JPH06105686A - ポルフィリンモノクロ−ナル抗体構造遺伝子 - Google Patents

ポルフィリンモノクロ−ナル抗体構造遺伝子

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JPH06105686A
JPH06105686A JP4258584A JP25858492A JPH06105686A JP H06105686 A JPH06105686 A JP H06105686A JP 4258584 A JP4258584 A JP 4258584A JP 25858492 A JP25858492 A JP 25858492A JP H06105686 A JPH06105686 A JP H06105686A
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porphyrin
chain
antibody
ser
monoclonal antibody
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JP4258584A
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Tadayuki Imanaka
忠行 今中
Yuichi Mitsuta
裕一 光田
Makoto Ueda
真 上田
Takuya Hamuro
卓哉 羽室
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 はHまたはCOOH
である。ただしR1 =R 2 =R3 =R4 =Hの場合は除
く)で示されるポルフィリンを特異的に認識するモノク
ロナ−ル抗体の構造遺伝子。 【効果】 本発明のポルフィリンモノクローナル抗体の
構造遺伝子を用いることにより、ポルフィリンモノクロ
ーナル抗体を人為的に管理された条件下で安定に生産す
ることが可能となり、かつ培養日数の大幅な短縮あるい
は生産性の大幅な上昇が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポルフィリンモノクロー
ナル抗体の遺伝子およびポルフィリンモノクローナル抗
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、分子認識に関する研究が盛んに行
われているが、現在合成されているホスト分子は極く簡
単な低分子やイオンしか認識されず、更に大きく複雑な
分子や高分子を認識、応答するホスト分子が望まれてい
る。生体系では酵素による基質の認識、抗原抗体反応な
どの高分子による認識が行われており、非常に高い認識
特異性を有する。免疫系はその高い特異性と多様性ゆえ
にさまざまな方面に利用されている。最近、免疫系を利
用して触媒作用を示す抗体(Catalytic Antibody)が作
られている。ポルフィリンに対するモノクロナ−ル抗体
の中にはポルフィリンの金属錯体と結合することにより
吸収スペクトルが長波長にシフトしたり、また酸化酵素
活性を発現するものがあり、将来記憶素子や人工酸化酵
素として産業上の利用が期待されているものである。
【0003】ポルフィリンの金属錯体はヘモグロビンな
どの酸化を運搬する血液蛋白やカタラ−ゼbやP450など
の酵素の構成成分として広く生体内に存在し、エレクト
ロン輸送や過酸化水素の分解など重要な役割を果してい
る。もしこれらの機能をもつ物質を人工的に作ることが
できれば、種々の用途への応用が期待される。一方、抗
体酵素(Catalytic Antibody)と呼ばれる触媒活性を有
する抗体がラ−ナ−らあるいはシェルツらにより報告さ
れ注目を集めている(Science 234,1566(1986))。その
理由として通常のタンパク質酵素に比べ、抗体酵素の方
が基質特異性の点で数段優れていること、安定性の点で
優れていることや適当なハプテンを用いることにより触
媒する反応や基質特異性を自由に設計できることなどが
挙げられる。これらの多くは反応の遷移状態アナログを
ハプテンとして得られる抗体であるが、補酵素などのコ
ファクタ−をハプテンとして得るこも出来る。後者の方
法の考え方によるとポルフィリンの金属錯体と特異的に
結合できる抗体が得られれば,抗体は上記の機能をもつ
可能性があることになる。
【0004】本発明者らは既にメソーテトラキス(4−
カルボキシフェニル)ポルフィリン(TCPPと略す
る)に対するモノクロ−ナル抗体を数種類調製し、該抗
体がTCPPのZn(II)錯体と結合することが出来るこ
とを報告した(Chem.Lett., 917(1990) 。その後、その
機能および構造について検討した結果、それらの抗体の
中の一つはTCPPと結合することにより吸収スペクト
ルではTCPPのSoret帯が長波長シフトし、CDスペ
クトルでは誘起コットン効果が現れる抗体や合成ポルフ
ィリンの金属錯体と結合させることにより、酸化酵素活
性を発現する抗体を見い出した(特願平3-332513号) 。
これらの抗体は以下の方法により得る。すなわち抗原で
あるTCPPとハプテンであるキ−ホ−ル・リンペット
・ヘモシアニン(KLHと略する)あるいはBSA(Bo
vine Serum albuminn )を共有結合し、これをマウスに
投与し、これにより免疫されたマウスの脾臓細胞を取り
出してミエローマ細胞と細胞融合させて融合細胞を作製
する。この融合細胞中から一般式(I)で示されるポル
フィリンを認識する所望の抗体を産生するクロ−ンをス
クリ−ニングし、該クロ−ンを培養することにより製造
できる。
【0005】上記の方法において単一クロ−ン化した抗
体産生株を予め約1〜2週間前にブリスタンを注射して
おいたBalb/ Cマウスの腹腔に注射し、2週間後腹水を
採取し硫安塩析、各種クロマトグラフィ−により精製す
る。他の方法として抗体産生細胞を無血清培地などで細
胞を拡大培養して抗体を調製する方法がある。しかしな
がらこれらのいずれの調製法も時間がかかり、また生産
される抗体量も限度があり抗体を実用的な規模で生産す
ることは困難であるという欠点を有している。そこで本
発明者らは短時間にしかも大量に生産出来、品質の安定
した抗体の生産を可能にする方法として遺伝子操作技術
で微生物による生産について鋭意検討を続けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的ははポル
フィリンモノクロ−ナル抗体を組み換えDNA 技術を用い
て、経済的、且つ大量に製造する新規な方法を開発する
のに必要なポルフィリンモノクロ−ナル抗体の構造遺伝
子を提供すると同時に蛋白工学手法によりポルフィリン
モノクロ−ナル抗体の性質を改変するに必要な基本とな
る構造遺伝子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(I):
【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 はHまたはCOOH
である。ただしR1 =R 2 =R3 =R4 =Hの場合は除
く)で示されるポルフィリンを特異的に認識するモノク
ロナ−ル抗体の構造遺伝子である。
【0008】また本発明はL鎖のVL およびCL 領域内
に、配列番号1に記載されるアミノ酸配列を含有するポ
ルフィリンモノクロ−ナル抗体またはH鎖のVH および
CH1領域内に、配列番号2に記載されるアミノ酸配列を
含有するポルフィリンモノクロ−ナル抗体またはFab
断片内に配列番号1に記載されるアミノ酸配列および配
列番号2に記載されるアミノ酸配列を含有するポルフィ
リンモノクロ−ナル抗体である。なお、イムノグロブリ
ンG(IgG)の一次構造を図1に示す。
【0009】一般に免疫系は、病原菌に対する高等動物
の防御機構として考えられているが、非自己物質(免疫
原、抗原)が生体内に浸入するとこれを特異的に結合す
る免疫グロブリン(Ig抗体)が生産される。この免疫
グロブリンはすべて基本的に類似の構造をしており、2
本鎖の重鎖(H鎖)と2本の軽鎖(L鎖)から構成され
ている。H鎖、L鎖とも抗原との結合部位はN末端から
100-110 番目までのアミノ酸でそのアミノ酸配列は抗体
の特異性により変化する。そこでこの部分を可変領域
(V領域:VL 、VH )という。V領域より後方のアミ
ノ酸配列は抗体のクラスによって一定で定常領域(C領
域:CL 、CH )と呼ばれる(図1参照)。またV字形
構造の二股に分かれる根元の部分はヒンジ領域と呼ば
れ、パパインやトリプシンなどの酵素で容易に切断する
ことができる。この時に得られる抗原結合部位を有する
2つのフラグメントは、Fab フラグメントと呼ばれる。
Ig分子において抗原に認識に直接関与している部分は
可変領域であり、とりわけその領域内にある超可変領域
であると考えれている。
【0010】本発明のポルフィリンモノクロ−ナル抗体
とは、TCCPを特異的に認識するモノクローナル抗体
であり、以下の方法にて製造される。すなわち抗原であ
るTCPPとハプテンであるKLHを共有結合し、これ
をマウスに投与して免疫されたマウスの脾臓細胞を取り
出してミエローマ細胞との融合細胞を作製する。この融
合細胞中から一般式(I)で示されるポルフィリンを認
識する所望の抗体を産生するクロ−ンをスクリ−ニング
し、該クロ−ンを培養することにより製造できる。 この
方法において単一クロ−ン化した抗体産生株を例えば予
め約1〜2週間前にブリスタンを注射しておいたBalb/
Cマウスの腹腔に注射し、2週間後腹水を採取し硫安塩
析、各種クロマトグラフィ−により精製する。他の方法
として抗体産生細胞を無血清培地などで細胞を拡大培養
して抗体を調製する方法がある。この融合細胞を作製
し、これにより一般式(I)で示されるポルフィリンを
認識するモノクローナル抗体を得る。
【0011】これらの抗体は、ポルフィリンに対する解
離定数(Dissociation Constantsof Porphyrins )が
異なったり、酸化酵素活性が異なるなど性質が異なる抗
体が認められる。本発明ではこれらのポルフィリンモノ
クロ−ナル抗体の一つ(13-1株産生)の構造遺伝子の取
得と塩基配列の決定に当り、次の工程を実施する。
【0012】(a) マウスハイブリド−マ抗体産生細胞の
取得 (b) 各種細胞よりmRNAの調製 (c) cDNA第一鎖の合成 (d) H鎖及びL鎖のPCR (e) 制限酵素処理 (f)大腸菌プラスミドベクタ−によるクロ−ニングと塩
基配列決定
【0013】以下に上記工程を詳述する。 (a) マウスハイブリド−マ抗体産生細胞の取得 ポルフィリンに対するモノクロ−ナル抗体産生細胞を作
製し、その細胞から抗体の構造遺伝子を決定するために
抗体産生細胞を以下の工程により調製する。抗体産生細
胞作製にあたりTCPPをハプテンとして用いる。まず
このポルフィリンをキヤリア−蛋白であるKLHの側鎖
に結合し、これをアジュバンド(Complete Freunds Adj
uvant)と混合し、エマルジョンにしたものを抗原として
マウス(Balb/c)の腹腔内に注射する。これにより免疫
されたマウスの脾臓細胞を取り出してミエローマ細胞を
細胞融合し、融合細胞からハプテンとして用いたポルフ
ィリンを認識する抗体を、TCPPを抗原としてEnzyme
Linked Immunosorbent Assay (ELISA) により見い出
す。それぞれの抗体産生細胞をマウスの腹腔内で増殖さ
せ、その腹水を凍結保存(-80℃)する。mRNA調製に
際し、それぞれの腹水を解凍し組織培養用無血清培地で
培養し細胞を回収する。
【0014】(b) mRNAの調製 培養細胞より常法(例えばMolecular Cloning 191 頁(1
982))に従い、全RNAの抽出およびポリ(A)+RNA を調
製する。すなわち培養細胞のRNaseの賦活性化とタ
ンパク質の変性作用によるRNAの解離を行うため培養
細胞をグアニジウムチオシアネ−ト(GTCと略する)
およびN−ラウロイルザルコシンを加えホモジナイズす
る。この細胞破砕液を遠心分離し蛋白質を除去し、粗R
NAを含む上澄液を得る。次にmRNAをこれより調製
する。mRNAの3'末端に存在するポリA構造とこれに
相補的な塩基配列オリゴdT構造をリガンドとしてもつカ
ラムを用い、特異的な吸着と脱離でRNAを精製する。
すなわち粗RNAを含む上澄液を予め活性化しておいた
オリゴ(dT)カラムに吸着させ、次に溶出させることに
よりポリ(A)+RNAを得る。
【0015】(c)cDNA第一鎖の合成 cDNA第一鎖の合成には得られたポリ(A)+RNAにオ
リゴdTを付加し、これをプライマ−として逆転写酵素を
作用させることにより、DNA−RNAハイブリッドを
合成し、これを熱変性させDNA鎖を得る。
【0016】(d) H鎖およびL鎖の増幅(PCR:Pol
ymerase Chain Reaction) 上記(c) で得られたcDNAの第一鎖は、抗体のL鎖及
びH鎖をコ−ドしている遺伝子である。近年、抗体の研
究によりL鎖およびH鎖はモノクロ−ナル抗体の種類に
かかわらず、すべての抗体にはよく保存されているアミ
ノ酸配列を構成している領域があることが判っている。
この知見を利用してモノクロナ−ル抗体を免疫された脾
臓やリンパ節からの血球や組織から遺伝子操作手法で選
抜出来るようになってきている。すなわち下記方法がモ
ノクロナ−ル抗体産生細胞の作製のためのスクリ−ニン
グに通常、使用されている。マウスやヒトのリンパ球を
精製し細胞を融解した後、mRNAを分離する。分離m
RNAをオリゴ(dT)プライマ−でcDNA鎖を合成す
る。次にH鎖およびL鎖に特異的な増幅プライマ−でP
CRを行い、cDNA断片を増幅する。このように増幅
したH鎖増幅産物をプ−ルし、H鎖ベクタ−(Stratacyt
e 社製)にライゲ−ションする。同様にL鎖増幅産物を
プ−ルし、L鎖ベクタ−にライゲ−ションする。これを
ラムダファ−ジパッケ−ジングし、シャーレにプレ−テ
イングし、ライブラリ−を得る。H鎖ライブラリ−から
のファ−ジDNAを制限酵素で切断(ストラタジ−ン社
の場合 EcoRI,HindIII)する。同様にL鎖ライブラリ−
からのファ−ジDNAを制限酵素(ストラタジ−ン社の
場合 EcoRI, MluI)で消化する。H鎖とL鎖産物を結合
し、コンビネ−ションライブラリ−を作成した後、抗原
結合蛋白のためのスクリ- ニングにはパッケ−ジング、
プレ−テイングの操作を経て、発現させることによりス
クリ−ニングする方法である(ImmunoZap TM Cloninng
and Expression System, Stratacyte 社)。この方法は
1000万個のクロ−ンが1週間以内にスクリ−ニングさ
れ、従来のハイブリド−マ法に比較してスクリ−ニング
されるクロ−ン数を大幅に増加できる長所を有してい
る。
【0017】本発明では、この方法を利用しH鎖および
L鎖の増幅をおこなう。すなわち、L鎖の増幅のため5'
側プライマ−としてVL(κ) (表3に記載)、3'側プラ
イマ−としてCL(κ) (表3に記載)を用いてPCRを
行った.またH鎖の増幅には3'側プライマ−としてCH1
(γ1)(表4に記載)を使用し、5'側プライマ−として
VHa、VHb、VHc、VHdの4種のプライマ−(表4に記
載)を用いて通常の方法でPCRを行った。
【0018】(e) 制限酵素処理 PCR法により増幅したDNA鎖においてL鎖領域の両
側にある制限酵素サイトをもつ酵素(例えばSacIとXba
I)で処理して、切断反応物をアガロ−ス電気泳動を行
い、約700 塩基対のDNA 断片を抽出する(図2参照)。
抽出断片DNAをImmunoZapLベクタ−とライゲ−ション
し、Giga Pack Gold Kit(Stratagene 社製)を用いてパ
ッケケ−ジングを行う。次に大腸菌 XL-1Blue に形質導
入しファ−ジミドDNAをアルカリ抽出により調製し、
再度制限酵素(例えばSacI-XbaI )で処理する。切断反
応産物をアガロ−ス電気泳動し切り出されたDNA断片
を抽出する。H鎖についても同様にPCR法で増幅した
DNA断片の中のH鎖を適切な制限酵素(例えばXhoIお
よびSpeI)で制限酵素処理を行い切り出す(図3参
照)。この消化反応物を次にアガロ−ス電気泳動を行い
DNA断片を抽出する。さらにImmunoZap Hベクタ−と
ライゲ−ションしてL鎖と同様にパッケ−ジング、大腸
菌XL-Blue 形質導入、ファ−ジミド取り出し、DNA アル
カリ抽出、制限酵素(例えばXhoIおよびSpeI)処理、ア
ガロ−ス電気泳動によるDNA断片の単離を行う。
【0019】(f) 大腸菌プラスミドベクタ−クロ−ニン
グと塩基配列決定 H鎖、L鎖各クロ−ン共に通常のシ−ケンス方法、ここ
ではM13mp18 およびM13mp19 にサブクロ−ニングし、一
本鎖シ−ケンス法により塩基配列を決定する。
【0020】
【発明の効果】本発明の構造遺伝子は発現ベクタ−に挿
入して適当な宿主細胞において発現させ得る組み換えプ
ラスミドを調製し、宿主細胞を形質転換して組換え宿主
細胞(形質転換体)を得、本発明の構造遺伝子を発現さ
せ得る条件下で前記組換え宿主細胞(形質転換体)を培
養してポルフィリンモノクロ−ナル抗体を産生させ、回
収させることができる。すなわち本発明のポルフィリン
モノクロ−ナル抗体の構造遺伝子、該遺伝子を含有する
組換えプラスミドで宿主細胞を形質転換させた形質転換
体を用いることにより、ポルフィリンモノクロ−ナル抗
体を人為的に管理された条件下で安定に生産することが
可能になり、かつ培養日数の大幅な短縮あるいは生産性
の大幅な上昇が可能となる。また本発明の構造遺伝子を
塩基配列の変更により目的の性質を有する抗体への改変
が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を詳しく説明す
る。 実施例1 (1)ハイブリド−マ細胞(ポルフィリンモノクロ−ナ
ル抗体産生細胞)の培養抗ポルフィリンモノクロ−ナル
抗体産生細胞の作成については既に前記した方法で作成
した。即ち、TCPPをハプテンとして用いた。まずこ
のポルフィリンをキヤリアー蛋白であるKLHの側鎖に
1,1'- カルボニルジイミダゾールを用いて共有結合し、
これをコンプリート・フロインド・アジュバンドと混合
し、懸濁化したものを抗原としてマウス(Balb/C) 腹腔
内に注射した。これにより免疫されたマウスの脾細胞を
取り出してミエローマ細胞を融合し、融合細胞からハプ
テンとし用いたポルフィリンを認識する抗体をTCPP
を抗原としてELISA により5種類見出し、それぞれを凍
結して保存した。ここでは抗ポルフィリン抗体産生細胞
のひとつ13-1株(-800C 冷凍保存)を以下の方法で培養
した。即ちセラムチュ−ブ内に約1ml冷凍保存しておい
た抗体産生細胞を37℃の温浴中で解凍した。次にこれ
を滅菌済みの遠心管に移し、ゲンタマイシン・サルフェ
ート50μg/ml含むセルグロッサ−H(組織培養無血清
培地、住友製薬製)溶液10mlと混合した後、遠心分離
(1000rpm,5分)し、アスピレ−タ−で上澄液を除去し
た。この操作を再度繰り返した後に、セルグロッサ−H
溶液30mlを添加し約10mlずつ3枚のシャ−レ(組織
培養用、外径x高さ=94×21:岩城硝子 25020 DISH100
N )に分注し、37℃、5%CO2 で3日インキュベ−
トした。更にこの培養液から新たにシャ−レに植え継ぎ
を行い、細胞が十分に増殖したプレ−トの培養液をアス
ピレ−タ−で除き、浮遊している死細胞を除去した。こ
の細胞をもとにプレ−トに約10mlのセルグロッサ−H
溶液を加え、プレ−ト16枚まで拡大培養した。全ての
プレートが十分増殖したところで細胞を遠心分離により
回収した。
【0022】(2) mRNAの調製 (1) 細胞破砕と全RNAの抽出 遠心分離により回収した細胞に1.5mlの抽出用緩衝液
(グアニジウム・チオシアネート、N-ラウロイル・ザル
コシン) を加え、26−Gの針を取り付けたシリンジで
溶液を出し入れすることによりホモジナイズした。この
ホモジナイズ液に溶出用緩衝液(10 mM Tris-HCl(pH7.
4), 1mM EDTA)3mlを加え、簡単にホモジナイズ後、滅
菌したポリプロピレンのチュ−ブに移し,遠心分離(1
0,000rpm,5分間)して上清を回収した。
【0023】(2) mRNAの精製 上記の方法で得た全RNA抽出液をオリゴ(dT)- セルロ
ース・スパン・カラム(Quick PrepTM mRNA精製用キッ
ト、Pharmacia 社) にチャ−ジした後、カラムの頭に蓋
をして10分間振とうした。その後遠心分離(350G,2
分)を行ない、上澄をデカンテ−ションにて除いた。次
に高塩緩衝液(10mM Tris-HCl(pH7.4),1mM EDTA,0.5M N
aCl)を注入し、軽く振とう後、遠心分離(350G,2分)を
行い、上清をデカンテ−ションにて除いた。更にカラム
の蓋をとり低塩緩衝液(10mM Tris-HCl(pH7.4), 1mM ED
TA, O.1M NaCl)3mlを注入し、軽く振とう後、遠心分離
(350G,2分間)し、緩衝液を除いた。次に滅菌した1.
5ml容スクリュー・トップエッペンチュ−ブを遠心管内
に入れ、その上にカラムの下部がエッペン管の開口部に
入るように置いて、65℃でインキュベ−トしておいた
溶出用緩衝液(10mM Tris-HCl(pH7.4),1mM EDTA)250
μl をカラムの上から注入し、遠心分離(350G,2分)し
溶出させた。その操作をさらに2回行った。回収したm
RNAの定量は、260 nμにおける吸光度(A26
0)を測定することにより行なった。 [RNA濃度]=(A260)×40μg/ml 尚、調製したサンプルは、グリコ−ゲン溶液(10mg/ml
DEPC処理水)10μl と1/10量の酢酸カリ溶液 (2.
5M酢酸カリウム(pH5.0))および2〜2.5倍量のエタノ
−ルを加え、−80℃にて保管した。
【0024】この方法で得られたRNA量は次の様であ
る。
【表1】
【0025】(3)cDNA合成 13-1株から得られたRNA(8.3μg)をエッペンドルフチ
ュ−ブ(オ−トクレ−ブ済み)中で蒸留水を加えて溶解
させ、オリゴ(dT)18プライマ−4μl(400mg)を加え、6
5℃、5分加温した後、室温で45分間放置した。更に
この混合液にさらに下記の試薬を加えた。 10×1本鎖cDNA合成緩衝液 10 μl 40U/μl ヒト胎盤由来リボクヌクレアーゼ阻害剤 10 μl (400単位) 10 mM dNTP 5 μl (50 nmol) 逆転写酵素(Life Sciences 社 AMVRTxL) 2 μl
【0026】この反応混合液を41℃、90分間加温し
酵素反応を行った。尚、合成されたcDNA量の推定は
次のように行なった。即ち、反応液を5μl取り、これ
に〔32P〕dCTP0.5μl を加え、反応を行った。
反応後、40℃に冷却し反応を停止させた。反応の進行
をモニタ−するための〔32P〕dCTPの取り込みの測
定は、反応終了後の反応液をワットマンGF/Cフィル
タ−2枚それぞれに反応液1μl を滴下し、そのうち1
枚は風乾後、シンチレ−ション液に浸し,全〔32P〕d
CTPをカウントした。他の一枚は5%TCA/20mM
ピロリン酸ナトリウム、蒸留水、エタノ−ルの順でフィ
ルタ−の洗浄をおこない、cDNAを取り込まれた〔32
P〕dCTPをカウントすることにより反応の進行を推
定した。合成されたcDNA量は、0.17μg であっ
た。
【0027】(4)PCRによる増幅 次に、調製されたcDNAの第一鎖のPCRによる増幅
をImmunoZapTM クロ−ニングキット(Stratatacyte社
製)を用いて行った。 (1)抗体遺伝子の確認 まずモノクロナ−ル抗体遺伝子が上記の方法で取得され
ていることを確認するため、コントロール実験として抗
体遺伝子構造の中でよく保存性の高いCH2,CH3領域を
プライマ−CH2,CH3(IgG1用プライマ−)を用いて増
幅することを確認した(表2)。
【0028】増幅用反応組成として下記の組成を使用し
た。 第一鎖合成反応液 5 μl 2mM dNTPs 10 μl プライマー(CH2 ,CH3 ) 1.5 μl 10 xレプリゼム緩衝液 10 μl 蒸留水 71.5 μl この反応混合液を94℃、5分処理した後、54℃、5
分保温し、次にレプリゼムTM0.5μl(25 Units) (Ep
icentre 社製、耐熱性 DNAポリメラーゼ)を加え、(72
℃で3分間処理、93℃で1.5 分間処理、54℃で2.5 分間
処理)を39サイクル繰り返した後、72℃、10分放
置後、40℃に冷却した。このPCRによる増幅の結
果、13-1株については、595bpのCH2−CH3のPCR
産物と考えられるバンドが確認され、抗体遺伝子が取得
されていることが判明した。
【0029】
【表2】
【0030】(2) L鎖の増幅 L鎖のPCRは、抗体遺伝子の確認実験と同じ条件で行
なった。即ち5'側プライマ−としてVL(κ)(表3に記
載)を用い、3'側プライマ−としてCL(κ)(表3に記
載)を用いてPCRを行なった。また13-1株の抗体遺伝
子については該抗体蛋白のN末端アミノ酸配列が決定さ
れているので、5'側プライマ−として以下に示すような
オリゴマ−VL(κ)・13−1(表3に記載)を使用し
てPCRを行った。その結果、目的領域のDNA断片の
増幅が見られた。
【0031】
【表3】
【0032】(3) H鎖の増幅 H鎖の増幅も抗体遺伝子の確認実験と同様に行なった。
3'側プライマ−としてCH1( γ1)(表4に記載)を用
い、5'側プライマーとしてVHa〜VHdの4種のプライマ
−(表4に記載)を用いてPCRを行なった結果、VHb
−CH1 (γ1)のプライマ−(表4に記載)で増幅した場
合に抗体遺伝子の増幅が見られた。
【0033】
【表4】
【0034】(5) 制限酵素処理とクロ−ニング (1) L鎖増幅産物の制限酵素処理とクロ−ニング L鎖の増幅で得られたPCR産物(PCR反応液を全量フェ
ノ−ル/クロロホルム抽出、エタノ−ル沈殿を行い電気
泳動をかけ、目的バンドでGene CleanIIキットで回収し
蒸留水に溶解させたもの)を下記の条件で制限酵素で消
化した。 L 鎖PCR 産物 25 μl 10×T緩衝液 20 μl O.1%BSA 20 μl SacI(12 u/ul) 6 μl(60 U) XbaI(8 u/ul) 7.5 μl(60 U) 蒸留水 147.5 μl 計 200 μl 上記反応混合液を37℃、20分間反応させた後、反応
液を1.5%アガロ−スゲル電気泳動をおこなった。電
気泳動後、約700bpのDNA断片をゲル抽出用キット
(BIO-101 社、Gene CleanIIキット) を用い抽出した。
【0035】次に調製したDNA断片を次の操作でImmu
noZAP L ベクタ−(図2)にライゲ−ションした。 ImmunoZAP L ベクター(1μg/μl) 1 μl (1μg) XbaI-SacI DNA フラグメント(0.1μg/μl) 0.3 μl (0.03 μg) T4 DNAライゲース(1U/μl) 0.5 μl (0.5 U) 5 ×ライゲーション緩衝液 2 μl 蒸留水 6.2 μl 計 10 μl
【0036】上記反応混合液で反応温度4℃で終夜反応
させた。反応後ラムダDNAインビトロパッケ−ジング
キット(Giga Pack Gold Kit,stratagene 社)を用いて
パッケ−ジングし、次に大腸菌 XL-1 Blueに感染させ、
得られたプラ−クをSM緩衝液(NaCl 5.8g/l, MgSO4
2.0g/l, 1M Tris-HCl(pH7.5)50ml/l, 2% ゼラチン 5ml/
l):クロロホルム=25:1を500μl に懸濁して
λファ−ジのストックを得た。大腸菌 XL-1 Blueに50
μl のファ−ジストック液(1X105pfu)をヘルパ−ファ
−ジR408(1X103pfu )とを二重感染させ、37℃で3時
間培養した。この培養液を70℃、20分間の処理し遠
心分離し、その上清にブルースクリプトの1本鎖を得
た。この1本鎖ブルースクリプトを用いて大腸菌 XL-Bl
ueを形質転換し、2本鎖ブルースクリプトをもつ菌体を
得た。本菌体よりアルカリ法に従いファ−ジミドDNA
を抽出した。この調製したDNAを再びXba I及びSac
Iで処理した反応液を前記と同様に1.5%アガロ−ス
電気泳動し約700bpのDNA断片を抽出した(図2参
照)。
【0037】(2) H鎖増幅産物の制限酵素処理とクロ−
ニング H鎖の増幅で得られたPCR産物を下記の条件で制限酵
素で消化した。 H 鎖PCR産物 25 μl 10×K緩衝液 20 μl XhoI(12u/ul) 5 μl(60 U) SpeI(10 u/ul) 6 μl(60 U) 蒸留水 144 μl 計 200 μl 上記反応混合液をL鎖の場合と同様に、反応温度37℃
で2時間反応させた。反応後L鎖の場合と同様に約700b
pのDNA断片をゲル抽出し、Immuno ZAP Hベクター
(図3)にライゲーション反応後、ラムダDNAインビ
トロパッケ−ジングキット(Giga Pack Gold Kit,strat
agene 社)を用いてパッケ−ジングし、次に大腸菌 XL-
1 Blueに感染させ培養液5ml を遠心分離し、上澄みにフ
ァ−ジをえた。以後、L鎖増幅産物の制限酵素処理とク
ロ−ニングと同様に2本鎖ブルースクリプトをもつ菌体
を得た。本菌体よりアルカリ法に従い、ファ−ジミドD
NAを抽出した。この調製DNAを再びXhoIおよびSpeI
で処理した反応液を使用して、前記と同様1.5%アガ
ロ−ス電気泳動し約700bpのDNA断片を抽出した
(図3参照)。
【0038】(6)大腸菌プラスミドベクタ−へのサブ
クロ−ニングとシ−ケンス (1) 大腸菌プラスミドベクタ−へのサブクロ−ニング L鎖については5−(1) 調製したDNA断片をM13mp18,
M13mp19 のXbaI-SacIサイトに常法に従いサブクロ−ニ
ングした。H鎖についても5−(2) で調製したDNA 断片
を同様にM13mp18,M13mp19 のXhoI-SpeI サイトにサブク
ロ−ニングした。このようにサブクロ−ニングしたプラ
スミドより1本鎖シ−ケンス法により塩基配列を決定し
た。シ−ケンスはシ−ケネ−ス Ver.2.07-Deaza-dGTP
キット(USB 社製)およびT7シ−ケンシング・キット
(Pharmacia 社)を用いて決定した。
【0039】以上の方法により塩基配列が得られ、図2
および図3に示しようにL鎖、H鎖いずれにも、可変領
域、定常領域によく保存されている領域が認められた。
【0040】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:612 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:マウス 株名:ポルフィリンモノクローナル抗体産生細胞13−
1株 配列の特徴: 特徴を表す記号:domain 存在位置:1..291 特徴を決定した方法:E 他の情報:VL ドメイン 特徴を表す記号:domain 存在位置:316..624 特徴を決定した方法:E 他の情報:CL ドメイン 配列 GCT TCT TTG GCT GTG TCT CTG GGG 24 Asp Ile Val Leu Thr Gln Ser Pro Ala Ser Leu Ala Val Ser Leu Gly 1 5 10 15 CAG AGG GCC ACC ATC TCA TGC AGG GCC AGC AAA AGT GTC AGT GCA TCT 72 Gln Arg Ala Thr Ile Ser Cys Arg Ala Ser Lys Ser Val Ser Ala Ser 20 25 30 GGC TAT ATT TAT ATG CAC TGG TAC CAA CAG AAA CCA GGA CAG CCA CCC 120 Gly Tyr Ile Tyr Met His Trp Tyr Gln Gln Lys Pro Gly Gln Pro Pro 35 40 45 AAA CTC CTC ATC TCT CTT GCA ACC AAC CTA GAA TCT GGG GTC CCT GCC 168 Lys Leu Leu Ile Ser Leu Ala Thr Asn Leu Glu Ser Gly Val Pro Ala 50 55 60 AGG TTC AGT GGC TCT GGG TCT GGG ACA GAC TTC ACC CTC AAC ATC CAT 216 Arg Phe Ser Gly Ser Gly Ser Gly Thr Asp Phe Thr Leu Asn Ile His 65 70 75 80 CCT GTG GAG GAG GAG GAT GTT GCA ACC TAT TAC TGT CAG CAC AGT AGG 264 Pro Val Glu Glu Glu Asp Val Ala Thr Tyr Tyr Cys Gln His Ser Arg 85 90 95 GAG CTT CCG CTC ACG TTC GGT GCT GGG ACC AAG CTG GAG CTG AAA CGG 312 Glu Leu Pro Leu Thr Phe Gly Ala Gly Thr Lys Leu Glu Leu Lys Arg 100 105 110 GCT GAT GCT GCA CCA ACT GTA TCC ATC TTC CCA CCA TCC AGT GAG CAG 360 Ala Asp Ala Ala Pro Thr Val Ser Ile Phe Pro Pro Ser Ser Glu Gln 115 120 125 TTA ACA TCT GGA GGT GCC TCA GTC GTG TGC TTC TTG AAC AAC TTC TAC 408 Leu Thr Ser Gly Gly Ala Ser Val Val Cys Phe Leu Asn Asn Phe Tyr 130 135 140 CCC AAA GAC ATC AAT GTC AAG TGG AAG ATT GAT GGC AGT GAA CGA CAA 456 Pro Lys Asp Ile Asn Val Lys Trp Lys Ile Asp Gly Ser Glu Arg Gln 145 150 155 160 AAT GGC GTC CTG AAC AGT TGG ACT GAT CAG GAC AGC AAA GAC AGC ACC 504 Asn Gly Val Leu Asn Ser Trp Thr Asp Gln Asp Ser Lys Asp Ser Thr 165 170 175 TAC AGC ATG AGC AGC ACC CTC ACG TTG ACC AAG GAC GAG TAT GAA CGA 552 Tyr Ser Met Ser Ser Thr Leu Thr Leu Thr Lys Asp Glu Tyr Glu Arg 180 185 190 CAT AAC AGC TAT ACC TGT GAG GCC ACT CAC AAG ACA TCA ACT TCA CCC 600 His Asn Ser Tyr Thr Cys Glu Ala Thr His Lys Thr Ser Thr Ser Pro 195 200 205 ATT GTC AAG AGC 612 Ile Val Lys Ser 210
【0041】配列番号:2 配列の長さ:615 配列の型:核酸 鎖の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:マウス 株名:ポルフィリンモノクロ−ナル抗体産生細胞13−
1株 配列の特徴 特徴を表す記号:domain 存在位置:1..315 特徴を決定した方法:E その他の情報:VH ドメイン 特徴を表す記号: 存在位置:316..615 特徴を決定した方法:E その他の情報:CH ドメイン 配列 GGA GGC TTG GTG AGG CCT GGA AAT 24 Gly Gly Leu Val Arg Pro Gly Asn 5 TCT CTG AAA CTC TCC TGT CTT ACC TCG GGG TTC ACT TTC AGT AAC TAC 72 Ser Leu Lys Leu Ser Cys Leu Thr Ser Gly Phe Thr Phe Ser Asn Tyr 10 15 20 CGG ATG CAC TGG CTT CGC CAG CCT CCA GGG AAG AGG CTG GAG TGG ATT 120 Arg Met His Trp Leu Arg Gln Pro Pro Gly Lys Arg Leu Glu Trp Ile 25 30 35 40 GCT GTA ATT ACA GTC AAA TCT GAT AAT TAT GGA GCA AAA TAT GCA GAG 168 Ala Val Ile Thr Val Lys Ser Asp Asn Tyr Gly Ala Lys Tyr Ala Glu 45 50 55 TCT GTG AGA GGC AGA TTC ACT ATT TCA AGA GAT GAT TCA AAA AGC AGT 216 Ser Val Arg Gly Arg Phe Thr Ile Ser Arg Asp Asp Ser Lys Ser Ser 60 65 70 GTC TAC CTG CAG ATG AAC AGA TTA AGA GAG GAA GAC ACT GCC ACT TAT 264 Val Tyr Leu Gln Met Asn Arg Leu Arg Glu Glu Asp Thr Ala Thr Tyr 75 80 85 TAC TGT TGT AGA ACC CCC TGG GTC TAT GCT ATG GAC TGC TGG GGT CAA 312 Tyr Cys Cys Arg Thr Pro Trp Val Tyr Ala Met Asp Cys Trp Gly Gln 90 95 100 GGA ACC TCA GTC ATC GTC TCC TCA GCC AAA ACG ACA CCC CCA TCT GTC 360 Gly Thr Ser Val Ile Val Ser Ser Ala Lys Thr Thr Pro Pro Ser Val 105 110 115 120 TAT CCA CTG GCC CCT GGA TCT GCT GCC CAA ACT AAC TCC ATG GTG ACC 408 Tyr Pro Leu Ala Pro Gly Ser Ala Ala Gln Thr Asn Ser Met Val Thr 125 130 135 CTG GGA TGC CTG GTC AAG GGC TAT TTC CCT GAG CCA GTG ACA GTG ACC 456 Leu Gly Cys Leu Val Lys Gly Tyr Phe Pro Glu Pro Val Thr Val Thr 140 145 150 TGG AAC TCT GGA TCC CTG TCC AGC GGT GTG CAC ACC TTC CCA GCT GTC 504 Trp Asn Ser Gly Ser Leu Ser Ser Gly Val His Thr Phe Pro Ala Val 155 160 165 CTG CAG TCT GAC CTC TAC ACT CTG AGC AGC TCA GTG ACT GTC CCC TCC 552 Leu Gln Ser Asp Leu Tyr Thr Leu Ser Ser Ser Val Thr Val Pro Ser 170 175 180 AGC ACC TGG CCC AGC GAG ACC GTC ACC TGC AAC GTT GCC CAC CCG GCC 600 Ser Thr Trp Pro Ser Glu Thr Val Thr Cys Asn Val Ala His Pro Ala 185 190 195 200 AGC AGC ACC AAG GTG 615 Ser Ser Thr Lys Val 205
【図面の簡単な説明】
【図1】イムノグロブリンG(IgG)の一次構造を示
す。
【図2】Immuno ZAP Lベクターを示す。
【図3】Immuno ZAP Hベクターを示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 15/28 8517−4H C12N 5/20 15/06 (C12N 15/12 C12R 1:91) (C12P 21/08 C12R 1:91) 8931−4B C12N 15/00 C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 はHまたはCOOH
    である。ただしR1 =R 2 =R3 =R4 =Hの場合は除
    く)で示されるポルフィリンを特異的に認識するモノク
    ロナ−ル抗体の構造遺伝子。
  2. 【請求項2】 L鎖のVL およびCL 領域内に、配列番
    号1に記載される塩基配列を含有する請求項1記載のモ
    ノクロナ−ル抗体構造遺伝子。
  3. 【請求項3】 H鎖のVH およびCH1領域内に、配列番
    号2で記載される塩基配列を含有する請求項1記載のモ
    ノクロナ−ル抗体構造遺伝子。
  4. 【請求項4】 L鎖のVL およびCL 領域内に、配列番
    号1に記載されるアミノ酸配列を含有するポルフィリン
    モノクロ−ナル抗体。
  5. 【請求項5】 H鎖のVH およびCH1領域内に、配列番
    号2に記載されるアミノ酸配列を含有するポルフィリン
    モノクロ−ナル抗体。
  6. 【請求項6】 Fab断片内に配列番号1に記載される
    アミノ酸配列および配列番号2に記載されるアミノ酸配
    列を含有するポルフィリンモノクロ−ナル抗体。
JP4258584A 1992-09-28 1992-09-28 ポルフィリンモノクロ−ナル抗体構造遺伝子 Pending JPH06105686A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5741894A (en) * 1995-09-22 1998-04-21 Baxter International, Inc. Preparation of pharmaceutical grade hemoglobins by heat treatment in partially oxygenated form

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5741894A (en) * 1995-09-22 1998-04-21 Baxter International, Inc. Preparation of pharmaceutical grade hemoglobins by heat treatment in partially oxygenated form

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