JPH06267223A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH06267223A JPH06267223A JP5440293A JP5440293A JPH06267223A JP H06267223 A JPH06267223 A JP H06267223A JP 5440293 A JP5440293 A JP 5440293A JP 5440293 A JP5440293 A JP 5440293A JP H06267223 A JPH06267223 A JP H06267223A
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- Japan
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- angle
- recording
- track
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、磁気ディスク装置において、ヨー
角とスキュー角とを独立に最適化することを目的とす
る。 【構成】ヘッドスライダの長手方向に対して、磁気ヘッ
ドの幅方向に垂直な方向が一定の角度をなすように、磁
気ヘッドにオフセットを設けることにより、スイングア
ームの先端にとりつけられて円弧運動をする磁気ヘッド
において、ヨー角を保ったままスキュー角を最適化す
る。 【効果】 スキュー角を最適化することにより、記録ヘ
ッドと再生ヘッドが別々に構成されたヘッドにおいてト
ラック密度を向上することができる、あるいは外周側に
おけるS/Nを改善できる効果がある。
角とスキュー角とを独立に最適化することを目的とす
る。 【構成】ヘッドスライダの長手方向に対して、磁気ヘッ
ドの幅方向に垂直な方向が一定の角度をなすように、磁
気ヘッドにオフセットを設けることにより、スイングア
ームの先端にとりつけられて円弧運動をする磁気ヘッド
において、ヨー角を保ったままスキュー角を最適化す
る。 【効果】 スキュー角を最適化することにより、記録ヘ
ッドと再生ヘッドが別々に構成されたヘッドにおいてト
ラック密度を向上することができる、あるいは外周側に
おけるS/Nを改善できる効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】回転する磁気ディスク表面に連れ回る空
気の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を保って
浮上する浮上スライダ上の、磁気ディスクに情報を記録
もしくは再生する磁気ヘッドを設けた浮上型磁気ヘッド
においては、磁気ヘッドのトラック幅に垂直なトラック
の長手方向と、浮上スライダの浮上力を生じる2本の帯
状のエアベアリング面の長手方向が平行となるように磁
気ヘッドが形成されている。小型の磁気ディスク装置で
は、図7に示すように浮上型磁気ヘッドはヘッドサスペ
ンションを介してスイングアームに固定され、スイング
アームが回転軸の回りに一定の範囲で回転することによ
り、浮上型磁気ヘッドを磁気ディスクの最内周から最外
周の範囲の任意の位置に位置決めし、任意のトラックに
おいて情報の記録もしくは再生を行う。記録再生を行う
ヘッドの運動の軌跡は回転軸を中心とした円弧となり、
媒体上の同心円状のトラックの接線とヘッドスライダの
エアベアリング面の長手方向とのなす角度は、ディスク
上の半径位置によって変化し、この角度はヨー角と呼ば
れている。
気の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を保って
浮上する浮上スライダ上の、磁気ディスクに情報を記録
もしくは再生する磁気ヘッドを設けた浮上型磁気ヘッド
においては、磁気ヘッドのトラック幅に垂直なトラック
の長手方向と、浮上スライダの浮上力を生じる2本の帯
状のエアベアリング面の長手方向が平行となるように磁
気ヘッドが形成されている。小型の磁気ディスク装置で
は、図7に示すように浮上型磁気ヘッドはヘッドサスペ
ンションを介してスイングアームに固定され、スイング
アームが回転軸の回りに一定の範囲で回転することによ
り、浮上型磁気ヘッドを磁気ディスクの最内周から最外
周の範囲の任意の位置に位置決めし、任意のトラックに
おいて情報の記録もしくは再生を行う。記録再生を行う
ヘッドの運動の軌跡は回転軸を中心とした円弧となり、
媒体上の同心円状のトラックの接線とヘッドスライダの
エアベアリング面の長手方向とのなす角度は、ディスク
上の半径位置によって変化し、この角度はヨー角と呼ば
れている。
【0003】浮上型磁気ヘッドにおいては、回転する磁
気ディスクとの相対速度により生じる空気の動圧効果に
よりヘッドが浮上しているが、ヘッドの浮上量は相対速
度の上昇とともに増加する。つまり一定の回転数で回転
するディスクにおいては、ディスクの外周に近づくほど
浮上高さは上昇する。これに対し、ヘッドの浮上量はヨ
ー角の増加に伴って低下する。そこで、最内周トラック
でヨー角が小さく、最外周でヨー角が大きくなるように
スイングアームを設計すると、ヘッドが外周側に移動し
ても、半径の増大による周速の増加による浮上量の上昇
効果と、ヨー角の増加による浮上量の低下の効果が相殺
されて、浮上量の変動を小さくすることが出来る。こう
したことから、浮上量を制御するために、積極的にヘッ
ドにヨー角を付与する場合がある。
気ディスクとの相対速度により生じる空気の動圧効果に
よりヘッドが浮上しているが、ヘッドの浮上量は相対速
度の上昇とともに増加する。つまり一定の回転数で回転
するディスクにおいては、ディスクの外周に近づくほど
浮上高さは上昇する。これに対し、ヘッドの浮上量はヨ
ー角の増加に伴って低下する。そこで、最内周トラック
でヨー角が小さく、最外周でヨー角が大きくなるように
スイングアームを設計すると、ヘッドが外周側に移動し
ても、半径の増大による周速の増加による浮上量の上昇
効果と、ヨー角の増加による浮上量の低下の効果が相殺
されて、浮上量の変動を小さくすることが出来る。こう
したことから、浮上量を制御するために、積極的にヘッ
ドにヨー角を付与する場合がある。
【0004】ところがヘッドにヨー角を与えると、図7
に示すように、磁気ヘッドのトラック幅に垂直な方向4
7と、ディスク上のヘッドの軌跡、すなわちディスク上
のトラックの接線方向48、との間に角度49が生じ
る。この角度をスキュー角と呼ぶ。トラック幅に垂直な
方向と、浮上スライダの浮上力を生じる2本の帯状のエ
アベアリング面の長手方向が平行となるような従来の磁
気ヘッドの場合、スキュー角の大きさはヨー角に等しい
(スキュー角=ヨー角)。浮上スライダ上に形成された
ひとつの磁気ヘッドが、記録と再生を行う従来型のイン
ダクティブヘッドの場合には、最外周においてスキュー
角φが生じると、トラック幅がcosφ倍に減少し、出
力の低下を招くが、周速も高速となるために、前述の浮
上量均一化効果ともあいまって、この出力低下を補って
いた。
に示すように、磁気ヘッドのトラック幅に垂直な方向4
7と、ディスク上のヘッドの軌跡、すなわちディスク上
のトラックの接線方向48、との間に角度49が生じ
る。この角度をスキュー角と呼ぶ。トラック幅に垂直な
方向と、浮上スライダの浮上力を生じる2本の帯状のエ
アベアリング面の長手方向が平行となるような従来の磁
気ヘッドの場合、スキュー角の大きさはヨー角に等しい
(スキュー角=ヨー角)。浮上スライダ上に形成された
ひとつの磁気ヘッドが、記録と再生を行う従来型のイン
ダクティブヘッドの場合には、最外周においてスキュー
角φが生じると、トラック幅がcosφ倍に減少し、出
力の低下を招くが、周速も高速となるために、前述の浮
上量均一化効果ともあいまって、この出力低下を補って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対しMRヘッド
の様に、浮上スライダ上に、記録を行う磁気ヘッド50
と再生を行う磁気ヘッド51を別々に形成し、記録、再
生両ヘッド間に空間的な隔たりが存在する場合を考え
る。記録、再生両ヘッドの幅が等しい場合には、スキュ
ー角52があると図8に示すように記録ヘッドの軌跡5
3と再生ヘッドの軌跡54がずれてしまい、再生ヘッド
で十分な情報が読み出せないばかりか、トラック間の距
離が狭いと隣のトラック55の情報を誤って読んでしま
うという問題が生じる。この問題を解決するには、スキ
ュー角を0にすればよいのであるが、ドライブを小型化
するため及び、前述したようにヘッドの浮上量をディス
クの内周から外周まで一定に保つためには、トラック位
置に応じてヘッドスライダに一定のヨー角を与えなけれ
ばならず、スキュー角を0にすることは出来ない。そこ
でこのトラックずれの問題を解決するために、図9に示
すように記録ヘッド56の幅を再生ヘッド57の幅より
も広くすることにより、スキュー角58がついていて
も、再生ヘッドの全幅で信号を再生できるようにヘッド
が構成されている。ところがこのように記録ヘッドの幅
を再生ヘッドよりも広くすると、記録ヘッドの幅を拡張
した分だけ実際のトラック幅59が広がってしまい、ト
ラックの密度(TPI)が低下してしまうという問題が
新たに生じる。そこでヨー角がある場合においても、ト
ラックの幅の増加をできるだけ少なくする手段が要求さ
れる。
の様に、浮上スライダ上に、記録を行う磁気ヘッド50
と再生を行う磁気ヘッド51を別々に形成し、記録、再
生両ヘッド間に空間的な隔たりが存在する場合を考え
る。記録、再生両ヘッドの幅が等しい場合には、スキュ
ー角52があると図8に示すように記録ヘッドの軌跡5
3と再生ヘッドの軌跡54がずれてしまい、再生ヘッド
で十分な情報が読み出せないばかりか、トラック間の距
離が狭いと隣のトラック55の情報を誤って読んでしま
うという問題が生じる。この問題を解決するには、スキ
ュー角を0にすればよいのであるが、ドライブを小型化
するため及び、前述したようにヘッドの浮上量をディス
クの内周から外周まで一定に保つためには、トラック位
置に応じてヘッドスライダに一定のヨー角を与えなけれ
ばならず、スキュー角を0にすることは出来ない。そこ
でこのトラックずれの問題を解決するために、図9に示
すように記録ヘッド56の幅を再生ヘッド57の幅より
も広くすることにより、スキュー角58がついていて
も、再生ヘッドの全幅で信号を再生できるようにヘッド
が構成されている。ところがこのように記録ヘッドの幅
を再生ヘッドよりも広くすると、記録ヘッドの幅を拡張
した分だけ実際のトラック幅59が広がってしまい、ト
ラックの密度(TPI)が低下してしまうという問題が
新たに生じる。そこでヨー角がある場合においても、ト
ラックの幅の増加をできるだけ少なくする手段が要求さ
れる。
【0006】また、MRヘッドにおいては、その再生出
力が周速に依存しないため、外周側でのS/Nの向上が
見込めないため、現状のままでは媒体面上すべての部分
においてほぼ同一の記録密度で情報を記録するコンスタ
ントデンシティレコーディング(以後CDRと称す)の
手法による記録容量の向上が見込めない。よって、S/
N的にきびしい外周側で再生振幅を大きくとる方策が要
求される。本発明は、上述した要求を満足ように外周側
で再生振幅を大きくとるが可能な新規な磁気ディスク装
置を提供するものである。
力が周速に依存しないため、外周側でのS/Nの向上が
見込めないため、現状のままでは媒体面上すべての部分
においてほぼ同一の記録密度で情報を記録するコンスタ
ントデンシティレコーディング(以後CDRと称す)の
手法による記録容量の向上が見込めない。よって、S/
N的にきびしい外周側で再生振幅を大きくとる方策が要
求される。本発明は、上述した要求を満足ように外周側
で再生振幅を大きくとるが可能な新規な磁気ディスク装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の一つの
磁気ディスク装置は、回転する磁気ディスク表面に連れ
回る空気の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を
保って浮上する浮上スライダ上に、磁気ディスクに情報
を記録もしくは再生する磁気ヘッドが形成されており、
浮上スライダにおいて浮上力を発生する帯状のエアベア
リング面の長手方向と、磁気ヘッドのギャップのトラッ
ク幅方向に垂直なトラックの長手方向が、平行ではなく
てある一定の角度をなす浮上型磁気ヘッドを用いること
を特徴とする。
磁気ディスク装置は、回転する磁気ディスク表面に連れ
回る空気の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を
保って浮上する浮上スライダ上に、磁気ディスクに情報
を記録もしくは再生する磁気ヘッドが形成されており、
浮上スライダにおいて浮上力を発生する帯状のエアベア
リング面の長手方向と、磁気ヘッドのギャップのトラッ
ク幅方向に垂直なトラックの長手方向が、平行ではなく
てある一定の角度をなす浮上型磁気ヘッドを用いること
を特徴とする。
【0008】本発明のもう一つの磁気ディスク装置は、
回転する磁気ディスク表面に連れ回る空気の動圧作用に
よりディスク面から一定の間隙を保って浮上する浮上ス
ライダ上に、磁気ディスクに情報を記録する記録ヘッド
と、磁気ディスクから情報を再生する再生ヘッドが別々
に構成されている浮上型磁気ヘッドにおいて、これらの
ヘッドのトラック幅に垂直なトラックの長手方向と、浮
上スライダの浮上力を発生する帯状のエアベアリング面
の長手方向が、平行ではなくてある一定の角度をなす浮
上型磁気ヘッドを用いることを特徴とする。
回転する磁気ディスク表面に連れ回る空気の動圧作用に
よりディスク面から一定の間隙を保って浮上する浮上ス
ライダ上に、磁気ディスクに情報を記録する記録ヘッド
と、磁気ディスクから情報を再生する再生ヘッドが別々
に構成されている浮上型磁気ヘッドにおいて、これらの
ヘッドのトラック幅に垂直なトラックの長手方向と、浮
上スライダの浮上力を発生する帯状のエアベアリング面
の長手方向が、平行ではなくてある一定の角度をなす浮
上型磁気ヘッドを用いることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、浮上スライダにおいて、浮上
力を発生する帯状のエアベアリング面の長手方向と、磁
気ヘッドのギャップのトラック幅方向に垂直な方向を平
行でなく、一定のオフセット角をもつようにすることに
より、ヘッドスライダとディスク上のヘッドの軌跡がな
す角(ヨー角)を従来ヘッドと同様に保ち、内外周にお
けるヘッドの浮上量の均一化を実現しつつ、ヘッドのギ
ャップのトラック幅に垂直な方向とディスク上のヘッド
の軌跡がなす角(スキュー角)を、ヨー角よりも小さく
(最大でヨー角の半分)することができ、記録・再生ヘ
ッドが別々に形成された構造のヘッドの場合、トラック
密度を増加することが可能となる、あるいは外周側での
データの再生に供するトラック幅を大きくとることがで
き、外周側におけるS/Nの向上を図ることができるな
どの効果がある。
力を発生する帯状のエアベアリング面の長手方向と、磁
気ヘッドのギャップのトラック幅方向に垂直な方向を平
行でなく、一定のオフセット角をもつようにすることに
より、ヘッドスライダとディスク上のヘッドの軌跡がな
す角(ヨー角)を従来ヘッドと同様に保ち、内外周にお
けるヘッドの浮上量の均一化を実現しつつ、ヘッドのギ
ャップのトラック幅に垂直な方向とディスク上のヘッド
の軌跡がなす角(スキュー角)を、ヨー角よりも小さく
(最大でヨー角の半分)することができ、記録・再生ヘ
ッドが別々に形成された構造のヘッドの場合、トラック
密度を増加することが可能となる、あるいは外周側での
データの再生に供するトラック幅を大きくとることがで
き、外周側におけるS/Nの向上を図ることができるな
どの効果がある。
【0010】
【実施例】本発明の基本概念を説明するために、ヘッド
スライダの一例を図1を用いて説明する。スライダ1の
エアベアリング面2の後端に記録ヘッド3と再生ヘッド
4が形成されているが、これらのヘッドのトラック幅方
向に垂直な記録・再生トラック方向5と、エアベアリン
グ面の長手方向6はある角度(オフセット角7)をもっ
て形成されている。
スライダの一例を図1を用いて説明する。スライダ1の
エアベアリング面2の後端に記録ヘッド3と再生ヘッド
4が形成されているが、これらのヘッドのトラック幅方
向に垂直な記録・再生トラック方向5と、エアベアリン
グ面の長手方向6はある角度(オフセット角7)をもっ
て形成されている。
【0011】まず、ディスクの最内周9でヨー角10が
0、ディスクの最外周11でヨー角12が最大となるよ
うに設計された磁気ディスクにおいて、このオフセット
角が最外周におけるヨー角の半分の場合について考え
る。この様な場合、図2に示すように、ヘッドがディス
クの最内周にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に垂
直な方向13と、ディスクの接線方向14とのなす角、
つまりスキュー角15は、最大ヨー角の半分(方向は
逆)となる。ヘッドの位置が最内周と最外周の間の中央
にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に垂直な方向1
6と、ディスクの接線方向17は一致し、スキュー角1
8は0となる。ヘッドがディスクの最外周にある場合、
記録・再生ヘッドの幅方向に垂直な方向19と、ディス
ク円周の接線方向20のなす角度であるスキュー角21
は最大ヨー角の半分となる。つまり、ヨー角の半分のオ
フセット角を記録・再生ヘッドに与えることにより、ス
キュー角の最大値をヨー角の最大値の半分にまで減少す
ることができる。スキュー角を半分に抑えることによ
り、実効トラック幅が低減される効果を図3に示す。ス
キュー角が最大ヨー角に等しい場合(図中24)の実効
トラック幅25と、最大ヨー角の半分のオフセット角を
与えることによりスキュー角をヨー角の半分に減少させ
た場合(図中26)の実効トラック幅27を比較する
と、後者の方が実効トラック幅が狭く、トラック密度を
向上できることが分かる。記録ヘッドと再生ヘッドの距
離が、再生ヘッドの幅と同程度である場合に、ヘッドに
オフセットを与えることによりスキュー角が小さくな
り、実効トラック密度の幅が減少できる割合を、各種の
最大ヨー角の場合に求めた結果を表1に示す。この表よ
り、ヨー角が20度の場合には、本方式を用いることに
より、約30%のトラック密度の向上が図れることが分
かる。
0、ディスクの最外周11でヨー角12が最大となるよ
うに設計された磁気ディスクにおいて、このオフセット
角が最外周におけるヨー角の半分の場合について考え
る。この様な場合、図2に示すように、ヘッドがディス
クの最内周にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に垂
直な方向13と、ディスクの接線方向14とのなす角、
つまりスキュー角15は、最大ヨー角の半分(方向は
逆)となる。ヘッドの位置が最内周と最外周の間の中央
にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に垂直な方向1
6と、ディスクの接線方向17は一致し、スキュー角1
8は0となる。ヘッドがディスクの最外周にある場合、
記録・再生ヘッドの幅方向に垂直な方向19と、ディス
ク円周の接線方向20のなす角度であるスキュー角21
は最大ヨー角の半分となる。つまり、ヨー角の半分のオ
フセット角を記録・再生ヘッドに与えることにより、ス
キュー角の最大値をヨー角の最大値の半分にまで減少す
ることができる。スキュー角を半分に抑えることによ
り、実効トラック幅が低減される効果を図3に示す。ス
キュー角が最大ヨー角に等しい場合(図中24)の実効
トラック幅25と、最大ヨー角の半分のオフセット角を
与えることによりスキュー角をヨー角の半分に減少させ
た場合(図中26)の実効トラック幅27を比較する
と、後者の方が実効トラック幅が狭く、トラック密度を
向上できることが分かる。記録ヘッドと再生ヘッドの距
離が、再生ヘッドの幅と同程度である場合に、ヘッドに
オフセットを与えることによりスキュー角が小さくな
り、実効トラック密度の幅が減少できる割合を、各種の
最大ヨー角の場合に求めた結果を表1に示す。この表よ
り、ヨー角が20度の場合には、本方式を用いることに
より、約30%のトラック密度の向上が図れることが分
かる。
【0012】
【表1】
【0013】また、ディスクの最内周でヨー角が0、デ
ィスクの最外周でヨー角が最大となるように設計された
磁気ディスクにおいて、このオフセット角を最外周にお
けるヨー角にほぼ一致させた場合について考える。この
様な場合、ヘッドがディスクの最外周にある時に、記録
・再生ヘッドの幅に垂直な方向と、ディスクの接線方向
とのなす角、つまりスキュー角がなくなり、最内周にお
いてスキュー角がつくこととなり、S/Nの厳しい外周
側でデータの再生に供するトラック幅を広くとることが
でき、ヨー角の作用によるヘッドの浮上両の均一化効果
と、S/Nの向上が同時に図ることができる。
ィスクの最外周でヨー角が最大となるように設計された
磁気ディスクにおいて、このオフセット角を最外周にお
けるヨー角にほぼ一致させた場合について考える。この
様な場合、ヘッドがディスクの最外周にある時に、記録
・再生ヘッドの幅に垂直な方向と、ディスクの接線方向
とのなす角、つまりスキュー角がなくなり、最内周にお
いてスキュー角がつくこととなり、S/Nの厳しい外周
側でデータの再生に供するトラック幅を広くとることが
でき、ヨー角の作用によるヘッドの浮上両の均一化効果
と、S/Nの向上が同時に図ることができる。
【0014】次に本発明の第1の実施例を示す。本実施
例では、図1に示すように記録ヘッド3と再生ヘッド4
の幅方向に垂直なトラック方向5と、浮上スライダのエ
アベアリング面の長手方向6が、平行でなく、一定のオ
フセット角7をもつように構成されている。
例では、図1に示すように記録ヘッド3と再生ヘッド4
の幅方向に垂直なトラック方向5と、浮上スライダのエ
アベアリング面の長手方向6が、平行でなく、一定のオ
フセット角7をもつように構成されている。
【0015】このオフセット角をヘッドスライダが最外
周にある時の最大ヨー角の半分とすると、ヘッドがディ
スクの最内周にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に
垂直なトラック方向と、ディスクの接線方向とのなす
角、つまりスキュー角は、最大ヨー角の半分(方向は
逆)となる(スキュー角=−ヨー角/2)。ヘッドの位
置が最内周と最外周の中央にある場合、記録・再生ヘッ
ドの幅方向に垂直なトラック方向と、ディスクの接線方
向は一致し、スキュー角は0となる。ヘッドがディスク
の最外周にある場合、スキュー角は最大ヨー角の半分と
なり(スキュー角=ヨー角/2)、実効トラック幅を小
さく抑えることができる。 また、前記オフセット角を
最外周における最大ヨー角と一致させれば、最外周にお
けるスキュー角は0となり、最外周におけるS/Nの改
善が図れる。
周にある時の最大ヨー角の半分とすると、ヘッドがディ
スクの最内周にある場合、記録・再生ヘッドの幅方向に
垂直なトラック方向と、ディスクの接線方向とのなす
角、つまりスキュー角は、最大ヨー角の半分(方向は
逆)となる(スキュー角=−ヨー角/2)。ヘッドの位
置が最内周と最外周の中央にある場合、記録・再生ヘッ
ドの幅方向に垂直なトラック方向と、ディスクの接線方
向は一致し、スキュー角は0となる。ヘッドがディスク
の最外周にある場合、スキュー角は最大ヨー角の半分と
なり(スキュー角=ヨー角/2)、実効トラック幅を小
さく抑えることができる。 また、前記オフセット角を
最外周における最大ヨー角と一致させれば、最外周にお
けるスキュー角は0となり、最外周におけるS/Nの改
善が図れる。
【0016】図4に本発明の第2の実施例を示す。本実
施例では、記録ヘッド28と再生ヘッド29の幅方向に
垂直な方向30と、スライダ全体の長手方向31は一致
しているが、スライダ上に形成された2本のエアベアリ
ング面はその長手方向32が、トラック方向と一定の角
度33をなすように構成されている。この結果、ヘッド
スライダの空気力学的な長手方向と、ヘッドのトラック
方向が一定の角度をもち、この角度は実施例1のオフセ
ット角と同様の機能をもつ。
施例では、記録ヘッド28と再生ヘッド29の幅方向に
垂直な方向30と、スライダ全体の長手方向31は一致
しているが、スライダ上に形成された2本のエアベアリ
ング面はその長手方向32が、トラック方向と一定の角
度33をなすように構成されている。この結果、ヘッド
スライダの空気力学的な長手方向と、ヘッドのトラック
方向が一定の角度をもち、この角度は実施例1のオフセ
ット角と同様の機能をもつ。
【0017】図5に本発明の第3の実施例を示す。本実
施例では、ディスク面から見たヘッドスライダの形状
が、平行四辺形になっており、記録ヘッド36・再生ヘ
ッド37はスライダ後端面38と平行に形成され、エア
ベアリング面39は、平行四辺形の斜辺に平行に形成さ
れている。この結果記録・再生ヘッドのトラック幅に垂
直な方向40と、エアベアリング面の空気力学的な長手
方向41が一定の角度42をなす。この角度は実施例1
のオフセット角と同様の機能をもつ。
施例では、ディスク面から見たヘッドスライダの形状
が、平行四辺形になっており、記録ヘッド36・再生ヘ
ッド37はスライダ後端面38と平行に形成され、エア
ベアリング面39は、平行四辺形の斜辺に平行に形成さ
れている。この結果記録・再生ヘッドのトラック幅に垂
直な方向40と、エアベアリング面の空気力学的な長手
方向41が一定の角度42をなす。この角度は実施例1
のオフセット角と同様の機能をもつ。
【0018】図6に、記録・再生トラック半径r(図中
101)、スピンドル中心とヘッドの回転中心との距離
R0 (図中102)、ヘッドの回転半径R(図中10
3)の幾何学的関係を示す。スピンドル中心105とヘ
ッド位置106をむすぶ直線と、ヘッドの回転中心10
7とヘッド位置をむすぶ直線のなす角度をψ(図中10
4)とすると、 ψ=cos-1((R2 +r2 −R02)/2Rr) という関係が得られる。この結果、記録・再生トラック
の接線方向と、ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ
直線のなす角度θは θ=(90−ψ)度 と求められる。ヘッドが記録・再生トラックの最内周r
in(図中108)にあるときおよび最外周rout (図中
109)にあるとき、記録・再生トラックの接線方向と
ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ直線のなす角度
はそれぞれ、 θin=(90−ψin) θout =(90−ψout ) となる。ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ直線の
なす角度の変化の大きさΔθは、 Δθ=|θin−θout | =|ψin−ψout | =|cos-1((R2 +rin2 −R02)/2Rrin)− cos-1((R2 +rout2−R02)/2Rrout )| となる。ヘッドの幅方向に垂直な方向とトラックの接線
方向のなす角度(スキュー角)の変化量はΔθに等しく
なる。
101)、スピンドル中心とヘッドの回転中心との距離
R0 (図中102)、ヘッドの回転半径R(図中10
3)の幾何学的関係を示す。スピンドル中心105とヘ
ッド位置106をむすぶ直線と、ヘッドの回転中心10
7とヘッド位置をむすぶ直線のなす角度をψ(図中10
4)とすると、 ψ=cos-1((R2 +r2 −R02)/2Rr) という関係が得られる。この結果、記録・再生トラック
の接線方向と、ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ
直線のなす角度θは θ=(90−ψ)度 と求められる。ヘッドが記録・再生トラックの最内周r
in(図中108)にあるときおよび最外周rout (図中
109)にあるとき、記録・再生トラックの接線方向と
ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ直線のなす角度
はそれぞれ、 θin=(90−ψin) θout =(90−ψout ) となる。ヘッドの回転中心とヘッド位置をむすぶ直線の
なす角度の変化の大きさΔθは、 Δθ=|θin−θout | =|ψin−ψout | =|cos-1((R2 +rin2 −R02)/2Rrin)− cos-1((R2 +rout2−R02)/2Rrout )| となる。ヘッドの幅方向に垂直な方向とトラックの接線
方向のなす角度(スキュー角)の変化量はΔθに等しく
なる。
【0019】本発明の実施例において、ヘッドの幅方向
垂直な方向とスライダの長手方向のなす角にオフセット
αをあたえる場合、オフセット角αの大きさは、 |α|≦Δθ となる。特にオフセット角の大きさが最大ヨー角の半分
の場合は、 |α|=Δθ/2 であり、オフセット角の大きさが、最大ヨー角に等しい
場合には、 |α|=Δθ となる。
垂直な方向とスライダの長手方向のなす角にオフセット
αをあたえる場合、オフセット角αの大きさは、 |α|≦Δθ となる。特にオフセット角の大きさが最大ヨー角の半分
の場合は、 |α|=Δθ/2 であり、オフセット角の大きさが、最大ヨー角に等しい
場合には、 |α|=Δθ となる。
【0020】
【発明の効果】本発明の浮上スライダにおいて、浮上力
を発生する帯状のエアベアリング面の長手方向と、磁気
ヘッドのギャップのトラック幅方向に垂直な方向を平行
でなく、一定のオフセット角をもつようにすることによ
り、ヘッドスライダとディスク上のヘッドの軌跡がなす
角(ヨー角)を従来ヘッドと同様に保ち、内外周におけ
るヘッドの浮上量の均一化を実現しつつ、ヘッドのギャ
ップのトラック幅に垂直な方向とディスク上のヘッドの
軌跡がなす角(スキュー角)を、ヨー角よりも小さく
(最大でヨー角の半分)することができ、記録・再生ヘ
ッドが別々に形成された構造のヘッドの場合、トラック
密度を増加することが可能となる、あるいは外周側での
データの再生に供するトラック幅を大きくとることがで
き、外周側におけるS/Nの向上を図ることができるな
どの効果がある。
を発生する帯状のエアベアリング面の長手方向と、磁気
ヘッドのギャップのトラック幅方向に垂直な方向を平行
でなく、一定のオフセット角をもつようにすることによ
り、ヘッドスライダとディスク上のヘッドの軌跡がなす
角(ヨー角)を従来ヘッドと同様に保ち、内外周におけ
るヘッドの浮上量の均一化を実現しつつ、ヘッドのギャ
ップのトラック幅に垂直な方向とディスク上のヘッドの
軌跡がなす角(スキュー角)を、ヨー角よりも小さく
(最大でヨー角の半分)することができ、記録・再生ヘ
ッドが別々に形成された構造のヘッドの場合、トラック
密度を増加することが可能となる、あるいは外周側での
データの再生に供するトラック幅を大きくとることがで
き、外周側におけるS/Nの向上を図ることができるな
どの効果がある。
【図1】 本発明の実施例を説明する図
【図2】 本発明におけるスライダのヨー角とヘッドの
スキュー角の関係を示す説明図
スキュー角の関係を示す説明図
【図3】 本発明におけるトラック幅増大抑制の効果を
示す説明図
示す説明図
【図4】 本発明のその他の実施例を説明する図
【図5】 本発明のその他の実施例を説明する図
【図6】 本発明のその他の実施例を説明する図
【図7】 従来技術を示す説明図
【図8】 記録ヘッドと再生ヘッドのトラックずれを示
す説明図
す説明図
【図9】 従来の技術におけるトラック幅の増大を示す
説明図
説明図
1. ヘッドスライダ 2. エアベアリング面 3. 記録ヘッド 4. 再生ヘッド 5. オフセット角
Claims (2)
- 【請求項1】回転する磁気ディスク表面に連れ回る空気
の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を保って浮
上する浮上スライダ上に、磁気ディスクに情報を記録も
しくは再生する磁気ヘッドが形成されており、浮上スラ
イダにおいて浮上力を発生する帯状のエアベアリング面
の長手方向と、磁気ヘッドのギャップのトラック幅方向
に垂直なトラックの長手方向が、平行ではなくてある一
定の角度をなす浮上型磁気ヘッドを用いることを特徴と
する磁気ディスク装置。 - 【請求項2】回転する磁気ディスク表面に連れ回る空気
の動圧作用によりディスク面から一定の間隙を保って浮
上する浮上スライダ上に、磁気ディスクに情報を記録す
る記録ヘッドと、磁気ディスクから情報を再生する再生
ヘッドが別々に構成されている浮上型磁気ヘッドにおい
て、これらのヘッドのトラック幅に垂直なトラックの長
手方向と、浮上スライダの浮上力を発生する帯状のエア
ベアリング面の長手方向が、平行ではなくてある一定の
角度をなす浮上型磁気ヘッドを用いることを特徴とする
磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5440293A JPH06267223A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5440293A JPH06267223A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06267223A true JPH06267223A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12969702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5440293A Pending JPH06267223A (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06267223A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100271614B1 (ko) * | 1996-11-14 | 2000-11-15 | 윤종용 | 서보클럭헤드위치선정방법 |
| US7153412B2 (en) | 2001-12-28 | 2006-12-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Electrodes, electrochemical elements, gas sensors, and gas measurement methods |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5440293A patent/JPH06267223A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100271614B1 (ko) * | 1996-11-14 | 2000-11-15 | 윤종용 | 서보클럭헤드위치선정방법 |
| US7153412B2 (en) | 2001-12-28 | 2006-12-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Electrodes, electrochemical elements, gas sensors, and gas measurement methods |
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