JPH08229907A - セラミック板の製法 - Google Patents
セラミック板の製法Info
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- JPH08229907A JPH08229907A JP4096395A JP4096395A JPH08229907A JP H08229907 A JPH08229907 A JP H08229907A JP 4096395 A JP4096395 A JP 4096395A JP 4096395 A JP4096395 A JP 4096395A JP H08229907 A JPH08229907 A JP H08229907A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 経済的に板厚を均一にさせることができるセ
ラミック板の製法を提供する。 【構成】 焼成炉の内部および外部を走行する支持体1
の上方に配置される、少なくともベース層原料の供給器
および化粧層原料の供給器からベース層原料および化粧
層原料を順次積層し、えられた積層体を加熱して溶化一
体化させるセラミック板の製法であって、前記積層体に
おけるベース層2の周縁部2aの少なくとも一縁部に盛
り上げ部11を形成し、ついで当該ベース層2上に化粧
層原料を積層させてなる。
ラミック板の製法を提供する。 【構成】 焼成炉の内部および外部を走行する支持体1
の上方に配置される、少なくともベース層原料の供給器
および化粧層原料の供給器からベース層原料および化粧
層原料を順次積層し、えられた積層体を加熱して溶化一
体化させるセラミック板の製法であって、前記積層体に
おけるベース層2の周縁部2aの少なくとも一縁部に盛
り上げ部11を形成し、ついで当該ベース層2上に化粧
層原料を積層させてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミック板の製法に関
する。さらに詳しくは、板厚を均一にさせることができ
るセラミック板の製法に関する。
する。さらに詳しくは、板厚を均一にさせることができ
るセラミック板の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック板は、軽量であり、耐火性や
断熱性などに優れているため建築材料として用いられつ
つある。かかるセラミック板は、図11に示すように、
走行する支持体100上に配置される供給器101、1
02からそれぞれベース層原料103および化粧層原料
104を順次積層し、えられた積層体105を焼成炉1
06に送り込み、ついで加熱して溶化一体化させてい
る。前記供給器101、102からの原料の供給は、ダ
ンパー107の開閉により行なわれ、所定の板厚さおよ
び板長さに積層するようにされている。
断熱性などに優れているため建築材料として用いられつ
つある。かかるセラミック板は、図11に示すように、
走行する支持体100上に配置される供給器101、1
02からそれぞれベース層原料103および化粧層原料
104を順次積層し、えられた積層体105を焼成炉1
06に送り込み、ついで加熱して溶化一体化させてい
る。前記供給器101、102からの原料の供給は、ダ
ンパー107の開閉により行なわれ、所定の板厚さおよ
び板長さに積層するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
原料は粒状の形状をしており、また支持体100が振動
して走行していることなどから、まず積層されるベース
層108の四方向の周縁部109が丸みを呈しやすい。
そのため、つぎにベース層108に供給される化粧層原
料104が、R矢印で示すように、周縁部109の周辺
で転がって離散しやすくなるため、原料歩留りが低いと
いう問題がある。また周縁部109における化粧層原料
104の粒密度が低くなりやすいため、板厚が周縁部1
09で薄厚になる。その結果、板厚が不均一になりやす
いという問題がある。
原料は粒状の形状をしており、また支持体100が振動
して走行していることなどから、まず積層されるベース
層108の四方向の周縁部109が丸みを呈しやすい。
そのため、つぎにベース層108に供給される化粧層原
料104が、R矢印で示すように、周縁部109の周辺
で転がって離散しやすくなるため、原料歩留りが低いと
いう問題がある。また周縁部109における化粧層原料
104の粒密度が低くなりやすいため、板厚が周縁部1
09で薄厚になる。その結果、板厚が不均一になりやす
いという問題がある。
【0004】本発明は、叙上の事情に鑑み、経済的に板
厚を均一にさせることができるセラミック板の製法を提
供することを目的とする。
厚を均一にさせることができるセラミック板の製法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明セラミック板の製
法は、少なくともベース層原料および化粧層原料を積層
し、えられた積層体を加熱して溶化一体化させるセラミ
ック板の製法であって、前記積層体における下層の周縁
部の少なくとも一縁部に盛り上げ部を形成し、ついで当
該下層上に上層を積層させてなることを特徴としてい
る。
法は、少なくともベース層原料および化粧層原料を積層
し、えられた積層体を加熱して溶化一体化させるセラミ
ック板の製法であって、前記積層体における下層の周縁
部の少なくとも一縁部に盛り上げ部を形成し、ついで当
該下層上に上層を積層させてなることを特徴としてい
る。
【0006】また本発明のセラミック板の製法は、焼成
炉の内部および外部を走行する支持体の上方に配置され
る、少なくともベース層原料の供給器および化粧層原料
の供給器からベース層原料および化粧層原料を順次積層
し、えられた積層体を加熱して溶化一体化させるセラミ
ック板の製法であって、前記積層体におけるベース層の
周縁部の少なくとも一縁部に盛り上げ部を形成し、つい
で当該ベース層上に化粧層原料を積層させてなることを
特徴としている。
炉の内部および外部を走行する支持体の上方に配置され
る、少なくともベース層原料の供給器および化粧層原料
の供給器からベース層原料および化粧層原料を順次積層
し、えられた積層体を加熱して溶化一体化させるセラミ
ック板の製法であって、前記積層体におけるベース層の
周縁部の少なくとも一縁部に盛り上げ部を形成し、つい
で当該ベース層上に化粧層原料を積層させてなることを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明のセラミック板の製法によれば、ベース
層(下層)を積層させたのち、該ベース層の両側や前後
端の周縁部に盛り上げ部を形成し、ついで該盛り上げ部
の内側に化粧層(上層)を積層させるため、化粧層の原
料が盛り上げ部により周辺に転がり落ちない。その結
果、焼成後の板厚が均一になる。
層(下層)を積層させたのち、該ベース層の両側や前後
端の周縁部に盛り上げ部を形成し、ついで該盛り上げ部
の内側に化粧層(上層)を積層させるため、化粧層の原
料が盛り上げ部により周辺に転がり落ちない。その結
果、焼成後の板厚が均一になる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明のセラミッ
ク板の製法を説明する。
ク板の製法を説明する。
【0009】図1は本発明のセラミック板の製法の第1
の実施例を示す説明図、図2は図1における幅寄せ機構
の動作を示す説明図、図3は図2の幅寄せ機構によりえ
られるベース層とそれに積層される化粧層とを示す説明
図、図4は本発明の製法の第2の実施例を示す説明図、
図5は本発明の製法の第3の実施例を示す説明図、図6
は本発明の製法の第4の実施例を示す説明図、図7は本
発明の製法の第5の実施例を示す説明図、図8は本発明
の製法の第6の実施例を示す説明図、図9は図8におけ
る開閉板の動作を示す説明図、図10は本発明の製法の
第7の実施例を示す説明図である。
の実施例を示す説明図、図2は図1における幅寄せ機構
の動作を示す説明図、図3は図2の幅寄せ機構によりえ
られるベース層とそれに積層される化粧層とを示す説明
図、図4は本発明の製法の第2の実施例を示す説明図、
図5は本発明の製法の第3の実施例を示す説明図、図6
は本発明の製法の第4の実施例を示す説明図、図7は本
発明の製法の第5の実施例を示す説明図、図8は本発明
の製法の第6の実施例を示す説明図、図9は図8におけ
る開閉板の動作を示す説明図、図10は本発明の製法の
第7の実施例を示す説明図である。
【0010】まず、本発明の製法にかかわるセラミック
板は、ベース層を構成するベース層原料と、化粧層を構
成する化粧層原料をホッパーなどの供給器から順次供給
し、所定の厚さに積層させ、ついでえられた積層体を加
熱して溶化一体化させることによりうることができる。
本発明の製法は、ランニングコストを低下させるために
も、生産ラインの焼成炉のベルトなどの支持体上で行な
うのが好ましい。また比較的粗い粒で構成されたベース
層上に直接化粧層を積層するとベース層の凹凸が化粧層
表面に現れることがあるため、それを防止するため、前
記ベース層と化粧層とのあいだに、たとえばベース層と
同じ原料で比較的細かい粒の造粒物あるいは、粉末から
なる中間層を介在させたり、化粧層の上地層として、た
とえばガラス粉などを積層してもよい。
板は、ベース層を構成するベース層原料と、化粧層を構
成する化粧層原料をホッパーなどの供給器から順次供給
し、所定の厚さに積層させ、ついでえられた積層体を加
熱して溶化一体化させることによりうることができる。
本発明の製法は、ランニングコストを低下させるために
も、生産ラインの焼成炉のベルトなどの支持体上で行な
うのが好ましい。また比較的粗い粒で構成されたベース
層上に直接化粧層を積層するとベース層の凹凸が化粧層
表面に現れることがあるため、それを防止するため、前
記ベース層と化粧層とのあいだに、たとえばベース層と
同じ原料で比較的細かい粒の造粒物あるいは、粉末から
なる中間層を介在させたり、化粧層の上地層として、た
とえばガラス粉などを積層してもよい。
【0011】つぎに本発明の製法の第1の実施例を示
す。図1に示すように、焼成炉の内部および外部を走行
する、たとえば耐熱性メッシュベルトの支持体1にベー
ス層原料を供給し、ベース層2を形成する。前記支持体
1上には、A矢印で示す支持体1の走行方向に沿って2
つの幅寄せ機構3が配置されている。この幅寄せ機構3
は、枠組4に固定される直動装置5と、該直動装置5か
ら延びる直動軸6(図2参照)に中間板7を介して連結
される押圧板8とから構成されている。前記直動装置と
しては、エアシリンダーやボールねじを内蔵した直動モ
ータなどを用いることができる。また前記押圧板8は、
ベース層原料を潰さないようにゴムなどの弾性体9を挟
持板10a、10bで挟んだものを用いることができ
る。なお、本実施例では、幅寄せ機構をベース層2の両
側位置に配置させているが、本発明においては、これに
限られるものではなく、ベース層2の片側位置や走行方
向の前端側位置や後端側位置、またはこれらを組み合せ
た位置に適宜配置することができる。また本実施例で
は、ベース層2が断続的な積層とされているが、本発明
においては、これに限られるものではなく、連続的な積
層とすることができる。ただ、このばあい、前記幅寄せ
機構は、ベース層2の片側位置または両側位置に固定配
置させ、前記押圧板8の後端部8aが、ベース層2の両
側周縁部2aをかき取らないように外側へ曲げておくの
が望ましい。
す。図1に示すように、焼成炉の内部および外部を走行
する、たとえば耐熱性メッシュベルトの支持体1にベー
ス層原料を供給し、ベース層2を形成する。前記支持体
1上には、A矢印で示す支持体1の走行方向に沿って2
つの幅寄せ機構3が配置されている。この幅寄せ機構3
は、枠組4に固定される直動装置5と、該直動装置5か
ら延びる直動軸6(図2参照)に中間板7を介して連結
される押圧板8とから構成されている。前記直動装置と
しては、エアシリンダーやボールねじを内蔵した直動モ
ータなどを用いることができる。また前記押圧板8は、
ベース層原料を潰さないようにゴムなどの弾性体9を挟
持板10a、10bで挟んだものを用いることができ
る。なお、本実施例では、幅寄せ機構をベース層2の両
側位置に配置させているが、本発明においては、これに
限られるものではなく、ベース層2の片側位置や走行方
向の前端側位置や後端側位置、またはこれらを組み合せ
た位置に適宜配置することができる。また本実施例で
は、ベース層2が断続的な積層とされているが、本発明
においては、これに限られるものではなく、連続的な積
層とすることができる。ただ、このばあい、前記幅寄せ
機構は、ベース層2の片側位置または両側位置に固定配
置させ、前記押圧板8の後端部8aが、ベース層2の両
側周縁部2aをかき取らないように外側へ曲げておくの
が望ましい。
【0012】つぎに本発明の製法における前記幅寄せ機
構の動作について説明する。
構の動作について説明する。
【0013】図1〜2に示すように、ベース層2が幅寄
せ機構3のあいだに搬送されると、直動装置5が作動
し、直動軸6により押圧板8の弾性体9を前進させる。
この前進によりベース層2の両側周縁部2aのベース層
原料が内側に寄せ集められ、盛り上げ部11が形成され
る。この盛り上げ部11の高さが所定の位置、たとえば
化粧層を積層させるための高さになったとき、前記押圧
板8の弾性体9は後退される。
せ機構3のあいだに搬送されると、直動装置5が作動
し、直動軸6により押圧板8の弾性体9を前進させる。
この前進によりベース層2の両側周縁部2aのベース層
原料が内側に寄せ集められ、盛り上げ部11が形成され
る。この盛り上げ部11の高さが所定の位置、たとえば
化粧層を積層させるための高さになったとき、前記押圧
板8の弾性体9は後退される。
【0014】ついで図3に示すように、ベース層2の左
右両側の周縁部2aの盛り上げ部11に囲まれる内側に
化粧層原料が供給され、ベース層2上の化粧層12が積
層される。
右両側の周縁部2aの盛り上げ部11に囲まれる内側に
化粧層原料が供給され、ベース層2上の化粧層12が積
層される。
【0015】なお、押圧板8の前進および後退の動作
は、支持体1の移動速度(たとえば25cm/分)に同
期するようにコントロールされている。
は、支持体1の移動速度(たとえば25cm/分)に同
期するようにコントロールされている。
【0016】つぎに本発明の第2の実施例を説明する。
図4に示すように、本実施例では、ベース層原料を供給
する供給器25の前方で、かつベース層22の両周縁部
22aの上方に小型供給器26がそれぞれ配置されてい
る。小型供給器26としては、公知のホッパーなどを用
いることができる。この小型供給器26により、前記供
給器25から連続的に積層されるベース層22の両側周
縁部22aに盛り上げ部21が形成される。このベース
層22が、化粧層原料の供給器の下に搬送されると、ベ
ース層22上の盛り上げ部21の内側に化粧層が積層さ
れる。
図4に示すように、本実施例では、ベース層原料を供給
する供給器25の前方で、かつベース層22の両周縁部
22aの上方に小型供給器26がそれぞれ配置されてい
る。小型供給器26としては、公知のホッパーなどを用
いることができる。この小型供給器26により、前記供
給器25から連続的に積層されるベース層22の両側周
縁部22aに盛り上げ部21が形成される。このベース
層22が、化粧層原料の供給器の下に搬送されると、ベ
ース層22上の盛り上げ部21の内側に化粧層が積層さ
れる。
【0017】つぎに本発明の製法の第3の実施例を説明
する。図5に示すように、本実施例では、ベース層原料
を供給する供給器35の下部前板36の両側位置に前記
原料を多く吐出させるための切欠部37が形成されてい
る。この切欠部37により、ベース層原料の供給量が部
分的に増加するため、ベース層32の両側周縁部32a
に盛り上げ部31が形成される。ついでベース層32上
の盛り上げ部31の内側に化粧層が積層される。なお、
前記切欠部37の形状は、本発明においては、とくに限
定されるものではなく、半円形や矩形など適宜選定する
ことができる。
する。図5に示すように、本実施例では、ベース層原料
を供給する供給器35の下部前板36の両側位置に前記
原料を多く吐出させるための切欠部37が形成されてい
る。この切欠部37により、ベース層原料の供給量が部
分的に増加するため、ベース層32の両側周縁部32a
に盛り上げ部31が形成される。ついでベース層32上
の盛り上げ部31の内側に化粧層が積層される。なお、
前記切欠部37の形状は、本発明においては、とくに限
定されるものではなく、半円形や矩形など適宜選定する
ことができる。
【0018】つぎに本発明の製法の第4の実施例を説明
する。図6に示すように、本実施例では、前記第1の実
施例における幅寄せ機構にかえて、供給器45の下部前
板46の両側位置に、開口部47から吐出されるベース
層原料をベース層42の内側にかき寄せるための一対の
羽根48からなる幅寄せ機構が設けられている。この羽
根48により、本実施例は、前記第3の実施例と同様
に、ベース層原料が連続的に積層されるのと同時に、ベ
ース層42の両側周縁部42aに盛り上げ部41が形成
される。ついでベース層42上の盛り上げ部41の内側
に化粧層が積層される。なお、前記盛り上げ部41の形
状は、前記羽根48の傾きを変えることにより、適宜選
定することができる。
する。図6に示すように、本実施例では、前記第1の実
施例における幅寄せ機構にかえて、供給器45の下部前
板46の両側位置に、開口部47から吐出されるベース
層原料をベース層42の内側にかき寄せるための一対の
羽根48からなる幅寄せ機構が設けられている。この羽
根48により、本実施例は、前記第3の実施例と同様
に、ベース層原料が連続的に積層されるのと同時に、ベ
ース層42の両側周縁部42aに盛り上げ部41が形成
される。ついでベース層42上の盛り上げ部41の内側
に化粧層が積層される。なお、前記盛り上げ部41の形
状は、前記羽根48の傾きを変えることにより、適宜選
定することができる。
【0019】つぎに本発明の製法の第5の実施例を説明
する。図7に示すように、本実施例では、支持体1上に
ベース層原料を連続的に積層されたベース層52を所定
寸法の長さに分離させるための分離機構53が設けられ
ている。この分離機構53は、断面が略V字形状のカッ
ター54と、該カッター54を昇降させるための昇降装
置55とから構成されている。昇降装置55は、固定ア
ングル56に取り付けられており、また、カッター54
の上昇および下降を案内させるためのガイド棒57がブ
ッシュ58を介して固定アングル56に挿通されてい
る。前記カッター54の断面は、本実施例では、略V字
形状としているが、本発明においては、これに限られる
ものではなく、U字形状やO字形状など、先端が両側へ
連続的に拡がる他の形状であってもよい。また前記昇降
装置55としては、たとえば昇降シリンダなどを用いる
ことができる。
する。図7に示すように、本実施例では、支持体1上に
ベース層原料を連続的に積層されたベース層52を所定
寸法の長さに分離させるための分離機構53が設けられ
ている。この分離機構53は、断面が略V字形状のカッ
ター54と、該カッター54を昇降させるための昇降装
置55とから構成されている。昇降装置55は、固定ア
ングル56に取り付けられており、また、カッター54
の上昇および下降を案内させるためのガイド棒57がブ
ッシュ58を介して固定アングル56に挿通されてい
る。前記カッター54の断面は、本実施例では、略V字
形状としているが、本発明においては、これに限られる
ものではなく、U字形状やO字形状など、先端が両側へ
連続的に拡がる他の形状であってもよい。また前記昇降
装置55としては、たとえば昇降シリンダなどを用いる
ことができる。
【0020】前記分離機構53は、図7に示すように、
昇降装置55によりカッター54が下降し、連続的なベ
ース層52を横方向に切断する。このときカッター54
の側面54aは、逆ハの字状に拡がっているため、切断
時、ベース層原料が前記側面54aに沿って寄せ上げら
れる。その結果、分離される各ベース層52の前端周縁
部52aおよび後端周縁部52bには、それぞれ盛り上
げ部51が形成される。ついでベース層52上の盛り上
げ部51の内側に化粧層が積層される。
昇降装置55によりカッター54が下降し、連続的なベ
ース層52を横方向に切断する。このときカッター54
の側面54aは、逆ハの字状に拡がっているため、切断
時、ベース層原料が前記側面54aに沿って寄せ上げら
れる。その結果、分離される各ベース層52の前端周縁
部52aおよび後端周縁部52bには、それぞれ盛り上
げ部51が形成される。ついでベース層52上の盛り上
げ部51の内側に化粧層が積層される。
【0021】なお、前記分離機構53の昇降および下降
速度を大きくすると図7に示されるように当該分離機構
53の前後(支持体の移動方向に関して前後)に盛り上
げ部を形成することができるが、逆に、速度を小さくす
ると、分離機構53の上流側(図7において手前側)に
は盛り上げ部が形成されずに下流側にのみ形成される。
速度を大きくすると図7に示されるように当該分離機構
53の前後(支持体の移動方向に関して前後)に盛り上
げ部を形成することができるが、逆に、速度を小さくす
ると、分離機構53の上流側(図7において手前側)に
は盛り上げ部が形成されずに下流側にのみ形成される。
【0022】つぎに本発明の製法の第6の実施例を説明
する。図8に示すように、本実施例は、前記第3の実施
例における切欠部にかえて、ベース層原料の供給量を部
分的に増減させるために、供給器65の前端吐出部66
の前方に配され、ベース層原料の供給量を調節する開閉
板67と、該開閉板67を昇降させるための昇降装置6
8とから構成されている。この昇降装置68としては、
たとえば昇降シリンダなどを用いることができる。本実
施例では、図8に示すように、ベース層62が所定の積
層厚さになるように、開閉板67を上昇させている。つ
いでベース層62が所定寸法の長さになる直前に、図9
(a)に示すように前記開閉板67を所定位置まで上昇
させ、吐出部66から供給されるベース層原料を増加さ
せる。そののち、図9(b)に示すように、ベース層原
料の供給量を減少させるために、前記開閉板67を下降
させ、ベース層62の後端周縁部62bに盛り上げ部6
1を形成させる。つぎに、前記開閉板67を上昇および
下降させることにより、つぎに分離されるベース層の前
端周縁部、たとえば図8に示される62aに、盛り上げ
部61を形成させることができる。ついでベース層62
上の盛り上げ部61の内側に化粧層が積層される。
する。図8に示すように、本実施例は、前記第3の実施
例における切欠部にかえて、ベース層原料の供給量を部
分的に増減させるために、供給器65の前端吐出部66
の前方に配され、ベース層原料の供給量を調節する開閉
板67と、該開閉板67を昇降させるための昇降装置6
8とから構成されている。この昇降装置68としては、
たとえば昇降シリンダなどを用いることができる。本実
施例では、図8に示すように、ベース層62が所定の積
層厚さになるように、開閉板67を上昇させている。つ
いでベース層62が所定寸法の長さになる直前に、図9
(a)に示すように前記開閉板67を所定位置まで上昇
させ、吐出部66から供給されるベース層原料を増加さ
せる。そののち、図9(b)に示すように、ベース層原
料の供給量を減少させるために、前記開閉板67を下降
させ、ベース層62の後端周縁部62bに盛り上げ部6
1を形成させる。つぎに、前記開閉板67を上昇および
下降させることにより、つぎに分離されるベース層の前
端周縁部、たとえば図8に示される62aに、盛り上げ
部61を形成させることができる。ついでベース層62
上の盛り上げ部61の内側に化粧層が積層される。
【0023】つぎに本発明の製法の第7の実施例を説明
する。図10に示すように、本実施例では、前記第6の
実施例における開閉板のかわりに、供給器75自体によ
り、ベース層原料の供給量を部分的に増減させている。
する。図10に示すように、本実施例では、前記第6の
実施例における開閉板のかわりに、供給器75自体によ
り、ベース層原料の供給量を部分的に増減させている。
【0024】まず図10(a)に示すように、供給器7
5からベース層原料が供給され、所定厚さのベース層7
2が積層される。ついでベース層72が所定寸法の長さ
になる直前に、図10(b)および(c)に示すよう
に、供給器75を上昇および下降させることにより、ベ
ース層原料の供給量を増減し、ベース層72の後端周縁
部72bに盛り上げ部71を形成させる。つぎに、図1
0(d)および(e)に示すように、前記供給器75を
上昇および下降させることにより、ベース層原料の供給
量を増減し、つぎに分離されるベース層72の前端周縁
部72aに盛り上げ部71を形成させる。ついでベース
層72上の盛り上げ部71の内側に化粧層が積層され
る。なお、前記供給器75を昇降させる昇降装置として
は、たとえば昇降モータや昇降シリンダなどを用いるこ
とができる。
5からベース層原料が供給され、所定厚さのベース層7
2が積層される。ついでベース層72が所定寸法の長さ
になる直前に、図10(b)および(c)に示すよう
に、供給器75を上昇および下降させることにより、ベ
ース層原料の供給量を増減し、ベース層72の後端周縁
部72bに盛り上げ部71を形成させる。つぎに、図1
0(d)および(e)に示すように、前記供給器75を
上昇および下降させることにより、ベース層原料の供給
量を増減し、つぎに分離されるベース層72の前端周縁
部72aに盛り上げ部71を形成させる。ついでベース
層72上の盛り上げ部71の内側に化粧層が積層され
る。なお、前記供給器75を昇降させる昇降装置として
は、たとえば昇降モータや昇降シリンダなどを用いるこ
とができる。
【0025】なお、本発明の製法における盛り上げ部
は、実施例1〜7に示される対向二辺の周縁部のみに形
成されるものに限られるものではなく、二辺以外に一辺
や三辺および四辺の周縁部のすべてに形成することもで
きる。
は、実施例1〜7に示される対向二辺の周縁部のみに形
成されるものに限られるものではなく、二辺以外に一辺
や三辺および四辺の周縁部のすべてに形成することもで
きる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のセラミッ
ク板の製法によれば、少なくともベース層の周縁部に、
化粧層原料を確実に積層させるための盛り上げ部を形成
させているため、従来より、化粧層原料を無駄なく、ベ
ース層に積層させることができるとともに、えられる積
層体を加熱して溶化一体化させ、周縁部の板厚まで均一
なセラミック板をうることができる。したがって、生産
コストや製品品質を向上させることができる。
ク板の製法によれば、少なくともベース層の周縁部に、
化粧層原料を確実に積層させるための盛り上げ部を形成
させているため、従来より、化粧層原料を無駄なく、ベ
ース層に積層させることができるとともに、えられる積
層体を加熱して溶化一体化させ、周縁部の板厚まで均一
なセラミック板をうることができる。したがって、生産
コストや製品品質を向上させることができる。
【図1】本発明のセラミック板の製法の第1の実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】図1における幅寄せ機構の動作を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】図2の幅寄せ機構によりえられるベース層とそ
れに積層される化粧層とを示す説明図である。
れに積層される化粧層とを示す説明図である。
【図4】本発明の製法の第2の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の製法の第3の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明の製法の第4の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図7】本発明の製法の第5の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の製法の第6の実施例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】図8における開閉板の動作を示す説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の製法の第7の実施例を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】従来のセラミック板の製法を示す説明図であ
る。
る。
1 支持体 2、22、32、42、52、62、72 ベース層 2a、22a、32a、42a、52a、62a、62
b、72a、72b 周縁部 11、21、31、41、51、61、71 盛り上げ
部 12 化粧層
b、72a、72b 周縁部 11、21、31、41、51、61、71 盛り上げ
部 12 化粧層
Claims (11)
- 【請求項1】 少なくともベース層原料および化粧層原
料を積層し、えられた積層体を加熱して溶化一体化させ
るセラミック板の製法であって、前記積層体における下
層の周縁部の少なくとも一縁部に盛り上げ部を形成し、
ついで当該下層上に上層を積層させてなることを特徴と
するセラミック板の製法。 - 【請求項2】 焼成炉の内部および外部を走行する支持
体の上方に配置される、少なくともベース層原料の供給
器および化粧層原料の供給器からベース層原料および化
粧層原料を順次積層し、えられた積層体を加熱して溶化
一体化させるセラミック板の製法であって、前記積層体
におけるベース層の周縁部の少なくとも一縁部に盛り上
げ部を形成し、ついで当該ベース層上に化粧層原料を積
層させてなることを特徴とするセラミック板の製法。 - 【請求項3】 前記盛り上げ部が前記ベース層原料の供
給量を部分的に増減することにより形成される請求項2
記載の製法。 - 【請求項4】 前記盛り上げ部が前記ベース層の幅寄せ
機構により形成される請求項2記載の製法。 - 【請求項5】 前記盛り上げ部が前記ベース層の周縁部
上に配置される供給器により形成される請求項2記載の
製法。 - 【請求項6】 前記盛り上げ部が前記ベース層原料の供
給器における吐出部の両側に形成される切欠部により形
成される請求項3記載の製法。 - 【請求項7】 前記盛り上げ部が前記ベース層原料の供
給器における吐出部に配される開閉板により形成される
請求項3記載の製法。 - 【請求項8】 前記盛り上げ部が前記ベース層原料の供
給器の上昇および下降により形成される請求項3記載の
製法。 - 【請求項9】 前記盛り上げ部が前記ベース層の分離機
構により形成される請求項2記載の製法。 - 【請求項10】 前記幅寄せ機構が前記支持体上に配置
される直動装置と押圧板とからなる請求項4記載の製
法。 - 【請求項11】 前記幅寄せ機構が前記ベース層原料の
供給器における吐出部の両側端に設けられる羽根からな
る請求項4記載の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040963A JP2682963B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | セラミック板の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7040963A JP2682963B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | セラミック板の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229907A true JPH08229907A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2682963B2 JP2682963B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=12595147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7040963A Expired - Lifetime JP2682963B2 (ja) | 1995-02-28 | 1995-02-28 | セラミック板の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2682963B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104441214A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-03-25 | 芜湖市泰能电热器具有限公司 | 一种循轨式条板修平装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50140515A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-11 | ||
| JPH03150105A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Kubota Corp | 無機質製品の押出成形方法 |
| JPH03213305A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-18 | Kubota Corp | 無機質壁板の製造方法 |
| JPH0610441A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-18 | Natl House Ind Co Ltd | 多孔質セラミック板 |
-
1995
- 1995-02-28 JP JP7040963A patent/JP2682963B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50140515A (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-11 | ||
| JPH03150105A (ja) * | 1989-11-07 | 1991-06-26 | Kubota Corp | 無機質製品の押出成形方法 |
| JPH03213305A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-18 | Kubota Corp | 無機質壁板の製造方法 |
| JPH0610441A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-18 | Natl House Ind Co Ltd | 多孔質セラミック板 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104441214A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-03-25 | 芜湖市泰能电热器具有限公司 | 一种循轨式条板修平装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2682963B2 (ja) | 1997-11-26 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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