JPH06109254A - 重量センサーおよび距離センサー - Google Patents

重量センサーおよび距離センサー

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JPH06109254A
JPH06109254A JP4254305A JP25430592A JPH06109254A JP H06109254 A JPH06109254 A JP H06109254A JP 4254305 A JP4254305 A JP 4254305A JP 25430592 A JP25430592 A JP 25430592A JP H06109254 A JPH06109254 A JP H06109254A
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JP4254305A
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Haruo Matsushima
治男 松島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来困難であった電子レンジまたはオーブン
の角皿上に載った食品の重さを測定する事を目的とす
る。 【構成】 加熱室1左右壁に棚15を設け、棚に加った
荷重をバネ20に伝達する手段、棚15の移動量に対応
して動く位置に設けられた受音素子21および近接して
固定された受音素子21、二つの受音素子に対向して設
けられた発音素子23、二つの受音素子の受信波の位相
差を検出する手段42、43および左右の位相差信号を
加算する手段44を設けた構成とした。この構成によ
り、棚に設置された角皿上の食品の重量を簡単に、かつ
精度よく測定できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量センサーの改良、特
に電子レンジまたはオーブンに用いられる重量センサー
の改良を目的とし、同時に位置センサーの改良をも目的
とする。
【0002】
【従来の技術】電子レンジまたはオーブン、当然の事な
がら両者が複合されたオーブンレンジも含め、これらに
用いられている重量センサーは、圧力により静電容量が
変化する素子、または圧力により出力電圧が変化する素
子などが用いられているが、いずれにしろ構造が複雑で
あり、精度もあまり良くない。またターンテーブル式の
食品載置台には用いられているが、角皿式の食品載置台
には用いられていない。簡単な構成で精度の高い重量セ
ンサー(またははかり)としては家庭用の上皿バネバカ
リがあるが、この方式は被測定物を載せた事による変位
量を電気信号に変換する手段が複雑なため、電子レンジ
には採用されていない。
【0003】また、ターンテーブルには駆動用回転軸が
必須でありこれがターンテーブル全体の荷重を支えるの
で、容易に重量センサーを設ける事が可能であるが一方
角皿はオーブンの加熱室壁に設けられた左右の棚に載置
する構成が一般的であるので角皿上の荷重を一点で受け
とめる部分がなく、簡単な構成では実現不可能であっ
た。
【0004】従来例としてはレイセオン社のUSP43
90768がある。これは角皿の四隅に四本の非金属製
支柱を設け、小孔を貫通させ、加熱室外部に出し、四つ
の支柱に加わった荷重を機械的に一ヶ所に集つめる方式
である。複雑なため計測精度も不十分であり、あまり効
果的ではなかった。
【0005】パン、お菓子などのオーブン調理はその焼
け具合を扉を開け、時々見ながら確認し、焼け上った時
に取り出す事が一般的であるが、被調理物の調理の進行
に伴う重量変化を精密に把握できれば焼き上りをとらえ
る事ができ、自動調理が可能である。しかしながら上述
の様に、オーブン角皿用の精密な重量センサーは現在ま
だ存在していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、構成が簡単
で精度、信頼性ともに高いバネバカリを、オーブン角皿
に利用し得る手段を提供し、かつバネバカリの出力を電
気信号として取り出す手段を提供し、オーブンの自動調
理の実現を計らんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明においてはオーブン加熱室の左右壁に左右一対の
棚と、バネと、棚に加わった荷重をバネに伝える手段
と、棚の動きに対応した動きをする部分に受音素子を取
付け、これと近接してもう一つの受音素子を固定して設
ける。この二つの受音素子に対向して下方に発音素子を
設ける。発音素子には一定の周波数の発振器を接続し、
二つの受音素子の出力は位相差検出装置に接続される。
左壁と右壁との二つの位相差検出装置の出力は加算器に
加えられる。
【0008】
【作用】オーブン加熱室の左右壁に左右一対の棚と、バ
ネとを設け、棚に加った荷重をバネに伝える手段を有し
ているので左右の棚にまたがる大きさの角皿(普通天板
とも呼ばれる。)を載せると棚は下方に動き始めると同
時にバネに荷重が加わり、棚の重さとバネの強さとのバ
ランスの取れた位置で棚は止まる。角皿の上に食品を載
せると食品の重さにより棚はさらに移動する。棚の動き
に対応した動きをする部分に受音素子を取付け、さらに
この受音素子に近接して他の受音素子を固定して設け
る。これら2つの受音素子に対向して下方に発音素子を
設ける。発音素子には一定の周波数の発振器を接続し、
一定の周波数の音を発する。この発音素子に対向して前
記二つの受音素子を近接して設ける。この二つの受音素
子は前記発音素子から発せられた音を受信する。この
時、一方の受音素子は棚の動きに対応した部分に設けら
れ、他方は固定した位置に設けられているので前記発音
素子から発せられた音が二つの受音素子に到達する時間
は一般には異なり、この異なる程度は角皿に載せた食品
の重量に伴って変化する。この2つの受音素子の間の時
間差を位相差検出装置により電圧として取り出す。角皿
に食品を載せる場合、中央に置かれるとは限らないか
ら、左右の棚に加わる荷重は等しいとは限らない。しか
し左右の棚に加わる荷重を合計すると、それは食品と角
皿の重さに等しいことは明白である。従って左右の位相
差検出装置の出力電圧を加算器に入力すると、加算器の
出力は食品と角皿との合計荷重に対応した電圧となり、
食品と角皿との合計重量が計れるわけである。
【0009】
【実施例】図1は本発明のオーブンまたは電子レンジの
正面方向から見た要部断面図であり、図2は本発明のオ
ーブンまたは電子レンジの加熱室右側面外側をみた斜視
図である。
【0010】加熱室11はステンレス薄板を溶接して作
り、略直方体の容器である。底面にはターンテーブル1
2およびその駆動用モーター13が設けられる。左右の
側面壁には2つの角穴14があけられ、この角穴14を
棚15の腕16が加熱室11の内部から外部へ貫通す
る。棚15と腕16は例えばPPS樹脂等の耐熱プラス
チックの一体成形で作られる。図3はその斜視図であ
る。棚15はパイプを半分に割った様な形であり、2本
の腕16には4個の一対の孔16−A、16−B、16
−C、16−Dがあけられる。2本の腕16にあけられ
た孔、例えば孔16−Aは右の腕にあけられた孔16−
Aと左の腕にあけられた孔16−Aとは同一直線上にあ
り一対をなす。16−B、16−C、16−Dも同様で
ある。棚15が加熱室内にあり、腕16が加熱室壁の穴
14を貫通し、腕16にあけられた穴16−A、16−
B、16−Cおよび16−Dが加熱室外部にある。棚1
5に最も近い位置にある穴16−Aにステンレス製の丸
棒17が挿入され、腕16をはさんで丸棒の両側はΩ字
状の金具18で固定される。金具18は加熱室壁に溶接
する。丸棒17の外径は穴16−Aの内径より少しだけ
小さい値とする。従って腕16および棚15は丸棒17
を中心に回転可能である。角穴14の大きさを適当に定
めれば回転可能角度が決定される。つまり角穴14によ
って定められる範囲内で棚15および腕16は丸棒17
を中心軸として回動する。
【0011】腕16が突出した加熱室壁の下方にはステ
ンレス製のL型金具19を溶接、固定する。腕16とほ
ぼ同一の長さを有し、加熱室壁にほぼ垂直に突出す。腕
16にあけられた穴16−B、16−C、16−Dと対
応した位置に同じく穴19−B、19−C、19−Dを
あける。腕16にあけられた穴16−Bと、L型金具1
9にあけられた穴19−Bとの間にバネ(コイルバネ)
20をかける。バネ20の自由長(荷重をかけない時の
長さ)は2つの穴16−Bと19−Bの間の距離より短
かいものとする。つまりバネ20は少し引張った状態で
腕16とL型金具19との間にかけられる。一方の側面
壁に腕16が2本突出しているがバネ20は両方の腕に
かける。一方の腕16の先端には音波受信素子21を固
定する。金属製バンド22で周囲を巻き、腕の先端の2
つの穴16−C、16−Dにビスナット止めする。音波
受信素子22としては周波数40KHzの超音波領域に
ピークを有するもの、例えば(株)村田製作所製のMA
40B5Rを用いる。図4は金属製バンド22の斜視図
であり、円筒の一部を形成する部分と、これに連なる直
線部とから成る。直線部には4つの穴があけられ、先端
に近い2つ、22−Cと、円筒に近い2つ、22−Dと
する。22−Cは腕16の穴16−Cと、22−Dは同
じく穴16−Dと対応させてビスを貫通させ、ナットと
で受音素子21を固定する。
【0012】この下方のL型金具19の先端の穴19−
Cおよび19−Dを用い、発音素子23を金属製バンド
22で同様に固定する。発音素子23は前記の受音素子
21と各々の音を発する面、音を受ける面を互に対向さ
せる。発音素子21は(株)村田製作所製のMA40A
S5を用いる。
【0013】受音素子21を取付けた腕16のすぐ横に
もL型金具19を取付け、この先端にも受音素子21を
固定する。発音素子から2つの受音素子までの距離はほ
ぼ等しくする。棚に何も載せない状態で、腕がバネに引
張られ角穴14の下端に接触している状態における腕の
先端に固定された受音素子21から下方の発音素子23
までの距離と、腕の横に固定されたL型金具19の先端
に固定された受音素子21から下方の発音素子23まで
の距離とを等しくする。前述した様に、図2は加熱室右
側の側面を見た図であるが、加熱室の左側にもこれと同
じ構成を設ける。
【0014】図1に示す様に、左右の加熱室壁に設けら
れた2つの棚の上には金属製の角皿30が載る。この角
皿の重みで棚が少し下方に動き、それに対応して腕が上
方に動き、先端の受音素子21も上方に動く。従って角
皿30が載らない状態で発音素子23から2つの受音素
子21までの距離はほぼ等しかったものが、角皿を棚に
載せたため、腕先端の受音素子21までの距離の方が大
きくなったわけである。角皿の上に食品が載せられれば
さらにその距離は大きくなる。
【0015】図5は発音素子、受音素子21を含む電子
回路の一部である。周波数40KHzの発振器41の出
力が前述の発音素子23に加えられる。発音素子23か
らほぼ等しい距離に置かれた2つの受音素子21の出力
は各々のコンパレーター42に加えられる。コンパレー
ターとしては例えばNEC製のUPC272を用いる。
2つのコンパレーターの出力はイクスクルーシブORゲ
ート(排他的論理和素子)43に加えられる。例えばN
EC製のUPD74HC86を用いる。この出力は抵抗
とコンデンサから成る積分回路を通した後、加算器44
に加えられる。発振器41から積分回路までは図2に対
応した右側面のものであり、左側面のものはこれと全く
同一であるのでハッチングを施した長方形の破線45で
表現し、内部は省略する。つまり右側面のものと、左側
面のものとが加算器44に加えられる。図5の下方には
この電子回路の各部の電圧波形を示す。υ1 は受音素子
21の出力、υ2 はコンパレータ42の出力、υ3 は排
他的論理和素子43の出力、υ4 は積分回路を通った
後、加算器44に加えられる電圧波形である。υ1 とし
て2つの正弦波が描かれているが、実線で描いた正弦波
が腕16の先端に固定された受音素子の出力波形、2点
鎖線で描かれた正弦波がL型金具19の先端に固定され
た受音素子21の波形とする。前述した様に2つの受音
素子21は発音素子23からほぼ等しい距離に設けては
いるが、完全に等しいわけではなく、わずかの差が実線
と二点鎖線との差の様な『位相差』として観測されるわ
けである。図5に描いた状況は、図1に示したごとく角
皿30が左右2つの棚15の上に載せられた状態とす
る。つまり腕16の先端の受音素子21は、L型金具1
9の受音素子21より若干遅れた音波を受信しているわ
けである。角皿30の上に食品が載せられると腕16が
若干上方に回動するのでさらに遅れることになる。言い
換ると2点鎖線の正弦波はそのままであるのに対し、実
線の正弦波はさらに右側に寄る。位相差がさらに拡大す
るわけである。
【0016】これらの受音波υ1 がコンパレーター42
に入力されると出力としてυ2 の矩形波が得られる実線
で描いたものはυ1 の正弦波の実線で描かれたものに対
応し、2点鎖線のυ2 は同じく2点鎖線のυ1 に対応す
る。υ2 の波形は、υ1 の波形の0点で立上りまたは立
下る波形であり、コンパレーター42は、ゼロクロスデ
ィテクターとも表現できる。υ2 波形が排他的論理和素
子43に加えられると出力としてυ3 波形が得られる。
υ3 波形は、2つのυ2 波形、実線の波形と、2点鎖線
の波形とが異なる論理(一方が1のとき他方が0である
場合)の時のみ出力する。従ってυ3 波形は2つのυ1
波形の位相差に等しいパルス幅を有するわけである。υ
3 波形を積分回路に通すとυ4 波形となる。υ4 の電圧
値はυ3のパルス幅にほぼ比例した値となる。υ1 とυ
4 の関係は、2つのυ1 波形の位相差にほぼ比例した電
圧値がυ4 となる。角皿30に食品が載せられるとυ1
波形のうちの実線で描いた波形のみが右へ移動するので
υ4 はそれにほぼ比例して電圧値が上昇する。
【0017】良く知られる様に、バネは加えられた荷重
に比例して伸びる性質があり、本発明においては丸棒1
7を支点とした『てこ』の作用で棚に加えられた荷重に
比例した力がバネ20に加えられ、バネを適当な強さに
設計すればこの『てこ』による回動の角度が必要最少限
におさえられ、棚に加えられた荷重とバネの伸びとがほ
ぼ比例する。従って棚に加えられた荷重と、発音素子2
3から腕16の先端に取付けられた受音素子21までの
距離の増加量とがほぼ比例し、さらには前述υ 4 の電圧
値とほぼ比例するわけである。
【0018】角皿30の上に食品が載せられた場合、一
般に左右の棚には等しくない荷重が加わる。但し左右の
棚に加わる荷重の和は、角皿と食品の重さに等しい。
【0019】右側面の回路から得られたυ4 電圧と、左
側面の回路(図5にて45番を附与したブラックボック
ス)から得られたυ4 電圧とが加算器44によって加え
られるのでその出力電圧は結局、角皿と食品の重さにほ
ぼ比例した値となるのである。
【0020】以上述べた様に、本発明の構成を用いれ
ば、角皿上の食品の重さが計れる。一つの発音素子23
からほぼ等しい距離L1 およびL2 (L1 ≒L2 )に互
に近接して置かれた2つの受音素子21へ音が達するま
での時間の差は音速をυ0とすればL1 /υ0 −L2 /
υ0 =(L1 −L2 )/υ0 である。音速を順に33
1.45m/sとし、L1 とL2 との差を1mmとする
とL1 /υ0 −L2 /υ0 =1mm/331.45m/
s=3.0×10-6s 2mmのときは6.0×10-6s、3mmで9×10-6
s、4mmで12.0×10-6sとなる。前述した様
に、発音素子23に40KHzの超音波を用いたので半
サイクル分の時間は12.5×10-6sであり、本発明
一実施例を用いれば約4mmまでの距離の差を電圧とし
て取り出す事ができるわけである。
【0021】周波数23KHzの超音波素子を用いた場
合はその半サイクルの時間が21.7×10-6sである
から7mmまでの距離差を、4KHzの可聴波を用いれ
ば半サイクルは125×10-6sであるから40mm程
の距離差が測定できる。
【0022】従って本発明のごとく、一つの発音素子2
3と2つの受音素子21を用いれば距離差計が実現でき
るわけである。この距離差計と、重量計として信頼性の
高いバネを組合せることで重量センサーとしても利用で
きる。
【0023】音速は温度により多少変化し、0℃におい
て331.45m/s、10℃で337.46m/s、
20℃で343.37m/s、30℃で349.17m
/sである。前述した距離差1mmの時の時間差は30
℃になると2.86×10-6sとなる。前述の0℃に比
較すると約5%短かくなる。従って正確な測定のために
はサーミスタ等により温度を測定し、その値に従って出
力電圧の補正を行う必要がある。補正法は種々あるが、
例えばオペアンプを用いた増幅度1の反転増幅器の抵抗
器の中の一つをサーミスタとし、そのサーミスタを発音
素子と受音素子との間の空間近くに置くといった方法で
も良い。詳細は本願の主旨でないので省略する。
【0024】本実施例は角皿の重さを左右の棚で受け、
棚の動きを『てこ』でバネに伝え、バネの伸びを一つの
『超音波発信素子』と2つの『超音波受信素子』とで電
気信号に変え、位相差を『コンパレーターと排他的論理
和素子』とで検出し、左右の荷重に対応した信号を加算
器で加え合わせたものであるが、必ずしもこれらに限定
されることはない。棚に加わった荷重をバネに伝える手
段としては例えば図6に斜視図を示した棚51を用い、
図7に示す加熱室壁附近の断面図の様な構成でも実現可
能である。棚51はPPS樹脂一体成形で作られる3つ
の載置部52と、これと反対側に突出した4つの支持部
53とからなり、支持部には穴54があけられる。穴5
4の4つのうち、上下に位置する2つずつの穴は中心軸
が一致している。4つの支持部53のうちの一つだけは
他より長く、その部分に固定用の穴55をあける。ここ
に支持具56を取付け、支持具には受音素子21を固定
する。図7において、加熱室壁1の左側が加熱室内部、
右側が外部である。加熱室壁にあけられた4つの角穴6
1を通り、前記支持部53が加熱室外部へ突出し、ステ
ンレス製の長い丸棒62は前記支持部の穴54を貫通さ
せる。上下支持部の2つの穴とも貫通させ、下の支持部
53の下側にはコイルバネ63を設け、丸棒62は固定
される。
【0025】この構成により、左右の棚51に角皿30
が載せられると棚51は下に動き、バネ63の反発力と
つり合った位置で停止する。従って図6、図7の方法に
よっても棚の動きをバネに伝える事ができるわけであ
る。
【0026】また発音素子および受音素子は必ずしも超
音波領域の周波数である必要はなく、音が聞こえる事を
問題にしなければ可聴周波数でも良い。
【0027】但し可聴周波数を用いると周囲に迷惑をお
よぼす可能性があるので少しでもおさえるため、例えば
図2に2点鎖線で示した様な円筒形状中空の防音容器7
1を用いる。発泡ポリウレタン製のスポンジ状であり、
一つの発音素子と2つの受音素子とをすっぽりつつみ込
む。腕16の動きを妨げない様にその部分は切欠く事は
言うまでもない。また発音および受音素子に接続される
電線等が貫通する。
【0028】この防音容器71はノイズ抑制の役目も持
つ。本発明は音速を介して距離の変化を測定するわけで
あるから音速を乱す原因、例えば風が吹くと雑音とな
り、また2つの受音素子の間に温度差があれば誤差とな
る。防音容器71は風や気温差の発生をおさえる。
【0029】従って必ずしも可聴周波数の場合だけでな
く、超音波を用いた場合に用いても効果大である。
【0030】また位相差の検出にはコンパレーターと排
他的論理和でなくとも可能であり、例えばデジタルオシ
ロスコープを用いれば2つの波形の位相差測定がいとも
簡単にできる事は電子回路技術者には常識とも言える技
術内容である。従ってコストをいとわなければこの回路
を用いることができる。
【0031】従って本願の必須要件としては加熱室の左
右側面に設けられた棚、この棚に加った荷重をバネに伝
える手段、バネの長さの変化量を測定する手段としての
1つの発音素子と2つの受音素子から成る距離センサ
ー、2つの受音素子の受けた音波の位相差を検出する手
段および左右の位相差を加え合わす手段とがあげられ
る。
【0032】これらの組合せにより、従来困難であった
電子レンジまたはオーブンにおける角皿上の食品重量が
測定でき、自動調理が可能になる。
【0033】また付随して重量センサー単独でも利用可
能である。通常のバネバカリ等に応用して重量情報を電
気信号として取り出せるわけである。
【0034】さらに微少距離差の検出センサーとしても
利用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば従来困
難であった電子レンジまたはオーブンの角皿上に置かれ
た食品重量測定が可能になり、自動調理の道がひらける
と同時に、その重量測定が、簡単な構成で精度並びに信
頼性の優れたバネを用いたものであるので従来の電子レ
ンジのターンテーブルで用いられた半導体等を用いた重
量センサーと比較しても精度、信頼性共により優れた重
量測定を実現できる。
【0036】また電子レンジでなく、広く普及している
バネ式のはかりに用いればバネばかりの精度、信頼性を
確保したままで重量情報を電気信号に変換でき、各種オ
ートメーション等に広く利用する事が可能となる。
【0037】さらにバネを用いなくても微少距離変化を
測定する距離(または位置)センサーとして用いる事が
でき、これも各種オートメーションに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子レンジ加熱室部分の要部断面図
【図2】図1の右側から見た加熱室右側面の斜視図
【図3】棚の斜視図
【図4】取付金具の斜視図
【図5】電子回路図および回路上各部の電圧波形図
【図6】棚の他の実施例の斜視図
【図7】図6の棚を用いた加熱室右側の断面図
【符号の説明】
11 加熱室 15 棚 20 バネ 21 受音素子 23 発音素子 41 発振器 42 コンパレーター 43 排他的論理和素子 44 加算器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されて設けられた発音素子と、これ
    に対向して設けられた2つの受音素子とを有し、一方の
    受音素子は固定して設け、他方の受音素子は可動状態で
    設けられた事を特徴とする距離センサー。
  2. 【請求項2】 固定されて設けられた発音素子と、これ
    に対向して設けられた2つの受音素子とを有し、一方の
    受音素子は固定して設けられ、他方の受音素子はバネで
    変位を受ける可動片に設けられた事を特徴とする重量セ
    ンサー。
  3. 【請求項3】 発音素子に一定周波数の交流を供給する
    発振器と、2つの受音素子の受信波相互の位相差を検出
    する位相差検出手段とを設けた事を特徴とする請求項1
    または請求項2記載のセンサー。
  4. 【請求項4】 位相差検出装置として2つのコンパレー
    ターと、排他的論理和素子とから成る請求項3記載のセ
    ンサー。
  5. 【請求項5】 加熱室の左側面および右側面の加熱室側
    に、一対の棚と、バネと、棚に加わった荷重をバネに伝
    える手段と、前記請求項3に記載の重量センサーとを設
    け、重量センサーの受音素子の一つを棚の動きに対応し
    た動きをする部分に取付けるとともに、左右の位相差信
    号を加算する手段とを設けた事を特徴とする加熱調理
    器。
JP4254305A 1992-09-24 1992-09-24 重量センサーおよび距離センサー Pending JPH06109254A (ja)

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JP4254305A JPH06109254A (ja) 1992-09-24 1992-09-24 重量センサーおよび距離センサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004314962A (ja) * 2004-05-24 2004-11-11 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置

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JP2004314962A (ja) * 2004-05-24 2004-11-11 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置

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