JPH06103490B2 - 電力積分回路 - Google Patents

電力積分回路

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JPH06103490B2
JPH06103490B2 JP60165079A JP16507985A JPH06103490B2 JP H06103490 B2 JPH06103490 B2 JP H06103490B2 JP 60165079 A JP60165079 A JP 60165079A JP 16507985 A JP16507985 A JP 16507985A JP H06103490 B2 JPH06103490 B2 JP H06103490B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば電波望遠鏡の出力処理用のディジタ
ルFFTの出力の電力の積分に適用される電力積分回路に
関する。
〔発明の概要〕
この発明は、FFT出力のような多チャンネルの信号の各
チャンネルの電力の積分に適用される電力積分回路にお
いて、累積回路を少なくとも2段の直列構成とし、1段
目の累積回路の出力を時分割多重して2段目の累積回路
に供給することにより、積分時間が頗る長い場合でも、
累積のための回路装置の語長が長くなることを防止し、
また、入力信号のサンプリング周波数のような高速で動
作する回路装置を少なくし、更に、冗長度が少なく、小
型のハードウェアにできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
電波望遠鏡の一例として、N個のアンテナを一列に並
べ、各アンテナへの入射時刻の差(位相差)を測定する
ことによって、到来電磁波の方向をもとめるものがあ
る。各アンテナの出力がベースバンド信号に変換され、
ベースバンド信号がディジタル信号に変換され、並列的
に高速フーリエ変換される。FFT出力は、アンテナの数
と等しいNチャンネルの複素量となり、この複素量を自
乗検波回路により、電力に変換すると共に、この電力を
積分する。この結果即ちN方位の電力がディスプレイ装
置により表示され、電波で見た天体の姿が表示される。
かかる電波望遠鏡は、電力積分回路として、第8図に示
す構成のものを使用していた。第8図において、方位ご
とのRと示す入力の実数部及びIと示す入力の虚数部の
各々が自乗回路90及び91に供給され、こあれらの自乗回
路90及び91により自乗され、両者の出力が加算回路92に
供給される。この加算回路92の出力に方位ごとの電力が
求められ、この電力が破線で囲んで示す積分回路93に供
給される。積分回路93は、加算回路94と1サンプルクロ
ックの遅延量を有するレジスタ95とからなる累積回路の
構成とされる。レジスタ95は、リセット信号RS7によ
り、積分時間の周期で定まる所定の時刻でクリアされ、
次にクリアされる迄のデータを全て累積し、その結果を
出力する。レジスタ95からリセット信号RS7の間隔で定
まる積分時間の電力の総量が出力される。この電力の総
量は、規格化することにより、平均電力となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電力積分回路は、下記のような問題点を有する。
第1に、累積用加算器94及びレジスタ95として、語長が
長いものが必要となる。その理由は、自乗により入力語
長が約2倍になり、また、所定期間の積分により、累積
するクロックサイクル数をMとした時、1og2Mビットだ
け上位に語長が伸びる可能性があるからである。I及び
Rの電力積分入力語長をBaビットとすると、出力語長
は、(1og2M+2Ba−1)ビットになる。(2Ba−1)ビ
ット=B0ビット)、(1og2Mビット=B1ビット)とする
と、第9図に示すように、積分入力語長B0ビットが出力
語長(B0+B1=B2)ビットとなる。従って、加算器94及
びレジスタ95の夫々は、出力語長分の語長を持つ必要が
ある。電波望遠鏡のような用途では、できるだけ広帯域
の信号を扱うために、サンプリング周波数が例えば20MH
zのように高く、また、天体からの微少な信号を検出す
るために積分時間が非常に長い。従って、クロックサイ
クル数Mが220を超す大きな値となり、電力積分入力語
長Baが数ビットでも、必要な語長が非常に長いものとな
る。
第2に、第8図に示す従来の電力積分回路の全構成要素
がサンプリング周波数で動作する必要があり、高速な部
品が必要である。特に、累積用加算器94及びレジスタ95
は、語長が長く且つ高速動作が要求されるので、これら
の回路の実現が難しく、回路全体のサンプリング周波数
を高くできない問題が生じる。
第3に従来の電力積分回路は、本来的に信号検出に必要
な演算のダイナミックレンジと比してハードウェアが冗
長な欠点を有している。第9図に示すように、積分入力
語長B0ビットとすると、累積によって、B1ビット上位に
語長が長くなり、従って、累積回路は、B2ビットの演算
回路となる。
しかし、実際には、電波望遠鏡の場合、扱う信号は、ア
ンテナ,プリアンプ等で発生する熱雑音がディザー信号
であり、殆ど白色雑音である。そして、積分により電力
が平均化され、出力では第9図において、B3ビットで示
すような、上位ビットに余裕が生じる。また、語長B2ビ
ットは、長いものであり、第9図において、B4ビットで
示す下位のビットは、殆ど意味を持たない。結局、出力
語長の中で、本当に有用なのは、(B2−B3−B4=B5)ビ
ットであり、(B3+B4)ビットは、冗長なものである。
演算ダイナミックレンジを有効にする方法として、浮動
小数点による構成方法があるが、第8図に示す場合に
は、むしろハードウェアが大きくなり、得策ではない。
従って、この発明の目的は、累積用加算器として特別長
い語長の演算器を必要としない電力積分回路を提供する
ことにある。
この発明の他の目的は、サンプリング周波数の速度で動
作する必要がある回路が最小限で良い電力積分回路を提
供することにある。
この発明の更に他の目的は、演算のダイナミックレンジ
を考慮して冗長度が少なく、小型なハードウェアとされ
た電力積分回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、複数チャンネルのディジタルデータの各チ
ャンネル毎の電力を算出し、その結果を積分する電力積
分回路において、 それぞれがスケーリング回路を含む複数の電力積分回路
が直列に接続され、複数の電力積分回路によって、必要
とる積分が分担される構成とされ、 複数の電力積分回路の少なくとも初段の電力積分回路
は、 複数チャンネルの各チャンネル別に電力を求め、電力を
各チャンネルごとに積分する複数の回路群と、 複数の回路群の出力を時分割多重化する時分割多重化回
路と、 時分割多重化回路からの時分割多重データを各チャンネ
ル毎に積分する積分回路と、 回路群および積分回路の少なくとも一方に対して接続さ
れたスケーリング回路とからなることを特徴とする電力
積分回路である。
〔作用〕
第1段目の累積回路は、必要とされる積分時間の一部の
期間の積分を行う。この累積回路の出力は、入力データ
のサンプリング周波数によりも充分低いデータレートの
ものとなり、時分割多重したデータのレートも比較的低
いものである。時分割多重によって、多チャンネルの積
分を1チャンネルの累積回路によって行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。説明は、以下の項目の順序に従ってなされる。
a.電波望遠鏡 b.一実施例の構成 c.動作説明 d.変形例 a.電波望遠鏡 第1図は、この発明を適用できる電波望遠鏡の概略の構
成を示す。第1図において、A1,A2,・・・ANは、直線的
に整列して配されたN個のアンテナ例えばホーンアンテ
ナを示す。このアンテナA1〜ANの夫々からのNチャンネ
ルの受信信号がN個のミキサー1に供給される。
ミキサー1には、局部発振器2からの局部発振信号が供
給される。ミキサー1によりなされるヘテロダイン検波
は、直交する2つの検波軸(実数軸及び虚数軸)を用い
るもので、ミキサー1からは、2N個の複素数出力が得ら
れる。このミキサー1の出力信号が2N個のA/Dコンバー
タ3によって夫々ディジタル信号に変換される。A/Dコ
ンバータ3の出力データがN次フーリエ変換回路4に供
給される。
フーリエ変換回路4は、複素数入力を高速フーリエ変換
アルゴリズムで処理し、N個の方位の各々の電力出力を
発生する。このフーリエ変換回路4から出力されるNチ
ャンネルの複素数(従って、2N個の出力信号)が自乗検
波回路5に供給される。自乗検波回路5は、複素量を各
チャンネルごとに自乗和して電力を算出し、電力を積分
する構成とされている。N個の方位の夫々の電力がディ
スプレイ装置6に供給されて表示される。
上述の自乗検波回路5に対してこの発明が適用される。
勿論、この発明は、電波望遠鏡のみならず、レーダ,ソ
ーナー等のほかに、周波数分析のためのフーリエ変換の
出力を自乗積分する装置に対しても適用することができ
る。
b.一実施例の構成 第2図は、この発明の一実施例の構成を示す。この一実
施例は、基本的に第3図に示す直列構成のものである。
理解を容易とするため、まず、第3図について、説明す
る。
破線で囲んで夫々示す累積回路11,12,13が入力側から出
力側に直列に接続される。入力側には、図示せずも、自
乗回路が接続され、電力に変換された入力データが累積
回路11に供給される。累積回路11は、加算回路14と加算
回路14の出力を1サンプルクロック周期遅延して加算回
路14に供給するレジスタ15とレジスタ15に接続されたレ
ジスタ16とレジスタ16に接続されたスケーリング回路17
とにより構成される。スケーリング回路17は、演算結果
の中で、上位側及び下位側の夫々の冗長度を取り除き、
有用な部分のみを取り出すものである。
スケーリング回路17は、単純には、ビットシフト回路,
丸め回路,オーバフローリミッタ回路等により構成する
ことが可能である。累積回路11の出力は、スケーリング
回路17から次段の累積回路12に供給される。累積回路12
及び累積回路13の夫々は、累積回路11と同様の構成を有
している。累積回路11,12,13の夫々のレジスタ15にリセ
ット信号RS1,RS2,RS3が供給され、夫々の積分の周期毎
にレジスタ15がリセットされる。
この第3図に示す電力積分回路の初段の累積回路11は、
入力されるサンプリング周期ごとの電力を比較的短い所
定の時間積分し、積分出力を次段の累積回路12に供給す
る。第2段目の累積回路12は、第1段目のものと同様に
動作する。但し、第1段目の累積回路11から供給される
データは、サンプリング周期ではなく、累積回路11の積
分時間に対応した周期である。従って、、累積回路12
は、累積回路11に比して、より低速の回路装置により構
成できる。また、積分処理を直列化された複数段によっ
て分担するので、一段当りの積分時間が短くて良く、各
段で語長が長くなることを防止することができる。
同様に、第3段目の累積回路13は、累積回路12の積分時
間に対応した周期の入力データを積分するので、より低
速の動作を行うことができる。累積回路の接続段数は、
必要とされる積分時間と回路装置の動作速度とによって
定まる。また、2段目以降の累積回路として、浮動少数
点方式の構成を採ることができる。
上述せる第3図に示す構成は、多チャンネルの信号を処
理する場合、各チャンネル毎に直列構成を設ける必要が
あり、ハードウェアの規模が大きくなる。従って、第2
図に示すこの発明の一実施例は、直列化と共に、時分割
多重の処理を併用するものである。
第2図において、R及びIで夫々示すのは、フーリエ変
換回路4(第1図参照)からの複素信号の実数部入力及
び虚数部入力であり、夫々複数ビットを1ワードとする
ディジタルデータである。フーリエ変換回路4からは、
アンテナの個数と対応するNチャンネルの信号が供給さ
れる。この一実施例では、チャンネル数を♯1,♯2,♯3,
♯4の4チャンネルとしている。第2図では、チャンネ
ル♯3に関する構成については、簡単のため省略されて
いる。
チャンネル♯1の入力データR,Iが自乗回路21及び31に
供給され、これらの自乗回路21及び31の出力が加算回路
35に供給される。加算回路35の出力が加算回路41に供給
される。加算回路41の出力がレジスタ45に供給され、こ
のレジスタ45の出力がゲート回路51及びレジスタ55に供
給される。ゲート回路51には、端子50からリセット信号
RS4が供給される。このリセット信号RS4は、4クロック
周期で1クロック周期の間、‘L'(ローレベル)となる
パルスで、この‘L'の期間では、ゲート回路51の出力が
‘L'となる。ゲート回路51の出力データが加算回路41に
供給される。
自乗回路21及び31,加算回路35,41,レジスタ45は、入力
データのサンプリング周波数Fsで動作する高速の回路装
置である。また、リセット信号RS4によって、第1段目
の累積回路の積分周期が4Ts(Ts=1/Fs)となる。レジ
スタ55は、破線で示すように下位の2ビットを丸めるた
めのもので、スケーリング回路として動作する。レジス
タ55の動作クロックの周波数は、(1/4Fs)で良い。こ
のレジスタ55の出力が時分割多重のためのマルチプレク
サ60に供給される。
他のチャンネル♯2,♯3,♯4に関して、上述のチャンネ
ル♯1と同様に、自乗回路22,32,24,34と加算回路36,38
と加算回路42,44とレジスタ46,48とゲート回路52,54と
レジスタ56,58とが設けられている。レジスタ56,58の出
力がマルチプレクサ60に供給される。
上述の初段の累積回路は、積分周期を4クロックサイク
ルとしているので、(1og24=2)となり、レジスタ4
5,46,48の夫々の出力の語長は、自乗回路21,31,22,32,2
4,34の出力の語長より2ビット多くなる。そして、レジ
スタ55,56,58により丸められているので、マルチプレク
サ60に入力されるデータの語長は、加算器35、36・・・
38の出力の語長と等しくなる。
マルチプレクサ60は、チャンネル♯1,♯2,♯3,♯4の夫
々の累積結果を順次選択するセレクタにより構成されて
いる。マルチプレクサ60により、4チャンネルの累積結
果が時分割多重される。マルチプレクサ60からの時分割
多重データがスケーリング回路61に供給され、上位ビッ
トの制限がなされる。
スケーリング回路61の出力が加算回路62に供給される。
加算回路62の出力がシフトレジスタ63に供給される。こ
のシフトレジスタ63は、4ワードのもので、各方位の累
積結果が記憶される。シフトレジスタに代えてRAMを用
いても良い。シフトレジスタ63の出力がゲート回路64を
介して加算回路62に供給される。ゲート回路64には、端
子65からのリセット信号RS5が供給される。このリセッ
ト信号RS5は、16Ts周期で4Tsの区間‘L'となるパルス信
号である。
この2段目の累積回路の各回路装置の演算語長がスケー
リング回路61の出力の語長より、上位に2ビット多いも
のとされている。2段目の累積回路では、4回の累積が
なされる。1段目及び2段目の累積回路によって、1チ
ャンネル当たりで、16クロック分の時間にわたる積分が
おこなわれる。
シフトレジスタ63からの累積結果がスケーリング回路66
に供給されて、上位ビット及び下位ビットが制限され
る。このスケーリング回路66の出力データがマイクロコ
ンピュータ67に供給される。マイクロコンピュータ67
は、より長時間の積分を行うもので、マイクロコンピュ
ータ67からの積分出力がディスプレイ6に供給される。
c.動作説明 第4図は、この説明の一実施例の動作を示すタイムチャ
ートである。第4図Aは、入力データと同期する周波数
Fs(周期Ts)のサンプリングクロックを示す。第4図B
は、端子50から供給されるリセット信号RS4を示す。こ
のリセット信号RS4によって、各チャンネルのゲート回
路51、52、54の出力が4Ts毎にゼロとされる。第4図C
は、例えばチャンネル♯1の加算回路35から発生する電
力に変換された入力データである。各データには、1か
ら順に番号が付されている。
この入力データが加算回路41及びレジスタ45により累積
されることで、第4図Dに示す累積結果がレジスタ45か
ら発生する。この累積結果がサンプリングクロックを1/
4分周したクロックパルスによりレジスタ55に取り込ま
れ、このレジスタ55から第4図Eに示すように、1/4FS
のレートの累積結果が発生する。チャンネル♯1以外の
チャンネル♯2,♯3,♯4の夫々に関しても、上述と同様
にして累積結果が形成される。
マルチプレクサ60が各チャンネルの累積結果を順次選択
し、マクチプレクサ60から第4図Fに示すように、各チ
ャンネルの累積結果が時分割多重されたデータが出力さ
れる。第4図Gは、端子65からのリセット信号RS5を示
す。このリセット信号RS5は、16Tsの周期を有し、4Tsの
区間で‘L'となる。このリセット信号RS5によって、ゲ
ート回路64の出力が16Ts毎にゼロとされる。
シフトレジスタ63は、入力データを4Ts遅らせて出力す
るので、シフトレジスタ63から第4図Hに示す出力デー
タが発生する。最初の4ワードは、各チャンネルごとの
4クロック分の積分出力で、次の4ワードの夫々は、各
チャンネル毎の8クロック分の積分出力となる。更に、
次の4ワードの夫々は、各チャンネル毎に12クロック分
の積分出力となる。より更に、次の4ワードの夫々は、
各チャンネル毎に16クロック分の積分出力となる。そし
て、リセット信号RS5により初期化がなされる。d.変形
例 チャンネル数Nは、4以外の任意の数が可能であり、ま
た、1段目の累積回路の積分時間が4クロックの必要は
ない。この積分時間を6クロックとした場合のタイムチ
ャートを第5図に示す。第5図Aに示すサンプリングク
ロックに対して、第5図Bに示すように、6Tsの周期の
リセット信号RS6を端子50に供給する。このリセット信
号RS6によって、1段目の累積回路の積分時間が6クロ
ック分となり、例えばチャンネル♯1のレジスタ45の出
力データは、第5図Cに示すものとなる。また、レジス
タ55の出力データが第5図Dに示すものとなる。他のチ
ャンネル♯2,♯3,♯4に関しても同様である。
従って、マルチプレクサ60がTs毎に各チャンネルの出力
データを順次選択すると、マルチプレクサ60の出力デー
タは、第5図Eに示すように、2Tsの空き時間を含むも
のとなる。この空き時間を形成することにより、2段目
の累積回路を第6図或いは第7図に示すようなストアド
プログラム方式の構成により実現でき、2段目の累積回
路にプログラマブルな機能を持たせることができる。
第6図は、バス70,75,76を用いるマルチバス方式のもの
で、バス79には、バスバッファ71,72,73,74の夫々を介
して♯1,♯2,♯3,♯4の各チャンネルの1段目の累積回
路の累積結果が供給される。バスバッファ71〜74により
時分割多重された累積結果がALU(アリスメテックロジ
ックユニット)78の一方の入力端子に供給される。ALU7
8の出力データがバス76を介してRAM77に供給される。RA
M77の出力がバス75を介してALU78の他方の入力端子に供
給される。バス75及びバス76を介して結合されたRAM77
及びALU78により累積回路が構成される。
第7図は、1本のバス80を用いる構成である。このバス
80に各チャンネルの1段目の累積回路の出力がバスバッ
ファ81,82,83,84の夫々を介して供給される。バス80に
は、入力データあるいは累積結果を蓄えるRAM85が結合
されている。RAM85から読み出されたデータがALU86の一
方の入力端子に供給され、ALU86の出力データがレジス
タ87を介してALU86の他方の入力端子に供給される。レ
ジスタ87の出力がバスバッファ88を介してデータバス80
に供給される。
なお、第6図及び第7図では、省略されているが、バス
バッファ,ALU,RAM等のコントロール信号を発生するプロ
グラムコントローラが設けられている。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、累積用の加算器に特別長い語長の演
算回路を必要としない。また、この発明に依れば入力デ
ータのサンプリング周波数で動作する回路装置を最小限
にできる。更に、この発明に依れば、演算のダイナミッ
クレンジを考えて、冗長度の少ないハードウェアとでき
る。この発明は、積分時間が頗る長くFFT出力の電力積
分に好適な回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用することができる電波望遠鏡の
説明に用いるブロック図、第2図はこの発明の一実施例
のブロック図、第3図はこの発明の一実施例の説明に用
いるブロック図、第4図はこの発明の一実施例の動作説
明に用いるタイムチャート、第5図はこの発明の他の実
施例の動作説明に用いるタイムチャート、第6図はこの
発明の他の実施例のブロック図、第7図はこの発明の更
に他の実施例のブロック図、第8図は従来の電力積分回
路のブロック図、第9図は従来の電力積分回路の説明に
用いる略線図である。 図面における主要な符号の説明 4:フーリエ変換回路、5:自乗検波回路、 21,31,22,32,24,34:自乗回路、 41,42,44,62:累積用加算回路、 50,65:リセット信号の入力端子, 60:マルチプレクサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャンネルのディジタルデータの各チ
    ャンネル毎の電力を算出し、その結果を積分する電力積
    分回路において、 それぞれがスケーリング回路を含む複数の電力積分回路
    が直列に接続され、上記複数の電力積分回路によって、
    必要とする積分が分担される構成とされ、 上記複数の電力積分回路の少なくとも初段の電力積分回
    路は、 上記複数チャンネルの各チャンネル別に電力を求め、上
    記電力を各チャンネルごとに積分する複数の回路群と、 上記複数の回路群の出力を時分割多重化する時分割多重
    化回路と、 上記時分割多重化回路からの時分割多重データを上記各
    チャンネル毎に積分する積分回路と、 上記回路群および上記積分回路の少なくとも一方に対し
    て接続された上記スケーリング回路とからなることを特
    徴とする電力積分回路。
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