JPH06104855A - フェージングシュミレータ - Google Patents

フェージングシュミレータ

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JPH06104855A
JPH06104855A JP4246762A JP24676292A JPH06104855A JP H06104855 A JPH06104855 A JP H06104855A JP 4246762 A JP4246762 A JP 4246762A JP 24676292 A JP24676292 A JP 24676292A JP H06104855 A JPH06104855 A JP H06104855A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】温度変動の影響を受けにくく、高周波数の平衡
変調器や位相シフタを必要とせず、調整しやすくする。 【構成】フェージングシュミレーションの場合は、符号
遅延手段72の同一シフト段から2つの伝送符号θ
(t)とθ(t)を得、又は2つの符号が相関を保
つ状態でわずかに遅延量をずらせる。第一電波通路と第
二電波通路における各ドプラーシフトはfa,fbとし
てそれぞれシンセサイザ93,94に与えられ、2つの
電波通路の位相差は設定位相θa,θbによって決定さ
れ、レイリー雑音はA(t),B(t)で与えられ、減
衰量は減衰器117,119によって変化させる。隣接
チャネル間の干渉信号を得るには、符号遅延手段より出
力される2つの信号θ(t)とθ(t)とが相関が
無い程度に相互に遅延量の差を大きくし、その状態でシ
ンセサイザの設定周波数の一部faとfbとを十分に離
してチャネル間の周波数差を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル移動通信シ
ステムなどの受信性能を評価するために用いられ、レイ
リー散乱を受けたり、ドプラーシフトを受けたり、フェ
ージングを受けた状態の信号と同様な信号をリアルタイ
ムで発生するフェージングシュミレータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のフェージングシュミレータ
を示す。同相信号I(t)と直交信号Q(t)とが直交
変調器11に加えられ、その変調出力は極座標から直交
座標へ変換する座標変換器12においてその実部と虚部
とに変換(分割)される。これら変換された実部及び虚
部はデジタルの低域通過フィルタ13,14をそれぞれ
通じて乗算型のDA変換器15,16にそれぞれ供給さ
れる。DA変換器15,16の基準電圧源に可変直流電
源17の出力電圧が印加されて直流電圧VA が掛け算さ
れる。
【0003】これらDA変換器15,16の出力はそれ
ぞれ掛け算器18,19に供給され、正弦波発振器21
からの周波数fA の搬送波出力がそのまま掛け算器18
に供給されると共に90度移相回路22を通じて掛け算
器19に供給され、これら掛け算器18,19の出力は
加算器23で加算され、その加算出力、つまり直交変調
出力は掛け算器24において、ランダム雑音発生器25
からの雑音が減衰器26で適当なレベルとされた雑音A
(t)と掛け算される。この雑音が掛けられた信号は減
衰器27でGA だけ減衰され、その減衰された出力は可
変遅延手段28によりtA だけ遅延されて掛け算器29
に供給されると共に移相器31を通じて掛け算器32に
供給される。正弦発振器33より周波数f1 の信号が掛
け算器29に供給されると共に90度移相器34を通じ
て掛け算器32に供給される。掛け算器29,32の出
力は加算器35で加算される。
【0004】一方、加算器23の出力は分岐されて切り
替えスイッチ36の固定接点F側を通じて掛け算器37
にも供給される。掛け算器37には雑音発生器25から
の雑音が減衰器38を通じて雑音B(t)として与えら
れている。この掛け算器37の出力は減衰器39により
B だけ減衰され、さらにその減衰出力は可変遅延手段
41によりtB だけ遅延されて掛け算器42へ供給され
る。周波数f2 の正弦波を発生する発振器43の出力が
掛け算器42に供給されると共に90度移相器44を通
じて掛け算器45に供給され、遅延手段41の出力はフ
ェイズシフタ46を通じて掛け算器45も供給される。
掛け算器42,45の各出力は加算器47で加算され
る。加算器35,47の各出力が加算器48により加算
され、その加算出力は減衰器49でGC だけ減衰を受け
て出力端子51に出力される。
【0005】また、同相信号I′(t)及び直交信号
Q′(t)が直交変調器52において搬送波を直交変調
し、その変調出力が座標変換器53において実部と虚部
とに変換され取り出され、これら実部及び虚部はデジタ
ルの低域通過フィルタ54,55をそれぞれ通じて乗算
型のDA変換器56,57へ供給される。DA変換器5
6,57には可変電源58より電圧VB が基準電源端子
に印加されてVB が掛け算される。DA変換器56,5
7の各出力はそれぞれ掛け算器59,61へ供給され、
発振器62からの周波数fB の搬送波が掛け算器59に
供給されると共に90度移相器63を通じて掛け算器6
1へ供給される。掛け算器59,61の出力は加算器6
4で加算され、その加算出力は切り替えスイッチ36の
固定接点I側を通じて掛け算器37に供給される。
【0006】移動局と固定局または移動局間の通信にお
いては直接波と反射波とが同時に受信され、しかもその
反射波はレベルと位相が変動し、あるいは複数の反射波
が主として受信される。このため受信信号はレベル及び
位相が変動したものとなる。また移動局と固定局間の相
対的移動により受信周波数がいわゆるドプラーシフトに
より変動する。これら変動状態を、シュミレーション
(フェージングシュミレーション)するには切り替えス
イッチ36を固定接点F側とに接続しておく。この時出
力端子51に得られる出力信号は次式で表される。
【0007】GC ・〔GA ・A(t)・cos{2π
(fA +f1 )・(t−tA )+θA(t)}・VA
B ・B(t)・cos{2π(fA +f2 )・(t−
B )+θA (t)}・VA 〕 ここでA(t)は電波の第一通路のレイリー散乱であ
り、B(t)は電波の第二通路のレイリー散乱と等価で
ある。また減衰量GA ,GB はそれぞれ第一,第二通路
の減衰量である。fA が搬送波周波数であり、f1 ,f
2 がそれぞれ第一,第二通路におけるドプラーシフト周
波数である。またθA (t)は送信情報である。さらに
A ,tB はそれぞれ第一,第二通路の時間遅れであ
る。よってこれらの各部の減衰量あるいは遅延手段2
8,41の遅延量tA ,tB また周波数f1 ,f2 など
を変化させることによっていろいろな状態つまり、実際
にフェージングを受けた状態をシュミレートすることが
できる。
【0008】一方隣接チャネル間の干渉をシュミレート
するには切り替えスイッチ36を固定接点I側に接続す
る。この状態における出力端子51の出力は次式で表さ
れる。 GC ・〔GA ・A(t)・cos{2π(fA +f1
・(t−tA )+θA(t)}・VA +GB ・B(t)
・cos{2π(fB +f2 )・(t−tB )+θ
B (t)}・VB 〕 ここでθB (t)はチャネルB側の送信情報である。f
B はチャネルB側の搬送波周波数である。この場合隣接
チャネル間においては搬送波周波数がfA +f 1 とfB
+f2 間の干渉となり且つこれらの時間ないし位相は遅
延手段28,41によって調整され、その周波数差はf
1 ,f2 ,fA ,fB によって変更され、レベルは
A ,GB で変更される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、2つ
の通路差を変更するため可変遅延手段28,41が用い
られているが、この遅延時間tA ,tB を得るには通
常、線路いわゆるケーブルの遅延時間を利用しているた
め温度変動にしたがって遅延時間が変化し、また周波数
によって遅延歪みが生じ、さらに高い分解能で広い範囲
によって遅延時間を変化することが難しい。
【0010】また多数の高周波数の平衡変調器つまり掛
け算器18,19,24,29,32,37,42,4
5,59,61を使用しており、さらに多くの高周波の
位相シフタを使用しているため、周波数に対する調整が
難しい。しかも2つの系統が用いられ構成が複雑となっ
ていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、符号
遅延手段から送信符号がステップ的に遅延され、その2
つの遅延出力の各符号について第一実部と第一虚部、第
二実部と第二虚部が第一、第二座標交換手段により変換
され、これら第一実部、第一虚部は第一デジタルシンセ
サイザーからの余弦波出力及び正弦波出力とそれぞれ第
一、第二掛け算手段によって掛け算され、またこれら第
一、第二掛け算手段の出力はそれぞれ第一、第二乗算型
DA変換手段によって雑音が掛けられると共にアナログ
信号に変換される。一方第二実部、第二虚部は第二デジ
タルシンセサイザーよりの余弦波出力と正弦波出力がそ
れぞれ第三、第四掛け算手段によって掛け算され、これ
ら第三、第四掛け算出力は第三、第四乗算型DA変換手
段によって、上記とことなる雑音が掛け算されると共に
アナログ信号に変換される。第一、第三DA変換手段の
出力が第一加算手段で加算され、第二、第三、第四DA
変換手段の出力は第二加算手段で加算され、これら第
一、第二加算手段の出力が直交変調手段で直交変調され
る。
【0012】
【実施例】図1にこの発明の実施例を示す。直交変調器
71からの送信情報θ(t)は、符号遅延手段72に供
給されてその符号単位即ちステップ的遅延が行われる。
符号遅延手段72は例えばシフトレジスターやFIFO
メモリなどが用いられる。また直交変調器71としては
データー発生用クロック発生器73よりのデーター発生
用クロックが分周器74で1/2に分周され、その分周
出力がアドレスカウンタ75で計数され、そのアドレス
カウンタ75の計数値をアドレスとして同相用メモリ7
6、直交用メモリ77がそれぞれ読みだされて同相信号
I(t)と直交信号Q(t)とが出力される。これら両
出力がそれぞれ切り替えスイッチ78,79を通じて変
調器81へ供給され搬送波長、例えばπ/4DQPSK
変調する。スイッチ78,79は外部からの同相信号及
び直交信号を入力する場合に切り替えられる。
【0013】符号遅延手段72よりそれぞれ符号単位で
ことなる遅延が与えられた、あるいは同一の遅延が与え
られた信号が出力される。符号遅延手段72が例えばシ
フトレジスタの場合は異なるタップ(シフト段)からの
出力あるいは同一タップ(シフト段)からの出力がそれ
ぞれ符号送信情報θA (t)と、θB (t)として取り
出され、座標変換手段82,83へ供給される。座標変
換手段82,83において各入力符号はそれぞれ極座
標、直交座標の変換が行われて実部と虚部がそれぞれ出
力される。座標変換手段82からの実部及び虚部はそれ
ぞれ必要に応じてFIR形デジタル低域通過フィルタ8
4,85を通じて乗算器86,87へ供給される。また
座標変換手段83よりの実部及び虚部はそれぞれ必要に
応じてFIR形デジタル低域通過フィルタ88,89を
通じて乗算器91,92に供給される。
【0014】一方デジタルシンセサイザー93,94が
設けられる。デジタルシンセサイザー93,94はそれ
ぞれ位相及び周波数を変化することができるもので、例
えば図2Aに示すように構成される。即ちトグル型のフ
リップフロップ95からの周波数fR が1/2とされた
一方の出力によりラッチ回路96に加算器97の出力を
ラッチする。加算器97はラッチ回路96の出力と周波
数データkf とを加算する。またラッチ回路96の出力
は位相データkθと加算回路98で加算され、その出力
は、移相回路99において0度の位相または90度の位
相シフトが与えられて、正弦波メモリ101へ読み出し
アドレスとして供給される。正弦波メモリ101には正
弦波形の各サンプル点のレベルが記憶されており、その
読み出されたデジタルの正弦波信号は、ラッチ回路26
に対するラッチ指令によってラッチ回路102にラッチ
され、またこのラッチ指令に対して180度位相がずれ
た信号によってラッチ回路103にラッチされる。ラッ
チ回路102の出力がデジタル正弦波出力となり、ラッ
チ回路103の出力がラッチ回路26に対するラッチと
同時にラッチ回路104にラッチされ、ラッチ回路10
4からデジタルの余弦波出力が得られる。周波数データ
f が周波数fR /2のクロックごとに累積加算される
ため、周波数データkf が大きいほど周波数が高くな
り、周波数データkf が小さいほど周波数は低くなる。
移相回路99はそのまま出力するか、90度位相をずら
して出力するものであるから図2Bに示すように、その
入力データの最上位のビットと次のビットをそのまま通
過するか、それらを排他的論理和を取ったものを最上位
ビットとし、最上位から2番目のビットを反転したもの
を最上位から2番目のビットとして出力するかの切り替
えを行えばよい。このようにして周波数がfR ×kf÷
L+1 、位相θが2π×kθ÷2L の正弦波出力と余弦
波出力とが得られる。fR はフリップフロップ95を駆
動するクロックの周波数である。
【0015】図1の説明に戻って、シンセサイザー93
に対して周波数f1 +faが設定され、位相θaが設定
され、これにより余弦波出力cos{2π(f1 +f
a)t+θa}が出力されて乗算器86に供給され、ま
た正弦波出力sin{2π(f 1 +fa)・t+θa}
が出力されて乗算器87に供給される。一方シンセサイ
ザー94に対しては周波数f1 +fbが設定され、位相
θbが出力され、その余弦波出力cos{2π(f1
fb)・t+θb}が乗算器91に供給され、正弦波出
力sin{2π(f1 +fb)・t+θb}が乗算器9
2に供給される。乗算器86,87の各出力はそれぞれ
乗算型DA変換器105,106に供給され、また乗算
器91,92の各出力はそれぞれ乗算型DA変換器10
7,108に供給される。一方ランダム雑音発生器10
9よりランダム雑音が発生され、その雑音は必要に応じ
て減衰器111にて減衰された後、可変直流電源112
よりの直流電圧と加算回路113で加算され、その加算
回路113の出力がレイリー雑音A(t)として乗算型
DA変換器105,106の各基準電源端子に供給され
てその入力デジタル信号と掛け算されると共に、そのデ
ジタル信号がアナログ信号に変換される。同様に雑音発
生器109からの雑音が減衰器114を通じて加算器1
15に供給されて可変直流電源116の出力直流電圧と
が加算され、加算器115からの出力がレイリー雑音B
(t)として乗算器DA変換器107,108の基準電
源端子に供給されて、その入力デジタル信号に対して掛
け算されると共にそのデジタル信号をアナログ信号に変
換される。
【0016】DA変換器105,106の各出力はそれ
ぞれ減衰器117,118においてそれぞれGaずつ減
衰され、またDA変換器107,108よりの各出力は
減衰器119,121においてそれぞれGB だけ減衰さ
れる。減衰器117,119の出力は加算器122にお
いて加算されて乗算器123に供給され、また減衰器1
18,121の各出力は加算器124で加算されて乗算
器125に供給される。
【0017】基準信号発生器126よりの信号は周波数
R であってシンセサイザー93,94にそれぞれクロ
ックとして供給されると共に、その出力は分周器127
により整数分の1に分周されてデータ発生用クロック発
生器27に供給されると共に、符号遅延手段72に対す
るシフトクロックとして供給され、その他のデジタル処
理のためのクロックとして各部に供給される。さらに基
準信号発生器126の出力は位相ロックループ(PL
L)128に基準信号として供給され、そのPLL12
8には搬送波周波数f0 −f1 が設定入力され、基準信
号と同期した周波数f0 −f1 の信号cos{2π(f
0 −f1 )・t}が出力され、これが搬送波信号として
乗算器123に供給されると共に90度移相器129を
通じて乗算器125に供給される。乗算器123,12
5の出力は加算器131で加算され、その加算出力は減
衰器132にて減衰されて出力端子133に出力され
る。乗算器123,125、移相器129、加算器13
1は直交変調回路134を構成している。またPLL1
28の出力搬送波周波数をf0 −f1 とするのは出力端
子133の出力信号の搬送波周波数f0 を増加したり減
少する必要があり、つまりシンセサイザー93,94に
おいて負の周波数を発生することができないから、f1
だけ高い周波数として、それに対して正、負の周波数f
a,fbを自由に選ぶことができ、これによりその直交
変調回路13における出力搬送波の周波数を中心f0
対し、正にも負にもfa,fbだけ変化することができ
る。
【0018】この構成においては、符号遅延手段72に
シフトレジスタを使用し、そのシフト周波数をfd
し、出力が取り出されるシフト段をna,nbとする
と、座標変換手段82,83に供給される符号情報はそ
れぞれθA (t)=θ(t−na/fd)、θB (t)
=θ(t−nb/fd)となる。よって端子133によ
り出力される信号は次のようになる。
【0019】Gc・〔Ga・A(t)・cos{2π
(f0 +fa)・t+θa+θ(t−na/fd)}+
Gb・B(t)・cos{2π(f0 +fb)・t+θ
b+θ(t−nb/fd)}〕 フェージングシュミレーションの場合は符号選出手段7
2における同一シフト段から、2つの伝送符号θ
A (t)とθB (t)を得、または伝送符号θ
A (t)、θB (t)が相関を保つ状態においてわずか
遅延量をずらす。2つの電波の通路にたいするレイリー
散乱がA(t)とB(t)として与えられ、その第一の
電波通路と第二電波通路における各ドプラーシフトはf
a,fbとしてそれぞれ小さな値が与えられる。その2
つの電波通路の位相差はデジタルシンセサイザー93,
94における設定位相θa,θbにより決定され、レイ
リー雑音はA(t),B(t)で与えられ、減衰量は減
衰器117,119によって変化させられる。第一電波
通路の遅れ時間は{(na/fd)−θa/2π(f0
+fa)}で与えられ、第二電波通路の時間遅れは
{(nb/fd)−θb/2π(f0 +fb)}で与え
られる。このようにすることによって各部を制御し従来
技術と同様にフェージング効果が与えられた信号を得る
ことができる。
【0020】また隣接チャネル間の干渉信号を得る場合
においては、符号遅延手段27においてこれより出力さ
れる2つの信号θA (t)とθB (t)とが相関が無い
程度に相互に遅延量の差を大とし、その状態においてチ
ャネル間の周波数差を得るためにシンセサイザー93,
94の設定周波数の一部faとfbとを互いに十分離
す。この場合も従来と同じように隣接チャネル間の干渉
信号をシュミレーションすることができる。
【0021】上述において、座標変換手段82、フィル
ター84,85、乗算器86,87、DA変換器10
5,106、減衰器111、加算器113、減衰器11
7,118、電源112の組を複数箇設けることによっ
てマルチパスフェージングのシュミレーションやその他
多数チャネル間の干渉シュミレーションを行うことがで
きる。また上述においては、π/4DQPSK変調信号
についてのフェージングシュミレーションを行ったが変
調器71を変更することによって他の通信方式に対する
フェージングや隣接チャネル間干渉のシュミレーション
を行うこともできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた様に、この発明によれば2つ
の通路の差や隣接チャネル干渉の信号通路の差を符号遅
延手段72における遅延の差と、周波数シンセサイザー
93,94における設定位相の差等を利用してデジタル
的に作るため、従来のように遅延線路を使用していない
ため周囲温度の変動によって影響されることがなく、連
続的かつ広範囲にわたって温度や周波数変化に対して安
定で歪みのない伝送遅延シュミレーションを行うことが
可能である。また比較的低い周波数でレイリー散乱やド
プラーシフトの処理をデジタル的に実現しているため、
高い周波数での平衡変調器や位相シフタはわずか終段に
おける直交変調回路134のみでよく、よって周波数に
対する調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】Aはデジタルシンセサイザーの例を示すブロッ
ク図、Bはその移相回路99を示すブロック図である。
【図3】従来のフェージングシュミレータを示すブロッ
ク図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信符号のステップ遅延を実現する符号
    遅延手段と、 位相及び周波数可変な第一、第二デジタルシンセサイザ
    ーと、 上記符号遅延手段からの2つの符号出力のそれぞれにつ
    いて第一実部と第一虚部の第二実部と、第二虚部をそれ
    ぞれ得る第一、第二座標変換手段と、 上記第一実部及び第一虚部にそれぞれ上記第一シンセサ
    イザーの余弦波出力、正弦波出力をそれぞれ掛け算する
    第一、第二掛け算手段と、 上記第二実部、第二虚部に上記第二シンセサイザーの余
    弦波出力、正弦波出力をそれぞれ掛け算する第三、第四
    掛け算手段と、 上記第一、第二掛け算手段の出力にそれぞれ雑音を掛け
    算すると共に、アナログ信号に変換する第一、第二DA
    変換手段と、 上記第三、第四掛け算手段に上記雑音と異なる雑音をそ
    れぞれ掛け算すると共にアナログ信号に変換する第三、
    第四DA変換手段と、 上記第一、第三DA変換手段の各出力を加算する第一加
    算手段と、 上記第二、第四DA変換手段の各出力を加算する第二加
    算手段と、 上記第一加算手段及び第二加算手段の出力を直交変調す
    る変調手段と、 を具備するフェージングシュミレータ。
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