JPH0610099Y2 - ロツカ−ア−ムの支持装置 - Google Patents

ロツカ−ア−ムの支持装置

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JPH0610099Y2
JPH0610099Y2 JP1986093781U JP9378186U JPH0610099Y2 JP H0610099 Y2 JPH0610099 Y2 JP H0610099Y2 JP 1986093781 U JP1986093781 U JP 1986093781U JP 9378186 U JP9378186 U JP 9378186U JP H0610099 Y2 JPH0610099 Y2 JP H0610099Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、カムの変位をバルブに伝達するロッカーア
ームを、エンジンの頂部で揺動自在に支持するためのロ
ッカーアームの支持装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、頭上弁式エンジンでは、シリンダヘッドの上方
に設けられたロッカーアームにより、カムに接するプッ
シュロッドの上下変位をバルブに伝達して、バルブの開
閉を行っており、このロッカーアームの一例としては、
たとえば特開昭59−166757号記載の舟形ロッカ
ーアームが知られている。上記舟形ロッカーアームは、
シリンダヘッドに立設された支持部材により揺動自在に
支持されるものであり、ロッカーアームシャフトを使用
しない点に特徴がある。
また、従来では、エンジンの冷機時に、ロッカーアーム
とバルブステムとの間に隙間(以下、タペットクリアラ
ンスという。)を設け、エンジン暖機時にバルブステム
の熱膨張によりバルブの開閉が正常に行なわれなくなる
のを防ぐようにしている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記先行技術では、舟形ロッカーアームは板
金プレス成形により製造される場合が多く、また、低コ
ストの汎用エンジンでは、上記カムに接するプッシュロ
ッドを鉄で、シリンダおよびシリンダヘッドをアルミ・
ダイカストで製造する場合が多い。したがって、エンジ
ン冷機時に上記タペットクリアランスを、たとえば0.
1〜0.15mmに設定した場合であっても、エンジン暖
機時における鉄製のプッシュロッドとアルミ・ダイカス
ト製のシリンダ、シリンダヘッドとの線膨張係数の差に
より、鉄製のプッシュロッドが相対的に短くなることに
より、上記タペットクリアランスは、たとえば0.5〜
1.0mmに増大する。つまり、ロッカーアームの他端部
と、バルブステムの上端部との間の隙間が大きくなる。
他方、上記ロッカーアームの一端部には、プッシュロッ
ドの上端部が当接しており、このプッシュロッドの下端
部がカムの摺動面に摺接されている。
このような状態で、上記カムを回転させると、プッシュ
ロッドが第3図の実線L1で示すリフト量でもって軸方
向へ往復運動し、その往行程で上記ロッカーアームの一
端部を押し上げ、このアームをその中央部の支点まわり
に揺動運動させて、上記カムの摺動面における所定のラ
ンプ部(助走部)R1の経過後に、上記アームの他端部
で上記バルブステムの上端部を押し下げてバルブを開放
する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上述のように、ロッカーアームとバルブステ
ムとの隙間が大きくなると、上記アームの他端部がバル
ブステムの上端部に当接してバルブの開放を開始するま
での上記ランプ部の長さが、たとえばR1からR2のよ
うに長くなる。
このような長いランプ部の経過後に、上記アームの他端
部がバルブステムの上端部に当接した際、その当接時点
におけるカム回転角に対する実線L1で示すリフト量が
急峻であるから、ロッカーアームの他端部がバルブステ
ムの上端部に対し強い衝撃力でもって当接し、その当接
時に強い打音(タペット音)を発生する。
したがって、この強い打音は、車室内に伝播して、乗員
に不快感を与える。
また、上記ロッカーアームの他端部がバルブステムの上
端部に当接した時点において、上記ロッドはその両端部
下面がプッシュロッドとバルブステムに当接し、かつ、
その中央部上面がエンジンの頂部に固定された棒状のロ
ッカーアーム支持部材の頭部に当接する。
このような当接状態で、上述のように、ロッカーアーム
の他端部がバルブステムの上端部に対し強い衝撃力を付
勢すると、その反力でもって、上記ロッカーアームには
その中央部を支点とし、その両端部をほぼV字状に押し
上げる強い曲げ応力が作用する。その結果、上記ロッカ
ーアームは変形するおそれがある。
これを改善するために、カム回転角に対するカムのリフ
ト量を仮想線L2で示すように緩やかにし、上記ロッカ
ーアームの揺動を滑らかにして、ロッカーアームにかか
る衝撃力を弱めることが考えられる。ところが、このよ
うにすれば、カムのリフト量Lが変動することにより、
カムのリフト量そのものが破線L2で示されるように、
少なくなり、バルブの開閉のタイミングが異常となる。
しかも、破線L2におけるバルブの開き時間面積Aが少
なくなり、エンジン性能が低下する場合が生じる。
さらに、カムのランプ部R2を長くしたままで実線L1
と同じリフト量Lを得ようとすれば、カムのベース円径
が異常に大きくなり、このため、クランクシャフトとカ
ムシャフト間の距離が大きくする必要が生じ、エンジン
の大型化を招く。
このことは、実開昭60-092708号公報で開示されている
頭上弁式エンジンのロッカーアーム揺動防止装置につい
てもほぼ同様の課題がある。
さらに、従来、米国特許第3,964,455号公報には、エン
ジンの頂部に固定された棒状の支持部材に、ほぼ舟形状
のロッカーアームがその中央部を揺動自在でかつ軸移動
可能に支持され、上記支持部材に圧縮スプリングを嵌装
し、このスプリングの下端をピボット部材を介して上記
アームの中央部上面に当接させるとともに、上記スプリ
ングの上端を上記支持部材の先端部に固定されたナット
に当接させ、さらに、上記ロッカーアームの中央部下面
をスペーサを介して上下動可能なピストンに揺動可能に
支持されてなるバルブ制御機構が開示されている。
上記構成において、ピストンが上記スプリングのばね力
の付勢を受けて下降位置に保持され、この下降位置で上
記ロッカーアームはその中央部がスペーサとピボット部
材とでその上下面から狭持されて揺動可能に支持されて
いる。
この状態で、カムを回転させると、前述したものとほぼ
同様にして、プッシュロッドが第3図の実線L1で示す
リフト量でもって軸方向へ往復運動し、その往行程で上
記ロッカーアームはその一端部が押し上げられ、スペー
サとピボット部材とで上下面が狭持された中央部を支点
にして揺動運動する。
この揺動運動により、上記アームの他端部でもって、バ
ルブステムの上端部を押し下げてバルブを開放する。
ところが、上記構成によれば、ロッカーアームの中央部
がスペーサとピボット部材とで狭持され、かつピストン
の下降位置に拘束され、所定の位置に規制保持されてい
るから、前述したように、各構成部材の熱膨張差によっ
て、ロッカーアームとバルブステムとの隙間が大きくな
ると、特開59-166757号公報について詳述したものとほ
ぼ同様に、ロッカーアームの他端部がバルブステムの上
端部に対し強い衝撃力でもって当接し、その当接時に強
い打音を発生させたり、ロッカーアームの変形をもたら
すおそれがある。
つぎに、上記ピストンが上記スプリングのばね力に抗し
て上昇位置に保持されると、その上昇位置において、上
記ロッカーアームの中央部がスペーサとピボット部材と
の狭持状態で揺動可能に支持される。
ところが、この状態では、カムを回転させても、プッシ
ュロッドがロッカーアームの一端部から充分に離間して
いるため、上記アームを揺動運動させることができな
い。したがって、バルブの開閉動作がなされないので、
このエンジンは不作動の状態に保持される。つまり、こ
のバルブ制御機構は、エンジンの動作と不作動を上記ピ
ストンの上下動作により達成することができる。
ところで、上記エンジンはその不作動状態において、ロ
ッカーアームの一端部がプッシュロッドから充分に離間
しているため、上記アームが不安定な揺動運動をするお
それがある。
そのため、上記プッシュロッドの先端部にプッシュロッ
ドプランジャを軸移動可能に嵌合し、このプランジャを
上記プッシュロッド内に収納した圧縮スプリングでもっ
て押し上げて、上記ロッカーアームの一端部に当接さ
せ、これによって、上記アームが不安定な揺動運動をす
るのを防止している。
つまり、上記構成によれば、エンジンの不動作状態を達
成するために、プッシュロッドの先端部にプッシュロッ
ドプランジャや圧縮スプリングを装備しなければなら
ず、その構造がきわめて複雑であるばかりでなく、エン
ジンの動作時には強い打音が発生し、かつ、ロッカーア
ームの変形のおそれがある。
なお、上記構成において、ロッカーアームの中央部がス
ペーサとピボット部材とで狭持されない構造、つまり、
上記スペーサおよびピストンを省略する構造とすること
は可能である。
しかしながら、このような構造にすると、カムを回転さ
せて、プッシュロッドを第3図の実線L1で示すリフト
量でもって軸方向へ往復運動させた場合、ロッカーアー
ムの支点が上記圧縮スプリングの変位で変動するため
に、上記カムのリフト量(実線L1)と、上記アームの
他端部でもって、バルブステムの上端部を押し下げる押
し下げ量とが相対的に一致せず、バルブの開閉のタイミ
ングが異常となり、エンジン性能が低下する。
この考案は、上記課題を解消するためになされたもの
で、打音の発生やロッカーアームの変形のおそれがな
く、かつ構造が簡単で、エンジン性能の良いロッカーア
ームの支持装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案によるロッカーアームの支持装置は、エンジン
の頂部に固定されたロッカーアーム支持部材に、ほぼ舟
形状のロッカーアームの中央部を揺動自在でかつ軸移動
可能に支持し、筒状のピボット部材を上記支持部材に軸
移動可能に嵌合して上記ロッカーアームの中央部上面に
当接させ、上記支持部材の先端部に上記ピボット部材の
軸移動位置を規制する調整部材を固定し、緩衝スプリン
グからなる弾性体の両端部を上記ピボット部材と調整部
材に圧接させたことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成において、ロッカーアームはその中央部がピボ
ット部材を介して、弾性体により支持部材の軸方向へ変
位可能に支持され、タペットクリアランスが零とされて
いる。
この状態で、カムを回転させると、プッシュロッドが所
定のリフト量でもって軸方向へ往復運動し、その往行程
で上記ロッカーアームはその一端部が押し上げられる。
この押し上げの過程で、上記アームはその他端部を支点
とし、緩衝スプリングのばね力に抗してピボット部材を
押し上げ、このピボット部材の上端部を調整部材に当接
させる。
つぎに、この当接後、上記アームは上記ピボット部材の
下端面を支点として揺動運動し、その他端部で上記バル
ブステムの上端部を押し下げてバルブを開放する。
すなわち、上記カムが回転され、上記アームの他端部で
上記バルブの開放を開始する所定のランプ部の経過時点
において、上記ピボット部材の上端部は、緩衝スプリン
グのばね力を受けながら調整部材に当接する。そのた
め、上記ロッカーアームの他端部はバルブステムの上端
部に対し衝撃力を受けることなく当接し、その当接にも
とづく打音の発生がない。
また、この当接時点において、ロッカーアームはその他
端部がバルブステムに衝撃力を付勢しないから、その変
形を有効に防止することができる。
さらに、上記カムのランプ部を短かくしたままで所定の
リフト量を得ることができるため、上記カムのリフト量
と、バルブステムの上端部を押し下げる押し下げ量とを
相対的に一致させることができる。したがって、上記バ
ルブの開閉のタイミングを正常に保持し、エンジン性能
を確保することができるとともに、上記カムのベース円
形を小さくして、エンジンの小型化を確保することがで
きる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、この考案に係るロッカーアームの支持装置を
備えた頭上弁式エンジンの縦断面図である。図におい
て、頭上弁式エンジン1の頂部には略U字状断面を有す
る舟形状のロッカーアーム5が設けられ、このロッカー
アーム5は、後で詳細を説明するように、ロッカーアー
ム支持部材3と、ピボット部材4と、弾性体であるコイ
ル状の緩衝スプリング20と、調整部材であるアジャス
トナット27とにより揺動自在に支持されている。
一方、シリンダロック6には、クランクシャフト7に連
動するカムシャフト8が回転自在に支持されており、こ
のカムシャフト8に設けられたカム9に連動するプッシ
ュロッド10の上端部10aは、上記ロッカーアーム5
の一端部5aに当接している。上記カム9の回転によっ
てプッシュロッド10が上下変位し、これによりロッカ
ーアーム5が揺動自在とされる。なお、11はプッシュ
ロッドサポートである。
また、シリンダブロック6には、バルブ12がスプリン
グ13およびリテーナ14とともに組み込まれており、
バルブステム15の上端部15aは、上記ロッカーアー
ム5の他端部5bに当接している。このバルブステム1
5には、上記バルブスプリング13による押し上げ力
と、上記プッシュロッド10の押し上げ力に基づくロッ
カーアーム5による押し下げ力とが交互に作用し、これ
によって、バルブ12が開閉されるようになっている。
なお、16はピストン、17はコンロッド、18は吸気
通路である。
上記シリンダヘッド2のヘッドカバー19内には、上下
方向に延びたロッカーアーム支持部材3がシリンダヘッ
ド2にねじ込まれており、このロッカーアーム支持部材
3には、上記ロッカーアーム5が緩やかに嵌め込まれて
いる。ロッカーアーム5の中央には、上記両端部5a,
5bよりも下方に向けて湾曲した湾曲部21が形成され
ている。この湾曲部21には、上記ロッカーアーム支持
部材3が貫通した貫通孔22が穿設されている。貫通孔
22の内径は、ロッカーアーム支持部材3の外径よりも
大きく選ばれており、これによって、ロッカーアーム5
の揺動を許容している。
また、上記ロッカーアーム支持部材3には、第2図に示
されるように、筒状のピボット部材4が緩やかに嵌め込
まれるとともに、調整部材であるアジャストナット27
が螺着されている。ピボット部材4の下端面23は、上
記ロッカーアーム5の湾曲部21に摺接している。この
下端面23と湾曲部21とは、同一の曲率に選ばれてお
り、これによって、ロッカーアーム5の揺動が滑らかと
なるように保たれている。また、ピボット部材4には、
ばね収容室24が設けられており、このばね収容室24
には、弾性体であるコイル状の緩衝スプリング20が収
容されている。緩衝スプリング20の両端部は、上記ピ
ボット部材4のばね受け部25および上記アジャストナ
ット27により支持されている。この緩衝スプリング2
0は、ロッカーアーム5に対して、ロッカーアーム5の
上記両端部5a,5bをプッシュロッド10およびバル
ブステム15の各上端部10a,15aに常時当接させ
る方向に弾性力を付加する働きをする。また、アジャス
トナット27は、上記緩衝スプリング20の弾性力を調
整する働きをするものであり、固定ナット28により位
置決めされている。
なお、上記バルブ12、ロッカーアーム5およびプッシ
ュロッド10は、吸気用と排気用とにそれぞれ1個づつ
設けられている。
上記構成において、緩衝スプリング20のばね力でもっ
て、ピボット部材4を介しロッカーアーム5が下方へ押
し下げられ、上記ロッカーアーム5の一端部5aにはプ
ッシュロッド10の上端部10aが当接され、かつ上記ロッ
カーアーム5の他端部5bにはバルブステム15の上端部
15aが当接されて、タペットクリアランスが零とされて
いる。ここで、バルブ12を閉止状態に保持するために、
バルブスプリング13のばね力は緩衝スプリング20のそれ
よりも強く構成されている。
この状態で、カム9を回転させると、プッシュロッド10
がたとえば第3図の実線L1で示すリフト量でもって軸
方向へ往復運動し、その往行程で上記ロッカーアーム5
はその一端部5aが押し上げられる。
この押し上げの過程で、まず、上記アーム5はその他端
部5bを支点とし、緩衝スプリング20のばね力に抗して
ピボット部材4を押し上げ、このピボット部材4の上端
部を調整部材27に当接させる。
つぎに、この当接後、上記アーム5は上記ピボット部材
4の下端面23を支点として揺動運動し、その他端部5
bで上記バルブステム15の上端部15aを押し下げてバル
ブ12を開放する。
すなわち、上記カム9が回転され、上記アーム5の他端
部5bで上記バルブ12の開放を開始する所定のランプ部
R1(第3図)の経過時点において、上記ピボット部材
4の上端部は、緩衝スプリング20のばね力を受けながら
調整部材27に当接する。そのため、上記ロッカーアー
ム5の他端部5bはバルブステム15の上端部15aに対し
衝撃力を受けることなく当接し、その当接にもとづく打
音の発生がない。
また、この当接時点において、ロッカーアーム5はその
他端部5bがハルブステム15に衝撃力を付勢しないか
ら、その変形を有効に防止することができる。
さらに、カム9のランプ部R1を短かくしたままで実線
L1で示すリフト量を得ることができるため、上記カム
9のリフト量(実線L1)と、バルブステム15の上端部
15aを押し下げる押し下げ量とを相対的に一致させるこ
とができる。したがって、上記バルブの開閉のタイミン
グを正常に保持し、エンジン性能を確保することができ
るとともに、上記カム9のベース円形を小さくして、エ
ンジンの小型化を確保することができる。
上述から明らかなように、仮りに、シリンダヘッド2と
シリンダブロック6間に亘って長く延びたプッシュロッ
ド10を鉄製とし、シリンダヘッド2およびシリンダブ
ロック6をアルミ・ダイカスト製とした場合であって
も、エンジン暖機時における鉄とアルミニウムの線膨張
係数の差に起因して、従来技術で述べたようなタペット
クリアランスの増大を招くことが確実に防がれる。これ
により、エンジン運転中にロッカーアーム5がバルブス
テム15を押し下げる際に打音が発生することが防が
れ、上記打音による乗員の不快感の解消が図られる。
また、上記ロッカーアーム5による押し下げの際に、緩
衝スプリング20の作用により、ロッカーアーム5に大
きな衝撃力がかかるのが防がれる。したがって、低コス
トの板金プレス成形により製造したロッカーアーム5を
用いた場合であっても、ロッカーアーム5を変形するお
それがなくなる。
さらに、ロッカーアーム支持部材3に螺着したアジャス
トナット27による緩衝スプリング20の弾性力の調整
は、ヘッドカバー19を取り外すだけで容易に行なうこ
とができる。
しかも、エンジンの冷機時に、暖機時におけるバルブス
テム15の熱膨張を考慮して、タペットクリアランスを
予め設定する必要がない。したがって、エンジンの冷機
時においても上記バルブ12の正常な開閉動作が維持さ
れ、エンジン性能の向上が図られる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、タペットクリ
アランスの増大を防ぐようにしたので、ロッカーアーム
がバルブを押し下げる際の打音の発生を防ぐことができ
る。また、上記バルブの押し下げの際にロッカーアーム
に大きな衝撃力がかかるのが防がれるので、ロッカーア
ームの変形防止が図られる。また、エンジンの冷機時お
よび暖機時においてバルブの正常な開閉が達成されるの
で、エンジン性能が高く維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は
ロッカーアーム5付近の拡大断面図、第3図は従来技術
を説明するためのカム回転角とそのリフト量との関係を
示すグラフである。 1……頭上弁式エンジン、3……ロッカーアーム支持部
材、4……ピボット部材、5……ロッカーアーム、5
a,5b……ロッカーアームの両端部、9……カム、1
0……プッシュロッド、12……バルブ、15……バル
ブステム、20……弾性体、27……調整部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 米国特許3964455(US,A) 実願 昭58−186376号(実開 昭60− 92708号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭48−62166号(実開 昭50− 9609号)の願書に添付した明細書及び図面 の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの頂部に固定された棒状のロッカ
    ーアーム支持部材と、この支持部材に中央部が揺動自在
    でかつ軸移動可能に支持されたほぼ舟形状のロッカーア
    ームと、このロッカーアームの上面に当接して上記支持
    部材に軸移動可能に嵌合された筒状のピボット部材と、
    上記支持部材の先端部に軸移動調整可能に支持されて上
    記ピボット部材の軸移動位置を規制する調整部材と、両
    端部を上記ピボット部材と調整部材に圧接させた緩衝ス
    プリングからなる弾性体と、上記ロッカーアームの一端
    部下面に上端部が当接されかつカムの変位で軸移動して
    上記ロッカーアームを揺動させるプッシュロッドと、上
    記ロッカーアームの他端部下面に上端部が当接されかつ
    バルブの閉止方向へ常時ばね力が付勢されているバルブ
    ステムとを具備し、上記弾性体の弾性力によって、ロッ
    カーアームの両端部下面にプッシュロッドおよびバルブ
    ステムを常時当接させるとともに、上記バルブの開放動
    作時にピボット部材が調整部材に当接する衝撃力を緩衝
    させるように構成したことを特徴とするロッカーアーム
    の支持装置。
JP1986093781U 1986-06-19 1986-06-19 ロツカ−ア−ムの支持装置 Expired - Lifetime JPH0610099Y2 (ja)

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