望まし
い。 以上のような成分を99.9%以上の純度を持つ
アルミニウム地金に添加してアルミニウム合金を作る。
従って、不可避的な不純物が0.1%以下含まれていて
も良い。
【0010】このように、成分調整した溶湯をいわゆる
ビレットに鋳造するが、そのままでは成分が偏析してい
て充分な光輝性が得られず、その後の均質化処理条件を
種々検討した結果、560〜610℃にて2〜24時間
処理することが良いことが明らかになった。
【0011】JIS A6063S合金では通常520
〜560℃にて均質化処理され、560℃以上では押出
時に表面欠陥が生じるが、本発明による合金にては当該
欠陥も生じない。
【0012】
【実施例】
実施例1 以下に本発明によるアルミニウム合金を用いた光輝処理
の実施例を示す。直径204mm、長さ500mmのビ
レットを440℃に予熱し、3000トン直接押出機に
て厚さ3mm、幅30mmの板状の形材を押出スピード
15〜20m/分で押出し、その後に195℃×120
分時効処理を行う。
【0013】次に、リン酸70〜85%、硝酸3〜3.
5%の化学研摩液を95〜100℃にして60秒処理後
に硝酸20%で酸洗し、硝酸20%の電解液を用いて1
00〜120A/m2 、30分、陽極酸化処理し、約1
0μmアルマイト皮膜を化成した。その光輝性の評価結
果を表1に示す。なお、比較例としてJIS A606
3S合金で同様に処理したものも示した。
【0014】測定は、村上色彩技術研究所製鏡面色色差
計SCD−1型を用い、鏡面色標準板(X=75.1
0、Y=81.66、Z=96.66、L=90.4)
との明度差△L値にて実施した。ここで、マイナス符号
は標準板より明度が低いことを示す。
【0015】
【表1】
【0016】実施例2 本発明によるアルミニウム合金を用いて、図1に示す略
T字型断面形状の押出形材を押出スピード15〜20m
/分で実施例1と同様の化学研摩および陽極酸化処理を
施した。
【0017】比較例としてJIS A6063S合金に
て同様に形材を押出スピード15〜20m/分で押出加
工し、表面処理した。すると、本発明によるアルミニウ
ム合金にては表面に全く光沢ムラが生じないが、JIS
A6063S合金によるものは全体的にくもりが生
じ、さらに横リブ1と縦リブ2の交差部aに光沢ムラが
生じた。
【0018】
【発明の効果】本発明によるアルミニウム合金を用いる
と、押出性を損なうことなく光輝性に優れた製品を製造
することができる。さらに、自動車用の外装モール部品
等のリブが交差する断面形状を必要とする押出形材にお
いても良好な均一性ある光沢が得られ、従来光輝性の必
要とする外装モール部品はステンレス製またはメッキ処
理品にのみ頼らざるを得なかったが、アルミニウム合金
による押出形材で可能になり、意匠性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用外装モールの断面形状である。
【符号の説明】
1・・・横リブ 2・・・縦リブ a・・・交差部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量比 Mg;0.45〜0.90%、
    Si;0.30〜0.60%、Cu;0.05〜0.2
    5%、Fe;0.1%以下、不可避不純物;0.05%
    以下、残部Alからなるアルミニウム合金を鋳造し、5
    60〜610℃にて2〜24時間均熱処理したことを特
    徴とする押出用アルミニウム合金。
JP27804292A 1992-09-22 1992-09-22 光輝アルマイト(登録商標)性に優れた押出用アルミニウム合金 Pending JPH06100970A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008231518A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Aisin Keikinzoku Co Ltd 曲げ加工性及び陽極酸化処理後の光輝性に優れたアルミニウム合金ならびにその押出形材
JP2011162840A (ja) * 2010-02-09 2011-08-25 Furukawa-Sky Aluminum Corp 耐食性及び光輝性に優れた押出し用アルミニウム合金
CN120158630A (zh) * 2025-02-26 2025-06-17 泰兴市盛泰铝业制造有限公司 一种光亮耐腐蚀的铝型材及其制备方法

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