JPH0610689A - 水素エンジンの制御装置 - Google Patents

水素エンジンの制御装置

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JPH0610689A
JPH0610689A JP16608892A JP16608892A JPH0610689A JP H0610689 A JPH0610689 A JP H0610689A JP 16608892 A JP16608892 A JP 16608892A JP 16608892 A JP16608892 A JP 16608892A JP H0610689 A JPH0610689 A JP H0610689A
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JP
Japan
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hydrogen
engine
opening
zone
control means
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16608892A
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English (en)
Inventor
Nagahisa Fujita
永久 藤田
Kosuke Fujii
浩介 藤井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン停止時において、アフタバーンを招
くことなく速やかに残存水素ガスを掃気して、水素供給
通路内などに水素ガスが残存していない状態にする。 【構成】 エンジンの停止直前状態を検出する停止直前
状態検出手段49aを設け、これからの出力を受けて、
MHタンク4側の水素遮断弁を閉作動させる水素遮断制
御手段50と、水素供給通路5の残存水素圧力を検出す
る水素圧力検出手段31とを設ける。エンジン1側の水
素流量調整弁32の開度を徐々に増大させる第1開閉制
御手段52と、上記水素流量調整弁の開度を一時的に急
増させ、かつ、徐々に低減させる第2開閉制御手段53
とを設ける。そして、残存水素圧力が所定値より高い場
合に第1開閉制御手段を、上記残存水素圧力が上記所定
値より低い場合に第2開閉制御手段を作動させる作動切
換制御手段51を設ける。さらに、エンジン停止後も、
所定時間、点火手段18に点火用電流を供給する電源供
給制御手段54を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素エンジンを停止す
る際、水素供給系に水素ガスを残存させないようにする
ための水素エンジンの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水素エンジンにおいて、燃料と
しての水素は液体状態で水素貯蔵タンク内に貯蔵され、
この水素貯蔵タンクで気化されてガス状態のものが水素
供給系を通してエンジン本体に供給されるようになって
いる。この場合、エンジンの停止時、水素ガスが上記水
素供給系内に残存することになり、この残存水素ガスが
上記エンジンの再始動時に燃焼室に流入する結果、始動
初期に水素濃度が高くなりアフタファイヤの発生するお
それがある。このため、従来より、水素エンジンの再始
動時に、まず上記水素貯蔵タンク側の水素遮断弁を閉じ
たままエンジンを空転させて上記水素供給系や燃焼室内
の残存水素ガスを掃気し、その後上記水素遮断弁を開け
て点火状態にするようにしたものが知られている(例え
ば、特開平2−86923号公報、特開平3−1050
24号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
水素エンジンの制御装置の場合、再始動時に残存水素ガ
スの掃気の処理を行なうようにしているため、その掃気
の際、クランキングによる静電気や排気管への排出時の
静電気などにより燃焼室外でアフタファイヤを起こすこ
とがある。従って、これらの問題を解決するために、エ
ンジン停止後から再始動時までの間、上記水素供給通路
や燃焼室内に水素ガスを残存させないようにする必要が
ある。
【0004】その手段として、エンジンの停止直前の運
転状態を検出し、その停止直前状態が検出された場合、
上記水素遮断弁を全閉にかつエンジン側の水素供給調整
弁を全開にすることにより、その時点で水素供給系内に
残存している水素ガスをエンジン停止までのエンジンの
慣性により掃気させることが考えられる。
【0005】しかし、上記エンジン停止直前の水素供給
系内の残存水素圧力が比較的高い場合、残存水素ガスが
急激に燃焼室内に導入されてしまい、空燃比がリッチに
なり過ぎてアフタバーンを招くという問題が生じる。そ
の一方、上記残存水素圧力が比較的低い場合、エンジン
停止までに掃気しきれずに、結局残存してしまうおそれ
がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、エンジン停止
時において、アフタバーンを招くことなく水素供給系内
の残存水素を速やかに掃気して、水素供給系などを水素
ガスが残存していない状態にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、図1に示すように、水素貯
蔵タンク4からエンジン1に水素を燃料として供給する
水素供給系5と、上記水素貯蔵タンク4側の水素供給系
5に介在されて上記水素貯蔵タンク4からの水素を開閉
可能に遮断する水素遮断弁27と、上記エンジン1側の
水素供給系5に介在されてエンジン1への水素の供給量
を調整する水素供給調整弁32とを備えたものを前提と
する。このものにおいて、エンジン1の停止直前の運転
状態を検出する停止直前状態検出手段49aと、この停
止直前状態検出手段49aからの出力を受けて、上記水
素遮断弁27を全閉状態にする水素遮断制御手段50と
を備える。また、上記停止直前状態検出手段49aから
の出力を受けて、上記水素供給系5の残存水素の圧力を
検出する水素圧力検出手段31と、上記水素供給調整弁
32の開度を徐々に増大させる第1開閉制御手段52
と、上記水素供給調整弁32の開度を一時的に急増さ
せ、かつ、その後徐々に低減させる第2開閉制御手段5
3とを備える。そして、上記水素圧力検出手段31から
の出力を受けて、上記残存水素圧力が所定値より高い場
合に上記第1開閉制御手段52を作動させる一方、上記
残存水素圧力が所定値より低い場合に上記第2開閉制御
手段53を作動させる作動切換制御手段51を備える構
成とするものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、点火プラグを点火させる点火手段1
8と、エンジン1の停止時点を検出する運転停止状態検
出手段49bとを備える。そして、上記運転停止状態検
出手段49bからの出力を受けて、上記停止時点から所
定時間の間、上記点火手段に点火用電流を供給する電源
供給制御手段54を備える構成とするものである。
【0009】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
停止直前状態検出手段49aによりエンジン1が停止直
前であることを検出した場合、水素遮断制御手段50に
より水素遮断弁27が全閉状態にされる。そして、水素
圧力検出手段31により検出される水素供給系5内の水
素圧力が所定値より高い場合、作動切換制御手段51に
より第1開閉制御手段52が作動されて水素供給調整弁
32の開度が徐々に増大される。これにより、エンジン
1の回転に従って上記水素供給系5内の残存水素が燃焼
室に掃気されて燃焼されるため、残存水素の水素圧力が
徐々に低減し、この低減に従って、上記水素供給調整弁
32の開度が徐々に増大される。その結果、燃焼室に供
給される水素ガス量がエンジン停止までほぼ一定に保た
れて、アフタバーンの防止が図られる。
【0010】一方、上記残存水素圧力が上記所定値より
低い場合、上記作動切換制御手段51により第2開閉制
御手段53が作動されて水素供給調整弁32の開度が一
時的に急増され、かつ、その後徐々に低減される。これ
により、上記残存水素圧力が低くてもエンジンの回転に
従って上記残存水素が燃焼室に速やかに掃気されて燃焼
される。
【0011】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明による作用に加えて、エンジン1の停止時点
後も、運転停止状態検出手段49bからの出力を受けて
点火のための電流が点火手段18に所定時間供給される
ため、燃焼室に供給された残存水素の燃焼が継続され
る。このため、上記水素供給系5および燃焼室内の水素
ガスがほぼすべて燃焼されて、より確実に残存水素ガス
のない状態にされる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0013】図2は、本発明の実施例に係る空燃比制御
装置を備えた水素ロータリピストンエンジン(以下、単
にエンジンという)1の全体構成を示しており、ロータ
を直列に2個連結したいわゆる2ロータのロータリピス
トンエンジンが左右に展開した状態で示されている。
【0014】同図において、2は上記エンジン1に空気
を供給する吸気通路、3は上記エンジン1から排ガスを
外部に放出する排気通路、4は水素貯蔵タンクとしての
メタルハイドライドタンク(以下MHタンクと略称す
る)、5はこのMHタンク4から燃料としての水素ガス
を上記エンジン1に供給する水素供給系である水素供給
通路、6はこの水素供給通路5による水素ガスの供給を
制御するコントロールユニットである。
【0015】上記エンジン1はペリトロコイド曲線を内
周面とするロータハウジング7と、このロータハウジン
グ7の両側面に装着された図示しない一対のサイドハウ
ジングと、上記ロータハウジング7の内部を二つに仕切
るインタミディエイトハウジング8とを備えており、こ
れらのハウジング7,8によって2つの気筒9,9が形
成されている。この各気筒9内には、3つの内方包絡面
を有する略三角形のロータ10が収容されており、この
各ロータ10の3つの稜線部がそれぞれアペックスシー
ルを介して上記ロータハウジング7の内周面に気密的に
当接することにより、上記各ロータ10と上記ハウジン
グ7,8との間にそれぞれ3つの作動室11,11,…
が区画形成されている。
【0016】上記各ロータ10はエキセントリックシャ
フト12により偏心回転運動可能に支持されており、各
ロータ10の偏心回転に伴って各作動室11の容積が変
化して吸入、圧縮、膨脹(爆発)および排気の各行程を
順に行なうことにより上記エキセントリックシャフト1
2が回転駆動されるようになっている。
【0017】上記インタミディエイトハウジング8に
は、上記各気筒9の吸気行程にある作動室11に臨んで
開口する吸気ポート13と水素供給ポート14とが互い
に独立して形成されている。上記吸気ポート13は上記
吸気通路2の下流端と連通されており、上記水素供給ポ
ート14は上記水素供給通路と連通されている。
【0018】上記ロータハウジング7には上記各気筒9
の排気行程にある作動室11に臨んで開口する排気ポー
ト15が形成されており、この排気ポート15は上記排
気通路3の上流端と連通されている。
【0019】また、上記ロータハウジング7には、各気
筒9の圧縮および膨脹行程の作動室11,11に対応す
る部分であって、ロータ回転方向のリーディング側位置
に一対のリーディング側点火プラグ(IGT−F/L、
IGT−R/L)16,16が、また、トレーリング側
位置に一対のトレーリング側点火プラグ(IGT−F/
T、IGT−R/T)17,17がそれぞれ取付けられ
ている。すなわち、各気筒9には、リーディング側位置
およびトレーリング側位置に上記ロータ10の幅方向に
各一対ずつ、計4つの点火プラグ16,17がそれぞれ
取付けられている。なお、図2は上記ロータ10の幅方
向について各1のみ示している。各点火プラグ16,1
7はこの各点火プラグ16,17ごとに点火手段である
イグナイタコイル18,18,…と接続され、この各イ
グナイタコイル18は上記コントロールユニット6から
の制御信号に基いて各点火プラグ16,17をそれぞれ
異なる所定のタイミングで点火させるようになってい
る。
【0020】上記吸気通路2には、図示しないエアクリ
ーナおよびエアポンプが上流端側位置に、空気絞り弁1
9が中間位置に、空気圧力センサ20が上記空気絞り弁
19の下流側位置にそれぞれ配設されている。上記空気
絞り弁19はアクチュエータ21の駆動により開閉作動
されるようになっており、このアクチュエータ21は上
記コントロールユニット6からの制御信号により駆動さ
れるようになっている。つまり、上記空気絞り弁19は
上記コントロールユニット6に制御されて所定の流量の
空気を各気筒9に供給するようになっている。また、上
記空気絞り弁19には、その弁開度を検出して上記コン
トロールユニットに入力するポジションセンサ22が備
えられている。さらに、上記空気圧力センサ20は上記
吸気ポート13を通して各気筒9に供給される空気の圧
力を検出して上記コントロールユニット6に入力するよ
うになっている。
【0021】上記排気通路3の下流側位置にはO2 セン
サ23が配設されており、この出力電圧に基いて実際の
空燃比(実空燃比)A/FRを検出して上記コントロー
ルユニット6に入力するようになっている。
【0022】上記MHタンク4は、内部に水素を吸蔵、
放出することができる水素吸蔵合金を備えている。この
水素吸蔵合金は金属結晶格子間に侵入した水素が金属水
素化物を形成することにより水素を貯蔵するものであ
り、冷却により金属化物の生成が進行して水素が吸蔵さ
れ、逆に、加熱によりその水素が放出されるようになっ
ている。また、上記MHタンク4には上記水素吸蔵合金
に水素を供給する水素充填通路24と、冷却水を供給、
排出することにより上記水素吸蔵合金を冷却する冷却水
通路25と、ロータハウジング7のウォータジャケット
との間でエンジン冷却水を循環させることにより上記水
素吸蔵合金を加熱して水素ガスの吐出量を制御する加熱
水通路26とがそれぞれ接続されている。
【0023】上記水素供給通路5は、上流側である上記
MHタンク4の側から下流端の水素供給ポート14まで
の間に上流側から順に介在された、上記水素供給通路5
の開閉を行なう水素電磁弁27と、圧力調整器28と、
第1水素圧力センサ29と、第1水素流量調整弁30
と、第2水素圧力センサ31と、各気筒9ごとに設けら
れた一対の第2水素流量調整弁32,32と、各気筒9
ごとに設けられた一対の水素噴射弁としてのポペット弁
33,33とを備えている。
【0024】上記水素電磁弁27は上記コントロールユ
ニット6からの制御信号によって開閉作動されるように
ており、ON作動信号により全開状態となり、OFF作
動信号により全閉状態となるようになっている。この水
素電磁弁27が、上記MHタンク4から水素供給通路5
への水素ガスの供給を開閉可能に遮断する水素遮断弁を
構成している。
【0025】上記圧力調整器28はMHタンク4から供
給される水素ガスをほぼ5kg/cm2 に調圧するよう
になっており、上記水素圧力センサ29はこの圧力調整
器28と上記第1水素流量調整弁30との間の水素供給
通路5内の水素圧力を検出してコントロールユニット6
に第1水素圧力PH2 Aとして入力するようになってい
る。
【0026】上記第1水素流量調整弁30はワイヤを介
してアクセル34と接続されて、上記アクセル34の操
作量、すなわち、アクセル開度の大小にほぼ比例して水
素ガスの流量が増減されるようになっている。この第1
水素流量調整弁30は、図3に実線で示すようにドライ
バーが上記アクセル34を戻してアクセル開度が0の近
傍になることにより上記第1水素流量調整弁30は所定
の最小開度まで閉じるようになっている。この第1水素
流量調整弁30には弁開度、すなわち、アクセル開度A
CPを検出してコントロールユニット6に入力するアク
セルセンサ35が備えられている。そして、上記第2水
素圧力センサ31はこの第1水素流量調整弁30と上記
各第2水素流量調整弁32との間の水素供給通路5内の
水素圧力を検出してコントロールユニット6に第2水素
圧力PH2 Bとして入力するようになっている。この第
2水素圧力センサ31が上記水素供給通路5内の水素圧
力を検出する水素圧力検出手段を構成している。
【0027】また、上記第2水素流量調整弁32は、ア
クチュエータ36の駆動により開閉作動されて水素ガス
の流量を調整するようになっており、このアクチュエー
タ36はコントロールユニット6からの制御信号により
駆動されるようになっている。つまり、この第2水素流
量調整弁32が、上記コントロールユニット6に制御さ
れて、所定の流量の水素ガスを各気筒9に供給する水素
供給調整弁を構成している。
【0028】上記各ポペット弁33は、タイミングベル
トを介してエキセントリックシャフト12と連結され
て、エキセントリックシャフト12の回転と機械的に同
期して所定タイミングで開閉作動されるようになってい
る。すなわち、各ポペット弁33は、両気筒9,9間で
2つのロータ10,10の位相差と等しく180度位相
をずらして開閉作動されるようになっており、各吸気ポ
ート13の閉口時期近傍で開作動されて、上記吸気ポー
ト13より遅れて開口状態となった水素供給ポート14
から水素ガスを各気筒9の圧縮行程初期に噴射するよう
になっている。
【0029】つまり、上記水素供給通路5において、O
N状態の水素電磁弁27を通してMHタンク4から供給
される水素ガスは、前提として、圧力調整器28により
5Kg/cm2 の圧力に調圧され、かつ、第1水素流量
調整弁30によってドライバーのアクセル34の操作に
基く機械的フェイルセーフが図られる。その上で、上記
水素ガスは、上記各第2水素流量調整弁32を介して制
御された所定の供給量のものが、上記各ポペット弁33
により設定される所定の噴射タイミングで各気筒9に噴
射される。
【0030】なお、図2中、37はシールを潤滑するた
めに各気筒9内にオイルを供給するメタリングオイルポ
ンプ(MOP)であり、このメタリングオイルポンプ3
6はコントロールユニット6からの制御信号により駆動
されてエンジン1の状況に応じて所定の吐出量のオイル
を吐出するようになっている。
【0031】また、図4に示すように、エンジン1のエ
キセントリックシャフト12のオートマチックトランス
ミッション38との接続部側の端部には、無整流子電動
機を備えたアクティブトルクコントロール装置(以下、
単にATCSという)39が配設されている。このAT
CS39は、本出願人が特開昭64−182536号公
報で詳細を開示したものと同様のものであり、上記無整
流子電動機をモータとして機能させることにより上記エ
キセントリックシャフト12に正トルクを与え、また、
上記無整流子電動機を発電機として機能させることによ
り上記エキセントリックシャフト12に逆トルクを与え
るように構成されている。そして、上記ATCS39
は、上記エキセントリックシャフト12に発生するトル
クの周期的変動と同期してトルク増大時に上記エキセン
トリックシャフト12に逆トルクを、トルク減少時に上
記エキセントリックシャフト12に正トルクをそれぞれ
付与するようになっている。すなわち、上記ATCS3
9は始動用のスタータの機能と、充電用のオルタネータ
の機能とを兼ね備えたものであり、例えば低速時にトル
クが不足する場合などに積極的にトルクアシストを行な
い、アクティブなトルクの制御を図るものである。
【0032】上記ATCS39に、スタータスイッチの
ON、OFFを検出するスタータ信号検出センサ40、
上記エキセントリックシャフト12の回転角を検出する
回転角センサ41および各気筒9を識別する気筒識別セ
ンサ42が設けられ、これらのセンサ40,41,42
は各検出値をコントロールユニット6に入力するように
なっている。
【0033】上記コントロールユニット6は、図5に詳
細を示すように、ライン43によってバッテリ44と接
続されており、このライン43の途中にはリレー45お
よびイグニッションキー46が介在されている。上記リ
レー45は、上記イグニッションキー46のON操作に
より電磁コイル45aが励磁されて接点45bを閉状態
とするようになっており、これにより、上記コントロー
ルユニット6のECU内部電源6aに通電されるように
なっている。また、上記リレー45にはコントロールユ
ニット6からの電源制御信号を出力するライン47が接
続されている。この電源制御信号により上記電磁コイル
45aが励磁されて上記接点45bを閉状態として、上
記ECU内部電源6aから各イグナイタコイル18に電
流を供給するようになっている。すなわち、上記コント
ロールユニット6、ECU内部電源6a、リレー45お
よびライン47が、イグニッションスイッチ46のOF
F操作時点、すなわち、エンジン停止時点から所定時間
の間、各点火プラグ16,17に点火用電流を供給する
電源供給手段48を構成している。
【0034】上記コントロールユニット6は、図1に示
すように、運転状態を判別する運転状態判別手段49
と、この運転状態判別手段49によって停止直前状態が
検出された場合に作動される水素遮断制御手段50およ
び作動切換制御手段51と、この作動切換制御手段51
に基いて作動される第1および第2開閉制御手段52,
53と、上記運転状態判別手段49によって運転停止状
態が検出された場合に作動される電源供給制御手段54
とを備えている。
【0035】次に、上記コントロールユニット6におけ
る制御を図6〜図21に基いて説明する。この制御は、
図6に示すメインルーチンと、図7に示すエンジン回転
同期割込み処理と、図8に示すタイマ同期割込みとから
なり、これらはイグニッションスイッチのONによりそ
れぞれ同時に起動される。
【0036】上記メインルーチンは、図6に示すよう
に、まず、初期化ルーチンSUB1を行ない、次に、ス
テップS1でタイマフラグWAITが1か否かを判別
し、1になるまでステップS1を繰り返し、1になった
ら入力信号処理ルーチンSUB2を行なう。そして、ゾ
ーン判定ルーチンSUB3を行なった後、判定されたゾ
ーンに基いて、始動ゾーン制御ルーチンSUB4、定常
ゾーン制御ルーチンSUB5、過渡ゾーン制御ルーチン
SUB6、エンストAゾーン制御ルーチンSUB7、エ
ンストBゾーン制御ルーチンSUB8および停止ゾーン
制御ルーチンSUB9を行なう。その後、点火時期制御
ルーチンSUB10を行ない、ステップS2で上記タイ
マフラグWAITをクリア、すなわち、0にしてステッ
プS1に戻り、ステップS1以下の処理を繰り返す。
【0037】上記エンジン回転同期割込み処理は、図7
に示すように、エンジン回転角(TDC毎)に同期して
上記メインルーチンに割込み処理を行ない、各点火プラ
グ16,17を所定のタイミングで点火させるものであ
る。すなわち、まず、ステップS3で、回転角センサ4
0からの回転角検出値に基いてエンジンの回転パルス周
期を演算し、ステップS4で、上記周期の逆数を演算す
ることによりエンジン回転数NEを求める。次に、ステ
ップS5で、上記点火時期制御ルーチンSUB10によ
り決定された各点火プラグ16,17の点火タイミング
に基いて各4つのイグナイタコイル18,18,…に点
火信号を出力して各点火プラグ16,17の点火を行な
った後、リターンする。
【0038】上記タイマ同期割込み処理は、図8に示す
ように、上記メインルーチンに対して10msecを1
単位として、この10msecごとに割込み処理を行な
うものである。すなわち、10msec経過ごとに、ス
テップS6でタイマフラグWAITに1を設定し、ステ
ップS7で水素弁遅延時間H2 ODLY,H2 ODLY
1および電源制御タイマIGTIMERから1単位、す
なわち、10msecを減算する。なお、各時間値H2
ODLY,H2 ODLY1,IGTIMERが負の値に
なる場合、0をそれぞれ設定する。このステップS6お
よびS7により、上記メインルーチンのステップS1
(図6参照)におけるタイマフラグWAITが10ms
ecごとに1となって、サブルーチンSUB2〜10に
よる処理が上記10msecごとに行なわれる。なお、
上記サブルーチンSUB2〜10による処理は概略6〜
7msecで行われる。
【0039】そして、ステップS8で点火継続フラグF
IGDLYが1であるか否かを判別し、1であれば通常
点火が継続しているためステップS9で上記ECU内部
電源6aをOFF状態にしてリターンする。また、上記
点火継続フラグFIGDLYが1でなければステップS
10に進み、ステップS10で電源制御タイマーIGT
IMERの設定時間が経過したか否かを判別し、経過し
ているならステップS13でECU内部電源6aをOF
F状態にしてリターンする。
【0040】上記電源制御タイマーIGTIMERの設
定時間が進行中であれば、ステップS11で上記ECU
内部電源6aをON状態に維持し、ステップS12で上
記点火時期制御ルーチンSUB10により決定された各
点火プラグ16,17の点火タイミングに基いて各4つ
のイグナイタコイル18,18,…に点火信号を出力し
て各点火プラグ16,17の点火を行なった後、リター
ンする。このステップS8,S10およびS12と、後
述の停止ゾーン制御SUB9におけるステップS86と
が、上記エンジン停止後の電源供給制御手段54を構成
している。
【0041】次に、上記メインルーチンにおけるサブル
ーチンSUB1〜10の各内容について説明する。
【0042】上記初期化ルーチンSUB1の処理は、図
9に示すように、ステップS13〜S15からなる。ま
ず、ステップS8でCPUの動作モードの設定を行な
い、次に、ステップS9でそのCPUの内部メモリ、す
なわち、各レジスタおよびRAMなどをクリアする。そ
して、ステップS10でタイマ、A/Dコンバータなど
の上記CPUの各周辺装置のモードのセット、およびそ
の内部メモリの初期化などを行なった後、メインルーチ
ンのステップS1に進む。
【0043】上記入力信号処理ルーチンSUB2の処理
は、図10に示すように、ステップS16で各センサか
らの入力信号である検出値をA/D変換して記憶するも
のである。すなわち、アクセルセンサ35からの検出値
をアクセル開度ACPとして、第1水素圧力センサ29
からの検出値を第1水素圧力PH2 Aとして、第2水素
圧力センサ31からの検出値を第2水素圧力PH2 Bと
して、O2 センサ23からの検出値を実空燃比A/FR
として入力する他、ボジションセンサ22から空気絞り
弁開度および空気圧力センサ20から空気圧力などの入
力を行なう。そして、次のゾーン判定ルーチンSUB3
に進む。
【0044】上記ゾーン判定ルーチンSUB3の処理
は、図11に示すように、運転状態が始動ゾーン、定常
ゾーン、過渡ゾーン、エンストAゾーン,エンストBゾ
ーンもしくは停止ゾーンのいずれであるかをエンジン回
転数NEおよび第1水素流量調整弁30を挟んだ上下流
側の水素供給通路5内の圧力差DEFPなどに基いて判
定するものである。上記各ゾーンは以下の条件に基いて
区分されている。すなわち、上記始動ゾーンはスタータ
スイッチがONで、かつ、エンジン回転数NEが500
rpm以下の領域とする。上記定常ゾーンはスタータス
イッチがOFFで、エンジン回転数が500rpm以上
で、かつ、上記圧力差が所定値(例えば0.2Kg/c
m2 )以下の領域とする。上記過渡ゾーンは上記定常ゾ
ーンにおける上記圧力差が所定値(例えば0.5Kg/
cm2 )以上になる領域とする。上記エンストAゾーン
およびエンストBゾーンは、上記定常ゾーンもしくは過
渡ゾーンにおいて、エンジン回転数が500rpm以下
になり、エンジンが止まろうとしている停止直前の領域
とする。また、この停止直前の領域において、水素供給
通路5内の第2水素圧力PH2 Bが所定値(例えば2.
5Kg/cm2 )以下の場合がエンストBゾーンと、そ
の所定値より高い場合がエンストAゾーンとそれぞれ定
める。
【0045】上記各ゾーンの判定は、まず、ステップS
17でスタータ信号検出センサ40からの検出信号に基
きスタータスイッチがONであるか否かを判別して、O
NであればステップS18に、OFFであればステップ
S19にそれぞれ進んでエンジン回転数NEの判別を行
なう。ステップS18でエンジン回転数NEが500r
pm以下の場合、ステップS20に進んでゾーンフラグ
FZONEに始動ゾーンフラグSTAを設定して、次の
始動ゾーン制御ルーチンSUB4に進む。逆に、エンジ
ン回転数NEが500rpmより大きい場合、ステップ
S21に進む。
【0046】上記ステップS19で、エンジン回転数N
Eが500rpm以上の場合、ステップS21に進んで
過渡判定処理を行なう。この過渡判定処理は、第1水素
圧力PH2 Aから第2水素圧力PH2 Bを減算すること
により、水素供給通路5内の第1水素流量調整弁30を
挟んだ上下流側の圧力差DEFPを求める。そして、ス
テップS22で上記圧力差DEFPの判別を行ない、そ
の圧力差DEFPが0.2Kg/cm2 以下である場
合、ステップS23に進んでゾーンフラグFZONEに
定常ゾーンフラグZSTCを設定して定常ゾーン制御S
UB5に進む。
【0047】また、上記ステップS22で上記圧力差D
EFPが0.2Kg/cm2 以下でなければ、ステップ
S24で再度判別を行ない、その圧力差DEFPが0.
5Kg/cm2 より大きい場合、ステップS25に進ん
でゾーンフラグFZONEに過渡ゾーンフラグZTRN
を設定して過渡ゾーン制御SUB6に進む。なお、上記
ステップS24で圧力差DEFPが0.5Kg/cm2
より大きくない場合、ステップS17に戻り再度判定を
繰り返す。つまり、上記圧力差DEFPが0.2Kg/
cm2 以下であれば、上記第1水素圧力調整弁30によ
って水素圧力が減圧されていない状態であるとして定常
ゾーンとし、また、上記圧力差DEFPが0.5Kg/
cm2 以上であれば、減圧されている状態であるとして
過渡ゾーンとするようになっている。
【0048】一方、上記ステップS19でエンジン回転
数NEが500rpmより小さい場合、ステップS26
に進み、現在の運転状態を示すゾーンフラグFZONE
が定常ゾーンフラグZSTCもしくは過渡ゾーンフラグ
ZTRNであるか否かを判別する。現在の運転状態が定
常もしくは過渡運転状態であれば、ステップS27で上
記第2水素圧力PH2 Bが2.5Kg/cm2 以下であ
るか否かを判別して、2.5Kg/cm2 以下でなけれ
ば、つまり2.5Kg/cm2 より高圧であればステッ
プS28でゾーンフラグFZONEにエンストAゾーン
フラグENSTAを設定してエンストAゾーン制御SU
B7に進む。また、上記第2水素圧力PH2 Bが2.5
Kg/cm2 以下であれば、ステップS29でゾーンフ
ラグFZONEにエンストBゾーンフラグENSTBを
設定してエンストBゾーン制御SUB8に進む。
【0049】また、上記ステップS26で現在の運転状
態が定常もしくは過渡運転状態になければ、ステップS
30でエンジン回転数NEが0、すなわち、エンジンが
停止しているか否かを判別し、停止している場合、ステ
ップS31でゾーンフラグFZONEに停止ゾーンフラ
グSTOPを設定して、停止ゾーン制御SUB9に進
む。また、上記ステップS30でエンジン回転数NEが
0でなければ、ステップS17に戻り再度判定を繰り返
す。
【0050】以上のゾーン判定制御SUB3が運転状態
判別手段49を構成し、この内、ステップS17,S1
9,S26が停止直前状態検出手段49aを、ステップ
S17,S19,S26,S30が運転停止状態検出手
段49bを、また、上記ステップS27が作動切換制御
手段51をそれぞれ構成している。
【0051】上記始動ゾーン制御ルーチンSUB4によ
る処理は図12に示すように、まずステップS32でゾ
ーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーンフラグF
ZONEが始動ゾーンフラグSTAである場合、ステッ
プS33〜S38の処理を行ない、始動ゾーンフラグS
TA以外である場合、上記ステップS33〜S38をと
ばして次の定常ゾーン制御ルーチンSUB5に進む。
【0052】始動ゾーンである場合、まず、上記ステッ
プS33で水素電磁弁27をON作動してMHタンク4
から水素ガスを水素供給通路5に供給する。次に、ステ
ップS34で水素弁遅延時間H2 ODLYに200ms
ecを設定し、ステップS35で上記時間H2 ODLY
の経過を判別する。200msec経過していない場
合、次の定常ゾーン制御ルーチンSUB5以下の処理を
繰り返し、タイマ同期割込み処理(図8参照)のステッ
プS7による10msecごとの減算により上記時間H
2 ODLYが0になるのを待つ。なお、上記ステップS
34での時間設定は1回行われるだけで、以後の処理で
は省かれる。
【0053】そして、200msec経過した場合、ス
テップS36で水素供給量QH2 として10msecの
経過ごとに所定の増加定数QH2 STAを加えた値を設
定し、ステップS37でこの水素供給量QH2 が所定の
上限値(例えば20%)を超えないように制限を加え
る。そして、ステップS38でこの水素供給量QH2 に
対応する制御信号を各アクチュエータ36に出力して、
各第2水素流量調整弁33の開度調整を行なう。すなわ
ち、始動ゾーン制御では、図13に示すように、水素電
磁弁27をON作動にした後、上記水素弁遅延時間H2
ODLYの経過後初めて各第2水素流量調整弁32が開
かれて水素ガスが各気筒9に供給される。そして、時間
の経過と共に増量されるが上記所定の上限値まで増量さ
れれば、以後その上限値の水素供給量で供給される。
【0054】上記定常ゾーン制御ルーチンSUB5によ
る処理は、図14に示すように、まずステップS39で
ゾーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーンフラグ
FZONEが定常ゾーンフラグSTCである場合、ステ
ップS41〜S49の処理を行ない、定常ゾーンフラグ
STC以外である場合、上記ステップS41〜S49を
とばし、それぞれステップS40を経た後、次の過渡ゾ
ーン制御ルーチンSUB6に進む。
【0055】定常ゾーンである場合、まず、上記ステッ
プS41で水素電磁弁27をON作動してMHタンク4
から水素ガスを水素供給通路5に供給する。次に、ステ
ップS42で目標空燃比TRGA/Fをアクセル開度A
CPとエンジン回転数NEとをパラメータとして予め定
めた三次元のマップから演算する。このマップは最大の
空燃比であっても理論空燃比を超えない値として与えら
れるようになっており、これにより、アクセル開度AC
Pとエンジン回転数NEとの関係におけるすべての領
域、すなわち、すべての運転状態で上記理論空燃比より
リーン側に制御される。
【0056】そして、ステップS43で目標吸気量TQ
AIRを上記目標空燃比TRGA/Fとエンジン回転数
NEとの関係に基いて予め定めたマップから求め、ステ
ップS44で実吸気量QAIRを空気圧力センサ20の
検出値とエンジン回転数NEとの関係に基いて予め作成
したマップから求める。次に、ステップS45で目標水
素供給量QH2 を上記目標空燃比TRGA/Fと上記実
吸気量QAIRとの関係に基いて予め定めたマップから
求める。
【0057】次に、ステップS46〜S48で上記目標
空燃比TRGA/Fを実現する水素供給量QH2 となる
ようにPI制御を行なう。
【0058】すなわち、上記ステップS46で上記目標
水素供給量QH2 に基いて空燃比のF/Bゲインとして
比例ゲインKPおよび積分ゲインKIをあらかじめ記憶
させたマップから求める。次に、ステップS47で上記
目標空燃比TRGA/FからO2 センサにより得られた
実空燃比A/FRを減ずることにより空燃比の偏差ΔA
/Fを演算し、この偏差ΔA/Fの正負に基き上記積分
ゲインKIの積分値ΣIを求める。そして、ステップS
48でF/B制御定数CFBの演算および制御対象であ
る上記目標水素供給量QH2 の補正を行なう。上記F/
B制御定数CFBは、上記偏差ΔA/Fに上記比例ゲイ
ンKPを乗じた後、上記積分値ΣIを加算することによ
り演算する。このF/B制御定数CFBを上記ステップ
S45で得た目標水素供給量QH2 に乗じることにより
増減補正する。
【0059】そして、ステップS49で上記目標吸気量
TQAIRに基く制御信号をアクチュエータ21に出力
して空気絞り弁19の開度調整を行なうとともに、上記
目標水素供給量QH2 に基く制御信号を各アクチュエー
タ36に出力して各第2水素流量調整弁32の開度調整
を行なう。最後に、ステップS40で水素供給量QH2
とエンジン回転数NEとの関係に基いて予め定められた
マップによりMOP37の吐出量を求め、この吐出量に
基く制御信号を上記MOP37に出力する。
【0060】上記過渡ゾーン制御ルーチンSUB6によ
る処理は、図15に示すように、まずステップS50で
ゾーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーンフラグ
FZONEが過渡ゾーンフラグTRNである場合、ステ
ップS52〜S60の処理を行ない、過渡ゾーンフラグ
TRN以外である場合、上記ステップS52〜S60を
とばして、それぞれステップS51を経た後、次のエン
ストAゾーン制御ルーチンSUB7に進む。
【0061】過渡ゾーンである場合、まず、上記ステッ
プS52で水素電磁弁27をON作動して開状態にす
る。次に、ステップS53で目標空燃比TRGA/F
を、上記定常ゾーン制御ルーチンSUB6のステップS
42と同様の三次元のマップから演算する。従って、得
られる目標空燃比TRGA/Fは理論空燃比よりリーン
側に制御される。
【0062】そして、ステップS54で、上記ステップ
S53の目標空燃比TRGA/Fに対してアクセル変化
量ΔACPに応じてリーン側への補正をさらに加える。
すなわち、アクセル変化量ΔACPに基いて補正値CA
Fを予め定めたマップより求め、この補正値CAFを上
記ステップS53の目標空燃比TRGA/Fに乗じるこ
とにより補正後の目標空燃比TRGA/Fを演算する。
なお、上記マップはアクセル変化量ΔACPが大きい
程、よりリーン側に補正されるように定められている。
【0063】次に、ステップS55で目標水素供給量Q
H2 を上記目標空燃比TRGA/Fとエンジン回転数N
Eとの関係に基いて予め定めたマップから求め、ステッ
プS56で目標吸気量QTAIRを上記目標水素供給量
QH2 とエンジン回転数NEとの関係に基いて予め定め
たマップから求める。
【0064】次に、ステップS57〜S59で上記目標
空燃比TRGA/Fを実現する水素供給量QH2 となる
ように、上記定常ゾーン制御ルーチンSUB5(図14
参照)のステップS46〜S48と同様にPI制御を行
ない、補正後の目標水素供給量QH2 を求める。
【0065】そして、ステップS60で上記ステップS
56の目標吸気量TQAIRに基く制御信号をアクチュ
エータ21に出力して空気絞り弁19の開度調整を行な
うとともに、上記補正後の目標水素供給量QH2 に基く
制御信号を各アクチュエータ36に出力して各第2水素
流量調整弁32の開度調整を行なう。最後に、ステップ
S51で水素供給量QH2 とエンジン回転数NEとの関
係に基いて予め定められたマップによりMOP37の吐
出量を求め、この吐出量に基く制御信号を上記MOP3
7に出力する。
【0066】上記エンストAゾーン制御ルーチンSUB
7による処理は図16に示すように、まず、ステップS
61でゾーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーン
フラグFZONEがエンストAゾーンフラグENSTA
である場合、ステップS62〜S67の処理を行ない、
エンストAゾーンフラグENSTA以外である場合、上
記ステップS62〜S67をとばして次のエンストBゾ
ーン制御ルーチンSUB8に進む。
【0067】エンストAゾーンである場合、まず、上記
ステップS62で水素電磁弁27をOFF作動してMH
タンク4からの水素ガスを遮断する。次に、ステップS
63で水素弁遅延時間H2 ODLY1に80msecを
設定し、ステップS64で上記時間H2 ODLY1の経
過を判別する。80msec経過していない場合、次の
エンストBゾーン制御ルーチンSUB8以下の処理を繰
り返し、タイマ同期割込み処理(図8参照)のステップ
S7による10msecごとの減算により上記時間H2
ODLY1が0になるのを待つ。なお、上記ステップS
63での時間設定は1回行われるだけで、以後の処理で
は省かれる。
【0068】そして、80msec経過した場合、ステ
ップS65で水素供給量QH2 として10msecの経
過ごとに所定の増加定数QH2 EST1を加えた値を設
定し、ステップS66でこの水素供給量QH2 が所定の
上限値(例えば20%)を超えないように制限を加え
る。そして、ステップS67でこの水素供給量QH2 に
対応する制御信号を各アクチュエータ36に出力して、
各第2水素流量調整弁33の開度調整を行なう。つま
り、エンストAゾーン制御では、図17に示すように、
停止直前状態の検出により水素電磁弁27が閉状態(O
FF)にされ、この閉状態した後であって上記水素弁遅
延時間H2 ODLY1の経過後から、各第2水素流量調
整弁32の開度が上記上限値(20%)まで徐々に増大
されてその開度に対応した水素ガスが各気筒9に供給さ
れる。
【0069】以上のエンストAゾーン制御ルーチンSU
B7が第1開閉制御手段52を構成し、その内、ステッ
プS62が水素遮断制御手段50を構成している。
【0070】上記エンストBゾーン制御ルーチンSUB
8による処理は図18に示すように、まず、ステップS
68でゾーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーン
フラグFZONEがエンストBゾーンフラグENSTB
である場合、ステップS69〜S78の処理を行ない、
エンストBゾーンフラグENSTB以外である場合、上
記ステップS69〜S78をとばして次の停止ゾーン制
御ルーチンSUB9に進む。
【0071】上記ステップS68での判別の結果エンス
トBゾーンである場合、まず、上記エンストAゾーン制
御ルーチンSUB7のステップS62〜S64と同様
に、上記ステップS69で水素電磁弁27をOFF作動
してMHタンク4からの水素ガスを遮断して、以下の遅
延処理を行なう。すなわち、ステップS70で水素弁遅
延時間H2 ODLY1に80msecを設定し、ステッ
プS71で上記時間H2ODLY1の経過を判別する。
80msec経過していない場合、次の停止ゾーン制御
ルーチンSUB9以下の処理を繰り返し、タイマ同期割
込み処理(図8参照)のステップS7による10mse
cごとの減算により上記時間H2 ODLY1が0になる
のを待つ。なお、上記ステップS70での時間設定は1
回行われるだけで、以後の処理では省かれる。
【0072】そして、80msec経過した場合、ステ
ップS72で第2水素流量調整弁32の初期開度H2 I
NIOに20%を設定し、ステップS73でこの初期開
度H2 INIOが出力されたか否かを初期開度出力フラ
グFH2 INIOが1であるか否かによって判別する。
上記初期開度出力フラグFH2 INIOが1でない場
合、すなわち、上記第2水素流量調整弁32にまだ出力
されていない場合、ステップS4に進み、このステップ
S74で上記初期開度H2 INIOに対応する制御信号
を各アクチュエータ36に出力して、各第2水素流量調
整弁32の開度設定をする。そして、ステップS75で
上記初期開度出力フラグFH2 INIOに1を設定して
リターンする。
【0073】上記ステップS73ですでに上記初期開度
H2 INIOを上記第2水素流量調整弁32に出力して
いるならば、ステップS76に進み、このステップS7
6で水素供給量QH2 として10msecの経過ごとに
所定の減少定数QH2 EST2を減じた値を設定し、ス
テップS77でこの水素供給量QH2 が所定の下限値
(0%)を超えないように制限を加える。そして、ステ
ップS78でこの水素供給量QH2 に対応する制御信号
を各アクチュエータ36に出力して、各第2水素流量調
整弁33の開度調整を行なう。つまり、エンストBゾー
ン制御では、図19に示すように、停止直前状態の検出
により水素電磁弁27が閉状態(OFF)にされ、この
閉状態した後であって上記水素弁遅延時間H2 ODLY
1の経過後、各第2水素流量調整弁32の開度が上記初
期開度(20%)まで一気に増大され、かつ、この初期
開度からその開度が徐々に低減されるようになってい
る。なお、上記初期開度設定(ステップS72)は、ス
テップS70と同様に1回だけ行なわれ、以後は省略さ
れる。
【0074】以上のエンストBゾーン制御ルーチンSU
B8が第2開閉制御手段53を構成し、その内、ステッ
プS69が水素遮断制御手段50を構成している。
【0075】上記停止ゾーン制御ルーチンSUB9によ
る処理は、図20に示すように、まずステップS79で
ゾーンフラグFZONEの確認を行ない、ゾーンフラグ
FZONEが停止ゾーンフラグSTOPである場合、ス
テップS81〜S86の処理を行ない、停止ゾーンフラ
グSTOP以外である場合、上記ステップS80の処理
を行なって、次の点火時期制御ルーチンSUB10に進
む。
【0076】停止ゾーンである場合、まず、上記ステッ
プS81で水素電磁弁27をOFF作動してMHタンク
4からの水素ガスを遮断する。次に、ステップS82で
水素供給量QH2 に0%を、ステップS83で目標吸気
量QAIRに0%をそれぞれ設定し、ステップS84で
対応するアクチュエータ21,36に制御信号を出力し
て空気絞り弁19および各第2水素流量調整弁32を閉
状態にする。そして、ステップS85で点火継続フラグ
FIGDLYに0を設定してクリアし、ステップS86
でECU電源制御タイマIGTIMERに5000ms
を設定する。この5000msがタイマ同期割込み制御
(図8参照)のステップS7での10ms毎に減算され
る。なお、上記ECU電源制御タイマIGTIMERの
設定も1回飲み行なわれ、以後、このステップS86の
処理は省略される。
【0077】一方、停止ゾーンではない場合、ステップ
S80で点火継続フラグFIGDLYに1を設定し、通
常点火を継続する。
【0078】上記点火時期制御ルーチンSUB10によ
る処理は、図21に示すように、ステップS87で各ゾ
ーン制御ルーチンSUB4〜9で設定された水素供給量
QH2 とエンジン回転数NEとをパラメータとするマッ
プより各点火プラグ16,17の点火時期を求める。そ
して、上記メインルーチン(図6参照)におけるステッ
プS2に進む。
【0079】上記エンジン1の場合、エンジンが停止直
前状態である場合、停止直前状態検出手段49aによっ
てそれが検出されて、水素遮断制御手段50によって水
素電磁弁27が全閉状態にされる(図16のステップS
62,図18のステップS69参照)。これにより、M
Hタンク4からの水素ガスの水素供給通路5側への流出
を完全に遮断させることができる。そして、上記水素供
給通路5内の残存水素圧力(第2水素圧力PH2 B)の
高低に応じて高い場合、第1開閉制御手段52(エンス
トAゾーン制御ルーチンSUB7)へ、低い場合、第2
開閉制御手段53(エンストBゾーン制御ルーチンSU
B8)への作動切換が作動切換制御手段51によって行
われる(図11のステップS27〜S29参照)。
【0080】上記第1および第2開閉制御手段52,5
3では、いずれも各処理が所定の遅延時間H2 ODLY
1の経過後に行われるようになっており、これにより、
各気筒9の作動室11内の水素濃度が過濃になり過ぎる
ことに起因するアフタバーンを防止することができる。
すなわち、上記停止直前状態の検出に伴い空気絞り弁1
9の開度も絞られるため、上記遅延を行なわずに上記第
2水素流量調整弁32の開度を増大する場合、水素濃度
が過濃となり過ぎるためである。
【0081】そして、上記第2水素圧力PH2 Bが2.
5Kg/cm2 より高い場合、例えば、急加速状態から
急に停止しようとしてアクセル34と連動する第1水素
流量調整弁30が急に絞られて下流側の水素供給通路5
に比較的高い水素圧力の水素ガスが残存する場合、上記
第1開閉制御手段52が作動されて第2水素流量調整弁
32の開度が、上記遅延処理の後、上限値(20%)ま
で徐々に増大制御される。これにより、上記水素電磁弁
27より下流側の水素供給通路5の残存水素をエンジン
1の回転に従って各気筒9の作動室11に掃気すること
ができ、その残存水素がここで燃焼されて排出されるた
め上記残存水素の水素圧力が徐々に低減する。この際、
上記残存水素圧力の低減に従って上記第2水素流量調整
弁32の開度が増大されるため、水素ガス供給量をエン
ジン停止時点までほぼ一定に保った状態で上記各気筒9
へ供給することができ、空燃比の変動に伴うアフタバー
ンを招くことなく上記水素供給通路5内の残存水素ガス
の掃気およびその燃焼を効率よく行うことができる。
【0082】一方、上記第2水素圧力PH2 Bが2.5
Kg/cm2 以下である場合、例えば、定常走行状態か
ら上記アクセル34が徐々に絞られて停止直前状態に至
るような場合、上記第2開閉制御手段53が作動されて
上記第2水素流量調整弁32の開度が所定の初期開度
(20%)まで一気に増大された後、徐々に低減され
る。この場合、上記水素圧力が低くても上記第2水素流
量調整弁32の開度を初期に一気に増大させているた
め、残存水素の掃気を速やかに行うことができ、しか
も、その後、第2水素流量調整弁32の開度を徐々に低
減させているため、空燃比の変動を伴うことなくほぼ一
定に保つことができる。
【0083】また、上記第1および第2開閉制御手段5
2,53のいずれの制御による場合であっても、アクセ
ル34が全閉となっても第1水素流量調整弁30は所定
開度だけ開かれているため、その第1水素流量調整弁3
0の上流側の水素供給通路5に残存している水素ガス
も、上記第1水素流量調整弁30の下流側の残存水素と
同様に掃気することができる。
【0084】そして、エンジンが運転停止状態となった
場合、運転停止状態検出手段49bによってそれが検出
されて、その停止時点から5秒間(5000ms)、電
源供給制御手段54から電源制御信号が電源供給手段4
8に出力される。これにより、上記電源供給手段48か
ら各イグナイタコイル18を介して各点火プラグ16,
17に電流が供給されるため、イグニッションスイッチ
46がOFF状態になっても上記5秒間は点火を継続さ
せて燃焼を継続させることができる。このため、上記水
素供給通路5から各作動室11に掃気された水素ガスを
エンジン停止後も継続して燃焼させることができ、上記
水素供給通路5内の残存水素のほぼすべてを燃焼させる
ことができる。
【0085】これらの制御の結果、エンジン停止後、再
始動時までの間、水素供給通路5および各作動室11を
未燃水素ガスが残存していない状態にすることができ、
水素ガス漏出に伴う問題発生を防止することができると
ともに、再始動を円滑に行うことができる。
【0086】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の変形例を包含するものであ
る。すなわち、上記実施例では、水素エンジンをロータ
リピストンエンジンとして構成した示しているが、これ
に限らず、例えばレシプロエンジンとして構成してもよ
い。この場合においても、同様の作用、効果を得ること
ができる。
【0087】また、上記実施例ではコントロールユニッ
ト6の内部電源6aからイグニッションスイッチOFF
後の点火用電流を供給するように構成しているが、これ
に限らず、例えばバッテリから上記点火用電流を供給す
るに構成してもよい。
【0088】さらに、上記実施例では1つの水素供給通
路5について第2水素圧力に応じて第2水素流量調整弁
32の開度状態を第1または第2開閉制御手段のいずれ
か一方に切換えるようにしているが、残存水素圧力の特
性があらかじめ特定できる場合であれば、作動切換制御
手段51を省略して上記第1または第2開閉制御手段を
いずれか一方のみ作動させるようにしてもよい。例え
ば、MHタンク側の水素遮断弁からエンジンまでの水素
供給通路の経路が短くかつ経路の容積が小さい場合、残
存水素圧力が高い場合の第1制御手段を、逆に、上記経
路が長くかつ経路の容積が大きい場合、残存水素圧力が
低い場合の第2制御手段をそれぞれ適用すればよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明における水素エンジンの制御装置によれば、エンジン
が停止直前状態である場合、停止直前状態検出手段によ
ってそれが検出されて、水素遮断制御手段によって水素
遮断弁が全閉状態にされる。これにより、水素貯蔵タン
クから水素供給通路側への水素ガスの流出を完全に遮断
することができる。そして、上記水素供給通路内の残存
水素圧力の高低に応じて作動切換制御手段により第1ま
たは第2開閉制御手段のいずれか一方に切換えることに
より、上記残存水素圧力に応じて適切な水素供給調整弁
の開度調整を行うことができ、水素供給系の残存水素を
アフタバーンを招くことなく速やかに掃気させて燃焼さ
せることができる。すなわち、上記残存水素圧力が高い
場合、第1開閉制御手段により上記水素供給調整弁の開
度を徐々に増大させることにより、残存している水素ガ
スをほぼ一定の空燃比で燃焼室に供給して燃焼させるこ
とができ、空燃比の変動に伴うアフタバーンの発生を防
止することができる。また、上記残存水素圧力が低い場
合、第2開閉制御手段により上記水素供給調整弁の開度
を一時的に急増させた後、徐々に低減させることによ
り、上記残存水素圧力が低くても上記水素供給系から残
存水素を速やかに掃気させることができる。
【0090】このため、エンジン停止状態で水素供給系
および燃焼室内を水素ガスがほぼ残存していない状態に
することができ、再始動までの間の水素ガスの漏出に伴
う問題の発生のおそれを解消することができ、かつ、再
始動に際してアフタファイヤなどの発生を防止して円滑
に始動を行うことができる。
【0091】また、請求項2記載の発明によれば、上記
請求項1記載の発明による効果に加えて、エンジンの停
止操作が行われた後も、所定時間の間、電源供給制御手
段により点火プラグの点火を継続させることにより、上
記水素供給系から導入される残存水素ガスをほぼすべて
燃焼させることができ、上記水素供給系および燃焼室を
水素ガスが残存していない状態により確実にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】水素エンジンの全体構成図である。
【図3】第1および第2水素流量調整弁の開度特性を示
す図である。
【図4】図2のエンジンの一部を示す側面構成図であ
る。
【図5】電源供給手段を示すブロック構成図である。
【図6】メインルーチンのフローチャートである。
【図7】エンジン回転同期割込み処理のフローチャート
である。
【図8】タイマ同期割込み処理のフローチャートであ
る。
【図9】初期化ルーチンのフローチャートである。
【図10】入力信号処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図11】ゾーン判定ルーチンのフローチャートであ
る。
【図12】始動ゾーン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図13】始動ゾーンにおける水素供給特性を示す図で
ある。
【図14】定常ゾーン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図15】過渡ゾーン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図16】エンストAゾーン制御ルーチンのフローチャ
ートである。
【図17】エンストAゾーンにおける水素供給特性を示
す図である。
【図18】エンストBゾーン制御ルーチンのフローチャ
ートである。
【図19】エンストBゾーンにおける水素供給特性を示
す図である。
【図20】停止ゾーン制御ルーチンのフローチャートで
ある。
【図21】点火時期制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 水素エンジン 4 MHタンク(水素貯蔵タンク) 5 水素供給通路(水素供給系) 16,17 点火プラグ 18 イグナイタコイル(点火手段) 27 水素電磁弁(水素遮断弁) 31 第2水素圧力センサ(水素圧力検出手段) 32 第2水素流量調整弁(水素供給調整弁) 48 電源供給手段 49a 停止直前状態検出手段 49b 運転停止状態検出手段 50 水素遮断制御手段 51 作動切換制御手段 52 第1開閉制御手段 53 第2開閉制御手段 54 電源供給制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素貯蔵タンクからエンジンに水素を燃
    料として供給する水素供給系と、上記水素貯蔵タンク側
    の水素供給系に介在されて上記水素貯蔵タンクからの水
    素を開閉可能に遮断する水素遮断弁と、上記エンジン側
    の水素供給系に介在されてエンジンへの水素の供給量を
    調整する水素供給調整弁とを備えた水素エンジンの制御
    装置において、 エンジンの停止直前の運転状態を検出する停止直前状態
    検出手段と、 この停止直前状態検出手段からの出力を受けて、上記水
    素遮断弁を全閉状態にする水素遮断制御手段と、 上記停止直前状態検出手段からの出力を受けて、上記水
    素供給系の残存水素の圧力を検出する水素圧力検出手段
    と、 上記水素供給調整弁の開度を徐々に増大させる第1開閉
    制御手段と、 上記水素供給調整弁の開度を一時的に急増させ、かつ、
    その後徐々に低減させる第2開閉制御手段と、 上記水素圧力検出手段からの出力を受けて、上記残存水
    素圧力が所定値より高い場合に上記第1開閉制御手段を
    作動させる一方、上記残存水素圧力が所定値より低い場
    合に上記第2開閉制御手段を作動させる作動切換制御手
    段とを備えていることを特徴とする水素エンジンの制御
    装置。
  2. 【請求項2】 点火プラグを点火させる点火手段と、 エンジンの停止時点を検出する運転停止状態検出手段
    と、 この運転停止状態検出手段からの出力を受けて、上記停
    止時点から所定時間の間、上記点火手段に点火用電流を
    供給する電源供給制御手段とを備えている請求項1記載
    の水素エンジンの制御装置。
JP16608892A 1992-06-24 1992-06-24 水素エンジンの制御装置 Withdrawn JPH0610689A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020048721A (ko) * 2000-12-18 2002-06-24 류정열 액화석유가스를 연료로 사용하는 자동차의 엔진 정지시연소 제어 장치
WO2014091680A1 (ja) * 2012-12-12 2014-06-19 株式会社デンソー 内燃機関の燃料噴射制御装置及び車両の燃料噴射システム
JP2015021470A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 マツダ株式会社 燃料噴射弁

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