JPH0610315A - 積層ゴム体 - Google Patents

積層ゴム体

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Publication number
JPH0610315A
JPH0610315A JP18739592A JP18739592A JPH0610315A JP H0610315 A JPH0610315 A JP H0610315A JP 18739592 A JP18739592 A JP 18739592A JP 18739592 A JP18739592 A JP 18739592A JP H0610315 A JPH0610315 A JP H0610315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber body
laminated rubber
laminated
rubber material
steel plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP18739592A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Sudo
千秋 須藤
Seiichi Kondo
誠一 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0610315A publication Critical patent/JPH0610315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支承材として構造物に介挿される積層ゴム体
の耐久性を向上させ、かつ構造物の設置精度、寸法精度
等に影響を与えないようにする。 【構成】 積層ゴム体1の上下両面にフランジ9を固定
し、この積層ゴム体1をフランジ9を介して上下の構造
物に固定する。積層ゴム体1のフランジ9と接する面4
aの周辺に沿わせて、積層ゴム体1とフランジ9との間
への水等の侵入を阻止する止水部としてゴム突条5を設
ける。このゴム突条5はフランジ9に押圧されて平坦な
形に圧縮変形し、フランジ9との間を密封して内部に水
が侵入するのを防止し、積層ゴム体1の劣化を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば土木、建築分野
における構造物の支承部に介装される積層ゴム体に関す
る。
【0002】
【従来技術】例えば橋梁等の構造物において、支持部分
に積層ゴム体を介在さることが行われている。この積層
ゴム体は、通常、ゴム中に多数の補強鋼板を、ゴムと鋼
板とが交互に積層するように埋め込んで構成されてい
る。
【0003】上記積層ゴム体は鋼板製の固定用部品(以
下フランジと呼ぶ)を介して構造物に取り付けられる
が、このため、該積層ゴム体の構造物に取付ける側の面
に連結用の鋼板を一体に接着固定しておき、フランジを
この連結鋼板にボルト等で固定し、該フランジを構造物
に固定するようにしたものがある。
【0004】
【解決しようとする課題】しかし、このような積層ゴム
体は、これが結露水、雨水、飛沫水等にあたるような場
所に使用される場合には、フランジと連結鋼板との間に
侵入する水や塩分等により、フランジおよび連結鋼板が
発錆したり、連結鋼板とゴムの接着力が劣化したりする
ので、耐久性に問題があった。
【0005】フランジは亜鉛メッキにより防錆し、亜鉛
メッキするとゴムなどの接着が困難になる連結鋼板はそ
の露出面にさらにゴムの被覆層を設け、これによって上
記問題を解決することも考えられるが、このようにする
と、取付け時におけるゴム被覆層の弾性変形の影響が大
きく、積層ゴム体の高さ等の精度が悪くなる。
【0006】連結鋼板の露出面に塗装を施すことも考え
られるが、前記のようにフランジとの間に侵入する水分
等により塗装が劣化するので、万全とは言えない。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたものであり、本発明におい
ては、構造物に板状の固定用部品を介して固定される積
層ゴム体において、前記固定用部品と接する面の周辺に
沿わせて、該積層ゴム体と固定用部品との間への水等の
侵入を阻止する止水部を設ける。
【0008】本発明によれば、固定用部品と積層ゴム体
の間に侵入しようとする水が、周辺の止水部により阻止
されて内部に入って来ないので、この部分に発錆や劣化
を防止する手段を特に設ける必要はなく、従って極めて
簡単な手段で積層ゴム体の耐久性を向上させることがで
きる。
【0009】請求項2の本発明においては、前記止水部
を、積層ゴム体と一体に形成され前記固定用部品と接す
る面の周辺に沿って突出するゴム突条により構成する。
【0010】このゴム突条は周辺部のみに設けられてい
るので、固定用部品を積層ゴム体に取付ける時、該固定
用部品に押圧されて全体にわたって均等に容易に弾性圧
縮して、固定用部品を積層ゴム体の面に全面にわたって
密接させる。従ってこの積層ゴム体は所定の寸法で良好
な精度をもって構造物に固定され、構造物としての設置
精度、寸法精度等に影響を与えることはない。また弾性
圧縮した前記ゴム突条はその弾力により固定用部品との
間を密封し、良好な止水効果を発揮する。
【0011】請求項3の本発明においては、積層ゴム体
の前記固定用部品と接する面に添設した連結用鋼板の外
周縁に段差部を設け、前記ゴム突条を該段差上に形成す
る。
【0012】このようにすればゴム突条の位置が前記段
差部により規制され、固定用部品により押圧される時に
不規則に捩れながら圧縮変形する等のことがないので、
一層良好な止水効果が得られる。また、ゴム突条を形成
するゴムが連結用鋼板の周縁部を側面から上面へかけて
覆うので、連結用鋼板の積層ゴム体に対する固着が一層
確実になる。
【0013】
【実 施 例】図1ないし図3は本発明の一実施例を示
し、図1は積層ゴム体1の上面図、図2はその横断面図
である。
【0014】積層ゴム体1は、ゴム体2内に互いに平行
な多数の薄い補強鋼板3を埋設して構成されており、内
部においてゴム層2aと補強鋼板3とが交互に積層され
ている。ゴム体2の上下両面にはそれぞれ比較的厚い連
結鋼板4が加硫接着等により一体に接着されて添設され
ている。
【0015】連結鋼板4の外形はゴム体2の外形よりや
や小さく、連結鋼板4の周側面はゴム体2から上下に延
出した周壁部2bにより覆われている。周壁部2bの先
端は連結鋼板4の外面を超えてさらに外側へ突出し、ゴ
ム体2の周辺に沿って連続したゴム突条5を形成してい
る。なお、このように構成された積層ゴム体1の中央に
上下に貫通する孔6が設けられている。
【0016】連結鋼板4の外面には所定箇所にそれぞれ
ねじ穴7が穿設されており、図3に示すように、これら
のねじ穴7に螺合する固着ボルト8により、フランジ
(固定用部品)9が積層ゴム体1の上下両面にそれぞれ
固着される。
【0017】この時、前記ゴム突条5は固着ボルト8の
締付力でフランジ9の内面により押圧されて上下方向に
圧縮されるが、ゴム突条5は積層ゴム体1の周辺のみ
に、かつ比較的狭い巾で設けられているので、フランジ
9に追随して全周にわたり均等に、かつフランジ9の内
面が連結鋼板4の外面に全面にわたって密接するまで圧
縮され、図示のように平坦に変形した先端をフランジ9
の内面に弾性力により当接させて該内面との間を密封す
る。
【0018】このようにして各連結鋼板4に密接して固
着された上下のフランジ9は、積層ゴム体1の高さに厳
密に等しい間隔Hを保持しながら、互いに正確に平行関
係を保ち、一方、積層ゴム体1の高さもフランジ9を取
付けたことにより変化しない。もし防錆等のために連結
鋼板4の外面全体を覆うゴム層を設けたとすると、フラ
ンジ9を取付ける際の該ゴム層の弾性変形の影響により
上記のような寸法関係を確実に維持することはできな
い。またフランジを強固にボルトで締付けても、間に介
在する被覆ゴム層のクリープ変形により、締付けがゆる
み、ボルトが脱落する等の不具合を生ずることもある。
【0019】積層ゴム体1の上下両面にフランジ9を固
着してなる図3の部材は、例えば橋梁本体等の上部構造
物とこれを支える基礎構造物との間に、支承部材として
挿入され、上方のフランジ9をボルト10aにより上部構
造物に、下方のフランジ9をボルト10bにより基礎構造
物に締結される。
【0020】連結鋼板4とフランジ9の間は周辺におい
て弾性的に圧縮されたゴム突条5により外部から遮断さ
れているので、この部分に水等が侵入して連結鋼板4お
よびフランジ9を腐食させたり、あるいは連結鋼板4と
ゴム体2との接着部を劣化させたりすることはない。従
ってこの積層ゴム体1は優れた耐久性を有し、いったん
取付けた後は、長期間にわたって取替え等のメンテナン
ス作業を必要としない。
【0021】また、積層ゴム体1は前述のように正確な
寸法関係を保った状態で両構造物間に挿入されるので、
所期の支承性能を充分に発揮することができ、かつ構造
物の設置精度、寸法精度に影響を与えない。
【0022】図4ないし図8は本発明の他の実施例を示
す。なお、これらの図面において前記実施例と同様な部
分には同じ参照符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0023】本実施例においては、連結鋼板4の外側の
面すなわちフランジ9と接する面4aの外周縁に、この
面4aより低く形成した段差部11が設けられている。そ
してゴム体2の周壁部2bの先端が段差部11上にまわり
込み、この部分にゴム突条5が設けられている。
【0024】このゴム突条5は、積層ゴム体1にフラン
ジ9を固着する時に圧縮変形して図8に示すように平坦
になり、前記実施例のゴム突条5と同様な作用を果す。
しかし本実施例のゴム突条5は内方から段差部11により
支えられているので、圧縮に伴う反力が大きく、より大
きな密封性能が得られる。また段差部11に保持されなが
ら圧縮されるので、不規則に捩れながら変形する等のこ
とがなく、全周にわたりより均等に圧縮変形して、一層
良好な止水効果が得られる。
【0025】さらにこの実施例においては、周壁部2b
が連結鋼板4の周縁部を側面から外面へかけて覆うの
で、連結鋼板4のゴム体2に対する固着が一層確実にな
る。
【0026】前記両実施例においては、ゴム体2と一体
に形成したゴム突条5により止水部が構成されている
が、図9に示すように、ゴム体2の周壁部2bと連結鋼
板4とにまたがってゴムシート12を貼り付けることによ
り止水部を構成することもできる。またゴムシートの代
りに粘着テープ等を貼り付けてもよい。このように構成
した止水部も、フランジ9と積層ゴム体1の間に侵入し
ようとする水を充分に阻止するので、発錆や劣化を防止
する手段を特に設ける必要はなく、従って極めて簡単な
手段で積層ゴム体1の耐久性を向上させることができ
る。
【0027】図10は本発明のさらに他の実施例を示す。
この実施例においては連結鋼板4の周辺部に連続した溝
13が形成されており、この溝13にOーリング14が一部を
溝13から突出させて嵌め込まれている。Oーリング14が
前記ゴム突条5と同様な作用効果を奏する。
【0028】以上、支承材として使用される積層ゴム体
1について説明したが、本発明による積層ゴム体はその
他一般の防振材もしくは免震材としても使用することが
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、構造物に取付けられる
支承、免震、防振用等の積層ゴム体の耐久性を簡単な手
段により向上させることができ、また構造物の設置精
度、寸法精度等に影響を与えない積層ゴム体を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による積層ゴム体の平面図で
ある。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】フランジを取付けた同積層ゴム体をその半部を
断面で示した側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す積層ゴム体の平面図
で、半部を図5のIV−IV線に沿う断面で示してある。
【図5】同積層ゴム体の側面図で、半部を図4のV−V
線に沿う断面で示してある。
【図6】中央で切断した同積層ゴム体の一部を示す斜視
図である。
【図7】フランジを取付けた同積層ゴム体の平面図で、
半部を図8のVII-VII 線に沿う断面で示してある。
【図8】同積層ゴム体の側面図で、半部を図7のVIII−
VIII線に沿う断面で示してある。
【図9】本発明のさらに他の実施例を示す積層ゴム体の
部分的断面図である。
【図10】本発明のその他の実施例を示す積層ゴム体の
部分的断面図である。
【符号の説明】
1…積層ゴム体、2…ゴム体、3…補強鋼板、4…連結
鋼板、5…ゴム突条、6…孔、7…ねじ穴、8…固着ボ
ルト、9…フランジ、10…ボルト、11…段差部、12…ゴ
ムシート、13…溝、14…Oーリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物に板状の固定用部品を介して固定
    される積層ゴム体において、前記固定用部品と接する面
    の周辺に沿わせて、該積層ゴム体と固定用部品との間へ
    の水等の侵入を阻止する止水部を設けたことを特徴とす
    る積層ゴム体。
  2. 【請求項2】 前記止水部を、積層ゴム体と一体に形成
    され前記固定用部品と接する面の周辺に沿って突出する
    ゴム突条により構成した請求項1記載の積層ゴム体。
  3. 【請求項3】 前記固定用部品と接する面に添設した連
    結用鋼板の外周縁に段差部を設け、前記ゴム突条を該段
    差部上に形成した請求項2記載の積層ゴム体。
JP18739592A 1992-06-23 1992-06-23 積層ゴム体 Pending JPH0610315A (ja)

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JP18739592A JPH0610315A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 積層ゴム体

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ID=16205283

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JP (1) JPH0610315A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376829A (ja) * 1986-09-19 1988-04-07 Nkk Corp 焼結原料の事前処理方法
JPH01116036A (ja) * 1987-10-29 1989-05-09 Nkk Corp 高品質自溶性燒結鉱の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376829A (ja) * 1986-09-19 1988-04-07 Nkk Corp 焼結原料の事前処理方法
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