JPH06109154A - 2方向型差圧ダンパー - Google Patents
2方向型差圧ダンパーInfo
- Publication number
- JPH06109154A JPH06109154A JP27927892A JP27927892A JPH06109154A JP H06109154 A JPH06109154 A JP H06109154A JP 27927892 A JP27927892 A JP 27927892A JP 27927892 A JP27927892 A JP 27927892A JP H06109154 A JPH06109154 A JP H06109154A
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- JP
- Japan
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- damper
- differential pressure
- pressure
- partition member
- room
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で駆動回路や制御回路を必要とせ
ずかつダンパー1つ分の設置面積に正圧および負圧の両
方向の差圧に対し作動する2つのダンパー機能を有する
機構を設置可能な2方向型差圧ダンパーを提供する。 【構成】 差圧により開く仕切部材9からなる第1のダ
ンパー9,12,13と、該第1のダンパーを開く差圧
と逆方向の差圧により開く第2のダンパー14,15,
16,17とを具備し、該第2のダンパーは前記第1の
ダンパーの仕切部材9内に設けられる。
ずかつダンパー1つ分の設置面積に正圧および負圧の両
方向の差圧に対し作動する2つのダンパー機能を有する
機構を設置可能な2方向型差圧ダンパーを提供する。 【構成】 差圧により開く仕切部材9からなる第1のダ
ンパー9,12,13と、該第1のダンパーを開く差圧
と逆方向の差圧により開く第2のダンパー14,15,
16,17とを具備し、該第2のダンパーは前記第1の
ダンパーの仕切部材9内に設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仕切壁等に設けられ、
仕切壁両側の差圧により開閉動作する差圧ダンパーに関
するものである。
仕切壁両側の差圧により開閉動作する差圧ダンパーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】クリーンルーム等においては、室内への
外気侵入を防止するため室外に比べ室内を常に正圧に保
たれなければならない。このような室内の正圧を一定に
保つために室内外の差圧により作動する差圧ダンパーが
用いられている。この差圧ダンパーは、設定された差圧
以上になると開いて圧力を逃し差圧を常に一定の設定圧
に保つものである。
外気侵入を防止するため室外に比べ室内を常に正圧に保
たれなければならない。このような室内の正圧を一定に
保つために室内外の差圧により作動する差圧ダンパーが
用いられている。この差圧ダンパーは、設定された差圧
以上になると開いて圧力を逃し差圧を常に一定の設定圧
に保つものである。
【0003】一方、このような常時正圧の部屋に排煙装
置等の室内空気を多量に排出するための排気装置が接続
される場合がある。このような排煙装置が作動した場
合、室内は負圧となりかつ多量の空気を排出するため、
室内に多量の空気を取込み、非常時の排煙を円滑迅速に
行うとともに避難用の扉等が開きにくくなることを防止
する必要がある。
置等の室内空気を多量に排出するための排気装置が接続
される場合がある。このような排煙装置が作動した場
合、室内は負圧となりかつ多量の空気を排出するため、
室内に多量の空気を取込み、非常時の排煙を円滑迅速に
行うとともに避難用の扉等が開きにくくなることを防止
する必要がある。
【0004】従来、このように室内が正圧および負圧の
相互に逆方向の差圧状態となる場所で、通常の正圧時に
は室内を一定の正圧に保ちかつ排煙作動時等の非常時に
は多量の空気を室内に導入する場合には、2つの別のダ
ンパーを相互に逆向きに設置して正圧および負圧状態で
それぞれ作動させたり、あるいは負圧時の空気導入のた
めにモータ駆動のダンパーを用い排煙装置と連動するよ
うに作動制御を行なっていた。
相互に逆方向の差圧状態となる場所で、通常の正圧時に
は室内を一定の正圧に保ちかつ排煙作動時等の非常時に
は多量の空気を室内に導入する場合には、2つの別のダ
ンパーを相互に逆向きに設置して正圧および負圧状態で
それぞれ作動させたり、あるいは負圧時の空気導入のた
めにモータ駆動のダンパーを用い排煙装置と連動するよ
うに作動制御を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、2つの
別の差圧ダンパーを逆向きに設置することは、設置面積
を広く要しスペース的な制約を伴うものであり、また取
付け作業やメンテナンスも面倒になり、設置構造を複雑
化するものであった。また正圧保持用の差圧ダンパーと
ともに負圧時のモータ駆動ダンパーを用いることは、同
様にスペース的な問題やメンテナンスおよび構造の複雑
化等の問題を伴うとともに、モータの駆動回路や制御回
路を必要とし設置構造をさらに複雑化しメンテナンス等
も面倒になり価格も増大するものであった。
別の差圧ダンパーを逆向きに設置することは、設置面積
を広く要しスペース的な制約を伴うものであり、また取
付け作業やメンテナンスも面倒になり、設置構造を複雑
化するものであった。また正圧保持用の差圧ダンパーと
ともに負圧時のモータ駆動ダンパーを用いることは、同
様にスペース的な問題やメンテナンスおよび構造の複雑
化等の問題を伴うとともに、モータの駆動回路や制御回
路を必要とし設置構造をさらに複雑化しメンテナンス等
も面倒になり価格も増大するものであった。
【0006】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、簡単な構造で駆動回路や制御回路を必
要とせずかつダンパー1つ分の設置面積に正圧および負
圧の両方向の差圧に対し作動する2つのダンパー機能を
有する機構を設置可能な2方向型差圧ダンパーの提供を
目的とする。
たものであって、簡単な構造で駆動回路や制御回路を必
要とせずかつダンパー1つ分の設置面積に正圧および負
圧の両方向の差圧に対し作動する2つのダンパー機能を
有する機構を設置可能な2方向型差圧ダンパーの提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る2方向型差圧ダンパーは、差圧により
開く仕切部材からなる第1のダンパーと、該第1のダン
パーを開く差圧と逆方向の差圧により開く第2のダンパ
ーとを具備し、該第2のダンパーは前記第1のダンパー
の仕切部材内に設けられる。
に、本発明に係る2方向型差圧ダンパーは、差圧により
開く仕切部材からなる第1のダンパーと、該第1のダン
パーを開く差圧と逆方向の差圧により開く第2のダンパ
ーとを具備し、該第2のダンパーは前記第1のダンパー
の仕切部材内に設けられる。
【0008】好ましい実施例に係る2方向型差圧ダンパ
ーにおいては、前記第1および/または第2のダンパー
が開く差圧を設定するためのスプリングを具備してい
る。別の好ましい実施例に係る2方向型差圧ダンパーに
おいては、前記第1および/または第2のダンパーが開
く差圧を設定するための錘を具備している。さらに本発
明においては、排煙装置を有する常時正圧のクリーンル
ームの仕切壁に前記2方向型差圧ダンパーを取付けて使
用する方法において、、前記第2のダンパーは該クリー
ンルームの正圧を一定に保つように配置し、前記第1の
ダンパーは前記排煙装置が作動してクリーンルーム内が
負圧になったときに開くように配置したことを特徴とす
る2方向型差圧ダンパーの使用方法を提供する。
ーにおいては、前記第1および/または第2のダンパー
が開く差圧を設定するためのスプリングを具備してい
る。別の好ましい実施例に係る2方向型差圧ダンパーに
おいては、前記第1および/または第2のダンパーが開
く差圧を設定するための錘を具備している。さらに本発
明においては、排煙装置を有する常時正圧のクリーンル
ームの仕切壁に前記2方向型差圧ダンパーを取付けて使
用する方法において、、前記第2のダンパーは該クリー
ンルームの正圧を一定に保つように配置し、前記第1の
ダンパーは前記排煙装置が作動してクリーンルーム内が
負圧になったときに開くように配置したことを特徴とす
る2方向型差圧ダンパーの使用方法を提供する。
【0009】
【作用】第1のダンパーは例えば室内負圧時に多量空気
を取入れるために用いられ、比較的大きな仕切部材を有
する。この第1のダンパーの仕切部材上に室内正圧保持
用の比較的小さな第2のダンパーが設けられる。第1の
ダンパーと第2のダンパーは相互に逆方向の差圧のとき
に開き、それぞれ別に作動差圧が設定される。
を取入れるために用いられ、比較的大きな仕切部材を有
する。この第1のダンパーの仕切部材上に室内正圧保持
用の比較的小さな第2のダンパーが設けられる。第1の
ダンパーと第2のダンパーは相互に逆方向の差圧のとき
に開き、それぞれ別に作動差圧が設定される。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例に係る2方向型差圧
ダンパーの断面図である。この2方向型差圧ダンパー1
は、室外側3と室内側4とを仕切る壁2に形成した開口
部5を塞ぐように装着される。壁2の室外側3には取付
け用アーム6が固定される。このアーム6は開口7を通
して外気を自由に流通させる。このアーム6の中央部
に、支持棒11がその先端ネジ部8を介してナットによ
り固定される。
ダンパーの断面図である。この2方向型差圧ダンパー1
は、室外側3と室内側4とを仕切る壁2に形成した開口
部5を塞ぐように装着される。壁2の室外側3には取付
け用アーム6が固定される。このアーム6は開口7を通
して外気を自由に流通させる。このアーム6の中央部
に、支持棒11がその先端ネジ部8を介してナットによ
り固定される。
【0011】壁2の開口部5の室内側4には第1の差圧
ダンパーを構成する第1仕切部材9が装着される。この
第1仕切部材9は壁2に対し直角方向に移動可能に保持
される。第1仕切部材9の中央部には穴10が形成さ
れ、この穴10を通して前記支持棒11が配設される。
支持棒11の室内側端部には台座12が装着され、この
台座12と第1仕切部材9との間にスプリング13が設
けられる。第1仕切部材9はこのスプリング13により
常に壁2に対し押圧され、壁2の開口部5を気密封止す
る。この場合、スプリング13の弾性押圧力を後述のス
プリング17の弾性押圧力より大きく設定しておく。こ
れらの第1仕切部材9、スプリング13および台座12
により第1の差圧ダンパーが構成され、室内が負圧状態
で室内外の差圧がスプリング13とスプリング17の差
による設定圧力より大きくなると、矢印Bのように、第
1仕切部材9が壁2から離れダンパー開の状態となって
外気が室内に導入される。
ダンパーを構成する第1仕切部材9が装着される。この
第1仕切部材9は壁2に対し直角方向に移動可能に保持
される。第1仕切部材9の中央部には穴10が形成さ
れ、この穴10を通して前記支持棒11が配設される。
支持棒11の室内側端部には台座12が装着され、この
台座12と第1仕切部材9との間にスプリング13が設
けられる。第1仕切部材9はこのスプリング13により
常に壁2に対し押圧され、壁2の開口部5を気密封止す
る。この場合、スプリング13の弾性押圧力を後述のス
プリング17の弾性押圧力より大きく設定しておく。こ
れらの第1仕切部材9、スプリング13および台座12
により第1の差圧ダンパーが構成され、室内が負圧状態
で室内外の差圧がスプリング13とスプリング17の差
による設定圧力より大きくなると、矢印Bのように、第
1仕切部材9が壁2から離れダンパー開の状態となって
外気が室内に導入される。
【0012】上記第1仕切部材9の中央の穴10を塞ぐ
位置に第2の差圧ダンパーを構成する第2仕切部材14
が装着される。この第2仕切部材14は、支持棒11上
に適当な気密シール手段15を介して摺動可能に装着さ
れる。第2仕切部材14の室外側には支持棒11に装着
された台座16が設けられ、この台座16と第2仕切部
材14との間にスプリング17が配設される。第2仕切
部材14は、このスプリング17により常に第1仕切部
材9側に押圧され、第1仕切部材9の穴10を気密封止
する。これらの第2仕切部材14、スプリング17およ
び台座16により第2の差圧ダンパーが構成され、室内
が正圧状態で室内外の差圧がスプリング17による設定
圧力より大きくなると第2仕切部材14が、矢印Aのよ
うに、第1仕切部材9から離れダンパー開の状態となっ
て室内側圧力を逃す。
位置に第2の差圧ダンパーを構成する第2仕切部材14
が装着される。この第2仕切部材14は、支持棒11上
に適当な気密シール手段15を介して摺動可能に装着さ
れる。第2仕切部材14の室外側には支持棒11に装着
された台座16が設けられ、この台座16と第2仕切部
材14との間にスプリング17が配設される。第2仕切
部材14は、このスプリング17により常に第1仕切部
材9側に押圧され、第1仕切部材9の穴10を気密封止
する。これらの第2仕切部材14、スプリング17およ
び台座16により第2の差圧ダンパーが構成され、室内
が正圧状態で室内外の差圧がスプリング17による設定
圧力より大きくなると第2仕切部材14が、矢印Aのよ
うに、第1仕切部材9から離れダンパー開の状態となっ
て室内側圧力を逃す。
【0013】図2は、上記構成の2方向型差圧ダンパー
1の使用例を示す。この例では、2方向型差圧ダンパー
1はクリーンルーム18の壁に取付けられている。クリ
ーンルーム18には、公知のように、空調機19により
天井面全面に設けたフィルター20を介して清浄空気が
循環する。このクリーンルーム18には、緊急時用排煙
ファン21が接続される。
1の使用例を示す。この例では、2方向型差圧ダンパー
1はクリーンルーム18の壁に取付けられている。クリ
ーンルーム18には、公知のように、空調機19により
天井面全面に設けたフィルター20を介して清浄空気が
循環する。このクリーンルーム18には、緊急時用排煙
ファン21が接続される。
【0014】通常時は、クリーンルーム18は所定の正
圧に維持される。このとき2方向型差圧ダンパー1の第
1仕切部材9(図1参照)は、室内正圧により壁2側に
押圧されるとともに、スプリング13とスプリング17
との弾性力の差による設定圧力で壁2に押圧されるた
め、この第1の差圧ダンパーは密閉状態に保たれる。こ
こで室内正圧がスプリング17により設定される所定の
圧力より高くなると、第1の差圧ダンパーが閉じた状態
で、第2仕切部材14がスプリング17に抗して矢印A
のように支持棒11に沿って移動し、この第2の差圧ダ
ンパーが開いて第1仕切部材9の穴10を介して室内圧
力を逃す。室内圧力が所定値に戻れば、第2仕切部材1
4はスプリング17により再び第1仕切部材9の穴10
を塞ぎ、室内圧力を所定値に保つ。
圧に維持される。このとき2方向型差圧ダンパー1の第
1仕切部材9(図1参照)は、室内正圧により壁2側に
押圧されるとともに、スプリング13とスプリング17
との弾性力の差による設定圧力で壁2に押圧されるた
め、この第1の差圧ダンパーは密閉状態に保たれる。こ
こで室内正圧がスプリング17により設定される所定の
圧力より高くなると、第1の差圧ダンパーが閉じた状態
で、第2仕切部材14がスプリング17に抗して矢印A
のように支持棒11に沿って移動し、この第2の差圧ダ
ンパーが開いて第1仕切部材9の穴10を介して室内圧
力を逃す。室内圧力が所定値に戻れば、第2仕切部材1
4はスプリング17により再び第1仕切部材9の穴10
を塞ぎ、室内圧力を所定値に保つ。
【0015】一方、緊急時に排煙ファン21が作動する
と、クリーンルーム18内に大きな負圧が発生する。こ
の負圧が、第1仕切部材9を壁2に対し押圧しているス
プリング13とスプリング17との弾性力の差による設
定圧力より大きくなると、第1仕切部材9は矢印Bのよ
うに壁2から離れこの第1の差圧ダンパーが開いて、壁
2の開口部5を通して外気を室内に導入する。これによ
り、緊急排煙時に多量の外気を迅速に室内に取入れ室内
排煙を円滑に行うとともに室内負圧を緩和して大きな負
圧により扉等が開かなくなることを防止する。第1およ
び第2のダンパーが開く差圧力は、スプリング13,1
7の弾性力をそれぞれクリーンルームや排煙ファン等の
使用条件に応じて適当に選定することにより最適な値に
設定できる。
と、クリーンルーム18内に大きな負圧が発生する。こ
の負圧が、第1仕切部材9を壁2に対し押圧しているス
プリング13とスプリング17との弾性力の差による設
定圧力より大きくなると、第1仕切部材9は矢印Bのよ
うに壁2から離れこの第1の差圧ダンパーが開いて、壁
2の開口部5を通して外気を室内に導入する。これによ
り、緊急排煙時に多量の外気を迅速に室内に取入れ室内
排煙を円滑に行うとともに室内負圧を緩和して大きな負
圧により扉等が開かなくなることを防止する。第1およ
び第2のダンパーが開く差圧力は、スプリング13,1
7の弾性力をそれぞれクリーンルームや排煙ファン等の
使用条件に応じて適当に選定することにより最適な値に
設定できる。
【0016】図3は、本発明の別の実施例に係る2方向
型差圧ダンパー30の断面図である。この実施例におい
ては、第1の差圧ダンパーは、壁2に対しヒンジ31を
介して取付けられた第1仕切部材32と、この第1仕切
部材32の下部に設けた錘35からなり、錘35は係止
用突起37を有する竿部材36上に支持される。錘35
の係止位置を変えることにより、第1仕切部材32が開
く差圧を適当に設定することができる。
型差圧ダンパー30の断面図である。この実施例におい
ては、第1の差圧ダンパーは、壁2に対しヒンジ31を
介して取付けられた第1仕切部材32と、この第1仕切
部材32の下部に設けた錘35からなり、錘35は係止
用突起37を有する竿部材36上に支持される。錘35
の係止位置を変えることにより、第1仕切部材32が開
く差圧を適当に設定することができる。
【0017】第1仕切部材32の中央部には、ヒンジ3
3を介して第2仕切部材34が装着される。第2仕切部
材34の下部には、前述の第1仕切部材32の錘35と
同様に、竿部材39上に係止された錘38が備る。これ
らの第2仕切部材34と竿部材39上の錘38とにより
第2の差圧ダンパーが構成される。
3を介して第2仕切部材34が装着される。第2仕切部
材34の下部には、前述の第1仕切部材32の錘35と
同様に、竿部材39上に係止された錘38が備る。これ
らの第2仕切部材34と竿部材39上の錘38とにより
第2の差圧ダンパーが構成される。
【0018】上記構成の2方向型差圧ダンパー30を、
前述の実施例と同様に、図2に示すクリーンルームの側
壁に設置した場合の作用は以下の通りである。通常時は
クリーンルーム内は所定の正圧に保たれ第1および第2
のダンパーはともに閉じた状態である。室内圧力が第2
仕切部材34の錘38に応じた所定の設定圧力を越える
と、この第2仕切部材34が、図3の矢印Cで示すよう
に、ヒンジ33を中心に回転して室外側に押し開かれ室
内圧力を逃す。室内圧力が元の設定圧力まで戻れば第2
仕切部材34は閉じた状態に戻り(一点鎖線)、室内圧
力が所定の設定圧に保持される。
前述の実施例と同様に、図2に示すクリーンルームの側
壁に設置した場合の作用は以下の通りである。通常時は
クリーンルーム内は所定の正圧に保たれ第1および第2
のダンパーはともに閉じた状態である。室内圧力が第2
仕切部材34の錘38に応じた所定の設定圧力を越える
と、この第2仕切部材34が、図3の矢印Cで示すよう
に、ヒンジ33を中心に回転して室外側に押し開かれ室
内圧力を逃す。室内圧力が元の設定圧力まで戻れば第2
仕切部材34は閉じた状態に戻り(一点鎖線)、室内圧
力が所定の設定圧に保持される。
【0019】一方、緊急時に排煙ファンが作動すると、
室内に大きな負圧が発生する。この負圧が錘35により
定まる所定の設定圧より大きくなると、第1仕切部材3
2がヒンジ31を中心に回転して、矢印Dのように、室
内側に吸引されて開き、外気を室内に導入する(2点鎖
線)。このとき第2仕切部材34は重力により垂直状態
に保たれるため、第1仕切部材32に対しては図の2点
鎖線で示すように開いた状態となる。これにより、室内
への外気導入がさらに促進される。
室内に大きな負圧が発生する。この負圧が錘35により
定まる所定の設定圧より大きくなると、第1仕切部材3
2がヒンジ31を中心に回転して、矢印Dのように、室
内側に吸引されて開き、外気を室内に導入する(2点鎖
線)。このとき第2仕切部材34は重力により垂直状態
に保たれるため、第1仕切部材32に対しては図の2点
鎖線で示すように開いた状態となる。これにより、室内
への外気導入がさらに促進される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、第1の差圧ダンパーの仕切部材上に第2の差圧ダン
パーを、相互に逆方向の差圧により開閉動作するように
設けているため、簡単な構成で1つのダンパーの取付け
スペースに相互に逆方向に作用する2つのダンパー機構
を設けることができ、設置スペースを有効に利用でき設
置構造の簡素化が図られ、取付け作業やメンテナンスも
容易になる。また、電動モータ等を用いないため、駆動
回路や制御回路が不要になり、構造の簡素化とともにコ
ストの低減が図られる。
は、第1の差圧ダンパーの仕切部材上に第2の差圧ダン
パーを、相互に逆方向の差圧により開閉動作するように
設けているため、簡単な構成で1つのダンパーの取付け
スペースに相互に逆方向に作用する2つのダンパー機構
を設けることができ、設置スペースを有効に利用でき設
置構造の簡素化が図られ、取付け作業やメンテナンスも
容易になる。また、電動モータ等を用いないため、駆動
回路や制御回路が不要になり、構造の簡素化とともにコ
ストの低減が図られる。
【図1】 本発明の実施例に係る2方向型差圧ダンパー
の断面図である。
の断面図である。
【図2】 図1の2方向型差圧ダンパーの取付け例の説
明図である。
明図である。
【図3】 本発明の別の実施例の断面図である。
1,30;2方向型差圧ダンパー、2;壁、5;開口
部、6;取付け用アーム、9;第1仕切部材、11;支
持棒、12,16;台座、13,17;スプリング、1
4;第2仕切部材。
部、6;取付け用アーム、9;第1仕切部材、11;支
持棒、12,16;台座、13,17;スプリング、1
4;第2仕切部材。
Claims (4)
- 【請求項1】 差圧により開く仕切部材からなる第1の
ダンパーと、該第1のダンパーを開く差圧と逆方向の差
圧により開く第2のダンパーとを具備し、該第2のダン
パーは前記第1のダンパーの仕切部材内に設けられたこ
とを特徴とする2方向型差圧ダンパー。 - 【請求項2】 前記第1および/または第2のダンパー
が開く差圧を設定するためのスプリングを具備したこと
を特徴とする請求項1に記載の2方向型差圧ダンパー。 - 【請求項3】 前記第1および/または第2のダンパー
が開く差圧を設定するための錘を具備したことを特徴と
する請求項1に記載の2方向型差圧ダンパー。 - 【請求項4】 排煙装置を有する常時正圧のクリーンル
ームの仕切壁に前記2方向型差圧ダンパーを取付けて使
用する方法において、、前記第2のダンパーは該クリー
ンルームの正圧を一定に保つように配置し、前記第1の
ダンパーは前記排煙装置が作動してクリーンルーム内が
負圧になったときに開くように配置したことを特徴とす
る請求項1に記載の2方向型差圧ダンパーの使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27927892A JPH06109154A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 2方向型差圧ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27927892A JPH06109154A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 2方向型差圧ダンパー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109154A true JPH06109154A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17608941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27927892A Pending JPH06109154A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 2方向型差圧ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06109154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075035A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社ゴール | 閉鎖体用の内外気圧差解消装置 |
| JP2020056545A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 大成建設株式会社 | 避圧調整ユニット |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP27927892A patent/JPH06109154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075035A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社ゴール | 閉鎖体用の内外気圧差解消装置 |
| JP2020056545A (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 大成建設株式会社 | 避圧調整ユニット |
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