JPH06110207A - 着色性樹脂組成物 - Google Patents
着色性樹脂組成物Info
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- JPH06110207A JPH06110207A JP25923792A JP25923792A JPH06110207A JP H06110207 A JPH06110207 A JP H06110207A JP 25923792 A JP25923792 A JP 25923792A JP 25923792 A JP25923792 A JP 25923792A JP H06110207 A JPH06110207 A JP H06110207A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】着色性樹脂組成物の組成をアクリル樹脂、着色
剤、分散剤、及び溶剤からなるアクリル系着色性樹脂組
成物において、一種または、二種以上の溶剤を用いる場
合、少なくとも一種の溶剤を2-ヘプタノンであり、その
添加量を全組成物の7重量%以上とする。 【効果】着色樹脂組成物の経時安定性を大きく向上させ
ることができる。これにより、製造されるカラーフィル
ターの品質を安定化することができる。又、着色樹脂組
成物の製造バッチを大きくすることもでき、更に品質管
理の面でも有利となる。
剤、分散剤、及び溶剤からなるアクリル系着色性樹脂組
成物において、一種または、二種以上の溶剤を用いる場
合、少なくとも一種の溶剤を2-ヘプタノンであり、その
添加量を全組成物の7重量%以上とする。 【効果】着色樹脂組成物の経時安定性を大きく向上させ
ることができる。これにより、製造されるカラーフィル
ターの品質を安定化することができる。又、着色樹脂組
成物の製造バッチを大きくすることもでき、更に品質管
理の面でも有利となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置やビデオ
カメラのカラー化CCDに用いられるカラーフィルタ用
のアクリル系着色樹脂組成物に関する。
カメラのカラー化CCDに用いられるカラーフィルタ用
のアクリル系着色樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーフィルター等に用いられる
アクリル系着色樹脂組成物は、アクリル樹脂に、顔料、
及び分散剤を加え充分に混練して顔料を分散し、適当な
濃度に溶剤で希釈することで得られている。また、感光
性を持たせる場合には、上記組成に加え、光重合モノマ
ー及び重合開始剤を添加するのが一般的である。この
時、顔料としては以下の様なものが用いられる。
アクリル系着色樹脂組成物は、アクリル樹脂に、顔料、
及び分散剤を加え充分に混練して顔料を分散し、適当な
濃度に溶剤で希釈することで得られている。また、感光
性を持たせる場合には、上記組成に加え、光重合モノマ
ー及び重合開始剤を添加するのが一般的である。この
時、顔料としては以下の様なものが用いられる。
【0003】硫酸バリウム、亜鉛華、硫酸鉛酸化チタ
ン、黄色鉛、ベンガラ、郡青、紺青、酸化クロム、カー
ボンブラックなどの無機顔料、ベンチジンイエローG、
ベンチジンイエローGR、リソールファーストオレンシ
3GL、バルカンファーストオレンジGC、ピグメント
スカーレット3B、チオクンジゴマルーン、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、インダンスレン
ブルー、グリンーンゴールド、マカライトグリーンレー
キなどである。
ン、黄色鉛、ベンガラ、郡青、紺青、酸化クロム、カー
ボンブラックなどの無機顔料、ベンチジンイエローG、
ベンチジンイエローGR、リソールファーストオレンシ
3GL、バルカンファーストオレンジGC、ピグメント
スカーレット3B、チオクンジゴマルーン、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、インダンスレン
ブルー、グリンーンゴールド、マカライトグリーンレー
キなどである。
【0004】又、分散剤としては有機色素の誘導体が用
いられ、その母体となる有機色素としては、アゾ系、フ
タロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、
ペリレン系、ペリノン系、チオインジゴ系、ジオキサジ
ン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、トリフェ
ニルメタン系、金属錯塩系がある。
いられ、その母体となる有機色素としては、アゾ系、フ
タロシアニン系、キナクリドン系、アントラキノン系、
ペリレン系、ペリノン系、チオインジゴ系、ジオキサジ
ン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、トリフェ
ニルメタン系、金属錯塩系がある。
【0005】光重合モノマーとしては、2官能、多官能
モノマーが用いられ、2官能モノマーとして、1.6−
ヘキサンジオールジアクリレリート、エチレングルコー
ルジアクリレリート、ネオペンチルグリコール、ジアク
リレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ビ
ス(アクリロキシエトキシ)ビスフェノールA、3−メ
チルペンタンジオールジアクリレート等があり、多官能
モノマーとしてトリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イソシアネート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタアクリレート等がある。
モノマーが用いられ、2官能モノマーとして、1.6−
ヘキサンジオールジアクリレリート、エチレングルコー
ルジアクリレリート、ネオペンチルグリコール、ジアク
リレート、トリエチレングリコールジアクリレート、ビ
ス(アクリロキシエトキシ)ビスフェノールA、3−メ
チルペンタンジオールジアクリレート等があり、多官能
モノマーとしてトリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリス
(2−ヒドロキシエチル)イソシアネート、ジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタアクリレート等がある。
【0006】光重合開始剤としては、アセトフェノン、
ベンゾフェノン、ベンジルジメチルケタール、ベンゾイ
ルパーオキサイド、チオキサンソン、イミダゾール、ト
リアジン系のものが用いられる。
ベンゾフェノン、ベンジルジメチルケタール、ベンゾイ
ルパーオキサイド、チオキサンソン、イミダゾール、ト
リアジン系のものが用いられる。
【0007】ここで、希釈溶剤としては、上記の材料を
良く溶解するものであり、また、スピンコート法、ロー
ルコート法、バーコート法等で均一な塗膜を得ることの
できる有機溶剤が用いられる。一般的には、シクロヘキ
サノン、エチルセロソルブセロソルブアセテート、エチ
ルカルビトール、カルビトールアセテート、ジグライ
ム、キシレン、MIBK,MEKなどが用いられてい
る。
良く溶解するものであり、また、スピンコート法、ロー
ルコート法、バーコート法等で均一な塗膜を得ることの
できる有機溶剤が用いられる。一般的には、シクロヘキ
サノン、エチルセロソルブセロソルブアセテート、エチ
ルカルビトール、カルビトールアセテート、ジグライ
ム、キシレン、MIBK,MEKなどが用いられてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の組成のアクリル
系着色樹脂組成物は、製造直後では、スピンコート法、
ロールコート法、バーコート法を用いて均一な塗膜を形
成する事ができるが時間とともに、粘度の増加、チキソ
性の増加が生じ、塗布不良(白ヌケ、ムラ)が増加する
という問題がある。対策として低温保管などの処理が実
施されているが、作業性の上で非常に不利であり、経時
変化の少ない着色樹脂組成物が望まれていた。
系着色樹脂組成物は、製造直後では、スピンコート法、
ロールコート法、バーコート法を用いて均一な塗膜を形
成する事ができるが時間とともに、粘度の増加、チキソ
性の増加が生じ、塗布不良(白ヌケ、ムラ)が増加する
という問題がある。対策として低温保管などの処理が実
施されているが、作業性の上で非常に不利であり、経時
変化の少ない着色樹脂組成物が望まれていた。
【0009】
【課題が解決するための手段】本発明では、良好な塗布
性を失うこと無く、アクリル系着色樹脂組成物の経時安
定性を向上するための検討を行い、着色樹脂組成物中に
2−ヘプタノン(MAK)を7重量%以上添加する事で
経時安定性を向上しうることを見出した。具体的な経時
変化は図6に示す様に経過日数にほぼ関係なく使用しう
るのは着色樹脂組成物中に2−ヘプタノン(MAK)を
7重量%以上添加する場合である。
性を失うこと無く、アクリル系着色樹脂組成物の経時安
定性を向上するための検討を行い、着色樹脂組成物中に
2−ヘプタノン(MAK)を7重量%以上添加する事で
経時安定性を向上しうることを見出した。具体的な経時
変化は図6に示す様に経過日数にほぼ関係なく使用しう
るのは着色樹脂組成物中に2−ヘプタノン(MAK)を
7重量%以上添加する場合である。
【0010】アクリル系着色樹脂組成物の経時増粘の原
因としては、アクリル樹脂の構造的な粘性の増加、又
は、分散剤の溶液中の拡がりの悪化による顔料の凝集が
考えられ、いずれも、希釈溶剤の経時による溶解性の悪
化に起因しているものと考えられる。
因としては、アクリル樹脂の構造的な粘性の増加、又
は、分散剤の溶液中の拡がりの悪化による顔料の凝集が
考えられ、いずれも、希釈溶剤の経時による溶解性の悪
化に起因しているものと考えられる。
【0011】そこで、溶解性パラメーターがアクリル樹
脂に比較的近い溶剤を選び、着色樹脂組成物と混合の
上、経時安定性を検討した結果、前述の通り、2−ヘプ
タノンを用いることで経時安定性を大きく向上できる事
が確認された。更に、検討を進めた結果、上記2−ヘプ
タノンの添加量は、樹脂組成物全量に対して7%未満で
あると経時安定性向上の効果が低く、本発明による効果
を得るためには、組成物全量の7重量%以上必要である
ことが確認した。このことは図6から容易に読み取る事
ができる。
脂に比較的近い溶剤を選び、着色樹脂組成物と混合の
上、経時安定性を検討した結果、前述の通り、2−ヘプ
タノンを用いることで経時安定性を大きく向上できる事
が確認された。更に、検討を進めた結果、上記2−ヘプ
タノンの添加量は、樹脂組成物全量に対して7%未満で
あると経時安定性向上の効果が低く、本発明による効果
を得るためには、組成物全量の7重量%以上必要である
ことが確認した。このことは図6から容易に読み取る事
ができる。
【0012】
【作用】このため、主成分となる希釈溶剤としては、ア
クリル樹脂、分散剤、光重合モノマー、重合開始剤、等
に対する良好な溶解性をもち、且つ、スピンコート法、
ロールコート法、バーコート法、等で均一な塗膜を形成
し得る特性を持つ溶剤を比較的自由に選定する事が可能
である。
クリル樹脂、分散剤、光重合モノマー、重合開始剤、等
に対する良好な溶解性をもち、且つ、スピンコート法、
ロールコート法、バーコート法、等で均一な塗膜を形成
し得る特性を持つ溶剤を比較的自由に選定する事が可能
である。
【0013】<実施例1>以下、本発明による実施例を
示す。アクリル樹脂(メタクリル酸20部、ヒドロキシ
メタクリレート15部、メチルメタクリレート10部、
ブチルメタクリレート55部をシクロヘキサノン300
部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリ
ル0.75部を加えて70℃、5時間反応によって得ら
れたアクリル樹脂)を、樹脂濃度20%になるようにシ
クロヘキサノンで希釈した。この希釈樹脂82.4gに
対し、緑顔料16gと、分散剤1.6gを加え、十分混
練し、緑色の着色樹脂を得た。以下、使用した顔料及び
分散剤を示す。
示す。アクリル樹脂(メタクリル酸20部、ヒドロキシ
メタクリレート15部、メチルメタクリレート10部、
ブチルメタクリレート55部をシクロヘキサノン300
部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビスイソブチルニトリ
ル0.75部を加えて70℃、5時間反応によって得ら
れたアクリル樹脂)を、樹脂濃度20%になるようにシ
クロヘキサノンで希釈した。この希釈樹脂82.4gに
対し、緑顔料16gと、分散剤1.6gを加え、十分混
練し、緑色の着色樹脂を得た。以下、使用した顔料及び
分散剤を示す。
【0014】顔料 リオノールグリーン2YS(東洋インキ製造(株)製
C.I.ピグメントグリーン36)6.75gとリオノ
ーゲンエロー3G(東洋インキ製造(株)製C.I.ピ
グメントエロー154)2.25gとの混合物
C.I.ピグメントグリーン36)6.75gとリオノ
ーゲンエロー3G(東洋インキ製造(株)製C.I.ピ
グメントエロー154)2.25gとの混合物
【0015】分散剤 下記の銅フタロシアニン誘導体 CuPC(SO2 N(C18H37)2 )2
【0016】次に、この着色樹脂100gに対して、ト
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が20%となるよ
うにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶液1
00gにMAK11gを加え、全体の固形分を18.0
%とした。
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が20%となるよ
うにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶液1
00gにMAK11gを加え、全体の固形分を18.0
%とした。
【0017】この緑色樹脂組成物を、ガラス基板に10
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したが、図7に示す様に初期からの増
粘は無かった。又、保存後に上記同様の塗布を行った
が、同じくムラのない均一な塗布膜を得た。
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したが、図7に示す様に初期からの増
粘は無かった。又、保存後に上記同様の塗布を行った
が、同じくムラのない均一な塗布膜を得た。
【0018】このような着色樹脂組成物の用途は限定し
ないが、例えばカラーフィルターの製造にもちいる場
合、図1の様な工程に用いられる。具体的には、図2の
様に基板1上に着色樹脂組成物2を塗布形成し、図3の
様に酸素遮断膜3を塗布形成し、図4の様にマスク4で
パターン露光し、現像することで図5のようなパターン
形成を繰り返してカラーフィルタを形成する。ここで、
着色樹脂組成物2がムラのない均一な塗布膜であるた
め、カラーフィルタの最終形状も良好となった。
ないが、例えばカラーフィルターの製造にもちいる場
合、図1の様な工程に用いられる。具体的には、図2の
様に基板1上に着色樹脂組成物2を塗布形成し、図3の
様に酸素遮断膜3を塗布形成し、図4の様にマスク4で
パターン露光し、現像することで図5のようなパターン
形成を繰り返してカラーフィルタを形成する。ここで、
着色樹脂組成物2がムラのない均一な塗布膜であるた
め、カラーフィルタの最終形状も良好となった。
【0019】なお、この他に酸素遮断膜を用いない図8
の工程の場合もあるが、この場合具体的には、図9の様
に基板1上に着色樹脂組成物2を塗布形成し、図10の
様にマスク4でパターン露光し、現像することで図11
のようなパターン形成を繰り返してカラーフィルタを形
成する。この場合でもカラーフィルタの最終形状も良好
となった。
の工程の場合もあるが、この場合具体的には、図9の様
に基板1上に着色樹脂組成物2を塗布形成し、図10の
様にマスク4でパターン露光し、現像することで図11
のようなパターン形成を繰り返してカラーフィルタを形
成する。この場合でもカラーフィルタの最終形状も良好
となった。
【0020】<実施例2>アクリル樹脂(メタクリル酸
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
【0021】次に、この着色樹脂100gにたいして、
トリメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が19.4%とな
るようにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶
液100gにMAK7.5gを加え、全体の固形分を1
8.0%とした。
トリメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が19.4%とな
るようにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶
液100gにMAK7.5gを加え、全体の固形分を1
8.0%とした。
【0022】この緑色樹脂組成物を、ガラス基板に10
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したが、図7に示す様に初期からの増
粘は無かった。又、保存後に上記同様の塗布を行った
が、同じくムラのない均一な塗布膜を得た。
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したが、図7に示す様に初期からの増
粘は無かった。又、保存後に上記同様の塗布を行った
が、同じくムラのない均一な塗布膜を得た。
【0023】<比較例1>アクリル樹脂(メタクリル酸
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアゾビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
【0024】次に、この着色樹脂100gに対して、ト
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が18.0%とな
るようにシクロヘキサノンで希釈した。
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が18.0%とな
るようにシクロヘキサノンで希釈した。
【0025】この緑色樹脂組成物を、ガラス基板に10
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。しか
し、この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存した
あと粘度の変化を測定したところ図7に示す様に、初期
から4.2cpsの増粘がみられた。又、保存後に上記
同様の塗布を行ったところ、基板中央部膜厚が大きくな
り、色むらとして確認された。
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。しか
し、この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存した
あと粘度の変化を測定したところ図7に示す様に、初期
から4.2cpsの増粘がみられた。又、保存後に上記
同様の塗布を行ったところ、基板中央部膜厚が大きくな
り、色むらとして確認された。
【0026】<比較例2>アクリル樹脂(メタクリル酸
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアソビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
20部、ヒドロキシメタクリレート15部、メチルメタ
クリレート10部、ブチルメタクリレート55部をシク
ロヘキサノン300部に溶解し、窒素雰囲気下でアソビ
スイソブチルニトリル0.75部を加えて70℃、5時
間反応によって得られたアクリル樹脂)を、樹脂濃度2
0%になるようにシクロヘキサノンで希釈したこの希釈
樹脂82.4gに対し、緑顔料16gと、分散剤1.6
gを加え、十分混練し、緑色の着色樹脂を得た。使用し
た顔料及び分散剤は実施例と同様である。
【0027】次に、この着色樹脂100gに対して、ト
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が19%となるよ
うにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶液1
00gにMAK5.4gを加え、全体の固形分を18.
0%とした。
リメチロールプロパントリアクリレート10.0g、
4、4’−ジエチルアミノベンゾフェノン2.0gを加
えて良く攪拌し、更に、全体の固形分が19%となるよ
うにシクロヘキサノンで希釈した。この緑色樹脂溶液1
00gにMAK5.4gを加え、全体の固形分を18.
0%とした。
【0028】この緑色樹脂組成物を、ガラス基板に10
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したところ、図7に示す様に初期から
3.7cpsの増粘がみられた。又、保存後に上記同様
の塗布を行ったところ、基板中央部の膜厚が大きくな
り、色ムラとして確認された。
00rpm/10秒間の条件でスピンコート法を用いて
塗布したところ、ムラのない均一な塗布膜を得た。又、
この緑色樹脂組成物を、40℃で10日間保存したあと
粘度の変化を測定したところ、図7に示す様に初期から
3.7cpsの増粘がみられた。又、保存後に上記同様
の塗布を行ったところ、基板中央部の膜厚が大きくな
り、色ムラとして確認された。
【0029】
【発明の効果】本発明による溶剤を着色樹脂組成物中に
7重量%以上添加する事により、着色樹脂組成物の経時
安定性を大きく向上させることができる。これにより、
製造されるカラーフィルターの品質を安定化することが
できる。又、着色樹脂組成物の製造バッチを大きくする
こともでき、更に品質管理の面でも有利となる。
7重量%以上添加する事により、着色樹脂組成物の経時
安定性を大きく向上させることができる。これにより、
製造されるカラーフィルターの品質を安定化することが
できる。又、着色樹脂組成物の製造バッチを大きくする
こともでき、更に品質管理の面でも有利となる。
【0030】
【図1】本発明を用いたカラーフィルターの製造方法の
工程図。
工程図。
【図2】図1の製造方法のカラーフィルターの製造途中
の断面図。
の断面図。
【図3】図1の製造方法のカラーフィルターの製造途中
の断面図。
の断面図。
【図4】図1の製造方法のカラーフィルターの製造途中
の断面図。
の断面図。
【図5】図1の製造方法のカラーフィルターの完成断面
図。
図。
【図6】2−ヘプタノン添加量に対する40℃10日保
存の粘度変化グラフ
存の粘度変化グラフ
【図7】40℃保管での各実施例の粘度変化グラフ
【図8】本発明を用いたカラーフィルターの別な製造方
法の工程図。
法の工程図。
【図9】図8の製造方法のカラーフィルターの製造途中
の断面図。
の断面図。
【図10】図8の製造方法のカラーフィルターの製造途
中の断面図。
中の断面図。
【図11】図8の製造方法のカラーフィルターの完成断
面図。
面図。
1…基板 2…着色樹脂組成物 3…酸素遮断膜 4…マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/038
Claims (2)
- 【請求項1】アクリル樹脂、着色剤、分散剤、及び溶剤
からなるアクリル系着色性樹脂組成物において、一種ま
たは、二種以上の溶剤を用いる場合、少なくとも一種の
溶剤が2−ヘプタノンであり、その添加量を全組成物の
7重量%以上とする事を特徴とする着色性樹脂組成物。 - 【請求項2】請求項1の着色性樹脂組成物に、感光剤、
光重合モノマーを加えた、感光性を持つ着色性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25923792A JPH06110207A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 着色性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25923792A JPH06110207A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 着色性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06110207A true JPH06110207A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17331315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25923792A Pending JPH06110207A (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 着色性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06110207A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS591575A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-06 | Hitachi Chem Co Ltd | 被覆用ワニス |
| JPH01164938A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-06-29 | Hoechst Celanese Corp | 光重合可能な組成物及び写真部材 |
| JPH023045A (ja) * | 1988-06-20 | 1990-01-08 | Konica Corp | 着色画像形成材料の製造方法 |
| JPH02203347A (ja) * | 1989-01-31 | 1990-08-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | 着色画像形成用感光性組成物 |
| JPH03141355A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-17 | Mitsubishi Kasei Corp | 平版印刷版の製造方法 |
| JPH03153780A (ja) * | 1989-11-10 | 1991-07-01 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | カラーフィルター用着色組成物 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP25923792A patent/JPH06110207A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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|---|---|---|---|---|
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