JPH06101182B2 - 記録又は再生装置 - Google Patents

記録又は再生装置

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JPH06101182B2
JPH06101182B2 JP60145992A JP14599285A JPH06101182B2 JP H06101182 B2 JPH06101182 B2 JP H06101182B2 JP 60145992 A JP60145992 A JP 60145992A JP 14599285 A JP14599285 A JP 14599285A JP H06101182 B2 JPH06101182 B2 JP H06101182B2
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英司 小山内
雅也 真栄田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録又は再生装置、特に、記録担体としてフ
レキシブル磁気デイスクを使用し、該デイスクの記録又
は再生用磁気ヘツドを通過する部分を安定化させてデイ
スクとヘツドとの当接関係を良好に保つ目的で、デイス
クを介してヘツドと対向する様に設けられた安定部材を
有する記録又は再生装置に関する。
〔開示の概要〕
本明細書及び図面は、磁気ヘツドと、記録担体であるフ
レキシブル磁気デイスクを介して該ヘツドと対向する様
に設けられ、該デイスクの回転に際し、少なくとも該デ
イスクの、上記ヘツドを通過する部分を安定化させる安
定部材とを備えた記録又は再生装置において、該安定部
材を、導電性樹脂により形成することにより、該安定部
材の加工精度を向上せしめ、且つ、加工を容易にし、以
って、性能の良好な、安価な記録又は再生装置を提供し
得る技術を開示するものである。
〔従来の技術〕
フレキシブル磁気デイスクを使用する記録又は再生装置
にあっては、記録又は再生用の磁気ヘツド(以下ヘツド
と略す)を高速回転するフレキシブル磁気デイスクに接
近させると、デイスクの回転により生ずる空気流のため
にヘツドとデイスクとの当接状態を安定且つ良好に保て
なくなり、従って、記録再生性能が劣化すると云う欠点
を生ずる。
これに解決するために、デイスクを介してヘツドの反対
側に安定部材を設け、デイスクにより生ずる空気流をヘ
ツドとデイスクとの間ばかりでなく安定部材とデイスク
との間にも起こさせ、ヘツドとデイスクとの当接状態を
安定且つ良好に保とうと云う努力が為されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで斯かる安定部材は静電帯電に対する対策からア
ルミニウム等の金属材料を用いて形成されることが多い
ものであるが、しかし乍ら、金属材料を用いる場合、そ
の加工に就いてはいきおい、切削等の機械加工に頼らざ
るを得ず、従って、量産性に劣り、加工コストも高くつ
くために安価なものが得られなかった。特に、空気流に
よる圧力の影響を考慮して形状が比較的複雑になる場合
にはその傾向は増々顕著になるものであり、又、これと
共に、加工上の制約から満足し得る性能を得にくい面も
あった。
従って、本発明は、安定部材の加工精度を向上せしめ、
且つ、加工を容易にし、以って、性能の良好な安価な記
録又は再生装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、本発明の特徴とすると
ころは、によれば、磁気ヘツド(4)と、記録担体であ
るフレキシブル磁気デイスク(1)を介して該ヘツドと
対向する様に設けられ、該デイスクの回転に際し、少な
くとも該デイスクの、上記ヘツドを通過する部分を安定
化させる安定部材(10)とを備えた記録又は再生装置で
あつて、 上記安定部材(10)の上記デイスクと対向する表面にお
ける上記ヘツドと対向する位置には、上記ヘツドの移動
を逃げるための凹溝部(11)が形成され、該凹溝部は上
記デイスクの外周部分から中心部分に向かうにしたがつ
て幅が広くなるように形成され、上記凹溝部の上記デイ
スクの回転方向の下流側となる上記安定部材(11)の上
記デイスクと対向する表面には、上記凹溝部(11)と略
平行に複数の凹溝部(13,15)と凸部(12,14,16)が交
互に形成されており、上記凸部(12,14,16)の上記デイ
スクとの対向面には、上記デイスク回転方向に傾斜する
傾斜面が形成されており、且つ上記安定部材(11)は、
全体を導電性樹脂により形成されている記録又は再生装
置にある。
〔作用〕
導電性樹脂にて安定部材を形成することにより加工コス
トが著しく低廉化し、且つ、形状の複雑なものでも精度
良く、容易に量産出来る。
又、導電性樹脂であるため、静電帯電に対する対策も容
易になる。
また、その成型の容易性を利用して、磁気ヘツドを当接
した状態でデイスクを回転したときのデイスクの変形の
形状を考慮し、安定部材のヘツドと対向する位置に形成
されたヘツド逃げ用の凹溝部を、デイスク中心に行くに
したがつて幅広とし、さらにそのデイスク回転方向下流
側に、デイスクの浮きを防止して安定化を図る複数の凸
部と凹溝部を形成することにより、より高いデイスク安
定化を図ることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の好ましい実施例に就いて添付の図面を参
照して説明する。
第1図において、1は記録担体としてのフレキシブル磁
気デイスクであり、その中心部に、例えばプラスチツク
製のセンタ・コア2が取り付けられ、このセンタ・コア
2の中心孔3においてデイスク回転用モータ18の回転ス
ピンドル19に装着されて、例えば図中矢印Aの方向に回
転させられる。4は記録又は再生用の磁気ヘツドであ
り、ヘツド移動台7(第2図)に支持されていて、該移
動台7により矢印Bで示す様にデイスク1の半径方向に
移動させられる。これにより信号の記録時にはデイスク
への記録面上に円心円上若しくはら線状の記録トラツク
が形成される。10はヘツド4を通過する部分のデイスク
1を安定化させる目的でヘツド4に対し、デイスク1を
介して対向する関係に設けられた安定部材としての安定
板で、その詳細については後述する。5は同じくヘツド
4の側に設けられた規制板で、上記安定板10に対してデ
イスク1を介して対向するように配設されており、ヘツ
ド4はその開口6を通じて突出している。
第2図において、11は安定板10のほぼ中央部に設けられ
たヘツド4の逃げのための凹部であって、その形状は、
磁気デイスク1の回転状態においてほぼ大気圧に保たれ
るのに十分な深さ及び幅を有するように形成される。
第3図に示すように、安定板10のデイスク対向面に形成
されるヘツド逃げ用の凹部11の形状は、デイスク中心側
開口幅d1がデイスク外周側の開口幅d2よりも広くなる様
な形状にしてある。これはヘツド4の突き出しでデイス
ク1に与えられる変形のデイスク円周方向の広がりが、
第4図(A),(B)に示す様に、センタ・コア2の影
響を受けてデイスク1の回転中心側で広く、中心から半
径方向に遠ざかるにつれ狭くなるため、これに相応する
様にするためであり、これによりヘツド4の全移動領域
で安定した良好な当接状態が得られる様になる。
13及び15は凹部11のデイスク1の回転方向Aにおける下
流側に順次設けられた凸部であり、これらは一定の開口
幅を有するものであるが、凹部11と同様に磁気デイスク
1の回転状態においてこれらがほぼ大気圧に保たれるよ
うな形状をなしている。12,14及び16は、これら凹部13
及び15により分断された凸部であり、夫々の高さは、安
定板10の下流側に向かって低くなっている。即ち磁気デ
イスク1に対する面に傾斜が付してある。これらの凸部
12,14及び16の磁気デイスク1との対向面の傾斜角の関
係については、磁気デイスク1の回転基準面即ち、デイ
スク回転モータ18の回転軸に直交する面に対してなす角
が、凸部12が最も大きく、凸部14がこれに次ぎ、凸部16
が最も小さく設定されている。換言すれば、安定部板10
の下流側端部に至るほど上記各凸部12,14,16の傾斜面が
上記回転基準面に対してなす角が小さくなるように設定
されている。これは、第2図に示すように、磁気デイス
ク1は、その回転状態において、磁気ヘツド4との対向
部に近いほど大きく傾斜するように変形するので、上記
各凸部12,14,16の傾斜面と磁気デイスク1との隙間は、
両者間に所要の正圧を発生させるために、各傾斜面のエ
ツジ部12e,14e,16eにおいて夫々隙間が最小であり、か
つ各傾斜面の全面にわたって隙間を所要の大きさに保
ち、夫々の隙間の形状を実質的にくさび状にするためで
ある。また各エツジ部12e,14e,16eは同一平面上にある
ことを可とし、さらに後述の上流側の凸部17の磁気デイ
スク1と対向する面もこれと同一平面にあることを可と
するが、エツジ部12e,14e,16eのうち下流に位置するも
のほどその高さが低くなる、即ちデイスク1側に突出す
るように形成してもよい。
17は安定板10の上流側の凸部であって、この例ではその
磁気デイスク1との対向面は傾斜しておらず、前記の回
転基準面に平行である。
尚、第3図で矢印Cはデイスク1のセンタ・コア2の方
向を示す。
次に、磁気デイスク1の回転状態における上記の構成の
安定板10と磁気デイスク1との間の空気流圧力及び第2
図の装置の作用について説明する。磁気デイスク1の回
転中、磁気ヘツド4は磁気デイスク1側に突出してお
り、安定板10の上流側の凸部17では磁気デイスク1との
隙間が下流側に向かって徐々に狭くなり、エツジ部18e
で最小になる。このくさび状の隙間を流れる空気流は正
圧を発生し、磁気デイスク1は規制板5の方向へ押し下
げられる。ヘツド4の逃げのための凹部11では磁気デイ
スク1との隙間が十分に大きいため、ほぼ大気圧にな
り、磁気デイスク1は空気流による外力をほとんど受け
ない。さらに凹部11の形状(深さ及び幅)により同凹部
11に負圧が発生するのを避けることができる。
安定板10の下流側の凸部12では、その磁気デイスク1と
対向する傾斜面の形状によりエツジ部12eで両者間の隙
間が最小であって上流側の凸部17と同様にくさび状の隙
間が形成され、ここを流れる空気流は正圧を発生する。
次の凹部13では凹部11と同様にしてほぼ大気圧に保た
れ、負圧の発生が避けられる。さらに下流側の凸部14,1
6及び凹部15において上記と同様な空気流圧力状態にな
る。したがって凸部12,14,16で順次発生する正圧により
磁気デイスク1は規制板6の方向へ押し下げられる。
上記の理由により、安定板10の上流側及び下流側とも
に、負圧を発生することなく、磁気デイスク1は規制板
5の方向へ押し下げられ、その回転状態における形状は
磁気ヘツド4との対向部を境にして上流側と下流側とで
ほぼ対称な形状になり、磁気デイスク1が安定板10に接
触することが防止される。
又、上記に加えて、ヘツド逃げ用の凹部11の形状が、第
3図に示す如く、第4図(A),(B)に示したヘツド
4の突き出しによるデイスク1の変形形状(1a)にほぼ
則したものであるため、安定板10とデイスクとの間の空
気流が全ての領域でほぼ均一となって、ヘツド4の各移
動位置におけるヘツド4とデイスク1との当接状態が非
常に良好なものとなる。
ちなみにこの場合、凸部12,14及び16は凹溝部11の下流
側稜線11eに平行に設けられているため、デイスク1に
対する位置は丁度第4図(A)中に破線で示す様な位置
関係となり、一方、デイスク1の回転により発生する空
気流は遠心力によってデイスク1の接線方向から外方へ
向かう(矢印E)成分が大となるため、この空気流の方
向Eに対し凸部12,14及び16は直交に近い関係となり、
従って、これら凸部12,14及び16の各傾斜面により十分
な正圧が効率良く得られる様になる。
さて、本実施例においては、少なくともヘツド4と対向
する安定板10は導電性樹脂のモールド成型により形成さ
れており、この導電性樹脂は例えばポリフエニレンサル
フアイドにカーボンフアイバーを含有させたもの(含有
率30wt%)である。即ち、導電性樹脂のモールド加工に
より形成するものであるため、第3図に示すように複雑
且つ精度の厳しい形状であっても、精度を高く維持でき
ると共に、加工コストを低くおさえることができ、又、
すこぶる量産性に富むものである。しかも導電性(導電
率10-1Ωcm)であるため、第2図に示すように適宜の手
段にて電気的に接地しておくことにより静電帯電を防止
出来るものである。
また、デイスク1の起動時あるいは停止時には、安定板
10とデイスク1の接触は避けられないが、耐摩耗性にも
すぐれているため、これによって安定板10のデイスク対
向面が傷つくことも少ない。
〔発明の効果〕 以上の様に本発明によれば、簡単な手段にて安定部材の
加工精度を向上せしめ、且つ、加工を容易にし、以っ
て、斯種安定部材を必要とする記録又は再生装置の性能
を良好ならしめ、安価に為し得る効果がある。
またデイスクの変形の形状を考慮し、安定部材のヘツド
と対向する位置に形成されたヘツド逃げ用の凹溝部を、
デイスク中心に行くにしたがつて幅広とし、さらにその
デイスク回転方向下流側に、デイスクの浮きを防止して
安定化を図る複数の凸部と凹溝部を形成することによ
り、よりデイスク安定化機能を高めることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の、特に本発明に関係する要
部の分離斜視図、 第2図は第1図の装置の第1図におけるD−D断面視
図、 第3図は第1,2図中の安定板を、そのデイスク対向面側
から見た斜視図、 第4図(A),(B)はヘツドの突き出しによるデイス
クの変形の様子を説明するためのデイスクの平面図及び
斜視図である。 1……フレキシブル磁気デイスク、4……記録又は再生
用磁気ヘツド、5……規制板、10……安定板、18……モ
ータ、19……スピンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツド(4)と、記録担体であるフレ
    キシブル磁気デイスク(1)を介して該ヘツドと対向す
    る様に設けられ、該デイスクの回転に際し、少なくとも
    該デイスクの、上記ヘツドを通過する部分を安定化させ
    る安定部材(10)とを備えた記録又は再生装置であつ
    て、 上記安定部材(10)の上記デイスクと対向する表面にお
    ける上記ヘツドと対向する位置には、上記ヘツドの移動
    を逃げるための凹溝部(11)が形成され、該凹溝部は上
    記デイスクの外周部分から中心部分に向かうにしたがつ
    て幅が広くなるように形成され、上記凹溝部の上記デイ
    スクの回転方向の下流側となる上記安定部材(11)の上
    記デイスクと対向する表面には、上記凹溝部(11)と略
    平行に複数の凹溝部(13,15)と凸部(12,14,16)が交
    互に形成されており、上記凸部(12,14,16)の上記デイ
    スクとの対向面には、上記デイスク回転方向に傾斜する
    傾斜面が形成されており、且つ上記安定部材(11)は、
    全体を導電性樹脂により形成されていることを特徴とす
    る記録又は再生装置。
JP60145992A 1985-07-02 1985-07-02 記録又は再生装置 Expired - Lifetime JPH06101182B2 (ja)

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JPS626460A JPS626460A (ja) 1987-01-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58165779U (ja) * 1982-04-30 1983-11-04 ソニー株式会社 フレキシブルデイスク装置
JPS60261068A (ja) * 1984-06-07 1985-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd 規整板

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JPS626460A (ja) 1987-01-13

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