JPH06107475A - 発泡セラミック板およびその製法 - Google Patents
発泡セラミック板およびその製法Info
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- JPH06107475A JPH06107475A JP25819192A JP25819192A JPH06107475A JP H06107475 A JPH06107475 A JP H06107475A JP 25819192 A JP25819192 A JP 25819192A JP 25819192 A JP25819192 A JP 25819192A JP H06107475 A JPH06107475 A JP H06107475A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 多種多様のデザインを簡単にうることができ
る発泡セラミック板を提供する。 【構成】 無機質発泡層からなる基層の片面または両面
にガラス板が溶着されてなることを特徴としている。ま
た、本発明の発泡セラミック板の製法は、加熱により発
泡する無機質発泡原料からなる基層の片面または両面に
ガラス板を積層し、これを同時焼成して一体化する。粉
末のまたは造粒された無機質発泡原料層の片面または両
面に、釉薬をコーティングしたり、印刷を施したり、ま
たは任意の形に切断したガラス板を積層し、または、着
色したガラス粒(棒状のものなども含む)や色ガラス粒
を積層し、同時に焼成して溶化一体化させることにより
えられる。
る発泡セラミック板を提供する。 【構成】 無機質発泡層からなる基層の片面または両面
にガラス板が溶着されてなることを特徴としている。ま
た、本発明の発泡セラミック板の製法は、加熱により発
泡する無機質発泡原料からなる基層の片面または両面に
ガラス板を積層し、これを同時焼成して一体化する。粉
末のまたは造粒された無機質発泡原料層の片面または両
面に、釉薬をコーティングしたり、印刷を施したり、ま
たは任意の形に切断したガラス板を積層し、または、着
色したガラス粒(棒状のものなども含む)や色ガラス粒
を積層し、同時に焼成して溶化一体化させることにより
えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡セラミック板および
その製法に関する。さらに詳しくは、多種多様のデザイ
ンを簡単に現出させることができる発泡セラミック板お
よびその製法に関する。
その製法に関する。さらに詳しくは、多種多様のデザイ
ンを簡単に現出させることができる発泡セラミック板お
よびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、無機質で軽量の大型建材の開発が行なわれてお
り、その表面の化粧方法としては、発泡性着色化粧原
料、釉薬などを粒状にして、えられた粒状物を無機質発
泡性原料からなる基層の上に積層し、それを同時に焼成
して一体化することが行なわれている。
より、無機質で軽量の大型建材の開発が行なわれてお
り、その表面の化粧方法としては、発泡性着色化粧原
料、釉薬などを粒状にして、えられた粒状物を無機質発
泡性原料からなる基層の上に積層し、それを同時に焼成
して一体化することが行なわれている。
【0003】しかしながらこの様な方法では、粒状の多
色デザインしかえられず、自然石などの細密なデザイン
や粒状以外のデザインをうることはできなかった。この
ように、従来の大型軽量セラミック板の表面意匠は粒状
の多色デザインに限られていたため、建材としての多用
性にも限界があった。
色デザインしかえられず、自然石などの細密なデザイン
や粒状以外のデザインをうることはできなかった。この
ように、従来の大型軽量セラミック板の表面意匠は粒状
の多色デザインに限られていたため、建材としての多用
性にも限界があった。
【0004】本発明は、叙上の事情に鑑み、従来技術の
欠点である意匠の限界を解消し、多種多様のデザインを
簡単にうることができる発泡セラミック板および製法を
提供することを目的とする。すなわち、ガラス板に着色
したり、印刷したり、任意の形状に切断して無機質発泡
層の上に積層し、同時焼成して溶化一体化することによ
り、または、ガラス粒(棒状のものなども含む)に着色
したり、色ガラス粒を無機質発泡層の上に積層し、同時
焼成して溶化一体化することにより、多様性のあるデザ
インを有する発泡セラミック板およびその製法を提供す
ることを目的とする。
欠点である意匠の限界を解消し、多種多様のデザインを
簡単にうることができる発泡セラミック板および製法を
提供することを目的とする。すなわち、ガラス板に着色
したり、印刷したり、任意の形状に切断して無機質発泡
層の上に積層し、同時焼成して溶化一体化することによ
り、または、ガラス粒(棒状のものなども含む)に着色
したり、色ガラス粒を無機質発泡層の上に積層し、同時
焼成して溶化一体化することにより、多様性のあるデザ
インを有する発泡セラミック板およびその製法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の発泡セラミック
板は、無機質発泡層からなる基層の片面または両面にガ
ラス板が溶着されてなることを特徴としている。また、
本発明の発泡セラミック板の製法は、加熱により発泡す
る無機質発泡原料からなる基層の片面または両面にガラ
ス板を積層し、これを同時焼成して一体化することを特
徴としている。
板は、無機質発泡層からなる基層の片面または両面にガ
ラス板が溶着されてなることを特徴としている。また、
本発明の発泡セラミック板の製法は、加熱により発泡す
る無機質発泡原料からなる基層の片面または両面にガラ
ス板を積層し、これを同時焼成して一体化することを特
徴としている。
【0006】
【作用】本発明の発泡セラミック板は、粉末のまたは造
粒された無機質発泡原料層の片面または両面に、釉薬を
コーティングしたり、印刷を施したり、または任意の形
に切断したガラス板を積層し、または、着色したガラス
粒(棒状のものなども含む)や色ガラス粒を積層し、同
時に焼成して溶化一体化させることによりえられる。
粒された無機質発泡原料層の片面または両面に、釉薬を
コーティングしたり、印刷を施したり、または任意の形
に切断したガラス板を積層し、または、着色したガラス
粒(棒状のものなども含む)や色ガラス粒を積層し、同
時に焼成して溶化一体化させることによりえられる。
【0007】このため、無機質発泡原料層の片面または
両面のガラス板またはガラス粒も溶融して表皮層を形成
する。ガラス板またはガラス粒は無機質発泡原料との融
和性が良く、デザイン性に優れた表皮層を形成する。
両面のガラス板またはガラス粒も溶融して表皮層を形成
する。ガラス板またはガラス粒は無機質発泡原料との融
和性が良く、デザイン性に優れた表皮層を形成する。
【0008】さらに意匠性を高めるため、絵柄入りの転
写シートをガラス板に貼ったり、ガラス板に直接印刷し
たり、釉薬をコーティングしたり、紫外線を受けて発光
する蛍光原料や蓄光原料を添加した釉薬をコーティング
したりしたものを前記無機質発泡原料層上に積層し、同
時焼成して溶化一体化すると非常に表情の豊かな趣きの
ある発泡セラミック板となる。
写シートをガラス板に貼ったり、ガラス板に直接印刷し
たり、釉薬をコーティングしたり、紫外線を受けて発光
する蛍光原料や蓄光原料を添加した釉薬をコーティング
したりしたものを前記無機質発泡原料層上に積層し、同
時焼成して溶化一体化すると非常に表情の豊かな趣きの
ある発泡セラミック板となる。
【0009】また粒状物(棒状物なども含む)に着色し
たり、また色ガラス粒を積層し、同時焼成して溶化一体
化すると非常に表情の豊かな趣きのある発泡セラミック
板となる。
たり、また色ガラス粒を積層し、同時焼成して溶化一体
化すると非常に表情の豊かな趣きのある発泡セラミック
板となる。
【0010】
【実施例】本発明において用いられる無機質発泡原料
は、抗火石などの火山岩、シラスなどの火山灰、長石、
粘土、ガラス粉などを主成分とし、これに必要に応じて
ソーダ灰のような発泡温度調整材やドロマイト、炭化ケ
イ素などの発泡剤を加えたものであって、加熱すると発
泡する性質を有する原料である。
は、抗火石などの火山岩、シラスなどの火山灰、長石、
粘土、ガラス粉などを主成分とし、これに必要に応じて
ソーダ灰のような発泡温度調整材やドロマイト、炭化ケ
イ素などの発泡剤を加えたものであって、加熱すると発
泡する性質を有する原料である。
【0011】この無機質発泡原料は粉末状でも造粒物状
でもよいが、造粒したもののほうが、大きなサイズの発
泡板のばあい、加熱収縮によるクラックの発泡による埋
め戻し効果が大きいので好ましい。
でもよいが、造粒したもののほうが、大きなサイズの発
泡板のばあい、加熱収縮によるクラックの発泡による埋
め戻し効果が大きいので好ましい。
【0012】造粒物は、ロールによる造粒方法、押出式
造粒方法、回転円板型式造粒方法など各種の造粒方法に
よりうることができる。造粒物の大きさは、本発明にお
いてとくに限定されないが、直径0.5 〜3mm程度のもの
が好ましい。
造粒方法、回転円板型式造粒方法など各種の造粒方法に
よりうることができる。造粒物の大きさは、本発明にお
いてとくに限定されないが、直径0.5 〜3mm程度のもの
が好ましい。
【0013】化粧層用原料としては、1121無鉛透明フリ
ット(日本フェロー(株)製)、FA−803 ジルコン乳
白フリット(日本フェロー(株)製)、ガラス粉および
水簸粘土からなる配合原料を混合粉砕した粉末に水を加
え、混練し、えられた混練物を押出し造粒した造粒物を
マルメライザー(不二パウダエル(株)製)に入れ遠心
回転させながら化粧粉を投入してえられる化粧造粒物を
用いることができる。該化粧層用原料は、前記無機質発
泡原料に色付けのため顔料を添加したり、表面のレベリ
ング性のため若干配合調整して溶け状態を調整したり、
表面硬度を確保するため発泡量の調整をしたりしてもよ
いが、そのまま用いてもよい。
ット(日本フェロー(株)製)、FA−803 ジルコン乳
白フリット(日本フェロー(株)製)、ガラス粉および
水簸粘土からなる配合原料を混合粉砕した粉末に水を加
え、混練し、えられた混練物を押出し造粒した造粒物を
マルメライザー(不二パウダエル(株)製)に入れ遠心
回転させながら化粧粉を投入してえられる化粧造粒物を
用いることができる。該化粧層用原料は、前記無機質発
泡原料に色付けのため顔料を添加したり、表面のレベリ
ング性のため若干配合調整して溶け状態を調整したり、
表面硬度を確保するため発泡量の調整をしたりしてもよ
いが、そのまま用いてもよい。
【0014】また、化粧層原料として釉薬類および発泡
性釉薬類を用いてもよい。
性釉薬類を用いてもよい。
【0015】釉薬類としては、通常、陶磁器、瓦、ほう
ろうなどに使用されるものをそのまま使用することがで
きるが、とくに本発明のばあいは、無機質発泡原料の発
泡温度かそれより低い温度で軟化溶融するものを用いる
のが好ましい。
ろうなどに使用されるものをそのまま使用することがで
きるが、とくに本発明のばあいは、無機質発泡原料の発
泡温度かそれより低い温度で軟化溶融するものを用いる
のが好ましい。
【0016】前記釉薬以外にも、無機質発泡原料の発泡
温度以下の温度で溶融する火山岩、火山灰などの無機材
料またはこれに顔料を加えたものなど、釉薬と同じよう
な作用をするものを用いることができ、本明細書におけ
る「釉薬類」とはこれらのすべてを含む概念である。た
とえば、前記無機質発泡原料から発泡剤を除いたもの
や、これに炭酸ソーダやホウ砂などの軟化温度を低下さ
せるものを加えたものや、これに顔料を加えたものなど
が使用できる。
温度以下の温度で溶融する火山岩、火山灰などの無機材
料またはこれに顔料を加えたものなど、釉薬と同じよう
な作用をするものを用いることができ、本明細書におけ
る「釉薬類」とはこれらのすべてを含む概念である。た
とえば、前記無機質発泡原料から発泡剤を除いたもの
や、これに炭酸ソーダやホウ砂などの軟化温度を低下さ
せるものを加えたものや、これに顔料を加えたものなど
が使用できる。
【0017】また、発泡性釉薬としては前記釉薬類に発
泡剤を加えたものを用いることができる。
泡剤を加えたものを用いることができる。
【0018】釉薬類および発泡性釉薬類の軟化温度は無
機質発泡原料の発泡温度と等しいかもしくは低い(発泡
温度より0〜300 ℃低い)ものがとくに好ましい。ま
た、体積膨張係数としては、無機質発泡原料のそれとほ
ぼ等しいかまたは小さいのが好ましい。
機質発泡原料の発泡温度と等しいかもしくは低い(発泡
温度より0〜300 ℃低い)ものがとくに好ましい。ま
た、体積膨張係数としては、無機質発泡原料のそれとほ
ぼ等しいかまたは小さいのが好ましい。
【0019】ガラス板としては、ソーダ石灰ガラス、鉛
ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス、ホウケイ酸ガラスな
どを使用することができるが、軟化点が比較的低く、大
量に用いられているソーダ石灰ガラスが最適である。
ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス、ホウケイ酸ガラスな
どを使用することができるが、軟化点が比較的低く、大
量に用いられているソーダ石灰ガラスが最適である。
【0020】また、ガラス粒としては、各種色ガラス
(装飾用ガラス、工芸ガラス、色板ガラス、びんガラス
など)やソーダ石灰ガラスの粒、フリット粒などを使用
することができる。
(装飾用ガラス、工芸ガラス、色板ガラス、びんガラス
など)やソーダ石灰ガラスの粒、フリット粒などを使用
することができる。
【0021】透明ガラスのばあい、板状であるときは、
表面または裏面に釉薬をコーティングしたり、印刷した
ほうが意匠性に優れ好ましい。釉薬はガラス板の熱膨張
率に近似したものを用いるのが好ましく、軟化点につい
ては、板の構成および目的に応じて適宜設定すればよ
い。たとえば、板状ガラスの裏面にコーティングするば
あいは、釉薬の軟化点が化粧原料より低いと下層の原料
に釉薬が吹い込まれ、着色がにぶくなるので、下層(化
粧層、基層)の釉薬の軟化点よりも高いものが好まし
い。また、ガラス板の表面で当該ガラスに釉薬を含浸さ
せようと思うばあいには、ガラス板より軟化点の低いも
のが好ましい。
表面または裏面に釉薬をコーティングしたり、印刷した
ほうが意匠性に優れ好ましい。釉薬はガラス板の熱膨張
率に近似したものを用いるのが好ましく、軟化点につい
ては、板の構成および目的に応じて適宜設定すればよ
い。たとえば、板状ガラスの裏面にコーティングするば
あいは、釉薬の軟化点が化粧原料より低いと下層の原料
に釉薬が吹い込まれ、着色がにぶくなるので、下層(化
粧層、基層)の釉薬の軟化点よりも高いものが好まし
い。また、ガラス板の表面で当該ガラスに釉薬を含浸さ
せようと思うばあいには、ガラス板より軟化点の低いも
のが好ましい。
【0022】さらに、意匠の多様性に対応するため、印
刷をした転写紙をガラス板に貼ったり、ガラス板に直接
印刷したり、また蛍光性釉薬をコーティングしたり、印
刷したりしてもよい。
刷をした転写紙をガラス板に貼ったり、ガラス板に直接
印刷したり、また蛍光性釉薬をコーティングしたり、印
刷したりしてもよい。
【0023】透明ガラス粒のばあい、該ガラス粒に着色
釉薬をコーティングしたり、蛍光性釉薬をコーティング
したりして用いると多様な意匠がえられる。
釉薬をコーティングしたり、蛍光性釉薬をコーティング
したりして用いると多様な意匠がえられる。
【0024】なお、本明細書において「粒」とは、いわ
ゆる粒状物以外に、円形、棒状の小片ないしは細片や単
にガラス板を粉砕した粉砕物など各種のものを含む概念
である。
ゆる粒状物以外に、円形、棒状の小片ないしは細片や単
にガラス板を粉砕した粉砕物など各種のものを含む概念
である。
【0025】ガラス板は全面に積層してもよいし、局部
的に配置してもよい。また、幾何学形状、動物や鳥の形
など各種のデザインに応じた形に切断したものを積層し
てもよい。同様にガラス粒も全面に散布してもよいし部
分的に散布してもよい。
的に配置してもよい。また、幾何学形状、動物や鳥の形
など各種のデザインに応じた形に切断したものを積層し
てもよい。同様にガラス粒も全面に散布してもよいし部
分的に散布してもよい。
【0026】さらにガラス板を研磨して用いると平滑で
高級な仕上りとなる。
高級な仕上りとなる。
【0027】前述した無機質発泡原料、釉薬類、発泡釉
薬類、ガラス板などの積層の方法としては、メッシュベ
ルト上に順次積層してもよいし、型枠内に積層してもよ
いし、また無機質発泡原料をプレス成形したものの上に
他を積層してもよく、これら積層体をメッシュベルト、
ローラーまたは台車にて焼成炉内に搬送し、その中で焼
成一体化することで大型の高感性セラミック板がえられ
る。
薬類、ガラス板などの積層の方法としては、メッシュベ
ルト上に順次積層してもよいし、型枠内に積層してもよ
いし、また無機質発泡原料をプレス成形したものの上に
他を積層してもよく、これら積層体をメッシュベルト、
ローラーまたは台車にて焼成炉内に搬送し、その中で焼
成一体化することで大型の高感性セラミック板がえられ
る。
【0028】また、焼成炉内でロール押圧を行なうと平
滑性に優れた発泡セラミック板がえられる。
滑性に優れた発泡セラミック板がえられる。
【0029】無機質発泡原料の上にガラス板を直接積層
したばあいは、無機質発泡層がガラス板の四周にはみ出
していることにより、ガラスの端部の冷めを防止する断
熱層となりクラックが非常に生じにくくなる。
したばあいは、無機質発泡層がガラス板の四周にはみ出
していることにより、ガラスの端部の冷めを防止する断
熱層となりクラックが非常に生じにくくなる。
【0030】無機質発泡原料、釉薬類および発泡性釉薬
類を粉末から造粒物へ造粒する際し用いるバインダーと
しては、メチルセルロース、糖蜜、水ガラスなどをあげ
ることができ、有機物または無機物のいずれであっても
よい。ただし、有機物が発泡に影響を及ぼすばあいに
は、水ガラスなどの無機質のバインダーを用いるのが好
ましい。
類を粉末から造粒物へ造粒する際し用いるバインダーと
しては、メチルセルロース、糖蜜、水ガラスなどをあげ
ることができ、有機物または無機物のいずれであっても
よい。ただし、有機物が発泡に影響を及ぼすばあいに
は、水ガラスなどの無機質のバインダーを用いるのが好
ましい。
【0031】造粒後に造粒物を乾燥してもよいし乾燥し
なくてもよいが、化粧に用いる造粒物のばあいは、粒に
着色粉をコーティングしたばあい、乾燥しておくと着色
粉の脱落による色ムラが生じるため乾燥しない粒を用い
る方がよい。造粒物の含水率は5%以上が良好であり、
さらに10〜25%であれば粉の脱落がなく色が安定する。
なくてもよいが、化粧に用いる造粒物のばあいは、粒に
着色粉をコーティングしたばあい、乾燥しておくと着色
粉の脱落による色ムラが生じるため乾燥しない粒を用い
る方がよい。造粒物の含水率は5%以上が良好であり、
さらに10〜25%であれば粉の脱落がなく色が安定する。
【0032】つぎに本発明の発泡セラミック板の製法に
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0033】図1は本発明の発泡セラミック板の製造装
置の断面説明図である。
置の断面説明図である。
【0034】図1においてAはセラミック発泡板製造装
置である。この装置Aは、メッシュベルトからなるコン
ベア1が走行する際に離型剤塗布装置2により、コンベ
ア表面に離型剤3が塗布される。離型剤3としては、酸
化アルミニウム粉末、水酸化アルミニウム粉末、ケイ砂
粉末、炭酸カルシウム粉末、粘土粉末などを用いること
ができる。
置である。この装置Aは、メッシュベルトからなるコン
ベア1が走行する際に離型剤塗布装置2により、コンベ
ア表面に離型剤3が塗布される。離型剤3としては、酸
化アルミニウム粉末、水酸化アルミニウム粉末、ケイ砂
粉末、炭酸カルシウム粉末、粘土粉末などを用いること
ができる。
【0035】コンベア1の上方には、無機質発泡原料ホ
ッパー4、釉薬類または発泡性釉薬類原料ホッパー5、
ガラス板供給装置6、およびガラス原料ホッパー7が配
置されている。
ッパー4、釉薬類または発泡性釉薬類原料ホッパー5、
ガラス板供給装置6、およびガラス原料ホッパー7が配
置されている。
【0036】ホッパー4からは粉末状のまたは造粒した
無機質発泡原料8が、またホッパー5からは粉末状のま
たは造粒した釉薬類または発泡性釉薬原料9が、またホ
ッパー7からは粉末状のまたは造粒したまたは破砕され
たガラス10が順次落下し、それぞれ適当な厚さで均一に
なるよう供給される。
無機質発泡原料8が、またホッパー5からは粉末状のま
たは造粒した釉薬類または発泡性釉薬原料9が、またホ
ッパー7からは粉末状のまたは造粒したまたは破砕され
たガラス10が順次落下し、それぞれ適当な厚さで均一に
なるよう供給される。
【0037】ガラス板11は釉薬類または発泡性釉薬類原
料9の上に載置される。なお、必要に応じて、釉薬類ま
たは発泡性釉薬原料9は削除してもよい。
料9の上に載置される。なお、必要に応じて、釉薬類ま
たは発泡性釉薬原料9は削除してもよい。
【0038】また、コンベア1の上にガラス原料10、ガ
ラス板11、釉薬類または発泡性釉薬類原料9、および無
機質発泡原料8の順に積層し、同時焼成して溶化一体化
してもよい。
ラス板11、釉薬類または発泡性釉薬類原料9、および無
機質発泡原料8の順に積層し、同時焼成して溶化一体化
してもよい。
【0039】また上面および下面の両方にガラス粒10ま
たはガラス板11を積層し、表裏化粧仕上げをした発泡セ
ラミック板の製造も可能である。
たはガラス板11を積層し、表裏化粧仕上げをした発泡セ
ラミック板の製造も可能である。
【0040】なお、型枠内に積層するばあいは、図2に
示されるように型枠12に離型紙20を設置し、ガラス板1
1、および無機質発泡原料8を順次積層し、焼成炉で同
時焼成して、溶化一体化することにより発泡セラミック
板がえられる。前記ガラス板11および無機質発泡原料
8の積層順序は全く逆であってもよいし、また無機質発
泡原料8の両面にガラス板11を積層してもよい。さら
に用途に応じてガラス板11と無機質発泡原料8のあいだ
に化粧造粒原料を設置してもよい。
示されるように型枠12に離型紙20を設置し、ガラス板1
1、および無機質発泡原料8を順次積層し、焼成炉で同
時焼成して、溶化一体化することにより発泡セラミック
板がえられる。前記ガラス板11および無機質発泡原料
8の積層順序は全く逆であってもよいし、また無機質発
泡原料8の両面にガラス板11を積層してもよい。さら
に用途に応じてガラス板11と無機質発泡原料8のあいだ
に化粧造粒原料を設置してもよい。
【0041】なお、粉体状の無機質発泡原料8をプレス
成形により成形物とし、この成形物の上に残りの原料を
積層し同時焼成して溶化一体化してもよい。
成形により成形物とし、この成形物の上に残りの原料を
積層し同時焼成して溶化一体化してもよい。
【0042】前述のごとく積層された積層体を載せたコ
ンベア1は、順次、予熱帯13、焼成帯14、徐冷帯15およ
び冷却帯16を通り、同時焼成により一体化された発泡セ
ラミックをうることができる。
ンベア1は、順次、予熱帯13、焼成帯14、徐冷帯15およ
び冷却帯16を通り、同時焼成により一体化された発泡セ
ラミックをうることができる。
【0043】なお、焼成帯14の出口付近にロール17を設
けておき、このロール17で発泡セラミック板の表面を押
圧すると、平滑性および所望の模様がえられ、よりデザ
イン性が向上する。
けておき、このロール17で発泡セラミック板の表面を押
圧すると、平滑性および所望の模様がえられ、よりデザ
イン性が向上する。
【0044】つぎに実施例に基づき本発明の発泡セラミ
ック板および製法を説明するが本発明はもとよりかかる
実施例にのみ限定されるものではない。
ック板および製法を説明するが本発明はもとよりかかる
実施例にのみ限定されるものではない。
【0045】実施例1基層原料の調製 馬頭クレー61.6%(重量%、以下同様)、三立クレー2
0.2%、粉末水ガラス(3号)5.0 %、ソーダ灰3.0 %
およびSiC0.4 %からなる配合原料をスチールボール
とともに1ton ミルに入れ12時間混合粉砕した。粉末は
325 メッシュ96%全通であった。この原料粉末にケルザ
ン(商品名、大日本製薬(株)製発酵多糖類)をバイン
ダーとして噴霧しながら、パン型造粒機にて転動させ、
篩にて粒径1〜3mmの造粒物をえた。これをロータリー
キルーにて含水率が2%以下となるように乾燥して基層
原料とした。
0.2%、粉末水ガラス(3号)5.0 %、ソーダ灰3.0 %
およびSiC0.4 %からなる配合原料をスチールボール
とともに1ton ミルに入れ12時間混合粉砕した。粉末は
325 メッシュ96%全通であった。この原料粉末にケルザ
ン(商品名、大日本製薬(株)製発酵多糖類)をバイン
ダーとして噴霧しながら、パン型造粒機にて転動させ、
篩にて粒径1〜3mmの造粒物をえた。これをロータリー
キルーにて含水率が2%以下となるように乾燥して基層
原料とした。
【0046】ガラス板の調製 厚さ1mmの板ガラス(日本板ガラス(株)製)の表面に
釉薬をスプレーにて塗布、乾燥し、釉薬付ガラス板をえ
た。釉薬の調合は、無鉛透明フリット3909(日本フェロ
ー(株)製)100 %に対し、外割で水20%とエチレング
リコール30%とサーモンピンクの顔料(日陶産業(株)
製M-66)5%とをジューサーにて25分間混合し、泥漿ス
プレー液をえた。乾燥は、温風乾燥機にて80℃で30分間
行なった。
釉薬をスプレーにて塗布、乾燥し、釉薬付ガラス板をえ
た。釉薬の調合は、無鉛透明フリット3909(日本フェロ
ー(株)製)100 %に対し、外割で水20%とエチレング
リコール30%とサーモンピンクの顔料(日陶産業(株)
製M-66)5%とをジューサーにて25分間混合し、泥漿ス
プレー液をえた。乾燥は、温風乾燥機にて80℃で30分間
行なった。
【0047】積層および焼成 造粒した基層原料を図1に示されるホッパー4に入れ
た。また、釉液付ガラス板を基層原料の上に積層した
(図1の6参照)。
た。また、釉液付ガラス板を基層原料の上に積層した
(図1の6参照)。
【0048】ホッパー4によりコンベア1上に基層原料
を厚さ15mmとなるように均一に供給し、その上にガラス
板を積層した。
を厚さ15mmとなるように均一に供給し、その上にガラス
板を積層した。
【0049】これを予熱帯13から焼成帯14にコンベア1
にて搬送し、ガラス板と基層原料とを同時焼成し、溶融
発泡一体化を同時に行なった。ついで徐冷帯15、冷却帯
16へとさらに搬送し、ガラス仕上げ大型軽量セラミック
板をえた。
にて搬送し、ガラス板と基層原料とを同時焼成し、溶融
発泡一体化を同時に行なった。ついで徐冷帯15、冷却帯
16へとさらに搬送し、ガラス仕上げ大型軽量セラミック
板をえた。
【0050】えられた発泡セラミック板の表面はサーモ
ンピンクの美しいガラス状の仕上げであり、非常に表面
硬度の高いものであった。セラミック板の巾は900 mmで
長さは900mm であった。また、厚さは15mmで比重は0.9
であり、ガラス状表皮層を有する美しいセラミック発泡
板であった。
ンピンクの美しいガラス状の仕上げであり、非常に表面
硬度の高いものであった。セラミック板の巾は900 mmで
長さは900mm であった。また、厚さは15mmで比重は0.9
であり、ガラス状表皮層を有する美しいセラミック発泡
板であった。
【0051】実施例2基層原料の調製 酸性白土63%、ソーダ灰10%、硝酸ソーダ4%、ジルコ
ンフラワー10%、ZnO3%および粉末水ガラス10%か
らなる配合原料をスチールボールとともに1ton ミルに
入れ6時間混合粉砕した。粉末は325 メッシュパス96%
全通であった。この原料粉末に水15%を加え、ニーダー
で混練した。えられた混練物を直径1.5mmの多数の孔を
有する押出式造粒機にて造粒したのち、ロータリーキル
ンにて含水量が2%以下となるように乾燥して基層原料
とした。
ンフラワー10%、ZnO3%および粉末水ガラス10%か
らなる配合原料をスチールボールとともに1ton ミルに
入れ6時間混合粉砕した。粉末は325 メッシュパス96%
全通であった。この原料粉末に水15%を加え、ニーダー
で混練した。えられた混練物を直径1.5mmの多数の孔を
有する押出式造粒機にて造粒したのち、ロータリーキル
ンにて含水量が2%以下となるように乾燥して基層原料
とした。
【0052】化粧層原料の調製 1121無鉛透明フリット(日本フェロー(株)製)25%、
FA-803ジルコン乳白フリット(日本フェロー(株)製)
50%、ガラス粉20%および水簸粘土5%からなる配合原
料をアルミナボールとともに1ton ミルに入れ12時間混
合粉砕した。粉末は325 メッシュ96%全通であった。こ
の原料粉末に水15%を加え、ニーダーで混練した。えら
れた混練物をディスクペレタイザー(不二パウダエル
(株)製)にて押出し造粒した。ついで、マルメライザ
ー(不二パウダエル(株)製)にえられた造粒物を入
れ、遠心回転させながら化粧粉を20%投入し、化粧造粒
物をえた。
FA-803ジルコン乳白フリット(日本フェロー(株)製)
50%、ガラス粉20%および水簸粘土5%からなる配合原
料をアルミナボールとともに1ton ミルに入れ12時間混
合粉砕した。粉末は325 メッシュ96%全通であった。こ
の原料粉末に水15%を加え、ニーダーで混練した。えら
れた混練物をディスクペレタイザー(不二パウダエル
(株)製)にて押出し造粒した。ついで、マルメライザ
ー(不二パウダエル(株)製)にえられた造粒物を入
れ、遠心回転させながら化粧粉を20%投入し、化粧造粒
物をえた。
【0053】ガラス板の調製 赤、青、黄色のガラス板を棒状に切断し、厚さ0.06mmの
透明転写シート(山本シルク(株)製)の上に図3に示
すようにスコッチテープで貼り付けた。
透明転写シート(山本シルク(株)製)の上に図3に示
すようにスコッチテープで貼り付けた。
【0054】積層および焼成 基層原料、化粧原料およびガラス棒付転写シートの順に
チャージし、実施例1と同様にして同時焼成し、溶化一
体化を行なった。
チャージし、実施例1と同様にして同時焼成し、溶化一
体化を行なった。
【0055】赤色、青色、黄色のガラス棒がランダムに
釉薬層に埋設された、表面硬度に優れた美しい大型セラ
ミック板をえた。サイズは厚さ15mmで900mm ×1800mmで
あった。
釉薬層に埋設された、表面硬度に優れた美しい大型セラ
ミック板をえた。サイズは厚さ15mmで900mm ×1800mmで
あった。
【0056】実施例3基層原料の調製 実施例2と同様にして調製した。
【0057】化粧層原料の調製 実施例2と同様にして調製した。
【0058】着色ガラス粒の調製 実施例2で用いた化粧層用配合原料100 %に、外割り
で、M-3 色素(日陶産業(株)製)4.5 %、J-24色素
(日陶産業(株)製)1.5 %およびCMC1%液70%を
加えたものをポットミルにて60分混合し、ガラス粒用泥
漿液をえた。
で、M-3 色素(日陶産業(株)製)4.5 %、J-24色素
(日陶産業(株)製)1.5 %およびCMC1%液70%を
加えたものをポットミルにて60分混合し、ガラス粒用泥
漿液をえた。
【0059】粒径1〜3mmのガラス粒を円型回転造粒機
に入れ、泥漿液をスプレーしながら、ガラス粒を着色し
た。
に入れ、泥漿液をスプレーしながら、ガラス粒を着色し
た。
【0060】積層および焼成 厚さ11mmとなるように基層原料を均一にチャージした上
に化粧層原料を厚さ5mmとなるようにチャージした。こ
の上にガラス粒散布装置にてランダムにガラス粒を散布
し、実施例1と同様にして同時焼成して、溶化一体化さ
せた。
に化粧層原料を厚さ5mmとなるようにチャージした。こ
の上にガラス粒散布装置にてランダムにガラス粒を散布
し、実施例1と同様にして同時焼成して、溶化一体化さ
せた。
【0061】釉薬層に赤、緑、黄などの色ガラス粒を埋
設散在した表面硬度の高い摩耗性に優れた大型セラミッ
ク板をえた。サイズは厚さ15mmで900mm ×1800mmであっ
た。
設散在した表面硬度の高い摩耗性に優れた大型セラミッ
ク板をえた。サイズは厚さ15mmで900mm ×1800mmであっ
た。
【0062】実施例4 実施例1で用いたガラス板の上に実施例2で用いた基層
原料を厚さ10mmとなるように均一にチャージし、その上
にさらに美しい花柄模様が印刷された転写紙が貼付され
たガラス板(ガラス板は実施例1のもの)を積層した。
原料を厚さ10mmとなるように均一にチャージし、その上
にさらに美しい花柄模様が印刷された転写紙が貼付され
たガラス板(ガラス板は実施例1のもの)を積層した。
【0063】えられた三層構造の積層体を実施例1と同
様にして同時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック
板をえた。
様にして同時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック
板をえた。
【0064】表面は釉薬の花柄模様の印刷された美しい
ガラス層を有し、裏面は御影石風の艶消し状のガラス層
を有する、表面硬度の高い美しいセラミック板をえた。
サイズは厚さ15mmで900mm ×900mm であった。
ガラス層を有し、裏面は御影石風の艶消し状のガラス層
を有する、表面硬度の高い美しいセラミック板をえた。
サイズは厚さ15mmで900mm ×900mm であった。
【0065】実施例5基層原料の調製 実施例2と同様にして調製した。
【0066】化粧層原料の調製 実施例2と同様にして調製した。
【0067】積層および焼成 コンベア上に厚さ7mmとなるように基層原料を均一にチ
ャージし、その上に化粧層原料を厚さ5mmとなるように
均一にチャージした。ついで化粧層原料の上に黒色の転
写シートを添付したガラス型(5cm角)を図4に示すよ
うに部分的に載置した。
ャージし、その上に化粧層原料を厚さ5mmとなるように
均一にチャージした。ついで化粧層原料の上に黒色の転
写シートを添付したガラス型(5cm角)を図4に示すよ
うに部分的に載置した。
【0068】えられた積層体を実施例1と同様にして同
時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック板をえた。
時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック板をえた。
【0069】黒色ガラス小片が釉薬層に埋設された表面
硬度の高い美しい大型セラミック板をえた。サイズは厚
さ10mmで900mm ×900mm であった。
硬度の高い美しい大型セラミック板をえた。サイズは厚
さ10mmで900mm ×900mm であった。
【0070】実施例6基層原料の調製 実施例2と同様にして調製した。
【0071】ガラス板の調製 孔径0.1mm のナイロン網をアルミ枠に張り、網に感光乳
剤アゾーフィックスNo.1(栗田化学研究所(株)製)を
塗布した。つぎに印刷柄を色別に分解した陰画紙をつく
り、この陰画紙を感光乳剤が塗られたナイロン網の上に
重ねて、電光にて感光硬化後、水洗すると硬化していな
い乳剤部分は洗浄されて網は開孔となった。
剤アゾーフィックスNo.1(栗田化学研究所(株)製)を
塗布した。つぎに印刷柄を色別に分解した陰画紙をつく
り、この陰画紙を感光乳剤が塗られたナイロン網の上に
重ねて、電光にて感光硬化後、水洗すると硬化していな
い乳剤部分は洗浄されて網は開孔となった。
【0072】ついで実施例1で用いたガラス板の上にス
クリーンをセットした。インクは任意の色の発光釉薬入
り上絵絵具(800〜900 ℃で溶融するもの)にセラゾール
210(名古屋油化(株)製スキージオイル)を加え、練り
合わせてクリーム状にしたものを用いた。このクリーム
状の顔料をスクリーンの上にのせて、スキージで引け
ば、顔料はスクリーンを通してガラス板上に転写され
る。
クリーンをセットした。インクは任意の色の発光釉薬入
り上絵絵具(800〜900 ℃で溶融するもの)にセラゾール
210(名古屋油化(株)製スキージオイル)を加え、練り
合わせてクリーム状にしたものを用いた。このクリーム
状の顔料をスクリーンの上にのせて、スキージで引け
ば、顔料はスクリーンを通してガラス板上に転写され
る。
【0073】各色毎に塗り重ねて鳥をイメージした色図
柄をガラス板に転写した。乾燥後、ガラス板から顔料が
剥離しないように104 セラコート(名古屋油化(株)製
カバーコート)を全面に印刷してガラス板の印刷を完了
した。
柄をガラス板に転写した。乾燥後、ガラス板から顔料が
剥離しないように104 セラコート(名古屋油化(株)製
カバーコート)を全面に印刷してガラス板の印刷を完了
した。
【0074】積層および焼成 コンベア上に厚さ15mmとなるように基層原料を均一にチ
ャージし、その上に印刷したガラス板を載置した。
ャージし、その上に印刷したガラス板を載置した。
【0075】えられた積層体を実施例1と同様にして同
時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック板をえた。
時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミック板をえた。
【0076】えられた発泡セラミック板は鳥の模様があ
らわされた美しい大型軽量セラミック板であった。
らわされた美しい大型軽量セラミック板であった。
【0077】実施例7 実施例1で用いた基層原料をプレスにてタイル状(300m
m 角)に成形し、その上に花柄模様を印刷したガラス板
(ガラス板は実施例1で用いたもの)を積層し実施例1
と同様にして同時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミ
ック板をえた。
m 角)に成形し、その上に花柄模様を印刷したガラス板
(ガラス板は実施例1で用いたもの)を積層し実施例1
と同様にして同時焼成し、溶化一体化させ、発泡セラミ
ック板をえた。
【0078】表面に花柄模様のガラス仕上げの美しい軽
量タイルをえた。
量タイルをえた。
【0079】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の発泡セラ
ミック板は、無機質発泡原料からなる基層の上に必要に
応じ化粧層を積層し、さらにガラス粒またはガラス板を
積層したものを同時焼成している。そして、発泡、粒ま
たは粉の融着、釉薬類の溶融、ガラス板またはガラス粒
の溶融、融着が加熱工程で一段階で行なわれるため、工
程が単純化されかつ経済的に発泡セラミック板をうるこ
とができる。
ミック板は、無機質発泡原料からなる基層の上に必要に
応じ化粧層を積層し、さらにガラス粒またはガラス板を
積層したものを同時焼成している。そして、発泡、粒ま
たは粉の融着、釉薬類の溶融、ガラス板またはガラス粒
の溶融、融着が加熱工程で一段階で行なわれるため、工
程が単純化されかつ経済的に発泡セラミック板をうるこ
とができる。
【0080】本発明の発泡セラミック板は、住宅の外壁
材、床材、屋根材または断熱材として好適に用いること
ができる。
材、床材、屋根材または断熱材として好適に用いること
ができる。
【図1】本発明の発泡セラミック板の製造装置の断面説
明図である。
明図である。
【図2】型枠内に原料を積層するばあいの説明図であ
る。
る。
【図3】実施例2においてガラス板を積層するばあいの
説明図である。
説明図である。
【図4】実施例5においてガラス板を積層するばあいの
説明図である。
説明図である。
1 メッシュベルト 4 無機質発泡原料ホッパー 5 釉薬類または発泡釉薬類ホッパー 6 ガラス板供給装置 7 ガラス原料ホッパー 13 予熱帯 14 焼成帯 15 徐冷帯 16 冷却帯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀家 大士 大阪府豊中市新千里西町一丁目1番12号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 松岡 繁 大阪府豊中市新千里西町一丁目1番12号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 永井 了 岐阜県土岐市泉町河合228 (72)発明者 永冶 良夫 岐阜県土岐市肥田町肥田702番地の1 (72)発明者 今橋 一夫 東京都調布市つつじケ丘4−23 神代団地 27−402
Claims (14)
- 【請求項1】 無機質発泡層からなる基層の片面または
両面にガラス板が溶着されてなることを特徴とする発泡
セラミック板。 - 【請求項2】 無機質発泡層からなる基層の片面または
両面に化粧層が形成されており、該化粧層表面の全面ま
たは部分的にガラス板が溶着されてなることを特徴とす
る発泡セラミック板。 - 【請求項3】 前記ガラス板に印刷が施されてなる請求
項2記載の発泡セラミック板。 - 【請求項4】 前記ガラス板に発光釉薬がコーティング
されてなる請求項2記載の発泡セラミック板。 - 【請求項5】 無機質発泡層からなる基層の片面または
両面に透明または色ガラス粒が全面または部分的に溶着
されてなることを特徴とする発泡セラミック板。 - 【請求項6】 無機質発泡層からなる基層の片面または
全面に化粧層が形成されており、該化粧層表面の全面ま
たは部分的に透明または色ガラス粒が溶着されてなるこ
とを特徴とする発泡セラミック板。 - 【請求項7】 前記ガラス粒に発光釉薬がコーティング
されてなる請求項6記載の発泡セラミック板。 - 【請求項8】 加熱により発泡する無機質発泡原料から
なる基層の片面または両面にガラス板を積層し、これら
を同時焼成して一体化することを特徴とする発泡セラミ
ック板の製法。 - 【請求項9】 加熱により発泡する無機質発泡原料から
なる基層の片面または両面に化粧層原料を積層し、該化
粧層原料の全面または部分的にガラス板を載置し、これ
らを同時焼成して一体化することを特徴とする発泡セラ
ミック板の製法。 - 【請求項10】 前記ガラス板に予め印刷を施す請求項
9記載の発泡セラミック板の製法。 - 【請求項11】 前記ガラス板に予め発光釉薬をコーテ
ィングする請求項9記載の発泡セラミック板の製法。 - 【請求項12】 加熱により発泡する無機質発泡原料か
らなる基層の片面または両面に透明または色ガラス粒を
全面または部分的に散布し、これらを同時焼成して一体
化することを特徴とする発泡セラミック板の製法。 - 【請求項13】 加熱により発泡する無機質発泡原料か
らなる基層の片面または両面に化粧層原料を積層し、該
化粧層原料の全面または部分的に透明または色ガラス粒
を散布し、これらを同時焼成して一体化することを特徴
とする発泡セラミック板の製法。 - 【請求項14】 前記ガラス粒に予め発光釉薬をコーテ
ィングする請求項13記載の発泡セラミック板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25819192A JP2655977B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 発泡セラミック板およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25819192A JP2655977B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 発泡セラミック板およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107475A true JPH06107475A (ja) | 1994-04-19 |
| JP2655977B2 JP2655977B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17316782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25819192A Expired - Lifetime JP2655977B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 発泡セラミック板およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2655977B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005022967A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-27 | Toyo Syst Plant:Kk | 無機系発泡体の加工方法及びその方法で得られた無機系発泡体加工物 |
| JP2006002357A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Fujimi Ceramic Kk | 発泡タイル及びその製造方法 |
| KR100751853B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2007-08-23 | 에스엔케이폴리텍(주) | 고분자 탄성체 복층 시트 구조체의 연속적 제조방법 |
| KR102183825B1 (ko) * | 2019-10-17 | 2020-11-27 | (주)아름다운동산 | 내외장재용 합성패널 제조방법 및 이를 이용하여 제조된 내외장재용 합성패널 |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25819192A patent/JP2655977B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005022967A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-27 | Toyo Syst Plant:Kk | 無機系発泡体の加工方法及びその方法で得られた無機系発泡体加工物 |
| JP2006002357A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Fujimi Ceramic Kk | 発泡タイル及びその製造方法 |
| KR100751853B1 (ko) * | 2006-06-20 | 2007-08-23 | 에스엔케이폴리텍(주) | 고분자 탄성체 복층 시트 구조체의 연속적 제조방법 |
| KR102183825B1 (ko) * | 2019-10-17 | 2020-11-27 | (주)아름다운동산 | 내외장재용 합성패널 제조방법 및 이를 이용하여 제조된 내외장재용 합성패널 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2655977B2 (ja) | 1997-09-24 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970422 |