JPH0610948B2 - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

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JPH0610948B2
JPH0610948B2 JP26462384A JP26462384A JPH0610948B2 JP H0610948 B2 JPH0610948 B2 JP H0610948B2 JP 26462384 A JP26462384 A JP 26462384A JP 26462384 A JP26462384 A JP 26462384A JP H0610948 B2 JPH0610948 B2 JP H0610948B2
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JP
Japan
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insulating cylinder
peripheral surface
shield
flange shield
flange
Prior art date
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JP26462384A
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JPS61143915A (ja
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哲 塩入
秀臣 ▲高▼橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、真空バルブに係り、特に真空容器の改良に関
するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
第6図は、絶縁円筒1aを軸方向に2個並設して真空容
器1を形成した従来の真空バルブの一例を示す。この真
空容器1は、軸方向に並設した絶縁円筒1aの外側両端
にそれぞれ端板2,3を設け内部を真空に形成してい
る。この真空容器1には固定電極4と可動電極5が配設
されている。固定電極4は、端板2を気密に貫通する通
電軸4aとこの端部に接触子4bを有する電極4cで構成
されており、可動電極5は、端板3をベローズ6を介し
て気密でかつ移動自在とした通電軸5aと、この端部に
接触子5bを有する電極5cで構成されている。また、端
板2,3にはそれぞれフランジシールド7,7、真空容
器1の中間にはアークシールド8が設けられている。
このフランジシールド7とアークシールド8は電流遮断
時に固定電極4と可動電極5間で発生する金属蒸気が、
真空容器1の内面に付着するのを防止するために大きな
役割を果たしている。しかしながら、フランジシールド
7とアークシールド8に近接して絶縁円筒1aがあるた
めに破壊電圧が低下する。この理由を第7図に示す固定
電極4側について考察すると、アークシールド8に正の
電圧が印加されたときフランジシールド7が陰極となつ
て放出される電子e1絶縁円筒1aと封着金具9の接合部
の電界が高いためにこの部分から放出される電子e2は、
絶縁円筒1aに衝突して2次電子を放出する。このとき
の衝突エネルギーと2次電子放出効率δ(E)の関係は、
第8図に示すような特性曲線10となる。ここで、同図の
縦軸は2次電子放出効率δ(E)、横軸は電子の衝突エネ
ルギーE(eV)を示す。この特性曲線10に従つて絶縁円筒
1aには正の電荷が蓄積される。この絶縁円筒1aから放
出された電子は、2次電子なだれによつて電子増殖し、
ついには絶縁破壊に至る。したがつて、比較的低電圧で
電子なだれによる前駆破壊電流が流れるので、破壊電圧
が低くなつてしまう。
一方、近年真空バルブを用いる回路の高電圧化が著しく
進み、高電圧で安定して使用できる真空バルブの出現が
強く望まれてきた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、耐電
圧性を向上した真空バルブを提供することを目的とする
ものである。
〔発明の概要〕
本発明は、絶縁円筒の両端にそれぞれ封着金具を介して
端板を設けた真空容器の内部に、接離自在とした一対の
電極を配設するとともに端部にフランジシールドと中間
部に電極を包囲するアークシールドをそれぞれ設けた真
空バルブにおいて、絶縁円筒の端部に小径部とこれに連
らなる斜面部を形成し、封着金具の先端とフランジシー
ルドの先端との間の寸法をa、封着金具の先端と斜面部
の端板側端部との間の寸法をb、フランジシールドの外
周面と小径部の内周面との隙間をc、フランジシールド
の外周面と絶縁円筒の内周面との間の寸法をdとしたと
き、 b=0.1a〜0.6a c=0.1a〜0.4a d=0.5a〜1.4a とすることにより、フランジシールドから放出される電
子を絶縁円筒に衝突しにくい構成として2次電子なだれ
を抑制し、耐電圧性を向上するようにしたものである。
〔発明の実施例〕 以下、本発明の真空バルブの一実施例を図面を参照して
説明する。なお、第6図と同一部分は同符号を付してそ
の説明を省略する。第1図において、真空容器20は、軸
方向に2個並設した絶縁円筒21の外側両端にそれぞれ封
着金具9を介して端耐2,3を設けて内部を真空にした
ものである。しかして、絶縁円筒21には、第2図に示す
ように封着金具9側に直径(D1)が軸方向中心側の直径
(D2)より小さい(すなわちD1<D2)小径部21aと、
この小径部21aに連らなる斜面部21bが形成されてい
る。ここで、小径部21aとフランジシールド7の位置関
係は、封着金具9の先端とフランジシールド7の先端と
の間の寸法をa、封着金具9の先端の斜面部21bの端板
2側の端部との間の寸法をb、フランジシールド7の外
周面と小径部21aの内周面との隙間をc、フランジシー
ルド7の外周面と絶縁円筒21(直径D2部)の内周面と
の間の寸法をdとしたとき、 b=0.1a〜0.6a c=0.1a〜0.4a d=0.5a〜1.4a となるようにする。
以下にこの理由を説明する。第3図は、b/aと破壊電圧
の関係を示す曲線図であり、bがaに対して小さい程破
壊電圧は高くなる。つまり、小径部21aの軸方向長さが
短かい程破壊電圧は高くなるが、絶縁円筒21の製作上か
ら0.1a以上とすることが望ましい。ここで、破壊電圧1.
0は、充分な絶縁性能を得るのに必要な破壊電圧を示
す。これから明らかなように、bを0.1a〜0.6aの範囲と
することにより充分な絶縁性能が得られる。なお、同図
は、c=0.4a、d=0.5aの場合を示す。次に、第4図
は、c/a、dおよび破壊電圧の関係を示す曲線図であ
り、cがaに対して小さくなると破壊電圧は低くなり、
また、cがaに対して大きくなつても破壊電圧は低くな
る。ここで、破壊電圧1.0は、充分な絶縁性能を得るの
に必要な破壊電圧を示す。つまり、フランジシールド7
と絶縁円筒21の内周面との隙間が小さくなると、第5図
に示すフランジシールド7から放出された電子e1による
絶縁円筒21の内周面の2次電子なだれが促進されるため
破壊電圧は低下する。また、フランジシールド7と絶縁
円筒21の内周面との隙間が大きくなると、絶縁円筒21と
封着金具9の接合部から放出された電子e2による2次電
子なだれが促進されるため破壊電圧は低下する。したが
つて、cを0.1a〜0.4aの範囲とすることにより充分な絶
縁性能が得られる。次に、dが大きくなると、絶縁円筒
21の斜面部21bの傾斜角度が大きくなつて破壊電圧は高
くなるが、絶縁円筒21の直径が大きくなつて経済的に不
利となり、dが小さくなると、絶縁円筒21の斜面部21b
の傾斜角度が小さくなり、絶縁円筒21の傾斜面による2
次電子なだれの抑制効果が小さくなつて破壊電圧は低下
する。したがつて、dを0.5a〜1.4aの範囲とすることに
より充分な絶縁性能が得られる。
このように構成することにより、アークシールド8に正
の電圧が印加されると、陰極となるフランジシールド7
から放出された電子e1は、絶縁円筒21に衝突しにくい構
造となり、絶縁円筒21の内側表面の2次電子なだれが抑
制される。また、絶縁円筒21と封着金具9の接合部の電
界強度が大幅に低くなるので、この接合部から放出され
る電子e2は、数が抑制されさらに斜面部21bにより絶縁
円筒21に衝突しにくくなり、2次電子なだれが抑制され
る。
以上から明らかなように、フランジシールド7と絶縁円
筒21を上記した位置関係に配置することにより、絶縁円
筒21の内周面の2次電子なだれを抑制し、絶縁性能を向
上することができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成されているから、絶縁性能
が向上し、安価で高電圧化に対応できる真空バルブを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の真空バルブの一実施例を示す縦断面
図、第2図は本発明の一実施例の要部を示す部分断面
図、第3図は本発明の一実施例に関連するフランジシー
ルドの配置と破壊電圧の関係を示す曲線図、第4図は第
3図と異なる本発明の一実施例に関連するフランジシー
ルドの配置と破壊電圧の関係を示す曲線図、第5図は本
発明の一実施例の電子の流れを示す説明図、第6図は従
来の真空バルブの構成を示す縦断面図、第7図は従来の
真空バルブの電子の流れを示す説明図、第8図は2次電
子放出特性を示す曲線図である。 2,3……端板、4……固定電極 5……可動電極、7……フランジシールド 8……アークシールド、9……封着金具 20……真空容器、21……絶縁円筒 21a……小径部、21b……斜面部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁円筒の両端にそれぞれ封着金具を介し
    て端板を設けた真空容器の内部に、接離自在とした一対
    の電極を配設するとともに、端部にフランジシールドと
    中間部に前記電極を包囲するアークシールドをそれぞれ
    設けた真空バルブにおいて、前記絶縁円筒の端部に小径
    部とこれに連らなる斜面部を形成し、前記封着金具の先
    端と前記フランジシールドの先端との間の寸法をa、前
    記封着金具の先端と前記斜面部の前記端板側の端部との
    間の寸法をb、前記フランジシールドの外周面と前記小
    径部の内周面との隙間をc、前記フランジシールドの外
    周面と前記絶縁円筒の内周面との間の寸法をdとしたと
    き、 b=0.1a〜0.6a c=0.1a〜0.4a d=0.5a〜1.4a となるように構成したことを特徴とする真空バルブ。
JP26462384A 1984-12-17 1984-12-17 真空バルブ Expired - Lifetime JPH0610948B2 (ja)

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JP26462384A JPH0610948B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 真空バルブ

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JP26462384A JPH0610948B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 真空バルブ

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JPS61143915A JPS61143915A (ja) 1986-07-01
JPH0610948B2 true JPH0610948B2 (ja) 1994-02-09

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JP26462384A Expired - Lifetime JPH0610948B2 (ja) 1984-12-17 1984-12-17 真空バルブ

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USRE38511E1 (en) 1994-07-01 2004-05-11 Arkady Moiseevich Fridberg Wheel having a hub and a rim rotatable on the hub

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JPS61143915A (ja) 1986-07-01

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