JPH0610441A - 多孔質セラミック板 - Google Patents

多孔質セラミック板

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JPH0610441A
JPH0610441A JP17090592A JP17090592A JPH0610441A JP H0610441 A JPH0610441 A JP H0610441A JP 17090592 A JP17090592 A JP 17090592A JP 17090592 A JP17090592 A JP 17090592A JP H0610441 A JPH0610441 A JP H0610441A
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JP
Japan
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layer
porous ceramic
base layer
ceramic plate
decorative layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17090592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Nakatsuka
英和 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲げ強度がアップした多孔質セラミック板を
提供する。 【構成】 無機発泡性造粒物からなるベース層と、該ベ
ース層上に形成された表面化粧とからなる。前記ベース
層の、表面化粧層と反対側の表面には無発泡の補強層が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多孔質セラミック板に関
する。さらに詳しくは、曲げ強度が改良された多孔質セ
ラミック板に関する。
【0002】
【従来の技術】多孔質セラミック板は、軽量であり、耐
火性や断熱性などに優れているため建築材料として用い
られつつある。この多孔質セラミック板は耐凍害性を改
良したり、表面の意匠性を向上させるために表面化粧が
施される。かかる多孔質セラミック板の表面化粧として
は、無機発泡性造粒物からなるベース層上に着色配合さ
れた釉薬粒またはガラス粒を積層して表面化粧層とし、
えられた積層体を溶化一体化させることが行なわれてい
る。
【0003】かかる多孔質セラミック板の一般的な断面
構造を図2に示す。図2に示されるものは、ベース層11
は発泡層であり、表面化粧層12は無発泡層である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示さ
れる構造のセラミック板に対し上方(図2において上
方)から荷重が加わったばあい、強度の小さい発泡層が
引張り力を受けるため比較的小さな荷重でセラミック板
にクラックが発生したり、割れてしまうという問題があ
った。また、片面にしか化粧層が施されておらず、間仕
切パネルなど両面ともに人目に触れる部材としては使用
することができなかった。
【0005】本発明は、叙上の事情に鑑み、曲げ強度の
アップした多孔質セラミック板を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多孔質セラミッ
ク板は、無機発泡性造粒物からなるベース層と、該ベー
ス層上に形成された表面化粧層とからなり、前記ベース
層の、表面化粧層と反対側の表面に無発泡の補強層が設
けられてなることを特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の多孔質セラミック板の一実施
例の断面説明図である。
【0008】本発明において、ベース層1を構成する無
機発泡性造粒物は、酸性白土、シラス、真珠岩、抗火
石、長石などのAl2 3 −SiO2 系鉱物を主原料と
して、これにソーダ灰、硝酸ソーダ、ガラス粉、硼酸、
硼砂などの融剤やドロマイト、SiC、炭酸バリウム、
炭酸カリウムなどの発泡剤などを補助的に配合したもの
を粉末化して、造粒したものである。原料の種類やその
配合割合は、発泡倍率、溶融温度などに応じて適宜選定
すればよく、本発明においてとくに限定されるものでは
ない。
【0009】前記配合原料は、たとえば直径10mm程度の
スチールボールとともにポットミルに入れられ、数時間
程度乾式粉砕される。えられる粉末は325 メッシュパス
96%以上程度の大きさであり、この粉末に糖蜜水溶液や
CMC水溶液などを噴霧しながらパンペレタイザーなど
で造粒が行なわれる。粒径は通常0.5 〜5mm程度であ
る。
【0010】ベース層1の厚さは、本発明においてとく
に限定されないが、通常3〜35mm程度であり、好ましく
は約10mmである。
【0011】表面化粧層2としては着色配合された釉薬
粒やガラス粒、フリットなどを用いることができる。表
面化粧層2の厚さも、本発明においてとくに限定されな
いが、通常3〜10mm程度であり、好ましくは約7mmであ
る。
【0012】ベース層1および表面化粧層2の粒径は、
とくに限定されないが、いずれも通常1〜2.5mm であ
る。
【0013】本発明では前記ベース層1の、表面化粧層
2と反対側の表面に無機粉砕粒などからなる補強層を設
けた点に特徴がある。無機粉砕粒とは、いったん焼成し
て乾燥した無機物を粉砕したものであり、かかる無機物
の例としては多孔質セラミック板の廃材、廃ガラス、フ
リット、天然ガラス質原料などをあげることができる。
このうち、資源のリサイクルとともにコストダウンを図
るという観点より、廃材を用いるのが好ましい。
【0014】補強層3は無発泡層であるため引張力に対
する強度が大きく、したがってパネルの曲げ強度のアッ
プに寄与する。また、補強層3として無発泡の化粧層を
採用すれば、前記補強効果を有するだけでなく、表面化
粧も施されるので、間仕切パネルなどの両面使用型パネ
ルとして用いることができる。このばあいに、メッシュ
ベルト上に原料を積層して焼成することによりパネルを
製造するときは、メッシュベルトの模様が製品に転写す
るのを防ぐためセラミックシート、アルミナシートなど
を予めベルト上に敷くのが好ましい。
【0015】補強層3の厚さは、廃材などを用いて単に
補強作用だけを意図するばあいは、通常2〜6mmの範囲
であり、このうち約4mmであるのが好ましく、また化粧
層としても用いるばあいは通常3〜10mmの範囲であり、
このうち約7mmであるのが好ましい。
【0016】無機粉砕粒を用いるばあい、その粒径とし
ては通常0.5 〜1.5mm の範囲内で適宜選定することがで
きる。
【0017】つぎに本発明の多孔質セラミック板を実施
例に基づき説明するが、本発明はもとよりかかる実施例
にのみ限定されるものではない。
【0018】実施例1ベース層原料の調製 大谷石64.5%(重量%、以下同様)、ソーダ灰18%、水
ガラス粉5%、三立タルク12%およびSiC 0.5%から
なる配合原料を10mmφのスチールボールとともにポット
ミルに入れ4時間のあいだ乾式粉砕した。えられた粉末
は325 メッシュパス96%以上の大きさであった。この粉
末に15%糖蜜液を噴霧しながらパンペレタイザーにて造
粒し、粒径1〜4mmの造粒物をえた。
【0019】表面化粧層原料の調製 ガラス粉62%、フリット25%、水簸粘土5%およびケイ
酸ジルコニウム8%からなる配合原料を10mmφのスチー
ルボールとともにポットミルに入れ5時間のあいだ乾式
粉砕した。えられた粉末は325 メッシュパス96%以上の
大きさであった。この粉末に10%糖蜜液を噴霧しながら
パンペレタイザーにて造粒し、粒径1〜2.5mm の造粒物
をえた。
【0020】補強層の調製 前記ベース層原料および化粧層原料を積層、焼成した多
孔質セラミック板の廃材を粉砕して粒径0.5 〜1.5mm の
無機粉砕粒をえた。
【0021】焼成 以上のようにして調製した造粒物を用いて多孔質セラミ
ック板を焼成した。
【0022】焼成炉は搬送用に耐熱メッシュベルトを架
設した全長39mのトンネルキルンを用いた。巾1mのメ
ッシュベルト上に離型材としてアルミナを塗布し、その
上に補強層用無機粉砕粒を4mmの厚さとなるように均一
にチャージし、その上にベース層用造粒物を10mmの厚さ
となるように均一にチャージし、さらにその上に化粧層
用造粒物を厚さ7mmとなるように積層した。えられた積
層体を予熱帯に搬送し、その後順に焼成帯、急冷帯、徐
冷帯、冷却帯と通過させて炉出口より搬出した。
【0023】なお、焼成温度は900 ℃であった。メッシ
ュベルトの移動速度は25cm/分であり、炉に入れて炉か
ら出るまでの所要時間は約160 分であった。
【0024】えられた多孔質セラミック板について曲げ
強度(JIS A1408準拠)を測定したところ78kg/cm
2 であった。
【0025】実施例2 補強層用原料として無機粉砕粒に代えて、表面化粧層用
造粒物を用いた(チャージ厚さ:7mm)以外は実施例1
と同様にして多孔質セラミック板を製造した。なお、ア
ルミナ塗布に代えてアルミナシートをメッシュベルト上
に敷設した。
【0026】えられた多孔質セラミック板は両面ともに
化粧が施され美麗な外観を呈しており、また実施例1と
同様にして曲げ強度を測定したところ81kg/cm2 であっ
た。
【0027】比較例1 補強層を設ける代わりにその分だけベース層の厚さを大
きくした以外は実施例1と同様にして多孔質セラミック
板を製造した。えられた多孔質セラミック板について実
施例1と同様にして曲げ強度を測定したところ62kg/cm
2 であった。
【0028】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の多孔質セ
ラミック板では、ベース層の、表面化粧層と反対側の面
に無発泡の補強層を設けているので、曲げ強度をアップ
させることができる。また、補強層として無発泡の化粧
層を採用したときは、補強効果以外に化粧効果もえら
れ、間仕切パネルなどの両面使用型パネルとして用いる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多孔質セラミック板の一実施例の断面
説明図である。
【図2】従来の多孔質セラミック板の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース層 2 表面化粧層 3 補強層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機発泡性造粒物からなるベース層と、
    該ベース層上に形成された表面化粧層とからなり、前記
    ベース層の、表面化粧層と反対側の表面に無発泡の補強
    層が設けられてなることを特徴とする多孔質セラミック
    板。
  2. 【請求項2】 前記補強層が多孔質セラミック板を粉砕
    した無機粉砕粒からなる請求項1記載の多孔質セラミッ
    ク板。
JP17090592A 1992-06-29 1992-06-29 多孔質セラミック板 Pending JPH0610441A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08229907A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Natl House Ind Co Ltd セラミック板の製法
KR100647969B1 (ko) * 2004-07-09 2006-11-23 요업기술원 초경량 세라믹패널 및 그 제조방법
JP2019056303A (ja) * 2019-01-22 2019-04-11 旭化成建材株式会社 木造建築物の耐火外壁構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01115628A (ja) * 1987-10-29 1989-05-08 Natl House Ind Co Ltd 複合セラミック板

Patent Citations (1)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980804