JPH0610871Y2 - 分割式棚板 - Google Patents

分割式棚板

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JPH0610871Y2
JPH0610871Y2 JP12997589U JP12997589U JPH0610871Y2 JP H0610871 Y2 JPH0610871 Y2 JP H0610871Y2 JP 12997589 U JP12997589 U JP 12997589U JP 12997589 U JP12997589 U JP 12997589U JP H0610871 Y2 JPH0610871 Y2 JP H0610871Y2
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照男 浅野
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば組立て棚に組込まれる分割式棚板に
関するものである。
従来の技術 荷が載せられる棚板では、その奥行きなどが異なるもの
でも共通した部品を使用できるように分割式としたもの
が実用化されている。しかし、この場合、一方向に分割
した単なる平面視矩形状の棚板部材を複数枚並設しただ
けのものでは、並設した棚板部材同士は当接しているだ
けで係合していないため、荷が1つの棚板部材上に集中
して載せられると、この棚板部材だけが大きくたわんで
隣接する棚板部材との間に段差がついたり、上記荷が載
せられた棚板部材が大きく変形するなど、荷の取扱いに
支障をきたすことがあった。この問題に対処するものと
しては、たとえば第10図および第11図に示すように、隣
接する棚板部材同士が係合するように構成したものがあ
る。この分割式棚板20は、並設する辺に、それぞれ各辺
に沿って延びる凸条22および凹溝23が設けられた複数枚
(1枚でも可)の中間棚板部材21と、一辺のみに凸条22
が設けられた第1端部棚板部材24と、一辺のみに凹溝23
が設けられた第2端部棚板部材25とからなる。そして、
これらの棚板部材21,24,25を並設した際に、各辺に設
けられた凸条22と凹溝23とが嵌合し、1つの棚板部材に
荷を載置した時には、その荷重が、凸条22および凹溝22
を介して隣接する棚板部材にも分散されるようになって
いるもので、この分割式棚板20によれば、隣接する棚板
部材間に段差がついたり、棚板部材が大きく変形したり
することが防止され、荷の取扱いに支障をきたすことも
なくなる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の分割式棚板20では、中間棚板
部材21の並設する向きが所定方向に決められている(前
後などを逆にはできない)ため、並設時の作業性が悪
く、また、分割式棚板20を構成するために3種類の棚板
部材21,24,25を用いなければならないため、コストア
ップを招いていた。また隣接した棚板部材どうしが長さ
方向において相対的に位置ずれが生じ易く、組立て棚へ
の組み込みを容易に行えなかった。
本考案は目的とするところは、中間棚板部材を並設する
際の作業性が良好で、かつ、あまりコストがかからず、
しかも結合部が繰り返し荷重に強い分割式棚板を提供す
る点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するめに本第1考案の分割式棚板は、平
面視略矩形状の2枚の端部棚板部材と、これら端部棚板
部材の間に所定方向に並設される1枚または複数枚の中
間棚板部材とからなる分割式棚板であって、上記中間棚
板部材における並設する一方の辺に、突出部と、この突
出部を嵌入自在な受け部とを、この中間棚板部材の中心
点から等距離に設けるとともに、他方の辺に、上記突出
部および受け部と同形状の突出部および受け部とを、上
記中心点を中心に点対称の位置に設け、上記端部棚板部
材には並設される片側の辺のみに、上記中間棚板部材の
片側の辺の突出部および受け部とに嵌脱自在の受け部お
よび突出部を設け、上記各突出部を凸状に形成し、上記
各受け部を凹状に形成したものである。
本第2考案の分割式棚板は、突出部は矩形状の貫通部の
周辺を押し出すことで両側面および上下面が傾斜する外
すぼまり状に形成され、受け部は貫通部の周辺を押し込
むことで両側面および上下面が傾斜する内すぼまり状に
形成されたものである。
作用 上位第1考案の構成において、隣り合う棚板部材同士の
突出部と受け部とを互いに嵌合させて並設することによ
り、棚板部材同士が互いにかみ合った状態で分割式棚板
が構成され、荷を載せた際にその荷重は、上記突出部お
よび受け部を介して、隣接する棚板部材に分散される。
この場合に、中間棚板部材において突出部と受け部とは
中心点から点対称の位置に設けられているため、180度
回転しても突出部と受け部とは同じ配置となり、前後、
または左右などの配置方向を気にすることなく、能率的
に並設作業を行える。また、端部棚板部材は、一辺のみ
に、中間棚板部材の突出部および受け部に嵌脱自在な受
け部および突出部を設けた構成であり、180度回転する
ことにより、中間棚板部材の両辺に嵌脱自在であり、こ
のため、1種類の端部棚板部材を分割式棚板の両端部に
用い得る。したがって分割式棚板は、各1種類の端部棚
板部材および中間棚板部材の組み合せで形成し得る。し
たがって、計2種類の棚板部材で分割式棚板を構成する
ことができるため、コストダウンを図ることができる。
また、上記第2考案の構成によると、突出部と受け部と
を互いに嵌合させたとき、これらが貫通部の周辺で面接
触することになり、これにより長さ方向での相対的な位
置決めを行える。さらに荷重の伝達は面間で行われるこ
とから、突出部や受け部は耐荷重性ならびに繰り返し荷
重性に強いものにし得る。また、突出部および受け部の
両側面と上下面とが傾斜しているため、突出部は受け部
にスムーズに嵌入される。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第9図に基づいて説
明する。
第9図において、1は棚で、この棚1は、縦枠2および
横枠3A,3B,3C,3Dと、分割式棚板4とからな
る。分割式棚板4は、第1図(a)〜(c)に示すように、前
後に配置される端部棚板部材6と、これらの端部棚板部
材6の間に並設される中間棚板部材7とから構成され、
これらの棚板部材6,7はいずれも平面視略矩形とされ
ている。中間棚板部材7には、第1図〜第7図に示すよ
うに、並設する一方の辺に2つの突出部8A,8Bと、
これを嵌入自在な2つの受け部9A,9Bとが中間棚板
部材7の中心点0からそれぞれ等距離(突出部8Aおよ
び受け部9Aは距離1、また突出部8Bおよび受け部
9Bは距離2)に設けられている。そして、中間棚板
部材7の他方の辺には、突出部8A,8Bおよび受け部
9A,9Bと同形状の突出部8A,8Bおよび受け部9
A,9Bとが、中心点Oに対して点対称の位置に設けら
れている。また、端部棚板部材6は、一方のの辺にの
み、中間棚板部材7の突出部8A,8Bと受け部9A,
9Bに嵌脱自在な受け部9A,9Bと突出部8A,8B
とが設けられ、他方の辺は単なる平面形状とされて突出
部8A,8Bや受け部9A,9Bは設けられていない。
前記突出部8A,8Bは第5図に示すように、矩形の貫
通部10の周辺を押し出す(バーリング加工)ことで、両
側面および上下面が傾斜する外すぼまり状に形成され、
また受け部9A,9Bは第6図に示すように、矩形の貫
通部11の周辺を押し込む(バーリング加工)ことで、両
側面および上下面が傾斜する内すぼまり状に形成され
る。
分割式棚板4を組立てる際には一方の端部棚板部材6の
突出部8A,8Bおよび受け部9A,9Bに、中間棚板
部材7における一方の辺の受け部9A,9Bおよび突出
部8A,8Bを嵌合させて並設し、さらに、中間棚板部
材7における他方の辺の突出部8A,8Bおよび受け部
9A,9Bに、別途端部棚板部材6の受け部9A,9B
および突出部8A,8Bを嵌合させて並設する。このよ
うに隣接する中間棚板部材7と端部棚板部材6の突出部
8A,8Bと受け部9A,9Bとが互いに嵌合されてい
るため、荷を載せた際にはその荷重は、突出部8A,8
Bおよび受け部9A,9Bを介して隣接する棚板部材
6,7に分散され、これにより、これらの隣接する棚板
部材6,7間に段差などを大きく生じたり、棚板部材
6,7が大きく変形したりすることはなく、荷の取扱い
にも支障は生じない。また突出部8A,8Bと受け部9
A,9Bとを互いに嵌合させたとき、その相対向する面
が貫通部10,11の周辺で面接触することになり、これに
より長さ方向での相対的な位置決めを行える。さらに前
述した荷重の伝達は面間で行われることになって、突出
部8A,8Bや受け部9A,9Bは耐荷重性ならびに繰
り返し荷重性に強いものにし得る。また、上記突出部8
A,8Bおよび受け部9A,9Bの両側面と上下面とが
傾斜しているため、突出部8A,8Bは受け部9A,9
Bにスムーズに嵌入される。
前述したように嵌合し並設する際に、中間棚板部材7
は、突出部8Aと受け部9A、また突出部8Bと受け部
9Bがそれぞれ中心点Oに関して点対称に配置している
ため、左右を逆(180度回転した姿勢)にしても同位置
に突出部8A,8Bおよび受け部9A,9Bが位置す
る。したがって、中間棚板部材7を並設する際には、こ
の部材の左右を考慮することなく、端部棚板部材6に組
み付ければよい。また、端部棚板部材6は、180度回転
することにより、中間棚板部材7のいずれの辺にも嵌脱
自在に並設できて、1種類のもので兼用できるため、計
2種類の棚板部材6,7により分割式棚板4を構成で
き、製品コストの低減化を図れる。ところで、横枠3A
〜3D内への分割式棚板4の組み付けは、各棚板部材
6,7を一つずつ横枠3A〜3D内に配置しながら行っ
ても、また分割式棚式4を予め組立ててこれを横枠3A
〜3D内に載設しても、いずれでもよい。
なお、上記実施例においては、中間棚板部材7の一辺に
おける突出部8A,8Bおよび受け部9A,9Bを2箇
所ずつ設けた構成としたが、1箇所のみであったり、3
箇所以上設けたりしてもよく、中間棚板部材7の両辺に
おいて、突出部8A,8Bと受け部9A,9Bとが中心
点Oに関して点対称の位置に配置されている限り、一辺
の片側部分に突出部および受け部を混在させて設けても
よい。また、当然ながら、分割式棚板4における中間棚
板部材7を複数枚並設してもよく、前後方向ではなくて
左右方向に並設するように構成してもよい。また、貫通
部10,11は丸孔状、方形孔状や長孔状などであってもよ
い。
考案の効果 以上のように本第1考案によれば、中間棚板部材におい
て突出部と受け部とを中心点から点対称に設けたため、
中間棚板部材を左右などの配置方向を気にすることな
く、能率的に並設作業を行うことができる。また、この
中間棚板部材の突出部および受け部に合うように受け部
および突出部を設けた1種類の端部棚板部材により分割
式棚板の両端部を構成できるので、2種類の棚板部材で
分割式棚板を構成できて従来のものに比べてコストダウ
ンが図れる。
また、本第2考案によると、突出部と受け部との嵌合に
より棚板部材間の長さ方向での位置決めを行うことがで
き、組立て棚への組み込みを容易に行うことができる。
しかも荷重の伝達は面間で行うことができて、突出部や
受け部は耐荷重性ならびに繰り返し荷重性に強いものに
できる。また、突出部および受け部の両側面と上下面と
が傾斜しているため、突出部は受け部にスムーズに嵌入
される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本考案の一実施例を示し、第1図は分
割式棚板の分解斜視図、第2図は同組立て平面図、第3
図は第2図におけるIII−III矢視図、第4図は第3図に
おけるIV−IV矢視図、第5図は突出部の斜視図、第6図
は受け部の斜視図、第7図は中間棚板部材の平面図、第
8図は端部棚板部材の平面図、第9図は棚の斜視図、第
10図は従来の分割式棚板の平面図、第11図は同斜視分断
図である。 4……分割式棚板、6……端部棚板部材、7……中間棚
板部材、8A,8B……突出部、9A,9B……受け
部、10,11……貫通部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視略矩形状の2枚の端部棚板部材と、
    これら端部棚板部材の間に所定方向に並設される1枚ま
    たは複数枚の中間棚板部材とからなる分割式棚板であっ
    て、上記中間棚板部材における並設する一方の辺に、突
    出部と、この突出部を嵌入自在な受け部とを、この中間
    棚板部材の中心点から等距離に設けるとともに、他方の
    辺に、上記突出部および受け部と同形状の突出部および
    受け部とを、上記中心点を中心に点対称の位置に設け、
    上記端部棚板部材には並設される片側の辺のみに、上記
    中間棚板部材の片側の辺の突出部および受け部とに嵌脱
    自在の受け部および突出部を設け、上記各突出部を凸状
    に形成し、上記各受け部を凹状に形成したことを特徴と
    する分割式棚板。
  2. 【請求項2】突出部は矩形状の貫通部の周辺を押し出す
    ことで両側面および上下面が傾斜する外すぼまり状に形
    成され、受け部は貫通部の周辺を押し込むことで両側面
    および上下面が傾斜する内すぼまり状に形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の分割式棚板。
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