JPH06103648A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH06103648A JPH06103648A JP4276599A JP27659992A JPH06103648A JP H06103648 A JPH06103648 A JP H06103648A JP 4276599 A JP4276599 A JP 4276599A JP 27659992 A JP27659992 A JP 27659992A JP H06103648 A JPH06103648 A JP H06103648A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型でプリント基板に実装することが可能
な、テープ非交換方式の磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 ケース1内に第1のテープリール26と第2
のテープリール27が設けられ、ケース1内に収納され
たモータMによりいずれかのテープリール26または2
7が駆動される。例えば第2のテープリール27が駆動
された場合、第1のテープリール26から出た磁気テー
プTがガイドピン5aと5bを経て第2のテープリール
27に巻き取られ磁気テープはα方向へ斜めに走行す
る。ヘッド支持部材31には磁気ヘッドHが斜めに取付
けられており、この磁気ヘッドHによ斜めに走行する磁
気テープTに対し記録または再生が行われる。
な、テープ非交換方式の磁気記録再生装置を提供する。 【構成】 ケース1内に第1のテープリール26と第2
のテープリール27が設けられ、ケース1内に収納され
たモータMによりいずれかのテープリール26または2
7が駆動される。例えば第2のテープリール27が駆動
された場合、第1のテープリール26から出た磁気テー
プTがガイドピン5aと5bを経て第2のテープリール
27に巻き取られ磁気テープはα方向へ斜めに走行す
る。ヘッド支持部材31には磁気ヘッドHが斜めに取付
けられており、この磁気ヘッドHによ斜めに走行する磁
気テープTに対し記録または再生が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープを使用した
磁気記録再生装置に係り、特に磁気テープを非交換方式
とした小型のものとし、そのままプリント基板への実装
も可能な磁気記録再生装置に関する。
磁気記録再生装置に係り、特に磁気テープを非交換方式
とした小型のものとし、そのままプリント基板への実装
も可能な磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを使用した記録再生装置とし
ては、カセット式テーププレーヤが一般的である。カセ
ット式テーププレーヤを使用する機器としてはオーディ
オ装置の他に留守番電話などがある。オーディオ装置で
はいわゆるコンパクトカセットが使用され、留守番電話
などではいわゆるマイクロカセットが使用される。これ
らの機器では、テープカセットをテープ駆動部に導くロ
ーディング機構が設けられ、またテープ駆動部には、装
填されたテープカセット内のテープリールに嵌合してこ
れを駆動するリール台や、磁気テープを定速にて駆動す
るキャプスタン機構などが設けられている。
ては、カセット式テーププレーヤが一般的である。カセ
ット式テーププレーヤを使用する機器としてはオーディ
オ装置の他に留守番電話などがある。オーディオ装置で
はいわゆるコンパクトカセットが使用され、留守番電話
などではいわゆるマイクロカセットが使用される。これ
らの機器では、テープカセットをテープ駆動部に導くロ
ーディング機構が設けられ、またテープ駆動部には、装
填されたテープカセット内のテープリールに嵌合してこ
れを駆動するリール台や、磁気テープを定速にて駆動す
るキャプスタン機構などが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カセット式テーププレ
ーヤでは、テープカセットを交換することが前提である
ため、装填される異なるテープカセットに対して互換性
を有していることが必要である。そのためテーププレー
ヤ内の各機構の位置寸法や、キャプスタン機構の回転速
度などは所定の規格に基づいて製造されていなくてはな
らず、また磁気ヘッドのテープに対するアジマス角度な
ども高精度に調整しなくてはならない。したがって、テ
ープカセットを使用するテーププレーヤは、構造が複雑
でまた製造精度も高いものが要求されさらに調整作業も
繁雑なものとなっている。
ーヤでは、テープカセットを交換することが前提である
ため、装填される異なるテープカセットに対して互換性
を有していることが必要である。そのためテーププレー
ヤ内の各機構の位置寸法や、キャプスタン機構の回転速
度などは所定の規格に基づいて製造されていなくてはな
らず、また磁気ヘッドのテープに対するアジマス角度な
ども高精度に調整しなくてはならない。したがって、テ
ープカセットを使用するテーププレーヤは、構造が複雑
でまた製造精度も高いものが要求されさらに調整作業も
繁雑なものとなっている。
【0004】しかしながら、留守番電話などのように自
己記録とその再生を行うことを主な目的とするテーププ
レーヤでは、テープカセットの交換が必要ではない。こ
れは磁気テープを電子機器の固有の記憶媒体として使用
する場合においても同様である。このように留守番電話
や固有の記憶媒体としてテープ式の磁気記録再生装置を
使用する場合には、本来テープ間またはテープカセット
間の互換性が不要である。しかしテープ間の互換性を考
慮する必要のない留守番電話などにおいて、上記従来の
カセット式テーププレーヤを使用した場合には、前記の
リール台やキャプスタン機構やアジマス調整機構などの
ようなテープカセット間の互換性のための不要な機構を
含むことになって、必要以上に大型のユニットとなり、
これが搭載される機器の小型化を阻害するのみならず、
機器全体の価格も高くなる。
己記録とその再生を行うことを主な目的とするテーププ
レーヤでは、テープカセットの交換が必要ではない。こ
れは磁気テープを電子機器の固有の記憶媒体として使用
する場合においても同様である。このように留守番電話
や固有の記憶媒体としてテープ式の磁気記録再生装置を
使用する場合には、本来テープ間またはテープカセット
間の互換性が不要である。しかしテープ間の互換性を考
慮する必要のない留守番電話などにおいて、上記従来の
カセット式テーププレーヤを使用した場合には、前記の
リール台やキャプスタン機構やアジマス調整機構などの
ようなテープカセット間の互換性のための不要な機構を
含むことになって、必要以上に大型のユニットとなり、
これが搭載される機器の小型化を阻害するのみならず、
機器全体の価格も高くなる。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、最少の部品により低価格にて製造でき、例えばプ
リント基板に対してそのまま実装することも可能な磁気
記録再生装置を提供することを目的としている。
あり、最少の部品により低価格にて製造でき、例えばプ
リント基板に対してそのまま実装することも可能な磁気
記録再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気記録再
生装置は、磁気テープが巻かれたテープリールと、テー
プリールを回転駆動して磁気テープを走行させる駆動機
構と、走行する磁気テープの記録面に接触する磁気ヘッ
ドとが、共通のケースに設けられていることを特徴とす
るものである。
生装置は、磁気テープが巻かれたテープリールと、テー
プリールを回転駆動して磁気テープを走行させる駆動機
構と、走行する磁気テープの記録面に接触する磁気ヘッ
ドとが、共通のケースに設けられていることを特徴とす
るものである。
【0007】また、ケースに、プリント基板に直接実装
するための取付部を形成することが可能である。
するための取付部を形成することが可能である。
【0008】また前記駆動機構を、モータとこのモータ
の動力を減速してテープリールに伝達する減速機構とか
ら構成し、且つ前記テープリールを、モータの外周にて
モータの軸と同軸にて回動するように設けることが好ま
しい。
の動力を減速してテープリールに伝達する減速機構とか
ら構成し、且つ前記テープリールを、モータの外周にて
モータの軸と同軸にて回動するように設けることが好ま
しい。
【0009】この場合、テープリールを、ケースの外面
からケース内部に突出する突出支持部の外周に設け、モ
ータを前記突出支持部内に着脱自在に挿入することが可
能である。
からケース内部に突出する突出支持部の外周に設け、モ
ータを前記突出支持部内に着脱自在に挿入することが可
能である。
【0010】
【作用】上記手段では、同一のケース内に、磁気テープ
が巻かれたテープリールと駆動機構が収納されており、
駆動機構によりテープリールが駆動されて磁気テープが
走行する。ケースにはこの磁気テープに接触する磁気ヘ
ッドが設けられ、磁気テープに対する記録と再生が行わ
れる。これらの部材は共通のケースに収納されているた
め、全体をひとつのユニット部品として取扱うことがで
き、例えばプリント基板にそのまま実装して、留守番電
話の自己記録/再生用装置あるいは他の電子機器の記憶
装置として使用することができる。
が巻かれたテープリールと駆動機構が収納されており、
駆動機構によりテープリールが駆動されて磁気テープが
走行する。ケースにはこの磁気テープに接触する磁気ヘ
ッドが設けられ、磁気テープに対する記録と再生が行わ
れる。これらの部材は共通のケースに収納されているた
め、全体をひとつのユニット部品として取扱うことがで
き、例えばプリント基板にそのまま実装して、留守番電
話の自己記録/再生用装置あるいは他の電子機器の記憶
装置として使用することができる。
【0011】またテープリールをモータの外周にてモー
タと同軸に配置することにより、全体を小型化できるの
みならず、テープの巻き径を大きくして、テープダメー
ジを減少させ、また例えばテープリールを定速駆動した
場合に、テープ始端と終端でのテープ速度差を最小にで
きる。
タと同軸に配置することにより、全体を小型化できるの
みならず、テープの巻き径を大きくして、テープダメー
ジを減少させ、また例えばテープリールを定速駆動した
場合に、テープ始端と終端でのテープ速度差を最小にで
きる。
【0012】この場合に、ケースに内方へ突出する突出
支持部を設け、この突出支持部内にモータを着脱自在に
挿入することにより、モータの取り外しが可能で組み立
て作業や保守作業を簡単にできるようになる。
支持部を設け、この突出支持部内にモータを着脱自在に
挿入することにより、モータの取り外しが可能で組み立
て作業や保守作業を簡単にできるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例
を示す分解斜視図、図2は組み立られた磁気記録再生装
置を示す図1のII矢視図、図3は組み立てられた磁気
記録再生装置の縦断面図、図4は図3の一部を拡大した
部分断面図、図5(A)(B)は減速駆動機構を示す平
面図、図6は磁気ヘッド支持部の拡大平面図、図7は図
6の側面図である。
する。図1は本発明による磁気記録再生装置の一実施例
を示す分解斜視図、図2は組み立られた磁気記録再生装
置を示す図1のII矢視図、図3は組み立てられた磁気
記録再生装置の縦断面図、図4は図3の一部を拡大した
部分断面図、図5(A)(B)は減速駆動機構を示す平
面図、図6は磁気ヘッド支持部の拡大平面図、図7は図
6の側面図である。
【0014】図1ないし図3に示すように、ケース1は
下部ケース2と上部ケース3とに別れている。下部ケー
ス2と上部ケース3は透明なまたは無透明な樹脂材料に
より製造されている。図の実施例では、下部ケース2と
上部ケース3の平面形状が8角形であるが、ケースの平
面形状は円形または楕円形などであってもよい。下部ケ
ース2の合せ部には3箇所に雌ねじ穴2aが形成され、
上部ケース3の3箇所にはねじ挿入穴3aが形成されて
いる。下部ケース2と上部ケース3とが合せられた状態
で、3本の取付ねじ4(図では1本のみ図示)がねじ挿
入穴3aに挿入され、雌ねじ穴2aに螺着されることに
よりケース1が組み立てられる。
下部ケース2と上部ケース3とに別れている。下部ケー
ス2と上部ケース3は透明なまたは無透明な樹脂材料に
より製造されている。図の実施例では、下部ケース2と
上部ケース3の平面形状が8角形であるが、ケースの平
面形状は円形または楕円形などであってもよい。下部ケ
ース2の合せ部には3箇所に雌ねじ穴2aが形成され、
上部ケース3の3箇所にはねじ挿入穴3aが形成されて
いる。下部ケース2と上部ケース3とが合せられた状態
で、3本の取付ねじ4(図では1本のみ図示)がねじ挿
入穴3aに挿入され、雌ねじ穴2aに螺着されることに
よりケース1が組み立てられる。
【0015】なおケース1はねじ止めにより組み立てら
れる構造に限られず、下部ケース2と上部ケース3とを
互いに溶着してケース1を組み立ててもよい。すなわち
この磁気記録再生装置は、内部に収納される磁気テープ
の交換を行わないことを前提としているため、下部ケー
ス2と上部ケース3とが分解できないように組み立てら
れても何ら問題はない。下部ケース2の下面の3箇所に
は係合爪2bが一体に突出している。この磁気記録再生
装置は、全体がひとつのユニット部品として取り扱われ
るものであり、例えば前記係合爪2bを、留守番電話そ
の他の機器のプリント基板に形成された取付穴に嵌合さ
せることにより、磁気記録再生装置をプリント基板に直
接実装できる。
れる構造に限られず、下部ケース2と上部ケース3とを
互いに溶着してケース1を組み立ててもよい。すなわち
この磁気記録再生装置は、内部に収納される磁気テープ
の交換を行わないことを前提としているため、下部ケー
ス2と上部ケース3とが分解できないように組み立てら
れても何ら問題はない。下部ケース2の下面の3箇所に
は係合爪2bが一体に突出している。この磁気記録再生
装置は、全体がひとつのユニット部品として取り扱われ
るものであり、例えば前記係合爪2bを、留守番電話そ
の他の機器のプリント基板に形成された取付穴に嵌合さ
せることにより、磁気記録再生装置をプリント基板に直
接実装できる。
【0016】下部ケース2の内底面2cにはリング状突
起2dが隆起して形成されており、このリング状突起2
dの内周に所定モジュールの円周歯2eが形成されてい
る。上部ケース3には、その上面からケース内方へ突出
する円筒形状の突出支持部3bが一体に形成されてい
る。図3に示すように、この突出支持部3bと下部ケー
ス2の前記リング状突起2dとは同軸に位置しており、
また突出支持部3bの外径寸法D1は、リング状突起2
dの円周歯2eの歯先内径寸法D2とほぼ一致してい
る。また突出支持部3bの底部3cと、下部ケース2の
内底面2cとの間に所定高さの空間Aが形成されてい
る。
起2dが隆起して形成されており、このリング状突起2
dの内周に所定モジュールの円周歯2eが形成されてい
る。上部ケース3には、その上面からケース内方へ突出
する円筒形状の突出支持部3bが一体に形成されてい
る。図3に示すように、この突出支持部3bと下部ケー
ス2の前記リング状突起2dとは同軸に位置しており、
また突出支持部3bの外径寸法D1は、リング状突起2
dの円周歯2eの歯先内径寸法D2とほぼ一致してい
る。また突出支持部3bの底部3cと、下部ケース2の
内底面2cとの間に所定高さの空間Aが形成されてい
る。
【0017】上部ケース3の上面における、前記突出支
持部3bの開口縁部には一対の保持爪3dが一体に形成
されている。突出支持部3bの内部空間B内にはモータ
Mが挿入され、このとき前記保持爪3dがモータMの底
面に嵌合して、内部空間B内からモータMが離脱しない
ように保持される。また保持爪3dは弾性変形可能な寸
法に形成されており、この保持爪3dを強制的に開くこ
とにより、モータMを前記内部空間Bから抜き出せるよ
うになっている。
持部3bの開口縁部には一対の保持爪3dが一体に形成
されている。突出支持部3bの内部空間B内にはモータ
Mが挿入され、このとき前記保持爪3dがモータMの底
面に嵌合して、内部空間B内からモータMが離脱しない
ように保持される。また保持爪3dは弾性変形可能な寸
法に形成されており、この保持爪3dを強制的に開くこ
とにより、モータMを前記内部空間Bから抜き出せるよ
うになっている。
【0018】図2に示すように、下部ケース2には、ピ
ン支持凹部2fと2gが形成され、上部ケース3には、
ピン支持凹部3fと3gが形成されている。ピン支持凹
部2gと3g間にはガイドピン5aが挟まれ、ピン支持
凹部2fと3f間にはガイドピン5bが挟まれている。
両ガイドピン5aと5bは磁気テープTの走行角度に合
せてそれぞれ傾斜して取り付けられている。さらに図1
に示すように、下部ケース2と上部ケース3の一側面は
凹状に形成され、その縁部がヘッド支持辺2hおよび3
hとなっている。
ン支持凹部2fと2gが形成され、上部ケース3には、
ピン支持凹部3fと3gが形成されている。ピン支持凹
部2gと3g間にはガイドピン5aが挟まれ、ピン支持
凹部2fと3f間にはガイドピン5bが挟まれている。
両ガイドピン5aと5bは磁気テープTの走行角度に合
せてそれぞれ傾斜して取り付けられている。さらに図1
に示すように、下部ケース2と上部ケース3の一側面は
凹状に形成され、その縁部がヘッド支持辺2hおよび3
hとなっている。
【0019】下部ケース2と上部ケース3との間には、
減速駆動機構10が収納されている。以下、減速駆動機
構10の構造を説明する。下部ケース2の前記リング状
突起2dの内側には円板11が設けられている。この円
板11は、下部ケース2の内底面2cで且つリング状突
起2dの内側に固定されたピン12により回動自在に支
持されている。この円板11上には一対の遊星ギヤ1
3,13が設けられている。この一対の遊星ギヤ13と
13は同じ構造である。
減速駆動機構10が収納されている。以下、減速駆動機
構10の構造を説明する。下部ケース2の前記リング状
突起2dの内側には円板11が設けられている。この円
板11は、下部ケース2の内底面2cで且つリング状突
起2dの内側に固定されたピン12により回動自在に支
持されている。この円板11上には一対の遊星ギヤ1
3,13が設けられている。この一対の遊星ギヤ13と
13は同じ構造である。
【0020】図4に示すように、それぞれの遊星ギヤ1
3は、第1の歯車14と第2の歯車15を有している。
第1の歯車14と第2の歯車15は、円板11に固定さ
れた支持軸16に互いに独立して回転できるように挿通
されている。凹状に形成された第1の歯車14の内底面
と第2の歯車15の底面との間には摩擦部材としてフェ
ルト17が介装されている。第2の歯車15の中心部上
端にはリング18aが設置され、さらにこのリング18
aの上面には、支持軸16に嵌着された抜け止めリング
18bが設けられている。凹状に形成された前記第2の
歯車15の内底面と前記リング18aとの間にコイルス
プリング19が介装され、このコイルスプリング19の
弾性力により、第1の歯車14と第2の歯車15と両者
間のフェルト17とが互いに圧接されている。各遊星ギ
ヤ13,13では、フェルト17とコイルスプリング1
9とで構成される摩擦機構により、通常は第1と第2の
歯車14と15が一緒に回転し、第1と第2の歯車14
と15のいずれか一方に過剰な負荷トルクが作用する
と、両歯車14と15が互いにスリップできるようにな
っている。
3は、第1の歯車14と第2の歯車15を有している。
第1の歯車14と第2の歯車15は、円板11に固定さ
れた支持軸16に互いに独立して回転できるように挿通
されている。凹状に形成された第1の歯車14の内底面
と第2の歯車15の底面との間には摩擦部材としてフェ
ルト17が介装されている。第2の歯車15の中心部上
端にはリング18aが設置され、さらにこのリング18
aの上面には、支持軸16に嵌着された抜け止めリング
18bが設けられている。凹状に形成された前記第2の
歯車15の内底面と前記リング18aとの間にコイルス
プリング19が介装され、このコイルスプリング19の
弾性力により、第1の歯車14と第2の歯車15と両者
間のフェルト17とが互いに圧接されている。各遊星ギ
ヤ13,13では、フェルト17とコイルスプリング1
9とで構成される摩擦機構により、通常は第1と第2の
歯車14と15が一緒に回転し、第1と第2の歯車14
と15のいずれか一方に過剰な負荷トルクが作用する
と、両歯車14と15が互いにスリップできるようにな
っている。
【0021】各遊星ギヤ13,13の第1の歯車14,
14のそれぞれの歯14a,14aは、下部ケース2の
リング状突起2dの内周に形成された前記円周歯2eと
常に噛み合っている。また前記モータMの出力軸21に
はピニオンギヤ22が固定されている。上部ケース3の
突出支持部3bの内部空間B内に前記モータMが挿入さ
れ、保持爪3d,3dにより保持された状態では、前記
ピニオンギヤ22は、突出支持部3bの底部3cの中心
穴3eから下方へ突出する。そしてピニオンギヤ22
は、一対の遊星ギヤ13と13の間に入り、両遊星ギヤ
13,13の第1の歯車14,14の歯14a,14a
と噛み合っている。
14のそれぞれの歯14a,14aは、下部ケース2の
リング状突起2dの内周に形成された前記円周歯2eと
常に噛み合っている。また前記モータMの出力軸21に
はピニオンギヤ22が固定されている。上部ケース3の
突出支持部3bの内部空間B内に前記モータMが挿入さ
れ、保持爪3d,3dにより保持された状態では、前記
ピニオンギヤ22は、突出支持部3bの底部3cの中心
穴3eから下方へ突出する。そしてピニオンギヤ22
は、一対の遊星ギヤ13と13の間に入り、両遊星ギヤ
13,13の第1の歯車14,14の歯14a,14a
と噛み合っている。
【0022】モータMによりピニオンギヤ22が駆動さ
れると、第1の歯車14,14がそれぞれ駆動される。
この第1の歯車14,14はリング状突起2dの円周歯
2eと噛み合っているため、ピニオンギヤ22により第
1の歯車14,14が駆動されると、円板11がピン1
2を中心として回転し、第1の歯車14,14が円周歯
2eに沿ってピニオンギヤ22の回転方向と同じ方向へ
遊星移動する。このとき第2の歯車15,15に所定値
以上の負荷トルクが作用しなければ、前記フェルト1
7,17を介して第2の歯車15,15が第1の歯車1
4,14と一緒に支持軸16を中心として回転する。
れると、第1の歯車14,14がそれぞれ駆動される。
この第1の歯車14,14はリング状突起2dの円周歯
2eと噛み合っているため、ピニオンギヤ22により第
1の歯車14,14が駆動されると、円板11がピン1
2を中心として回転し、第1の歯車14,14が円周歯
2eに沿ってピニオンギヤ22の回転方向と同じ方向へ
遊星移動する。このとき第2の歯車15,15に所定値
以上の負荷トルクが作用しなければ、前記フェルト1
7,17を介して第2の歯車15,15が第1の歯車1
4,14と一緒に支持軸16を中心として回転する。
【0023】上部ケース3の突出支持部3bの外周には
駆動筒25が挿通されている。図3と図4に示すよう
に、駆動筒25の上下端部は、上部ケース3の上底面
と、下部ケース2のリング状突起2dの上端面との間に
挟まれ、また駆動筒25の内周面25aと突出支持部3
bの外周面とがほとんど隙間なく挿通され、駆動筒25
は軸方向および半径方向へほとんどガタを生じることな
く、モータMとほぼ同軸にて回転できるようになってい
る。駆動筒25の内周面25aの下端は歯部25bとな
っている。前記遊星ギヤ13,13を構成する第2の歯
車15,15の歯15aがこの歯部25bと噛合ってい
る。
駆動筒25が挿通されている。図3と図4に示すよう
に、駆動筒25の上下端部は、上部ケース3の上底面
と、下部ケース2のリング状突起2dの上端面との間に
挟まれ、また駆動筒25の内周面25aと突出支持部3
bの外周面とがほとんど隙間なく挿通され、駆動筒25
は軸方向および半径方向へほとんどガタを生じることな
く、モータMとほぼ同軸にて回転できるようになってい
る。駆動筒25の内周面25aの下端は歯部25bとな
っている。前記遊星ギヤ13,13を構成する第2の歯
車15,15の歯15aがこの歯部25bと噛合ってい
る。
【0024】リング状突起2dの内周の前記円周歯2e
と各遊星ギヤ13を構成する第1の歯車14の歯14a
と第2の歯車15の歯15a、および駆動筒25に形成
された歯部25bのそれぞれの歯のモジュールは同じで
ある。また第1の歯車14の歯数をN1、第2の歯車1
5の歯数をN2、また円周歯2eの歯数をNa、駆動筒
25の歯部25bの歯数をNbとすると、(N1<N2)
で且つ(Na>Nb)である。したがって、ピニオンギ
ヤ22により遊星ギヤ13,13の第1の歯車14,1
4が駆動され、この第1の歯車14,14がリング状突
起2dの円周歯2eに沿って遊星周回し、第1の歯車1
4,14と一緒に第2の歯車15,15が回転すると、
この第2の歯車15,15と噛合っている駆動筒25
は、前記歯数比により、遊星ギヤ13,13の周回方向
と逆方向へ減速回転駆動される。この減速比は、例えば
ピニオンギヤ22が1600(rpm)にて回転した場
合、駆動筒25は4〜8(rpm)程度である。
と各遊星ギヤ13を構成する第1の歯車14の歯14a
と第2の歯車15の歯15a、および駆動筒25に形成
された歯部25bのそれぞれの歯のモジュールは同じで
ある。また第1の歯車14の歯数をN1、第2の歯車1
5の歯数をN2、また円周歯2eの歯数をNa、駆動筒
25の歯部25bの歯数をNbとすると、(N1<N2)
で且つ(Na>Nb)である。したがって、ピニオンギ
ヤ22により遊星ギヤ13,13の第1の歯車14,1
4が駆動され、この第1の歯車14,14がリング状突
起2dの円周歯2eに沿って遊星周回し、第1の歯車1
4,14と一緒に第2の歯車15,15が回転すると、
この第2の歯車15,15と噛合っている駆動筒25
は、前記歯数比により、遊星ギヤ13,13の周回方向
と逆方向へ減速回転駆動される。この減速比は、例えば
ピニオンギヤ22が1600(rpm)にて回転した場
合、駆動筒25は4〜8(rpm)程度である。
【0025】前記駆動筒25の外周面には、第1のテー
プリール26と第2のテープリール27が挿通されてい
る。両テープリール26と27は、駆動筒25の外周に
て、互いに独立して回転できるように挿通されている。
第1のテープリール26の外周面はテープ巻き面26a
となっており、また上端にはフランジ26bが形成され
ている。第2のテープリール27は第1のテープリール
26と同じ形状のものを上下逆に配置したものであり、
その外周面はテープ巻き面27aとなり、また下端には
フランジ27bが形成されている。
プリール26と第2のテープリール27が挿通されてい
る。両テープリール26と27は、駆動筒25の外周に
て、互いに独立して回転できるように挿通されている。
第1のテープリール26の外周面はテープ巻き面26a
となっており、また上端にはフランジ26bが形成され
ている。第2のテープリール27は第1のテープリール
26と同じ形状のものを上下逆に配置したものであり、
その外周面はテープ巻き面27aとなり、また下端には
フランジ27bが形成されている。
【0026】第1と第2のテープリール26と27は、
駆動筒25の外周にてフランジ26bと27bが互いに
合わされるように設置されている。そして第1のテープ
リール26の下端面、第2のテープリール27の上端面
および両テープリール26と27の間の3箇所に摩擦板
28が介装されている。なお、図1では図示の都合上、
摩擦板28を1枚だけしか示していない。この摩擦板2
8は、回転する各テープリール26と27との間に摩擦
力を発生するものである。よって例えば第2のテープリ
ール27が駆動筒25により駆動され、テープ巻き面2
7aにテープが巻き取られるときに、テープ供給側とな
る第1のテープリール26に摩擦板28による負荷トル
クが与えられ、供給されるテープに所定の張力が生じる
ようになる。
駆動筒25の外周にてフランジ26bと27bが互いに
合わされるように設置されている。そして第1のテープ
リール26の下端面、第2のテープリール27の上端面
および両テープリール26と27の間の3箇所に摩擦板
28が介装されている。なお、図1では図示の都合上、
摩擦板28を1枚だけしか示していない。この摩擦板2
8は、回転する各テープリール26と27との間に摩擦
力を発生するものである。よって例えば第2のテープリ
ール27が駆動筒25により駆動され、テープ巻き面2
7aにテープが巻き取られるときに、テープ供給側とな
る第1のテープリール26に摩擦板28による負荷トル
クが与えられ、供給されるテープに所定の張力が生じる
ようになる。
【0027】次に駆動筒25からテープリール26また
は27に回転動力を伝達するためのクラッチ機構につい
て説明する。図5(A)は上側に位置する第2のテープ
リール27を上方から見た平面図、図5(B)は第2の
テープリール27を外した状態で第1のテープリール2
6を同じく上方から見た平面図である。第2のテープリ
ール27の内周上部の6箇所にはクラッチ溝27cが形
成されている。このクラッチ溝27cはくさび形状であ
り、図5の反時計側端部が半径方向に広い寸法を有する
空転部(イ)で、時計方向側は半径方向の開き寸法が徐
々に狭くなる挟圧部(ロ)となっている。前述のよう
に、第1のテープリール26と第2のテープリール27
は同じ構造のものを上下対称に配置したものであるた
め、第1のテープリール26では、前記クラッチ溝27
cと同じ形状のクラッチ溝26cが下側に位置し、また
クラッチ溝26cはクラッチ溝27cと回転方向対称な
向きとなっている。すなわち図5(B)に示すように、
第1のテープリール26に形成されているクラッチ溝2
6cは、時計側端部が空転部(イ)で、反時計側が徐々
に開き寸法の狭くなる挟圧部(ロ)となっている。
は27に回転動力を伝達するためのクラッチ機構につい
て説明する。図5(A)は上側に位置する第2のテープ
リール27を上方から見た平面図、図5(B)は第2の
テープリール27を外した状態で第1のテープリール2
6を同じく上方から見た平面図である。第2のテープリ
ール27の内周上部の6箇所にはクラッチ溝27cが形
成されている。このクラッチ溝27cはくさび形状であ
り、図5の反時計側端部が半径方向に広い寸法を有する
空転部(イ)で、時計方向側は半径方向の開き寸法が徐
々に狭くなる挟圧部(ロ)となっている。前述のよう
に、第1のテープリール26と第2のテープリール27
は同じ構造のものを上下対称に配置したものであるた
め、第1のテープリール26では、前記クラッチ溝27
cと同じ形状のクラッチ溝26cが下側に位置し、また
クラッチ溝26cはクラッチ溝27cと回転方向対称な
向きとなっている。すなわち図5(B)に示すように、
第1のテープリール26に形成されているクラッチ溝2
6cは、時計側端部が空転部(イ)で、反時計側が徐々
に開き寸法の狭くなる挟圧部(ロ)となっている。
【0028】各テープリール26,27のクラッチ溝2
6c,27cと駆動筒25の外周面との間にはそれぞれ
クラッチピン29が自由状態で挿入されている。第1の
テープリール26と駆動筒25との間では、クラッチ溝
26cとクラッチピン29とでクラッチ機構が構成さ
れ、第2のテープリール27と駆動筒25との間では、
クラッチ溝27cとクラッチピン29とでクラッチ機構
が構成されている。
6c,27cと駆動筒25の外周面との間にはそれぞれ
クラッチピン29が自由状態で挿入されている。第1の
テープリール26と駆動筒25との間では、クラッチ溝
26cとクラッチピン29とでクラッチ機構が構成さ
れ、第2のテープリール27と駆動筒25との間では、
クラッチ溝27cとクラッチピン29とでクラッチ機構
が構成されている。
【0029】前記減速機構により、図5において駆動筒
25が時計方向へ駆動されると、駆動筒25の外周面に
沿って各クラッチピン29が時計方向へ移動して、クラ
ッチピン29がクラッチ溝27cの挟圧部(ロ)と駆動
筒25の外周面との間に挟圧され、よって第2のテープ
リール27が時計方向へ駆動される。このとき下側の第
1のテープリール26では、クラッチピン29がクラッ
チ溝26cの空転部(イ)内に位置する。この空転部
(イ)の半径方向の広がり寸法はクラッチピン29の外
径寸法よりもわずかに広くなっている。よって駆動筒2
5が時計方向へ回転するとき、第1のテープリール26
には駆動力が与えられず、第1のテープリール26は空
転状態となる。よって、駆動側となる第2のテープリー
ル27のテープ巻き面27aによりテープが巻き取られ
ると、第1のテープリール26は磁気テープに引かれて
追従回転する。このとき前記摩擦板28により第1のテ
ープリール26に所定の負荷トルクが与えられ、磁気テ
ープに張力が与えられる。
25が時計方向へ駆動されると、駆動筒25の外周面に
沿って各クラッチピン29が時計方向へ移動して、クラ
ッチピン29がクラッチ溝27cの挟圧部(ロ)と駆動
筒25の外周面との間に挟圧され、よって第2のテープ
リール27が時計方向へ駆動される。このとき下側の第
1のテープリール26では、クラッチピン29がクラッ
チ溝26cの空転部(イ)内に位置する。この空転部
(イ)の半径方向の広がり寸法はクラッチピン29の外
径寸法よりもわずかに広くなっている。よって駆動筒2
5が時計方向へ回転するとき、第1のテープリール26
には駆動力が与えられず、第1のテープリール26は空
転状態となる。よって、駆動側となる第2のテープリー
ル27のテープ巻き面27aによりテープが巻き取られ
ると、第1のテープリール26は磁気テープに引かれて
追従回転する。このとき前記摩擦板28により第1のテ
ープリール26に所定の負荷トルクが与えられ、磁気テ
ープに張力が与えられる。
【0030】これとは逆に、駆動筒25が図5において
反時計方向へ駆動されると、第1のテープリール26に
形成されたクラッチ溝26c内においてクラッチピン2
9が挟圧部(ロ)に入り、第1のテープリール26に反
時計方向への駆動力が与えられる。このとき第2のテー
プリール27では、クラッチピン29がクラッチ溝27
cの空転部(イ)に入り、第2のテープリール27に回
転力は与えられない。よってこのときには、駆動側であ
る第1のテープリール26のテープ巻き面26aにより
テープが巻き取られ、第2のテープリール27は磁気テ
ープTに引かれて追従回転する。またこのときも前記摩
擦板28により第2のテープリール27に負荷トルクが
与えられ、磁気テープに所定の張力が与えられる。前記
下部ケース2と上部ケース3が組み合せられたケース1
では、一側面にて前記ヘッド支持辺2hと3hとが連続
し、この部分にヘッド支持窓Cが形成される。
反時計方向へ駆動されると、第1のテープリール26に
形成されたクラッチ溝26c内においてクラッチピン2
9が挟圧部(ロ)に入り、第1のテープリール26に反
時計方向への駆動力が与えられる。このとき第2のテー
プリール27では、クラッチピン29がクラッチ溝27
cの空転部(イ)に入り、第2のテープリール27に回
転力は与えられない。よってこのときには、駆動側であ
る第1のテープリール26のテープ巻き面26aにより
テープが巻き取られ、第2のテープリール27は磁気テ
ープTに引かれて追従回転する。またこのときも前記摩
擦板28により第2のテープリール27に負荷トルクが
与えられ、磁気テープに所定の張力が与えられる。前記
下部ケース2と上部ケース3が組み合せられたケース1
では、一側面にて前記ヘッド支持辺2hと3hとが連続
し、この部分にヘッド支持窓Cが形成される。
【0031】図6に示すように、このヘッド支持窓Cに
ヘッド支持部材31が取り付けられる。このヘッド支持
部材31は樹脂材料により形成されているものであり、
外形寸法は、ヘッド支持辺2hと3hとで構成されるヘ
ッド支持窓Cの開口寸法とほぼ一致している。ヘッド支
持部材31の左右両側面には位置決め突起31a,31
aが形成され、ヘッド支持部材31がヘッド支持窓C内
に挿入されると、位置決め突起31a,31aがヘッド
支持窓Cの周囲外面に当接する。またヘッド支持部材3
1の内面側の左右両端には弾性変形可能な係止爪31
b,31bが一体に形成されており、ヘッド支持部材3
1がヘッド支持窓Cに挿入されると、この係止爪31
b,31bがヘッド支持窓Cの周囲内面に係止される。
ヘッド支持部材31が取り付けられる。このヘッド支持
部材31は樹脂材料により形成されているものであり、
外形寸法は、ヘッド支持辺2hと3hとで構成されるヘ
ッド支持窓Cの開口寸法とほぼ一致している。ヘッド支
持部材31の左右両側面には位置決め突起31a,31
aが形成され、ヘッド支持部材31がヘッド支持窓C内
に挿入されると、位置決め突起31a,31aがヘッド
支持窓Cの周囲外面に当接する。またヘッド支持部材3
1の内面側の左右両端には弾性変形可能な係止爪31
b,31bが一体に形成されており、ヘッド支持部材3
1がヘッド支持窓Cに挿入されると、この係止爪31
b,31bがヘッド支持窓Cの周囲内面に係止される。
【0032】この係止爪31b,31bと前記位置決め
突起31a,31aとで下部ケース2と上部ケース3の
それぞれのヘッド支持辺2h,3hが挟持されて、ヘッ
ド支持部材31が固定される。また係止爪31b,31
bの弾性係止力に対抗してヘッド支持部材31を外方へ
抜き取ることにより、ヘッド支持部材31をヘッド支持
窓Cから取り外すことができるようになっている。
突起31a,31aとで下部ケース2と上部ケース3の
それぞれのヘッド支持辺2h,3hが挟持されて、ヘッ
ド支持部材31が固定される。また係止爪31b,31
bの弾性係止力に対抗してヘッド支持部材31を外方へ
抜き取ることにより、ヘッド支持部材31をヘッド支持
窓Cから取り外すことができるようになっている。
【0033】ヘッド支持部材31には、磁気ヘッドHが
取り付けられており、ヘッド支持部材31がヘッド支持
窓Cに装着されると、磁気ヘッドHのギャップ形成面H
aがケース1の内方へ向けられる。図2に示すように、
磁気テープTは、第1のテープリール26のテープ巻き
面26aから離れ、ガイドピン5aと5bに掛けられ
て、第2のテープリール27のテープ巻き面27aに至
る。よってガイドピン5aと5bとの間では、磁気テー
プTはテープリール26,27およびモータMのそれぞ
れの軸に対して傾斜した向きで走行する。図2に示すよ
うに、前記磁気ヘッドHはヘッド支持部材31に対して
斜めに取り付けられており、ギャップ形成面Haに設け
られたヘッドギャップと、斜めに走行する磁気テープT
との間でアジマス角度が一致するようになっている。
取り付けられており、ヘッド支持部材31がヘッド支持
窓Cに装着されると、磁気ヘッドHのギャップ形成面H
aがケース1の内方へ向けられる。図2に示すように、
磁気テープTは、第1のテープリール26のテープ巻き
面26aから離れ、ガイドピン5aと5bに掛けられ
て、第2のテープリール27のテープ巻き面27aに至
る。よってガイドピン5aと5bとの間では、磁気テー
プTはテープリール26,27およびモータMのそれぞ
れの軸に対して傾斜した向きで走行する。図2に示すよ
うに、前記磁気ヘッドHはヘッド支持部材31に対して
斜めに取り付けられており、ギャップ形成面Haに設け
られたヘッドギャップと、斜めに走行する磁気テープT
との間でアジマス角度が一致するようになっている。
【0034】ヘッド支持部材31には、磁気ヘッドHの
図示右側に位置する検知部材32が取り付けられてい
る。この検知部材32は、金属板の先端を湾曲形成した
ものである。第1のテープリール26または第2のテー
プリール27から送り出されて走行する磁気テープの終
端よりもやや手前の位置には、EOT(End Of Tape)
検知のための金属箔が貼着されている。この金属箔が検
知部材32と磁気ヘッドHのシールドケースとを短絡さ
せることにより、EOT検出ができるようになってい
る。図6に示すように、磁気ヘッドHの端子33と前記
検出部材32の後端の端子32aは、ヘッド支持部材3
1の外方へ突出している。したがって、ヘッド支持部材
31の後端面に装着されるカバーを設け、このカバーに
より前記各端子32aと33とを保護する構造とするこ
とが好ましい。
図示右側に位置する検知部材32が取り付けられてい
る。この検知部材32は、金属板の先端を湾曲形成した
ものである。第1のテープリール26または第2のテー
プリール27から送り出されて走行する磁気テープの終
端よりもやや手前の位置には、EOT(End Of Tape)
検知のための金属箔が貼着されている。この金属箔が検
知部材32と磁気ヘッドHのシールドケースとを短絡さ
せることにより、EOT検出ができるようになってい
る。図6に示すように、磁気ヘッドHの端子33と前記
検出部材32の後端の端子32aは、ヘッド支持部材3
1の外方へ突出している。したがって、ヘッド支持部材
31の後端面に装着されるカバーを設け、このカバーに
より前記各端子32aと33とを保護する構造とするこ
とが好ましい。
【0035】図1および図7に示すように、下部ケース
2の内底面2cには板ばねにより形成されたパッド支持
部材35が取付けられており、その立ち上り面35aに
ヘッドパッド36が接着されている。このヘッドパッド
36は磁気ヘッドHのギャップ形成面Haに対向してい
る。板ばねにより形成された前記パッド支持部材35の
弾性力により、ヘッドパッド36が常に所定の圧力によ
り磁気ヘッドHのギャップ形成面Haに圧接するように
しておけば、ギャップ形成面Haとヘッドパッド36と
の間を走行する磁気テープTがギャップ形成面Haに常
に最適な圧力にて加圧され、ギャップ形成面Haと磁気
テープTとの接触を保つことができる。しかしながら、
この磁気記録再生装置では、記録/再生が休止されてい
る間、磁気ヘッドHと磁気テープTが対向し続けるた
め、この休止期間中にヘッドパッド36が磁気ヘッドH
に加圧され続けていると、休止期間中に磁気テープTが
ギャップ形成面Haに貼り付いてしまうおそれがある。
2の内底面2cには板ばねにより形成されたパッド支持
部材35が取付けられており、その立ち上り面35aに
ヘッドパッド36が接着されている。このヘッドパッド
36は磁気ヘッドHのギャップ形成面Haに対向してい
る。板ばねにより形成された前記パッド支持部材35の
弾性力により、ヘッドパッド36が常に所定の圧力によ
り磁気ヘッドHのギャップ形成面Haに圧接するように
しておけば、ギャップ形成面Haとヘッドパッド36と
の間を走行する磁気テープTがギャップ形成面Haに常
に最適な圧力にて加圧され、ギャップ形成面Haと磁気
テープTとの接触を保つことができる。しかしながら、
この磁気記録再生装置では、記録/再生が休止されてい
る間、磁気ヘッドHと磁気テープTが対向し続けるた
め、この休止期間中にヘッドパッド36が磁気ヘッドH
に加圧され続けていると、休止期間中に磁気テープTが
ギャップ形成面Haに貼り付いてしまうおそれがある。
【0036】そこで図の実施例では、図6と図7に示す
ように、パッド支持部材35の形状により、記録/再生
の休止期間中は、ヘッドパッド36が磁気ヘッドHのギ
ャップ形成面Haからわずかに離れるようにしている。
そしてテープリール26と27の合せ部に移動押圧部材
37が設けられている。この移動押圧部材37は樹脂な
どにより形成されているものであり、その後端には薄肉
部37aが形成され、この薄肉部37aが、第1と第2
のテープリール26と27の合せ部内であって前記摩擦
板28の外側に介装されている。そして移動押圧部材3
7の外周部両端には加圧突起37bと37cが形成され
ている。
ように、パッド支持部材35の形状により、記録/再生
の休止期間中は、ヘッドパッド36が磁気ヘッドHのギ
ャップ形成面Haからわずかに離れるようにしている。
そしてテープリール26と27の合せ部に移動押圧部材
37が設けられている。この移動押圧部材37は樹脂な
どにより形成されているものであり、その後端には薄肉
部37aが形成され、この薄肉部37aが、第1と第2
のテープリール26と27の合せ部内であって前記摩擦
板28の外側に介装されている。そして移動押圧部材3
7の外周部両端には加圧突起37bと37cが形成され
ている。
【0037】記録/再生動作の休止期間中は、移動押圧
部材37の前記加圧突起37bと37cの中間部37d
が、ヘッド支持部材35の立ち上り面35aの後方に位
置し、立ち上り面35aに加圧力が作用しない。よって
ヘッドパッド36は磁気ヘッドHのギャップ形成面Ha
からわずかに離れ、磁気テープTは自らの張力により磁
気ヘッドHのギャップ形成面Haから離れている。記録
または再生動作により、第1のテープリール26または
第2のテープリール27が駆動され、両テープリール2
6と27がテープ走行方向にしたがって図6において時
計方向または反時計方向へ回転すると、両テープリール
26と27の間に挟まれている移動押圧部材37が時計
方向または反時計方向へ移動し、いずれかの加圧突起3
7bまたは37cが、ヘッド支持部材35の立ち上り面
35aとフランジ26b,27bの間に介入し、立ち上
り面35aが磁気ヘッドHの方向へ押圧され、ヘッドパ
ッド36により磁気テープTが磁気ヘッドHのギャップ
形成面Haに加圧される。このように記録/再生動作中
のみ磁気テープTを磁気ヘッドに接触させることによ
り、休止期間中の磁気テープの貼り付きを防止できるよ
うになる。
部材37の前記加圧突起37bと37cの中間部37d
が、ヘッド支持部材35の立ち上り面35aの後方に位
置し、立ち上り面35aに加圧力が作用しない。よって
ヘッドパッド36は磁気ヘッドHのギャップ形成面Ha
からわずかに離れ、磁気テープTは自らの張力により磁
気ヘッドHのギャップ形成面Haから離れている。記録
または再生動作により、第1のテープリール26または
第2のテープリール27が駆動され、両テープリール2
6と27がテープ走行方向にしたがって図6において時
計方向または反時計方向へ回転すると、両テープリール
26と27の間に挟まれている移動押圧部材37が時計
方向または反時計方向へ移動し、いずれかの加圧突起3
7bまたは37cが、ヘッド支持部材35の立ち上り面
35aとフランジ26b,27bの間に介入し、立ち上
り面35aが磁気ヘッドHの方向へ押圧され、ヘッドパ
ッド36により磁気テープTが磁気ヘッドHのギャップ
形成面Haに加圧される。このように記録/再生動作中
のみ磁気テープTを磁気ヘッドに接触させることによ
り、休止期間中の磁気テープの貼り付きを防止できるよ
うになる。
【0038】また図の実施例では、中心部にモータMが
設けられ、その外周部に磁気ヘッドHが設けられてい
る。よって両者の間に位置する前記パッド支持部材35
の立ち上り面35aを金属板ばねにすることにより、磁
気ヘッドHを保護するシールド板としてとして機能させ
ることができ、モータMから発生するノイズはこのパッ
ド支持部材35の立ち上り面35aにより遮蔽され、磁
気ヘッドHおよびその信号伝達経路へのモータノイズを
遮断できる。またこのシールド機能をさらに有効に発揮
させるため、パッド支持部材35の立ち上り面の円周方
向の幅寸法(図6の図示上下方向の寸法)および高さ寸
法(図7の図示上下方向の寸法)を広くしてもよい。
設けられ、その外周部に磁気ヘッドHが設けられてい
る。よって両者の間に位置する前記パッド支持部材35
の立ち上り面35aを金属板ばねにすることにより、磁
気ヘッドHを保護するシールド板としてとして機能させ
ることができ、モータMから発生するノイズはこのパッ
ド支持部材35の立ち上り面35aにより遮蔽され、磁
気ヘッドHおよびその信号伝達経路へのモータノイズを
遮断できる。またこのシールド機能をさらに有効に発揮
させるため、パッド支持部材35の立ち上り面の円周方
向の幅寸法(図6の図示上下方向の寸法)および高さ寸
法(図7の図示上下方向の寸法)を広くしてもよい。
【0039】次に、上記構造の磁気記録再生装置の動作
について説明する。モータMの出力軸21に設けられた
ピニオンギヤ22が、図5(A)において反時計方向へ
駆動され、遊星ギヤ13,13が反時計方向へ遊星周回
移動すると、所定の減速比により、駆動筒25が時計方
向へ駆動される。このとき図5(A)に示すクラッチピ
ン29が、第2のテープリール27に形成されたクラッ
チ溝27cの挟圧部(ロ)に入り、第2のテープリール
27に駆動力が与えられる。図5(B)に示すように、
このとき第1のテープリール26では、クラッチピン2
9がクラッチ溝26cの空転部(イ)に入り、第1のテ
ープリール26には駆動力が作用しない。よって第1の
テープリール26のテープ巻き面26aに巻かれている
磁気テープTは、この巻き面26aから随時離れ、ガイ
ドピン5aと5bの外周を通過し、第2のテープリール
27のテープ巻き面27aにより巻き取られる。このと
きのテープ走行方向を図2においてαで示す。
について説明する。モータMの出力軸21に設けられた
ピニオンギヤ22が、図5(A)において反時計方向へ
駆動され、遊星ギヤ13,13が反時計方向へ遊星周回
移動すると、所定の減速比により、駆動筒25が時計方
向へ駆動される。このとき図5(A)に示すクラッチピ
ン29が、第2のテープリール27に形成されたクラッ
チ溝27cの挟圧部(ロ)に入り、第2のテープリール
27に駆動力が与えられる。図5(B)に示すように、
このとき第1のテープリール26では、クラッチピン2
9がクラッチ溝26cの空転部(イ)に入り、第1のテ
ープリール26には駆動力が作用しない。よって第1の
テープリール26のテープ巻き面26aに巻かれている
磁気テープTは、この巻き面26aから随時離れ、ガイ
ドピン5aと5bの外周を通過し、第2のテープリール
27のテープ巻き面27aにより巻き取られる。このと
きのテープ走行方向を図2においてαで示す。
【0040】第1のテープリール26は磁気テープTに
引かれて追従回転するが、このとき摩擦板28により第
1のテープリール26に負荷トルクが与えられ、ガイド
ピン5aと5bの部分を通過する磁気テープTには所定
の張力が与えられる。また第1と第2のテープリール2
6,27が図6において共に時計方向へ回転することに
より、両テープリール26と27の間に薄肉部37aが
挟まれている移動押圧部材37は時計方向へ移動し、そ
の押圧突起37bがパッド支持部材35の立ち上り面3
5aを磁気ヘッドH方向へ押圧し、ヘッドパッド36に
より磁気テープTが磁気ヘッドHのギャップ形成面Ha
に押圧される。
引かれて追従回転するが、このとき摩擦板28により第
1のテープリール26に負荷トルクが与えられ、ガイド
ピン5aと5bの部分を通過する磁気テープTには所定
の張力が与えられる。また第1と第2のテープリール2
6,27が図6において共に時計方向へ回転することに
より、両テープリール26と27の間に薄肉部37aが
挟まれている移動押圧部材37は時計方向へ移動し、そ
の押圧突起37bがパッド支持部材35の立ち上り面3
5aを磁気ヘッドH方向へ押圧し、ヘッドパッド36に
より磁気テープTが磁気ヘッドHのギャップ形成面Ha
に押圧される。
【0041】よって磁気テープTは磁気ヘッドHのギャ
ップ形成面Haに所定の圧力にて接触しながらα方向へ
走行する。そして同走行方向におけるテープ終端が近づ
くと、磁気テープTに貼着されたEOT検知用の金属箔
が、検知部材32と磁気ヘッドHのシールドケースとを
短絡させ、EOT検知出力が得られる。
ップ形成面Haに所定の圧力にて接触しながらα方向へ
走行する。そして同走行方向におけるテープ終端が近づ
くと、磁気テープTに貼着されたEOT検知用の金属箔
が、検知部材32と磁気ヘッドHのシールドケースとを
短絡させ、EOT検知出力が得られる。
【0042】逆に、モータMの出力により図5(A)に
おいて、ピニオンギヤ22が時計方向へ駆動され、遊星
ギヤ13,13が時計方向へ周回移動すると、駆動筒2
5が所定の減速比にて反時計方向へ駆動される。このと
き図5(B)に示す第1のテープリール26において、
クラッチピン29がクラッチ溝26cの挟圧部(ロ)に
入り、第1のテープリール26に反時計方向の駆動力が
与えられる。このとき第2のテープリール27では、ク
ラッチピン29がクラッチ溝27cの空転部(イ)内に
入り、動力は伝達されない。よってこのときには、第2
のテープリール27のテープ巻き面27aから出た磁気
テープTがガイドピン5aからガイドピン5bを経て第
1のテープリール26のテープ巻き面26aに巻き取ら
れ、磁気テープTは図2においてβ方向へ走行する。こ
のときも摩擦板28により従動側となる第2のテープリ
ール27に負荷トルクが与えられ、磁気テープTは所定
の張力を保ちながら走行する。
おいて、ピニオンギヤ22が時計方向へ駆動され、遊星
ギヤ13,13が時計方向へ周回移動すると、駆動筒2
5が所定の減速比にて反時計方向へ駆動される。このと
き図5(B)に示す第1のテープリール26において、
クラッチピン29がクラッチ溝26cの挟圧部(ロ)に
入り、第1のテープリール26に反時計方向の駆動力が
与えられる。このとき第2のテープリール27では、ク
ラッチピン29がクラッチ溝27cの空転部(イ)内に
入り、動力は伝達されない。よってこのときには、第2
のテープリール27のテープ巻き面27aから出た磁気
テープTがガイドピン5aからガイドピン5bを経て第
1のテープリール26のテープ巻き面26aに巻き取ら
れ、磁気テープTは図2においてβ方向へ走行する。こ
のときも摩擦板28により従動側となる第2のテープリ
ール27に負荷トルクが与えられ、磁気テープTは所定
の張力を保ちながら走行する。
【0043】また図6に示す移動押圧部材37は、各テ
ープリール26,27に追従して反時計方向へ移動し、
加圧突起37cがパッド支持部材35の立ち上り面35
aを押圧し、パッド36により磁気テープTが磁気ヘッ
ドHのギャップ形成面Haに加圧されながら走行する。
またβ方向へ走行する磁気テープTのEOT検出用の金
属箔が、磁気ヘッドHのシールドケースと検知部材32
とを短絡させることによりEOT検知出力が得られる。
ープリール26,27に追従して反時計方向へ移動し、
加圧突起37cがパッド支持部材35の立ち上り面35
aを押圧し、パッド36により磁気テープTが磁気ヘッ
ドHのギャップ形成面Haに加圧されながら走行する。
またβ方向へ走行する磁気テープTのEOT検出用の金
属箔が、磁気ヘッドHのシールドケースと検知部材32
とを短絡させることによりEOT検知出力が得られる。
【0044】また磁気テープTがα方向またはβ方向へ
走行しているときに、テープリール26,27などに過
大な負荷が作用した場合、またはEOT検知の誤動作に
より、テープが終端まで走行しテープリール26または
27の負荷が増大した場合には、それぞれの遊星ギヤ1
3において、リング状突起2dの円周歯2eに噛合って
いる第1の歯車14と、駆動筒25の歯部25bに噛合
っている第2の歯車15とがフェルト17を介してスリ
ップする。このスリップ動作により、モータMの駆動力
が磁気テープTに過大に作用してテープ破断などが生じ
るのが防止できるようになっている。
走行しているときに、テープリール26,27などに過
大な負荷が作用した場合、またはEOT検知の誤動作に
より、テープが終端まで走行しテープリール26または
27の負荷が増大した場合には、それぞれの遊星ギヤ1
3において、リング状突起2dの円周歯2eに噛合って
いる第1の歯車14と、駆動筒25の歯部25bに噛合
っている第2の歯車15とがフェルト17を介してスリ
ップする。このスリップ動作により、モータMの駆動力
が磁気テープTに過大に作用してテープ破断などが生じ
るのが防止できるようになっている。
【0045】磁気テープTが前記α方向またはβ方向へ
走行しているとき、磁気ヘッドHにより記録動作または
再生動作が行われるが、この記録または再生動作中にお
いてモータMは常に一定の回転速度で駆動力を発揮し、
駆動筒25およびいずれかのテープリール26または2
7は一定の回転速度にて駆動される。よって巻き取り側
となるテープリール26または27のテープ巻き数が少
ないときと多いときとで、テープ巻き径が変化し、α方
向またはβ方向へ走行する磁気テープの走行速度が徐々
に変化する。しかしながら、この磁気記録再生装置は、
自己記録と再生を目的としているため、磁気テープの走
行速度が徐々に変化しても再生動作などに問題が全く生
じない。
走行しているとき、磁気ヘッドHにより記録動作または
再生動作が行われるが、この記録または再生動作中にお
いてモータMは常に一定の回転速度で駆動力を発揮し、
駆動筒25およびいずれかのテープリール26または2
7は一定の回転速度にて駆動される。よって巻き取り側
となるテープリール26または27のテープ巻き数が少
ないときと多いときとで、テープ巻き径が変化し、α方
向またはβ方向へ走行する磁気テープの走行速度が徐々
に変化する。しかしながら、この磁気記録再生装置は、
自己記録と再生を目的としているため、磁気テープの走
行速度が徐々に変化しても再生動作などに問題が全く生
じない。
【0046】またこの実施例では、第1と第2のテープ
リール26と27がモータMの外周でさらに駆動筒25
の外周にて回転するため、全体の構造が小型でありなが
ら、それぞれのテープリール26,27におけるテープ
巻き面26aと27aの外径寸法が大きくなっている。
よって磁気テープの巻き数が変化した場合のテープ巻き
外径の変化率はわずかとなり、前記の走行速度の変動率
はきわめて小さく、テープ走行速度の変化率が小さくな
る。そのため、テープ速度変化により記録/再生動作に
影響が出ることはない。
リール26と27がモータMの外周でさらに駆動筒25
の外周にて回転するため、全体の構造が小型でありなが
ら、それぞれのテープリール26,27におけるテープ
巻き面26aと27aの外径寸法が大きくなっている。
よって磁気テープの巻き数が変化した場合のテープ巻き
外径の変化率はわずかとなり、前記の走行速度の変動率
はきわめて小さく、テープ走行速度の変化率が小さくな
る。そのため、テープ速度変化により記録/再生動作に
影響が出ることはない。
【0047】次に、上記磁気記録再生装置の具体的な使
用方法について説明する。磁気ヘッドHのギャップ形成
面Haに、テープの一走行方向に対するヘッドギャップ
のみが設けられている場合には、例えば磁気テープTが
α方向へ走行しているときにのみ記録または再生動作が
行われる。この場合いわゆるリバース記録/再生はでき
ない。よって例えば留守番電話用である場合、テープが
α方向へ走行してその全長にわたり記録が行われ、また
この記録の再生が完了したときに、モータMの駆動速度
を速くして逆転させ、磁気テープTを高速にてβ方向へ
走行させ、磁気ヘッドHのコイルにバイアス電流を流
し、記録内容の消去を行う使用方法が可能である。
用方法について説明する。磁気ヘッドHのギャップ形成
面Haに、テープの一走行方向に対するヘッドギャップ
のみが設けられている場合には、例えば磁気テープTが
α方向へ走行しているときにのみ記録または再生動作が
行われる。この場合いわゆるリバース記録/再生はでき
ない。よって例えば留守番電話用である場合、テープが
α方向へ走行してその全長にわたり記録が行われ、また
この記録の再生が完了したときに、モータMの駆動速度
を速くして逆転させ、磁気テープTを高速にてβ方向へ
走行させ、磁気ヘッドHのコイルにバイアス電流を流
し、記録内容の消去を行う使用方法が可能である。
【0048】また磁気ヘッドHをαとβのそれぞれの走
行方向にて記録/再生を行うヘッドギャップを設けてお
き、磁気テープがα方向とβ方向の両走行方向に対して
記録および再生を行うようにしてもよい。またモータM
の回転速度を上げることにより、テープ走行速度を変え
ることができるため、例えば高速サーチ動作を行うこと
も可能である。またはテープを高速走行させて記録する
高速記録、またはテープを高速走行させて再生を行うキ
ューまたはレビュー動作も可能である。
行方向にて記録/再生を行うヘッドギャップを設けてお
き、磁気テープがα方向とβ方向の両走行方向に対して
記録および再生を行うようにしてもよい。またモータM
の回転速度を上げることにより、テープ走行速度を変え
ることができるため、例えば高速サーチ動作を行うこと
も可能である。またはテープを高速走行させて記録する
高速記録、またはテープを高速走行させて再生を行うキ
ューまたはレビュー動作も可能である。
【0049】さらに磁気ヘッドHにより記録再生する信
号はアナログ信号に限られず、ディジタル信号であって
もよい。この場合図の実施例のように固定式の磁気ヘッ
ドHを使用してもよいし、または回転ドラムに磁気ヘッ
ドが設けられ、走行する磁気テープを磁気ヘッドがヘリ
カルスキャンするものであってもよい。また図の実施例
では、磁気ヘッドHがヘッド支持部材31に固定され、
このヘッド支持部材がケース1に固定される構造とした
が、ケース内にて磁気ヘッドを支持する支持部材をテー
プに接触し且つ離れる方向へ移動できるように設け、ソ
レノイドなどの駆動源により、記録/再生休止期間中
に、磁気ヘッドをテープTから強制的に離すようにして
もよい。さらに図の実施例では、減速駆動機構10とし
て遊星ギヤ13を使用したものを示したが、減速駆動機
構として複数の平歯車などにより構成されたものを使用
してもよい。
号はアナログ信号に限られず、ディジタル信号であって
もよい。この場合図の実施例のように固定式の磁気ヘッ
ドHを使用してもよいし、または回転ドラムに磁気ヘッ
ドが設けられ、走行する磁気テープを磁気ヘッドがヘリ
カルスキャンするものであってもよい。また図の実施例
では、磁気ヘッドHがヘッド支持部材31に固定され、
このヘッド支持部材がケース1に固定される構造とした
が、ケース内にて磁気ヘッドを支持する支持部材をテー
プに接触し且つ離れる方向へ移動できるように設け、ソ
レノイドなどの駆動源により、記録/再生休止期間中
に、磁気ヘッドをテープTから強制的に離すようにして
もよい。さらに図の実施例では、減速駆動機構10とし
て遊星ギヤ13を使用したものを示したが、減速駆動機
構として複数の平歯車などにより構成されたものを使用
してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、テープ
リールおよびこれに巻かれる磁気テープとテープリール
を駆動する駆動機構と磁気ヘッドとを共通のケースに収
納したため、従来のカセット式テーププレーヤのように
カセット間の互換性を確保するための機構が不要にな
り、最少の部品で小型の磁気記録再生装置を構成でき
る。
リールおよびこれに巻かれる磁気テープとテープリール
を駆動する駆動機構と磁気ヘッドとを共通のケースに収
納したため、従来のカセット式テーププレーヤのように
カセット間の互換性を確保するための機構が不要にな
り、最少の部品で小型の磁気記録再生装置を構成でき
る。
【0051】また請求項2記載の発明では、この磁気記
録再生装置をひとつのユニット部品として取り扱い、プ
リント基板に直接実装することが可能である。よって例
えばこの磁気記録再生装置を留守番電話の記憶装置また
は他の電子機器の記憶装置として使用する場合に、ユニ
ット部品として装置内部に実装することができる。
録再生装置をひとつのユニット部品として取り扱い、プ
リント基板に直接実装することが可能である。よって例
えばこの磁気記録再生装置を留守番電話の記憶装置また
は他の電子機器の記憶装置として使用する場合に、ユニ
ット部品として装置内部に実装することができる。
【0052】請求項3記載の発明では、テープリール
が、モータの外周にてモータの軸と同軸にて回動自在に
設けられているため、全体を小型に構成できる。またテ
ープリールの径を大きくできるため、テープの巻き径を
大きくでき、巻き付けに起因するテープダメージが生じ
るのを防止できる。さらにテープリールが大径のもので
あるため、テープリールを一定速度で回転させた場合
に、テープ巻き数の変化によるテープ速度の偏差が非常
に小さくなる。よって自己記録再生においてテープ速度
差による音質の変化などが生じることはない。
が、モータの外周にてモータの軸と同軸にて回動自在に
設けられているため、全体を小型に構成できる。またテ
ープリールの径を大きくできるため、テープの巻き径を
大きくでき、巻き付けに起因するテープダメージが生じ
るのを防止できる。さらにテープリールが大径のもので
あるため、テープリールを一定速度で回転させた場合
に、テープ巻き数の変化によるテープ速度の偏差が非常
に小さくなる。よって自己記録再生においてテープ速度
差による音質の変化などが生じることはない。
【0053】請求項4記載の発明では、モータが着脱自
在であるため、組み立て作業およびモータ交換作業が簡
単にできるようになる。
在であるため、組み立て作業およびモータ交換作業が簡
単にできるようになる。
【図1】本発明の一実施例による磁気記録再生装置の分
解斜視図、
解斜視図、
【図2】組み立てられた状態の磁気記録再生装置を示す
図1のII矢視断面図、
図1のII矢視断面図、
【図3】組み立てられた状態の磁気記録再生装置を示す
縦断面図、
縦断面図、
【図4】図3の一部分を拡大して示す部分断面図、
【図5】(A)は上側に位置する第2のテープリールを
示す平面図、(B)は下側に位置する第1のテープリー
ルを示す平面図、
示す平面図、(B)は下側に位置する第1のテープリー
ルを示す平面図、
【図6】ヘッド支持部分を示す部分拡大平面図、
【図7】図6の側面図、
1 ケース 2 下部ケース 2b 係合爪 2d リング状突起 2e 円周歯 3 上部ケース 3b 突出支持部 3d 保持爪 10 減速駆動機構 13 遊星ギヤ 14 第1の歯車 15 第2の歯車 17 フェルト 19 スプリング 22 ピニオンギヤ 25 駆動筒 25b 歯部 26 第1のテープリール 26c クラッチ溝 27 第2のテープリール 27c クラッチ溝 28 摩擦板 29 クラッチピン 31 ヘッド支持部材 32 検知部材 35 パッド支持部材 36 ヘッドパッド 37 移動押圧部材 M モータ H 磁気ヘッド T 磁気テープ
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気テープが巻かれたテープリールと、
テープリールを回転駆動して磁気テープを走行させる駆
動機構と、走行する磁気テープの記録面に接触する磁気
ヘッドとが、共通のケースに設けられていることを特徴
とする磁気記録再生装置。 - 【請求項2】 ケースには、プリント基板に直接実装す
るための取付部が形成されている請求項1記載の磁気記
録再生装置。 - 【請求項3】 駆動機構は、モータとこのモータの動力
を減速してテープリールに伝達する減速機構とから構成
されており、且つ前記テープリールは、モータの外周に
てモータの軸と同軸にて回動する請求項1記載の磁気記
録再生装置。 - 【請求項4】 テープリールは、ケースの外面からケー
ス内部に突出する突出支持部の外周に設けられ、且つモ
ータは前記突出支持部内に着脱自在に挿入されている請
求項3記載の磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276599A JPH06103648A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276599A JPH06103648A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06103648A true JPH06103648A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17571693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276599A Withdrawn JPH06103648A (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06103648A (ja) |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4276599A patent/JPH06103648A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |