JPH06106447A - 工作機械の冷却方法及び工作機械 - Google Patents
工作機械の冷却方法及び工作機械Info
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- JPH06106447A JPH06106447A JP28112292A JP28112292A JPH06106447A JP H06106447 A JPH06106447 A JP H06106447A JP 28112292 A JP28112292 A JP 28112292A JP 28112292 A JP28112292 A JP 28112292A JP H06106447 A JPH06106447 A JP H06106447A
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- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バイト高さの相対変化が安定するまでのアイド
リング時間の短縮及び主軸回転数の変更に伴う再度のア
イドリングとバイト高さの再調整を不要とする。 【構成】タンク66内の冷媒65を主軸台6に供給し、
主軸台6を冷却した後の昇温した冷媒65をX軸テーブ
ル5及びサーキュラーテーブル8に供給し、テーブル
5、8よりタンク66に還流させる。 【効果】冷媒を主軸台に供給し、主軸台を冷却した後の
昇温した冷媒をテーブルに供給するので、テーブルは温
度が上昇して主軸台とほぼ同一温度(又は一定の温度
差)に維持され、主軸台とテーブルとの相対変位が防止
される。これにより、アイドリング時間の短縮が図れ、
また主軸回転数の変更に伴うバイト高さの調整が不要と
なる。
リング時間の短縮及び主軸回転数の変更に伴う再度のア
イドリングとバイト高さの再調整を不要とする。 【構成】タンク66内の冷媒65を主軸台6に供給し、
主軸台6を冷却した後の昇温した冷媒65をX軸テーブ
ル5及びサーキュラーテーブル8に供給し、テーブル
5、8よりタンク66に還流させる。 【効果】冷媒を主軸台に供給し、主軸台を冷却した後の
昇温した冷媒をテーブルに供給するので、テーブルは温
度が上昇して主軸台とほぼ同一温度(又は一定の温度
差)に維持され、主軸台とテーブルとの相対変位が防止
される。これにより、アイドリング時間の短縮が図れ、
また主軸回転数の変更に伴うバイト高さの調整が不要と
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高精密、超精密加工を行
なう工作機械の冷却方法及び工作機械に関する。
なう工作機械の冷却方法及び工作機械に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、工作機械は、主軸を有する
主軸台と、主軸台に対して相対的に移動することによっ
てワークを加工するテーブルとを有し、主軸台とテーブ
ルとが相対的に移動することによって所定の加工をする
ものであり、旋盤においては、ワークを把持して回転す
る主軸を有する主軸台に対してバイトを有するテーブル
を相対的に移動させ、ワークをバイトによって加工す
る。特に端面切削を主とする加工においては、ワークの
中心部は切削の周速が0に近くなるため、仕上げ品質を
外周付近と同様にすることが課題となる。
主軸台と、主軸台に対して相対的に移動することによっ
てワークを加工するテーブルとを有し、主軸台とテーブ
ルとが相対的に移動することによって所定の加工をする
ものであり、旋盤においては、ワークを把持して回転す
る主軸を有する主軸台に対してバイトを有するテーブル
を相対的に移動させ、ワークをバイトによって加工す
る。特に端面切削を主とする加工においては、ワークの
中心部は切削の周速が0に近くなるため、仕上げ品質を
外周付近と同様にすることが課題となる。
【0003】しかしながら、高精密又は超精密加工を行
う旋盤においては、主軸の回転による発熱によって主軸
台が熱変位し、主軸(ワーク)中心とバイトの高さとの
間に高低差が生ずる。また室温変化によっても熱容量の
差によって主軸中心とバイトの高さに高低差が生ずる場
合がある。このような経時的な変化による高低差は、ワ
ークの中心部に対するバイトの進入角度に経時的な変化
を与え、仕上げ面の品質を劣化させるばかりでなく、最
悪の場合には中心部にへそ状の削り残しとして不良の原
因となる。特にレンズ等の球面、非球面又は平面等の加
工のようにワーク端面を高精密、超精密に加工する旋盤
等においては、主軸中心とバイトの切削点との間に時間
の経過と共に発生する高低差は大きな問題となる。
う旋盤においては、主軸の回転による発熱によって主軸
台が熱変位し、主軸(ワーク)中心とバイトの高さとの
間に高低差が生ずる。また室温変化によっても熱容量の
差によって主軸中心とバイトの高さに高低差が生ずる場
合がある。このような経時的な変化による高低差は、ワ
ークの中心部に対するバイトの進入角度に経時的な変化
を与え、仕上げ面の品質を劣化させるばかりでなく、最
悪の場合には中心部にへそ状の削り残しとして不良の原
因となる。特にレンズ等の球面、非球面又は平面等の加
工のようにワーク端面を高精密、超精密に加工する旋盤
等においては、主軸中心とバイトの切削点との間に時間
の経過と共に発生する高低差は大きな問題となる。
【0004】従来、前記した高低差の経時的変化を除去
するために圧電素子を用いた自動調整機構が採用された
こともあるが、これは非常に高価なもので実用的ではな
く、一般的には、高さ方向の相対変位が安定するまで長
時間(3時間以上)アイドリングさせ、この状態でバイ
トの高さの微調整を行って加工している。また主軸の回
転数を変えると、主軸台の温度が変化して高さ方向の相
対変位が変わるので、回転数を変えた場合には再び長時
間のアイドリングをした後、バイトの高さの再調整を行
なう必要があった。
するために圧電素子を用いた自動調整機構が採用された
こともあるが、これは非常に高価なもので実用的ではな
く、一般的には、高さ方向の相対変位が安定するまで長
時間(3時間以上)アイドリングさせ、この状態でバイ
トの高さの微調整を行って加工している。また主軸の回
転数を変えると、主軸台の温度が変化して高さ方向の相
対変位が変わるので、回転数を変えた場合には再び長時
間のアイドリングをした後、バイトの高さの再調整を行
なう必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、長時
間のアイドリング時間を必要とする。また主軸回転数が
例えば3,000rpmで加工した場合と5,000r
pmで加工した場合とでは約2倍の相対変位差が生じ、
バイト高さを変更する必要があった。ところで、従来も
主軸駆動用モータ及び主軸軸受付近を部分的に冷却する
ことは行なってはいるが、この方法では主軸中心とバイ
ト高さとの高低差の経時変化の発生を基本的に解決する
には至っていない。
間のアイドリング時間を必要とする。また主軸回転数が
例えば3,000rpmで加工した場合と5,000r
pmで加工した場合とでは約2倍の相対変位差が生じ、
バイト高さを変更する必要があった。ところで、従来も
主軸駆動用モータ及び主軸軸受付近を部分的に冷却する
ことは行なってはいるが、この方法では主軸中心とバイ
ト高さとの高低差の経時変化の発生を基本的に解決する
には至っていない。
【0006】本発明の目的は、バイト高さの相対変化が
安定するまでのアイドリング時間の短縮及び主軸回転数
の変更に伴う再度のアイドリングとバイト高さの再調整
を不要とする工作機械の冷却方法及び工作機械を提供す
ることにある。
安定するまでのアイドリング時間の短縮及び主軸回転数
の変更に伴う再度のアイドリングとバイト高さの再調整
を不要とする工作機械の冷却方法及び工作機械を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の工作機械の冷却方法の構成は、主軸台と、こ
の主軸台に対して相対的に移動してワークを加工するテ
ーブルとを備えた工作機械において、タンク内の冷媒を
主軸台に供給し、主軸台を冷却した後の昇温した冷媒を
テーブルに供給し、テーブルよりタンクに還流させるこ
とを特徴とする。
の本発明の工作機械の冷却方法の構成は、主軸台と、こ
の主軸台に対して相対的に移動してワークを加工するテ
ーブルとを備えた工作機械において、タンク内の冷媒を
主軸台に供給し、主軸台を冷却した後の昇温した冷媒を
テーブルに供給し、テーブルよりタンクに還流させるこ
とを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するための本発明の工作機
械の構成は、主軸台と、この主軸台に対して相対的に移
動してワークを加工するテーブルとを備えた工作機械に
おいて、主軸台に設けた冷却手段と、テーブルに設けた
冷却手段と、冷媒を収納したタンクと、タンクより冷却
された冷媒を、主軸台の冷却手段、テーブルの冷却手段
に順に還流させてタンクに戻す管路とを備えたことを特
徴とする。
械の構成は、主軸台と、この主軸台に対して相対的に移
動してワークを加工するテーブルとを備えた工作機械に
おいて、主軸台に設けた冷却手段と、テーブルに設けた
冷却手段と、冷媒を収納したタンクと、タンクより冷却
された冷媒を、主軸台の冷却手段、テーブルの冷却手段
に順に還流させてタンクに戻す管路とを備えたことを特
徴とする。
【0009】
【作用】主軸台に供給された冷媒は、主軸台によって昇
温される。この昇温された冷媒がテーブルに供給され、
テーブルは温度が上昇して主軸台とほぼ同一温度8又は
ほぼ一定の温度差)となる。このため、主軸台とテーブ
ルとの高さ方向の相対変位が防止される。
温される。この昇温された冷媒がテーブルに供給され、
テーブルは温度が上昇して主軸台とほぼ同一温度8又は
ほぼ一定の温度差)となる。このため、主軸台とテーブ
ルとの高さ方向の相対変位が防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3によ
り説明する。図1は全体構成の概略を示す。図1に示す
ように、機械ベッド1上には、Z軸方向にZ軸駆動用モ
ータ2で移動させられるZ軸テーブル3と、Z軸と直交
する水平なX軸方向にX軸駆動用モータ4で移動させら
れるX軸テーブル5とが搭載されている。前記Z軸テー
ブル3上には主軸台6が固定されており、主軸台6は内
蔵した主軸駆動用モータによって回転させられる主軸7
を有している。前記X軸テーブル5上には、C軸方向に
図示しないC軸駆動用モータで回転させられるサーキュ
ラーテーブル8が搭載され、更にサーキュラーテーブル
8上には、前記Z軸と平行なY軸方向にY軸駆動用モー
タ9で移動させられるY軸テーブル10が搭載されてい
る。Y軸テーブル10の上面には、前記主軸7に把持さ
れたワーク11を加工するバイト12を保持している工
具台13が固定されている。
り説明する。図1は全体構成の概略を示す。図1に示す
ように、機械ベッド1上には、Z軸方向にZ軸駆動用モ
ータ2で移動させられるZ軸テーブル3と、Z軸と直交
する水平なX軸方向にX軸駆動用モータ4で移動させら
れるX軸テーブル5とが搭載されている。前記Z軸テー
ブル3上には主軸台6が固定されており、主軸台6は内
蔵した主軸駆動用モータによって回転させられる主軸7
を有している。前記X軸テーブル5上には、C軸方向に
図示しないC軸駆動用モータで回転させられるサーキュ
ラーテーブル8が搭載され、更にサーキュラーテーブル
8上には、前記Z軸と平行なY軸方向にY軸駆動用モー
タ9で移動させられるY軸テーブル10が搭載されてい
る。Y軸テーブル10の上面には、前記主軸7に把持さ
れたワーク11を加工するバイト12を保持している工
具台13が固定されている。
【0011】図2は主軸台6を示す。図2に示すよう
に、主軸台6は、中空よりなる主軸7を静圧軸受部20
によって回転自在に支承しており、主軸7は主軸駆動用
モータ21によって回転駆動される。主軸7の前端部に
はワークを把持するための主軸チャック22が設けられ
ており、主軸チャック22は、主軸台6の後端に取付け
られたチャック開閉用シリンダ23によりチャック開閉
用ドローバー24を介して開閉させられる。
に、主軸台6は、中空よりなる主軸7を静圧軸受部20
によって回転自在に支承しており、主軸7は主軸駆動用
モータ21によって回転駆動される。主軸7の前端部に
はワークを把持するための主軸チャック22が設けられ
ており、主軸チャック22は、主軸台6の後端に取付け
られたチャック開閉用シリンダ23によりチャック開閉
用ドローバー24を介して開閉させられる。
【0012】図1及び図2に示すように、本実施例で
は、主軸台6の冷却手段として、主軸台6には、静圧軸
受部20と主軸駆動用モータ21間の下方部に設けられ
た主軸台6の取付け部の側面に冷媒入口30と冷媒出口
31とが設けられ、冷媒入口30と冷媒出口31とは冷
媒通路32で連通されている。また主軸駆動用モータ2
1に対応した主軸台6の上面には、冷媒入口33と冷媒
出口34とが設けられ、冷媒入口33と冷媒出口34は
螺旋状に形成された冷媒循環路35で連通されている。
は、主軸台6の冷却手段として、主軸台6には、静圧軸
受部20と主軸駆動用モータ21間の下方部に設けられ
た主軸台6の取付け部の側面に冷媒入口30と冷媒出口
31とが設けられ、冷媒入口30と冷媒出口31とは冷
媒通路32で連通されている。また主軸駆動用モータ2
1に対応した主軸台6の上面には、冷媒入口33と冷媒
出口34とが設けられ、冷媒入口33と冷媒出口34は
螺旋状に形成された冷媒循環路35で連通されている。
【0013】図3はサーキュラーテーブル8を示す。図
3に示すように、サーキュラーテーブル8の冷却手段と
して、サーキュラーテーブル8のテーブル本体40に
は、軸心が垂直に配設された回転軸41が軸受42を介
して回転自在に支承され、回転軸41には回転台43が
固定されている。回転台43の下面には歯車44が固定
され、歯車44には歯車45が噛み合っている。歯車4
5は、テーブル本体40に固定されたサーキュラーテー
ブル駆動用モータ46の出力軸に固定されている。従っ
て、サーキュラーテーブル駆動用モータ46が駆動する
と、歯車45、44を介して回転台43及び回転軸41
が回転する。
3に示すように、サーキュラーテーブル8の冷却手段と
して、サーキュラーテーブル8のテーブル本体40に
は、軸心が垂直に配設された回転軸41が軸受42を介
して回転自在に支承され、回転軸41には回転台43が
固定されている。回転台43の下面には歯車44が固定
され、歯車44には歯車45が噛み合っている。歯車4
5は、テーブル本体40に固定されたサーキュラーテー
ブル駆動用モータ46の出力軸に固定されている。従っ
て、サーキュラーテーブル駆動用モータ46が駆動する
と、歯車45、44を介して回転台43及び回転軸41
が回転する。
【0014】図1及び図3に示すように、テーブル本体
40には、軸受42の周りに冷媒滞留部50が設けられ
ており、冷媒滞留部50に連通するように該冷媒滞留部
50の上方の前面部には冷媒入口51が設けられてい
る。またテーブル本体40の下方の側面部には冷媒出口
52が設けられ、冷媒出口52は冷媒通路53によって
前記冷媒滞留部50に連通されている。
40には、軸受42の周りに冷媒滞留部50が設けられ
ており、冷媒滞留部50に連通するように該冷媒滞留部
50の上方の前面部には冷媒入口51が設けられてい
る。またテーブル本体40の下方の側面部には冷媒出口
52が設けられ、冷媒出口52は冷媒通路53によって
前記冷媒滞留部50に連通されている。
【0015】図1に示すように、X軸テーブル5の冷却
手段として、X軸テーブル5には、前面部に冷媒入口6
0が設けられ、側面に冷媒出口61が設けられ、内部に
冷媒入口60と冷媒出口61が連通するように冷媒通路
62が設けられている。この具体的な構造はサーキュラ
ーテーブル8の冷却手段とほぼ同様なので、詳細な説明
は省略する。
手段として、X軸テーブル5には、前面部に冷媒入口6
0が設けられ、側面に冷媒出口61が設けられ、内部に
冷媒入口60と冷媒出口61が連通するように冷媒通路
62が設けられている。この具体的な構造はサーキュラ
ーテーブル8の冷却手段とほぼ同様なので、詳細な説明
は省略する。
【0016】機械ベッド1の側面には、冷媒65を収納
したタンク66が配設されており、タンク66内の冷媒
65は、ポンプ67、冷凍機68を通って配管69によ
り主軸台6の下方に設けられた冷媒入口30に供給され
るようになっている。主軸台6の下方の冷媒出口31は
流量制御弁70を介して上方の冷媒入口33に配管71
で接続され、後述の配管72との間に適量ずつ分配され
るようになっている。冷媒出口34に接続された配管7
3はタンク66まで伸びている。また前記主軸台6の下
方の冷媒出口31は配管72によってサーキュラーテー
ブル8の冷媒入口51及びX軸テーブル5の冷媒入口6
0に接続され、サーキュラーテーブル8の冷媒出口52
及びX軸テーブル5の冷媒出口61は配管74、75に
よって前記配管73に接続されている。
したタンク66が配設されており、タンク66内の冷媒
65は、ポンプ67、冷凍機68を通って配管69によ
り主軸台6の下方に設けられた冷媒入口30に供給され
るようになっている。主軸台6の下方の冷媒出口31は
流量制御弁70を介して上方の冷媒入口33に配管71
で接続され、後述の配管72との間に適量ずつ分配され
るようになっている。冷媒出口34に接続された配管7
3はタンク66まで伸びている。また前記主軸台6の下
方の冷媒出口31は配管72によってサーキュラーテー
ブル8の冷媒入口51及びX軸テーブル5の冷媒入口6
0に接続され、サーキュラーテーブル8の冷媒出口52
及びX軸テーブル5の冷媒出口61は配管74、75に
よって前記配管73に接続されている。
【0017】次に作用について説明する。タンク66内
の冷媒65は、ポンプ67によって汲み上げられ、冷凍
機68によって所定の温度に冷却される。この冷却され
た冷媒65は、配管69を通って主軸台6の冷媒入口3
0に供給される。主軸台6の冷媒入口30に供給された
冷媒65は、冷媒通路32を通って主軸7の静圧軸受部
20を冷却し、同時に取付け部を通って熱が主軸台6か
らZ軸テーブル3に伝達するのを防止した後、冷媒出口
31より配管71及び72に流れる。配管71に流れた
冷媒65は、流量制御弁70を通って主軸台6の冷媒入
口33に供給され、配管72に流れた冷媒65は、サー
キュラーテーブル8の冷媒入口51及びX軸テーブル5
の冷媒入口60に供給される。
の冷媒65は、ポンプ67によって汲み上げられ、冷凍
機68によって所定の温度に冷却される。この冷却され
た冷媒65は、配管69を通って主軸台6の冷媒入口3
0に供給される。主軸台6の冷媒入口30に供給された
冷媒65は、冷媒通路32を通って主軸7の静圧軸受部
20を冷却し、同時に取付け部を通って熱が主軸台6か
らZ軸テーブル3に伝達するのを防止した後、冷媒出口
31より配管71及び72に流れる。配管71に流れた
冷媒65は、流量制御弁70を通って主軸台6の冷媒入
口33に供給され、配管72に流れた冷媒65は、サー
キュラーテーブル8の冷媒入口51及びX軸テーブル5
の冷媒入口60に供給される。
【0018】主軸台6の冷媒入口33に供給された冷媒
65は、冷媒循環路35を通って冷媒出口34に流れ、
主軸駆動用モータ9で発生する熱を冷却した後、配管7
3を通ってタンク66に戻される。サーキュラーテーブ
ル8の冷媒入口51に供給された冷媒65は、冷媒滞留
部50に供給され、サーキュラーテーブル8全体を主軸
台6の取付け部とほぼ同じ温度又はほぼ一定の温度差に
なるように冷却(場合によっては加熱も含む、本明細書
の冷却の語には、この加熱の場合も含む)した後、冷媒
通路53を通って冷媒出口52に流れ、冷媒出口52よ
り配管73、71を通ってタンク66に戻される。また
X軸テーブル5の冷媒入口60に供給された冷媒65
は、同様にX軸テーブル5を冷却して、冷媒通路62を
通って冷媒出口61に流れ、配管75、73を通ってタ
ンク66に戻される。
65は、冷媒循環路35を通って冷媒出口34に流れ、
主軸駆動用モータ9で発生する熱を冷却した後、配管7
3を通ってタンク66に戻される。サーキュラーテーブ
ル8の冷媒入口51に供給された冷媒65は、冷媒滞留
部50に供給され、サーキュラーテーブル8全体を主軸
台6の取付け部とほぼ同じ温度又はほぼ一定の温度差に
なるように冷却(場合によっては加熱も含む、本明細書
の冷却の語には、この加熱の場合も含む)した後、冷媒
通路53を通って冷媒出口52に流れ、冷媒出口52よ
り配管73、71を通ってタンク66に戻される。また
X軸テーブル5の冷媒入口60に供給された冷媒65
は、同様にX軸テーブル5を冷却して、冷媒通路62を
通って冷媒出口61に流れ、配管75、73を通ってタ
ンク66に戻される。
【0019】従って、主軸台6の冷媒通路32を通った
冷媒65は、主軸台6の取付け部とほぼ同じ温度(冷媒
の熱容量が不足するときはほぼ一定の温度差となる温
度)に昇温される。この昇温された冷媒65が配管72
を通ってサーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5に
供給され、冷媒滞留部50及び冷媒通路62に流れるの
で、サーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5は温度
が上昇して主軸台6とほぼ同一温度となる。このため、
主軸台6とサーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5
との温度差による相対変位、即ち主軸7に対するバイト
12の相対変位が防止される。これにより、始動後相対
変位が安定するまでアイドリング時間は、従来3時間以
上必要であったが、本実施例では15分に大幅に短縮さ
れた。また主軸7の回転数が例えば3,000rpmで
加工した場合と5,000rpmで加工した場合とで
は、従来約2倍の相対変位の差があったものが、本実施
例では回転数を変えてもバイト高さを変更する必要がな
いまでに安定するようになった。
冷媒65は、主軸台6の取付け部とほぼ同じ温度(冷媒
の熱容量が不足するときはほぼ一定の温度差となる温
度)に昇温される。この昇温された冷媒65が配管72
を通ってサーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5に
供給され、冷媒滞留部50及び冷媒通路62に流れるの
で、サーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5は温度
が上昇して主軸台6とほぼ同一温度となる。このため、
主軸台6とサーキュラーテーブル8及びX軸テーブル5
との温度差による相対変位、即ち主軸7に対するバイト
12の相対変位が防止される。これにより、始動後相対
変位が安定するまでアイドリング時間は、従来3時間以
上必要であったが、本実施例では15分に大幅に短縮さ
れた。また主軸7の回転数が例えば3,000rpmで
加工した場合と5,000rpmで加工した場合とで
は、従来約2倍の相対変位の差があったものが、本実施
例では回転数を変えてもバイト高さを変更する必要がな
いまでに安定するようになった。
【0020】図4は本発明の他の実施例を示す。前記実
施例は、主軸台6の上方の冷媒入口33には、冷媒出口
31より出た冷媒を供給したが、本実施例は、冷媒入口
33に直接配管69より供給している。このように構成
しても前記実施例と同等の効果が得られる。
施例は、主軸台6の上方の冷媒入口33には、冷媒出口
31より出た冷媒を供給したが、本実施例は、冷媒入口
33に直接配管69より供給している。このように構成
しても前記実施例と同等の効果が得られる。
【0021】主軸台6を冷却する冷却手段は、主軸中心
線に傾きが生じないように適正な温度まで冷却し、且つ
主軸中心線を変位させる温度上昇(これを本実施例では
主軸台6の取付け部の温度で代用している)に対応する
温度に冷媒を昇温すれば足り、テーブルの冷却手段は、
主軸台の冷却手段によって昇温した冷媒をバイト12の
取り付けられるテーブル(実施例ではサーキュラーテー
ブル8とX軸テーブル5)に供給し、このテーブルを冷
媒の温度に対応する温度に維持すれば足りるので、本実
施例の構造に限定されるものではない。なお、冷却する
テーブルは、主軸台の温度の変化によって生じる主軸中
心線の変位とほぼ同じ程度の変位となってテーブルを選
択して冷却すれば良く、サーキュラーテーブルやX軸テ
ーブルに限定されるものではない。以上の説明は、旋盤
を実施例として説明したが、フライス盤やマシニングセ
ンター等の他の工作機械にも同様に適用されることは明
らかである。
線に傾きが生じないように適正な温度まで冷却し、且つ
主軸中心線を変位させる温度上昇(これを本実施例では
主軸台6の取付け部の温度で代用している)に対応する
温度に冷媒を昇温すれば足り、テーブルの冷却手段は、
主軸台の冷却手段によって昇温した冷媒をバイト12の
取り付けられるテーブル(実施例ではサーキュラーテー
ブル8とX軸テーブル5)に供給し、このテーブルを冷
媒の温度に対応する温度に維持すれば足りるので、本実
施例の構造に限定されるものではない。なお、冷却する
テーブルは、主軸台の温度の変化によって生じる主軸中
心線の変位とほぼ同じ程度の変位となってテーブルを選
択して冷却すれば良く、サーキュラーテーブルやX軸テ
ーブルに限定されるものではない。以上の説明は、旋盤
を実施例として説明したが、フライス盤やマシニングセ
ンター等の他の工作機械にも同様に適用されることは明
らかである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、タンク内の冷媒を主軸
台に供給し、主軸台を冷却した後の昇温した冷媒をテー
ブルに供給し、テーブルよりタンクに還流させるので、
テーブルは温度が上昇して主軸台とほぼ同一温度(又は
一定の温度差)に維持され、主軸台とテーブルとの相対
変位が防止される。これにより、アイドリング時間の短
縮が図れ、また主軸回転数の変更に伴うバイト高さの調
整が不要となる。
台に供給し、主軸台を冷却した後の昇温した冷媒をテー
ブルに供給し、テーブルよりタンクに還流させるので、
テーブルは温度が上昇して主軸台とほぼ同一温度(又は
一定の温度差)に維持され、主軸台とテーブルとの相対
変位が防止される。これにより、アイドリング時間の短
縮が図れ、また主軸回転数の変更に伴うバイト高さの調
整が不要となる。
【図1】本発明に成る工作機械の一実施例を示す全体構
成の概略図である。
成の概略図である。
【図2】主軸台の断面図である。
【図3】サーキュラーテーブルの断面図である。
【図4】本発明に成る工作機械の他の実施例を示す全体
構成の概略図である。
構成の概略図である。
5 X軸テーブル 6 主軸台 8 サーキュラーテーブル 11 ワーク 30 冷媒入口 31 冷媒出口 32 冷媒通路 50 冷媒滞留部 51 冷媒入口 52 冷媒出口 53 冷媒通路 60 冷媒入口 61 冷媒出口 62 冷媒通路 65 冷媒 66 タンク 69、71〜75 配管
Claims (6)
- 【請求項1】 主軸台と、この主軸台に対して相対的に
移動してワークを加工するテーブルとを備えた工作機械
において、タンク内の冷媒を主軸台に供給し、主軸台を
冷却した後の昇温した冷媒をテーブルに供給し、テーブ
ルよりタンクに還流させることを特徴とする工作機械の
冷却方法。 - 【請求項2】 主軸台と、この主軸台に対して相対的に
移動してワークを加工するテーブルとを備えた工作機械
において、主軸台に設けた冷却手段と、テーブルに設け
た冷却手段と、冷媒を収納したタンクと、タンクより冷
却された冷媒を、主軸台の冷却手段、テーブルの冷却手
段に順に還流させてタンクに戻す管路とを備えたことを
特徴とする工作機械。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、工作機械は旋
盤であり、テーブルはバイトを支持して主軸台と相対的
に移動してワークを加工する刃物台であることを特徴と
する工作機械の冷却方法及び工作機械。 - 【請求項4】 請求項1において、テーブルに供給され
た冷媒は、テーブル内部で滞留することを特徴とする工
作機械の冷却方法。 - 【請求項5】 請求項2において、テーブルの冷却手段
は、テーブル内部で冷媒を滞留させる冷媒滞留部を有す
ることを特徴とする工作機械。 - 【請求項6】 請求項1又は2において、冷媒は切削油
であることを特徴とする工作機械の冷却方法及び工作機
械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28112292A JPH06106447A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 工作機械の冷却方法及び工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28112292A JPH06106447A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 工作機械の冷却方法及び工作機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106447A true JPH06106447A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17634673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28112292A Pending JPH06106447A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 工作機械の冷却方法及び工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106447A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089797A (en) * | 1998-11-30 | 2000-07-18 | Excellon Automation, Co. | Thermal equalization system |
| JP2006102903A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Seiko Instruments Inc | 工作機械 |
| CN101612711A (zh) * | 2008-06-23 | 2009-12-30 | 津田驹工业株式会社 | 机床用的分度装置中的发热体的冷却回路 |
| JP2014007952A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Lg Innotek Co Ltd | モーター |
| JP2017104962A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社ジェイテクト | 工作機械 |
| JP2018149644A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | スター精密株式会社 | 工作機械 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP28112292A patent/JPH06106447A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089797A (en) * | 1998-11-30 | 2000-07-18 | Excellon Automation, Co. | Thermal equalization system |
| JP2006102903A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Seiko Instruments Inc | 工作機械 |
| CN101612711A (zh) * | 2008-06-23 | 2009-12-30 | 津田驹工业株式会社 | 机床用的分度装置中的发热体的冷却回路 |
| JP2010000590A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Tsudakoma Corp | 工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路 |
| JP2014007952A (ja) * | 2012-06-22 | 2014-01-16 | Lg Innotek Co Ltd | モーター |
| US9825503B2 (en) | 2012-06-22 | 2017-11-21 | Lg Innotek Co., Ltd. | Motor with cooling system |
| JP2017104962A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 株式会社ジェイテクト | 工作機械 |
| JP2018149644A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | スター精密株式会社 | 工作機械 |
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