JPH06102431B2 - 作業機装着型走行車輌 - Google Patents

作業機装着型走行車輌

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JPH06102431B2
JPH06102431B2 JP11989189A JP11989189A JPH06102431B2 JP H06102431 B2 JPH06102431 B2 JP H06102431B2 JP 11989189 A JP11989189 A JP 11989189A JP 11989189 A JP11989189 A JP 11989189A JP H06102431 B2 JPH06102431 B2 JP H06102431B2
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sensor
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崇 長谷川
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばトラクタ等の作業機装着型走行車輌に
関する。
(従来の技術) 例えばトラクタにおいては、後部に作業機昇降用油圧装
置及び3点リンク機構を介して、ロータリ耕耘機、ハー
ベスタ又はリフト装置等の作業機を昇降自在に装着して
いる。
前記油圧装置は油圧ポンプからの圧油によって作動され
るもので、圧油は油圧制御手段によって制御され、ポジ
ション制御又はドラフト制御等が行われる。
また、トラクタは走行駆動力を発生するエンジンで、油
圧ポンプを駆動し、調速機構によって回転速度が調整さ
れるように構成され、また、油圧式のメインクラッチを
介してトランスミッションに駆動力を伝達しているもの
がある。
(発明が解決しようとする課題) トラクタ装着作業機での圃場作業は、畔際でトラクタを
旋回する際に、作業機を迅速に上昇させる必要がある。
作業機の上昇は油圧装置によって行われるが、旋回時に
エンジン回転速度を低下させるために、油圧装置への油
量が減少し、作業機上昇速度が遅くなることがある。
エンジン回転速度の低下は、作業機の重量が大であるこ
とも起因するが、人為的な場合が多く、低速作業をして
いても、運転者は旋回時に反射的にアクセルを弛めるこ
とがあるためである。
本発明は、油圧装置による作業機上昇動作と連動して、
走行系の油圧メインクラッチを半クラッチ状態にすると
共に、調速機構をエンジン増速側へ作動させることによ
り、前記従来技術の問題点を解決できるようにした作業
機装置型走行車輌を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明における課題解決のための具体的構成は、油圧メ
インクラッチ6を介してトランスミッション7へ走行駆
動力を発生するエンジン2と、このエンジン2の回転速
度を調整する調速機構20と、エンジン2によって駆動さ
れる油圧ポンプ15と、油圧制御手段41を備えていて油圧
ポンプ15から供給される圧油によって作動される作業機
昇降用油圧装置12と、油圧ポンプ15から油圧メインクラ
ッチ6への圧油供給を制御するクラッチ制御手段48とを
有する作業機装着型走行車輌において、 前記油圧装置12には作業機上昇動作を検出するセンサS
が設けられ、前記クラッチ制御手段48にはセンサSから
の信号によって油圧メインクラッチ6を半クラッチ状態
にする半作動手段50が設けられ、前記調速機構20にはエ
ンジン2が所定回転速度より低いときにセンサSからの
信号によって調速機構20をエンジン増速側へ作動させる
アクチュエータBが設けられていることである。
(作用) 油圧制御手段41の操作レバー42を作業機上昇側へ回動さ
せると、センサSがこれを検出してクラッチ制御手段48
の半作動手段50と調速機構20のアクチュエータBとを作
動する。このアクチュエータBが作動されるとアクセル
ロッド17が移動され、エンジン2を調速機構20で増速側
へ作動させることになる。これと略同時に半作動手段50
が作動されると、油圧メインクラッチ6は半クラッチ状
態となり、エンジン2が増速されてもトランスミッショ
ン7への動力伝達は半減し、トラクタ1の走行速度は増
加されない。
エンジン2の回転速度が増速されると、油圧ポンプ15の
回転速度が高められ、油圧装置12へ供給される油量が増
大し、トラクタ1の旋回速度を低く抑えたまま、作業機
38の上昇速度が高められる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜6図において、1はトラクタで、エンジン2、ク
ラッチハウジング3及びミッションケース4を直結して
走行車体5が形成され、クラッチハウジング3内に油圧
メインクラッチ6が内蔵され、クラッチハウジング3及
びミッションケース4内にトランスミッション7が内蔵
され、エンジン2で発生する走行駆動力を油圧メインク
ラッチ6を介してトランスミッション7へ伝達し、駆動
輪8を駆動するように構成されている。
走行車体5の左右側部にはステップ10が設けられ、後側
部には1対のフェンダ11が取付けられ、後上部には作業
機昇降用油圧装置12が搭載され、油圧装置12の上方には
運転席13が配置されている。
エンジン2の右前部にはインジェクションポンプ14が設
けられ、その近傍に油圧ポンプ15が設けられ、油圧ポン
プ15はエンジン2のクランク軸から動力が伝達されてい
る。16はインジェクションポンプ14に設けられた速度制
御レバーで、アクセルロッド17の前端が連結されてい
る。
20は調速機構で、右ステップ10に枢支されたアクセルペ
ダル21及びペダルアーム22、伝動軸23、アーム24,25、
連結ロッド26、図外のハンドアクセルレバー並びに前記
アクセルロッド17及び速度調整レバー16等から構成され
ており、アクセルペダル21を踏込むことによって、アク
セルロッド17を矢印A方向に移動して、速度調整レバー
16を加速側へ揺動させることができる。
油圧装置12はシリンダケース28内にシリンダ27が配置さ
れ、このシリンダ内に配置されたピストン29にピストン
ロッド30が当接し、シリンダケース28を横方向に貫通し
たアーム軸31に固定されたアーム32にピストンロッド30
がピン連結されている。前記アーム軸31の両端にはリフ
トアーム33が固定されている。
走行車体5の後部には3点リンク機構35を構成するトッ
プリンク36と左右ロアリンク37とが連結され、これらの
後端にロータリ耕耘機、ハーベスタ、リフト装置等の作
業機38が連結されており、前記リフトアーム33はリフト
ロッド39を介してロアリンク37と連結され、油圧装置12
の作動によって、作業機38を昇降自在にしている。
前記油圧装置12には油圧ポンプ15からシリンダ27へ圧油
を供給する回路に油圧制御手段41が設けられている。こ
の油圧制御手段41は、シリンダケース28に取付けられて
いる図外のコントロールバルブと、これを操作するポジ
ションコントロールレバー(操作レバー)42及びドラフ
トコントロールレバー43等を有している。
前記油圧制御手段41にはポジションコントロールレバー
42の作業機上昇方向の回動を検出する回転センサS1が設
けられており、この回転センサS1の検出信号は制御ボッ
クス44を介して調速機構20のアクチュエータBへ送られ
る。前記回転センサS1には可変抵抗器、ロータリエンコ
ーダ等が使用できる。
アクチュエータBは第2、3図実線で示すような、アク
セルロッド17を一定量直線移動させるリニアアクチュエ
ータB1、又は第2図2点鎖線で示すような、伝動軸23又
はアーム24を一定角度回動させるロータリアクチュエー
タB2等であり、アクセルロッド17を矢印A方向に移動し
て、エンジン回転速度を一定量高くする。
即ち、トラクタ旋回時又はアイドリング時に、ポジショ
ンコントロールレバー42を回動させて作業機38を上昇さ
せようとすると、エンジン2の回転数が例えば700rpmで
あっても、回転センサS1からの信号によってアクチュエ
ータB1又はB2が作動して、調速機構20をエンジン増速側
へ作動し、エンジン2の回転数を例えば1000〜1500rpm
に高める。これによって、油圧ポンプ15の吐出量は増加
し、油圧装置12は比較的高速で作業機38を上昇させるこ
とができる。
油圧メインクラッチ6はクラッチ制御手段48を介して油
圧ポンプ15から圧油が供給停止されるものであり、クラ
ッチ制御手段48はクラッチペダル49を介してコントロー
ルバルブを制御し、クラッチ接状態と、断状態と、半ク
ラッチ状態とを得ることができる。
前記クラッチ制御手段48にはソレノイド等でコントロー
ルバルブを半クラッチ状態に設定する半作動手段50が組
込まれており、この半作動手段50は制御ボックス44を介
して回転センサS1からの信号によって作動し、エンジン
2の回転を例えば半減してトランスミッション7へ伝達
するように構成されている。前記半作動手段50による伝
達回転数の減少割合は、アクチュエータBによるエンジ
ン増速割合と略等しくして、油圧ポンプ15が増速回転し
ても車速を不変にするように設定することが好ましい。
前記回転センサS1はポジションコントロールレバー42を
上昇方向に回動したときのみその回動を検出し、下降方
向に回動するときは検出しなく、従って、作業機38下降
時はエンジン2の増速は行われない。これは油圧装置12
に複動式シリンダを使用する場合も同じである。
尚、ポジションコントロールレバー42を操作する時間は
短かく、エンジン2が増速して油圧装置12への圧油量が
増大すまでにはライムラグがあるので、制御ボックス44
にはタイマ等を設けて、回転センサS1から検出信号を受
けた後、アクチュエータB及び半作動手段50を一定時間
作動するようにしておく。
第1、5図において、S2はアーム軸31の回動速度を検出
する回転検出センサであり、この回転検出センサS2は検
出したアーム軸31の回動速度が比較器45に設定されてい
る回動速度より高い場合には、回転センサS1からアクチ
ュエータBへの作動信号を断ち、アーム軸31の回動速度
が低いときのみ、エンジン増速を行わせるものである。
尚、ポジションコントロールレバー42用の回転センサS1
を設けずに、アーム軸31葉の回転検出センサS2のみを設
けて、この回転検出センサS2で半作動手段50及びアクチ
ュエータBを作動させるようにしても良い。即ち、セン
サSは油圧装置12の油圧制御手段41以外に設けても良
く、作業機38を上昇させるときに動く部材の動作を検出
すれば良い。
前記回転センサS1の場合は、ポジションコントロールレ
バー42の回動を検出するだけでなく、演算器46で演算処
理するとその回動量又は回動速度も算出でき、その回動
量又は回動速度に比例してアクチュエータBを作動さ
せ、回動量が多いとき又は回動速度が速いときにはエン
ジン2の回転速度をより高くするように設定できる。こ
の場合は、半作動手段50は油圧メインクラッチ6のスリ
ップ率を一定に保持しておいても良いが、エンジン増速
分だけスリップ率を高めるようにしても良い。
第1図において、47はエンジン2の回転速度を検出する
速度検出器であり、制御ボックス44に接続されており、
エンジン回転速度が作業機上昇に適当な一定速度であれ
ば、アクチュエータBの作動を阻止する信号を発する。
即ち、エンジン2の回転数が例えば1000rpmであれば、
油圧ポンプ15は作業機38を略適当速度で上昇させること
ができ、この回転数でトラクタ1を旋回する場合はエン
ジン2を増速する必要がないため、アクチュエータBを
作動させる必要がなく、半作動手段50の作動も不要にな
る。
尚、アクチュエータBによるエンジン増速の上限を例え
ば1000rpmに設定しておけば、前記速度検出器47を省略
できる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、種々変
形することができる。例えば、センサSにコントロール
レバー42又はリフトアーム33の動作を検出する円弧状の
リニア可変抵抗器を使用したり、アクチュエータBにア
ーム24,25又はロッド17,26の屈曲部と当接してこれをエ
ンジン加速方向に押動するソレノイドを使用したりして
も良い。また、油圧メインクラッチ6は前後進切換又は
高低切換を兼務するものでも良い。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、油圧装置12には作業機上
昇動作を検出するセンサSが設けられ、クラッチ制御手
段48にはセンサSからの信号によって油圧メインクラッ
チ6を半クラッチ状態にする半作動手段50が設けられ、
調速機構20にはエンジン2が所定回転速度より低いとき
にセンサSからの信号によって調速機構20をエンジン増
速側へ作動させるアクチュエータBが設けられているの
で、旋回時、アイドリング時又は大重量作業機装着時等
にエンジン回転速度が低下していても、油圧装置12を介
して作業機38を上昇させるときには、センサSが作用し
て調速機構20のアクチュエータBを作動し、エンジン回
転速度を高めて作業機38の上昇速度を速くすることがで
き、作業性を向上することができる。しかも、センサS
の作用によってクラッチ制御手段48の半作動手段50が作
動し、油圧メインクラッチ6を半クラッチ状態にするこ
とができ、作業機上昇速度を速くしても走行車輌1の増
速を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は説明線
図、第2図は調速機構の分解斜視図、第3図はリニアア
クチュエータの断面説明図、第4図は油圧制御手段の分
解斜視図、第5図は油圧装置本体の分解斜視図、第6図
は本発明を適応可能なトラクタ後部を示す側面図であ
る。 1……トラクタ(走行車輌)、2……エンジン、6……
油圧メインクラッチ、7……トランスミッション、12…
…油圧装置、15……油圧ポンプ、16……速度制御レバ
ー、20……調速機構、35……3点リンク機構、38……作
業機、41……油圧制御手段、42……ポジションコントロ
ールレバー、44……制御ボックス、48……クラッチ制御
手段、50……半作動手段、S……センサ、B……アクチ
ュエータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧メインクラッチ(6)を介してトラン
    スミッション(7)へ走行駆動力を発生するエンジン
    (2)と、このエンジン(2)の回転速度を調整する調
    速機構(20)と、エンジン(2)によって駆動される油
    圧ポンプ(15)と、油圧制御手段(41)を備えていて油
    圧ポンプ(15)から供給される圧油によって作動される
    作業機昇降用油圧装置(12)と、油圧ポンプ(15)から
    油圧メインクラッチ(6)への圧油供給を制御するクラ
    ッチ制御手段(48)とを有する作業機装着型走行車輌に
    おいて、 前記油圧装置(12)には作業機上昇動作を検出するセン
    サ(S)が設けられ、前記クラッチ制御手段(48)には
    センサ(S)からの信号によって油圧メインクラッチ
    (6)を半クラッチ状態にする半作動手段(50)が設け
    られ、前記調速機構(20)にはエンジン(2)が所定回
    転速度より低いときにセンサ(S)からの信号によって
    調速機構(20)をエンジン増速側へ作動させるアクチュ
    エータ(B)が設けられていることを特徴とする作業機
    装着型走行車輌。
JP11989189A 1989-05-12 1989-05-12 作業機装着型走行車輌 Expired - Lifetime JPH06102431B2 (ja)

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