JPH0610922A - 変形可能な締付装置 - Google Patents
変形可能な締付装置Info
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Abstract
ト、ネジのような荷重支持部材を固定するための締付装
置を提供すること。 【構成】 ステム12の一端に設け該ステム12より大
径に形成された止めフランジ10と、ステム12の延長
軸から外向きに延び該ステムの他端に設けたトグルアー
ム14、16と、トグルアーム14、16の一部を形成
し該トグルアームとステム12を接続し当該トグルアー
ムを外向きに拡張した状態に弾性的に偏向するトグルヒ
ンジ手段46と、該トグルヒンジ手段46を中心に回動
自在でかつステム12の延長軸とほぼ平行な閉塞状態へ
と回動自在な前記トグルアーム14、16と、該トグル
アームを拡張状態に保持するためステム12の延長軸を
横切って当該トグルアームの端部間に延びるストラップ
手段18とからなることを特徴とする。
Description
構造物にピン、ボルト、ネジのような荷重支持部材を固
定するために使用される変形自在な締付装置に関する。
ためにこの翼部を折曲可能とし、挿入後は孔の内部でも
しくは孔の後部(即ち、構造物の反対側)で翼部を拡張
させて孔からの脱落を防止することは周知である。その
後、締付装置はネジやピンのような支持部材のアンカー
として利用される。成形可能な弾性プラスチックの使用
の増加により、アメリカ特許第3651734号、同第
4752170号、同第4704057号、同第499
3901号及び同第4878791号の締付装置が開発
された。
された壁用アンカーの改良に関する。前記アンカーにお
いて、翼部はトグルアームからなり、トグルアームは通
常の状態では先ずステムから上向きに延び、作動状態の
ヒンジ接続部をステムとの間に形成し、その後外向きに
放射状に延び、その先端でトグルアームは中心方向に折
曲可能なストラップと、作動状態のヒンジを介して再び
ヒンジ接続され、トグルアームはストラップと共に折曲
されて軸方向に延び孔へ挿入可能となる。
プの外端部及び内端部の接続箇所は堅固となりやすい。
なぜなら、トグルアームとストラップを折曲状態に変形
すると、これらがヒンジとして本来有する偏向力により
成形状態へと押し戻されるからである。結果として、折
曲されたトグルアームとストラップはストラップの接合
面に沿って、特に先端部で、完全に接触するので、孔へ
の挿入が困難となり、時としてトグルアームに損傷を与
えることがある。
ームの間は堅固なバネ接続となっているので、トグルア
ームの完全な閉塞だけでなく、壁への締付装置貫挿後に
行う壁の後面でのトグルアームの開放に対しても抵抗力
が発生する。特に、ステム付近のトグルアーム外表面は
孔の内端と接触しているので、トグルアームの原状復
帰、即ち開放に対してもさらに抵抗力が発生する。
ームの先端を連結しているストラップの中央折曲部分も
作動状態のヒンジであり、通常は中心より上方に位置し
かつ先端が突出しており、ストラップを折り曲げると前
記中央折曲部分が中心からずれて先端の左右いずれかに
変位するので、折曲したストラップの接合面が完全に接
触するのを阻止しようとする。
されたトグルアームを挿入する孔の壁部と、平坦な外表
面を有するトグルアーム/ストラップの縁部との間には
一定量の摩擦係合が発生する。トグルアームを孔の後面
に配置する場合、ステムと孔の壁部との間の摩擦係合は
維持され、トグルアームは孔の後面で、中間部分が中心
より下方に折曲されたストラップの許容範囲まで開こう
とする。孔の後面でトグルアームを完全に開くための工
具を用いてストラップの中央折曲部分を中心より越えた
位置にまで押圧すると、トグルアームは孔支持構造物の
内側を押圧する位置へと急激に移動する。前述したよう
に、従来例におけるトグルアームとストラップの先端の
ヒンジ接続部は堅固になる傾向があり、中心より上方へ
と向うストラップ及び逆方向のトグルアームの急激な動
きは時として接続部におけるトグルアームの傷または破
壊に十分な衝撃を与える。
う1つの問題点として、トグルアームが延びているステ
ムの放射方向の弾性が十分でないため、ネジなどの支持
部材のサイズが大きすぎたり或いはネジのサイズが正確
でも回しすぎに起因するステムの穿孔の破損を最小限に
押えることができない。又、ステムの剛性はステム軸を
中心とするステム本体の動きを妨害するので、支持部材
挿入後のステムの膨張も十分なものとならない。
ルアーム端部とストラップ端部の接続を中立状態にし
て、ストラップが中心より下方に移動する動きに逆らう
ストラップの抵抗を小さくしかつトグルアームとストラ
ップ間の接続を剛性の少ない即ち柔軟な作動状態のヒン
ジ接続とするので、ストラップとトグルアームを折曲し
たとき、両者の対向面並びに折曲したストラップの対向
面はその長さ全体に沿って接触、孔へ挿入した後のトグ
ルアーム開放に伴う衝撃を緩和することにある。
ラップを接続するバネ構造体の柔軟なバネ作用を維持し
つつ、折曲したストラップの対向面を接合させるため並
びにストラップの中央ヒンジを中心より上方に位置させ
るための追加のバネ作用を提供するために、ストラップ
端部より内側にヒンジ領域を設けるような形状を有する
ストラップを設けることにある。
の領域を設けてトグルアームとステムの外表面に沿った
接続部の弾性材料の量を少なくすることで、ステムとト
グルアームの間の接続部におけるバネ作用を柔軟なもの
とし、これによってトグルアームが完全に折曲された閉
塞状態並びにトグルアームの開放状態に対する抵抗を小
さくすることにある。
中立化と、ストラップとトグルアーム間に円弧状領域即
ち「柔軟な」バネを設けることは、比較的大きな荷重を
受けるアンカーにとっては問題となる。比較的大きな荷
重はステムを引っ張るため、柔軟な円弧状バネはこのよ
うな荷重を受けて伸びる。従って、壁の後面で開放して
いるトグルアームは閉塞状態へと押しやられ、これによ
り既に中心より上方にあるストラップの中心はさらに上
方へと移動する。
ルアームとストラップの間で円弧状バネ領域に圧縮可能
なウェブ接続部を設け、これにより円弧状のバネを折り
曲げてバネ作動状態とし、円弧状バネの伸びを阻止する
ことによってストラップとトグルアームを開放状態にロ
ックすることにある。
ラップのヒンジの中心での折曲を確実なものとし結果と
してストラップの完全な閉塞に対する抵抗を少なくする
ために、ストラップの中央折曲箇所即ちヒンジを平坦に
するか、あるいは他の方法でストラップの集合端部また
は集合領域における中央折曲箇所を小さくした締付装置
を提供することにある。
と孔壁の間の摩擦を増大させることにある。この点に関
し、本発明のトグルアームとストラップは、孔内で折曲
された状態にあるとき、孔壁とトグルアーム/ストラッ
プの外表面との間の摩擦係合を高めるような形状を有す
る。
りで変形可能でかつステムの弾性を増大させるようなス
テム構造を提供することである。
決するための手段は、ステムと、ステムの延長軸から外
向きに延びるステムの両端に設けたトグルアームと、ト
グルアームとステムを接続し、トグルアームを拡張状態
に弾性的に偏向させるトグルアームの一部を形成するト
グルヒンジとからなり、トグルアームはステムの延長軸
とほぼ平行となる閉塞状態へとトグルヒンジを中心に回
動自在である。ストラップはトグルアームの両端の間で
ステムの延長軸を横切って延び、トグルアームを拡張状
態に保持する。又、ストラップとトグルアームの先端は
互いに接続され、中央ヒンジがステムの延長軸上でかつ
ストラップの中央に形成されているので、中央ヒンジの
いずれの側面のストラップ部分もヒンジを中心に回動で
きトグルアームとストラップ部分を閉塞状態へと移動さ
せる。さらに又、ストラップとトグルアームの先端の接
続部より内側位置でかつストラップとトグルアームの間
に設けた弾性偏向手段は、ストラップを閉塞状態から中
心より上方へと戻そうとする中央ヒンジが、中心か中心
より上方に位置するようストラップをトグルアームから
離して保持している。締付装置のステムには変形したス
テムの質量の部分を吸収するような垂直溝が設けられて
いる。
は図1の締付装置の上面図、図3は図1の締付装置の底
面図、図4は図1の4−4線に沿った断面図、図5は図
1の5−5線に沿った断面図、図6は図1の6−6線に
沿った断面図、図7は図1の7−7線に沿った断面図、
図8は図1の8−8線に沿った断面図、図9Aは構造物
の予め穿孔された孔に挿入するために閉塞状態にある締
付装置の側面図、図9Bは部分的閉塞状態にある締付装
置の側面図、図10は壁孔に挿入された締付装置の側面
図、図11は壁孔貫通後にトグルアームを十分に拡張し
た状態の締付装置の側面図、図12は締付装置の拡張具
の側面図、図13は円弧状のバネ領域でストラップとト
グルアームの間に設けた圧縮可能なウェブ接続部を含む
締付装置の側面図、図14は図13の14−14線に沿
った断面図である。
形により一体構造物として形成される。締付装置の構造
に適切な弾性プラスチック材料は、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ナイロンや当業者にとって周知であるその
他の成形可能な物質、あるいは適切な弾性変形を有する
今後開発され得る素材を含む。成形物質の選択はそれ自
体本発明の一部を構成するものではない。
0、ステム12、トグルアーム14、16及びストラッ
プ18からなり、好ましくはこれらの材料は一体成形さ
れる。以下の記載で「固定」、「固着」もしくは類似す
る表現を使用するが、本実施例においては、これらの表
現は一体成形された構造物を含む意味で理解すべきであ
る。
2の中央にはネジなどの支持部材を収容するための穿孔
6が、さらに外周面には締付装置が挿入される孔内部で
ステムを固定するための4つの突出部7が等間隔に設け
られている。
周方向の凹部8を有し、該凹部8は垂直に延びた突出部
7の下方内側部によって周方向にさえぎられている。さ
らにステム12は垂直方向即ち軸方向の凹部9を有し、
該凹部9はステムの前面と後面で止めフランジ10から
半円形の凹部11に隣接するステムの上部まで延びてい
る。該凹部11はステムの上部を横切ってかつステム軸
に垂直に設けられており、締付装置が折り曲げられた状
態のときにストラップ18のヒンジ46を収容する空間
を提供している。
用量を減少でき、これにより、成形後の冷却工程の際の
「陥没」を最小限にすることができ、又、ステムを輪形
にした場合と比べて荷重支持部材の挿入によるステムの
膨張をより少なくすることができる。
テム本体が凹部9の壁を中心に周方向に移動でき、凹部
9は作動状態のヒンジのように働くので、穿孔6内での
ネジ回転に起因するステム軸を中心としたステム質量の
膨張や回動を阻止するというよりは、むしろこれらを調
節即ち吸収することができる。結果として、ステムの破
壊を最小限に押えることが可能となる。
から横方向に延びており、円弧状の内端部である作動状
態のヒンジ14′、16′を介してステムにヒンジ接続
されている。図8に示すようにトグルアームの外表面は
外向きに凸面形状となっている。又、トグルアームの外
端部は、左右のストラップ材料18′、18″からなる
ストラップ18に中立状態のヒンジ21、22で接続さ
れている。
弧状の外表面に沿って若干の凹部Iを有する。該凹部I
は、バネ作用を和らげるために、かつトグルアームの完
全な折曲状態や逆の拡張状態時に発生する抵抗を少なく
するために、アーチ彎曲面に沿って平らにしてある。図
示のような傾斜部を凹部の上下端部に設けて、鋭利なエ
ッジを除去するようにしてもよい。又、傾斜部は丸く処
理してもよい。
面は平らであるが側部は外向きに凸面状形状となってい
るので、トグルアームとストラップの折曲状態時には、
これらの外表面は軸の長手方向に沿って球状となり挿入
部を形成する。ストラップ部材はバネ手段24、25の
すぐ上部に位置する屈曲部19′、19″で、後で詳述
する目的のために若干内側に傾斜している。
ラップ18はステム軸を横切る方向に延びる。この状態
において、ストラップの下面には横方向の凹部45が形
成され、ストラップの中間部は該凹部45の形成に起因
する作動状態のヒンジ46を形成している。図11のよ
うにトグルアームを壁孔を貫通して取り付ける場合、図
12のような工具、即ちネジやその他の支持部材の先端
を、ストラップ18の中間部でかつストラップ上部に設
けた穿孔48に挿入する。これにより、ストラップのヒ
ンジである中央部はステムから軸方向に押し離され、ト
グルアームは開放状態にロックされる。
ときは、ストラップの中心は十分に拡張しており、ステ
ムの穿孔6に挿入されるネジのネジ山によって変形され
る穿孔48の壁面とネジ本体の間でネジ摩擦係合が発生
しトグルアームは壁の末端側面に保持されている。
2の内側でバネ手段24、25によりストラップ18に
さらに固定されている。バネ手段24、25は、内側の
円弧状の開口26、28並びに内部に円弧状の基部を有
するほぼ三角形の外側の開口34、36を介して、トグ
ルアームとストラップの先端間で円弧部材30、31、
32、33を形成している。これらの円弧部材は作動状
態のヒンジとして働きストラップ18とトグルアーム1
4、16を互いに離反する方向に保持し、これにより図
1で示した開放状態で成形されるヒンジ21、22の機
能を増大させている。
8′、18″から三角形の開口内へと延びており、金型
内での突き出しピンに対応している。
円弧状及び三角形の開口により形成されるバネ手段は従
来のヒンジ接続とは根本的に異なっている。即ち、従来
のヒンジ接続では、ストラップとトグルアームに隣接す
る隅部全体は堅固なヒンジ接続を形成するプラスチック
材料で構成されており、トグルアーム/ストラップ拡張
状態においてはトグルアームとストラップをより強力に
離反させ、反対にトグルアーム/ストラップ折曲状態や
半折曲状態においてストラップ中央部が中心より下方に
あるときは、中心より上方へ向うストラップの動きに対
してより強力に抵抗する。
が、トグルアームとストラップの末端に設けたバネ手段
や、トグルアームの円弧内端であるヒンジ14′、1
6′とステムとの間の作動状態のヒンジ接続によって、
トグルアーム/ストラップ構造体には状態変化に対する
抵抗が本来備わっているにもかかわらず、成形状態の締
付装置は弛緩状態にある。図1に示すようにトグルアー
ム14と16に加わる上向きの圧力もまたストラップ1
8により抑制されている。このように、円弧部材30、
31、32、33はストラップ18をヒンジ21、22
から外向きに偏向させるバネとして作用するので、スト
ラップのヒンジ46は中心より上方に位置しトグルアー
ム14、16の折曲を防止している。
ップ部材18′、18″をステムに向って中心より下方
に押し下げることにより、図9や図10に示すような状
態に変形することができる。これにより、トグルアーム
14と16は図9に示す折曲状態へと移動する。この状
態において、ストラップ18′、18″の上面はその長
さ全体にわたって接触し、トグルアームとストラップの
対向面もその長さ全体にわたって接触する。このような
トグルアームとストラップの接触状態はトグルアームと
ストラップの外端部に設けた柔軟なヒンジ接続により助
長される。従って、ストラップの中間部をトグルアーム
の方向にかつストラップヒンジをステムの方向にに軸方
向に押しやると、屈曲部19′、19″の内側部分が屈
曲部19′、19″を中心に回動するので、開口26、
28及び34、36の壁により形成された溝内へと延び
る折曲した円弧部分30、31、32、33の延長部と
ストラップ部材18′、18″は屈曲部19′、19″
の内側位置と外側位置のような傾斜関係から直線状態へ
と移行可能になる。この点に関し、屈曲部19′、1
9″は作動状態のヒンジとしても機能するので、ストラ
ップ部材18′、18″の内側部分を開放状態に戻すよ
うな追加の偏向力を有している。
ジを横切る通路は均一の厚さとなっている。これにより
ヒンジ中央での折曲は確実なものとなり、又、折曲部分
の両側の成形材料の量は同等となる。中央での折曲をさ
らに確実なものとするために、図示されないV字形状の
凹部を平坦な上部に横切って設けてもよい。
テム12、ストラップとバネが一体に設けられたトグル
アーム14、16を壁40や44のような構造物の孔3
8、42内に挿入する。挿入後、トグルアームは作動状
態のバネ30、31、32、33と協働しバネとしても
作用するヒンジ14′、16′の作用を受けて孔内部で
膨張しようとする。
4、16の外表面には図示しない摩擦要素、突起、線条
等をさらに設けてもよい。このような摩擦要素は本発明
の構造において必須不可欠ではないが、本発明におい
て、トグルアームとストラップの先端に隣接するバネ手
段の作用により、又、通常は丸い孔の壁部と周方向に丸
い表面を有する折曲状態のトグルアーム/ストラップと
の間における摩擦係合を容易に最大限にするような折曲
されたトグルアーム/ストラップにより形成される丸い
挿入部により、トグルアームと孔壁との間で十分な摩擦
が生じることは理解されるべきである。特に、ネジSの
ような支持要素をステムからストラップ部材の間に貫挿
させ孔壁に対して挿入部を膨張させることにより摩擦係
合を高めることができる。ストラップの縁やトグルアー
ムの外表面が平らである従来の装置においては、孔壁と
トグルアーム/ストラップとの間には間隙があり摩擦係
合は不可能となっている。
は、壁44の内側端部(図11の上面)に空間がある場
合によく使用される。作動状態のバネ30、31、3
2、33に作動されるストラップ18の補助を受けて、
弾性トグルアーム14、16は開放し、ストラップの中
央ヒンジ46をストラップ中央部のすぐ上で外向きのロ
ック状態へと移動する。本発明の締付装置では、屈曲部
19′、19″が作動状態のバネヒンジとして作用して
おり屈曲部19′、19″より外側のストラップ部分に
対して鈍角に延びている内側のストラップ部分を持ち上
げているので、ストラップをステムから離れた位置で中
心より上に配置させるのにはほとんど力を必要としな
い。勿論、必要があれば、工具(図12に示すT)か支
持部材でストラップを押してもよく、いずれの場合でも
トグルアームは締付装置に挿入されたネジSのような支
持部材からの荷重(図10、11に示すL)を支えるた
めの大きな抵抗を発生する。又、ステム12の穿孔6を
貫通してネジ係合された図11の支持部材Sに加わる荷
重からの圧力によりストラップは再び折り曲げられるこ
とはない。
(突出部7を除く)の円筒部の外径(O.D.)は図9
に示した距離D、即ち孔に挿入するため折曲された状態
のトグルアームとストラップの直径と一致しており、円
弧状開口26、28は内側の円弧状のバネ30、33が
バネ荷重状態へと折り曲げられたとき十分に延びられる
ような空間を提供している。同様の目的のために設けら
れた三角形の開口34、36内へと外側のバネ31、3
2も外方に折り曲げられバネ荷重状態となる。このよう
な構造ゆえに、ストラップ18の接合面はその長さ全体
にわたって接触し、トグルアームとストラップはヒンジ
21、22の先端も接触して丸い挿入部を形成する。
ップが孔内にあるとき、締付装置のバネ構造体はトグル
アームとストラップを孔壁へと押しやるので、突出部と
協働して孔内での実質的な摩擦係合状態を形成するが、
本発明のようなバネ手段30、31、32、33や、外
周が球状となるトグルアームとストラップの外表面を設
けていない従来の締付装置よりもずっと大きな摩擦係合
状態が得られる。ネジSのような支持部材をステムの中
央穿孔6から折曲状態のストラップの穿孔48を貫通さ
せ折曲状態のストラップ部材18′、18″の内表面の
間に挿入すると、ストラップとトグルアームは孔壁へと
膨張するのでトグルアームと孔壁の摩擦係合をさらに増
大することができる。
ストラップ180とトグルアーム140、160の長手
方向延長部分と交差する平面に沿ってウェブ51、52
を有し、前記ウェブ51、52は各々円弧状のバネ手段
300、310及び320、330との間の円弧空間に
設けられている。三角形の開口340、360はストラ
ップとトグルアーム先端との間のヒンジ接続部を中立状
態に保持するために空間のままとしてある。ウェブは十
分な厚みを有するため、トグルアームと左右のストラッ
プ部材180′、180″が閉塞状態に折り曲げられた
ときウェブは圧縮可能となり、これにより円弧状のバネ
手段310と330は開口260、280内へと延びバ
ネ状態となる。トグルアームとストラップを壁構造物の
後面で拡張したとき、ウェブはトグルアームとストラッ
プをロック状態に保持し円弧状バネ手段300、31
0、320、330が大きな荷重を受けて伸びるのを防
止している。比較的小さな荷重用のアンカー、例えば中
空ドアの表面パネルに使用する小さいアンカーでは、こ
のようなウェブは設けなくてもよい。しかし、比較的大
きな荷重用のアンカーにおいてはウェブを設けることは
重要である。
にピン、ボルト、ネジのような荷重支持部材を固定する
ことができる効果がある。
に閉塞状態にある締付装置の側面図、Bは部分的閉塞状
態にある締付装置の側面図。
状態の締付装置の側面図。
ムの間に設けた圧縮可能なウェブ接続部を含む締付装置
の側面図。
Claims (22)
- 【請求項1】 ステムと;前記ステムの一端に設けたス
テムより大径の止めフランジと;前記ステムの延長軸か
ら外向きに延びるステムの他端に設けたトグルアーム
と;前記トグルアームの一部を形成し、トグルアームと
ステムを接続し、トグルアームを外向きに拡張した状態
に弾性的に偏向するトグルヒンジ手段と;前記トグルヒ
ンジ手段を中心に回動自在でかつステムの延長軸とほぼ
平行な閉塞状態へと回動自在な前記トグルアームと;前
記トグルアームを拡張状態に保持するため、ステムの延
長軸を横切ってトグルアームの端部間に延びるストラッ
プ手段と;前記ストラップ手段の端部と前記トグルアー
ムの端部を接続する手段と;前記ステムの延長軸上でか
つストラップ手段の中央に形成され、前記ステムの延長
軸に対してほぼ横方向に延びるストラップ手段の部分を
トグルアーム拡張状態から延長軸とほぼ平行な閉塞状態
へと回動させるための手段を構成する中央ヒンジと;前
記中央ヒンジを中心もしくは中心より上方に位置させて
ストラップ手段をトグルアームから離して保持し、これ
により拡張状態にトグルアームをロックするための手段
としてストラップ手段を作動させるため、ストラップ手
段とトグルアームの端部を接続する前記手段から内側の
位置でストラップとトグルアームの間に設けた弾性偏向
手段とから成る締付装置。 - 【請求項2】 弾性偏向手段は円弧形状で、トグルアー
ムの端部より内側でトグルアームとストラップの間に延
びていることを特徴とする請求項1に記載の締付装置。 - 【請求項3】 弾性偏向手段は円弧形状で、円弧形状の
凹部がステムの延長軸方向に面していることを特徴とす
る請求項1に記載の締付装置。 - 【請求項4】 各トグルアームの端部でストラップとト
グルアームを接続する手段に隣接して少なくとも2つの
円弧形状の弾性偏向手段を形成するために、弾性偏向手
段は円弧形状の溝手段で形成されていることを特徴とす
る請求項3に記載の締付装置。 - 【請求項5】 中央ヒンジはトグルアームが閉塞状態と
なる中心より下方位置へとステムの延長軸に沿ってステ
ム方向に移動可能であり、円弧形状の弾性偏向手段を溝
手段によって形成し、トグルアームとストラップ手段の
閉塞状態への移動に伴ってストラップ手段が前記弾性偏
向手段の偏向力に対向して中央ヒンジを中心に回動して
トグルアーム方向へと移動することにより折り曲げられ
バネ荷重状態となる円弧形状の弾性偏向手段を前記溝手
段が収容することを特徴とする請求項2に記載の締付装
置。 - 【請求項6】 トグルアームとストラップ手段が拡張状
態にあるとき、ステムの延長軸の横方向に延びるストラ
ップ手段の部分は、各々、内側部分と外側部分とからな
り、内側部分は外側部部から鈍角に延びて中央ヒンジで
接合していることを特徴とする請求項5に記載の締付装
置。 - 【請求項7】 ストラップ手段の内側部分と外側部分の
接合部は、トグルアームとストラップ手段が閉塞状態へ
と移動する際、円弧形状の弾性偏向手段の偏向力に対向
してストラップ手段の内側部分をトグルアーム方向へと
回動させるための横方向のヒンジ手段で構成されている
ことを特徴とする請求項6に記載の締付装置。 - 【請求項8】 ストラップ手段は中央ヒンジからストラ
ップ手段の端部まで延びる外表面を有し、トグルアーム
とストラップ手段が閉塞状態に移動したとき、ストラッ
プ手段の外表面は対向面に沿って実質的に接触すること
を特徴とする請求項7に記載の締付装置。 - 【請求項9】 ストラップ手段とトグルアームはステム
の延長軸の両側で対向する面を有し、トグルアームとス
トラップ手段が閉塞状態へと移動したときストラップ手
段とトグルアームの対向する面は実質的に接触すること
を特徴とする請求項8に記載の締付装置。 - 【請求項10】 トグルアームとストラップ手段が閉塞
状態にあるとき、弾性偏向手段は、ストラップ手段をト
グルアームから離反させかつトグルアームとストラップ
手段をステム延長軸とほぼ平行な閉塞位置から離反させ
るための手段を構成することを特徴とする請求項1に記
載の締付装置。 - 【請求項11】 トグルアームとストラップ手段は構造
体の孔内に挿入するための手段からなり、トグルアーム
は外向きの凸面を有し、前記凸面は孔壁に対するベアリ
ング手段を構成することを特徴とする請求項10に記載
の締付装置。 - 【請求項12】 ステムからステム軸に沿ってストラッ
プ手段の各部分の間に支持部材を挿入することでベアリ
ング手段が膨張し、これによりベアリング手段はトグル
アームのほぼ長さ全体にわたって孔壁と摩擦係合するた
めの手段となることを特徴とする請求項11に記載の締
付装置。 - 【請求項13】 ストラップ手段の部分は外向きに凸面
の縁部からなり、トグルアームの外向きの凸面と協働し
て放射状に丸い挿入部を形成し、該挿入部はトグルアー
ムとストラップ手段をその長さ全体にわたって孔壁と摩
擦係合するための手段となることを特徴とする請求項1
2に記載の締付装置。 - 【請求項14】 トグルアームとストラップ手段が閉塞
状態にあるとき、トグルアームとストラップ手段は孔内
に挿入するための手段を構成し、トグルヒンジ手段は中
央ヒンジを中心へとかつ中心より上方へと押しやる手段
を構成し、弾性偏向手段はストラップ手段をトグルアー
ムから離反させる柔軟な作動状態のヒンジ手段を構成
し、トグルアームとストラップ手段の端部を接続する手
段は中立状態の偏向手段を構成することを特徴とする請
求項1に記載の締付装置。 - 【請求項15】 ステムと;前記ステムの一端に設けた
止めフランジと;前記ステムの延長軸から外向きに延び
るステムの他端に設けたトグルアームと;前記トグルア
ームを外向きに拡張した状態に弾性的に偏向しかつステ
ム延長軸とほぼ平行な閉塞状態へとトグルアームを回動
させるための、トグルアームとステムを接続するトグル
ヒンジ手段と;前記ステム軸に沿ってステムを貫通する
穿孔とからなり、前記ステムは円筒状で、外表面から内
方に延びかつステム軸と軸方向に平行な凹部を有し、前
記ステムは支持部材が前記穿孔内に挿入されステムを変
形させるとき、ステムの質量の動きを吸収するための手
段を構成する締付装置。 - 【請求項16】 ステムと;前記ステムの一端に設けた
止めフランジと;前記ステムの延長軸から外向きに延び
るステムの他端に設けたトグルアームと;前記トグルア
ームを外向きに拡張した状態で弾性的に偏向しかつステ
ム延長軸とほぼ平行な閉塞状態へとトグルアームを回動
させるための、トグルアームとステムを接続するトグル
ヒンジ手段と;前記トグルアームを拡張状態に保持する
ため、ステム延長軸を横切ってトグルアームの端部間に
延びるストラップ手段と;前記ストラップ手段の端部と
前記トグルアームの端部を接続する手段と;ステム延長
軸上でかつストラップ手段の中央に形成され、前記ステ
ムの延長軸に対してほぼ横方向に延びるストラップ手段
の部分をトグルアーム拡張状態から延長軸とほぼ平行な
閉塞状態へと回動させるための手段を構成する中央ヒン
ジとからなり、前記中央ヒンジは内側の下面と外側の上
面を有し、ストラップ手段が拡張状態にあり中央ヒンジ
が中心より上方に位置するとき、前記上面はステムの延
長軸と垂直な平面と平行となる締付装置。 - 【請求項17】 ステムと;前記ステムの一端に設けた
止めフランジと;戦記ステムの延長軸から外向きに延び
るステムの他端に設けたトグルアームと;前記トグルア
ームの一部を形成し、トグルアームを外向きの拡張状態
に弾性的に偏向させるようトグルアームをステムに接続
するトグルヒンジ手段とからなり、前記トグルアームは
ステムの延長軸とほぼ平行な閉塞状態へとトグルヒンジ
手段を中心に回動可能であり、前記トグルヒンジ手段は
ステム延長軸と平行な平面上で、対向する側面の外表面
に沿ってトグルアームを交差する凹部領域を有し、閉塞
状態及び開放状態へと回動するトグルアームの動きに対
する抵抗を減少させるための手段を構成する締付装置。 - 【請求項18】 ストラップとトグルアームが開放状態
にあるとき、偏向手段が伸びて変形するのを防止するた
めに、ストラップとトグルアームの間にウェブ手段を設
けたことを特徴とする請求項1に記載の締付装置。 - 【請求項19】 トグルアームとストラップが開放状態
にあるとき、円弧形状の弾性偏向手段の伸びを防止する
ために、前記弾性手段の間にウェブ手段を設けたことを
特徴とする請求項4に記載の締付装置。 - 【請求項20】 ステムの軸に沿ってステムを貫通する
ステム孔を設け、前記ステムを円筒状に形成し、前記ス
テムは外表面から内側に延びるステムの軸と軸方向に平
行な凹部領域を有し、支持部材が孔に挿入されてステム
が変形するときステムの質量の動きを吸収するための手
段を構成することを特徴とする請求項1に記載の締付装
置。 - 【請求項21】 中央ヒンジは内側の下面と外側の上面
を有し、中央ヒンジが中心より上方にあるストラップ拡
張状態において前記上面はステムの延長軸と垂直な面と
平行であることを特徴とする請求項1に記載に締付装
置。 - 【請求項22】 トグルヒンジ手段はステム延長軸と平
行な平面上で対向する側面の外表面に沿ってトグルアー
ムを交差する凹部領域を有し、閉塞状態及び開放状態へ
と回動するトグルアームの動きに対する抵抗を減少させ
るための手段を構成することを特徴とする請求項1に記
載に締付装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/836,136 | 1992-02-14 | ||
| US07/836,136 US5195856A (en) | 1991-08-29 | 1992-02-14 | Deformable fastening device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610922A true JPH0610922A (ja) | 1994-01-21 |
| JP3506454B2 JP3506454B2 (ja) | 2004-03-15 |
Family
ID=25271325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04711293A Expired - Lifetime JP3506454B2 (ja) | 1992-02-14 | 1993-02-15 | 変形可能な締付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3506454B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344680B1 (en) * | 1999-04-02 | 2002-02-05 | Fuji Electric Co., Ltd. | Planar semiconductor device |
| JP2016217511A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社ワイツー住建 | ネジ受け部材、保持部材 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP04711293A patent/JP3506454B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344680B1 (en) * | 1999-04-02 | 2002-02-05 | Fuji Electric Co., Ltd. | Planar semiconductor device |
| JP2016217511A (ja) * | 2015-05-25 | 2016-12-22 | 株式会社ワイツー住建 | ネジ受け部材、保持部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3506454B2 (ja) | 2004-03-15 |
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