JPH06102659A - マスク・レイアウト生成方法 - Google Patents

マスク・レイアウト生成方法

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JPH06102659A
JPH06102659A JP25318392A JP25318392A JPH06102659A JP H06102659 A JPH06102659 A JP H06102659A JP 25318392 A JP25318392 A JP 25318392A JP 25318392 A JP25318392 A JP 25318392A JP H06102659 A JPH06102659 A JP H06102659A
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mask layout
compaction
fragment data
fragment
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JP25318392A
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Nobu Matsumoto
展 松本
Shojiro Mori
祥次郎 森
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/30Circuit design
    • G06F30/39Circuit design at the physical level
    • G06F30/398Design verification or optimisation, e.g. using design rule check [DRC], layout versus schematics [LVS] or finite element methods [FEM]

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、通常の設計支援装置を使用
して、大規模集積回路のコンパクションを可能とすると
ともに、チップ面積の損失を抑えることが可能なマスク
・レイアウト生成方法を提供することである。 【構成】集積回路のマスク・レイアウト11を示す図形
データを、先ず、複数の縦断線13に沿って複数の断片
11x 〜11x +3に分割した後、それぞれをコンパクシ
ョンし、これらコンパクションした断片11x 〜11
x +3全体を複数の横断線14に沿って複数の断片11y
〜11y +3に分割した後、それぞれをコンパクション
し、これらコンパクションした断片11y 〜11y +3
つなぎ合わせている。したがって、コンパクションは各
断片毎に行うため処理上限が存在せず、大規模なマスク
・レイアウトを現行の設計支援装置によって処理でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、集積回路のマスク・
パターン(マスク・レイアウトとも言う)を、例えばC
AD(Computer Added Design) によって生成するマスク
・レイアウト生成方法に関わり、特に、シンボリック・
レイアウトのコンパクション方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンパクションあるいはスペー
シングと称する技術は、図8(a)に示すような集積回
路のレイアウトにおいて、コンタクト・シンボル81や
ワイヤ82等からなる構成要素を移動することにより圧
縮し、図8(c)に示すように、コンタクト・シンボル
81、81の相互間隔lを、設計ルールが許す限り短縮
した集積密度の高いレイアウトを得たり、設計ルールを
満たしていないレイアウトから、設計ルールを満足する
レイアウトを生成する処理を言う。また、通常、集積回
路のレイアウトは、シンボル(記号)によって表現され
ており、シンボリック・レイアウトと呼ばれている。
【0003】前記コンパクションは、構成要素を2次元
的に移動させる2次元コンパクションと、1次元的な移
動をx、yの各方向に対して行う、1次元コンパクショ
ンに大別される。2次元コンパクションは多大な処理時
間を要するため、一般的ではなく、通常は1次元コンパ
クションが用いられている。図8(b)は、図8(a)
に示すレイアウトをx方向に1次元コンパクションした
結果を示している。同図から明らかなように、1次元コ
ンパクションでは、一度のコンパクションによって、構
成要素のx座標、あるいはy座標のみが変化し、他方の
座標は変化しない。
【0004】また、1次元コンパクションは、さらに、
シア・ライン(または、コンプレッション・リッジと称
す)、バーチャル・グリッド、およびコンストレイント
・グラフ(または、レラティブ・グリッドと称す)の3
つの方法に分類され、コンストレイント・グラフが最も
多く用いられている。尚、これら方法の技術的内容につ
いては、本願発明と関係がないため省略する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
コンパクションの問題は、大規模なデータ、すなわち、
大規模なシンボリック・レイアウトを扱えないことであ
る。このため、大規模化されてきた集積回路の全チップ
を一括して圧縮することができないものであった。この
理由は、一度に行うべき処理の計算機資源使用量、特
に、主記憶装置の使用量が、処理すべき集積回路の規模
の増大とともに多くなるにも係わらず、主記憶装置の容
量には上限が存在するためである。
【0006】また、コンパクションを行うソフトウェ
ア、すなわち、コンパクタの規模依存生がオーダ(n)
(以下、O(n)と記す)より悪いため、これをO(f
(n))とすると、コンパクション可能な回路規模の上
限はあまり大きくない。具体的には、通常の設計支援装
置、例えば32MB程度の主記憶装置を有するEWS
(エンジニアリング・ワーク・ステーション)を使用し
た場合、従来の例えばコンストレイント・グラフ法によ
るコンパクタが一度に扱える集積回路の規模は、約1万
トランジスタが限界である。但し、この数値には1オー
ダ程度の誤差が含まれている。現在、大規模集積回路は
数十万トランジスタを含んでいる。このため、1万トラ
ンジスタという数値は、これにくらべると著しく小さい
ものである。
【0007】このように、従来のコンパクタは、大規模
集積回路を一括処理することが困難であるため、階層的
に処理する方法が提案されている。この階層的処理方法
としては、ボトムアップ法とピッチマッチング法の2つ
がよく知られている。前記ボトムアップ法は、図9に示
すように、シンボリック・レイアウトを複数の断片9
1、92に分割して下位の階層データとし、これら断片
91、92をコンパクションした後に各断片91、92
の接続端子をワイヤ93によって接続する方法である。
【0008】また、前記ピッチマッチング法は、図10
に示すように、シンボリック・レイアウトを複数の断片
101、102に分割し、これら断片101、102を
接続するワイヤ103のピッチを考慮しつつコンパクシ
ョンする方法である。
【0009】上記階層的処理方法の第1の問題は、別の
階層間あるいは同一の階層の異なるブロックの間の圧縮
が不十分なこと、すなわち、面積損失が生じることであ
る。例えば、図9に示すボトムアップ法の場合、無駄な
配線領域が生じるものである。第2の問題は、インプリ
メントが複雑且つ困難なことであり、このため実用に耐
え得る商用システムは未だ存在していない。
【0010】従来のコンパクション方法に対する他の問
題点は、パフォーマンス、すなわち、コンパンション処
理の結果が予測困難なことである。特に、従来の方法で
は、シンボルとシンボルの相対位置が元の位置と大きく
異なってしまうおそれがある。この場合、ワイヤの遅延
時間は予想を越えて増大してしまう。したがって、シン
ボルの移動を阻止する何等かの手段をとらない限り、チ
ップのパフォーマンスの予想が困難である。
【0011】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、通常の設
計支援装置を使用して、大規模集積回路のコンパクショ
ンを可能とするとともに、チップ面積の損失を抑えるこ
とが可能なマスク・レイアウト生成方法を提供しようと
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、集積回路のマスク・レイアウトを示す図
形データを複数の第1の断線に沿って複数の第1の断片
データに分割し、これら分割した第1の断片データをそ
れぞれ圧縮処理し、これら圧縮処理した第1の断片デー
タ全体を複数の第2の断線に沿って複数の第2の断片デ
ータに分割し、これら分割した第2の断片データをそれ
ぞれ圧縮処理し、これら圧縮処理した第2の断片データ
をつなぎ合わせている。
【0013】
【作用】すなわち、この発明は、集積回路のマスク・レ
イアウトを示す図形データを、先ず、複数の第1の断線
に沿って複数の第1の断片データに分割した後、それぞ
れを圧縮処理し、これら圧縮処理した第1の断片データ
全体を複数の第2の断線に沿って複数の第2の断片デー
タに分割した後、それぞれを圧縮処理し、これら圧縮処
理した第2の断片データをつなぎ合わせている。したが
って、圧縮処理は各断片毎に行うため、マスク・レイア
ウトの規模に応じて分割数を増やことにより、処理上限
が存在せず、大規模なマスク・レイアウトを現行の設計
支援装置によって処理できる。また、図形データを断片
データに分割して圧縮するため、シンボル等の移動範囲
は断片データの範囲内である。したがって、チップのパ
フォーマンスの予想が可能である。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。先ず、この発明のマスク・レイアウト
方法の原理について説明する。
【0015】図1(a)は処理対象としてのシンボリッ
ク・レイアウトを示すものであり、このシンボリック・
レイアウト11には、ワイヤ12が設けられるととも
に、複数の縦断線13、および複数の横断線14が定義
されている。このコンパクションにおいては、先ず、シ
ンボリック・レイアウト11を、同図(b)に示すよう
に、複数の縦断線13に沿って分割し、複数の断片11
x 〜11x +3を生成する。
【0016】次に、前記生成した複数の断片11x 〜1
x +3を、例えばコンストレイント・グラフ法によっ
て、同図(c)に示すように、x方向に1次元コンパク
ションを行う。ここで、注意すべきは、圧縮された断片
におけるワイヤ12の切り口の高さは圧縮により変わら
ないため、断片11x 〜11x+3 を合せば、ワイヤ12
は元通り接続される。
【0017】次に、コンパクションした断片11x 〜1
x +3を合せ、同図(d)に示すように、横断線14に
沿って分割し、複数の断片11y 〜11y +3を生成す
る。この生成した複数の断片11y 〜11y +3を、前記
と同一の方法によって、同図(e)に示すように、y方
向に1次元コンパクションを行う。この後、コンパクシ
ョンした断片11y 〜11y +3を、同図(f)に示すよ
うに合せると、ワイヤ12は元通り接続される。
【0018】以上の処理手順において、縦を横とし、x
をyとしても処理は可能である。また、縦断線13は直
線に限定されるものではなく、シンボル・レイアウトの
上端と下端を結ぶ経路であれば、図2に示すように、折
曲部を含む線とすることも可能である。但し、縦断線が
折曲部を含む場合、縦断線と直交する水平部分13aに
おいて垂直方向のワイヤ、すなわち、縦断線に沿ったワ
イヤと交わってはならない。また、縦断線はコンタクト
やトランジスタのシンボルを横切ってはならない。横断
線も同様に、シンボリック・レイアウトの左端と右端を
結ぶ経路として定義され、縦断線と同様に折曲部を含む
線とすることも可能である。
【0019】図3は、この発明に使用される設計支援装
置を示すものである。この設計支援装置は、通常のEW
Sによって構成されている。すなわち、CPU31には
各種の情報を入力するためのキーボード32が接続され
るとともに、各種データを表示するためのディスプレイ
33が接続されている。さらに、CPU31には、シン
ボリック・レイアウトを示す図形データやコンパクタ等
のプログムが記憶された磁気ディスク装置34、および
前記プログラムがロードされ、実行される主記憶装置3
5が接続されている。
【0020】前記磁気ディスク装置34に記憶されたシ
ンボリック・レイアウトは、標準フォーマットのCIF
(Caltec Intermidiate Format)によって記載されてい
る。CIFの場合、トランジスタ、コンタクト、端子の
シンボルおよびワイヤ等からなる各構成要素は、1つの
文(コマンド)によって記述されている。また、ここで
は、1文が1レコード(1024 byte )からなり、ワイヤ
は全て両端を有する直線に分解して記述されている。さ
らに、シンボリック・レイアウトを分割するための複数
の縦断線、および複数の横断線はCIFの文法に従っ
て、特殊な層によって記載されているものとする。尚、
ここでは、単純化するため、縦断線、横断線は直線とす
る。上記原理および構成において、図4に示すフローチ
ャートを参照してこの発明のマスク・レイアウト方法に
ついて説明する。
【0021】先ず、磁気ディスク装置34から主記憶装
置35に構成要素を1つずつ読込む(ST1)。この読
込んだ各構成要素から縦断線のみを取出す。縦断線はそ
の層により他と区別できるため、縦断線のx座標のみを
テーブル41に格納する(ST2)。これらx座標が断
片11x 〜11x +3にほぼ対応する。尚、同じ座標の線
が複数個存在する場合、1つのみをテーブル41に格納
し、このテーブル41に格納したx座標は昇順にソート
しておく。
【0022】次に、前記各構成要素を1つずつ読込み、
それらをx座標に従って各断片11x 〜11x +3(レコ
ードの集合)に仕分けする(ST3)。シンボルの場
合、その参照点、例えばシンボルの中心のx座標が、前
記テーブル41に格納した座標のi番目とi+1番目め
の間に入るならば、それをi+1番目の断片に追加す
る。すなわち、テーブル41のi+1番目にシンボルの
中心のx座標を格納する。ワイヤについても同様である
が、ワイヤが複数の断片に跨がる場合それらを分断し、
この分断した座標を、それぞれ対応する断片に追加す
る。そして、その分断した切り口に端子を発生させ、こ
の端子の座標をテーブルに格納する。
【0023】次に、前記ST3で生成された断片を、例
えばコンストレイント・グラフ法によって、1つずつx
方向に1次元コンパクションする(ST4)。この結
果、各断片がx方向に圧縮される。
【0024】次に、上記圧縮した断片をつなぎ合わせる
(ST5)。すなわち、ストリーム・フォーマットで記
載されたファイルをつなぎ合わせる。このとき、ファイ
ルの途中に含まれる不要な“END”コマンドを除去す
るとともに、前記ST3で発生した端子を除去する。
【0025】次に、上記x方向に圧縮された各構成要素
からST1と同様にして、横断線のみを取出し、横断線
のy座標のみをテーブル42に格納する(ST6)。こ
れらy座標が断片11y 〜11y +3にほぼ対応する。
【0026】次に、前記読込んだ各構成要素から各構成
要素を1つずつ読込み、ST2と同様にして、それらを
y座標に従って各断片11y 〜11y +3に仕分けする
(ST7)。
【0027】次に、前記ST6で生成された断片を、例
えばコンストレイント・グラフ法によって、1つずつy
方向に1次元コンパクションする(ST8)。この結
果、各断片がy方向に圧縮される。
【0028】次に、上記圧縮した断片をST5と同様に
してつなぎ合わせる(ST9)。この処理は、圧縮され
た各断片の各構成要素を1つずつ読み込み、断片につい
て定められている一定値だけy座標を増加して書出せば
よい。このようにして、x、y方向に圧縮したシンボリ
ック・レイアウトを得ることができる。
【0029】ここで、上記処理に必要な時間を推定す
る。工程ST3、ST5、ST6、ST7、ST9は、
いずれもトランジスタやコンタクト等の各構成要素を1
つ読込み、所定の処理を行ってテーブル41、42に書
込むストリーム処理である。この処理は、レコード単位
であるため、極めて少ない記憶容量だけですみ、主記憶
装置35に全てのデータを記憶できる。したがって、各
工程の処理時間は、規模n、すなわち、レコード数に依
存しない上限値が定められる。よって、全体の処理時間
は、O(n)である。一方、工程ST4とST8は、断
片に対するコンパクションである。各断片に規模がほぼ
等しいと仮定し、断片の数をmとすると、その処理時間
は O(f(n/m)) である。これらの工程はm回ずつ繰り返されるため、全
体では O(mf(n/m))
【0030】とする。ここで、規模nが大きくなった場
合、それだけ数多くの断片に分割すると仮定すると、m
は約kn(kは定数)である。そうすると、f(n/
m)は規模によらない定まった値となるため、全体の処
理時間は、O(n)となる。したがって、この方法によ
る処理時間は規模に比例することとなる。
【0031】上記実施例では、工程ST4において、各
断片11x 〜11x +3をx方向に圧縮し、工程ST5に
おいて、これら圧縮した断片をつなぎ合わせた後、横断
線に沿った断片11y 〜11y +3に分割したが、これに
限定されるものではない。
【0032】すなわち、図5に示すように、工程ST4
において、各断片11x 〜11x +3をx方向に圧縮した
後、これら断片11x 〜11x +3をつなぎ合わせること
なく、横断線14に沿った断片に分割して圧縮し、最後
に、これら断片をつなぎ合わせるようにしてもよい。
【0033】また、上記実施例において、処理時間の約
95%は、工程ST4、ST8のコンパクション処理に
費やされている。したがって、これらの処理を並列化す
ることが望ましい。
【0034】図6は、コンパクションを並列処理する場
合の一例を示すものである。この例は、コンパクション
処理を実行するための複数のプロセッサ61、62、6
3と、これらプロセッサ61、62、63と同数のキュ
ー64、65、66と、これらキュー64、65、66
にデータを供給するネットワーク67と、前記各プロセ
ッサ61、62、63から出力されるコンパクション結
果を転送するためのネットワーク68とによって構成さ
れている。
【0035】断片11x 〜11x +3あるいは11y 〜1
y +3のシンボレック・レイアウトは、プロセッサ6
1、62、63に均等に割り当てられ、ネットワーク6
7を介して対応するキュー64、65、66に追加され
る。個々の断片のデータ1つがジョブ1つに対応し、各
プロセッサ61、62、63はジョブを1つずつコンパ
クションする。このコンパクション結果はネットワーク
68によって転送される。また、コンパクション以外の
処理、例えば縦断線の取出し処理、断片の仕分け処理等
はストリーム処理であるため、パイプライン方式で実行
できる。
【0036】図7は、パイプライン方式を示すものであ
り、プロセッサ71は例えば縦断線を取出す処理を実行
し、前記プロセッサ72は断片を仕分ける処理を実行す
る。プロセッサ71の前段、プロセッサ71とプロセッ
サ72の相互間、およびプロセッサ72の後段には、そ
れぞれ所謂パイプライン・レジスタ73〜75が設けら
れ、これらレジスタ73〜75に処理を待つレコードが
記憶されている。このような構成とすることにより、処
理速度を向上できる。
【0037】上記実施例によれば、コンパクション工程
において、一度にコンパクションするのはシンボリック
・レイアウトの断片であり、シンボリック・レイアウト
を細かく分割すれば、それだけ大きなシンボリック・レ
イアウトを処理できる。したがって、回路規模に比例し
て分割数を増加すれば、論理的に処理上限が存在しな
い。つまり、大規模処理が可能である。現行のコンスト
レイント・グラフ法によるコンパクタが処理し得る回路
規模は約1万トランジスタであるため、例えば縦断線と
横断線を100ずつ定義すれば、約100万トランジス
タを現行の設計支援装置によって処理できる。
【0038】また、コンパクション以外の処理は、全て
ストリーム処理が可能であるため、処理の上限が存在し
ない。しかも、処理時間は前述したようにO(n)であ
り、繰り返し等の特殊条件のないもとで最良である。
【0039】さらに、処理時間のほとんどを占める断片
のコンパクションは、他の断片とは全く独立に処理する
ことができる。したがって、各断片を別々のプロセッサ
によって処理できるため、プロセッサを増加することに
より、実用時間で大規模データを圧縮することができ
る。現行のEWSは1万トランジスタのコンパクション
を数十分〜数時間で処理できるため、例えば、100台
のEWSを用意すれば、100万トランジスタのコンパ
クションを数十分〜数時間で処理することができる。ま
た、コストパフォーマンスの良い安価なプロセッサを使
用することが可能であり、コストをさらに引き下げるこ
とができる。
【0040】また、シンボリック・レイアウトを断片に
分割してコンパクションするため、圧縮によるシンボル
あるいはワイヤの終端の移動範囲はその断片内に限定さ
れる。したがって、ワイヤが予想外に大きく伸びること
がないため、配線の遅延時間の幅が特定され、チップの
パフォーマンスを予測可能となる。
【0041】尚、本願発明と類似の方法は、本願発明者
の文献(Proc. 27th Design Automation Conference pp.
388-393)に開示されている。この文献に開示されている
方法の場合、入力データはビット規制性のある階層記述
であり、本願発明とは相違するものである。また、この
発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の
要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なこと
は勿論である。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、通常の設計支援装置を使用して、大規模集積回路の
コンパクションを可能とするとともに、チップ面積の損
失を抑えることが可能なマスク・レイアウト生成方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原理を説明するために示す図。
【図2】縦断線の変形例を説明するために示す図。
【図3】この発明に使用される設計支援装置の一例を示
す構成図。
【図4】この発明の一実施例を示すフローチャート。
【図5】この発明の他の実施例を示す図。
【図6】この発明に適用されるコンパクションの並列処
理方式を示す図。
【図7】この発明に適用されるパイプライン方式を示す
図。
【図8】コンパクションの概念を説明するために示す
図。
【図9】ボトムアップ法による階層コンパクションを説
明するために示す図。
【図10】ピッチマッチング法による階層コンパクショ
ンを説明するために示す図。
【符号の説明】
31…CPU、34…磁気ディスク装置、35…主記憶
装置、61〜63、7、72…プロセッサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路のマスク・レイアウトを示す図
    形データを複数の第1の断線に沿って複数の第1の断片
    データに分割し、 これら分割した第1の断片データをそれぞれ圧縮処理
    し、 これら圧縮処理した第1の断片データ全体を複数の第2
    の断線に沿って複数の第2の断片データに分割し、 これら分割した第2の断片データをそれぞれ圧縮処理
    し、 これら圧縮処理した第2の断片データをつなぎ合わせる
    ことを特徴としたマスク・レイアウト生成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の断線は図形データを縦方向に
    沿って分割することを特徴とする請求項1記載のマスク
    ・レイアウト生成方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の断線は図形データを横方向に
    沿って分割することを特徴とする請求項1記載のマスク
    ・レイアウト生成方法。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の断線は折曲部を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載のマスク・レイアウト生成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記圧縮処理は1つの断片データを1つ
    のジョブとして処理する複数のプロセッサによって並列
    に処理することを特徴とする請求項1記載のマスク・レ
    イアウト生成方法。
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