JPH0610907U - 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 - Google Patents

光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置

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JPH0610907U
JPH0610907U JP055600U JP5560092U JPH0610907U JP H0610907 U JPH0610907 U JP H0610907U JP 055600 U JP055600 U JP 055600U JP 5560092 U JP5560092 U JP 5560092U JP H0610907 U JPH0610907 U JP H0610907U
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庄司 布川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あおり調整機構とXY軸調整機構を独特な方
法で関連させ、以って光ファイバへの入射レーザ光の光
軸調整を簡易になし得るようにする。 【構成】 外側円筒状本体10の内部に球状凹面24を
有する内側円筒体19が設けられて、該円筒体19の内
部には、球状凹面24にその適合する球状凸面37が可
動的に係合せられて光ファイバ接続筒31が設けられる
と共に、該接続筒31内には、レンズ系50がその中心
Cを接続筒球状凸面37の中心cと一致させて設けら
れ、調整ねじの操作を介してレンズ系50のXY軸調整
及びあおり調整がなされ、光軸の調整がなされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザ出力管等のレーザ光源から出射されたレーザ光をレンズ系を 介して光ファイバに入射させるに際し、レーザ光の光軸と光ファイバの端面中心 とを一致させるための光軸調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
周知のように、レーザ光源から出射されたレーザ光を光ファイバに入射させる 際、あおり調整等によってレーザ光の光軸を合わせるが、従来より提案されてい るこの種装置においては、あおり調整機構に特段の配慮がなされていないために その光軸調整が容易ではなくて、相当の労力と時間を要するという問題点があっ た。
【0003】 本考案の目的は、これ等の問題点をすべて除去しょうとするにあり、あおり調 整機構とXY軸調整機構を備え、これら両機構を理想的に独特な方法で関連させ 、以って光軸調整を簡易になし得る光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装 置を提供することにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案においては、レーザ光源を装着する外側円筒 状本体と、2つの平坦面を含むフランジ部と円筒部を有し、かつフランジ部側の 開口面には球状凹面が形成され、該フランジ部が前記外側円筒状本体の内周径方 向に設けられた凹部内に可動的に挿入せられた状態で該本体内に同軸状に配置さ れた内側円筒体と、同心状の大径筒部とやや小径筒部および2つの一部平坦面を 含む小径筒部を有し、かつ大径筒部と小径筒部とで形成される外周段部には、前 記球状凹面に適合する球状凸面が形成され、該球状凸面を球状凹面に適合させ、 かつ小径筒部を前記内側円筒体内に同軸状に位置して配置された光ファイバ接続 筒と、該光ファイバ接続筒の大径筒部内にして、かつ前記球状凸面の中心とレン ズ系中心とを合致させて軸方向に可動的に設けられたレンズ系とを備え、前記外 側円筒状本体に設けられたあおり調整ねじとXY軸調整ねじとの調整操作を介し て前記レーザ光源に対する光ファイバ接続筒のあおり調整とXY軸調整がなされ 、以って前記レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸と前記レンズ系を介し て該レーザ光が入射せられる光ファイバの端面中心とが一致せられるようにされ た構成を特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明する。図1は縦断面図、図 2は図1のA−A線に沿った断面図、図3は図1のB−B線に沿った断面図で、 これら図において、外側円筒状本体10は、同心状の大径部11と段部12を介 しての小径部13とから成る貫通孔14を有し、該本体10の小径部側端部には これにねじ着の取付マウント15、取付ねじ16等の部材を介してレーザ光源1 7を有するレーザ光出射管18が取り付けられている。
【0006】 本体10の貫通孔14には内側円筒体19が同軸状に配置されている。該円筒 体19は、図2に示されているように、2つの平坦面21、22を有するフラン ジ部20と円筒部23を一体に有する略倒T字形であって、そのフランジ部20 側の開口面には球状凹面24を有すると共に、円筒部23の後端面にはスプリン グ受部25を有している。そして、該円筒体19は、そのフランジ部20が本体 10の内周段部12に係止せしめて設けられた縦断面円筒状の環状体26の凹部 27内に可動的にして、かつその上端面と本体大径部11の内周面との間に間隙 28を有して設けられている。環状体26は板バネ29によって押圧支持される と共に、該板バネ29は本体大径部11のねじ孔にねじ込み固着された押えねじ 30によって支持されている。
【0007】 内側円筒体19内には光ファイバ接続筒31が同軸状に配置されている。該接 続筒31は同心状の大径筒部32とやや小径筒部33、図3に示されているよう に、2つの一部平坦面35、36を含む小径筒部34を一体に有すると共に、大 径筒部32と小径筒部34とで形成される外周段部には、内側円筒体19の球状 凹面24に適合した球状凸面37を有し、更にやや小径筒部33の前端部外周と 小径筒部34の後端部外周にはねじ部38、39を有している。また、光ファイ バ接続筒31はやや小径筒部33から大径筒部32に亘る大径部40と段部41 を介してのやや小径部42と段部43を介しての小径部44とから成る貫通孔4 5を有し、更にやや小径部42には長孔46と前端内周面にはねじ部47を有し ている。そして、該接続筒31は、その球状凸面37が円筒体球状凹面24に適 合せられると共に、小径筒部34が円筒体円筒部23内に同軸状に位置せられて 設けられている。接続筒31における小径筒部34のねじ部39にはスプリング 受ナット48がねじ着されて、該ナット48と内側円筒体19のスプリング受部 25との間にはスプリング49が弾装され、該スプリング49により内側円筒体 19が常時光ファイバ接続側に押圧弾持されると共に、接続筒31が常時レーザ 光源17側に押圧弾持されて、内側円筒体19の球状凹面24と接続筒31の球 状凸面37とが常時良好なる球面接触状態をもって保持されるようになっている 。
【0008】 光ファイバ接続筒31における大径部40には、レンズ系50がレンズホルダ 51を介し、かつその中心Cを接続筒球状凸面37の中心cと一致させて設けら れると共に、レンズ系50はレンズホルダ51内において押え筒52を介して押 えナット53により固定的に支持され、更に押えナット53と接続筒31の内周 段部43との間にはスプリング54が弾装されて、該スプリング54によって常 時レンズホルダ51は光ファイバ接続側に押圧弾持され、バックラッシュ止めが なされている。
【0009】 光ファイバ接続筒31のやや小径筒部33の外側には中間リング55を介して ピント調整リング56がねじ着されると共に、やや小径筒部33の外周ねじ部3 8にはセットナット57がねじ着固定され、また、中間リング55とレンズホル ダ51は光ファイバ接続筒31の長孔46を介して植設の中間リングとレンズホ ルダとの回り止めを兼ねた止めピン58によって連結され、ピント調整リング5 6の正、逆回転操作により中間リング55と共にレンズホルダ51が長孔46の 範囲内において図1に示されている実線矢印方向に前後動して、これによりレン ズ系50のピント合わせができるようになっており、また、ピント調整後におい ては、ピント調整リング56のねじ孔よりのロックねじ59の中間リング55に 対する締着によって調整状態が保持されるようになっている。
【0010】 図1におよび図2に示されているように、外側円筒状本体10のねじ孔を介し て内側円筒体19のフランジ部20の平坦面21、22にそのねじ先を臨ませた 2つのXY軸調整ねじ60、61と円周面にそのねじ先を臨ませたバネ部ロック ねじ62が設けられ、該ロックねじ62をゆるめ、調整ねじ60の回転を介して その先端でフランジ部平坦面21が押されて、環状体26の凹部間隙28内で、 内側円筒体19と一体的に光ファイバ接続筒31がY軸方向に移動調整されて、 レンズ系50が同方向に調整されると共に、調整ねじ61の回転を介してその先 端でフランジ部平坦面22が押され、同様にレンズ系50がX軸方向に移動調整 され、これら2つの調整ねじ60、61によるレンズ系50のXY軸方向の調整 が済んだら、バネ部ロックねじ62の締着により調整状態が保持されるようにな っている。
【0011】 また、図1および図3に示されているように、外側円筒状本体10と内側円筒 体19の円筒部23のねじ孔を介して光ファイバ接続筒31における小径筒部3 4の一部平坦面35、36にそのねじ先を臨ませた2つのあおり調整ねじ63、 64と円周面にそのねじ先を臨ませたバネ部ロックねじ65が設けられ、該ロッ クねじ65をゆるめ、あおり調整ねじ63の回転を介してその先端で一部平坦面 35がY軸方向に押され、これと共動して光ファイバ接続筒31はその球状凹面 24と球状凸面37との接触面を支点として時計方向に回動せられ、また、調整 ねじ64の回転を介してその先端で一部平坦面36がX軸方向に押され、これと 共動して光ファイバ接続筒31はその球面接触面を支点として反時計方向に回動 せられ、これら2つの調整ねじ63、64の回転操作によってレンズ系50のあ おり調整がなされ、このあおり調整状態はバネ部ロックねじ65の締着により保 持されるようになっている。
【0012】 以上の構成において、光ファイバ66は光ファイバ接続筒31におけるやや小 径部34の内周ねじ部47にねじ着のコネクタ67を介して調整可能として接続 されると共に、該光ファイバ66の端部にはパワーメータ68が接続される。そ して、この状態からピントロックねじ59、バネ部ロックねじ62、65をゆる め、XY軸調整ねじ60、61、ピントリング56、あおり調整ねじ63、64 の調整でそれぞれパワーメータ68の値が最大になる位置を求め、レーザ光源1 7の出力ワット数とパワーメータ68のワット数が一致するように全てのねじ6 0、61、63、64を調整し、一致して調整が済んだら、ロックねじ59の締 着でピントリング56をロックし、バネ部ロックねじ62、63の締着で内側円 筒体19、光ファイバ接続筒31をそれぞれロックし、このレーザ光の光軸とレ ンズ系50を介しての光ファイバ66の端面中心とが一致した状態において、レ ーザ光源17より出射のレーザ光はレンズ系50を通して光ファイバ66に入射 される。
【0013】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、内側円筒体19に球状凹面24が設けられ、一方 、光ファイバ接続筒31には球状凹面24に適合した球状凸面37が設けられ て、これら球状凹面24と球状凸面37との係合状態をもって内側円筒体19と 光ファイバ接続筒31が設けられると共に、光ファイバ接続筒31内には、その レンズ中心を球状凸面37の中心と一致させてレンズ系50が設けられているか ら、あおり調整ねじ63、64によるあおり調整時においては、光ファイバ接続 筒31はその球面接触により円滑に回動し、しかもぶれることなく、簡易かつ確 実にレーザ光の光軸とレンズ系50を介しての光フアイバ66の端面中心とを一 致させることができるものであ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装置の一例での縦断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 外側筒状本体 17 レーザ光源 19 内側円筒体 20 フランジ部 21、22 平坦面 23 円筒部 24 球状凹面 26 環状体 27 凹部 31 光ファイバ接続筒 32 大径筒部 33 やや小径筒部 34 小径筒部 35、36 一部平坦面 37 球状凸面 50 レンズ系 60、61 XY軸調整ねじ 62 バネ部ロックねじ 63、64 あおり調整ねじ 65 バネ部ロックねじ 66 光ファイバ C レンズの中心 c 球状凸面の中心

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源を装着する外側円筒状本体
    と、2つの平坦面を含むフランジ部と円筒部を有し、か
    つフランジ部側の開口面には球状凹面が形成され、該フ
    ランジ部が前記外側円筒状本体の内周径方向に設けられ
    た凹部内に可動的に挿入せられた状態で該本体内に同軸
    状に配置された内側円筒体と、同心状の大径筒部とやや
    小径筒部および2つの一部平坦面を含む小径筒部を有
    し、かつ大径筒部と小径筒部とで形成される外周段部に
    は、前記球状凹面に適合する球状凸面が形成され、該球
    状凸面を球状凹面に適合させ、かつ小径筒部を前記内側
    円筒体内に同軸状に位置して配置された光ファイバ接続
    筒と、該光ファイバ接続筒の大径筒部内にして、かつ前
    記球状凸面の中心とレンズ系中心とを合致させて軸方向
    に可動的に設けられたレンズ系とを備え、前記外側円筒
    状本体に設けられたあおり調整ねじとXY軸調整ねじと
    の調整操作を介して前記レーザ光源に対する光ファイバ
    接続筒のあおり調整とXY軸調整がなされ、以って前記
    レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸と前記レンズ
    系を介して該レーザ光が入射せられる光ファイバの端面
    中心とが一致せられるようにされた構成を特徴とする光
    ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置。
JP1992055600U 1992-07-15 1992-07-15 光ファイバへの入射レーザ光の光軸調整装置 Expired - Lifetime JPH0749446Y2 (ja)

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