JPH06108143A - 固体成形焼入方法 - Google Patents
固体成形焼入方法Info
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- JPH06108143A JPH06108143A JP26029892A JP26029892A JPH06108143A JP H06108143 A JPH06108143 A JP H06108143A JP 26029892 A JP26029892 A JP 26029892A JP 26029892 A JP26029892 A JP 26029892A JP H06108143 A JPH06108143 A JP H06108143A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はダイヤフラムスプリングの固体成形
熱処理に於いて、ひけおよび焼割の発生がなく、更に同
時に焼戻しも行うことの出来る方法と装置を技術課題と
するものである。 【構成】 ダイヤフラムスプリングの素材を加熱し、固
体成形熱処理装置Bの金型のC1 及びC2 をヒーター9
にて450°Cに加熱し金型のD1 及びD2を0〜60
°Cに冷却してプレス成形することにより、ダイヤフラ
ムスプリングのスプリング部はベイナイト組織に、レバ
ー部はマルテンサイト組織に形成する。
熱処理に於いて、ひけおよび焼割の発生がなく、更に同
時に焼戻しも行うことの出来る方法と装置を技術課題と
するものである。 【構成】 ダイヤフラムスプリングの素材を加熱し、固
体成形熱処理装置Bの金型のC1 及びC2 をヒーター9
にて450°Cに加熱し金型のD1 及びD2を0〜60
°Cに冷却してプレス成形することにより、ダイヤフラ
ムスプリングのスプリング部はベイナイト組織に、レバ
ー部はマルテンサイト組織に形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用クラッチに使用
されるダイヤフラムスプリングの熱処理方法及び同装置
に関するものである。
されるダイヤフラムスプリングの熱処理方法及び同装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る従来技術としては特公昭4
8−29443号の公報がある。
8−29443号の公報がある。
【0003】このものは円板状の鋼板を打抜き、焼入温
度に加熱後、上型、下型よりなる金型にて加圧して、前
記打板鋼板を円錐形状に加工すると同時に打抜鋼板の熱
を金型に伝達して急冷して焼入れし、その後成形及び焼
入の施された鋼板を取り出して焼戻しすることにより製
造するダイヤフラムスプリングの製造方法である。
度に加熱後、上型、下型よりなる金型にて加圧して、前
記打板鋼板を円錐形状に加工すると同時に打抜鋼板の熱
を金型に伝達して急冷して焼入れし、その後成形及び焼
入の施された鋼板を取り出して焼戻しすることにより製
造するダイヤフラムスプリングの製造方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し前記ダイヤフラム
スプリングの製造方法は円錐形状の成形と焼入を同時に
実施するために、焼入時の急冷によりダイヤフラムスプ
リングの一部にひけが発生し易く、また焼入時の変態膨
張のために焼割れがダイヤスプリングのスプリング部に
発生し易いものである。
スプリングの製造方法は円錐形状の成形と焼入を同時に
実施するために、焼入時の急冷によりダイヤフラムスプ
リングの一部にひけが発生し易く、また焼入時の変態膨
張のために焼割れがダイヤスプリングのスプリング部に
発生し易いものである。
【0005】次に焼入完了後前記スプリング部に対して
別工程で焼戻しを行う必要がある。
別工程で焼戻しを行う必要がある。
【0006】本発明はダイヤフラムスプリングの固体成
形熱処理に於いて、ひけおよび焼割の発生がなく、更に
同時に焼戻しも行うことの出来る方法と装置を技術課題
とするものである。
形熱処理に於いて、ひけおよび焼割の発生がなく、更に
同時に焼戻しも行うことの出来る方法と装置を技術課題
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、成形
材料を加熱後、複数の型間において成形と同時に冷却す
る固体成形焼入方法において、前記型間において所定温
度にまで加圧冷却した後、前記温度にて保持することを
特徴とする固体成形焼入方法とした。又、必要であれ
ば、前記型間の一部分において前記所定温度にて保持
し、その他の部分においては冷却を継続することを特徴
とする固体成形焼入方法とした。
材料を加熱後、複数の型間において成形と同時に冷却す
る固体成形焼入方法において、前記型間において所定温
度にまで加圧冷却した後、前記温度にて保持することを
特徴とする固体成形焼入方法とした。又、必要であれ
ば、前記型間の一部分において前記所定温度にて保持
し、その他の部分においては冷却を継続することを特徴
とする固体成形焼入方法とした。
【0008】
【作用】ダイヤフラムスプリング部のスプリング部に相
当する部分を焼入→焼戻しに相当する850°C→45
0°Cに恒温熱処理を行ってベイナイト組織を形成し、
レバー部に相当する部分は850°C→0〜60°Cに
熱処理(焼入)することにより耐摩耗性にすぐれたマル
テンサイト組織を形成するものである。
当する部分を焼入→焼戻しに相当する850°C→45
0°Cに恒温熱処理を行ってベイナイト組織を形成し、
レバー部に相当する部分は850°C→0〜60°Cに
熱処理(焼入)することにより耐摩耗性にすぐれたマル
テンサイト組織を形成するものである。
【0009】又固体成形熱処理装置として、上型及び下
型からなる金型のスプリングに相当する部分は450°
Cに加熱し、レバー部に相当する金型上部は冷却水にて
0〜60°Cに冷却保持するものである。
型からなる金型のスプリングに相当する部分は450°
Cに加熱し、レバー部に相当する金型上部は冷却水にて
0〜60°Cに冷却保持するものである。
【0010】
【実施例】以下実施例について説明する。
【0011】図1のAは自動車クラッチ用ダイヤフラム
スプリングの完成品で、図2は図1の一部を省略した平
面図である。
スプリングの完成品で、図2は図1の一部を省略した平
面図である。
【0012】1はスプリング部で2はこれに接続するレ
バー部で、3は絞り部で約3m/mの鋼板よりなる。
バー部で、3は絞り部で約3m/mの鋼板よりなる。
【0013】図3は固体成形熱処理装置Bで5は上型、
6は下型、7は金型を冷却するための冷却水、8は断熱
材9はヒータである。
6は下型、7は金型を冷却するための冷却水、8は断熱
材9はヒータである。
【0014】板厚3m/mの鋼板を打抜いてダイヤフラ
ムスプリング素材である円板状とし、これを図示しない
加熱炉にて800〜950°Cに加熱後、ダイヤフラム
スプリングの上面及び下面を円錐形状に成形するため
に、前記固体成形熱処理装置Bの上型及び下型にて加圧
成形すると同時に鋼板の熱を上型、下型の金型に伝達し
て鋼板を急冷するものである。
ムスプリング素材である円板状とし、これを図示しない
加熱炉にて800〜950°Cに加熱後、ダイヤフラム
スプリングの上面及び下面を円錐形状に成形するため
に、前記固体成形熱処理装置Bの上型及び下型にて加圧
成形すると同時に鋼板の熱を上型、下型の金型に伝達し
て鋼板を急冷するものである。
【0015】この場合前記上型及び下型のスプリング相
当部はヒータ8にて加熱され、更に上型及び下型の上方
は冷却水にて冷却されている。前記、金型のC1 及びC
2 部は450°Cに保持されD1 及びD2 は0〜60°
Cに保持されている。
当部はヒータ8にて加熱され、更に上型及び下型の上方
は冷却水にて冷却されている。前記、金型のC1 及びC
2 部は450°Cに保持されD1 及びD2 は0〜60°
Cに保持されている。
【0016】約850°Cに加熱したワークをスプリン
グ部に相当する金型が約450°Cに保持されてプレス
成形することによりワークの金属組織挙動はオーステナ
イト状態で成形が開始されてワークが850°Cより約
500°Cまで急冷されて熱収縮する、そして約450
°Cで約10〜60秒間恒温保持してベイナイト組織に
なる。
グ部に相当する金型が約450°Cに保持されてプレス
成形することによりワークの金属組織挙動はオーステナ
イト状態で成形が開始されてワークが850°Cより約
500°Cまで急冷されて熱収縮する、そして約450
°Cで約10〜60秒間恒温保持してベイナイト組織に
なる。
【0017】これによりダイヤフラムスプリングAのス
プリング部1には焼入変態に見られる体積膨張がないた
めに歪がより小さくなり、かつ応力集中が緩和されるた
めに焼割れも未然に防止でき、絞り部3と共にスプリン
グ部が形成できる。
プリング部1には焼入変態に見られる体積膨張がないた
めに歪がより小さくなり、かつ応力集中が緩和されるた
めに焼割れも未然に防止でき、絞り部3と共にスプリン
グ部が形成できる。
【0018】又金型のD1 ,D2 部は冷却水にて0〜6
0°Cに冷却されているために850°Cに加熱された
ダイヤフラムスプリングのレバー部2はプレス加工にて
急冷されて焼入状態となりマルテンサイト組織となりH
V700以上の硬度を有するレバー部か形成できる。
0°Cに冷却されているために850°Cに加熱された
ダイヤフラムスプリングのレバー部2はプレス加工にて
急冷されて焼入状態となりマルテンサイト組織となりH
V700以上の硬度を有するレバー部か形成できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は次の効果を有する。
【0020】従来技術に比べて焼戻し工程が省略される
と共に、金型の一部が高温にて保持されているために焼
入変態に見られる体積膨張がなく、スプリング部の歪が
小さくなり焼割れも発生もなく、工程時間の短縮化がで
きる。
と共に、金型の一部が高温にて保持されているために焼
入変態に見られる体積膨張がなく、スプリング部の歪が
小さくなり焼割れも発生もなく、工程時間の短縮化がで
きる。
【図1】ダイヤフラムスプリングの完成品の外観斜視図
である。
である。
【図2】図1の一部省略した平面図である。
【図3】本実施例の固体成形熱処理装置の断面図であ
る。
る。
A ダイヤフラムスプリング 1 スプリング部 2 レバー部 5 上型 6 下型 7 冷却水 9 ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内 野 龍 一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 成形材料を加熱後、複数の型間において
成形と同時に冷却する固体成形焼入方法において、前記
型間において所定温度にまで加圧冷却した後、前記温度
にて保持することを特徴とする固体成形焼入方法。 - 【請求項2】 成形材料を加熱後、複数の型間において
成形と同時に冷却する固体成形焼入方法において、前記
型間において所定温度にまで加圧冷却した後、前記型間
の一部分においては前記温度にて保持し、その他の部分
においては冷却を継続することを特徴とする固体成形焼
入方法。 - 【請求項3】 複数の型によって構成される固体成形焼
入型において、前記型には各々温度保持用ヒータと冷却
水路を備え、前記保持用ヒータと冷却水路との間には断
熱材を備えていることを特徴とする固体成形焼入型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26029892A JP3396897B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 固体成形焼入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26029892A JP3396897B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 固体成形焼入方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108143A true JPH06108143A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3396897B2 JP3396897B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=17346103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26029892A Expired - Fee Related JP3396897B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 固体成形焼入方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3396897B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002241835A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Aisin Takaoka Ltd | ワークの部分強化方法 |
| JP2002363647A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Aisin Seiki Co Ltd | 鋼材の成形同時オーステンパ処理法 |
| KR100554485B1 (ko) * | 1996-06-07 | 2006-04-21 | 게스탐프 하르트테크 아베 | 강판제품의제조방법 |
| WO2007013279A1 (ja) * | 2005-07-27 | 2007-02-01 | Kikuchi Co., Ltd. | 加熱装置及び加熱方法 |
| WO2010150683A1 (ja) * | 2009-06-22 | 2010-12-29 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼板の熱間プレス成形方法、鋼板の熱間プレス成形装置、及び鋼成形部材 |
| KR101149233B1 (ko) * | 2008-07-25 | 2012-05-29 | 현대제철 주식회사 | 프레스 경화용 금형의 냉각장치 |
| KR101501476B1 (ko) * | 2013-05-06 | 2015-03-11 | (주)일지테크 | 열간 프레스 성형방법 |
| CN118875143A (zh) * | 2024-08-12 | 2024-11-01 | 武汉理工大学 | 一种热成形方法以及钢构件 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP26029892A patent/JP3396897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100554485B1 (ko) * | 1996-06-07 | 2006-04-21 | 게스탐프 하르트테크 아베 | 강판제품의제조방법 |
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| JP4795486B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2011-10-19 | 新日本製鐵株式会社 | 鋼板の熱間プレス成形方法、鋼板の熱間プレス成形装置、及び鋼成形部材 |
| CN102458708A (zh) * | 2009-06-22 | 2012-05-16 | 新日本制铁株式会社 | 钢板的热压成型方法、钢板的热压成型装置及钢成型部件 |
| KR101501476B1 (ko) * | 2013-05-06 | 2015-03-11 | (주)일지테크 | 열간 프레스 성형방법 |
| CN118875143A (zh) * | 2024-08-12 | 2024-11-01 | 武汉理工大学 | 一种热成形方法以及钢构件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3396897B2 (ja) | 2003-04-14 |
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