JPH06109914A - フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置 - Google Patents

フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置

Info

Publication number
JPH06109914A
JPH06109914A JP26169392A JP26169392A JPH06109914A JP H06109914 A JPH06109914 A JP H06109914A JP 26169392 A JP26169392 A JP 26169392A JP 26169392 A JP26169392 A JP 26169392A JP H06109914 A JPH06109914 A JP H06109914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
ink
pattern
repairing
pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26169392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Shima
康裕 島
Shinya Tachibana
伸也 立花
Takashi Okamura
孝 岡村
Shigeaki Takigawa
茂明 瀧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP26169392A priority Critical patent/JPH06109914A/ja
Publication of JPH06109914A publication Critical patent/JPH06109914A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フィルターの着色画素中の欠陥部に着色インキ
を補給して補修する際、その欠陥部の大きさ(面積)や
状態(欠陥部の深度など)に対応する適切な量の着色イ
ンキを正確に安定して供給し、しかも欠陥部のフィルタ
ー基板(ガラス基板)を傷付けることなく供給して、フ
ィルター着色パターン欠陥部の補修を迅速に安定して補
修できるようにすることにある。 【構成】フィルター補修用のプロッティングピン7の先
端部7aをフィルター2のパターン欠陥部4内に接触さ
せた後に、該プロッティングピン先端部7aより補修用
着色インキ9を適量押し出して、該パターン欠陥部4内
に該インキ9を充填して補修するフィルターパターン欠
陥部補修方法及び装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶カラーティスプレ
イに使用される液晶表示用カラーフィルターなどフィル
ターパターンのパターン欠陥部を補修するためのフィル
ターパターン欠陥部補修方法及び補修装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、フィルターの着色パターン
(ストライプ型パターン、矩形状交差型パターン、菱形
状交差型パターンなどフィルター用の画素パターン)
は、フォトリソグラフ法(あるいはパターン露光法)、
印刷法などを用いてガラスなどの透明基板上に作成され
る。
【0003】フォトリソグラフ法においては露光時の露
光用原版上の異物、印刷法においては、印刷用インキに
混入した異物による転移不良、転写不良などの原因によ
り、形成される画素パターン中には、通称、白ピンと称
される抜け(欠陥部)が生じることがあり、特に100
μm以下の微細な欠陥部の補修については、その欠陥部
内に適切な量の微量のフィルター着色用インキを正確に
補給する必要があり、従来のような補修用インキ滴下方
式、若しくはそれに近似する方式による補修方式では、
インキの供給量に過不足が生じやすく、その補給を正確
且つ迅速に安定して行なうことは、現在の時点では非常
に困難であって、より良い修正方法や修正装置が望まれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フィルター
の着色画素中の欠陥部に、着色インキを補給して補修す
る際、その欠陥部の大きさ(面積)や状態(欠陥部の深
度など)に対応する適切な量の着色インキを正確に安定
して供給し、しかも欠陥部のガラス基板(ガラス基板)
を傷付けることなく供給して、フィルター着色パターン
欠陥部の補修を迅速に安定して補修できるようにするこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
フィルター補修用のプロッティングピン7の先端部7a
を、フィルター2のパターン欠陥部4内に接触させた後
に、該プロッティングピン先端部7aより補修用着色イ
ンキ9を適量押し出して、該パターン欠陥部4内に該イ
ンキ9を充填して補修することを特徴とするフィルター
パターン欠陥部補修方法である。
【0006】又、本発明の前記第1の発明において、前
記プロッティングピン7の少なくともその先端部7aが
セラミックからなるフィルターパターン欠陥部補修方法
である。
【0007】又、本発明の第2の発明は、フィルター2
を載置する定盤11と、フィルター補修用インキ9が押
し出されるパイプ状のプロッティングピン7を備えたデ
ィスペンサー8と、定盤11上に載置されるフィルター
2のパターン欠陥部4と前記プロッティングピン7の先
端部7aとの位置を整合するために前記定盤11とプロ
ッティングピン先端部7aとの相対位置を移動調整する
ための水平移動機構10と、該ディスペンサー8を上下
方向に移動可能に支持して、フィルター2表面に接触し
た際のプロッティングピン7に掛かる圧力を緩和するた
めの緩衝機構20と、該緩衝機構20を上下移動可能に
支持する上下移動機構30とを備えたことを特徴とする
フィルターパターン欠陥部補修装置である。
【0008】又、本発明の前記第2の発明において、前
記プロッティングピン7の少なくともその先端部7aが
セラミックからなるフィルターパターン欠陥部補修装置
である。
【0009】
【実施例】本発明の第1の発明のフィルター着色パター
ン欠陥部補修方法を、図1の実施例に従って以下に詳細
に説明する。
【0010】図1(a)は、補修を必要とするフィルタ
ー2であり、所定のフィルター作成手順に従って、ガラ
ス基板1上にブルー(Bu)、グリーン(G)、レッド
(R)からなるストライプ状(若しくは矩形状、菱形状
など)の微細画素状着色パターン3が作成されたもので
あり、パターンニングされたフィルター2の前記着色パ
ターン3の中には、補修を必要とするパターン欠陥部4
(白ピン)が発生している。
【0011】まず、図1(b)に示すように、上記フィ
ルター2を、その着色パターン3を上面にして、X−Y
方向(二次元方向)それぞれ独立して移動可能な定盤5
上に載置し、定盤5上に載置したフィルター2の両端部
を、固定用部材1a,1bによってクランプして位置決
め固定する。なお、定盤5上にフィルター2を載置する
場合は、定盤5にフィルター2が直接接触してガラス基
板1下面に傷が付かないように、適宜スペーサー(プラ
スチックフィルムなど)を介在して載置することが望ま
しい。
【0012】次に、該定盤5上方の定位置に、該定盤5
上に載置されるフィルター2の上面より適宜間隔を以
て、フィルター用のインキ(ブルー、グリーン、レッド
などの透明性の着色インキ、無着色インキなど)を充填
したインキディスペンサー8を固定状態で設置する。
【0013】充填するフィルター用のインキは、FLP
−CFインキ(例えば、特願平1−194564号「精
細パターンフィルタの製造方法」に記載する精密印刷に
使用するカラーフィルター用インキ)を使用し、適宜透
明ニスによって着色濃度を調整したものを使用する。
又、必要に応じて、インキに適宜有機溶媒など希釈剤を
混入して粘度が調整されたものを使用する。
【0014】ディスペンサー8は、インキ押出し用のエ
アー圧によって内部が加圧制御されるインキ充填部6
(インキ充填容器部)と、該インキ充填部6より連通す
るインキ通路7cを備えた金属製の中空パイプ状のプロ
ッティングピン7を備え、インキ充填部6内を適宜制御
されたインキ押出し用のエアー圧により加圧することに
よって、該プロッティングピン7先端部7aのインキ通
路7cと連通する吐出孔7bより適切な量のインキを押
出す。
【0015】ディスペンサー8へのエアー加圧条件とし
ては、使用するインキの粘度、温度条件などに対応して
適宜調整するものであるが、例えばエアー圧力は、0.
01〜0.20kgf/cm2 の範囲の適宜圧力に設定
し、又、エアー加圧時間は、例えば0.001〜0.0
1秒の範囲の適宜時間に設定して行なうが、必ずしもこ
の範囲に限定されるものではない。
【0016】上記プロッティングピン7より押出される
インキの直径は、前記エアー加圧条件の下では、およ
そ、そのピン内径によって決まることが判明しており、
使用するプロッティングピン7の内径(中空パイプの内
径)は、およそ80〜200μm程度のもの、あるいは
それ以上のものが使用できるが、補正すべきパターン欠
陥部4の大きさや深さ(深度)に応じて各種内径のもの
を使用する。
【0017】本発明方法において、ピン内径が100μ
m程度のプロッティングピン7を使用し、エアー圧を
0.1kgf/cm2 前後にしてインキを押出した場合
は、エアー加圧時間の誤差が0.02秒程度あったとし
ても、ピン内径に近似する直径のインキを塗布すること
ができる。又、同様に、ピン内径が100μm程度のプ
ロッティングピン7を使用し、エアー加圧時間を0.0
05秒程度にしてインキを押出した場合は、エアー圧の
誤差が0.1kgf/cm2 程度あったとしても、ピン
内径に近似する直径のインキを塗布することができる。
【0018】なお、前記定盤5を、例えば定位置に固定
状態で設置した場合には、ディスペンサー8側をX−Y
方向に移動可能に設置するものである。
【0019】次に、図1(c)に示すように、定盤5を
X−Y方向に適宜移動して、フィルター2の着色パター
ン3の中にある欠陥部4を、ディスペンサー部8のプロ
ッティングピン7の先端部7aの真下に移動させる。
【0020】次に、図1(d)に示すように、ディスペ
ンサー8を垂直に下降させ、プロッティングピン7の先
端部7aを、パターン欠陥部4内に突入させて、ガラス
基板1と接触させ、若しくは欠陥部4内の着色パターン
3薄膜部と接触させ、続いて適宜制御されたインキ吐出
用のエアー圧によって、インキ充填部6内部を加圧し
て、該インキ充填部6内よりプロッティングピン先端部
7aの吐出孔7bより適量のインキ9を欠陥部4内に吐
出して充填し、該欠陥部4内面にてインキをスプレッド
させながら、該欠陥部4内から外部にインキ9が溢れ出
る直前で、直ちにインキ吐出用のエアー圧を中止してイ
ンキ充填部6内のエアー加圧を零、若しくは僅かに負圧
にして、吐出孔7bからのインキの吐出を停止する。
【0021】なお、インキ充填部6内のエアー加圧を直
ちに零にする操作については、該インキ充填部6に外気
と直接連通する開閉弁を設け、該開閉弁を開放操作する
ことによって行なうようにする。
【0022】又、インキ充填部6内のエアー加圧を負圧
にする操作については、該インキ充填部6に接続したエ
アー吸引手段を別途に設けることによって行なうことが
可能である。
【0023】続いて、図1(e)に示すように、直ちに
ディスペンサー8を垂直に上昇復帰させて、プロッティ
ングピン先端部7aを欠陥部4内より離脱して、欠陥部
4の補修を終了する。なお、欠陥部4内に補修されたイ
ンキ9が、パターン3表面よりも突出している場合に
は、乾燥固化した後において適宜研磨材にて平滑に研磨
するなど、平滑化することは可能である。このようにし
て、例えばパターン欠陥部の概略直径が20μm〜10
0μm程度、深度が3μm〜20μm程度のパターン欠
陥部4を補修することが可能である。
【0024】本発明においては、図1(d)に示すよう
に、プロッティングピン先端部7aの吐出孔7bより適
量のインキを欠陥部4内に吐出させて充填しながら、該
欠陥部4内面にてインキをスプレッドさせ、その操作を
継続しながら、ディスペンサー8を継続的に垂直に上昇
させ、プロッティングピン先端部7aがガラス基板1に
対して僅かに非接触の状態になった直後から、欠陥部4
内より離脱する直前までの間で、インキ吐出用のエアー
圧を中止して、インキ充填部6内のエアー加圧を零、若
しくは僅かに負圧にして、吐出孔7bからのインキの吐
出を停止するようにしてもよい。
【0025】上記補修操作を必要とするフィルター2の
着色パターン3に発生しているパターン欠陥部4の側断
面形状としては、図2(a)に示すように、着色パター
ン3における欠陥部4内周面がオーバーハングの状態の
場合と、図2(b)に示すように、欠陥部4内周面が垂
直状態の場合と、図2(c)に示すように、欠陥部4内
周面が上方に向かって拡がった状態の場合などがある。
【0026】例えば、上記図2(a)に示したオーバー
ハング状態の欠陥部4の場合の補修操作においては、図
3にその操作の一例を示すように、プロッティングピン
7の先端部7aをフィルター2のパターン欠陥部4内に
突入させ、その欠陥部4の発生している着色パターン3
の色調に該当する色調の補修用インキ9(例えばブルー
系着色インキ、グリーン系着色インキ、レッド系着色イ
ンキ、或いは、その他補修に必要とする各色調の透明イ
ンキ)を先端部7aより吐出させて補修するものであ
り、フィルター2表面と接する先端部7aの下面は概略
平坦であり、その先端部7a下面は、そのフィルター2
のガラス基板1における平坦な表面に平行に接触させる
ものである。
【0027】前記プロッティングピン7内の補修用イン
キ9は、図3に示すように、プロッティングピン7の接
触圧力に抗してその面接触部分からインキ吐出用エアー
圧によって吐出し、吐出したインキ9は欠陥部4内にて
矢印方向にスプレッドして欠陥部4内を埋設するもので
ある。
【0028】プロッティングピン7の材質については、
図4(a)に示すように、例えば銅のように比較的柔ら
かい材質では、フィルター2面に接触時或いは接触を繰
り返すうちに変形することが多く、又、銅先端部7aと
インキ9との界面張力による濡れが少ないため、先端部
7aに付着するインキ9が自重で移動し、その先端部7
aにてボール状に溜まってしまう。そのため欠陥部4に
対する適切なインキ供給量のコントロールが困難であっ
たり、インキの粘度によっては液垂れを起こすことがあ
る。そこでプロッティングピン7の材質としては、剛
性、加工性、インキとの濡れ易さなどを考慮して、例え
ば、アルミナ系のセラミックスが適当である。
【0029】又、先端部7aの形状としては、図4
(b)に示すようなプロッティングピン7の直径方向に
全面的にフラットな形状であると、供給時のインキ9
が、図4(c)に示すように先端部7a下面に全面的に
拡がって、欠陥部4内に充填するインキ量のコントロー
ルが行い難い場合があり、特に、例えば50μm程度の
小さい欠陥を修正する場合には影響が大きいものであ
る。又、欠陥部4内に先端部7aが良好に入り込むこと
も必要であり、以上のようなことから、先端部7aの形
状は、図4に示すような尖鋭状に加工しておくことが適
当である。
【0030】上記本発明の補修方法は、印刷法(例えば
凹版オフセット印刷法など)によって作成されたフィル
ター以外にも、使用する補修用インキの粘度(若しくは
フロー値)及びその光学的透過率などを適宜に調整する
ことによって、例えば顔料分散法や染色法によって作成
されたフィルターの欠陥部補修方法として適用すること
が可能である。
【0031】次に本発明の第2の発明のフィルター着色
パターン欠陥部補修装置の実施例を図5の正面図、及び
図6の図5右側面図に従って詳細に説明する。
【0032】図5は、本発明装置の正面図であり、装置
本体フレームF上には、水平なX−Y方向(二次元方
向)に移動自在な定盤11を備えた水平移動機構10を
設け、該定盤11上には、補修すべきフィルター2を載
置することができ、該定盤11上面の周辺部の適宜位置
には、該定盤11面より僅かに突出させたスペーサー1
1eが設けられ、フィルター2が直接定盤11に接触し
ないようになっている。
【0033】定盤11に載置されたフィルター2は、定
盤11の両端部に設けた固定用ピン11a,11bによ
って挟むようにして固定され、一方の固定用ピン11a
は、定盤11に突出して取付け固定されており、又、他
方の固定用ピン11bも、定盤11面に対してその先端
を突出した状態で、該定盤11に移動可能に取付けられ
ており、これと対向する前記一方の固定用ピン11a方
向に付勢するコイルバネ11cの付勢力によって、フィ
ルター2を押圧して挟み付け固定する。
【0034】前記他方の固定用ピン11bと、コイルバ
ネ11cは、調整ねじ11dによって、前記一方の固定
用ピン11bに対して接近乃至離間する水平方向に一体
的に移動調整が可能であり、フィルター2のサイズが多
少変化しても対応可能になっている。なお、必要に応じ
て、前記他方の固定用ピン11b(図5左側の固定用ピ
ン11b)とコイルバネ11cと調整ねじ11dによる
挟み付け機構は互いに一体化した構造になっており、定
盤11に対して該挟み付け機構は交換可能に取付けら
れ、フィルターサイズが大きく変化する場合には、その
サイズ用に交換することにより対応できる。
【0035】前記定盤11のX−Y方向への移動は、下
記に説明するように、定盤11下側に備えたX−Y移動
機構12によって行なう。
【0036】該X−Y移動機構12は、装置本体フレー
ムF上に取付け固定された基台13を備え、該基台13
上側には、その基台13上面、若しくは両側面(図5の
表裏側)に取り付けた水平滑動面13a(各々X方向支
持ガイドレール)に沿ってX方向(図5の左右方向)へ
滑動移動自在なそれぞれコロ14aを軸支した可動板1
4を備え、該可動板14には可動台15を備える。(図
6参照)
【0037】該可動台15のX方向両端部に取り付けた
水平滑動面15a(各々Y方向支持ガイドレール)に沿
ってY方向(図5の表裏方向)へ滑動移動自在なそれぞ
れコロ16aを軸支した可動板16,16を備え、該可
動板16,16を介して、前記定盤11がその上側に水
平に取付けられ、可動台15に対して、Y方向に滑動移
動可能になっている。(図5参照)
【0038】X方向(図5の左右方向)に移動可能な前
記可動台15には、ボールねじ機構17のナットブロッ
ク17aが一体的に取付けられ、装置本体F又は基台1
3側に軸支したスクリューシャフト17bの回転によっ
てX方向に移動可能である。スクリューシャフト17b
の回転は、ハンドル17cにより手動又は電動モーター
により自動で回転させるものである。
【0039】又、Y方向(図5の表裏方向)に移動可能
な前記定盤11には、ボールねじ機構18のナットブロ
ック18aが一体的に取付けられ、前記可動台15側に
軸支したスクリューシャフト18bの回転によって、Y
方向に移動可能である。スクリューシャフト18bの回
転は、ハンドル18cにより手動又は電動モーターによ
り自動で回転させるものである。
【0040】前記定盤11上方には、フィルター補修用
の着色インキ9を押し出すディスペンサー8を設ける。
【0041】該ディスペンサー8は、図5に示すよう
に、補修用の着色インキ9を充填するインキ充填部6
と、該充填部6下部には、充填されたインキ9を送流す
る金属パイプ状のプロッティングピン7を備え、該充填
部6上部には補修用インキ9を前記プロッティングピン
7の先端部7aより押し出すための制御された加圧エア
ー供給用のエアー管6aを備える。
【0042】前記ディスペンサー8は上下方向の外圧に
対する緩衝機構20に取付けられている。該ディスペン
サー8は、定盤11面に対して垂直方向のホルダー21
に取付け支持され、該ホルダー21は、ガイド板23に
ボールベアリングを介在させた垂直方向の滑動面22に
て、上下方向に滑動可能に取付け支持されている。
【0043】該ガイド板23の上部23aと前記ホルダ
ー21の間には、伸長方向に付勢するコイルバネ24が
取付けられ、ガイド板23に対してディスペンサー8を
下方に押し下げる。なお、25は、ディスペンサー8の
下方への移動における下止点を設定する停止板である。
これによってディスペンサー8は、コイルバネ24及び
ボールベアリングにより上下方向にスライド移動可能に
支持され、フィルター2表面に接触した際のプロッティ
ングピン7の先端部7aに掛かる圧力を緩和できるよう
になっている。
【0044】前記ガイド板23には、定盤11面に対し
て垂直方向に上下に駆動移動する上下移動機構30を備
える。該ガイド板23は、ボールねじ機構のナットブロ
ック26を一体に備え、定盤11上方に、装置本体フレ
ームFに取付け固定されて架設される支持アーム31を
備え、該支持アーム31に備えたブラケット32に、軸
受部35,36を介して電動モーター34にて駆動回転
するねじシャフト33を定盤11面に対して垂直方向に
軸支し、前記ガイド板23のナットブロック26と、ね
じシャフト33とにより構成するボールねじ機構によっ
て、ガイド板23を定盤11に対して垂直方向に上下に
駆動移動させるもので、これによってディスペンサー8
を定盤11上のフィルター2表面に対して接触、乃至、
適宜間隔に離間動作させるものである。
【0045】なお、前記ガイド板23の上下移動距離、
あるいは、高さ(上下方向の現在位置)を検出できるガ
イド板高さ検出センサー37を設けるようにしてもよ
い。
【0046】例えば、前記ボールねじのねじシャフト3
3を軸支する軸受部36に、該ねじシャフト33と一体
に連動回転、若しくは、適宜ギアを介して連動回転する
ロータリーエンコーダー、又は、リニアエンコーダー、
ポテンショメーター、リミットスイッチなどの検出セン
サーを用いた高さ(上下方向の位置)検出センサー37
を設けることによって、ガイド板23の高さ(上下方向
の現在位置)を検出し、その検出信号に基づいて、電動
モーター34を始動させて、ディスペンサー8を、定盤
11上面に対して適宜高さに駆動移動して、パターン欠
陥部4の補修操作において、その都度、フィルター2の
総厚、パターン欠陥部4の大きさや深度などに応じて、
適宜に定盤11面に対するプロッティングピン7の高さ
及びその先端部7aによる押圧力を設定して、欠陥部の
補修を行なうものである。
【0047】上記本発明のフィルターパターン欠陥部補
修装置においては、図6に示すように、例えば、前記支
持アーム31に一体的に、フィルター2のパターン3に
発生しているパターン欠陥部4を観察し、該パターン欠
陥部4と、プロッティングピン7先端部7aとの見当の
整合を観察するための監視機構40を備える。
【0048】観察機構40は、CCDカメラなどの画像
入力装置41と、照明装置42を備え、画像入力装置4
1は、適宜所定の倍率機能を備え、画像入力信号は、C
RT出力装置(図示せず)によって画像出力でき、補修
操作においては、該CRT出力装置の出力表示画像を見
ながら操作するものである。
【0049】本発明のフィルターパターン欠陥部補修装
置を用いて、フィルター2のパターン欠陥部4を補修す
る場合について、以下に説明する。
【0050】まず、フィルター2(フィルター)を定盤
11上に載置する。この際、定盤11に直接接触しない
ようにスペーサー11eの上側に載置する。
【0051】ハンドル17cを回して定盤11をX方向
(図5の左右方向)に移動しながらフィルター2に形成
されているフィルターパターン3の欠陥部4を、ディス
ペンサー8のプロッティングピン7先端部7aの真下に
位置決めする。
【0052】次に、電動モーター34(ステップモータ
ー)の回転をねじシャフト33に伝え、ボールねじ機構
のナットブロック26を上下方向に移動し、ディスペン
サー8を上下方向に移動する。
【0053】ステップモーター34のモーター制御部
(図示せず)には、予め1ステップ分の上下移動距離
(例えば1μm)を設定入力しておき、又、補修時に
は、ディスペンサー8がフィルター2の厚さを見込んだ
所定の距離だけ下降動作するようにその都度下降動作距
離を入力設定する。
【0054】ステップモーター34を始動することによ
って、ディスペンサー8は下降を開始し、プロッティン
グピン7先端部7aが、フィルター2のパターン欠陥部
4まで下降動作して接触する。この場合、モーター制御
部によってステップモーター34は、プロッティングピ
ン先端部7aがパターン欠陥部4内に最初に接触後、暫
く下降を継続した後に下降動作が停止するように予め入
力設定しておいた下降動作距離データに基づいて動作す
る。あるいは、CCDカメラ41によって観察しなが
ら、ディスペンサー8をフィルターのパターン欠陥部4
に接触させるか、若しくは接触させた後、暫く下降動作
した後に停止するようにモーター制御部に下降動作距離
のリアルデータを追加で入力設定して、微調整するよう
にしてもよい。
【0055】ディスペンサー8が、フィルター2に接触
する際には、緩衝機構20が動作して、接触によりフィ
ルター2面に損傷が生じないようにしてある。補修に用
いられるインキ9は、ディスペンサー8のインキ充填部
6内に保持され、補修時にはエアー供給管6aから送ら
れるエアーによってプロッティングピン7先端部7aよ
り押出すことにより、インキを欠陥部4内に充填する。
【0056】先端部7aを欠陥部4内に密着させながら
インキ9を押し出すことにより、少量のインキ量でも欠
陥部4内に確実に充填することができ、その充填状況
は、CCDカメラ41で観察することにより確認でき
る。
【0057】又、先端部7aをフィルター2の欠陥部4
に密着しながらインキ9を押し出した時に、緩衝機構に
よりディスペンサー8が微妙に僅かに上方に移動して、
フィルター2面との間に間隙を作り出し、その間隙から
インキ9が押し出されることにより、フィルター2に過
剰な圧力が掛かることを防いでいる。
【0058】充填後は、ステップモーター34の回転に
より、ディスペンサー8は上方に引上げられる。その
後、100℃、30分程度の乾燥工程を経て、補修が完
了する。
【0059】
【作用】本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法及
び補修装置によれば、補修用のインキの充填されたイン
キ充填部6とプロッティングピン7とを備えたディスペ
ンサー8を用いて、そのプロッティングピン先端部7a
を欠陥部4内部に接触させた後に、補修用のインキ9を
その先端部7aより押し出すようにしたので、先端部7
aより押出されるインキ9が欠陥部4内に充填されてい
く状態を監視しながら補修でき、押出されたインキ9が
欠陥部4内にほぼ満たされた状態になった時点で、イン
キ9の押出しを停止することが可能となる。
【0060】そのため、欠陥部4内には、該欠陥部4の
大きさ(面積、深度など)に見合った適量の補修用イン
キ9を正確に充填でき、例えばパターン欠陥部4が、オ
ーバーハング状態の場合には、特に、欠陥部4内部より
外方に向かってインキ9を充填できるので、欠陥部4内
に、気泡や未充填部分の発生するのを回避することがで
きる。
【0061】本発明のフィルターパターン欠陥部補修装
置には緩衝機構20を備えたので、プロッティングピン
7先端部7aによって、フィルター2表面に傷を付ける
心配がなく、又、プロッティングピン7先端部7aを、
フィルター2のパターン欠陥部4内に密着させた状態で
先端部7aより補修用のインキ9を押出すことができ
て、そのインキ9の押出し力が先端部7aを上方に持ち
上げて、その持ち上がりにより生じた間隙からインキ9
を先端部7aの側方に向かってスフレッドさせることが
できる。
【0062】
【発明の効果】本発明のフィルターパターン欠陥部補修
方法及び補修装置は、フィルターの着色画素パターンに
発生したパターン欠陥部に、その欠陥部の大きさ(面
積)や状態(欠陥部の深度など)に対応する適切な量の
補修用のインキを正確に安定して供給でき、従来のよう
な補修用インキ滴下方式、若しくはそれに近似する方式
による補修方式によるインキの供給量の過不足を発生さ
せず、その補給を正確且つ迅速に安定して行なうことが
でき、より良いパターン欠陥部の補修・修正方法及び装
置として顕著な効果が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のフィルターパターン欠陥部補修
方法において補修すべきパターン欠陥部の発生している
フィルターの側面図である。 (b)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法を説
明する側面図である。 (c)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法を説
明する側面図である。 (d)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法を説
明する側面図である。 (e)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法を説
明する側面図である。
【図2】(a)本発明のフィルターパターン欠陥部補修
方法において補修すべきパターン欠陥部の拡大側面図で
ある。 (b)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法にお
いて補修すべきパターン欠陥部の拡大側面図である。 (c)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法にお
いて補修すべきパターン欠陥部の拡大側面図である。
【図3】本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法に
おける補修操作を説明する側面図である。
【図4】(a)本発明のフィルターパターン欠陥部補修
方法において使用するプロッティングピンの一例を説明
する側面図である。 (b)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法にお
いて使用するプロッティングピンの比較例を説明する側
面図である。 (c)本発明のフィルターパターン欠陥部補修方法にお
いて使用するプロッティングピンの比較例を説明する側
面図である。
【図5】本発明のフィルターパターン欠陥部補修装置の
一実施例を説明する正面図である。
【図6】本発明のフィルターパターン欠陥部補修装置の
一実施例を説明する右側面図である。
【符号の説明】
1…ガラス基板 2…フィルター 3…パターン 4…
パターン欠陥部 5…定盤 6…インキ充填部 7…プロッティングピン
7a…先端部 7b…吐出孔 7c…送流路 8…ディスペンサー 9
…補修用インキ 10…水平移動機構 11…定盤 12…X−Y移動機
構 13…基台 14…可動板 15…可動盤 16…可動板 17…ボ
ールねじ機構 18…ボールねじ機構 20…緩衝機構 21…ホルダ
ー 22…滑動面 23…ガイド板 24…コイルバネ 25…停止板 2
6…ナットブロック 30…上下移動機構 31…支持アーム 32…ブラケ
ット 33…ねじシャフト 34…電動モーター 35,36
…軸受部 37…高さ検出センサー 40…監視機構 41…画像
入力部 42…照明部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧川 茂明 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルター補修用のプロッティングピン7
    の先端部7aを、フィルター2のパターン欠陥部4内に
    接触させた後に、該プロッティングピン先端部7aより
    補修用着色インキ9を適量押し出して、該パターン欠陥
    部4内に該インキ9を充填して補修することを特徴とす
    るフィルターパターン欠陥部補修方法。
  2. 【請求項2】前記プロッティングピン7は、少なくとも
    その先端部7aがセラミックからなる請求項1に記載の
    フィルターパターン欠陥部補修方法。
  3. 【請求項3】フィルター2を載置する定盤11と、フィ
    ルター補修用インキ9が押し出されるパイプ状のプロッ
    ティングピン7を備えたディスペンサー8と、定盤11
    上に載置されるフィルター2のパターン欠陥部4と前記
    プロッティングピン7の先端部7aとの位置を整合する
    ために前記定盤11とプロッティングピン先端部7aと
    の相対位置を移動調整するための水平移動機構10と、
    該ディスペンサー8を上下方向に移動可能に支持して、
    フィルター2表面に接触した際のプロッティングピン7
    に掛かる圧力を緩和するための緩衝機構20と、該緩衝
    機構20を上下移動可能に支持する上下移動機構30と
    を備えたことを特徴とするフィルターパターン欠陥部補
    修装置。
  4. 【請求項4】前記プロッティングピン7は、少なくとも
    その先端部7aがセラミックからなる請求項3に記載の
    フィルターパターン欠陥部補修装置。
JP26169392A 1992-09-30 1992-09-30 フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置 Pending JPH06109914A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26169392A JPH06109914A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26169392A JPH06109914A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06109914A true JPH06109914A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17365404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26169392A Pending JPH06109914A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 フィルターパターン欠陥部補修方法及び補修装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06109914A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145786A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 V Technology Co Ltd カラーフィルタの欠陥修正方法
JP2007279513A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 V Technology Co Ltd 欠陥修正方法
JP2009136857A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Contrel Technology Co Ltd 画素修正装置および画素修正機台
CN100570439C (zh) 2005-03-28 2009-12-16 Ntn株式会社 涂敷机构及涂敷方法、缺陷修正装置及缺陷修正方法
JP2013109315A (ja) * 2011-10-24 2013-06-06 Ntn Corp 液状材料塗布装置およびそれを含む欠陥修正装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145786A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 V Technology Co Ltd カラーフィルタの欠陥修正方法
CN100570439C (zh) 2005-03-28 2009-12-16 Ntn株式会社 涂敷机构及涂敷方法、缺陷修正装置及缺陷修正方法
JP2007279513A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 V Technology Co Ltd 欠陥修正方法
JP2009136857A (ja) * 2007-12-10 2009-06-25 Contrel Technology Co Ltd 画素修正装置および画素修正機台
JP2013109315A (ja) * 2011-10-24 2013-06-06 Ntn Corp 液状材料塗布装置およびそれを含む欠陥修正装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5076922B2 (ja) ハンダボール印刷装置
TWI321519B (ja)
US7249558B2 (en) Solder paste dispenser for a stencil printer
WO2001007255A1 (en) Solder-paste printing device and printing method
EP1076480B1 (en) Mask-printing method and mask-printing apparatus
JPS5853332B2 (ja) プリント用スクリ−ンの塗布方法及びその装置
CN101623950A (zh) 无接触网版印刷方法及其印刷设备
TW201002528A (en) Contactless screen printing method and equipment thereof
JP4174980B2 (ja) シール剤印刷装置
TW201644199A (zh) 用於模板印刷機的雙重作用模板擦拭器組件
JP3298970B2 (ja) オフセット印刷装置
JPH08323956A (ja) スクリーン印刷装置におけるクリーム半田の粘度管理方法
JPH06305108A (ja) オフセット印刷装置
JPH0815781B2 (ja) 全自動スクリーン印刷機
CN222522277U (zh) 一种圆柱体印花装置
JP2010125716A (ja) スクリーン印刷機
CN112218761A (zh) 丝网印刷机
JPH0476239B2 (ja)
JP4449340B2 (ja) スクリーン印刷機
JP2003154626A (ja) スクリーン印刷機
JPH0691853A (ja) 印刷装置
CN221851451U (zh) 一种丝网印刷设备
JP5185806B2 (ja) スクリーン印刷機
JP2022144430A (ja) 印刷装置および印刷方法
JPH1028916A (ja) 塗布方法及び塗布装置