JPH0610114U - 紙容器用ブランク - Google Patents

紙容器用ブランク

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JPH0610114U
JPH0610114U JP4999892U JP4999892U JPH0610114U JP H0610114 U JPH0610114 U JP H0610114U JP 4999892 U JP4999892 U JP 4999892U JP 4999892 U JP4999892 U JP 4999892U JP H0610114 U JPH0610114 U JP H0610114U
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和也 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平面状の頂部を有する紙容器の頂部の貼着部先
端外縁の外観性を向上する。 【構成】紙容器用のブランクの貼着パネルと正面パネル
と裏面パネルの上端周縁線形状が、水平直線で、且つ、
その貼着パネルと裏面パネルの上端周縁線より裏面パネ
ルの上端周縁線が低くし段差を形成し、そして、左側面
パネルと右側面パネルの上端周縁線は、パネル巾の中間
点まではそれぞれの隣接する正面パネルの上端周縁線と
連続して平行に形成し、そのパネル中間点からは、左側
面パネルの端周縁線が貼着パネルの上端周縁線の右上端
と、右側面パネルの上端周縁線が裏面パネルの上端周縁
線の左上端と、それぞれの段差間を傾斜状に連続して形
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、果汁飲料、牛乳、清酒などの食品やシャンプー、リンスなどの非食 品の液体、さらには、固体や粉体などに使用される頂部が平面状の紙容器のブラ ンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、平面状の頂部を有する紙容器が、従来のガラス容器や金属容器にかわっ て、牛乳、乳酸飲料、液体用スープなどのチルド流通タイプの液体食品や、清酒 、果汁飲料、めんつゆなどの長期保存を必要とする常温タイプの液体食品などの 広い範囲にわたって、大量に使用されるようになった。さらに、最近では、シャ ンプーやリンスなどのトイレタリー類にも使用され、また、固体や粉体の内容物 への適用も考えられるようになった。これらの平面状の頂部を有する紙容器の製 箱に用いられる従来の代表的なブランクは、図3にその展開平面図を示したよう に、水平方向に、五つの長方形の貼着パネル(211)、左側面パネル(212 )、表面パネル(213)、右側面パネル(214)、裏面パネル(215)が 四本の垂直な折り目線(231,232,233,234)を介して順に並列に 連設され、さらに、この五つのパネルには、垂直方向に三本の水平な折り目線( 241,242,243)を介して上貼着部(221)、頂部(222)、壁部 (223)、底部(224)が上から順に並列に連設され、左右の側面パネルの 頂部には、折り込みのためにそれぞれ頂部下端にある左右の角を結ぶ稜線を底辺 とする二等辺三角形状に上端シール部の垂直な折り目線(261,262)の下 端(k,n)と交わる斜めな二本の折り目線(251と252,253と254 )が設けられ、さらに、左右の側壁パネルの底部には、それぞれ底部上端にある 左右の角を結ぶ稜線を底辺とする二等辺三角形状に下端シール部に垂直な折り目 線(263,264)の上端と交わる斜めな二本の折り目線(255と256, 257と258)が設けられたものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のブランクは、図3に示したように、上端周縁形状(i− a−b−c−d−e−f−g)が同一水平直線であり、また、ブランクの基材の 積層材料には、紙容器の製箱時の貼着に、通常は熱融着法が用いられるため、最 内面と最外面にポリオレフィンフィルム層が必要となり、最も簡単な構成でも、 ポリエチレン/板紙/ポリエチレの三層構成であり、食品の常温タイプでは、内 容物の保護からかなり多層なポリエチレン/板紙/アルミニウム箔/ポリエチレ ンテレフタレート/ポリエチレンの五層構成のものが使用されていた。このため 、製箱工程の内容物充填後の頂部の封鎖密封時に、図4(A)及び(B)に示し たように、上貼着部を熱融着法で貼着して折り込み(k−l−m−nの折り目線 を内側にして、いわゆる、谷折りする)、さらに、左右の三角耳状部(271, 272)を下方に直角に折り曲げて、左右の側面パネルの壁部(223)上部に 貼着されるが、ブランクの上貼着部の上端周縁線の重なり断面部分(b−g・a ・c−f・d−e)が、熱融着によるプラスチックのはみ出しや積層材料の断面 が見えて製品の外観の品質を著しく損なうことがあった。本考案は、ブランクの 上端周縁形状を改善して、上述の外観を損なう従来の問題点を解決したものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、図1及び図2に示したように、平面状の頂部を有する直方体(相隣 面がすべて直角に交わる六面体)の紙容器(300)に折り畳むための、水平方 向に貼着パネル(111)、左側面パネル(112)、正面パネル(113)、 右側面パネル(114)、裏面パネル(115)の順に連設し、さらに、それぞ れのパネルが、垂直方向に上貼着部(121)、頂部(122)、壁部(123 )、底部(124)、下貼着部(144)の順に連設されたブランクにおいて、 そのブランクの貼着パネル(111)と正面パネル(113)と裏面パネル(1 15)の上端周縁線形状(i−a,c−d,f−g)が、水平直線で、且つ、そ の貼着パネルと裏面パネルの上端周縁線(i−a,c−d)より裏面パネルの上 端周縁線(f−g)が低くく段差を有し、そして、左側面パネル(112)と右 側面パネル(114)の上端周縁線(a−b−c,d−e−f)は、パネル巾の 中間点まで(c−b,d−e)はそれぞれの隣接する正面パネルの上端周縁線( c−d)と連続して平行に形成し、そのパネル中間点(b,e)からは、左側面 パネルの端周縁線が貼着パネルの上端周縁線の右上端(a)と、右側面パネルの 上端周縁線が裏面パネルの上端周縁線の左上端(f)と、それぞれの段差間を傾 斜状に連続して形成したことを特徴とする紙容器用ブランク(100)である。
【0005】 なお、上述の紙容器用ブランクの上端周縁線(i−a−b−c−d−e−f− g)は、貼着パネル、左側面パネル、正面パネル、右側面パネル、裏面パネルの それぞれの上貼着部の上端周縁線(i−a,a−b−c,c−d,d−e−f, f−g)によって連続して設けられるものである。
【0006】 また、左側面パネルと右側面パネルとに設けられる傾斜状の上端周縁線は、直 線、曲線、段階的な線などのいずれでも良い。
【0007】
【作用】
本考案の紙容器用ブランクを用いると、製箱工程の内容物充填後の頂部の密封 時に、図2(A)及び(B)に示したように、上貼着部を熱融着法で貼着して折 り込み(k−l−m−nの折り目線を内側にして、いわゆる、谷折りする)、さ らに、左右の三角耳状部(171,172)を下方に直角に折り曲げて、左右の 側面パネルの壁部(123)に貼着されるたとき、図1に示したブランク(10 0)の上端周縁線(i−a−b−c−d−e−f−g)は、正面パネル(113 )と左右の側面パネル(112,114)の半分の上端周縁線形状(c−d,b −c,d−e)が、貼着パネル(111)と裏面パネル(115)及び左右の側 面パネルの半分の上端周縁線形状(i−a,f−g,a−b,e−f)より低く 形成されているため、図1(A)及び(B)に示したように製箱後の上貼着部( 121)の重なり部分は、正面パネルと左右の側面パネルの半分の上端周縁線形 状(c−d,b−c,d−e)を貼着パネルと裏面パネル及び左右の側面パネル の半分の上端周縁線形状(a−i,g−f,b−a,f−e)が覆った形となっ て、熱融着によるプラスチックのはみ出しが見えにくく、しかも貼着部先端の積 層材料の断面厚が薄くなる。
【0008】
【実施例】
まず、本実施例の紙容器用ブランクを、打抜機で積層材料から打ち抜きと同時 に折り目線を入れて作製した。図1は、そのブランクの展開平面図であり、水平 方向に、五つの長方形のシールパネル(111)、左側面パネル(112)、正 面パネル(113)、右側面パネル(114)、裏面パネル(115)を四本の 垂直な折り目線(131,132,133,134)を介して順に並列に連設し 、さらにこの五つのパネルには、垂直方向に三本の水平な折り目線(141,1 42,143)を介して上端シール部(121)、頂部(122)、側壁部(1 23)、底部(124)を上から順に並列に連設したが、本考案に係わるブラン ク(100)の上端周縁線(i−a−b−c−d−e−f−g)は、貼着パネル (111)と正面パネル(113)と裏面パネル(115)の上端周縁線形状( i−a,c−d,f−g)を、水平直線に、しかも、貼着パネルと裏面パネルの 上端周縁線(i−a,f−g)より正面パネルの上端周縁線(c−d)を低くし て段差を持たせ、左側面パネル(112)と右側面パネル(114)の上端周縁 線(a−b−c,d−e−f)は、パネル巾の中間点まで(c−b,d−e)は 、それぞれの隣接する正面パネルの上端周縁線(c−d)と連続して平行に形成 し、そのパネル中間点(b,e)からは、左側面パネルの端周縁線が貼着パネル の上端周縁線の右上端(a)と、右側面パネルの上端周縁線が裏面パネルの上端 周縁線の左上端(f)と、それぞれの段差間を傾斜直線状に連続して形成した。 さらに、左右の側面パネルと正面パネルの底部には、水平な折り目線(144) と二本の垂直な折り目線(163,164)とを介して下端シール部(125) を設け、左右の側面パネルの上端シール部には、それぞれ中央に垂直な折り目線 (161,162)を設け、左右の側面パネルの頂部には、折り込みのためにそ れぞれ頂部下端にある左右の角を結ぶ稜線を底辺とする二等辺三角形状に上端シ ール部の垂直な折り目線(161,162)の下端(k,n)と交わる斜めな二 本の折り目線(151と152,153と154)を設け、さらに、左右の側面 パネルの底部には、それぞれ底部上端にある左右の角を結ぶ稜線を底辺とする二 等辺三角形状に下端シール部の垂直な折り目線(163,164)の上端と交わ る斜めな二本の折り目線(155と156,157と158)を設けた。
【0009】 上述の本実施例のブランクの積層材料の構成は、〔外側〕ポリエチレン(20 μm)/紙(340g/m2 )/アルミニウム箔(7μm)/ポリエチレンテレ フタレート(12μm)/ポリエチレン(60μm)〔内側〕であり、表面には グラビア印刷法により文字と絵柄を印刷したものである。
【0010】 次に、フレームシーラーでサイドシールした紙容器用ブランクを充填機に流し て、底部をヒートシールし、テストのために水を充填した後、頂部をヒートシー ルして密封し、内容量が600mlの図2(B)に示した平面状の頂部を有する常 温流通タイプの本考案に係わる液体用紙容器(300)を作製した。
【0011】 上述の本実施例の紙容器用ブランクを用いた製箱工程において、頂部の上端シ ール部をヒートシールしたのち、図3(A)及び(B)に示したように、上端シ ール部を折り曲げ、さらに、頂部の両端に突出する三角耳状部(171と172 )を下方に折り曲げて側壁に貼着して紙容器を作製したが、頂部の貼着部の外縁 線は嵩張らずに、また、プラスチックの熱融着によるはみ出しもなく外観性が良 好なものであった。
【0012】
【考案の効果】
本考案の紙容器用ブランクを用いて平面状の頂部を有する紙容器を作製すると 、頂部の貼着部の外縁線は嵩張らずスッキリしており、また、熱融着によるプラ スチックのはみ出しもなく、紙容器の外観性が良好で、販売時の展示効果が向上 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の紙容器用ブランクの展開平面図であ
る。
【図2】本考案に係わる紙容器の製箱工程時の頂部の封
鎖密封状態を示す説明図である。
【図3】従来の紙容器用ブランク板の展開平面図であ
る。
【図4】従来の紙容器用ブランクの製箱工程時の頂部の
封鎖密封状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100,200……ブランク 111,211……貼着ルパネル 112,212……左側面パネル 113,213……正面パネル 114,214……右側面パネル 115,215……裏面パネル 121,221……上貼着部 122,222……頂部 123,223……側壁部 124,224……底部 125,……下貼着部 131,132,133,134,141,142,1
43,151,152,153,154,155,15
6,157,158,161,162,163,16
4,231,232,233,234,241,24
2,243,251,252 ,253,254,25
5,256,257,258,261,262,26
3,164……折り目線 171,172,271,272……三角耳状部 300,400……液体用紙容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面状の頂部を有する直方体の紙容器に折
    り畳むための、水平方向に貼着パネル、左側面パネル、
    正面パネル、右側面パネル、裏面パネルの順に連設し、
    さらに、それぞれのパネルが、垂直方向に上貼着部、頂
    部、壁部、底部、下貼着部の順に連設されたブランクに
    おいて、そのブランクの貼着パネルと正面パネルと裏面
    パネルの上端周縁線形状が、水平直線で、且つ、その貼
    着パネルと裏面パネルの上端周縁線より裏面パネルの上
    端周縁線が低くく段差を有し、そして、左側面パネルと
    右側面パネルの上端周縁線は、パネル巾の中間点までは
    それぞれの隣接する正面パネルの上端周縁線と連続して
    平行に形成し、そのパネル中間点からは、左側面パネル
    の端周縁線が貼着パネルの上端周縁線の右上端と、右側
    面パネルの上端周縁線が裏面パネルの上端周縁線の左上
    端と、それぞれの段差間を傾斜状に連続して形成したこ
    とを特徴とする紙容器用ブランク。
JP1992049998U 1992-07-16 1992-07-16 紙容器用ブランク Expired - Lifetime JP2570637Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398021U (ja) * 1977-01-11 1978-08-09
JPS63197817U (ja) * 1987-06-04 1988-12-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5398021U (ja) * 1977-01-11 1978-08-09
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