JPH06101721A - 機械軸継手用ブーツ - Google Patents
機械軸継手用ブーツInfo
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- JPH06101721A JPH06101721A JP25006092A JP25006092A JPH06101721A JP H06101721 A JPH06101721 A JP H06101721A JP 25006092 A JP25006092 A JP 25006092A JP 25006092 A JP25006092 A JP 25006092A JP H06101721 A JPH06101721 A JP H06101721A
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- ring portion
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Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】締付手段により締付けることでシール性が低下
するのを防止する。 【構成】ブーツを第1のリング部4、第2のリング部及
び腹部から構成する。第1のリング部4及び第2のリン
グ部の外周には、環状の本体部9、折曲げ部10及びレ
バー部11からなるクランプ7をそれぞれ設け、各リン
グ部4,5を内周方向へ締付ける。第1のリング部4及
び第2のリング部の各クランプ7の折曲げ部10に当接
する部分を最も厚肉とし、その部分から遠くなるにつれ
て徐々に肉薄とする。従って、レバー部11を折り返す
際に、折曲げ部10に当接した部分の近傍に締付け方向
とは異なった応力が加わるものの、その応力は主に第1
のリング部の最も厚肉となっている部分Tの外周側に重
点的にかかり、肉の偏りは最も厚肉となっている部分T
の外周側でのみ発生し、隙間が発生しない。
するのを防止する。 【構成】ブーツを第1のリング部4、第2のリング部及
び腹部から構成する。第1のリング部4及び第2のリン
グ部の外周には、環状の本体部9、折曲げ部10及びレ
バー部11からなるクランプ7をそれぞれ設け、各リン
グ部4,5を内周方向へ締付ける。第1のリング部4及
び第2のリング部の各クランプ7の折曲げ部10に当接
する部分を最も厚肉とし、その部分から遠くなるにつれ
て徐々に肉薄とする。従って、レバー部11を折り返す
際に、折曲げ部10に当接した部分の近傍に締付け方向
とは異なった応力が加わるものの、その応力は主に第1
のリング部の最も厚肉となっている部分Tの外周側に重
点的にかかり、肉の偏りは最も厚肉となっている部分T
の外周側でのみ発生し、隙間が発生しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は駆動軸端部のジョイン
ト部と、同ジョイント部に連結された従動軸とを備えた
機械軸継手に被せられる機械軸継手用ブーツに関するも
のである。
ト部と、同ジョイント部に連結された従動軸とを備えた
機械軸継手に被せられる機械軸継手用ブーツに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライブシャフト等の駆動軸の端
部のジョイント部と、同ジョイント部に連結された従動
軸とを備えた機械軸継手には、同継手を保護すべくブー
ツが被せられる。図7に示すように、ブーツ31は、第
1のリング部32と、第2のリング部33と、両リング
部32,33の間に設けられた蛇腹状で中空状の腹部3
4とから構成される。このブーツ31は熱可塑性エラス
トマー材料により形成されている。そして、第1のリン
グ部32が図示しない駆動軸端部のジョイント部外周に
嵌め込まれるとともに、第2のリング部33がジョイン
ト部に連結された図示しない従動軸外周に嵌め込まれ
る。
部のジョイント部と、同ジョイント部に連結された従動
軸とを備えた機械軸継手には、同継手を保護すべくブー
ツが被せられる。図7に示すように、ブーツ31は、第
1のリング部32と、第2のリング部33と、両リング
部32,33の間に設けられた蛇腹状で中空状の腹部3
4とから構成される。このブーツ31は熱可塑性エラス
トマー材料により形成されている。そして、第1のリン
グ部32が図示しない駆動軸端部のジョイント部外周に
嵌め込まれるとともに、第2のリング部33がジョイン
ト部に連結された図示しない従動軸外周に嵌め込まれ
る。
【0003】また、第1のリング部32及び第2のリン
グ部33の外周には、それぞれクランプ35が設けら
れ、両リング部32,33は各クランプ35により内周
方向へそれぞれ締付けられている。これらのクランプ3
5としては、例えば図8に示すようなワンタッチ締付式
のものが用いられる。すなわち、クランプ35は、環状
の本体部36と、折曲げ部37から延びるレバー部38
とからなっている。そして、折曲げ部37を支点として
レバー部38が同図矢印方向へ折り返されることにより
本体部36が縮径される。これに伴い、第1のリング部
32及び第2のリング部33がそれらの中心方向へ締付
け応力を受ける。
グ部33の外周には、それぞれクランプ35が設けら
れ、両リング部32,33は各クランプ35により内周
方向へそれぞれ締付けられている。これらのクランプ3
5としては、例えば図8に示すようなワンタッチ締付式
のものが用いられる。すなわち、クランプ35は、環状
の本体部36と、折曲げ部37から延びるレバー部38
とからなっている。そして、折曲げ部37を支点として
レバー部38が同図矢印方向へ折り返されることにより
本体部36が縮径される。これに伴い、第1のリング部
32及び第2のリング部33がそれらの中心方向へ締付
け応力を受ける。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なクランプ35は、折曲げ部37を支点としてレバー部
38が折り返される構成となっている。このため、図9
に示すように、例えば第1のリング部32のうち、クラ
ンプ35の折曲げ部37の近傍の部分に、同図矢印で示
すように締付け方向(第1のリング部32の中心方向)
とは異なった応力が加わる。これに対し、上記従来技術
の第1のリング部32はいずれの箇所においても均等の
肉厚を有している。そのため、上記のような締付け方向
とは異なった応力が強く加わった場合には、第1のリン
グ部32の肉が偏ってしまうおそれがあった。その結
果、第1のリング部32外周側の肉がひけて、第1のリ
ング部32とジョイント部との間に隙間Sが発生し、第
1のリング部32におけるシール性が損なわれるおそれ
があった。
なクランプ35は、折曲げ部37を支点としてレバー部
38が折り返される構成となっている。このため、図9
に示すように、例えば第1のリング部32のうち、クラ
ンプ35の折曲げ部37の近傍の部分に、同図矢印で示
すように締付け方向(第1のリング部32の中心方向)
とは異なった応力が加わる。これに対し、上記従来技術
の第1のリング部32はいずれの箇所においても均等の
肉厚を有している。そのため、上記のような締付け方向
とは異なった応力が強く加わった場合には、第1のリン
グ部32の肉が偏ってしまうおそれがあった。その結
果、第1のリング部32外周側の肉がひけて、第1のリ
ング部32とジョイント部との間に隙間Sが発生し、第
1のリング部32におけるシール性が損なわれるおそれ
があった。
【0005】また、このことは、第2のリング部33に
ついても全く同様のことが言える。つまり、クランプ3
5の締付けに伴い、第2のリング部33と従動軸との間
に隙間が発生し、第2のリング部33におけるシール性
が損なわれるおそれがあった。
ついても全く同様のことが言える。つまり、クランプ3
5の締付けに伴い、第2のリング部33と従動軸との間
に隙間が発生し、第2のリング部33におけるシール性
が損なわれるおそれがあった。
【0006】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は締付手段にて締付けら
れるリング部を有する機械軸継手用ブーツにおいて、締
付手段により締付けることでシール性が低下するのを防
止することの可能な機械軸継手用ブーツを提供すること
にある。
されたものであって、その目的は締付手段にて締付けら
れるリング部を有する機械軸継手用ブーツにおいて、締
付手段により締付けることでシール性が低下するのを防
止することの可能な機械軸継手用ブーツを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、駆動軸端部のジョイント部と、同ジョ
イント部に連結された従動軸とを備えた機械軸継手に被
せられ、一端側が第1の締付手段により前記ジョイント
部に取付けられる第1のリング部であり、他端側が第2
の締付手段により前記従動軸に取付けられる第2のリン
グ部であるとともに、前記両リング部間には前記従動軸
の連結部分を覆う中空状の腹部を有してなる機械軸継手
用ブーツであって、前記第1のリング部及び前記第2の
リングの少なくとも一方のうち、各締付手段による締付
方向とは異なった応力の加わる部分を、他の部分よりも
厚肉にしたことをその要旨としている。
め、この発明は、駆動軸端部のジョイント部と、同ジョ
イント部に連結された従動軸とを備えた機械軸継手に被
せられ、一端側が第1の締付手段により前記ジョイント
部に取付けられる第1のリング部であり、他端側が第2
の締付手段により前記従動軸に取付けられる第2のリン
グ部であるとともに、前記両リング部間には前記従動軸
の連結部分を覆う中空状の腹部を有してなる機械軸継手
用ブーツであって、前記第1のリング部及び前記第2の
リングの少なくとも一方のうち、各締付手段による締付
方向とは異なった応力の加わる部分を、他の部分よりも
厚肉にしたことをその要旨としている。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、第1の締付手段により第
1のリング部がジョイント部に取付けられる。また、第
2の締付手段により第2のリング部がジョイント部に連
結された従動軸に取付けられる。このとき、各締付手段
による締付に伴い、第1又は第2のリングに、締付け方
向とは異なった応力が加わるおそれがある。しかし、そ
のような応力が加わったとしても、第1のリング部及び
前記第2のリングの少なくとも一方のうち、上記の締付
方向とは異なった応力の加わる部分は、他の部分よりも
厚肉に形成されているので、その応力は主にリング部の
外周側に重点的にかかり、肉の偏りはリング部の外周側
でのみ発生することになる。従って、リング部の内周側
では、ひけは発生しにくくなり、第1のリング部とジョ
イント部との間又は第2のリング部と従動軸との間に隙
間が発生するのが抑えられる。
1のリング部がジョイント部に取付けられる。また、第
2の締付手段により第2のリング部がジョイント部に連
結された従動軸に取付けられる。このとき、各締付手段
による締付に伴い、第1又は第2のリングに、締付け方
向とは異なった応力が加わるおそれがある。しかし、そ
のような応力が加わったとしても、第1のリング部及び
前記第2のリングの少なくとも一方のうち、上記の締付
方向とは異なった応力の加わる部分は、他の部分よりも
厚肉に形成されているので、その応力は主にリング部の
外周側に重点的にかかり、肉の偏りはリング部の外周側
でのみ発生することになる。従って、リング部の内周側
では、ひけは発生しにくくなり、第1のリング部とジョ
イント部との間又は第2のリング部と従動軸との間に隙
間が発生するのが抑えられる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜4に基づいて説明する。図2はこの実施例のブーツを
機械軸継手に取付けた状態を示す断面図である。機械軸
継手は、車両の図示しない駆動軸の端部に形成されたジ
ョイント部1と、同ジョイント部1に対し揺動可能に連
結された従動軸2とを備えている。
〜4に基づいて説明する。図2はこの実施例のブーツを
機械軸継手に取付けた状態を示す断面図である。機械軸
継手は、車両の図示しない駆動軸の端部に形成されたジ
ョイント部1と、同ジョイント部1に対し揺動可能に連
結された従動軸2とを備えている。
【0010】この機械軸継手にはブーツ3が被せられて
いる。このブーツ3は第1のリング部4と、第2のリン
グ部5と、両リング部4,5間に設けられた蛇腹状で中
空状の腹部6とから構成される。このブーツ3はポリエ
ステル、ポリウレタン等の合成樹脂材料によりインジェ
クション、ブロー、インジェクションブロー等の方法に
よって一体的に形成されている。そして、第1のリング
部4がジョイント部1の外周に嵌め込まれるとともに、
第2のリング部5がジョイント部1に連結された従動軸
2外周に嵌め込まれている。なお、第1のリング部4と
ジョイント部1との間及び第2のリング部5と従動軸2
との間には、シール性を高めるべくそれぞれ図示しない
グリースが充填されている。
いる。このブーツ3は第1のリング部4と、第2のリン
グ部5と、両リング部4,5間に設けられた蛇腹状で中
空状の腹部6とから構成される。このブーツ3はポリエ
ステル、ポリウレタン等の合成樹脂材料によりインジェ
クション、ブロー、インジェクションブロー等の方法に
よって一体的に形成されている。そして、第1のリング
部4がジョイント部1の外周に嵌め込まれるとともに、
第2のリング部5がジョイント部1に連結された従動軸
2外周に嵌め込まれている。なお、第1のリング部4と
ジョイント部1との間及び第2のリング部5と従動軸2
との間には、シール性を高めるべくそれぞれ図示しない
グリースが充填されている。
【0011】また、第1のリング部4及び第2のリング
部5の外周には、それぞれ第1及び第2の締付手段とし
ての第1のクランプ7及び第2のクランプ8が設けら
れ、両クランプ7,8により各リング部4,5がそれぞ
れ中心方向へ締付けられている。これらのクランプ7,
8は、図3に示すようなワンタッチ締付式のものが用い
られる。すなわち、両クランプ7,8は、環状の本体部
9と、折曲げ部10から延びるレバー部11と、係止部
12とからなっている。そして、折曲げ部10を支点と
してレバー部11が同図矢印方向へ折り返されることに
より本体部9が縮径される。これに伴い、第1のリング
部4及び第2のリング部5がその中心方向へ締付け応力
を受けるようになっている。なお、そのレバー部11
は、係止部12により折り返された状態で係止されるよ
うになっている。
部5の外周には、それぞれ第1及び第2の締付手段とし
ての第1のクランプ7及び第2のクランプ8が設けら
れ、両クランプ7,8により各リング部4,5がそれぞ
れ中心方向へ締付けられている。これらのクランプ7,
8は、図3に示すようなワンタッチ締付式のものが用い
られる。すなわち、両クランプ7,8は、環状の本体部
9と、折曲げ部10から延びるレバー部11と、係止部
12とからなっている。そして、折曲げ部10を支点と
してレバー部11が同図矢印方向へ折り返されることに
より本体部9が縮径される。これに伴い、第1のリング
部4及び第2のリング部5がその中心方向へ締付け応力
を受けるようになっている。なお、そのレバー部11
は、係止部12により折り返された状態で係止されるよ
うになっている。
【0012】次に、この実施例の特徴部分について述べ
る。この実施例では、図1に示すように(図1は第1の
リング部4についてのみ図示している)、第1のリング
部4及び第2のリング部5の各クランプ7,8の折曲げ
部10に当接する部分Tは最も厚肉となっており、その
部分Tから遠くなるにつれて徐々に肉薄となっている。
換言すれば、第1のリング部4及び第2のリング部5の
外周は、それらの内周に対して幾分偏心しているのであ
る。そして、その最も厚肉となっている部分Tの外周に
は、予めマークペンによって図示しない印が付されてい
る。
る。この実施例では、図1に示すように(図1は第1の
リング部4についてのみ図示している)、第1のリング
部4及び第2のリング部5の各クランプ7,8の折曲げ
部10に当接する部分Tは最も厚肉となっており、その
部分Tから遠くなるにつれて徐々に肉薄となっている。
換言すれば、第1のリング部4及び第2のリング部5の
外周は、それらの内周に対して幾分偏心しているのであ
る。そして、その最も厚肉となっている部分Tの外周に
は、予めマークペンによって図示しない印が付されてい
る。
【0013】次に、この実施例の機械軸継手用のブーツ
3の取付時における作用について説明する。第1のリン
グ部4を第1のクランプ7により締付ける際において
は、まず、そのリング部4の印が付されている部分、つ
まり、最も厚肉となっている部分Tに第1のクランプ7
の折曲げ部10を相対させる。そして、折曲げ部10を
支点としてレバー部11を図1の矢印方向へ折り返す。
すると、本体部9が縮径され、その縮径に伴って、第1
のリング部4は中心方向へ締め付け応力を受ける。その
結果、第1のリング部4とジョイント部1との間のシー
ル力が確保される。また、そのレバー部11は、係止部
12により折り返された状態で係止される。
3の取付時における作用について説明する。第1のリン
グ部4を第1のクランプ7により締付ける際において
は、まず、そのリング部4の印が付されている部分、つ
まり、最も厚肉となっている部分Tに第1のクランプ7
の折曲げ部10を相対させる。そして、折曲げ部10を
支点としてレバー部11を図1の矢印方向へ折り返す。
すると、本体部9が縮径され、その縮径に伴って、第1
のリング部4は中心方向へ締め付け応力を受ける。その
結果、第1のリング部4とジョイント部1との間のシー
ル力が確保される。また、そのレバー部11は、係止部
12により折り返された状態で係止される。
【0014】このとき、第1のクランプ7のレバー部1
1の折り返しに伴い、図4に示すように、第1のリング
部4のうち、折曲げ部10に当接した部分の近傍には同
図矢印で示すように締付け方向とは異なった応力が加わ
る。これに対し、この実施例では、第1のリング部4の
うち、折曲げ部10に当接した部分は最も厚肉に形成さ
れている。このため、そのような締付け方向とは異なっ
た応力が加わったとしても、その応力は主に第1のリン
グ部4の最も厚肉となっている部分Tの外周側に重点的
にかかり、肉の偏りは最も厚肉となっている部分Tの外
周側でのみ発生することになる。従って、その最も厚肉
となっている部分Tの内周側では、ひけは発生しにくく
なり、第1のリング部4とジョイント部1との間に隙間
が発生するのを抑制することができる。その結果、第1
のクランプ7を締付けることによって、第1のリング部
4におけるシール性が低下するのを防止することがで
き、ひいてはグリース洩れ等の不具合の発生を未然に防
止することができる。
1の折り返しに伴い、図4に示すように、第1のリング
部4のうち、折曲げ部10に当接した部分の近傍には同
図矢印で示すように締付け方向とは異なった応力が加わ
る。これに対し、この実施例では、第1のリング部4の
うち、折曲げ部10に当接した部分は最も厚肉に形成さ
れている。このため、そのような締付け方向とは異なっ
た応力が加わったとしても、その応力は主に第1のリン
グ部4の最も厚肉となっている部分Tの外周側に重点的
にかかり、肉の偏りは最も厚肉となっている部分Tの外
周側でのみ発生することになる。従って、その最も厚肉
となっている部分Tの内周側では、ひけは発生しにくく
なり、第1のリング部4とジョイント部1との間に隙間
が発生するのを抑制することができる。その結果、第1
のクランプ7を締付けることによって、第1のリング部
4におけるシール性が低下するのを防止することがで
き、ひいてはグリース洩れ等の不具合の発生を未然に防
止することができる。
【0015】また、第2のリング部5を第2のクランプ
8により締付ける際においても、上記と全く同様の作
用、効果を奏する。すなわち、第2のクランプ8の締め
付けに際しては、第2のリング部5の最も厚肉となって
いる部分の内周側での肉の偏りが発生しにくい。従っ
て、第2のリング部5と従動軸2との間に隙間が発生す
るのを抑制することができる。その結果、第2のクラン
プ8の締付け方向とは異なった応力が加わることに起因
して、第2のリング部5におけるシール性が低下するの
を防止することができる。
8により締付ける際においても、上記と全く同様の作
用、効果を奏する。すなわち、第2のクランプ8の締め
付けに際しては、第2のリング部5の最も厚肉となって
いる部分の内周側での肉の偏りが発生しにくい。従っ
て、第2のリング部5と従動軸2との間に隙間が発生す
るのを抑制することができる。その結果、第2のクラン
プ8の締付け方向とは異なった応力が加わることに起因
して、第2のリング部5におけるシール性が低下するの
を防止することができる。
【0016】さらに、この実施例では、第1のリング部
4及び第2のリング部5の外周は、それらの内周に対し
て幾分偏心させるようにして、肉厚に差をつけるように
している。従って、従来と比べて、両リング部4,5の
外径及び内径を変化させる必要がない。そのため、第1
及び第2のクランプ7,8は既存のものを用いることが
できる。
4及び第2のリング部5の外周は、それらの内周に対し
て幾分偏心させるようにして、肉厚に差をつけるように
している。従って、従来と比べて、両リング部4,5の
外径及び内径を変化させる必要がない。そのため、第1
及び第2のクランプ7,8は既存のものを用いることが
できる。
【0017】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、第1のリング部4及び第2のリ
ング部5の外周を、それらの内周に対して幾分偏心させ
ることにより、最も厚肉となる部分と、その部分から遠
くなるにつれて徐々に肉薄となる部分とを形成するよう
にしたが、その外に、例えば次のように構成してもよ
い。すなわち、図5に示すように、第1のリング部21
及び第2のリング部22のうち、略半分は均等の厚さ
(厚さa)とし、折曲げ部10に当接する部分が最も厚
肉(厚さb:b>a)となるよう残り半分を徐々に厚肉
とする構成としてもよい。また、図6に示すように、第
1のリング部23及び第2のリング部24のうち、略4
分の1程度を均等の厚さ(厚さc)とし、折曲げ部10
の当接する部分が最も厚肉(厚さd:d>c)となるよ
う残りの部分を徐々に厚肉とする構成としてもよい。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、第1のリング部4及び第2のリ
ング部5の外周を、それらの内周に対して幾分偏心させ
ることにより、最も厚肉となる部分と、その部分から遠
くなるにつれて徐々に肉薄となる部分とを形成するよう
にしたが、その外に、例えば次のように構成してもよ
い。すなわち、図5に示すように、第1のリング部21
及び第2のリング部22のうち、略半分は均等の厚さ
(厚さa)とし、折曲げ部10に当接する部分が最も厚
肉(厚さb:b>a)となるよう残り半分を徐々に厚肉
とする構成としてもよい。また、図6に示すように、第
1のリング部23及び第2のリング部24のうち、略4
分の1程度を均等の厚さ(厚さc)とし、折曲げ部10
の当接する部分が最も厚肉(厚さd:d>c)となるよ
う残りの部分を徐々に厚肉とする構成としてもよい。
【0018】(2)前記実施例では、第1のリング部4
及び第2のリング部5の両方で、各クランプ7,8の折
曲げ部10に当接する部分を最も厚肉としたが、第1の
リング部4又は第2のリング部5のどちらか一方だけで
最も厚肉の部分を有するように構成してもよい。
及び第2のリング部5の両方で、各クランプ7,8の折
曲げ部10に当接する部分を最も厚肉としたが、第1の
リング部4又は第2のリング部5のどちらか一方だけで
最も厚肉の部分を有するように構成してもよい。
【0019】(3)前記実施例では、最も厚肉となって
いる部分の外周に、マークペンによって図示しない印を
付するようにしたが、ブーツ3の成形時において、予め
その部分にリブを一体的に形成したり、型割り線(P
L)を一体的に形成したりしたりしてもよい。この場合
には、マークペンによって印を付ける手間を省くことが
できる。
いる部分の外周に、マークペンによって図示しない印を
付するようにしたが、ブーツ3の成形時において、予め
その部分にリブを一体的に形成したり、型割り線(P
L)を一体的に形成したりしたりしてもよい。この場合
には、マークペンによって印を付ける手間を省くことが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明の機械軸
継手用ブーツによれば、締付手段にて締付けられるリン
グ部を有する機械軸継手用ブーツにおいて、締付手段に
より締付けられることに起因して、シール性が低下する
のを未然に防止することができるという優れた効果を奏
する。
継手用ブーツによれば、締付手段にて締付けられるリン
グ部を有する機械軸継手用ブーツにおいて、締付手段に
より締付けられることに起因して、シール性が低下する
のを未然に防止することができるという優れた効果を奏
する。
【図1】この発明を具体化した一実施例における機械軸
継手用ブーツの第1のリング部を示す断面図である。
継手用ブーツの第1のリング部を示す断面図である。
【図2】一実施例において、ブーツを機械軸継手に取付
けた状態を示す断面図である。
けた状態を示す断面図である。
【図3】一実施例において、クランプを示す斜視図であ
る。
る。
【図4】一実施例において、第1のリング部をクランプ
によって締付ける際の作用を示す拡大断面図である。
によって締付ける際の作用を示す拡大断面図である。
【図5】この発明を具体化した別の実施例におけるリン
グ部を示す断面図である。
グ部を示す断面図である。
【図6】別の実施例において、図5とは異なるリング部
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】従来例において、ブーツを機械軸継手に取付け
た状態を示す断面図である。
た状態を示す断面図である。
【図8】従来例において、機械軸継手用ブーツの第1の
リング部を示す断面図である。
リング部を示す断面図である。
【図9】従来例において、リング部をクランプによって
締付ける際の不具合を説明する拡大断面図である。
締付ける際の不具合を説明する拡大断面図である。
1…ジョイント部、2…従動軸、4…第1のリング部、
5…第2のリング部、6…腹部、7…第1の締付手段と
しての第1のクランプ、8…第2の締付手段としての第
2のクランプ。
5…第2のリング部、6…腹部、7…第1の締付手段と
しての第1のクランプ、8…第2の締付手段としての第
2のクランプ。
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動軸端部のジョイント部(1)と、同
ジョイント部(1)に連結された従動軸(2)とを備え
た機械軸継手に被せられ、一端側が第1の締付手段
(7)により前記ジョイント部(1)に取付けられる第
1のリング部(4)であり、他端側が第2の締付手段
(8)により前記従動軸(2)に取付けられる第2のリ
ング部(5)であるとともに、前記両リング部(4,
5)間には前記従動軸(2)の連結部分を覆う中空状の
腹部(6)を有してなる機械軸継手用ブーツであって、 前記第1のリング部(4)及び前記第2のリング(5)
の少なくとも一方のうち、各締付手段(7,8)による
締付方向とは異なった応力の加わる部分を、他の部分よ
りも厚肉にしたことを特徴とする機械軸継手用ブーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25006092A JPH06101721A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 機械軸継手用ブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25006092A JPH06101721A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 機械軸継手用ブーツ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06101721A true JPH06101721A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17202207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25006092A Pending JPH06101721A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 機械軸継手用ブーツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06101721A (ja) |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP25006092A patent/JPH06101721A/ja active Pending
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