JPH06108307A - 高吸湿性繊維 - Google Patents

高吸湿性繊維

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JPH06108307A
JPH06108307A JP25835092A JP25835092A JPH06108307A JP H06108307 A JPH06108307 A JP H06108307A JP 25835092 A JP25835092 A JP 25835092A JP 25835092 A JP25835092 A JP 25835092A JP H06108307 A JPH06108307 A JP H06108307A
Authority
JP
Japan
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weight
fiber
acrylonitrile
parts
collagen
Prior art date
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Pending
Application number
JP25835092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Hagura
茂樹 羽倉
Yuichi Fukui
雄一 福居
Shoji Hayashi
省治 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06108307A publication Critical patent/JPH06108307A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸湿性及び後工程通過性に優れ、且つコラー
ゲン添加独特の風合いを有した、非常に感触の良好な繊
維を得ること。 【構成】 アクリルニトリル系ポリマー100重量部を
溶剤に溶解した溶液に、平均粒径10μ以下のコラーゲ
ン粒子5〜70重量部を添加、分散させた組成物を紡糸
して得られる、特定の特性を有するアクリルニトリル系
高吸湿性繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸湿性に優れ、かつ適
正な繊維物性を有する、衣料用途に好適なアクリロニト
リル系高吸湿性繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣料の快適性という面より、皮膚
からの発汗作用で生じた水蒸気を吸収し、衣服内の蒸れ
を防ぐ機能を付与することは非常に重要であり、合成繊
維に吸湿性を与えるべく、ポリマー自体の改質や吸湿性
に優れた添加物を混入する方法等が検討されている。
【0003】一方衣料素材として給するためには、編
成、織成等の加工が行えることが必要であるが、そのた
めには、繊維としては、一定以上の繊維物性を有するこ
とが必要である。
【0004】また、アクリルニトリル系繊維は、風合
い、発色性、保温性に優れるといった、種々の特徴によ
り、世の中に広く受け入れられている繊維であるが、吸
湿性という面では十分とは言えず、吸湿性の向上につい
ての研究がなされてきた。
【0005】しかしながら、これまでの技術では、アク
リロニトリル系繊維において、吸湿性と繊維物性を高次
に満足する繊維は、得られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、アクリルニトリル系繊維としての特徴を維持し
つつ、高い吸湿性を有し、かつ適正な物性を有すること
により、衣料用途に用いた場合に、非常に快適性に優
れ、又特別な加工方法を必要としない繊維を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、アクリルニトリル系ポリマー100重量部を溶剤
に溶解した溶液に、平均粒径10μ以下のコラーゲン粒
子5〜70重量部を添加、分散させた組成物を紡糸して
得られる、下記の特性を有するアクリルニトリル系高吸
湿性繊維にある。 公定水分率 ≧ 3重量% 繊度 ≦ 20d 引張強度 ≧ 1g/d 引張伸度 ≧ 5% 初期弾性率 ≧ 10g/d 本発明の目的である衣料とした場合の快適性を得るため
には、繊維の吸湿性は高いほど好ましいが、公定水分率
で少なくとも3%以上が必要である。
【0008】また、衣料素材として給するために、現在
一般に行われている編成、織成等の加工を行う為には、
繊維物性は繊度20d以下、引張強度が1g/d以上、
引張伸度が5%以上かつ初期弾性率が10g/d以上で
ある必要がある。
【0009】本発明におけるアクリルニトリル系ポリマ
ーとしては、現在一般に用いられている各種共重合体が
使用可能であり、例えば、酢酸ビニル、塩化ビニリデ
ン、アクリルアミド、メタクリル酸メチル、アクリル
酸、アクリル酸メチル、臭化ビニル、メタクリルスルホ
ン酸ナトリウム等が挙げられる。
【0010】本発明に用いられる溶剤としては、アクリ
ルニトリル系ポリマーの溶剤として一般に用いられてい
るものが使用可能であり、例えば、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキサイド、
γ−ブチロラクトン、エチレンカーボネート、硝酸チオ
シアン酸ナトリウム、塩化亜鉛水溶液等が挙げられる。
【0011】本発明におけるコラーゲン粒子としては、
特に限定されるものではなく、例えば、一般に用いられ
ている豚、牛等の皮状物を精製処理して得られるものを
平均粒径が10μ以下に微粉化したものが使用できる。
平均粒径が10μより大きいコラーゲン粉末を用いる場
合には、紡糸安定性が低下するため好ましくない。
【0012】また、アクリルニトリル系ポリマー中に添
加、分散するコラーゲン粒子の量としては、アクリロニ
トリル系ポリマー100重量部に対して5〜70重量部
とする必要がある。5重量部未満では、十分な吸湿性が
賦与されず、衣料としたときの快適性の改善も得られな
い。一方、70重量部を越える場合には、得られる繊維
の物性が低下し、通常の後加工工程性が低下するため好
ましくない。
【0013】本発明における紡糸方法としては特に限定
されるものではなく、アクリルニトリル系繊維の製造に
一般に用いられている、湿式、乾湿式、乾式紡糸法が使
用可能であり、目的に応じて任意に選べば良い。本発明
で云う後加工とは、例えばニット編み地を作成する為に
行う、捲縮付与工程、牽切工程、紡績工程、染色工程、
製織工程等のことであり、これらの後工程では、原糸が
適度な強度、伸度、初期弾性率を有していることが必要
である。
【0014】以下、本発明を実施例により説明する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)アクリルニトリル単位91.4重量%及び
酢酸ビニル単位8.6重量%からなるアクリロニトリル
系コポリマーの20重量%ジメチルアセトアミド溶液
に、平均粒径5μのコラーゲン粉末を、アクリルニトリ
ル系ポリマー100重量部に対して30重量部添加、分
散し、得られた組成物を湿式紡糸し、下記特性を有する
繊度5デニールの繊維を得た。
【0016】尚、この時の紡糸では、孔径100μのノ
ズルを用い、凝固浴としては、50℃のジメチルアセト
アミド60重量%水溶液を用い、カスケード延伸倍率を
5倍とした。
【0017】平衡水分率 8重量% 引張強度 1.8g/d 引張伸度 12% 初期弾性率 33g/d また、得られた繊維を用いて、ニット編みを行った処、
工程上何等問題は生じなかった。
【0018】更に、本繊維を用いた布帛は、従来のアク
リル繊維によるものに比べ、べとつき等もなく、又、コ
ラーゲン添加独特の風合いを有し、感触が非常に良好で
あった。
【0019】(実施例2)アクリルニトリル単位94.
4重量%及びアクリル酸メチル単位5.6重量%からな
るアクリロニトリル系コポリマーの28重量%ジメチル
アセトアミド溶液に、平均粒径5μのコラーゲン粉末
を、アクリルニトリル系ポリマー100重量部に対して
10重量部添加、分散し、得られた組成物を乾湿式紡糸
し、下記特性を有する繊度5デニールの繊維を得た。
【0020】尚、この時の紡糸では、孔径200μのノ
ズルを用い、凝固浴としては、30℃のジメチルアセト
アミド60重量%水溶液を用い、カスケード延伸倍率を
5倍とした。
【0021】平衡水分率 4重量% 引張強度 2.1g/d 引張伸度 15% 初期弾性率 40g/d また、得られた繊維を用いて、ニット編みを行った処、
工程上何等問題は生じなかった。
【0022】更に、本繊維を用いた布帛は、従来のアク
リル繊維によるものに比べ、べとつき等もなく、又コラ
ーゲン添加独特の風合いを有し、感触が非常に良好であ
った。
【0023】(実施例3)アクリルニトリル単位91.
4重量%及び酢酸ビニル単位8.6重量%からなるアク
リロニトリル系コポリマーの15重量%ジメチルアセト
アミド溶液に、平均粒径5μのコラーゲン粉末を、アク
リルニトリル系ポリマー100重量部に対して60重量
部添加、分散し、得られた組成物を湿式紡糸し、下記特
性を有する繊度5デニールの繊維を得た。
【0024】尚、この時の紡糸では、孔径100μのノ
ズルを用い、凝固浴としては、50℃のジメチルアセト
アミド60重量%水溶液を用い、カスケード延伸倍率を
5倍とした。
【0025】平衡水分率 12重量% 引張強度 1.1g/d 引張伸度 10% 初期弾性率 25g/d また、得られた繊維を用いて、ニット編みを行った処、
工程上何等問題は生じなかった。
【0026】更に、本繊維を用いた布帛は、従来のアク
リル繊維によるものに比べ、べとつき等もなく、又コラ
ーゲン添加独特の風合いを有し、感触が非常に良好であ
った。
【0027】(比較例1)コラーゲン粒子の添加量を8
0重量部とする以外は実施例1と同様にして、下記特性
を有する繊維を得た。
【0028】平衡水分率 12重量% 引張強度 0.6g/d 引張伸度 3% 初期弾性率 15g/d また、得られた繊維を用いて、ニット編みを行ったが、
糸切れ等が生じ、工程を通過させることができなかっ
た。
【0029】(比較例2)コラーゲン粒子の添加量を2
重量部とする以外は実施例1と同様にして、下記特性を
有する繊維を得た。
【0030】平衡水分率 2重量% 引張強度 2.2g/d 引張伸度 20% 初期弾性率 35g/d また、得られた繊維を用いて、ニット編みを行った処、
工程上何等問題は生じなかった。
【0031】しかしながら、本繊維を用いた布帛は、従
来のアクリル繊維によるものと比べ、特に触感の変化は
認められなかった。
【0032】(比較例3)平均粒系20μのコラーゲン
粉末を使用する以外は実施例1と同様にして湿式紡糸を
試みたが、紡糸安定性が得られず、繊維を得ることはで
きなかった。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、アクリロニトリル
系ポリマーを溶剤に溶解した溶液中に特定粒径のコラー
ゲン粒子を特定量添加、分散させた組成物を紡糸するこ
とにより、得られる布帛は、吸湿性及び後工程通過性に
優れ、且つコラーゲン添加独特の風合いを有した、非常
に感触の良好なものであり、その効果は極めて大きいも
のである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 101:14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリルニトリル系ポリマー100重量
    部を溶剤に溶解した溶液に、平均粒径10μ以下のコラ
    ーゲン粒子5〜70重量部を添加、分散させた組成物を
    紡糸して得られる、下記の特性を有するアクリルニトリ
    ル系高吸湿性繊維。 公定水分率 ≧ 3重量% 繊度 ≦ 20d 引張強度 ≧ 1g/d 引張伸度 ≧ 5% 初期弾性率 ≧ 10g/d
JP25835092A 1992-09-28 1992-09-28 高吸湿性繊維 Pending JPH06108307A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7615373B2 (en) 1999-02-25 2009-11-10 Virginia Commonwealth University Intellectual Property Foundation Electroprocessed collagen and tissue engineering
US7759082B2 (en) 1999-02-25 2010-07-20 Virginia Commonwealth University Intellectual Property Foundation Electroprocessed fibrin-based matrices and tissues
CN104233498A (zh) * 2014-10-13 2014-12-24 太仓苏纶纺织化纤有限公司 一种多孔胶原蛋白改性的超细腈纶的制备方法
CN104264266A (zh) * 2014-10-13 2015-01-07 太仓苏纶纺织化纤有限公司 一种胶原蛋白改性的超细腈纶的制备方法
CN108286084A (zh) * 2018-02-11 2018-07-17 张彪 一种高结晶聚丙烯腈增强聚丙烯腈复合纤维
CN110359127A (zh) * 2019-08-01 2019-10-22 丹阳市三江纤维材料有限公司 一种复合纤维及其纺织物

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