JPH06109943A - 融着機の放電電極固定構造 - Google Patents

融着機の放電電極固定構造

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JPH06109943A
JPH06109943A JP27946592A JP27946592A JPH06109943A JP H06109943 A JPH06109943 A JP H06109943A JP 27946592 A JP27946592 A JP 27946592A JP 27946592 A JP27946592 A JP 27946592A JP H06109943 A JPH06109943 A JP H06109943A
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Yuji Sugiyama
雄二 杉山
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誠良 三島
Yutaka Mie
豊 三重
Kazuo Hokari
和男 保苅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電電極3,4の取り付けおよび交換作業の
容易な融着機の放電電極固定構造を提供する。 【構成】 一対の保持電極基台2a,2bを所定間隔介
して対向配設し、各電極保持基台2a,2bの上面に放
電電極3,4を収容するV溝を形成する。蓋板10側には
融着用放電電極3とその両側のクリーニング用放電電極
4をそれぞればね板11を用いて仮止め状態に取り付けて
おき、蓋板10を電極保持基台2a,2bの上側に被せる
ワンタッチ動作で複数の放電電極3,4を対応するV溝
に一括収容し、蓋板10をねじ17により電極保持基台2
a,2bに固定する。そしてこのねじ固定により前記放
電電極3,4をV溝7の壁面と蓋板10間に圧接固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバの融着接続
を行う融着機に装備される放電電極の固定構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】単心あるいは多心の光ファイバ心線を接
続する装置として、既に出願人は融着機を開発してい
る。この開発装置は、図4に示すように、間隔1を介し
て一対の電極保持基台2a,2bを配設し、この電極保
持基台2aに固定配設した融着用放電電極3およびクリ
ーニング用放電電極4を、2b側の電極保持基台に固定
配設した放電電極3,4と所定の間隔を介して対向配置
し、接続端部が皮剥ぎされて裸光ファイバ6が露出した
光ファイバ心線5a,5bを両側から供給し、まず、ク
リーニング用放電電極4の放電によって、このクリーニ
ング用放電電極4を通過するときに裸光ファイバ6に付
着しているごみ等を焼失あるいは蒸発によって除去し、
両側の裸光ファイバ6が融着用放電電極3間で突き合わ
されたときに、融着用放電電極3間で放電を行って光フ
ァイバ心線5a,5bの裸光ファイバ6同士を融着接続
するものである。
【0003】図5はこの開発装置における融着用放電電
極3とクリーニング用放電電極4の固定構造を示したも
ので、電極保持基台2a,2bの上端面には放電電極
3,4を位置決めするためのV溝7を形成し、この各V
溝7に融着用放電電極3とクリーニング用放電電極4を
1個ずつ矢印方向に差し込んで電極頭部8の内端面8a
を電極保持基台2a,2bの側端面9に当てがい、次
に、V溝7に差し込まれている各放電電極3,4の上側
から蓋板10を被せ、各放電電極3,4がV溝7から抜け
出し方向にずれないように押さえ込みながら蓋板10を電
極保持基台2a,2b側にねじ17を用いて固定し、各放
電電極3,4をV溝7と蓋板10間に収容固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
放電電極3,4を固定する作業は、各放電電極3,4を
1個ずつV溝7内に差し込まなければならないために、
電極の数が多くなればそれだけ作業が煩雑で手間隙がか
かることとなり、また、蓋板10を被せて電極保持基台2
a,2bにねじ止めするときにも、これら各放電電極
3,4が抜け出さないように押し込みながらねじ止めす
るものであるため、そのねじ止め作業が非常にやりづら
く、特に、装置の小型化によって各放電電極3,4が狭
い間隔で隣接配置されるため、放電電極3,4の押し込
み保持がしにくく、ねじ止め固定中に、放電電極3,4
がV溝7から抜け出して落下したり、蓋板10を止めるね
じ17が融着機の装置内に落下し、これを取り出すのに一
苦労する等、その作業は非常に困難なものであり、ま
た、放電電極3,4を交換する場合も、その作業は同様
に非常に困難で作業効率が悪いものであった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、電極保持基台に放電電極を
容易に取り付けることができ、また、放電電極の交換作
業も非常に容易に行うことができる融着機の放電電極固
定構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の放電電極固定構造は、電極保持基台の電極保持面
に電極位置決め溝が形成され、電極保持面に被せられる
蓋板には前記電極位置決め溝に対向する面側に放電電極
が取り付けられており、この蓋板を電極保持面に被せて
固定することで、前記放電電極は前記電極位置決め溝に
収容されて蓋板と位置決め溝壁面間に位置決め固定され
ていることを特徴として構成されている。
【0007】
【作用】上記構成の本発明において、放電電極は蓋板に
予め取り付けられているので、この蓋板を電極保持基台
の電極位置決め溝の上に被せるだけで、放電電極は前記
電極位置決め溝に入り込んでこの溝壁面と蓋板間に位置
決め状態で固定される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、前記図4および
図5に示した開発装置と同一の部材には同一符号を付
し、その詳細な重複説明は省略する。図1には本実施例
における融着機の放電電極固定部分の構造が示されてい
る。本実施例の融着機も、一対の電極保持基台2a,2
bに融着用放電電極3とその両側のクリーニング用放電
電極4とが取り付けられるものであるが、本実施例が従
来例と異なる特徴的なことは、各放電電極3,4を1個
ずつ電極保持基台2a,2b側のV溝7に差し込むこと
をせず、各放電電極3,4を蓋板10側に予め取り付けて
おき、蓋板10を電極保持基台2a,2bに被せるワンタ
ッチ動作で、各放電電極3,4をV溝7内に位置決め状
態で固定するように構成したことである。
【0009】このため、本実施例では、図2に示すよう
に、各放電電極3,4はばね板11を用いて蓋板10に仮止
め状態で固定している。このばね板11は帯板状の基端部
12と、この基端部12の先端側から下側に向けて折曲され
たばね部13と、このばね部13の先端側から蓋板10と平行
方向に両側に伸張してその先端側を内側に(直角方向
に)折曲したコ字形状の把持部14とを有して形成されて
おり、基端部12は蓋板10の上面側にねじ止め、溶接等の
適宜の手段により固定されており、また、把持部14に放
電電極3,4の頭部8が把持固定され、各放電電極3,
4はばね板13を用いて蓋板10に仮止め状態で固定されて
いる。この仮止め固定状態で、各放電電極3,4の頭部
8の内端面8aはばね部13の弾性復元力でもって放電電
極3,4の先端側に付勢され、この付勢力によって内端
面8aは蓋板10の側端面16に圧接されている。また、こ
のばね部13のばね性を利用して各放電電極3,4は電極
の軸方向(X方向)と、上下方向(Y方向)と、蓋板10
の長さ方向(Z方向)との微小移動が可能となってい
る。
【0010】このように、蓋板10に融着用放電電極3と
その両側のクリーニング用放電電極4とがそれぞればね
板11を用いて仮止めされている状態で、図3に示すよう
に、各電極保持基台2a,2bの電極保持面、つまり、
電極位置決め溝としてのV溝7の形成面上に蓋板10を被
せることにより、各放電電極3,4は対応するV溝7内
に収容される。このとき、前記の如く、各放電電極3,
4はばね板11のばね性を利用して微小移動が自在に仮止
めされているので、各放電電極3,4はV溝内で位置調
整されてV溝7の正しい位置に当接し、しかも、ばね部
13の矢印方向の弾性復元力(付勢力)により各放電電極
3,4の頭部8の鍔内端面8aは電極保持基台2a,2
bの側端面9に当接するので、各放電電極3,4の長さ
方向の突出位置も自動的に設定され、蓋板10を嵌め込む
だけのワンタッチ動作で各放電電極3,4は正しく位置
決めされた状態でV溝7内に収容された状態となり、こ
の状態で、蓋板10の上側からねじ17を電極保持基台2
a,2bに嵌め込むことにより、蓋板10は電極保持基台
2a,2bに固定され、各放電電極3,4は蓋板10とV
溝7の壁面間に圧接固定される。
【0011】このように、本実施例によれば、蓋板10を
電極保持基台2a,2bに被せるワンタッチ動作で複数
の放電電極3,4を一括して取り付けることができ、こ
れら放電電極3,4の取り付けおよびその交換作業を容
易に行うことができる。
【0012】また、各放電電極3,4はばね板11によっ
て仮止めされているので、ばね板のばね性を利用して微
小の調整移動が可能となっており、したがって、各放電
電極3,4が多少位置ずれした状態で蓋板10に取り付け
られていても、V溝7に収容圧接するときに、そのずれ
が自動的に調整されるので、非常に好都合である。しか
も、ばね板11の弾性復元力によって各放電電極3,4は
V溝7に差し込む方向に付勢されているので、蓋板10を
電極保持基台2a,2bに取り付けるときに、放電電極
の頭部8の鍔内端面8aが電極保持基台2a,2bの側
端面9に当接するので、電極の長さ方向の位置決めも確
実に行われ、各放電電極3,4の取り付け精度を十分に
高めることができ、これにより、光ファイバの融着接続
性能と信頼性を高めることができる。
【0013】さらに、前記の如く、各放電電極3,4は
ばね板13を用いて蓋板10に仮止めされているので、蓋板
10を電極保持基台2a,2bに取り付けるときに、放電
電極3,4がV溝7から抜け出して落下するということ
はなくなり、また、蓋板10を電極保持基台2a,2bに
ねじ止めするときに、放電電極3,4を押し込み方向に
指で押さえている必要もないので、ねじ止め用のねじ17
を空いた手で十分に支えてねじ止めすることができるの
で、ねじ17が落下して融着機の内部に紛れ込んで、これ
を取り出すのに一苦労するという問題からも解放される
ことができる。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、蓋板10に1個の融着用放電電極3と2個の
クリーニング用放電電極4を取り付けた場合を例にして
説明したが、これら放電電極の数は特に限定されるもの
ではなく、必要に応じた任意の数の放電電極が用いられ
ることとなる。
【0015】また、上記実施例では各放電電極3,4を
ばね板11を用いて蓋板10に仮止め固定したが、電極保持
基台2a,2b側のV溝7に対して各放電電極3,4を
精度良く蓋板10に固定できれば、ばね板11を省略して、
各放電電極3,4を直接蓋板10に強固に固定してもよ
い。
【0016】さらに、上記実施例では電極位置決め溝を
V溝の例で説明したが、この電極位置決め溝は溝の底面
に向かうに従い狭幅となるテーパ状の面を持っている溝
であればよく、例えば、U字形状溝や逆台形の溝であっ
てもよい。
【0017】さらに、放電電極3,4の形状も仕様に応
じ様々な形態を採り得るもので、本実施例のものに限定
されるものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明は電極保持基台の電極保持面に被
せる蓋板側に放電電極を取り付けるように構成したもの
であるから、この放電電極が取り付けられている蓋板を
電極保持面にワンタッチ動作で被せることにより、放電
電極は電極保持面の電極位置決め溝に正しく収容される
こととなり、これにより、電極保持基台に対する放電電
極の取り付けおよび放電電極の交換作業を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る融着機の放電電極固定構造の一実
施例を示す説明図である。
【図2】放電電極を蓋板に仮止めした一形態例の説明図
である。
【図3】蓋板に仮止めした放電電極を電極保持基台に取
り付ける状態の説明図である。
【図4】出願人が先に開発した融着機の放電電極固定構
造の説明図である。
【図5】同開発装置における放電電極の取り付け作業状
態の説明図である。
【符号の説明】 2a,2b 電極保持基台 3 融着用放電電極 4 クリーニング用放電電極 7 V溝 10 蓋板 11 ばね板
フロントページの続き (72)発明者 三重 豊 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 保苅 和男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極保持基台の電極保持面に電極位置決
    め溝が形成され、電極保持面に被せられる蓋板には前記
    電極位置決め溝に対向する面側に放電電極が取り付けら
    れており、この蓋板を電極保持面に被せて固定すること
    で、前記放電電極は前記電極位置決め溝に収容されて蓋
    板と位置決め溝壁面間に位置決め固定されている融着機
    の電極固定構造。
JP27946592A 1992-09-24 1992-09-24 融着機の放電電極固定構造 Expired - Lifetime JP3122256B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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